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OSをダウングレードする
- 2022/06/28(Tue) -
現在、院内で電子カルテのクライアント端末として使っているMacのOSは、どれも古いものばかりです。
電カル用ソフトウェアの現バージョンが古く、したがって端末の動作環境にも古いOSが要求されるからです。

本当は、電カルを新バージョンにしたいのですが、そうすると今度は、新しいOS環境が必要になります。
その新しいOSを快適に走らせるためには、ハード(Mac)も新しくなければなりません。

「ソフト更新→そのためにOS更新→そのためにハード更新」という連鎖は、昔からよく経験することです。

調べてみると、新バージョンに必要なMacOSは10.13以上。一方で旧バージョンが走るOSは10.14まで。
てことは、MacOS 10.13か10.14が入ったMacであれば、新旧両方の電カルソフトを稼働できますね。
1台のMacで新旧の電カルが両方走れば、切り替えの過渡期を乗り切るのがとても楽になるはず。

さっそく、昨年購入したiMacに白羽の矢を立てましたが、確認してみるとOSは10.15じゃないですか。
購入時のOSは10.14だったのに、何かの拍子に私がうっかり10.15に上げてしまっていたようです。

でも大丈夫。MacはOSを更新したあとでも、購入時のOSバージョンにダウングレードすることができます。
そのための魔法のキーは、「shift + option + command + R」を押しながら再起動すること。
だいぶ時間がかかりましたが、新旧ソフトの両方が稼働できる(はずの)、電カル端末の誕生です。
今回の件で得た教訓は、「必要もないのに不用意にOSを更新しないこと」ですね。

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揺れが来れば思い出す
- 2022/06/26(Sun) -
新型コロナ。日本各地の新規感染者数が、前の週よりも増え続けています。肌感覚でも、増えてます。
発熱外来の予約の勢いが衰えていません。今日も、だいぶお断りしたほどです。陽性率もまだ高い。

などと書いている時に、久々に揺れましたね。地震。我が家の近辺は震度3ですか。そんなものですか。
このように地震が起きたり、あるいは雷鳴を聞いた時に思い出すのは、私の場合、停電の恐怖です。

電子カルテ用端末の停電対策として、開院時には定石通り「無停電電源装置(UPS)」を数台導入しました。
でも考えてみると、院内の重要な機器には、通常のUPSでは補助できないものがたくさんあります。
例えば、大型複合機やワクチン保管用の保冷庫は、消費電力が大きくてバックアップは無理です。

熊本地震の本震の翌朝、クリニックに駆けつけて最初に確認したのは、保冷庫の庫内温度でした。
その時には電源は入っており、温度表示は4度でしたが、夜中に停電が起きていた可能性はあります。
さいわい当時の気温・室温なら、数時間程度の停電があったとしても、庫内温度は許容範囲だったはずです。
ですがより大容量の、本格的な蓄電または発電設備が必要だと、その時には痛感しました。

最近取り組んでいる「院内ネットワーク」の整備をしながら、同時に停電対策の再整備も始めたところです。
電子カルテ端末だけでなく、ハブにも電源バックアップが必要なことに、今更のように気付きました。
サーバーをノートPC(MacBook Pro)に切り替えたのは、いま思えば停電対策としても理にかなっています。
それはクライアントも同じこと。危機管理としては、ノート型を見直すべきなのかもしれません。

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MacBook Proの予備サーバー化は予想外に便利
- 2022/06/19(Sun) -
日頃自宅で使っているMacBook Proに、試しに、電子カルテのサーバー(鯖)をインストールしてみました。

突然の「鯖落ち」に備えて「予備鯖」の準備が必要なことは、2週間ほど前にも書いた通りです。
あの緊急事態の際に予備鯖として急遽起用したクライアント機は、いまだに鯖として稼働し続けています。
なので現在、クライアント機が1台不足した状況が続き、診療に少なからず支障をきたしています。

これを打開するために、現在自宅で使用中のMacBook Proを予備鯖として使おうと考えたわけです。
実はこれは、簡単なことではありません。鯖用として使うPCには、厳しい条件があるのです。
基本的スペックはもちろんですが、余計なソフトがインストールされていないことが重要です。
たとえば、ウイルスチェックソフトが作動すると、確実に鯖トラブルの元です。
当院で採用している電カルシステムの場合、インターネットにつながっていないことも重要条件のひとつ。

余計なものを徹底的にそぎ落とし、電カル関連ソフトだけをインストールした状態が理想なのです。

2週間ほど悩んだ挙げ句に、ついに思いついたのが、Mac内に専用の「別アカウント」を作ることでした。
たったそれだけのことですが、使ってみると目からウロコ。鯖環境としてあまりに快適じゃないですか。

今日の診療後、現鯖のデータをUSBにバックアップし、帰宅後それを予備鯖にロードして起動してみました。
なんと、今日の診療内容がすべて閲覧できます。当たり前です。これはデータのバックアップにもなります。

もちろん自宅に予備鯖があっても意味が無いので、明日からは毎日クリニックに持ち運ぶことになります。
自宅で電カルをチェックしたり、診療集計などができるのは、かなり便利です。早くこうすりゃ良かった。
なお、重要データの持ち出しなので、盗難・紛失への備えとして、強いパスワード管理は必須ですね。

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院内隔離室は、小さくてもたくさんあった方がいい
- 2022/06/18(Sat) -
当院を受診される方を大別すると、
(1)コロナではない:生活習慣病等の慢性疾患で通院中の方や、予防接種のために来院された方など
(2)コロナではなさそう:呼吸器や消化器症状があるが、状況等により、コロナの可能性が低いと思える方
(3)もしかするとコロナ:症状と状況から、コロナの可能性を考慮すべき方
(4)たぶんコロナ:濃厚接触+有症状など、コロナの疑いが強い方
(5)コロナ:確定診断後の再診者など

発熱外来の経験上、(2)でも油断してはならないことはわかっています。極論すれば(1)だって同じ。

ほぼ全ての受診者が、濃淡はあれコロナの疑いがあるのであれば、全員を互いに隔離しなければなりません。
そのためいまは患者さんの自家用車を、個室待合室代わりに使わせてもらっています。
しかし院内での検査・処置・点滴等が必要な場合があり、院内隔離のやりくりで苦労することになります。

なので時々思うのは、隔離診察室をもっとたくさん作っときゃ良かった、ということ。
小さな診察室を10部屋ぐらいずらっと並べて、各部屋には駐車場から直接入れるようにドアを付けます。
その出入口の反対側には、スタッフがバックヤードから出入りするためのドアを付けます。

受診者がみな自家用車で来るとは限りません。徒歩や自転車やタクシーで来院される方もいます。
車が無いと順番待ちや検査結果待ちのための場所がないので、院内の隔離室を長時間占有されてしまいます。
そのような方のためだけでなく、採血や点滴などのためにも、個室は複数必要で多いほどいいのです。
いまから開業しようという方には、「駐車場から直接入れる多数の個室」を作ることをオススメします。

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久々の「鯖落ち」
- 2022/06/04(Sat) -
久々に、電子カルテのサーバーがダウンしました。いわゆる「鯖落ち」です。
もちろん原因は、アクセスの集中とかサイバー攻撃(テロ)とかではなく、単にサーバー機 (Mac)の故障です。

サーバー室(院長室)の冷房を入れるのをずっと怠っていたため、ついにMacが夏バテしたようです。
今朝出勤してサーバーを立ち上げると、「ジャーン」と音がしたままフリーズ。立ち上げ直しても同じ。

このMacには早々に見切りを付けて、予備サーバーを立ち上げました。院長室で使っていた別のMacです。
データは外付けSSDにバックアップしていたので、これを接続して無事、「新鯖」が立ち上がりました。
が、クライアントの挙動がおかしい。動きが鈍い。OSが良くないのか、他のソフトとの衝突かもしれません。

そこでどうしたかと言えば、クライアント機のひとつをサーバーにしてしまう作戦。想定内の手法です。
実は万一に備えて、クライアントのうちの2台にも、サーバーソフトをインストールしておいたのでした。
その「万一」が今日、訪れたわけです。ややパワー不足のマシンですが、なんとか今日1日、乗り切りました。

つくづく思うのは、日々のデータのバックアップをとっておいて良かったという、ごく当たり前のことです。
外付けメディアにデータを保存する作業には、毎晩10分程度を要しますが、これを怠ってはなりません。
手抜きしてバックアップしなかった時に限って、重大なトラブルが起きるのです。

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二度手間な発生届もやむなし
- 2022/05/23(Mon) -
熊本県の新規感染者数は248人。連休中の検査数が不規則な時期を除くと、2カ月ぶりの低水準でした。

検査体制が通常通りに戻ったいま、感染者の発表数が最も少ないのが月曜で、最も多いのが火曜です。
前にも書いたように、土日には検査が減り、そのしわ寄せが月曜に来て、さらに報告が1日遅れになるのです。

当院の発熱外来では、発熱患者専用ダイヤル等から紹介を受けた方の受診が最も多いのは、日曜日です。
検査結果は月曜の午後以降に判明し、陽性者の発生届を出すのは月曜の夕方から夜になります。その流れは、
(1)検査センターからの結果報告(FAXと電話)
(2)受診者への電話連絡
(3)発生届等のFAX送信
(4)保健所への電話連絡

この一連の作業は、診療の合間に(診療を一時中断しながら)なる早で行わなければなりません。
迅速な届出のためには手間のかかるHER-SYS入力などできず、FAXしていることは前にも書いた通りです。

しかし私がFAXで出した発生届けは結局、保健所の方がHER-SYSに代行入力することになります。
早く届け出るために私がしていることが、保健所の仕事を増やすという、申し訳ないことになっているのです。

ついに保健所は、FAX送信した発生届は、あとでHER-SYSでも入力するようにと要請してきました
(5)HER-SYS入力

二度手間感は拭えませんが、これもお務めと考えて、今では休診日にまとめて入力するようにしています。

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「抗原定性検査」を、以前よりも使うようになっています
- 2022/05/15(Sun) -
日曜日は相変わらず、市内一円、市外からも発熱外来受診者が訪れますが、今日もあまり減ってない印象です。
そんな中で、少し考え方を変えたことがあります。それは「抗原定性検査」の割合を増やしたことです。

PCR検査に比べて感度が低いことが分かっているので、これまで私はあまり行ってきませんでした。
唾液が溜めきれない幼小児とか、あるいは高齢者に限定して行っていました。
しかし今は、やや症状の重い方に対して、早く白黒をつけるために、時々抗原検査を行うことがあります。

今日もそのような理由(等)で、一部の方に抗原検査を行ったところ、2名が陽性でした。
PCR検査とは異なり、その場ですぐに結果が出るので、保健所への届出がすぐにできることはメリットです。
そうすれば、入院の必要があればすぐに動き出すことができます。必要なら「特効薬」の処方も可能です。

抗原定性検査は、発症からの期間や検体採取法が適切かどうかによって、偽陰性率が変わってきます。
当院では原則として、患者さん本人や保護者の方に検体採取をしていただくので、その点がいちばん問題です。

「自分でやるの?」とか「深さ2cmでいいの?」と聞かれることもありますが、規定ではそうなっています。
なので良い検体採取をしていただくため、そばに立って「指導」します。
その際に大事なのは、たとえ防護具を着けていても、患者さんの正面には立たないことです。
クシャミの「しぶき」だけは絶対に浴びないようにするのが、発熱外来の基本中の基本なのです。

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「第○波」というより、ずっと「潮位」が上がってますけど
- 2022/05/11(Wed) -
ついに5日連続です。熊本も東京も福岡も、新型コロナ感染者数が5日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。

発熱外来をやっていれば、このところ感染が再拡大していることが肌感覚でわかります。
ところが、今日のNHKニュースを見ていると、東京では発熱外来受診者が思いのほか減っているといいます。
もしかすると九州の感染拡大は、東京よりも先行しているのかもしれません。沖縄と宮崎は過去最多でしたし。

5/7-8の土日の当院の発熱外来のPCR陽性率は60%でした。これは2月の感染ピーク時に近い数字です。
陽性率が異常に高いときは、検査が追いついていない可能性を考慮する必要があります。

検査センターからPCRの結果連絡が入ると、診療を中断して患者さんに電話連絡し、次に発生届を出します。
この発生届をHER-SYSで入力しようとすると時間がかかるので、最近はFAXで送信するようにしています。

ところが今日、FAXで送信した場合にはあとでHER-SYSにも入力するようにと、保健所から連絡が来ました。
何言ってんの。そんな二度手間を課されるぐらいなら、診療終了後にまとめてHER-SYS入力しますよ。
そのかわり届出が何時間も遅くなりますけどね。それがイヤで私は、早さ優先でFAXを使っているのです。

保健所の事務作業を減らしてあげたい気持ちはありますが、その分を医療機関が負担するのは解せません。
医療機関の本分は、診療です。診察と検査と治療です。事務作業は最小限にさせていただきたい。
という私の考えを今夜、とてもやんわりと、極めて穏やかに、保健所に電話してご意見申し上げました。

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土曜日にしては、新規感染者数が多いけれども
- 2022/05/07(Sat) -
せっかく新規感染者数が減っていたところが、熊本も東京も今日は、1週間前の土曜日を上回る数字でした。
このように感染者数は前の週の同じ曜日と比較するのが常ですが、それは曜日による変動があるからです。

1週間のうち、新規感染者数が最も多くなるのは、たいてい火曜日(ときに水曜日)です。
その反対に、いちばん感染者数の報告が少ないのは、月曜日か日曜日です。
曜日によるこの変動は、検査実施数の偏りと検査センターの稼働曜日が限られることが、その原因です。

当院の場合、平日に採取したPCR検体は、時間帯にもよりますが、遅くとも翌日には結果が判明します。
ところが日曜日には検査センターが稼働していないので、日曜に採取した検体の検査は月曜に回されます。
今日のような土曜日に行ったPCR検査でも、多くの場合、検査は月曜にまわされます。
そしてそれらの結果が判明して私が発生届を出し、熊本県が発表する新規感染者に加わるのは火曜です。

つまり、休日やその翌日に発表される感染者数は少なく、その分、休日の2日後の感染者数が増えるわけです。

なので3連休の2日後に相当する今日は、通常の火曜日と同じ機序で、感染報告数が増えたとも考えられます。
今日発表の新規感染者数に限っては、検査態勢の「あや」による一時的な変動だと思いたいですね。

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減ったと思うのはまだ早い感染者数
- 2022/05/05(Thu) -
祝日だからでしょうか。今日の発熱外来は、10時前には夕方6時までの予約枠がほぼ埋まってしまいました。
これは、日曜日の当番医の時よりもハイペースです。

というわけで今日も、熊本県新型コロナ相談窓口に電話して、当院への紹介をストップしていただきました。
担当者はいつも、「あー、そうなんですねー」と寂しそうな声で応じてくれます。

全国の新規感染者数は減少傾向が続き、熊本も255人でした。木曜日としては明らかに減っています。
しかしながら何度も書いてきたように、検査態勢が手薄な日曜祝日後の数字は、アテにはなりません。
本当に減ったかどうかは、来週判断しましょう。
それにもしかすると、連休中の人の移動や行楽地等での密集で、翌週以降また感染者が増えるかもしれません。

とは言え、以前のように感染者数の数字の増減を見て一喜一憂することは、もうそろそろやめにしましょう。
病床のひっ迫率等は重要ですが、感染者数自体を以前と同じ重みで受け止めるべきかどうかは疑問です。

ただし、コロナ診療の玄関口とも言える当院のような発熱外来では、感染者数の推移にはとても敏感です。
とくに、発熱外来受診者の数、陽性率、濃厚接触者以外の感染者数などは、今後を占う重要な情報です。

なので、感染者の年齢と診断日など最小限の情報を、リアルタイムで登録・参照できる仕組みが欲しいですね。
いまの発生届は、感染者情報と将来の分析に必要な項目を盛り込みすぎて、迅速な入力には不向きなのです。

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コロナ禍で4回目の休日当番医
- 2022/05/01(Sun) -
休日当番医でした。7〜8カ月毎に順番が回ってくる当番医ですが、コロナ禍渦中では4回目です。

受診者は74人。そのうち58人にPCR検査を、11人に抗原検査を行うという、ほぼ「発熱外来当番医」でした。
前回、昨年9月の当番医は、第5波が峠を越えた頃でした。PCR検査数は32件、そのうち陽性は5人でした。
その前の、昨年2月の当番医は、第3波の終盤でした。PCR検査数は18件。陽性者はいませんでした。
その前は、一昨年の7月。第2波の序盤。東京都の新規感染者数が100人を超え始め、大騒ぎしていた頃です。

いま、1日の新規感染者数は東京で数千人、熊本で数百人。驚愕の数値なのに、慣れてしまいましたね。
3年前には想像もつかなかった世界に、いま私たちは生きています。

同じようなことを、熊本地震後にも考えたことがあります。あの出来事も私の人生観や価値観を変えました。
その熊本地震から間もない、いまからちょうど6年前の5月1日も、休日当番医でした。

サンピアンは内部が損壊して営業しておらず、フェンスが張られ、ゴーストタウンのようになっていました。
当院前のゴミ置き場に投棄された生ゴミが腐敗し、周辺一帯に猛烈な悪臭を放ち、カラスが群れていました。
不法投棄なのでゴミ処理業者は回収してくれず、連休中なので役所も動きません。
あちこちにお願いして回り、なんとか当番医の前日に、生ゴミをすべて撤去していただきました。

そのようにして地震からは着実に復旧が進み、希望が持てたのですが、コロナ禍はなんともいけませんね。
長い目で見て、感染者や重症者・死亡者は明らかに減る方向だとは思いますが、なにしろ波があります。
しかも波は来るたびに高くなり、まるで次々に「本震」が更新されているようにも思えてイヤですね。

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新規感染者の届け出作業にムダがありすぎ
- 2022/04/29(Fri) -
PCR検査や抗原検査で陽性(=新型コロナ感染)と診断した場合、熊本市の医療機関は3つの届出が必要です。

(1)発生届(「HER-SYS」入力またはFAX)
氏名、生年月日、住所、電話番号などの個人情報や、検査法と日付、症状や持病、予防接種歴等を登録します。
原則として、HER-SYSのフォームへの「手入力」です。一人当たり数分を要す上に、記入ミスもあり得ます。

以前は私もHER-SYSに入力していましたが、いまはFAXでの発生届提出に切り替えています。
電子カルテのデータをそのまま発生届の体裁で印刷できるようにしたので、個人情報の記載ミスはありません。
予防接種歴や持病については追加入力が必要ですが、所要時間はせいぜい30秒程度でしょう。

(2)入院チェックシート(FAX)
氏名、生年月日、住所、電話番号などの個人情報と、症状や持病、入院の必要性、処方内容等を記載します。
すべて手書きしてFAXです。そしてお気づきのように、HER-SYSに入力した内容とかなりダブります。

そこで、発生届と同様に、電子カルテのデータをそのままチェックシートの体裁で印刷できるようにしました。

(3)保健所への電話連絡
氏名、生年月日、住所(区のみ)、電話番号を、口頭で連絡します。保健所の方がそれを聞いてメモします。
医療機関が届け出た(1)(2)と「突合」して、データに不足がないかを確認する重要な作業だそうです。

医療現場ではいま、新規感染者を診断するたびに、これだけの届出や連絡を強いられています。
もちろん重要な作業ではありますが、同じ情報を何度も入力・記載しなければならないムダに辟易しています。
最後の電話連絡など「ムダの総仕上げ」でしょう。もっとスマートな届出システムは構築できないんですかね。

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このところ風邪を引かないのだけど
- 2022/04/27(Wed) -
風邪を引いてませんね、もう2年以上は。たぶん多くの方が、そうでしょう。
新型コロナウイルス感染を防ぐためのさまざまな工夫が、そのまま風邪の予防にも役立っているわけです。

逆に言えば、もしも風邪を引いてしまったら、それはウイルス感染の防御が不十分だったことの証です。

乳幼児の風邪の診療には、とくに注意しなければなりません。軽症で元気でもコロナの可能性はあります。
なので私は、すべての風邪様症状の方は全員、コロナかもしれないと思って診療には慎重に臨んでいます。

そこまで神経質なのは、絶対に私が風邪を引いてはならないからです。もしも風邪を引いたら、
(1)新型コロナ感染も否定できないので、PCR検査を行った上で、結果が出るまで休診する必要がある
(2)風邪を引く(風邪ウイルスに感染する)こと自体が、私の感染防御の不備を認めることになる

しかし、このように厳しい感染防御を続けていると、こんどは風邪に対する私の免疫力低下が心配になります。

かつて、毎日何人もの風邪のお子さんを至近距離で診察し、ときには咳やくしゃみのしぶきを浴びてきました。
さまざまな風邪のウイルスを含む飛沫を繰り返し吸い込むことで、私の免疫が維持されてきたはずです。

その意味では、2年以上も風邪を引かないことは何の得にもなりません。私の免疫力は確実に低下しています。
なので少しでも診療で手抜きをするとすぐに風邪を引きそうで、いつまでたっても油断ができないのです。

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日曜日のPCR検査の結果は、当日中にはわかりません
- 2022/04/24(Sun) -
日曜日の発熱外来には、日頃かかりつけではない方の受診も多く、平日以上にさまざまな質問を受けます。

「保健所から濃厚接触者と認定されました。PCR検査はできますか?」
できます。何か症状があれば早めに検査をしましょう。症状が無いのなら、少し様子を見てもよいです。

ひと頃のように濃厚接触者をしらみつぶしにPCR検査をすることは、最近では控える風潮です。
しかし濃厚接触者であれば、たとえ無症状でも、ご希望ならPCR検査はできます。有症状なら検査は必須です。

「PCR結果の結果は、いつわかりますか?」
日曜のPCR検査の結果が出るのは、月曜の午後から夕方です。夜遅くになることもあります。

「もっと早くわからないのですか?」
月曜には出勤したいので、今日(日曜)中に結果を知りたいという無理難題。でもお気持ちはわかります。
しかし今日PCR検査の検体を採取しても、実際に委託先の検査会社で検査が行われるのは月曜なのです。

そして月曜の夕方PCR陽性と判明した場合、「新規感染者」としてカウントされるのは火曜になります。
このような理由で、休み明けの月曜日に発表される感染者数が、全国的に一番少なくなるわけです。

「家族はどうしたらよいですか?」
PCR陽性なら濃厚接触者となるので、結果が出るまでは注意してください。

家族がPCR検査中だと、本人は無症状でも出勤を禁じている職場があります。慎重な対応とは言えます。
しかしそのために(出勤したいがために)、家族のPCR検査を拒む方もいて、本末転倒です。

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上海ロックダウンの影響で、血液検査項目が減るかも
- 2022/04/21(Thu) -
中国の「ゼロコロナ」政策によって、上海はもう3週間以上都市封鎖(ロックダウン)されています。
いろんな製品の供給網が絶たれて、日本にも影響するんだろうなぁと思っていたら、さっそくそうなりました。

日々の血液検査で使う、某社の「真空採血管」の一部製品が、品切れになりそうです。
他の多くの製品と同様に、中国のどこかで製造して、上海を経由して日本に輸入されていたのでしょう。
輸送コストを加えてもなお、中国製を輸入した方がコストがかからない構造になってるんですね。

1年ほど前に「M1チップ搭載 MacBook Pro」を購入したときも、上海のラベルが付いた箱で届きました。
アルコール綿で拭き拭きしながら「開封の儀」を執り行ったことを思い出します。

MacどころかiPhoneの工場も、上海近隣の河南省鄭州市などにあって、流通や操業への影響は甚大です。
例の「TSMC」も打撃を受けているとのこと。こうなったら熊本工場を早く建てるしかないでしょう。

日本の新型コロナ感染者数はなかなか減りませんが、欧米に比べれば、感染対策は頑張っている方です。
ですが中国のような「ゼロコロナ」にはほど遠く、せいぜい「ミニマムコロナ」を目指す状況でしょうか。
その、良い意味でも悪い意味でも中途半端な日本の感染対策が、案外良いバランスなのかもしれません。

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完成度の高い書類管理を目指して
- 2022/04/13(Wed) -
たぶん私は、ある意味で典型的な「グズ」なんでしょうね。
締切があったり、遅れると他人に迷惑のかかることは急ぎますが、本来は、じっくりやりたいタイプなのです。
最初から高い完成度を求め、そのために構想を巡らせ続けるため、結果、いつまでたっても完成しません。

コロナ関連の書類整理には、どの医療関係者も苦労しているはずです。何しろ毎日のように書類が増えます。
厚労省や県や市からの通知文書、コロナ診療や発熱外来やワクチン関係、補助金や融資の書類もあります。
私はそれらの書類を管理することにも完成度を求めてしまうので、結果的にムダに苦労することになります。

完成度の高い書類管理とは、漏れが無く、一覧性・検索性に優れ、安全・確実で美しく保管することです。

検索性ならデジタルデータに軍配が上がりますが、一覧性は紙ベースの方が優れている面があります。
なので私はその両方で管理しています。つまり、書類はデータと紙でほぼ完全にダブっています。
おまけにデータは、Evernote上のノートと、Dropbox内のpdfファイルとの二重管理です。
紙の方は、テプラで表題を記した同一規格のキングジムのファイルをずらっと並べ、分類して保管しています。

ペーパーレス化に逆行しているぞ、というご指摘は甘んじて受けましょう。明らかに資源の無駄遣いです。
よくそんな面倒なことするな、というご指摘もごもっとも。現に面倒です。明らかに時間も無駄遣いです。

最大の問題は、EvernoteとDopboxとキングジムの3カ所に、実は全てが揃っていないということです。
なにしろ面倒な作業なので、あちこちで「抜け」が出るのです。後でやろうと思っても、よく忘れます。
3カ所のうちどこか2カ所、最悪でも1カ所には文書があるはずだと、ムダな捜し物をすることもしばしばです。
こういうのを「虻蜂取らず」というのでしょうか。3つなので何と言えばよいのでしょう。虻と蜂と、あと何?

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PCR検査の結果待ちでイライラする
- 2022/04/05(Tue) -
新型コロナの新規感染者数は、全国的に増加に転じているようです。
熊本県でも、1カ月ぶりに700人の大台に乗ってしまいました。熊本市でも同様に増えています。
当院の発熱外来受診者も、なかなか減りません。そしてPCR陽性率は5〜6割です。依然として高いです。

昨日の午後から夕方の間に当院でPCR検査をした方の結果が判明するのは、今日の午後2〜3時の予定でした。
ところが実際には、結果が判明して患者さんに連絡できたのは、夜の8時過ぎでした。お待たせしました。

検査センターの都合で、結果判明が遅れることは、実はよくあることです。
昼ごろに、結果判明が午後6時頃にずれ込むという連絡を受けたので、患者さんにはその旨を電話しました。
ところが7時になっても結果が出ません。問い合わせたら、あと15分ぐらいかかります、とのこと。
30分待ってから問い合わせたら、あと5分です、と。それから15分後に問い合わせたら、今出ました、だと。

このように、少しずつ何度も先延ばしされるのが、いちばん辛いですね。
いっそのこと最初から、8時過ぎまでには出ます、と言ってもらった方がむしろ良かったかもしれません。

それ以上に患者さんは、結果が判明するまでは動けないし、連絡が予定よりも遅れたらイライラしますよね。

であるなら最初から、結果は夜にわかります、と遅めの時刻を言っておいた方が良かったのでしょうか。
それとも、予想される標準的な時刻を伝え、でも遅くなるかもしれないと断っておくのが良いのでしょうか。
私はいま後者なのですが、遅れたときの精神的ダメージを考慮すると、前者の方がマシかもしれませんね。

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クリニックの庭から見た風景
- 2022/04/02(Sat) -
当院の敷地とフェンスを隔てた向こう側は、昨年までは「ゆめタウンサンピアン」の駐車場でした。
いまその部分の一部区画には新築アパートが建ち、すでに住民が入居しています。
残りの区画の一角に、昨日突然、BOX形状のやきとり屋ができました。まさに当院エントランスの横です。

家人が言うには、少し前まで「フーディーワン楠店」の駐車場にあったヤツに似ていると。
どうやらフーディーからサンピに移転したようです。その証拠に、やきとり屋の看板には「楠鳥」とあります。

というのが昨日までの状況でしたが、今日はさらに、四角いプレハブ部屋が5つ、隣接して設置されました。
やき鳥以外にも、5店舗が進出してくるということなのでしょうか。合計6店舗の大規模誘致です。
たこ焼き屋と、たい焼き屋と、いきなり団子屋と、唐揚げ店と、あと何がいいですかね。
言うなれば、和風ファストフードのモールです。こいつは春から、当院の玄関口も賑やかになりそうです。

桜が咲き、散り、飛んできた花びらが当院の敷地にたくさん降り積もっています。
朝の掃除で掃いて捨てるのは惜しいので、ゴミとは別に、桜の花びらには手を付けないでいます。
低木には、小さな花芽がびっしり付いています。ツツジの一部では、すでにつぼみが膨らみかけています。
アジサイの葉も、いつの間にか大きくなってきました。時期が来ればこれがまた、良い色で咲くんです。
そんな毎日のちょっとした気付きを穏やかな気持ちで楽しめる時こそが、本当の春です。早く来ますように。

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意外と減らない熊本のコロナ
- 2022/03/22(Tue) -
最近1カ月間で、熊本県で新型コロナ新規感染者数が最も多かったのは、2週間前の火曜日(861人)でした。
その後、水>木>金>土>日>月と減り続けた後、火曜日にまたポーンと感染者数は増えました(699人)。
そしてまた、水>木>金>土>日>月と減り続けた後、火曜日なのに今日も減っています(239人)。

週末の検査態勢等の低下によって報告数が減っているだけの話だということは、誰もが分かっていることです。
今回は、日・月が連休だったので報告数の減少が長引きました。明日はきっと、ポーンと上がることでしょう。

当院では、3/20(日)のPCR検査23人中の陽性は18人 (78%)、3/21(月)は38人中で陽性19人 (50%)でした。
それらの検査結果が判明したのが今日の午後だったので、発生届を保健所に出すのは今日の夕方になりました。
結果的に、新規感染者数として日・月の検査分がカウントされるのは、明日・水曜日になります。
そんな具合に、休日に行った検査の結果は、平日よりも遅れて表に出ます。これは全国共通の現象です。

いまだに驚くべき陽性率です。検査数を増やせば、もっと感染者数が増えることは間違いないでしょう。

それに加えて、感染者のプロフィールが先月までとは少し異なる様相だと感じます。
家庭内感染があいかわらず多い一方で、どこで感染したのかはっきりしない人が増えているのです。
強い咽頭痛を伴う傾向は変わりませんが、以前より高熱が続く人が増え、遅れて下痢が始まる人も目立ちます。
もしかすると、ウイルスが少し変異しているのかもしれません。いずれにせよ、まったく油断ができません。

ワクチンを3回接種した方の感染も、残念ながらよく目にします。重症化はしないはずだと思いたいですね。

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PCR検査の委託先を変えました
- 2022/03/21(Mon) -
臨床検査センターは、概して日曜祝日の検査受入態勢が弱く、日祝診療をしている当院はいつも困っています。

そこで昨日から、PCR検査の委託先を、これまでとは別の業者(検査会社)に変えました。
その最大の理由は、新たに委託する会社なら、日祝日の検体回収をしてくれるからです。
これは当院にとってかなり大きなことで、日祝日のPCR検査の結果が判明する時間帯が大幅に早くなります。

結果判明が早ければ、患者さんへの連絡も早くなり、必要な治療も早くなり、保健所への届出も早くなります。
患者さんにとっては、出勤の可否や家族への影響も甚大ですから、一刻も早く白黒を付けたいはずです。

日祝日には、「新型コロナウイルス感染症専用相談窓口」で紹介を受けた、という方からの電話が相次ぎます。
昨日も今日も、そのような電話によって、朝の内に夕方までの予約枠が埋まりました。

当院の発熱外来では、唾液が採取できる方は原則としてPCR検査を行い、抗原検査は限定的に行っています。
高齢者や重症化のリスク因子をお持ちの方など、早く陽性診断を付けたい場合に限り、抗原検査を行います。

抗原検査で陰性の場合でも、それが偽陰性の疑いがあれば、あらためてPCR検査をすることになります。
このような場合、PCR検査は原則として抗原検査の翌日以降に行っています。

かつて両者を同日検査していた当院は、国保連にバッサリと全症例の診療報酬をカットされてしまいました。
その苦い経験に懲りて当院では、抗原検査とPCRを同じ日に行わないようにして膾を吹いています。
患者さんには別日にPCR検査に来ていただくので、検査結果が出るのが遅れます。医療費もムダに増えます。
医療費削減をもくろむ国保連の狙いとは裏腹に、医療費は余計にかかり、患者さんの負担も増えているのです。

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発熱外来受診者が減った気がしません
- 2022/03/13(Sun) -
今日の発熱外来も思いのほか受診者が多く、午前10時台には予約受付を終了する羽目になりました。
「新型コロナウイルス感染症相談窓口」から紹介を受けた方が、次々に電話をかけてくるのです。

まずはその「相談窓口」に電話して、今日はもうこれ以上当院を紹介してくれるなと伝えなければなりません。
さらに当院のネット予約システムをストップし、お急ぎの方は電話でご相談くださいと、お知らせを出します。

かかってきた電話にはなるべく私が出て、今日の内に診察・検査等を行う必要のある方を絞り込みます。
それ以外の方は、休日当番医や救急病院を受診していただくか、明日まで様子を見ることになります。

どうしても当院でのPCR検査をご希望の方は、明日の午前中に来ていただきます。
実は、今日PCR検査しても明日の朝検査しても、その結果が判明するタイミングはほとんど同じなのです。
せっかく日曜日に検査をしても、検査センターの関係で、検査の実施自体が平日回しになるからです。
このように、曜日によって検査態勢に大きなムラがある問題は、コロナ禍の初期から続き、解決していません。

無料PCR検査所で検査を受ける方が増えていますが、「確定検査」が必要になるのであれば、二度手間です。
市販の抗原検査キットも、偽陰性が多いことへの周知が不足している点が問題でしょう。
いま望むのは、極めて高感度の抗原定性検査キットでしょうか。いやそれよりも、使いやすい経口特効薬かな。

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当院の発熱外来では、原則として自家用車内でお待ちいただきます
- 2022/03/06(Sun) -
当院の発熱外来へは、可能な限り自家用車で来院していただくよう、お願いしています。
順番待ちの間や、PCR検査のための唾液採取や、処方や会計待ちの間も、車の中に居てもらうためです。

しかし時には、タクシーで来院する方や、徒歩や自転車やバイクで来る人もいます。
そのような方は隔離診察室に入っていただきますが、同時に複数部屋の確保ができない場合があります。
最悪の場合、この寒いのに屋外でお待ちいただくことになります。
そうならないよう、電話予約の際に来院時間を打ち合わせるのですが、しばしば予約無しの方が来られます。

予約も無く、突然受付に入って来る有症状の方に申し上げたい。せめて、来院前に電話の1本をお願いします。

前述したように、発熱外来では原則として自家用車内でお待ちいただくのですが、そこにも問題はあります。
工夫して接触を避けてきたご家族同士を、発熱外来待ちの車内で濃厚接触させてしまうかもしれないからです。

「発熱者」と「非発熱者」を長時間車内で過ごさせることは、たしかに家族内感染を招く可能性があります。
「車で待っている間に感染した」とあとで言って来られる方も、実際に時々いらっしゃいます。
感染拡大を防ぐために、当院の物理的人的キャパでどのように対応できるのかは、いまだに試行錯誤中です。

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今日は天皇誕生日
- 2022/02/23(Wed) -
天皇誕生日と言えば、私が子どもの頃(昭和の時代)には、4月29日でした。
いまは「昭和の日」となりましたが、いずれにせよ、大型連休の冒頭に来る、重要な祝日です。

祝日なので今日も当院の発熱外来受診者は多く、早々に予約受付を打ち切る羽目になりました。
「新型コロナ相談センター」に紹介された方たちが、ひっきりなしに電話をしてきます。
午前中のうちに予約が夕方まで埋まり、紹介をストップしてもうらうべく相談センターに連絡を入れました。

熊本市の発熱外来(診療・検査医療機関)って、日曜祝日はとても手薄です。
毎週日曜にやってるところは、当院を含めて2,3軒しかありません。だから集中してパンクするのです。
まして、祝日はほとんどどこもやっていません。そもそも当院の祝日診療って、かなり酔狂な試みなのです。

開院当初は、休診日は金曜だけで、火曜は半ドンでした。
その唯一の休診日である金曜がたまたま祝日だと、休診せず、祝日診療を優先させていました。鬼ですね。
何しろ当時は、冬場には夜9時過ぎまで診療するのは当たり前で、しばしば10時過ぎていました。
しかしそのようなブラックな残業は、今はあり得ません。私が決めたのではなく、世の中がそうなったのです。

診療時間を大幅に超過するほどの予約が入ったら、もうそれ以上の予約受付をお断りするようになりました。
職場としては当たり前の対応ですが、医療機関としては心苦しい限りです。ご理解をお願い致します。

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新型コロナ抗原定性検査キットの安定供給を
- 2022/02/16(Wed) -
子どもの新型コロナ感染が増えているので、小さな子でも油断せず診療に臨まなければなりません。
オミクロン株になってからは、院内に入れて診察する前に、念のため駐車場で抗原検査を行うのが原則です。

突発性発疹でしょうか、と今日来院した38度台で元気な乳児も、原則通り検査をしたら抗原陽性でした。
先月までだと、0歳や1歳のお子さんはたいてい、そのまま院内の隔離室等に入れていました。
しかし今は、隔離室に入れる前の抗原検査がほぼ必須です。まことに面倒なことになったものです。

本来、抗原検査で「陰性証明」を行うことはできないはずですが、状況によっては利用するしかありません。
しかし、乳幼児等の診察前にいちいち抗原検査をすれば、検査キットはすぐになくなります。
今日もまた50人分のキットを発注しましたが、いまの状況が続けば今後の検査キットの品薄が心配です。

当院の発熱外来では、唾液が採れる方は原則としてPCR検査を行います。抗原検査よりも感度が良いからです。
しかし高齢者や重症化因子をお持ちの方など、PCR検査の結果を待ちきれず、抗原検査を行うことがあります。
小さなお子さんだけでなく、唾液がなかなか採れない高齢者等でも、抗原検査に切り替える場合があります。

このように発熱外来では、抗原検査キットは意外と重要なアイテムです。
医療現場で品薄になるようなことがないような、製造・供給体制を維持していただきたいものです。

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PCR陽性率の高さが異常
- 2022/02/15(Tue) -
驚いたこと、2つ。

(1)PCR検査の陽性率の高さ
おととい日曜日のPCR44件のうち陽性は32人。陽性率73%。月曜日の8例では陽性4人。陽性率50%でした。
この陽性率の高さは、検査が追いついていないことを意味するのかもしれません。
新規感染者数自体は横ばいか減少気味ですが、実際の感染者はもっとずっと多い可能性があります。

PCR検査の陽性率が高いのは、家庭内感染が多いこともその理由のひとつでしょう。
家族全員陽性とか、それに近いご家庭が増えています。こうなるともう「みなし陽性」の発動が必要です。
保健所に尋ねたら、必ずしも検査事情がひっ迫していなくても、有症状濃厚接触者はみなし陽性OKとのこと。
それなら最初から、そう言ってくれればいいのに。

(2)ワクチン配給数の少なさ
4月1日〜5月8日の接種可能人数調査に対して、当院はファイザー126人、モデルナ60人と回答していました。
ところが今日届いた熊本市からのワクチン配給上限数は、ファイザー24人分、モデルナ30人分でした。
ワクチンの希望数がこれほど削られたのでは、まともな接種計画が立てられません。

追加接種(3回目接種)はほどほどにして、4月からは5〜11歳の接種に集中しろということなのでしょうか。
にしても、熊本での小児の接種計画がハッキリしないので、こちらも計画の立てようがないのです。
政府の後手後手政策に翻弄されている自治体の苦労もわかりますけどね。

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「みなし陽性」の判断ができるほどの検査態勢のひっ迫状況か
- 2022/02/11(Fri) -
「みなし陽性」が今日から熊本県でも導入されることは、昨日も書きました。

家族内の感染者の濃厚接触者が有症状となった場合、医師の判断で、未検査で新型コロナと診断できます。
みなし陽性と診断した感染者は、発生届には「疑似症患者」として届け出ることになります。

新型コロナの「新規陽性者数」には疑似症患者も含まれていて、それが内数として示されます。
たとえば今日の東京都では、新規感染確認1万8,660人のうち、みなし陽性は814人。およそ5%でした。

導入初日の熊本では、みなし陽性(疑似症患者)は1人だけでしたが、明日以降は増えていくのでしょうか。

みなし陽性は、検査試薬やキットの不足によって 検査の実施に支障が生じていることが、その運用条件です。
なので、検査センターに委託すればいつでもPCR検査が可能な状況では、実際の運用は難しいかもしれません。

当院の場合だと、検査センターがストップし、しかも抗原検査キットの院内在庫がゼロのときしか使えません。
いや、そこまで厳格に考えず、検査態勢のひっ迫状況によっては運用を考慮してもよいのかもしれません。
PCR検査の結果判明までの時間がかかっている現状を「ひっ迫」と解釈してよいのであれば、助かります。

そこらへんの「機微」を保健所等に尋ねたら、きっとヤブ蛇になるので、黙ったままの自己判断が吉でしょう。

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一般の高齢者への「追加接種」始まる
- 2022/02/02(Wed) -
一般の高齢者への新型コロナワクチンの「追加接種(3回目接種)」が、熊本市でも昨日から始まっています。
休診日の関係で当院では今日から接種開始ですが、今週は毎日18人ずつ、接種の予約が入っています。

しかし発熱外来もいまがピーク(と思いたい)で、今日も時間帯分離はなかなかアクロバティックでした。
一日の診療の流れはほぼ、生活習慣病→発熱外来→コロナワクチン→小児ワクチン→発熱外来、の順でした。

お気付きのように、生活習慣病でも発熱外来でもない、普通の疾患の診療を行う余地がほとんどありません。
受診を希望して電話予約をされた何人かの急性疾患の方には、他院を受診していただきました。

ファイザーのワクチンの場合、その「調整」に時間を要します。これは人手と場所をとるクリーンな作業です。
その重要な準備作業を発熱外来と並行して進めなければならない点は、今後工夫の余地があるかもしれません。

報じられているように、2回目までのワクチンと3回目とでは、ファイザーとモデルナの配分が異なります。
2回目まではファイザーが大半だったのに3回目はモデルナの方が多く、必ず「交互接種」が必要となります。

「交互接種の方が強い免疫が付く」というのは、ワクチンの手配に失敗した政府の詭弁にしか聞こえません。
とは言え、交互接種が悪いとも思いません。当院でも今月下旬には、モデルナを始めることになるでしょう。
「打ちたいワクチンを被接種者が選べる」なんて言ってますが、やがて「モデルナ一択」の時期が来るのです。

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PCR検査の結果だけは、絶対に間違えて伝えないように
- 2022/02/01(Tue) -
日曜日の発熱外来で採取したPCR検査の「検体」は、冷却保存しておき、月曜日の朝検査センターに出します。
月曜日の朝出したら、以前はその日の夕方には結果報告のFAXが来ていたのですが、いまは夜中になります。
夜中の何時に結果が届くかも分からないので、患者さんへの結果報告は一律、火曜日に後ろ倒ししました。

というわけで、休診日の今日・火曜日は、朝から検査結果の確認と連絡に明け暮れる日となっています。
本日、PCR検査の結果連絡を行ったのは、日曜と月曜の2日分、あわせて103人分でした。過去最多です。

PCR陰性だった方には、1人平均1分程度の電話で済みますが、陽性の方はそうはいきません。
ともかく全員に結果をお知らせした上で、陽性の方にだけもう一度、じっくりと電話をかけていきます。
現在の体調や症状の変化、熱、わかるなら酸素飽和度、新型コロナワクチンの接種日についても確認します。
感染に関して思い当たるフシや、持病等についても改めて尋ねるので、通話時間はだいぶ長くなります。

PCR陽性の方は、今日は49人でした。陽性率は49/103=47.6%です。驚異的な陽性率です。
そしてその49人に、一人当たり数分かけて電話していくのは、なかなか骨の折れる作業でした。
電話のあとは、厚労省のサイト「HER-SYS」へ発生届を入力します。これもまた時間がかかります。

折しも今日は、市内の無料PCR検査所で起きた「結果取り違え」事例を耳にしましたが、まさに他山の石です。

PCR検査の結果というのは、その患者さんや家族にとっては、医学的のみならず社会的にも一大事です。
なので絶対に間違った結果を伝えないよう、細心の注意と厳重な確認の上で、いつも電話をしています。

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「診断医」としての、自宅療養者の積極的フォローを考える
- 2022/01/31(Mon) -
東京都では、50歳未満で無症状か軽症の自宅療養者は、今後は自分で健康観察を行うことになります。
配布されるパルスオキシメーターで酸素飽和度をチェックしながら、自分の体調は自分でみていく仕組みです。

熊本ではまだ、そこまでのシステムにはなっていませんが、実質的にはそれに近い状況かもしれません。

いま新型コロナは、発症から検査まで1〜3日、検査から結果判明までに1〜2日かかっているのが現状です。
さらに、結果判明後に発生届を提出し、それを受理した保健所が患者に連絡をとるまでにも時間がかかります。

以前は、発生届の当日中には保健所から連絡が入っていましたが、今は2,3日以上かかることもあるようです。
つまり、発症から保健所によるフォロー開始まで、5,6日かかるのが通常なのです。

新型コロナと診断された方からの、「保健所からはまだ何も言ってきませんが」という話もよく聞きます。
幸か不幸か、家族の誰かがすでにコロナに感染していて、自宅にパルスオキシメーターがあったりします。
たいていの方の酸素飽和度に問題は無く、しかし熱と強い咽頭痛の訴えがあります。オミクロンの特徴です。

保健所からの対応が間に合わないなら、それまでは「診断医」としてフォローを行う責任があるでしょう。
体調悪化時の連絡相手としてではなく、定時連絡による経過観察にまで踏み込んでも良いのかもしれません。
さっそく明日から、PCR陽性患者を積極的かつ定期的にフォローしていく仕組みを考えてみましょう。

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手袋も足りません
- 2022/01/28(Fri) -
新型コロナの濃厚接触者の待機期間が、これまでの10日間から7日間に短縮されることになりました。
さらに「エッセンシャルワーカー」は、最後の接触から5日目に、待機を解除できるようになります。

感染拡大のリスクはわずかに高まるとしても、待機を最小限にして社会をを回す方に舵を切ったわけです。

エッセンシャルワーカーの待機解除は、4日目と5日目に抗原検査で陰性であれば、という条件付きです。
さて検査キットが入手できるかどうか、そもそもこの場合の抗原検査が妥当なのかどうか、疑問はあります。

万一当院でスタッフ10人が濃厚接触者となった場合、全員が職場復帰するためにはキットが20回分必要です。
そうでなくても不足気味の、お宝のキットですから、そのような無駄遣いはできるだけ避けたいところ。
最初から職員同士が互いに濃厚接触者とならないよう、常日頃の行動に留意しておかなければなりません。

私の発熱外来の防護具は、マスク2枚+フェイスシールド+ガウン+手袋に、最近はキャップも加わりました。
国や市からの物品配給によって、たいていの物品は足りていますが、手袋だけがどうしても不足気味です。

この機会に言わせてもらいますけど、国から定期的に配給される物品ってバランスが悪いですね。
先週届いたのは、マスク200枚、ガウン200枚、手袋1200枚でした。
患者ごとに必ず取り替える手袋は、他の物品と比べても桁違いの消費量。手袋が真っ先に足りなくなります。
国のやることって、全体の規模が大きいためか小回りが利かず、ムダとムラが大きいのです。

なので手袋だけは、厚労省のサイト「G-MIS」から「緊急配布」を要請して調達することになります。
こういう「緊急ルート」があるのは助かります。だって、通販サイトから買うと、いまだにバカ高いし。

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日常化してきた発熱外来
- 2022/01/24(Mon) -
今日は新たに18道府県が「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請しました。
これで適用地域は34の都道府県に拡大されることになり、人口的には日本の大半を占めます。

平日の今日も、当院の発熱外来受診者は多く、まだまだピークアウトを語るには早いかもしれません。
近隣の小中学校や病院でもクラスターが発生しており、むしろ今後さらに感染が拡大しそうな勢いを感じます。

「じつは抗原検査で陽性でした」と、診療の終わり頃になって教えてくれる方がいて、少々困惑します。
もちろんそのぐらいのことで、ひるんだりはしません。常に受診者全員が感染者と想定して接していますから。

「無料PCR検査で陽性だったので来ました」という方は、相変わらず多いですね。
最初の検査所で発生届を出してくれたらいいのに、ムダな検査と待ち時間(=感染拡大時間)を生むだけです。

診察中にクシャミを浴びそうになることがありますが、瞬時に横っ飛びに逃げるのも上手くなりました。
マスクや手袋等の防護具や消毒液の消費は著しいですが、物品が不足することはなくなりました。
スタッフが保険証や領収証・処方箋や現金を受け渡す流れも、安全な方法が完全に確立しています。

かように発熱外来はもう日常診療となりましたが、いかんせん、いまは受診者や感染者数が多すぎます。
明らかに、非発熱者の診療を圧迫しています。待ち時間が長くなったり、予定検査の取りやめもしばしば。
保健所へのFAXは届かないし、ネットで出した発生届もなかなか読んでもらえず、妙な行き違いも出てきます。
もうそろそろ、「全例検査」は見直す時期なのかもしれませんね。

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発熱外来受診者がようやく横ばいになったということは・・・
- 2022/01/23(Sun) -
日曜日にはいつも、発熱外来の予約電話が、朝から多数入ります。当院の2回線がずっと塞がりっぱなしです。
その多くは、「発熱患者専用ダイヤル」や「新型コロナ相談センター」から当院を紹介された方です。
午前中のうちに夕方までの予約枠が埋まってしまい、昼からはずっと、予約のお断りをする対応に追われます。

今日の検査数は、PCR検査49人、抗原定性検査8人の、合計57人でした。
先週の日曜日は、PCR検査55人、抗原定性検査2人と、やはり合計57人でした。
毎週のように検査数が増えて来たのにこの2週間は横ばいなので、ちょうどいまがピークなのかもしれません。

当院では日曜日には基本的にPCR検査をしていますが、何が理由がある場合には抗原検査を行います。
たとえば、唾液がうまく採取できない3歳以下のお子さんとか、ご高齢の方などです。
今日も抗原検査をした8人のうち4人が陽性でしたが、そのうち2人は1歳児と90代の方でした。

0歳や1歳のお子さんの発熱など珍しくはないのですが、たまたま怪しんで検査すると陽性が出たりします。
家族に感染者がいて濃厚接触者の場合には、最初から用心しますが、まさかと思うような陽性者も時々います。

すべてがオミクロン株かどうかは分かりませんが、最近のコロナの特徴は、咽頭痛を訴える方が多いことです。
とくに、溶連菌感染のような真っ赤な咽頭炎所見が無いわりに「ものすごく痛い」という方は、怪しいですね。
その咽頭をじっくり観察するのはリスキーなので、半身になりながら短時間で診察しなければなりません。

私自身はコロナワクチンを3回接種しており、多少の安心感をもって診療していますが、油断はできません。
第6波もそろそろピークアウトしてもらわないと、来月からはワクチン接種で忙しくなるんですけどね。

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ワクチン予約と発熱外来が、完全に同時進行中
- 2022/01/17(Mon) -
一般の高齢者への新型コロナワクチンの接種は、昨年5月19日に始まりました。
その3週間後の6月9日に2回目を済ませた方への追加接種の接種券が、熊本市では今日から届き始めています。
そして今日、その「一番乗り」の人たちからの接種予約の電話が鳴り始めました。

現時点で熊本市では、一般の高齢者への接種は2月1日から行うことと、規定されています。
したがって「一番乗り」の方の2回目から3回目までの接種間隔は、7カ月と3週間ということになります。

岸田首相は今日の施政方針演説で、一般の人の接種間隔を7か月、可能なら6か月に短縮すると表明しました。
首相は以前から前倒しには積極的ですが、それが自治体の施策に反映されるまでには、だいぶ時差があります。

国も自治体も、接種対象者へのワクチン供給のメドがたった上で、計画的に前倒しをしようと考えます。
見切り発車して途中でワクチンが途絶えてしまい、市民に不公平が生じることを嫌うのです。
不公平な接種をすることを避けるためなら、全対象者を等しく待たせた方がマシだという発想なのです。

しかし本来求められるのは、できるところからやる、いまあるワクチンはすぐに打つ、という機動力でしょう。

医療機関が有効利用できることがあるとしたら、ワクチンをムダにしないための「例外規定」です。
ワクチンに端数が生じたら、医師の裁量で、本来の接種対象者以外への前倒接種しができるという規定です。

こんな時ですから、接種を希望する方は皆さん、1日でも早い接種を希望しています。
なので当院では、予約電話がかかってきた順に、最も早い時期に接種する方向で予約を受け付けています。
ただし今日は、発熱外来と追加接種の予約電話が同時に鳴り響く、最悪の二重奏となってしまいました

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日曜の発熱外来が多すぎて、月曜の夜が地獄です
- 2022/01/16(Sun) -
オミクロン株は感染力がとても強いので、家庭内感染が多いと報じられています。
たしかにそうなんですが、実際にPCR検査をしていると、家族全滅のところと、そうでないところがあります。
しかし最初は家族の一部でも、そのあとで結局、全員に順次感染が広がっていく事例も目にしました。

軽症または無症状なので入院は不要だし宿泊施設も少なく、自宅待機となる方が増えています。
発熱外来の受診者の中には、家族に感染者が出たけどまだ自宅で一緒に暮らしてる方も多いですね。
濃厚接触者かと尋ねると、まだ保健所からはそのようには聞いてないと。つまり処理が追いついてないのです。

保健所の方々はキャパを越えてなおも、強い使命感と責任感で仕事しているんでしょうね。頭が下がります。
昨夜11時過ぎに保健所に電話したら、電話の声には妙な活気があり、電話口の向こうもザワザワしていました。
忙しすぎて皆さん、異常な興奮状態になっているのでしょうか。限界を超えなければよいのですが。

検査センターのPCR検査の結果が出る時刻が、昨年のピーク時と同じぐらいに、どんどん遅くなってきました。
朝提出した検体の検査結果報告は、12月には午後5時頃だったのが、先週からは夜10時を回り始めました。

今日の当院でのPCR検査数は、過去最多の55人でした。対応仕切れなかった方の検査は、明日の朝行います。
明日の夜10時以降に、合計60人以上の方へ、検査結果をひとりひとり電話連絡することになります。
その際に、陽性者からは詳しい問診を取り直し、発生届(HER-SYS)に入力し、保健所に書類をFAXします。
それから保健所に電話したら、真夜中なのにザワついている保健所の様子を耳にすることになるんでしょうね。

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ワケあって、Macが並んでますが
- 2022/01/03(Mon) -
当院は年末年始の休診中ですが、今日はコッソリ出勤して、新年の診療に向けての準備を行いました。
ひとつは、今年から(正確には昨年12月31日から)改定された診療報酬に関する、システム更新作業です。

前にも書いたように、PCR検査の点数が大幅に引き下げられました。4月からはさらに下がる予定です。
外部への検査委託料との差額が医療機関の収入となるので、点数の大幅引き下げは一大事(死活問題)です。
と思っていたら検査センターから価格改定の連絡が入り、検査しても赤字にはならない料金に下がりました。

抗原定性検査の点数も下がりますが、検査キットの納入価格を大幅に安くすると業者から連絡が入りました。
それじゃあ最初から安くできたんじゃないの?、と思ったりもしますが、業者もたぶん精一杯なのでしょう。

検査業者も試薬業者も、厚労省のもくろみ通りの「企業努力」を強いられ、利益を圧縮させられたわけです。
そして「末端業者」である医療機関はいつも、このような「医療費削減」の波に翻弄されることになります。

もうひとつ今日したことは、電子カルテの予備機(しかも2台!)の造設です。
1台は予備サーバーに、もう1台はクライアントとして、いつでも稼働できる状態にセットアップしました。
年末のようなコトがまた起きないとも限りません。これも危機管理(機器管理)の一環です。
そしてこのような面倒な作業を、私は嫌いじゃない。ていうか好き。なんなら大好き(嬉嬉管理)。
おかげで院長室には、何に使うのっていうぐらいMacがずらっと並んでいますが、これはムダではないのです。

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年末Mac大掃除(初期化)、ただし1台のみ
- 2021/12/30(Thu) -
昨日突然、受付の電子カルテの端末が1台、起動しなくなりました。だいぶ古いiMac(Late2013)です。
年末最終診療日の終業後に、あらためてレセプト作業のために再起動しようとしたら立ち上がりません。
起動画面の「じのじの」が、何分間もずっと回り続けています。

そこで昨日は、いつもやるように次のような手順で修復を試みたのですが、うまくいきませんでした。
(1)再起動:電源ボタンを長押しして強制的に電源OFFした後、通常通りに起動してみる(失敗)
(2)システム管理コントローラ(SMC)リセット:電源コードを15秒以上抜いてから起動(失敗)
(3)PRAMクリア:「command + option + P + R」の同時押しで起動(失敗)
(4)セーフモードで起動:「shift」押しながら起動(失敗)

休診日の今日は、お墓参りの後で出勤。昨日と同じ(1)から(4)を再び試してみましたが、やはりダメ。
こうなったら、Mac内のデータを取り出し、Macを初期化してOS等を再インストールすることになります。

起動しないMacのHDDを、他のMacの「外付けHDD」として認識する手段があります。
(5)ターゲットディスクモード:「T」を押しながら起動。他のMacとThunderboltケーブルで接続(成功)

うまく認識できたので、このMac内にだけ存在していたレセプト関係のファイル等を、無事取り出せました。
このあとやることは、通常通りの退屈な作業ですが、もう解決までは時間の問題です。
(6)リカバリーモード:「command + R」の同時押しで起動(OK)
(7)ディスク修復(これは失敗)、ディスク初期化(瞬時に終了)
(8)OS再インストールと、その他の諸設定、各種アプリのインストール、データリカバリー(時間食った)

こんな感じで図らずも、年末にMacを1台「大掃除」することになりました。
以前は、すべての所有Macを定期的に初期化してたんですけどね。最近は根気が無くて、あまりやってません。

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「今年は寒い」と今年も思う
- 2021/12/01(Wed) -
今日の発熱外来は、凍(こご)えるような寒さの中、駐車場での問診等を行いました。さすが12月です。
明日は今日よりも寒くなるそうですね。そろそろヒートテックの出番でしょうか。

「今年は寒いですねぇ」という声をよく聞きます。でもたぶん、平年並みだと思います。
ていうか、毎年のようにこの時期には「今年は寒い」と感じます。今年は特別だと、そう思いたいのでしょう。

今年の寒さを昨年よりも辛く感じる様に、今年の暑さは昨年よりも暑く感じていた気がします。
要は、直近の苦痛を過去の苦痛よりも強く感じる、一種の錯覚、または思い込みなんでしょうね。

インフルエンザワクチンでも、今年は痛いですね、みたいな反応を接種後に示す方がけっこういます。
厳密に昨年と比較したものではなく、ともかく今回は痛かったと思うのでしょう。
でも一方で、今年は痛くなかった、という方もいます。要は気の持ちよう。

今シーズンこれまでに、当院では1,200人以上の方にインフルエンザワクチンを接種してきました。
予約数にギリギリ足りるほどの入荷を繰り返しながら、自転車操業的接種を行っています。
あと約300人ほど接種したらワクチンもなくなるので、よほど入荷が増えない限り、接種は終了する予定です。

来年は、新型コロナワクチンの接種で忙しくなりそうです。その意向調査の回答期限が来週に迫っています。
4月3日までの毎日の、ファイザーとモデルナの接種可能人数をすべて書けという、保健所からの宿題です。
私は、かかりつけの方にはしっかり3回目の接種をしてあげたいと、ただそう願っているだけなんですけどね。
どうやら、ファイザーとモデルナの配給比率が悪そうで(ファイザーが足りない)、混乱は必至です。

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発「熱」外来だというのに、ひどく寒いです
- 2021/11/24(Wed) -
急に寒くなりました。まだ11月なのに。この先が思いやられます。
血圧が上がってきた患者さんが多く、降圧剤の種類や用量を増やすなどの「冬モード」に突入しています。

新型コロナ感染者は激減していますが、発熱外来は続けているので、駐車場での診療も行っています。
その駐車場がとっても寒くて、問診や簡単な診察や検査をしているうちに、体が凍っていくのがわかります。

去年も同じような事をしていましたが、当時はユニクロの「ヒートテック」を上下、着用していました。
その上に白衣を着て、その上に予防衣を着て、マスク2重でフェイスシールドも装着していました。

ところがいま、急に寒くなってきたものだからヒートテックが間に合わず、とても寒い思いをしているのです。
いちおう「ミートテック」は着込んでますが、これって皮膚より下にあるので、肌寒さには無効なんですね。

今後第6波が来るとすれば、1月か2月。極寒の発熱外来がまた来るのでしょうか。
そんな中で新型コロナワクチンの3回目の接種が行われ、11歳以下の小児への接種も始まるかもしれません。
その上でさらに、インフルエンザが流行したらどうなるんだろうと、つい修羅場を想定してしまいます。

となると、今のうちにできることは、とりあえずインフルエンザワクチンの接種でしょう。
不足気味のワクチンも、今日新たに少し入荷できたので、それに合わせてネット予約枠を拡大しました。
来月もワクチン不足が続く気配です。まだ考え中だった方、いまが予約のチャンスですよ。

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悪いクチコミを無視するのはもったいない
- 2021/11/23(Tue) -
「悪意あるクチクミ消します」のようなメールやFAXが、聞いたこともないような業者から最近よく届きます。
たしかに消したくなるような投稿を目にしたことはありますが、業者に消してもらおうとは思いません。
無視も放置もできないクチコミなら、自分で対処するのがスジでしょうから。

悪いクチコミを気にしてもしょうがないから最初から読まないようにしてる、という方もいるでしょう。
しかし私は、「火のない所に煙は立たぬ」的な意味で、興味を持ってその投稿を読みます。

誤解・曲解による自己中心的な意見もありますが、痛いトコ突かれたと思うことも、たまにあります。
いちど、かなりひどいクチコミに対して、このまま放置したのではマズいと思い、返信を書きました。

ご不快な思いをさせてしまったことを真摯に詫び、誤解を招いた経緯や私の考え方など具体的に説明しました。
今後同じことを繰り返さぬように職員と話し合い、さっそく様々な点を改善していることも述べました。

しばらくして気が付くと、件のクチコミは消えていました。投稿者が削除されたのでしょうか。
私の対応が正攻法であったと確信しました。誠実が第一。それに、クリニックの運営のためにもなりました。

また別の、私には一切の落ち度の無い、お門違いなクチコミも頂戴したことがあります。
単に言いがかりなので、反応せず静観していたら、やがて消えました。これはこれで、良かったと思います。
いずれにしても、妙な「クチコミ削除業者」の出る幕は無いわけです。

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予防接種のオーバーブッキングは、無事解決
- 2021/11/21(Sun) -
昨日は羽田空港の「オーバーブッキング」の話を書きましたが、これは航空便だけの問題ではありません。
実はインフルエンザワクチンの予約状況がまさに、オーバーブッキングになるかどうかの瀬戸際なのです。

ワクチンをムダにしないために、先に予約を取ってからワクチンを発注しろと、厚労省が無理難題を言います。
しかしこれでは、予約を取った分のワクチンを入手できなかったらどうするの、ってことになります。
なので前にも書いたように、薬品卸とはある程度の口約束をして、ワクチン入荷量のメドを立てておきます。
そしてその見込み数の範囲で、ネット予約の枠などを設定して、予約を受け付けていくわけです。

ところが今シーズンは、入荷見込が当初予定よりも減ってしまいました。
今年のワクチン供給量自体が昨年よりも減っただけでなく、供給ペースが予定よりも遅いのです。
その後ろ倒しになった供給予測から、11月下旬はオーバーブッキングになりそうなことが判明しました。

とその時、「ローデッドシリンジ」の話を耳にしたのです。なかでもテルモの「FNシリンジ 27G」は最強。
これは新型コロナワクチン用として、針を16mmにして筋注用に改良したものが話題になったシリンジです。
針の短い従来品でも、皮下注には使えます。いまやインフルワクチン不足を解決する救世主です。
ていうか、以前からこのシリンジを使ってきた医療機関もあるでしょう。私は不覚にも今月使い始めました。

ワクチン接種量と使用バイアル数から計算してみると、10月は1バイアル平均2.14人の接種ペースでした。
ところが11月に入ってFNシリンジに変えてからは、1バイアルで平均2.45人も接種できているのです。
この節約効果は素晴らしい。おかげで、ヒヤヒヤしていたオーバーブッキング(予測)もすっかり解決です。
シリンジ代はちょっと高いですが、ワクチン代が節約できるのでお釣りが来ます。

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薬は過不足なく管理するのが本来
- 2021/10/17(Sun) -
生活習慣病などで定期的に受診される方には、薬が切れる前に来る人もいれば、切れてから来る人もいます。
1週間以上薬の余裕があるうちに来る人もいれば、2,3週間いや1カ月以上切れっぱなしの方もいらっしゃる。

なぜか一部の薬だけたくさん余っているので、その薬だけ処方日数を減らして欲しいという方がいます。
朝食後の内服薬はきちんと飲めるけど、夕食後の薬はよく忘れる、という場合などがそれです。
あるいは、1日3回飲む薬の昼の分の飲み忘れが多くてやたら余っている、というケースもしばしばあります。

こういうとき「残薬調整」をします。残薬数を考慮した日数分を処方し、手持ち薬の帳尻を合わせるわけです。

几帳面な方は、手元に薬が何錠残っているかを薬剤別にリストアップして来院されるので、助かります。
すべての薬が1日分余っているので、今日は27日分の処方でいいです、という厳格な薬剤管理の方もいます。

私はたぶん、そのような方々とは正反対の性格です。けっしてルーズなんじゃありません。心配性なのです。
常用薬がないので想像するしかありませんが、私は手元に多めの「残薬」を抱えておきたいはずです。
自宅と職場に薬を「分散配備」している方が時々いますが、まさに私もそんなことをやりそうです。
なんなら、カバンにも2,3日分の薬を仕込んでおくかもしれません。そうそう、車にも。
そんなムダな工夫したところで、結果的に薬を紛失するのがオチなんでしょうけどね。

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開院14周年
- 2021/10/01(Fri) -
つるはらクリニックは、開院14周年を迎えました。

世の中は未曾有の危機に見舞われています、と書いたのは1年前の今日のこと。
しかし、ここまで長く、重苦しいコロナ禍の日々が続くとは、当時は予想もしていませんでした。

昨年11月から発熱外来を、12月からはPCR検査を始め、現在に至ります。
日曜祝日にPCR検査を行っている医療機関が熊本では少ないため、ここは頑張りどころだと思っています。

発熱外来に時間を取られるため、一般診療枠を制限することになり、地域の皆様にはご迷惑をおかけしています。
動線分離・時間帯分離を徹底した診療の流れが、受診される方にはご不便を強いていますが、院内感染だけは絶対に避けなければなりません。ご理解ください。
この困難でリスキーな仕事に、使命感を持って日々従事してくれるスタッフには、心から感謝しています。

5月からは新型コロナワクチンの接種を開始しましたが、かかりつけの方を優先するため、予約方式は原則として非公開にしています。
そのため、熊本市の予約サイト等では当院で接種を行っていないかのように見え、ご心配をおかけしました。

一般診療と発熱外来と特定健診と、コロナとインフルと小児へのワクチン接種も並行して行う日々が、しばらく続きます。
限られた時間と設備と人員で、臨機応変というと聞こえはいいですが、いまだに試行錯誤の診療です。
でも、光が見えてきた気はします。コロナ禍はきっと克服できると信じています。
15年目のつるはらクリニックも、どうぞよろしくお願いいたします。

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仕事はすぐ済ませるのがいちばん楽、ってことは分かってます
- 2021/09/30(Thu) -
「今日できることを明日に延ばすな」よりは「明日できることを今日やるな」の方が、本当は好きな私です。
急ぐ「紹介状」はその場ですぐに書きますが、急がない「御返事」はどうしても後回しにしてしまいます。

ところが、このコロナ禍で私は、少しスタイルが変わりました。
なにしろ書類が多いのです。何かの登録とか届出とか、申請や請求や報告など、必要書類が山ほどあります。
月末が提出期限のものもあれば、明後日の15時までにFAXせよ、みたいにひどく急ぐモノもある。

従来の私なら、これらの書類は急ぐ順に済ませていました。逆に言えば、急がない書類は後回しでした。
でも今は、申請期間が始まったらすぐ申請し、書類が届いたらすぐ記入する、瞬殺スタイルに切り替えました。

この方法だと締切に遅れる心配がないし、いかにもサクサク仕事がさばけているようで気分もいい。
申請書類は、最初に手にして読んだ勢いでそのまま仕上げてしまうのが、結局いちばん楽なんですよね。
それらの書類は提出前にスキャンとコピーをして、データと紙で2重に保存しておきます。

このように、昨年以来のコロナ関連のモロモロは、すべて最速で手続を終え、整然と整理してきました。
その代わり、コロナ関連以外にはだいぶしわ寄せが来てますね。やっぱり、急がないものは後回しなのです。

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インフルワクチン、予約受付まもなく開始
- 2021/09/26(Sun) -
9月も最終週となりましたが、ようやく明日、インフルエンザワクチンの予約受付を始めます。
こんなに遅くなったのは、開院以来初めてかもしれません。以前は、9月1日に開始した年もありました。

ネット予約サイトの受付は、明日午前3時〜6時の間(詳細未定)に、自動的に始まるように設定されています。
なのでこれは、当ブログの読者にだけ先行告知する、耳寄りな情報。「ネット予約は明日の早朝からですよ」

ところで、今シーズンのインフルエンザワクチンに関しては、懸念が何点かあります。

(1)新型コロナワクチンとの接種間隔の規定に関連して、予約トラブルや接種ミスが起きないか
(2)インフルエンザワクチンの供給量は昨シーズンよりもかなり少ないが、足りるのか
(3)ていうか、今年インフルエンザは流行するのか
(4)そもそも予約が埋まるのか、接種希望者激減ってことはないのか
(5)結果的に、準備したワクチンが大余りにならないか

厚労省などはいつも、「ワクチンは予約の数だけ発注するように」と警告してきます。
ですが、ワクチンの確保にメドが立たないうちから、予約を受け付けることなど到底できません。
つまり、薬品卸との口約束(=発注)→接種予約の受付→実際のワクチン納入、という流れが現実です。

予約が先か発注が先かで言うなら確実に、発注の方が先なのです。厚労省は無理難題を言うのをやめて欲しい。

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乳幼児の感染判明者は氷山の一角かも
- 2021/09/20(Mon) -
「敬老の日」の今日、意外に発熱外来受診者が少なく、熊本のコロナ収束も見えた気がしました。
熊本に限らず、福岡も東京も全国も、新規感染者数はかなり減っています。この傾向はホンモノだと思いたい。

とは言え、近隣の保育園ではクラスターも出ています。当院でも最近は、園児の感染者が出始めています。
今日の発熱外来にも保育園児が多く、PCR検査のためにみんな頑張って唾液を出してくれました。
園児や児童の感染者の一部はぐったりですが、大半は元気です。見た目、風邪です。なんなら風邪以下です。

全国的に感染者は減っていますが、低年齢層の感染者は顕在化していないだけかもしれません。
そういう世代が感染源となって、いつまでたってもコロナが収束しにくい可能性もあります。

PCR検査に余裕ができたら、国や自治体には、幼稚園・保育園児や児童の全員PCR検査を考えていただきたい。
マスクやディスタンスが徹底しにくいこの世代には、今後とくにコロナ対策を投入すべきだと思います。

ところで少し前、PCR陽性だった若者に、同居している高齢者はいないかと尋ねたときの会話。
「あ、高齢者います」「どなた?」「父が高齢です」「おいくつ?」「60か61か・・・」(ショック!)

かつて敬老の日は9月15日(固定)でした。
中学校の同級生の古田君はこの日が誕生日だったので、当時はそのことを茶化して遊んでいました。
それからすでに40年以上経ち、いまや互いに還暦を過ぎてしまいました。
もちろん、まだまだ「敬老」の対象にはされたくはないですね。

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危機管理としての機器管理
- 2021/09/06(Mon) -
大型複合機が、今朝から急に不調です。プリンタとFAXとスキャナを兼ねた、当院の主力事務機です。
処方箋や領収証のほかに、問診票や院内掲示物などを印刷するのにも使っています。

その重要な機器なのに、「電源を入れ直してください」というアラートが、今朝の立ち上げ時に出現しました。
しかも電源を入れ直しても「電源を入れ直してください」と出ます。電源プラグを抜き差ししても同じです。
何度電源を入れ直しても以下同文です。このまま繰り返していたのでは、年が明けます。鬼が笑います。

保守サービスセンターに電話しましたが、担当者が到着して解決するまでには時間がかかりそうです。
では、どうするか。少なくとも、処方箋だけは印刷しなければなりません。できれば領収証も。

まずひらめいたのは、院長室で使っているインクジェットプリンタを持ってくること。
さっそく、電子カルテの端末(Mac)に接続。ドライバは自動的にネットから取り込みます。
これによって、処方箋が印刷できないという危機は回避できました。

実はこのような事態は以前から予測していたので、緊急用のレーザープリンタを買おうと思っていました。
思ってはいましたが、買ってなかった。いつか買おうと思っただけ。これは危機管理としては愚の骨頂ですね。

自戒を込めて早速、小型レーザープリンタをAmazonでポチりました。その頃、複合機の修理も終わりました。
修理の終了を待たずにポチったのは、一歩前進と考えるべきでしょう。こういうのは無駄遣いではないのです。

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ほぼほぼ発熱外来の休日当番医でした
- 2021/09/05(Sun) -
休日当番医でした。前回はコロナ「第3波」終盤の2月7日でしたが、今回は「第5波」の終盤(?)です。
波の大きさがまるで違うためか、今回の方が一層、コロナ色の強い当番医でした。

受診者数自体は49人と、予想をかなり下回る数で、そのほとんどが発熱者でした。
予約サイト等で発熱外来を前面に押し出していたこともあり、非発熱者の方が受診しにくかったのでしょうか。
高血圧や心房細動の初診の方もいましたが、みなさん内服薬が切れていて、切羽詰まっての受診でした。

小児の受診者の多くは、夏風邪か手足口病か胃腸炎でした。
ただしその「夏風邪」の中に、コロナが隠れている可能性は否定できません。
状況により、子どもでもPCR検査か抗原検査を行う方針ですが、今日はそのようなケースはありませんでした。

他院を受診したけどPCR検査をしてもらえなかったと、当院に来た発熱者が何人もいました。
当院はまるで「休日PCR検査センター」みたいになってます。今日のPCR件数は32人でした。
多くの方が、昨日は他院を「普通に受診」していたりします。後でコロナとわかればゾッとする話です。

「味覚障害がないので大丈夫と思います」という方がよくいますが、それは大いなる誤解です。
嗅覚・味覚障害があればコロナの可能性は高いですが、コロナに嗅覚・味覚障害が出るのは比較的少数です。

「熱がないので大丈夫」というのも間違い。熱などまったくアテにはなりません。
若い方の感染が増え、診察時の症状が軽い方がとても多く、まったく油断なりません。感染防御は絶対です。

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来週の当番医をどうするか
- 2021/08/29(Sun) -
毎週日曜日には発熱外来受診者の多い当院ですが、来週9月5日(日)は休日当番医に割り当てられています。
当番医の日は、市内一円から、あるいは菊陽や益城や合志・大津・阿蘇方面からも、受診者が集まります。

問題は、患者間の動線分離・時間帯分離のやりくりです。来院する方を大別すると、
A:非感染性の急病:狭心症(の疑い)、高血圧緊急症、頻拍発作、喘息発作、痛風発作、蜂に刺された、など
B:一般的な感染症の疑いがある方:風邪、胃腸炎、など
C:新型コロナ感染の疑いがある方

このうちAの方は、院内で検査や処置等が必要になる場合があります。Bなら院内隔離室で診察します。
コロナの疑いがあるCの方は、当番医で混雑する日はなおさら、院内(屋内)での診察が難しくなります。
問題は、BとCの区別が厳密には難しいということです。

前回の当番医は2月7日でした。この日の受診者は55人。コロナ禍の受診抑制のためか、例年より少数です。
発熱外来として28人、うちPCR検査を実施したのは18人。今思えば意外ですが、全員がPCR陰性でした。

ところが今月は、日曜祝日にはいつもPCR検査が20〜30人以上。陽性率は25〜30%以上に達します。

今日も、新型コロナ相談センターや発熱患者専用ダイヤルから紹介されたと、多くの方が電話をしてきました。
それに加えて保健所が、濃厚接触者のPCR検査を、当院がストップするまで延々と依頼してきます。
まるで、他の当番医がPCR検査をしてないんじゃないかと思えるほどです。
さて、当院が当番医の来週、熊本市の発熱患者はどうなるんだろうと、それが心配です。

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発熱外来のノーブレス診察法
- 2021/08/22(Sun) -
発熱外来で、一般的な感染防護法のほかに私がとくに気を付けているのは、「呼吸法」です。

新型コロナでは、ウイルスを含む飛沫を吸い込むことが最大の感染経路であることがわかっています。
マスクやシールドやディスタンスや換気などはすべて、吸い込む飛沫の量を減らすための方策です。

対面で問診をしたり、咽頭を診たり抗原検査やPCR検査などをする際には、飛沫を吸い込むリスクがあります。
きちんとマスクをしていても、わずかな隙間から入り込んでくるかもしれません。
なので可能な限り、飛沫が浮遊しているかもしれないエリアの空気を吸わないようにしなければなりません。

最近私は、いくらウイルスに晒されても、息を吸わなければ何も入り込んでこないことに気付きました。
つまり、いま自分の周囲を漂う空気が怪しいと思うときは、息を止めておけばいいのです。
ウイルスとの戦いはまさに、吸うか吸われるか、ん、違う、ともかく、吸わない、諏訪内晶子です。

というわけで発熱外来の診察中には、原則として私は息を吸いません。今日もそのようにしました。
患者を前に私は、息を吐くか喋るのみです。なので喋りの最後の方はたいてい、絞り出すような声になります。
そしてその場をできるだけ離れ、安全な所まで移動し、後ろを向いてプハーッと息を吸い込むのです。

今日のPCR検査は33人でした。保健所から濃厚接触者との認定を受けた有症状者も、多数含まれていました。
陽性者は10名以上になりそうな感触です。結果が判明する明日の夜はまた、だいぶ残業になりそうです。

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接種も大事だけど、発熱外来も大事
- 2021/08/21(Sat) -
当院では4回目の、新型コロナワクチンの「大規模接種」を、今日の午後から行いました。今日は60人。
ほとんどが3週間前に1回目の接種をした方々なので、予診はいたってスムーズです。

これだけの人数の接種を計画すると、何人かはキャンセルが出ますが、その理由が様変わりしてきました。
以前は、接種が不安になった方のドタキャンが目立ちました。体調不良でキャンセルする方もいます。

ところが今日は、家族がコロナに感染したとか、濃厚接触者になったとか、そういう理由の方がいました。
一般の診療でも、そのような理由で受診をキャンセルする方が、最近とても増えています。

あるいは、先月新型コロナに罹ったんですけど、今日は接種できますか、という方も現れ始めました。
治癒から十分に時間がたって体調がよければ、ワクチンは予定通り2回接種していただきます。
自然に感染するよりもワクチン接種の方が強い免疫がつく(抗体価が高い)、という報告もあるからです。

さらに最近は、コロナに罹って「抗体カクテル療法」を受けた方からの相談も受けます。
熊本でもすでに、この治療法が普通に行われていたんですね。
注射された抗体がワクチン接種の効果を減弱させてしまうので、接種まで90日あけることになっています。

今日の接種の最中に、PCR検査を依頼する電話が何本もかかってきましたが、すべてお断りしました。
そのかわり明日の日曜日は接種なしで、目一杯発熱外来をする予定です。
ワクチン接種と発熱外来はニアミスが許されないので、土日の診療体制は、いつもこのようになるのです。

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