コロナが不隠な動きを見せる中で、人々が大移動してますが
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- 2021/12/31(Fri) -
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予測不可能な展開を見せるコロナ禍は、発生からほぼ2年を経過し、いまなお先行きは不透明です。
当初は2021年中には収束するだろうと思っていましたが、繰り返す流行の波は訪れるたびに高くなります。 欧米では今まさに、過去最多の感染者数を出す最大の波に飲み込まれています。 一方で日本は奇跡とも思えるほどの平穏な状況でしたが、しかしこのところ不隠な動きを見せています。 医療機関によってそれぞれ状況は異なりますが、いろんな意味でみなコロナ禍では苦労しています。 医療従事者自ら感染のリスクに晒されながら、その使命感をまっとうしている方々には、頭が下がります。 当院などはただ、発熱外来でトリアージを行っているだけですが、恐怖を感じていた頃もありました。 飲食業や旅行業などとはまた別の意味で、医療機関でも一般患者の外来受診が減りました。「受診抑制」です。 しかし厚労省からの補助金のおかげで、発熱外来をやっている当院などはまだ救われた方です。 大きな補助金案件は昨年から数件あり、申請資格のあるものには全て応募しました。 そのほとんどが、Windows版のExcelベースの申請書で、Macユーザーの私にはかなり苦痛で苦労しました。 締切はせかすのに交付決定が遅く、令和2年度の補助金のひとつは、まだ最終的な精算が終わっていません。 そんな中で例外的なのは、今年10月から12月の経費に対する補助金でした。 「医療機関等の事務の簡素化の観点から、領収書等の添付を省略し、電子申請を原則とする」とは嬉しい。 厚労省のサイトの申請フォームに、医療機関情報と経費の内容・金額を入力するだけですべて完了です。 領収証は自分で保存しといてね、という優しい態度には打たれます。困っている人のための補助金ですからね。 このように補助金申請は簡便かつ「性善説」を基本とすべきです。もちろん不正受給は厳しく罰してください。 |
感染者が減っている間にワクチン接種
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- 2021/06/28(Mon) -
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毎日の診療は、一般診療・発熱外来・子どもの予防接種・新型コロナワクチン接種、の4つに大別できます。
時間的・空間的分離には気を付けていますが、ときに不本意ながらニアミスもあり、やりくりに苦労します。 HPVワクチン接種希望者が、最近増えてきました。 しかも対象学年ギリギリの高1だけでなく中学生のお子さんも多く、何か好ましい変化が起きているようです。 新型コロナワクチンのおかげで「筋注」が市民権を得たのか、拒否反応が軽減してきたのかもしれません。 乳児に注射をすれば、みな大泣きします。注射する前から泣きます。同時接種の本数だけギャン泣きします。 泣き終わった後は、甘い甘い、ロタウイルスワクチンというご褒美が待っています。 幼児になると、注射が平気な子と嫌がる子に分かれます。大泣きして暴れる子、逃げ出してしまう子もいます。 適度に知恵が付いた年頃の子に対しては、子供だましの定番の作戦がありますが、昨日来た子の場合、 「おとなの注射器と、赤ちゃんの注射器、どっちにしようか?」 「・・・どっちも、いや!」 そうきますか。 |
そして衣笠に並ぶ
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- 2018/05/09(Wed) -
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当ブログは、6年前の4月16日からずっと、連続投稿記録を更新中です。
今日でちょうど、2215回連続になりました。数の上では、衣笠祥雄氏の連続出場記録に並んだわけです。 衣笠氏が「鉄人」なら、私は「跌人」か。いや、これはウケる。 かように、どうでもいいことを書くのが当ブログの特色ですので、ご存じとは思いますが、念押ししときます。 診療においてはしかし、このようなオカシナ事ばかりを言ってはおれません。 とくにお子さんのお母さん方は、とても真剣です。何でもきちんと説明して、安心させてあげることが大事。 一方で、安定した生活習慣病の中高年女性は、世間話や多少の軽口がお好きなようです。 私がオカシナ事をしゃべっても、笑顔で受け入れてくれるので、助かります。 良い季節なのに、行きがかり上、私はまだ自転車通勤を再開していません。 農道を走る私の姿を今年はまだ見かけないのだが、どうしたのですか、というご指摘も頂戴しています。 開業して10年半を経て、私もだいぶ、地域に溶け込んできたようです。 私事ですが、本日、初孫が誕生しました。女の子です。まだ顔は見てませんが、可愛いにきまってます。 「そして爺になる」なんてフレーズを、軽やかに思い浮かべました。 |
ネット納税あれこれ
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- 2017/11/24(Fri) -
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「ふるさと納税、返礼品見直しで『減少』6割 」
新聞の見出しを見て最初は、6割も減ったのかと驚いたのですが、ちょっと違う。 「6割減少」ではなくて「『減少』6割 」。前年よりも減ると予想する自治体が、6割だということ。なんだ。 返礼品競争の加熱に対して自粛を求めた総務省の通知によって、返礼品の内容はたしかに、渋くなっています。 毎年ふるさと納税している私から見ても明らかに、最近は質が落ちてますね。 かといって怒るわけにもいきません。本来のふるさと納税の趣旨からは、返礼品など関係ないはず、ですから。 そんなことを思いながら今日は、年末駆け込みのふるさと納税をしました。戦利品は、鶏肉と米とジュース。 納税と言えば、今年から国税のクレジットカード納付ができるようになってますね。 そこで今日は「国税クレジットカードお支払サイト」から、消費税と法人税などの納付もしてみました。 サイト自体は、トヨタファイナンスが運営するものなので、さすがに官製のものよりもソフトな仕上がりです。 しかし、詳しいマニュアルや見本がないのは不親切。記入しながら不安になりました。 税目ごとに最初から全部入力しなければならないシステムも、かなり面倒。来年以降の改善に期待します。 カード納付の最大の問題点は、決済手数料がやたらに高いことですね。 「手数料は国の収入になるものではありません」という国税庁。つまり、トヨタファイナンスに入るわけです。 その手数料の総額って、膨大でしょうね。それをトヨタファイナンスが独り占めですか。 トヨタといえば、自民党への政治献金のトップ企業。納税の手数料は、最終的に自民党に流れるのでしょう。 |
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