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勤務医は、残業も引越も大変
- 2024/03/02(Sat) -
羽田行きの機内で(たまに)CAさんと話していると、「来月はホノルルなんです」などと言う方がいます。
ANAのCAさんは通常、国内線・国際線分け隔てなく、様々な路線に乗務するようですね。うらやましい。

世界各国に行ける、と言えば楽しそうな仕事ですが、家庭の事情等で国際線乗務が厳しい方もいるでしょう。
海外がダメな方は最初から採用されないので、入社したからにはあちこちに「飛ばされる」のは覚悟の上です。

一般のサラリーマンでは、毎日勤務地が変わることはないかもしれませんが、やたらと出張の多い方はいます。
また転勤・異動はよくあることで、引越や単身赴任を余儀なくされます。

これは勤務医も同じ。大学の「医局」に所属している限り、医局命令で定期的に、あるいは突然動かされます。
私の場合、1985年の入局から2001年赴任の熊本市民病院まで、合計12の職場を行ったり来たりしました。
大学→大学→公立→大学→民間→大学→民間→大学→大学→民間→大学→公立、という変遷です。
医局に所属しているとは言え、実際の身分は、文部教官だったり公務員だったり民間人だったりします。
それぞれの勤続期間が短いため、雀の涙程度の退職金を何度もいただくことになりました。
この間の引越回数は8回。そのため長女は3つの小学校を経験しています。

さて、開業してからはすでに16年半近くが経ちました。「転勤」とも「引越」とも無縁になったわけです。
もう、見知らぬ土地に移り住むこともないのかと思うと、どこかちょっと寂しい気もします。
というわけで、せめて、あちこち旅行して回ってやろうって話です。

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近隣の小中学校は学級閉鎖だらけ
- 2024/02/12(Mon) -
この日曜・祝日の2日間、発熱外来の受診希望者(からの電話等)はかなり多く、当院のキャパ一杯でした。

診療や検査の順番は、基本的には予約受付順ですが、病状等によって診療順を調整しています。
(1)病状のとくに重い方は、早めの診療順とする(その分、軽症者は遅くなる)
(2)インフルエンザの検査希望の方は、発症(発熱)時刻から一定時間を経た後に来院していただく

重症で手に負えない可能性のある方は、予約電話の時点で、救急病院の受診をお勧めすることになります。
発熱者の点滴は、隔離室のやりくりが困難になるため、申し訳ありませんが最近は原則として行っていません。

緊急性がまったくないけど、休日しか受診できないという方からの予約は、なかなか悩ましいものです。
血圧の薬が切れるから出してくれ、という他院通院中の方には、医学的にどうしても必要なので処方をします。
しかし不眠症等の場合、発熱外来の枠を減らしてでも受け入れるかどうかは、ケースバイケースです。

救急病院の「コンビニ受診」を減らすために、当院は開院当初から土日祝日の「コンビニ」を続けてきました。
しかし今や発熱外来の受診者が多過ぎて、非発熱の軽症患者さんの受け入れはなかなか難しい状況です。

以前は、外傷の縫合処置などもやっていましたが、もう何年もまったくやっていません。
たぶん、私の外科手技も下手くそになっていると思います。なので今後はもう縫合はできないかもしれません。

コロナ禍でバタバタしているうちに、やってる医療の幅が狭まってしまいました。これじゃイカンですね。
と思いながらも、発熱外来の受診者は一向に減る雰囲気がありません。近隣の小中学校は学級閉鎖だらけです。
この先いったい、どうなるんでしょう。いまだに先が見えません。

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明日は「主賓」です
- 2024/02/09(Fri) -
明日は、当院スタッフの結婚式・披露宴に参列します。
この数年、新郎または新婦の父としての参列が続きましたが、今回は久しぶりに「主賓」という立場です。
前回主賓として招かれたのは、もう14年近く前のことでした。さて、衣装をどうしようかという話。

父親としての服装は、いつも「正礼装」であるモーニングでした。もちろん、すべてホテルの貸衣装です。
一方で今回は「自前」の衣装です。その分、間違いがあってはならず、かえって緊張します。

主賓は「準礼装」がマナーとされますが、「ディレクターズスーツ」ではなく「ダークスーツ」にしました。
ディレクターズスーツほどやり過ぎず、その代わりダークスーツには「小物」で工夫しようという考えです。

メインの「ダークスーツ」は、さいわい手持ちのものがピッタリサイズでした。良かった。
シャツは、タキシードにも使う「ウイングカラー」の「ダブルカフス」にしました。これも手持ちがあります。
しかし気の利いたネクタイがないので、この際「バロックタイ」を購入しました。幅広の短いヤツです。
となると、「ベスト」が無ければちんちくりんになってしまうので、新規購入。
ついでに、ポケットチーフとハンカチと靴下と靴まで新調しました。

夕方には髪をカットし、髭(くちひげ)・鬚(あごひげ)・髯(ほおひげ)と眉毛の手入れもしました。
ついでに言うなら、耳毛と鼻毛もカットしました。
さて、準備万端です。あ、そうそう。スピーチ考えなくっちゃ。

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褒めながら苦言を呈す
- 2024/02/05(Mon) -
「子どもは叱らず、褒めて伸ばそう」なんて言ったりします。
これを受け手の側から言えば、「叱られても気にせず、褒められて伸びよう」という姿勢でよいのでしょうね。

ネットのクチコミを(たまに)見ると、当院への厳しいクレームもあれば、優しい褒め言葉もあります。
私はいつも、「苦情は気にせず、嬉しい投稿だけを真に受ける」スタンスです。勝手な解釈ですみません。

苦情というのはたいてい、何かのキッカケでイヤな目に遭った方が、その怒りの勢いで書いています。
舌鋒鋭いというよりも険悪で、書き間違いや「てにをは」も気にしないぐらいに書き殴っていたりします。
もちろん、当院の「何か」問題点を浮き彫りにする材料にはなり得るので、無視せずありがたく拝聴します。

ただし私は、一方的で感情的な匿名のクレームには、原則として表立っては反応しない方針です。

反対に、褒め言葉をわざわざ投稿してくれる方には、当院への愛情を感じます。なのでとても嬉しいものです。
ですがそういう方が、「でもこの1点はちょっと・・・」と書き加えていたら、それはとても大事な意見です。
基本的に褒めているスタンスの方が最後に添えたひと言は、単なる苦情ではない親身の苦言だと感じます。
これはクチコミに限らず、誰かに何かを口頭で意見する場合でも同じですね。

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「発熱」外来なのに寒い
- 2024/01/28(Sun) -
最近の発熱外来の混み具合は、以前の流行期(第8波や第9波)に近いものがあります。
今日も午前中は「非発熱外来」、昼前以降はラストまでビッシリと発熱外来となりました。

日曜祝日は休憩無しのノンストップ診療となることが多いので、今日は忘れずに栄養ドリンクを準備しました。
ていうか、実は買い忘れてたのを今朝思いだし、出勤途中コンビニで買いました。
ていうか、実はコンビニに寄るのを忘れて、クリニック到着後にまた引き返してコンビニに行ったのでした。

発熱外来で院内隔離室を使うのは特別な事情がある時で、たいていは駐車場で検査を行います。なので寒い。
ヒートテック「超極暖」の上にTシャツを着て、その上に白衣を着て、その上にガウンを羽織りますが、寒い。

何度も何度も手をアルコール消毒するので、手が冷えます。ニトリル手袋では温まりません。
毛髪のボリュームも決して多くはないので、頭も冷えます。不織布のキャップには保温効果が全くありません。
フェイスシールドは、冷たい風から顔面を守ってくれますが、強風が吹くと顔に張り付いてひどく冷たいです。

今日の陽性診断数は、新型コロナ9人、インフルエンザA型6人、B型11人でした。
コロナが爆発的に増えている印象はありませんが、減る気配もありません。
B型インフル陽性者のうち4人は、半年以内にA型インフルの罹患歴がありました。

明日は今日よりも冷えそうですね。1年ぶりにヒートテックのタイツ(股引き)も着用する予定です。
以前から「電熱インナー」とかも気になってるんですが、なかなか買う勇気がありません。

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最初から笑顔の方は、たいてい体調良好
- 2024/01/22(Mon) -
生活習慣病の方は、いまはたいてい今年最初の受診なので、診察は正月の挨拶から始まります。
その挨拶の口調や表情や歩き方で好調か不調かわかりますが、いちおう体調はいかがでしたかと尋ねてみます。
すると思い出したように、そういえば最近コロナに罹りました、などという話が飛び出すこともあります。
たいていは完治後の来院ですが、その病歴を受付では話していない場合もあって、診察時にヒヤッとします。

年末年始で体重が増えた方も多く、正月明けに血液検査の予定が来た方には、不運です。
今回悪い数字が出たとしても、それを戒めに今後頑張っていきましょう、などとあらかじめ励ましたりします。

転倒して腰を傷めたとか、膝をケガしたとか、顔を打って「お岩さん」になった、と言う方もいます。
比較的軽い打撲や外傷でも、抗凝固薬を服用中の方だと、かなりひどいことになります。

高血圧症で治療中の方だけでなく、生活習慣病の方にはなるべく、毎日の血圧を測って記録してもらいます。
その血圧手帳に毎日の朝晩の血圧が記録され、しかもグラフにしてあれば、血圧の推移が一目瞭然です。
そのグラフの線が定規で引かれ、なんなら収縮期と拡張期を別の色の線で描いている方もいます。すばらしい。

一方で、受診前2,3日の血圧だけが記載されている方もいて、でもわかります。面倒なんですよね。
かく言う私も、健康管理のために時々血圧を測りますが、週にに2,3回程度ですから他人のことは言えません。

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持続可能な診療ペースで
- 2024/01/21(Sun) -
発熱外来めっさ増えてます。コロナも多いし、インフルエンザはB型が主流になってきました。

日曜日には、診療開始時刻のだいぶ前から、予約無しの患者さんが駐車場で待ち始めたりします。
でも申し訳ありませんが、当院は完全予約制です。動線分離や時間帯分離を徹底するため、予約厳守なのです。

とくに日曜の午前中の前半は、血液検査のある生活習慣病の方の予約枠なので、割り込みはできません。
とは言え、あまりにも早くから来院されている方は、病状によっては、朝いちばんに診察することになります。

そのような方が1人か2人なら良いのですが、それ以上に増えると、予約制の枠組みが崩れてしまいます。
なのでせっかく来院されたのに申し訳ないですが、予約だけ受け付けて、いったん帰宅していただきます。

熊本市の休日当番医の診療人数データを見ると、どの医療機関も頑張っていて、1日100人超えも目立ちます。
診療内容(検査内容)の詳細はわかりませんが、発熱外来を100人したとすれば、これは大変なことです。

そこで今日は、できるだけ多くの予約を取ろうと試みましたが、結局はキャパオーバーになってしまいました。
診療人数は76人と驚くほど多くはないのですが、患者さんもずいぶんお待たせし、終了は夜になりました。
どうやら当院の発熱外来は、1時間8人ペースが限界のようです。100人やるなら12時間半かかる計算です。
かつて(10年以上前)のように、夜10時頃まで診療すれば達成できるのかもしれませんが、今はやりません。

休日当番医の中には、夜遅くまで診療する先生もいらっしゃるようで、頭が下がります。
ただ、当院の日曜診療は毎週のことなので、持続可能な診療ペースを保つことが大事だと考えています。

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新年の発熱外来は混沌としています
- 2024/01/08(Mon) -
インフルエンザもまだ多いですが、コロナも確実に増えています。「潮目が変わった」とさえ感じます。
この日曜・祝日の2日間、当院を受診した方は126人。うち発熱外来としての受診者は106人でした。
コロナは74人検査中の37人が陽性、インフルエンザは69人検査中のA型陽性23人、B型陽性5人でした。

目を引く特徴としては、
(1)B型インフルエンザが出てきた
(2)高熱の出ないインフルエンザや、熱がすぐに下がるインフルエンザが多い
(3)コロナとインフルエンザの両方が陽性の重複感染者が目立つ
(4)家庭内で、コロナ感染者とインフルエンザ感染者が同時に存在する
(5)短い間隔で、A型インフルエンザに2回感染する

コロナとインフルエンザが同時に流行すれば、おのずと(3)や(4)は起きます。
一方の感染症から順次検査する方式では(3)を見逃し、濃厚接触歴に引きずられると(4)を見逃します。

さらに今シーズンは、「AH3亜型」と「AH1pdm09」の2つのA型インフルエンザが同時流行しています。
前者は昔からある「A香港型」、後者は2009年に出現した「新型(ブタ)インフルエンザ」です。
この両者は、4年前までは概ね交互に流行してきましたが、今期は同時に、ほぼ半々検出されているようです。
3年前と2年前にまったく流行しなかったため、両方の型が「我も我もと」競って流行しているような印象です。

そこへB型インフルエンザまでが参戦し、さらにコロナも負けじと第10波に向かっています。
メディアではあまり(ていうかほとんど)報じていませんが、、状況は危機的かつ混沌としているのです。

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年末の休みに突入しましたが、残務整理中
- 2023/12/29(Fri) -
帰省ラッシュの様子が報じられていますが、空港は年末年始を海外で過ごす予定の人たちでも混雑しています。
いいと思いますよ。毎年ハワイなんでしょ。年賀状の習慣などとっくに止めてるんでしょうね、きっと。

そういう私も、今日から1月3日まで6日間のお休みです。先日も6連休したばかりで、申し訳ありません。
もっとも今日は、年内に片付けておかなければならないデスクワーク(残務)に、ほぼ1日費やしました。

近年当院は、年末年始は6連休と決めています。いったんそのようにしたら、休みを減らすことができません。
ですが開院当初は、3日間を超えて休むことができませんでした。当時の私はそのような体質だったのです。
勤務医時代にはずっと、日曜祝日や盆暮れや大型連休などに、ほとんど休んだことがなかったからです。

お隣のサンピアンなどの従業員の方は、年末年始にあまり休めなくて大変だという話をつい最近も聞きました。
他のデパートやコンビニも同様でしょう。店員の皆様、お疲れ様です。ありがとうございます。

私が子どもの頃、正月三が日はどの店も閉まっていました。スーパーもデパートもすべて閉店していました。
コンビニなんてありません。Amazonや楽天みたいな通販もありません。ていうかネットもスマホもない。

初売りは全国的に1月4日と決まっていました。なので三が日は、おせちと餅とミカンを食べ続けていました。
ある年からそこにククレカレーも加わり、店舗の開店日が徐々に早まり、ついに元日初売りとなったわけです。

誰かが初売り日を早めて住民から好評となれば、他の店も追随し、ついに皆が休み無しになるのが道理です。
住民は便利でしょうけど、店の従業員もそれぞれ家庭のある地域の住民なんですよね。本当にご苦労様です。

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片付けは不得意だけど片付いた状態は好き
- 2023/12/27(Wed) -
年末恒例の、院内大掃除の日でした。
午前中は通常通りの診療(発熱外来も含む)を行い、午後から夕方まで、スタッフ全員で掃除をしました。
それと並行して清掃業者の方に入ってもらって、院内全体のWAXがけも行いました。

開院当初の数年間は、年末の休診日を丸1日使って、スタッフ総出で朝から夕方まで掃除をしていました。
しかし、この時期は自宅の掃除や年末準備で大変だし、働き方改革的にも休診日を潰すことは問題でした。
ということで近年は、診療日を半ドン(半日休診)にして、清掃に充てることにしたわけです。

その分、今日は診療人数を減らすことになり、受診希望の方にはご迷惑をおかけしました。
慢性疾患の方と発熱外来と予防接種を午前中に詰め込みましたが、発熱者はまだまだ多いですね。

今年の大掃除で例年と大違いなのは、院長室に限っては、完璧に片付いているので掃除が不要だったことです。
先日の、壁紙とカーペットの張り替え工事以来、院長室は素晴らしく整頓された状態を保っているのです。
なんなら壁にはオブジェもいくつか設置して、来客の度肝を抜いてやろうかという勢いです。

これまで何度も言ってきたように、私は断捨離や片付けが不得手ですが、良く片付いた状態は大好きです。
こんなにスッキリするのなら、今度こそ自宅の書斎の片付けに着手してみようかと、無謀なことを計画中です。

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日曜日の診療の半分は、生活習慣病外来なのです
- 2023/12/24(Sun) -
今日も朝9時過ぎには、夕方までの診療枠がすべて、おもに発熱外来の予約者によって埋まってしまいました。
このように受診希望者がとくに多い日は、早い時間帯のうちに、予約の受付をお断りすることになります。
そんな時は「休日当番医」の受診をお勧めしています。まあ当院も「万年休日当番医」みたいなものですけど。

一方で、毎月1回(4週間毎に)来院する生活習慣病などの方の中には、日曜しか受診できない人もいます。

そういった方は、緊急の事情でもない限り、休日当番医を受診するのは控えていただかなければなりません。
当院かかりつけの慢性疾患の方は、できるだけ当院で責任を持って診療を継続しようと考えています。
しかし、受診希望日にネットや電話で予約枠を確保してから当院に来てください、というわけにはいきません。
予約が取れなければ定期処方薬が切れてしまうし、血液検査や心電図検査も計画できなくなります。

そこで日曜には、生活習慣病等の慢性疾患の方専用の予約枠を、実はある程度確保しています。
そのようにして、急性疾患と慢性疾患の方がそれぞれ、時間帯を分離して受診できるようにしているわけです。

朝から電話しても午前中の予約枠が取りにくいのは、こういった事情もあるのです。

現に今日の受診者は、発熱等の方34人に対し、生活習慣病等慢性疾患の方33人、予防接種2人でした。
発熱外来はちょうど半分程度ですね。そのうちコロナ陽性2名、インフル陽性22名(検査陽性率79%)でした。
コロナが不気味にくすぶる中で、依然としてインフルエンザが圧倒的な猛威を振るっています。

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ほぼインフルエンザ一色の発熱外来
- 2023/12/10(Sun) -
久々に、今日の発熱外来は激しい混み具合でした。
朝の9時過ぎまでに夕方までの電話予約枠が埋まり、ネット予約枠も午前午後ともに瞬時に埋まりました。

このような事態は、コロナ第7波や第8波の頃には珍しくはありませんでした。
しかし今回、以前と大きく異なるのは、コロナではなくインフルエンザによる発熱者がほとんどだということ。
コロナ検査16人中の陽性者は1人だったのに対し、インフルエンザは35人中25人陽性(陽性率71%)でした。

ところで、いま流行中のインフルエンザは、例年のインフルエンザとは少し病状が異なる様な気がします。
必ずしも高熱が続くとは限らず、熱が上がり下がりしたり、最初から微熱で推移するケースにも遭遇します。

例えば本日の陽性例25人の来院前の熱の最高値は、39度以上14人、38度台9人、37度台2人でした。
たった2人ですが、いちども38度を超えないインフルエンザには驚きます。

熱の高さは概ねインフルエンザウイルス量に相関し、それは抗原検査で検出できるかどうかに影響します。

40度ぐらいの高熱の方は、発症後すぐに検査してもたいてい陽性が出ます。
一方で38度台程度だと、半日ぐらいを経過してやっと、抗原陽性が出やすくなる印象があります。
さらに微熱のケースは、24時間程度を経過しなければ、抗原検査では検出できないだろうと思うところです。
がしかし、今日の微熱例はいずれも、発症(発熱)から数時間程度の方でした。

最近の抗原検査キットの感度が良くなったのかもしれません。
あるいは、いまのインフルエンザの流行株は、ウイルス量が多くても必ずしも高熱が出ない特徴があるのかも。

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インフルの陰にコロナあり
- 2023/12/03(Sun) -
インフルエンザは警報レベルに達していますが、巷にはいまひとつ、その危機感が無いように感じます。

コロナ禍以前であれば、インフルエンザが大流行期にさしかかると、世の中は戦々恐々としたものです。
ところが今期のインフルエンザは春頃からダラダラと流行しているので、いまさら切迫感が湧きません
それに加えて5月の新型コロナの「5類化」以降、世間には「感染症は終わった」みたいな安堵感がありますね。
さらにインフルエンザには、タミフルやイナビルなどの「特効薬」がある。それも安心材料かもしれません。

今日の発熱外来では、インフルエンザ検査36人中の陽性は21人(陽性率58.3%)。すべてA型でした。
一方でコロナは、20人検査(NEAR法)して陽性は6人(33.3%)。これも意外に多い印象です。

コロナもインフルも陽性の「重複感染」の方も1人いて、ご本人は元々インフルエンザだけを疑っていました。
ただコロナも調べたいとの求めがあり、それならばと同時検査したらコロナも陽性だったというケースです。

そのように念のために両方を検査するケースは、コロナの検査代が有料になってからは減っています。
インフルが陰性だったのでコロナを検査することはありますが、インフル陽性の人のコロナは通常調べません。
重複感染を見つけるためには、最初から両者の同時検査をするかどうかに関わっています。

コロナ5類化(つまりコロナ検査有料化)以降に当院で検査した重複感染例を調べたら、全部で9例ありました。
検査が有料になって検査希望者が減っていることを考慮すると、この重複感染数は氷山の一角でしょうね。
インフルだけ検査してコロナを見逃しているようなケースは、いま意外と多いのかもしれません。

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足の踏み場のある院長室
- 2023/12/01(Fri) -
院長室がいま、とてもスッキリしています。なんなら卓球台を置けるぐらい広々としていますうそ大うそ。

このスッキリ感を出してるのは何だろうと3秒ぐらい考えて、わかりました。カーペットが見えているのです。

カーペットの上にあるのは、机とテーブルとイスとソファーだけです。ていうか普通の片付いた状態です。
でも先々週までは、書類、書籍、段ボール、家電、古い衣類、空きボトルやゴミで、散らかっていたのです。
それが今は、基本的に家具類しかありません。ルンバを解き放っても支障無いぐらいです。

作り付けの長い机の上にはMac4台が等間隔で並び、ディスプレイとキーボードなどが整然と置かれています。
つい先々週までは、書類、書籍、名刺、文具、家電、ケーブル、アダプタなどで埋め尽くされていた机なのに。

ケーブルはクルクルッとまとめて、壁のフックに掛けています。ハサミやUSBメモリも、壁に掛かっています。
こんな風に、よく使う小物を壁のフックに陳列するように整理する状態が、私の夢でした。小っちぇえ夢です。

不満と言えば、電源用のテーブルタップの色が白と黒とで統一できてないこと。これは痛い。黒に統一しよう。
そして懸案事項は、いま院長室から別室に暫定的に避難している物品(ガラクタ)の、今後の片付けです。
院長室がまた乱雑な状態に戻るのか、それともこの機に断捨離が進むのか。年末に向けて思案のしどころです。

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ネット予約枠は秒で埋まり、電話回線は1秒も途切れません
- 2023/11/26(Sun) -
日曜や祝日の発熱外来は、いつも早朝から予約が殺到します。
とくに日曜は生活習慣病の方の定期受診も多く、動線および時間帯の分離は徹底しなければなりません。
そのためには、完全予約制が必須です。直接来院による窓口受け付けは(原則として)行っていません。

となると予約はネットか電話となるのですが、ネット予約枠はすぐに埋まり、電話回線もすぐパンクします。

ネット予約は、予約開始後1〜数秒以内に、すべての予約枠が埋まってしまいます。
「予約開始と同時に枠が満杯になるとは、どういうことか」という苦情をたびたび頂戴します。今日もです。
申し訳ありません。予約希望者数が予約枠よりも圧倒的に多く、そのスタートダッシュが凄いのです。

電話は、切っても1秒以内に次の電話がかかってくる、いわゆる「チケットぴあ」状態です。
「何十回も電話したのにつながらないとは、どういうことか」という苦情もたびたび頂戴します。今日もです。
申し訳ありません。実際に電話が途切れないのです。運良くつながった方の予約だけで、枠が埋まるのです。

毎週日曜には予約が殺到し、ネットが埋まり、電話がパンクし、苦情が出て、いつも謝罪しています。
高熱などで苦しんでいる方からの予約なので、可能ならすべて受け入れたいところですが、限界があります。
そのことをご説明するのですが、クレームがヒートアップすることもしばしばで、対応には苦労します。

今日はいつも以上に電話で謝ることが多く、ずいぶん時間を要しました。大事だけど減らしたい時間です。
当院の診療キャパは限られます。それに加えて、そもそも熊本の休日の発熱外来のキャパが小さすぎるのです。

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ネット予約の予想外のメリット
- 2023/11/23(Thu) -
「勤労感謝の日」の今日、熊本で発熱外来やってるのは当院だけなのか、と思うぐらいの勢いでした。
インフルエンザは35人検査中21人陽性(陽性率60%)、コロナは16人検査して2人陽性(12.5%)。
近隣の小中学校には、インフルエンザによる学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖(休校)まで出ています。

実はこれまでは、発熱外来受診希望者の病状を把握するため、電話主体で診療予約を受け付けていました。
もちろん、ゆっくり電話問診していたのでは、2回線の電話はすぐにパンクして繋がらなくなります。
そこで、受けた電話での問診は最小限にして、あとで当院の携帯電話で折り返して尋ねる工夫をしてきました。

スタッフ2人で、1件当たり30秒〜1分程度の通話時間で、8時半からずっと電話を受けっぱなしです。
そんなペースで予約を受け付け続ければ、やがて夕方までの予約が埋まってしまいます。
それ以降の電話には、よほど例外的な事例を除いて、すべてお断りの返事をすることになります。

電話がつながらず、しびれを切らして直接来院する方も大勢います。
それが重症者だったり遠方から来院の場合には、予約者の合間に割り込んで診療することになります。
しかし割り込みが多くなると、予約済者の診療時間がどんどん遅れてしまいます。
なので申し訳ないですが、いくら直接来院された方でも、通常はいったんお帰りいただくことになります。

と、これまではそんな具合でしたが、今日はネット予約枠を大幅に増やし、電話予約枠を減らしてみました。
午前中の診療枠はネット予約だけで埋め、午後の診療枠のみ従来のように電話受付を併用したのです。

すると驚いたことに、ネット予約者の多くが、以前からの当院の「かかりつけ」の患者さんでした。
これまでのような電話予約だと「新患」の方ばかりになり、かかりつけの方が予約をとれなかったんですね。

ネット予約の方が、かかりつけの方の受診を受け入れやすくなることが、今日はっきりしました。
とは言え、予約電話は混雑するし、直接来院する方も大勢いました。忙しさはいつもと同じでした。
どうあがいたところで、当院の診療キャパは、これ以上増やしようがないのです。

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院長室刷新
- 2023/11/21(Tue) -
休診日だというのに朝7時に出勤し、職人さんたちが来る前に、院長室の片付けを無事完了しました。
掃除機もかけ、新築時の状態に戻った(ような)部屋を写メして、家人に送ろうとしたら、エラーが出ました。

なんと、院内のWi-Fiがつながらない。そうか、ルーターの電源もケーブルもはずしてたのでした。ありゃま。
院内のLANはすべて、院長室に大元があって、そこからWi-Fiやら院内LANの配線が始まっているのです。
これは困った。工事は夕方までかかります。その間の私は診察室にこもる予定でしたが、ネット難民は辛い。

そのとき閃きました。インターネットの光回線の大元が、レントゲン操作室の奥にあるはず。
探してみると、ONUという装置から、壁のLANコンセントにケーブルがささっています。
これが院長室まで行ってるヤツか。そのケーブルを抜いて、持参したWi-Fiのルーターに繋ぎました。

そのルーターというのが、Appleの「AirMac Time Capusule」なのです。丸みを帯びた直方体のヤツですね。
HDD内蔵なのでNASとしても使えるのですが、どういうわけか調子が悪くて、ずっとルーター専用です。
なお、この手のAppleの「AirMac」シリーズは、5年半前にすべて、販売終了となっています。残念です。

工事が終了し、壁紙とカーペットも新しくなりました。院長室が明るくなりました。
でわ、まずは院内LAN環境の復旧から。明日の診療のためには、電子カルテの稼働確認が最優先ですからね。
そうそう。外部接続(WAN)の復旧も大事。オンライン資格確認のシステムにも繋がってますから。OK。
それからついでに、無線LAN環境も確認。これは診療や予防接種の予約システムに使っているiPad用です。

書類やファイルや小物類の再搬入は後日にしましょう。その際に断捨離でもしようかと考えています。
院長室は、過去十数年でいちばん整頓された状態になりました。はたして、これをいつまで維持できるのやら。

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院長室工事のため片付け中
- 2023/11/17(Fri) -
院長室の大規模な片付けをしています。
熊本地震後にも片付けましたが、それをもしのぐ開院後最大の、抜本的な大掃除兼模様替えです。

その発端は、いつぞやの豪雨被害による雨漏りです。
屋上の応急処置は済み、こんどは院長室の壁の内部(断熱材など)を丸っと取り替えることになりました。
来週火曜がその工事日なので、あらかじめ壁際の物品を片付けておこうというわけです。

もともと院長室は大掃除が必要な状況でしたが、地震以降、手つかずの状態が続き、乱れに乱れていました。
今回の工事は、院長室内の片付けをせねばならない状況に私を追い込むための、まさに格好のの理由でした。

あちこち掘り返すと、古い書類やガラクタがたくさん出土します。
見返せば懐かしい文書等も出てきますが、今回ばかりは、感慨にふけっている余裕はありません。
とりあえず、捨てるか、別室(多目的室)の棚に移動させるかの2択。たいていは後者となります。

壁の内部構造物を入れ替えて壁紙も刷新し、床のカーペットも張り替えるという、かなり大規模な工事です。
そのすべてを1日で全部やってしまおうという、多くの職人さんを集結させての人海戦術のようです。

それだけの規模のプロジェクトなので、工事前に片付けが終わっていないなんてことは許されません。
ですが、この工事のことはずいぶん前から決まっていたのに、本格的な準備は始めたばかりです。
締切前になって尻に火が付かないと動かない性分なので、今日になって焦っているのです。
基本的に片付けは得意ではありませんが、片付いた状態は大好きなので、いま張り切っています。

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九州電気保安協会の「電気安全調査」
- 2023/10/12(Thu) -
九州電気保安協会が、院内施設の「電気安全調査」をしてくれたようで、点検完了の書類を置いて行きました。
「□ 異常ありませんでした」のところにチェックが入っていました。それは良かった。

このような、電気通信系を「検査しときました」という手合いは、昨今よほど注意しなければなりません。

「九州電気保安協会」は信頼できるし、「事前のお知らせ」も受け取っていたので問題ありません。
しかし同社のサイトにも「類似した会社名を名乗る業者にご注意ください」とあるように、問題は深刻です。

「九州電気保安教会」と記載してないかどうかは、よく見ておく必要はあります。
「□ 異常がありました。つきましては、壺を買う必要があります」という選択肢があれば、要注意です。

「九州電機保安協会」とか「九州電器保安協会」というトリックも、見破らなければなりません。
「九洲電気保安協会」とか「丸州電気保安協会」も、気をつけるべき団体でしょう。
「九州電気不安協会」ならすぐ見破れますが、どんな団体なのか逆に興味が湧きます。

「詐欺メールにご注意ください」という、それ自体が詐欺メールかもしれないメールが、よく届きますね。
メール内にリンクが張ってあっても、決して触ってはなりません。メール自体を即削除すべきです。
詐欺ではなくても、そんなメールを送信するようでは、セキュリティーに甘い企業と考えなければなりません。

現に、銀行など一部企業からのメールには、そのようなリンクはなく、電話番号が記載されているだけです。
セキュリティーに気をつければ気をつけるほど不便にはなりますが、不便でも安全第一ですから。

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インフル多いがコロナもまだまだ
- 2023/10/09(Mon) -
絶好の行楽日和かと思ってたら、午後から降り出しましたね。どっちみち今日も、発熱外来やりましたけど。

アデノウイルス感染や溶連菌感染のお子さんもいますが、やはり多いのはインフルエンザとコロナです。
この2日間のコロナ陽性者は10人、インフル陽性者は13人でした。検査の陽性率はいずれも下がっています。
ひところは、インフルによってコロナが駆逐されたかのような様相でしたが、まだコロナもしつこく出ますね。

コロナ治療薬は、今月からとても高額な自己負担が必要になったので、1割負担の高齢者にだけ処方しました。
インフルもコロナも、近隣校では学級閉鎖が出ています。たいていの学校ではインフルがメインのようです。
ただし個人情報保護の観点からか、何の感染症で学級閉鎖なのか保護者には詳細を知らされてないようです。

一方でインフルは予防接種の要望も多く、当院のネット予約枠はほぼ満杯です。枠を広げても秒で埋まります。
日曜祝日にも多くの方に接種したいところですが、現状では、休日は接種よりも発熱外来を優先しています。
そのかわり、他院が発熱外来を行っているであろう土曜日に、当院ではワクチンの接種を行っているわけです。

ここしばらくは、検査や治療をしながら予防もする、ということになるんでしょうね、コロナもインフルも。

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暑さよりも寒さよりも、雨の発熱外来がイヤ
- 2023/10/08(Sun) -
この連休は発熱外来です。しかも雨です。明日も雨らしいです。嫌いですね、雨の発熱外来は。

院内の隔離診察室(陰圧室)が一部屋しかないので、院内だけでは発熱者の診療がさばけません。
なので多くの発熱者は駐車場での診療となり、コロナやインフルや溶連菌等の検査も自家用車内で行います。
となると、院内と駐車場を早足で何十往復もすることになります。今日は滑って転ばないように注意しました。

猛暑で熱中症気味なった日もありました。極寒で雪が舞う中でも駐車場に行ったり来たりしました。
しかしとくに困るのは雨ですね。この夏はまるで熱帯地方のように、スコール(ゲリラ豪雨)が降りました。
それと比べれば、今日のようにシトシト降る雨など、可愛いものです。ただ、傘を差すのが面倒なのです。

傘を差し、カルテ(病歴ファイル)を持ちながら、しかも綿棒で鼻咽腔を拭うには、高度な技術が必要です。
その綿棒が1本だけ(=検査が1種類で1人だけ)なら、自分1人でなんとかこなせます。
しかし複数の検査や複数の患者さんの検査を一度に行うとなると、かなり厳しい。
そんな場合は、看護スタッフを付き添わせて、検査を介助してもらうこともあります。

でも今日の私は、綿棒2本を角度を付けて片手で持つという、ほぼD難度の技を繰り出し続けたのでした。

もしクリニックを建て直すなら、複数の陰圧診察室と、ドライブスルー検査ができる駐車場を作りたいですね。
ていうか、また新たな病原体によるパンデミックなど、もう想定したくないのが本音ですけど。

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開院16周年
- 2023/10/01(Sun) -
つるはらクリニックは、開院16周年を迎えました。
これもひとえに、皆様方の温かいご支援のおかげです。厚く御礼申し上げます。

勤務医から開業医に転身した16年前、私の使命は近隣地域の方々への丁寧な医療の提供だと考えていました。
小児心臓外科という、かなり専門的で特殊な分野に身を置いていた私からすれば、大きな転機でした。

当初は、夜9時10時頃まで平気で診療していましたが、いまでは、ほぼ定時頃には終わるようになりました。
働き方改革など時代の流れもあり、また私が長く診療を続けられるためでもあります。どうぞご理解ください。

熊本地震では、とにかく近隣の患者さんの診療を続ける事だけに集中し、断水中でも休診はしませんでした。
いま思えばあの地震がきっかけで体の力が抜け、変な欲がなくなり、自然体で診療できるようになりました。

もうこれ以上の災難には一生遭遇することもなかろうと思っていたら、コロナです。
コロナ禍によって、医療だけでなく社会のすべてが打撃を受け、子どもたちのだいじな時間を奪いました。

土日診療が当院のウリなので、いまは医療提供体制の手薄な土日祝日の発熱外来に、力を入れています。
もうそろそろ通常診療に戻るかと思いきや、昨日も今日も受診者が多く、コロナはまだまだ先が見通せません。

世の中はすでにウィズコロナに向かっていますが、医療分野のウィズコロナって、実は危ういものなのです。
コロナを恐れない開放的な方と、基礎疾患のある方や高齢の方とのニアミスが、むしろ起きやすくなりました。

そんななかで当院は今日、開業16年の日を迎えました。そしていつのまにか、私は63歳になっています。
まだまだ体力も気力も十分あると思っていますが、少し力を抜いて、自然体の医療を続けたいと願っています。
17年目のつるはらクリニックも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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とりあえず、1月〜9月のコロナを振り返ってみる
- 2023/09/30(Sat) -
明日から、発熱外来における発熱者や感染者の診療に関わる診療報酬が、大幅に減額されます。
コロナが「5類化」されて数カ月経ちました。発熱外来で認められていた特例加算も終了へと向かっています。

感染防御のための防護具や診療上の工夫や配慮は、今後は普通の風邪程度でいいよ、ということでしょうか。

というわけでこの節目に、今年これまでの発熱外来を振り返ってみました。
当院では1月12日から、外部委託のPCR検査をやめて、自院での遺伝子検出検査(NEAR法)を始めています。
そこで、5類化前の1/12〜5/7を「前期」、5類化後の5/8以降を「後期」として、データを比較してみました。

NEAR法検査総数は2,035人。前期が953人(1日平均8.22人)、後期が1,082人(同7.41人)でした。
陽性者は、前期209人(陽性率21.9%)に比べると後期は465人(43.0%)と、陽性率が倍増しています。
5類化後に検査費用に窓口負担が生じるようになり、より疑わしい人が検査を受けたためかもしれません。
逆に言うなら、検査が無料だった頃には、今よりも安易に検査を行うことが多かったということでしょう。

陽性者のうちの65歳以上は、前期18人(8.6%)、後期34人(7.3%)と、大差はありませんでした。
18歳以下では、前期85人(40.7%)、後期128人(27.5%)と、前期は小児が多かったことを思い出します。

コロナとインフルエンザを同時検査して両方とも陽性だった人は、前期8人、後期2人。
いまインフルエンザの流行が話題ですが、2月〜4月頃にもインフルは流行していたんですよね、そう言えば。

明日からはコロナ治療薬の自己負担が必要になるので、検査を受ける人が減る可能性はあります。
そのために、受診者自体もおそらく減るでしょう。これもまた、ウィズコロナへ向けての世の流れなのか。

ちなみに私は今日、7回目のコロナワクチン接種を受けました。いまズキズキ痛んで、効いてる気がしてます。

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すでにインフルエンザの流行へとシフトしています
- 2023/09/24(Sun) -
最近の日曜日と祝日は、当院は朝から夕方までノンストップで診療をしています。

職員はなんとか交代で休憩を取りますが、私の休憩はトイレぐらいで、水分補給の頻度も減らし気味です。
そのかわり18時過ぎには診療を終了します。かつてのように深夜まで診療するなど、今ではあり得ません。
毎週日曜と祝日のことですから、無理をするとカラダがもたないのです。

ところが、「休日当番医に断られた」と当院に電話して受診を求める方が、いつも日曜日には何人もいます。
当番医も忙しいでしょうけど、年に2回程度のことですから、1人も断らずにとことんやっていただきたい。
というのは冗談ですよ。当番医の応招義務よりも、医師や職員の健康上の理由の方が優先すると思います。

昨日と今日の2日間は、生活習慣病等の一般外来受診者も多かったので、発熱外来受診者は91人でした。
そのうちコロナ検査(NEAR法)は48人に行い、陽性者は14人。陽性率は29.2%と、かなり減っています。
一方でインフルエンザの抗原検査は53人に行い、陽性者は24人。陽性率は45.3%と、激増中です。

コロナの検査数だけでなく陽性率も減っていることは、コロナ感染者自体が減っていることの証でしょう。
その反対に、インフルエンザが増えていることは間違いありません。あちこちの学校で学級閉鎖も出ています。

ずっとインフルが流行せず、免疫力が低下したため感染が拡大しやすいと言われますが、その通りでしょう。
インフルエンザワクチンの接種は、その低下した免疫を挽回してくれるので、今回はすごく重要だと思います。
そのような特殊事情を考慮すると、今シーズンに限り、全年齢層に2回接種を認めても良いと思います。

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ついにインフルがコロナを抜いた?
- 2023/09/18(Mon) -
「3秒で終わるよ」
そう言って、お子さんの鼻に綿棒を入れてグリグリします。親御さんには、体と腕と頭を固定してもらいます。
コロナもインフルエンザも、当院の検査は全て、鼻咽腔ぬぐい液によって行っています。

「はーい、じゃあ数えるよ、さーん、にーい、いーち、ぜーーーろ、はーい、じゃあ、ぬきまーす」
綿棒挿入時間は結局、10秒程度です。どこが3秒やねん、と苦情が出そうです。大人はズルいですね。

発熱外来受診者が多いことは昨日も書きましたが、日曜よりも多いのが祝日です。
土日診療している医療機関でも祝日は休診することがほとんどなので、祝日はもっとも医療が手薄になります。

インフルの台頭については昨日書いたばかりですが、状況はすでに進展しつつあります。
陽性診断の人数で言うと、昨日はコロナ陽性16人に対しインフルエンザ陽性は5人でした。
ところが今日の陽性者は、コロナ12人に対してインフル13人と、インフル激増です。

このコロナ禍で、インフル陽性者がコロナ陽性者より多かったのは、今日が初めてかもしれません。
決してコロナ感染者が減っているわけではなく、つまり、インフルが大流行し始めたということです。
もしかすると来月には、コロナをかき消すほどの勢いになるかもしれません。ともかく、早めにワクチンです。

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猛暑と豪雨と喧噪の中での発熱外来
- 2023/09/10(Sun) -
当院が日曜に発熱外来をしていることが広く周知されているようで、近隣町村からも発熱者が集まってきます。

いまの第9波では比較的高熱の方が多く、そこへインフルエンザの方も加わり、ひどく混沌とした状況です。
やむなく今日は昼休みを返上して夕方までノンストップの、しかも猛暑と豪雨の入り交じる発熱外来でした。

エアコンは入れているとはいえ、炎天下の駐車場の車の中で順番を待っていただくのは忍びないですね。
しかしその駐車場と院内を、防護具フル装備で行ったり来たりしている私も、かなり暑いです。

さらに、お隣に「飾り馬」がやって来て、猛暑のなか、鉦やラッパが鳴り響いてきます。
今日はサンピアンではなく、フェンスを隔てた隣接地の店舗の駐車場なので、とにかく音が近くて大きい。
それがしかも例のBBQの店なので、まるで炭火の熱風が押し寄せるごとく、異様に熱く感じます。

ところが14時過ぎから、雷鳴が聞こえたかと思ったら、久々のゲリラ雷雨が始まりました。
雨雲レーダーアプリで見ると、当院の場所の雨雲の表示色は「紫」。最高強度の豪雨じゃないですか。

と、そんな波乱の発熱外来でしたが、受診者は47人。
コロナ遺伝子検査(NEAR法)を行ったのは21人、陽性12人(陽性率57%)と高率でした。
インフルエンザ検査(抗原検査)は22人に行い、陽性5人(23%)。これも最近ではかなり多い方です。

来週からはコロナの新ワクチン(XBB.1.5対応)、来月からはインフルエンザワクチンの接種が始まります。
発熱外来受診者が増えているのに、時間帯分離を徹底してワクチン接種枠を作るのは、なかなか大変そうです。

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コロナは下げ止まり、インフルは激減
- 2023/08/27(Sun) -
日曜日は、診療を終えて帰宅して風呂に入り、大河ドラマ『どうする家康』を観ながらビールを飲み始めます。
やがて夕食に移行して、『VIVANT』(TBS)と『事件』(WOWOW)を観終わると、23時になります。

それから始まるのが、ブログネタとなる「コロナ総括」なので、日曜日の夜はけっこう忙しいのです。

当院の発熱外来の、7/30から今日までの毎週日曜日の「陽性者数/コロナ検査数(陽性率)」の推移は、
14/23(60.9%)→13/23(56.5%)→休診→15/27(55.6%)→13/27(48.1%)、でした。
陽性率はジワジワ減っているようですが、激減というわけではありません。

同じ時期の、熊本県の毎週の「定点あたり報告数」の推移は、
24.66→22.41→16.43→16.60→(8/21-27は未集計)と、やや下げ止まった印象があります。
東京都も似たような推移ですが、北日本ではまだ増え続けているようです。

周囲にコロナはいないという陽性者には、そういえば家族が風邪を引いていた、という方がけっこういます。
たぶん、家族もコロナだったのでしょう。たいていは全員が軽症なので、あえて確認検査などはしません。

インフルエンザの検査を希望して来院された高熱の方の中からも、相変わらずコロナ陽性者が出ます。
一方でインフルエンザ陽性者は、昨日は1人いましたが、今日はゼロでした。インフルは激減しています。

コロナ濃厚接触者が発熱したら、成人ならもうコロナと考えてください。インフルの可能性はほぼゼロなので。

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お盆明けにコロナは増えているか
- 2023/08/20(Sun) -
カンカン照りの猛暑かと思えばゲリラ雷雨。駐車場を利用した発熱外来では、今日もまたびしょ濡れです。
滑って転んでギックリ腰を誘発した先日の件をふまえ、今日は細心の注意を払って歩き回りました。

新型コロナの「定点あたり報告数」は、全国的に7/24〜30の週をピークに、ゆっくりと減少しつつあります。

熊本県の、5類化以降の毎週の報告数の推移は、5/8〜14の週から8/7〜13の週まで順に、
2.06→2.30→2.41→3.54→5.43→6.38→8.75→9.58→11.99→15.93→22.05→24.66→22.41→16.43
と、7/24〜30がピークですが、8/7〜13の週の急減はお盆休みで検査数が少なかったせいもありそうです。

当院での毎週の感染者数の推移は、残念ながらお盆に長く休診したせいで、データがあてになりません。
そこで、日曜日に絞って、遺伝子検出検査(NEAR法)の検査数と陽性者数を比較してみました。

全国的に感染者がピークだった週の日曜日の7/30は、検査数23人のうち陽性14人(陽性率60.9%)でした。
翌週の日曜8/6は、検査数23人中の陽性13人(陽性率56.5%)。その次の8/13は、すみません、お休みです。
そして今日8/20は、検査数が27人と増え、陽性は15人だったので陽性率は55.6%でした。

当院の数字からは、お盆明けにまた感染者が急増してきた風には見えませんが、横ばいに近い印象です。
検査を希望しない発熱者がさらに増えていることを考慮すれば、感染は再拡大中なのかもしれません。

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今年も長い盆休み
- 2023/08/12(Sat) -
当院は昨日から、お盆休み中です。地域の皆様や発熱外来受診希望の方々には、ご迷惑をお掛けしています。

今年は、金曜・火曜の定期休診日に3日間の臨時休診日をはさみ、8/11(金)〜15(火)の5連休となりました。
昨年も同様に、8/12(金)〜8/16(火)の5連休でした。その間に、父の一周忌の法要と初盆をしました。

一昨年は、8/13(金)・14(土)の2日間だけの盆休みでしたが、それが父のお通夜と葬儀の2日間となりました。
診療には穴をあけずに済みましたが、なにかとバタバタして、とてもタイトな2日間でした。
その時思ったのは、自分や家族や、そして職員には、時には長めの連休が必要だということでした。
お盆休みは来年以降も5連休にすることになるでしょう。そしてそれは年末年始も同じです。

そのほかに近年は、祝日診療(火曜・金曜以外)を続けるかわりに、平日に休診日を設けることも増えました。

医療機関に限らず、暦通りに仕事をしている職場にとって、祝日というのはご褒美のような存在でしょう。
祝日は、土日診療している医療機関でもたいてい休診するので、地域医療がいちばん手薄になりやすい日です。
そこで当院は、祝日そのものはできるだけ診療し、他の医療機関が診療している平日に休むことにしたのです。

ただし盆休みと年末年始だけは例外。他院並みまたそれ以上休診させていただいております。ご了承ください。

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「5類化」によって感染対策を緩和した医院が多いらしい
- 2023/07/31(Mon) -
「5類化」によって開業医はどう変化したか。
医療従事者用のサイトで行われたアンケート調査の回答を見ながら、当院の実情と突き合わせてみます。

「発熱患者の受け入れ制限を緩和した」
そのような回答が多かったようですが、元々受け入れ制限をしていなかった当院からすれば、複雑な心境です。
でも動線分離ができない等の理由で、いまなお発熱患者の受け入れを断っている医療機関もあります。

「受付のパーテーションを止めた」
当院はまだ止めていません。多少のデメリットがあるとしても、まだ感染者が多い現状では止められません。
予約なしで受付まで入り込んでくる発熱者もいます。そのような方は、むしろこれから増えるかもしれません。

「発熱患者の診察時のガウン着用を止めた」
私はまだ、ガウン+マスク+フェイスシールド+キャップ+手袋、という完全装備を続けています。
診察中に、不意にこちらに向かって咳込まれたりすることがあり、飛沫を浴びることだけは避けたいのです。

「コロナ検査をするかどうかは患者の希望次第にした」
当然、ていうか元々そうでしょ。でもたしかに、有料にもなったし、検査を強く推奨することは減りましたね。
コロナ感染の疑いのある方がそれを意識して行動するのなら、診断を確定する必要は必ずしもありませんから。

高齢者や基礎疾患のある患者さんがいつも待合室にいる当院では、まだ感染対策の緩和は難しいですね。

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祝日の発熱外来
- 2023/07/17(Mon) -
祝日はいつも、日曜日をしのぐ勢いで診療の予約が入ります。
朝8時からネット予約の受付を始めると、あっという間に(数秒で!)午前中の予約枠が一杯になります。
8時半には電話予約の受付も開始します。ネットが使えない方のために、電話用の枠も少し設けているのです。

電話予約の開始時刻をネット予約よりも早くしている医療機関が多いですが、当院は逆です。
なぜなら、電話はすぐに回線(2回線)がパンクするので、かけた順にはつながらないからです。
一方でネットは、入力操作が1秒でも(1ミリ秒でも)早い方が優先されるので、その意味では公平です。

今朝も私と受付事務員の2人態勢で、8時半から電話番をしましたが、予約の電話がまったく途切れません。
受話器を頭と肩の間に挟み、名前や病状などを聞き取りながら問診シートに書き込んでいきます。
電話回線の占有を最小限にするために、最小限の問診を取ったらいったん電話は切ります。
あとで、院内用の携帯電話から患者さんにかけ直して追加の問診を取り、来院後の診療に備えます。

電話がなかなかつながらず、しびれを切らして予約なしで直接来院される方も、日曜祝日にはかなりいます。
しかし、運良く電話がつながった方の分だけでも、予約枠はすでに満杯なのです。
直接来られても空き枠がないだけでなく、動線分離の観点からも玄関口で支障を来しかねません。

今日の発熱外来受診者は52人。そのうちコロナ検査39人中の陽性者は17人(陽性率44%)。
それに加えてインフルエンザの陽性者も7人。真夏だというのにどういうことなんですかね、このインフルは。

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猛暑の「発熱外来」
- 2023/07/16(Sun) -
熱中症警戒アラートが出ている中、こっちが発熱しそうになるほど暑い「発熱外来」でした。

今日は、コロナ検査25人中の陽性10人(陽性率40%)、インフル検査20人中の陽性5人(25%)でした。
自宅で抗原キットで陽性だった方が、確認再検査目的ではなく、処方目的で来院されるケースも増えました。

隔離診察室(陰圧室)が1部屋しかないので、多くの方のコロナ検査は、屋外駐車場で行うことになります。
私は直射日光とアスファルトの照り返しと、エンジンをかけたままの車からの熱気を浴びなければなりません。
多量の汗をかきながらも気力は充実していたので、私はいつものように張り切ってサクサク動いていました。

ところが昼前になって、急にドッと倦怠感が来て、胃がもたれ、視力が急に低下したように感じたのです。
こりゃマズイとスタッフに伝えたら、すぐにスポーツドリンクと塩飴を調達してきてくれました。

一般に熱中症では、スポーツドリンクは糖分が多い割に塩分が少ないため、治療用としては推奨されません。
しかし今日の私には、塩分も水分も糖分も必要だったと見えて、スポーツドリンク+塩飴がとても効きました。
たちどころに水分が体に染み渡り、塩分が補われ、血糖値が回復し、元気がみなぎったのでした。

日頃患者さんには、塩分を控えろ、糖分を制限せよと言っていますが、それは「平時」の話。
「有事」(熱中症) の際にそんな制限は忘れましょう。塩と砂糖って、本来は体に一番大事なモノなんですよね。
明日は今日よりも暑いといいますが、でも大丈夫。塩飴は十分に確保できてますので。

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世間が「連休」のとき、たいてい当院は「連診」なのです
- 2023/07/15(Sat) -
世間が「3連休」で賑わっている中、当院は今日から「3連診」です。
コロナが増えつつあるいま、とくに休日の発熱外来をおろそかにはできません。
にしても、バカ暑な日でしたね。防護具をつけて駐車場と院内を行き来するだけで、だいぶ痩せましたうそ。

真夏のコロナで難しいのは、たとえば熱中症との区別がつきにくいことです。
オマケにこの時期、子どもが高熱を出すヘルパンギーナやアデノウイルス感染が大流行しています。
さらに今年は、インフルエンザとRSウイルス感染も流行しているので余計ややこしい。

胃腸炎の初期には高熱が出ることがありますが、コロナの初期に胃腸症状を呈する場合もあります。
コロナかどうかは病状ではなく、周囲に発熱者がいたかどうかなどの状況証拠の方がヒントになります。

今日の発熱外来では、検査した14人中7人がコロナ(陽性率50%)、2人がインフルエンザでした。
コロナは職場のクラスターが目立ち、インフルエンザは学校や幼稚園での感染でした。

今日の時点での熊本市内の学級閉鎖は、菱形小、中島小、熊本西高、高平台小、力合西小の5校。
北部や西部の学校が多く、当院近隣の学校での流行はおさまっているようですが、もちろん油断はできません。

日曜祝日となると、当院発熱外来は県内各地からの受診者が集中し、予約枠は朝のうちに埋まりす。
そこへ予約なしで、診て欲しい、検査して欲しい、薬が欲しい、という方が何人も割り込んで来ます。
そんなわけで明日もまた、暑い、熱い日になりそうです。

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雨漏りその後
- 2023/07/07(Fri) -
院長室の雨漏りは、その後どうなったのかと、ご心配の方もいらっしゃるでしょうか。
どうぞ、ご安心ください。昨日のうちに、ハウスメーカーの方に屋根の応急処置をしていただきました。
そしていま、今日は休診日ですが、確認のために出勤してきたところです。

今日も朝から大雨なので、水漏れ修理が不完全なら雨漏りが続いているはず。それではとても困ります。
気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」を見て青色表示以上の雨雲が過ぎ去るのを待ってから、家を出ました。

来てみるとさいわい、院内に新たな雨漏りの兆候はなく、院長室のカーペットはおおむね乾いていました。
しかし臭気はまだ少し残存しており、今後、カビや雑菌やコケやキノコなどが生えてくる恐れがあります。

そこで、秘密兵器の出番です。
まず定番の「ファブリーズ PREMIUM」を振りまいて除菌。「ふんわりおひさまの香り」で満たされました。
引き続いて「リセッシュ WIDE JET」を噴霧。抗菌スペクトラムを広げるための、いわゆる「2剤併用」です。
さらに「無香空間」を設置して悪臭を完全ブロック。おひさまの香りも除去されますが、それはかまいません。
最後に「水とりぞうさん」を室内に3個配置するという念の入れよう。もう乾燥肌が心配になるレベルですね。

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雨漏りクリニック
- 2023/07/03(Mon) -
金曜日の豪雨のせいで、クリニックで雨漏りが始まっていたようですが、休診日なので気付きませんでした。
土曜日に出勤してみると、受付カウンター前の床に直径1メートル弱の水たまりができていました。
雨水がどこをどう伝ってきたのか、天井の非常灯のところから、滴がポタポタ落ちて来ます。

そこはちょうど、マイナ保険証の顔認証リーダーを設置している場所の真正面です。
なので今回の雨漏りは、マイナ保険証反対勢力による妨害工作の可能性も考慮しておくべきかもしれません。

とりあえず、ハウスメーカーの方に来ていただき、その日のうちに応急処置をしてもらいました。
おかげで昨日の日中は1滴の雨漏りもありませんでしたが、それは単に、天気が良かったせいだったようです。

夜からまた豪雨となり、今朝出勤してみたら顔認証リーダー前の床が土曜日よりもひどい水浸しでした。
モップがけして、新聞紙を敷いて、バケツを置いて、天井から落ちてくる水滴を受け止めます。

おそらく、外壁の1階と2階の境目から水が浸入しているのだろうというのが、ハウスメーカーの見立てです。
コーキングのあちこちにすき間ができているようです。これじゃまるで「線状漏水帯」じゃないですか。

熊本地震のときに外壁に圧力がかかって、コーキング部分に亀裂が生じた可能性があるとのこと。
地震から7年も経った今頃になって「地震被害」ですか。ある意味「七年殺し」です。

というわけで今日もさらに応急処置を追加していただきました。さて、明日からはどうなるか。

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猛暑の発熱外来でしたが、明日は豪雨になりそうです
- 2023/07/02(Sun) -
「どうする円安」
このフレーズをたぶん世界で最初に思いついたので(個人の憶測です)、証拠としてここに書いておきます。

さて今日も、大河ドラマを観た後は、「コロナ日曜週計」にいそしむ時間帯です。
5類化後の、当院で診断した毎週のコロナ感染者数は、5→7→9→13→15→27→29→31という推移でした。

さらに、今日コロナ陽性と診断した10人のうち8人は、周囲にコロナはいない、と言っていた方でした。
そのような、どこで感染したか分からない方が、先週までよりもさらに増えている印象です。

最近のコロナは高熱が出ることが多いですね。なので多くの方が、インフルエンザを疑って来院されます。
以前のオミクロン株BA.4/5とは異なり、いまの流行株XBB.1.16/1.5は高熱が出やすいのかもしれません。

BA.4/5に罹っても、BA.4/5のワクチンを接種しても、XBB株には感染しやすいことが問題とされています。
これを「XBB株は以前の免疫から逃れる性質が高い」という言い方をしますが、つまり油断するなということ。
当院受診者の中でも、2度目のコロナ感染の方は珍しくなくなりました。もはや何度も罹る感染症なのです。

ワクチンの接種は今もボチボチ行っていますが、なにしろBA.4/5のワクチンですから気合いが入りません。
9月からは、XBB対応ワクチンに切り替わるようですが、その頃の流行株は果たして、何なんでしょうね。

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コロナも夏風邪も増えています
- 2023/06/11(Sun) -
いよいよ第9波が迫ってきたのか、今日の発熱外来は15人検査してコロナ陽性は8人(陽性率53%)でした。
じつは発熱外来受診者自体は46人いて、未検査の方の中にコロナが何人いたかは、わかりようがありません。

もちろん、コロナでもインフルでもない発熱者も多いはずで、とりあえず診断としては夏風邪です。
夏風邪とは夏における風邪のことで、冬は風邪を引いても当たり前なので冬風邪とは言わないのでしょう。

一方で、夏に流行しやすい子どもの感染症があって、プール熱や手足口病やヘルパンギーナなどがそうです。
と書きましたが、昨今の流行時期は不定期で、たぶんコロナ禍の3密回避とかマスクや手洗いの影響でしょう。

以前であれば、毎日のように子どもたちから「浴びる」ウイルスによって、私は免疫力を鍛えられていました。

しかしこの3年半、風邪症状の方の診察では必ず、マスクとフェイスシールドなどの防護具を付けています。
つまり、コロナやインフルのウイルスのみならず、すべての病原体から私は徹底的に逃げてきたわけです。
その結果、免疫力は確実に低下し、どのようなウイルスに対しても、弱いからだになっているかもしれません。

なのでいま、まとも風邪のウイルスを浴びたら、確実に風邪を引きそうな気がしています。
たぶん高熱も出るでしょうし、なんなら咳もひどいかもしれません。

診療を維持するためには、絶対に風邪を引くわけにはいきません。
そういうわけで私は、診療中以外であっても、マスクを外すのにはまだ抵抗があるのです。

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「世界禁煙デー」なのだけど
- 2023/05/31(Wed) -
今年も5月31日は「世界禁煙デー」ですが、当院の禁煙外来はずっと、止まったままです。
もう2年前から、肝心の禁煙補助薬「チャンピックス」が出荷停止となっているためです。
1年前には、出荷再開は今年(←2022年)後半以降になる、とメーカーは言ってましたが、全然ダメですね。

そのメーカーというのは、新型コロナワクチンの代名詞ともなった米国の製薬大手「ファイザー」のことです。

禁煙学会等は去年から、チャンピックスがだめなら「ニコチネルTTS」を使うようにと言い続けています。
これは、チャンピックス登場以前の禁煙外来で処方されていた、ニコチンの貼り薬です。

厚労省は、チャンピックスもニコチネルTTSも、禁煙成功率には大差ないといいますが、そうでしょうか。

チャンピックスには、ニコチンと似た脳内作用と同時に、タバコを美味く感じなくさせる特徴があります。
一方でニコチネルTTSには、治療の途中でも吸ったタバコが美味しく感じるという、重大な欠点があります。

禁煙が失敗するのはたいてい、うっかり(そそのかされて)タバコを吸ってしまうことが原因です。

そう考えると、自力禁煙とあまり変わらないメカニズムで作用するニコチネルTTSは、私は気が進みません。
まだメドが立っていませんが、できればチャンピックスの出荷再開を待ちたいところです。

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小児用抗生剤の味比べ
- 2023/05/25(Thu) -
小児用の薬には、美味しく飲めるように味が付いていますが、それでも、あまり美味しくはありません。
不味くて飲めなければ処方した目的が達成できず、病状の悪化も心配になります。

「マクロライド抗生剤」(エリスロシン、クラリシッド、ジスロマックなど)の苦さは、よく知られています。
飲めない子が多いので、最近ではとくに必要な状況でのみ、処方しています。

「セフェム系抗生剤」はよく使う薬ですが、その味をじっくり味わったことがありませんでした。
そこで今回、隣の薬局から小児用の細粒を少しいただいて、味を比べてみました。

(1)メイアクト(セフジトレンピボキシル細粒小児用10%「トーワ」)
先発品はバナナ味ですが、東和のジェネリックはオレンジ味。あまり苦くないけど、美味しくもない。 

(2)フロモックス(セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「トーワ」)
イチゴ味。意外と苦みが強くて、わりと不味いですね。よく使う薬なのに知らなかった。

(3)セフゾン(セフジニル細粒小児用10%「トーワ」)
イチゴ味で甘い。しかも苦くない。今日味わった中では、ダントツ美味しい。コレ嫌いな子は少ないでしょう。

(4)トミロン(トミロン細粒小児用10%:先発品:富士フイルム)
イチゴ味で普通に甘い。苦みが少ないので飲みやすい。

(5)バナン(バナンドライシロップ5%:先発品:第一三共)
昔の袋入り粉ジュースを思い出させる、安っぽいオレンジ味。後で苦くて、そこそこ不味い。

こうしてみると、とくに理由がなければセフゾンの一択ですね。次点はトミロン。覚えておきましょう。

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新型コロナは「5類」へ
- 2023/05/08(Mon) -
コロナ「5類化」後の今日も、当院の診療スタイルは昨日までとまったく同じでした。
好天のせいでもないでしょうけど、発熱外来受診者はいつにも増して少なく、急に、コロナ陽性はゼロでした。

昨日までと違うのは、コロナの検査料の公費負担がなくなったことです。医療費は次のようになります。
(平日の診療時間内の初診、従来の保険証を提示、コロナ遺伝子検査を受け、陰性で、院外処方ありの場合)

(1)初診料 2,880円
(2)医療情報・システム基盤整備体制充実加算 60円
(3)院内トリアージ実施料 3,000円
(4)SARS-CoV-2核酸検出検査料 7,000円
(5)微生物学的検査判断料 1,500円
(6)処方せん料 680円
(7)一般名処方加算 90円

3割負担の場合、昨日までは(4)と(5)が公費負担なので、窓口負担は2,010円でした。
それが今日からは、(1)〜(7)すべてを足して、4,560円に大幅アップしました。もちろん薬代は別です。

ところがメディアでは、「厚労省の試算」として、窓口負担が「最大で4,170円になる」などと報じています。
私には「4,170円」の算定根拠が正確にはわかりませんが、(3)を低く見積もっているものと推測します。
「受け入れ患者の限定」を行う医療機関では、(3)は147点しか算定できない規定だからです。
そのような、5類化の趣旨に反する診療による医療費を、さも標準値のように公表するのはどうなんでしょう。

そもそも、「最大で」というのであれば、休日加算や夜間・早朝等加算も加えてしかるべきです。
それを「最大で4,170円」だと強調するようなメディアの報じ方は、誤解を招くのでやめていただきたい。

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雨の発熱外来
- 2023/05/07(Sun) -
新型コロナの「5類化」を明日に控えて、今日は「2類相当」の最終日。検査が無料なのは今日まででした。
荒天のせいでもないでしょうけど、発熱外来受診者は日曜日にしては少なく、うちコロナ陽性は3人でした。
無熱者も含め、急性疾患の大半はウイルス性胃腸炎と思われる方でした。春先から胃腸炎の流行が続きますね。
もちろん申し添えますが、時間帯と動線を分離して、今日も生活習慣病の方などの一般診療も行いました。

当院には、簡易的に「陰圧化」工事を施して専用機器を完備した「隔離診察室」が1部屋あります。
コロナ確定後もしくはコロナの疑いのある方に、詳しい診察や血液検査や処置等を行う時に使用しています。
しかしそれ以外の診察室や処置室は、換気や動線の観点からは、厳密には「コロナ対応」とは言えません。

なので、処置等を必要としないコロナ疑いの方の検査は、可能であれば駐車場で行うことになります。
ただし、タクシーや徒歩での来院者は、待っていただく場所がないので、隔離診察室に入っていただきます。

駐車場に行ったり来たりするため、私は毎日かなり歩きます。多い日は診療中だけで1万歩を超えます。
歩くだけなら、適度な運動になるので望むところですが、天候や気温によっては苦難の診療となります。
とくに、極寒に晒されて震えたり、猛暑で汗だくになることよりも、今日のような強い雨の日が最悪ですね。
傘を差しても濡れます。風が吹けばびしょ濡れです。すべって転んだことも一度あります。
もしもクリニックを建て替えることがあれば(ないけど)、多数の隔離診察室と屋根付き駐車場が必須ですね。

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日曜日に受診される方々
- 2023/03/26(Sun) -
日曜日に当院を受診される方を大別すると、

(1)急な発熱や下痢、喘息、胸痛、動悸、目まいなどの方
(2)平日の日中に受診が出来ない生活習慣病の方や中高生
(3)登園許可証や各種書類が月曜日までに必要だという方

医学的優先度が高いのはもちろん(1)です。熱や風邪症状の方はすべて、発熱外来の時間枠で受け付けます。
急な高血圧や不整脈の方への対応には、ある程度の時間を要するので、全体の流れに影響することになります。
花粉症は、優先度は低いもののひどくお困りなのでなんとか対応していましたが、最近減りました。

生活習慣病の方の定期的な休日診療にも、開院当初から当院では力を入れています。
朝絶食での血液検査を予定している方は午前中の診療枠を使うことになり、休日の朝はそこそこ混み合います。

緊急性は無いものの、月曜からの登園の可否に関わるので(3)の方も日曜日のうちに対応したいところです。
発熱外来が忙しいころには十分な対応が出来ない日も多く、ご迷惑をおかけいたしました。

ところで、発熱外来は最近ヒマなのかというと、そうでもないのです。昨日も今日もそこそこの受診者あり。
コロナもインフルも、それぞれのご家庭の中では「蔓延」しているようで、まだまだ油断はできません。

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処方間違いのあれこれを反省
- 2023/03/25(Sat) -
当院は「院外処方」の医療機関なので、調剤作業はなく、処方箋を発行して患者さんに渡すことになります。
でもその処方の際にときどきミスをしてしまうので、今日はそれを反省して、対策へつなげたいと思います。

(1)薬剤選択の誤り
滅多に無いです。ほとんど皆無です。でも今日、ありました。電子カルテ画面上での「クリックずれ」です。
自分が目で見ている行と、実際にクリックする行が、なぜ違う。自分の脳と反射神経が心配になります。

(2)用法用量の誤り
子どもの薬はしばしば、体重あたりの用量での処方が必要ですが、体重の把握間違いが、時々あります。
あるいは、体重にかかわらず年齢でのみ用量が決まる薬もあり、うっかりミス好発ポイントです。

(3)日数の誤り
複数の処方日数の薬が混在すると間違いが起きる可能性があり、今日まさにそんな事例が発覚しました。
処方日数が患者さんの希望に合わず、追加処方が必要になりました。ご面倒をお掛けしてすみませんでした。

(4)残薬調整の誤り
几帳面な患者さんは、どの薬が何錠余っているかを毎回申告してくれますが、その調整がけっこう面倒です。
残薬分を差し引いて処方したら、引き算間違えて減らしすぎて、今度は別の残薬が発生します。すみません。

何か間違えると薬局からすぐ、「先生、ちゃいまっせ」との連絡が入ります。薬剤師さんは頼りになります。
もちろん、同じ過ちを繰り返さないように、電子カルテの画面表示や処方セットの見直しも大事ですね。

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電子カルテの端末は結局、カオス
- 2023/03/19(Sun) -
電子カルテの端末には余計なソフトは入れず、電カル専用で使うのがトラブル回避のための原則です。
当然ならが、接続するネットワークは電カル専用の院内LANに限定し、インターネット接続などは論外です。

と言いたいところですが、診療でメインに使っている1台のMacだけは、例外的にネット接続をしています。

セキュリティを考慮して常時接続はしませんが、メールチェックや検索等の際には一時的にネットに繋ぎます。
さらに、各種データをクラウドと同期する必要があるので、DropboxやEvernoteを入れ込んでいます。
当然、ウイルスチェックソフトもインストールしておかなければなりません。
もちろん、診療に必要なデータベースや表計算や文書作成ソフトなども、インストールすることになります。

こうして、電カル専用Macの中には結局、私がよく使うソフトが一通り全部入ってゴチャゴチャしてきます。

さらに一時的にせよ、EthernetとWi-Fiの同時接続をすると、それはそれで余計なトラブルの原因になります。
では、同時接続さえしなければ問題無いのかというと、そうでもないことに気付きました。
単純にネット接続を切ると、DropboxやEvernoteなどが、なんとか同期しようと「もがき」始めるからです。
というわけで、クラウドとの同期は、終業時にまとめて行うことにしました。

最後の難題は、Mac上の仮想ディスクにインストールしているWindows 11が、Macを重くしてしまうこと。
心電図を診察室で見るためには、Windowsがどうしても必要なので、現時点では他に手立てがありません。

このようにして電カル専用Macのはずが、院長室や自宅のMacよりもソフトがてんこ盛りになっていきます。
ま、そういう混沌とした環境は、嫌いじゃありません。マシンパワーがまた、それを許容してくれるのです。

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ビジネス機器のことは、プロに任せろ
- 2023/03/18(Sat) -
「オンライン資格確認」と電子カルテの連携作業のほか、昨日は「デジタル複合機」も刷新しました。

複合機は、電カルと接続するプリンタとして、さらにコピー機やFAXやスキャナとしても利用する機器です。
毎日激しく使うせいで前の複合機がトラブり始めたので、今回は最新機種への入れ替えです。

ところが、今朝からいきなり重大トラブル勃発。
処方箋や領収証の印刷でいちばんよく使うA5サイズが、Macから印刷出来ません。WindowsからはOK。
すぐ業者に来てもらうと、Macのプリンタドライバに不具合があることが判明。
実は昨日は、Windows機は業者の方が、5台のMacは私が、プリンタドライバをインストールしたのでした。

Macって、ネット環境下で新しいプリンタに繋ぐと、ドライバが自動的にインストールされますよね。
なので安心していたのですが、その簡便なやり方では、ドライバの「フルイントール」はできないらしいです。
家庭用プリンタならともかく、ビジネス複合機でそんな簡易インストールじゃだめなんですね。

教訓その1。ビジネス機器の初期設定は、知ったかぶりせず、プロに任せること。
教訓その2。さまざまな状況を想定して、手を抜かず、すべての接続端末でテストすること。

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「オンライン資格確認」準備完了間近
- 2023/03/17(Fri) -
オンライン資格確認」は4月からの導入が原則として義務づけられており、当院でも準備完了間近です。

「マイナ保険証」を読み取る「顔認証付きカードリーダー」と操作端末(PC)は、すでに設置済です。
そのシステムと電子カルテシステムとの「連携」作業が、本日完了しました。
これによって、読み取ったマイナ保険証の情報が電子カルテの端末に自動的に転送されることになります。

受診者の氏名や生年月日、保険証の記号・番号などが間違いなく自動入力できるので、大いに助かります。

すべての準備が完了し当院が一定の基準を満たした場合、当院では「初診料」が値上がりすることになります。
これが「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」です。初診料に加算されるので、患者負担が増えます。

(1)通常の保険証:4点(40円)
(2)マイナ保険証:2点(20円)

ただし、「オンライン資格確認」の準備等が間に合わない医療機関では、この加算が取れないので、

(1)通常の保険証:0点(0円)
(2)マイナ保険証:使えない

つまり「マイナ保険証を使わない」方は、「マイナ保険証を使えない」医療機関を受診した方が安くなります。
オカシな話ですが、この制度の過渡期における矛盾点です。

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レントゲン室で漏電騒ぎ
- 2023/03/15(Wed) -
夜中の2時過ぎに携帯が鳴りました。私は爆睡していて気が付きませんでした。数日前の雨の晩のことです。
朝になって折り返してみると、発信元はクリニックの警備会社でした。

クリニックで夜中に警備システムが異常を察知したため、緊急出動してみたら漏電していたとのこと。
漏電箇所はレントゲン室かレントゲン操作室と判明し、その部分だけブレーカーを切る対処をしたようです。

このままではレントゲンが使えないし、漏電場所の詳細もわからず不安です。なんなら火災の恐れもある。
すぐにハウスメーカーのサービス経由で、なじみの電気工事の方に来ていただきました。

するとその方は、当院の駐車場に到着した瞬間に漏電の原因を突き止めたので驚きます。
原因は、駐車場の外灯のガラスの破損でした。そこから雨が降り込み、ショートしたようです。
外灯とレントゲン操作室の電源が同じブレーカーだったというところがミソです。
応急処置をしていただき、外灯のみが使えない状態で、屋内の電源はすべて正常化しました。

と安心していたら、今日になってレントゲンの画像管理システム(PACS)が故障しました。
すぐに業者にリモートで診てもらったところ、データ保存用HDDが故障したようで交換が必要とのこと。
漏電事故とは無関係とは思いますが、ちょうど年度末の健診時期だけに、まことにタイミングの悪い故障です。

電子カルテの端末の更新はほぼ終えたところですが、レントゲンの周辺機器の老朽化には気付きませんでした。

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M2チップ搭載Mac mini「開封の儀」
- 2023/03/14(Tue) -
電子カルテ用の、新しいMacを買いました。最近発売されたばかりの、Apple M2チップ搭載Mac miniです。
この1,2年間、ほぼ「総替え」に近く電子カルテ用端末を更新してきた中での、今回が最後の一台の購入です。
ディスプレイも、最近はLGばかり買って来ましたが、今回はApple製。美しい5Kの「Studio Display」です。

興味の無い方には実につまらない話題で恐縮です。新機種なので高性能なんでしょ、ぐらいに思ってください。

「開封の儀」は今日の午後、執り行いました。文字通り、梱包から取り出してセッティングする作業です。
まあそれにしても、Apple製品の梱包って、驚くべき「紙工作」ですね。「蟹工船」じゃないですよ。紙工作。
とくにStudio Displayの、どんだけコストがかってるんだろうという、だけど紙だけの外箱には圧倒されます。

開封の儀に続く「初期設定」は、いつもと同じ手慣れた作業で、しかもいつも同じところで引っかかります。
ATOK入れて、Dropbox入れて、アンチウイルスソフト入れて、Windows入れるところでトラブるのです。
WindowsをMac上で使うのがいまの私の定番ですが、ライセンス認証が一発で決まった試しがありません。
やっとプロダクトキーの支払いを済ませたと思ったらサーバーエラー。でも再起動したら支払完了。なにそれ。

最終目的である電子カルテのクライアントソフトをインストール。動作確認。ここまででいったん作業は終了。
残るは心電図ソフトのインストールです。これがWindowsでしか動かないから、こんな作業が必要なんです。
趣味ならともかく業務の現場では、Macはしばしば「使えねえ」のです。いつまでこんな苦労が続くのやら。

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マスク着用は個人の判断へ
- 2023/03/13(Mon) -
マスクは今日から、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本」ということになりました。

ただし、医療機関や高齢者施設、混雑した電車やバスにおいては、今後もマスクの着用が推奨されます。
とは言え、「個人の判断が基本」なので、具体的な着用基準等については、厳密な規定も罰則もありません。

「感染者」においては、発症後7日間が経過するまではマスクの着用が推奨される、とのこと。あくまで推奨。
「濃厚接触者」は、マスクを着用せずに感染者と接触したことをもって一律には特定しない、だそうです。

医療機関受診時にマスクの着用が推奨されるほか、医療従事者も勤務中のマスク着用が推奨されるとのこと。
当院では今後も、職員のマスク着用は続けます。お互いを守るためです。
また、受診者の幅広い年齢層や基礎疾患等を考慮すると、来院者にもマスク着用をお願いすることになります。
つまり、院内全員マスク着用という、昨日までと変わらない対応です。

そのことをポスターにして、今朝から当院の玄関と受付に掲示しています。
今日のところは、「オレはマスクはせん!」とゴネる、ではなく主張する方は、いらっしゃいませんでした。
そういう方には、あえて強くマスク着用は求めず、専用の待合室へお通しすることにしています。

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休日の発熱外来が、ついに、暇になってきました
- 2023/03/05(Sun) -
たぶん今日は、今年いちばんヒマな日曜日の発熱外来だったかもしれません。天気も良かった。
ただし駐車場に出るたびに目に痒みというか痛みを感じ、今日ぐらいの受診者数で良かったと思いました。

午後4時ごろまでは、そこそこ混み合っていましたが、それ以降は久々に閑古鳥が鳴きそうでした。
でもこういう日に限って、マーフィーの法則にのっとれば、診療終了間際に受診予約が入るものです。
果たして今日も、予感的中。まったく緊急性は無いけど今日中に診て欲しい、という方からの電話あり。

当院では、そのような予約をむげに断らないことを、開院以来大事にしてきました。
ただしそれにも限度があります。開院当初のように、夜10時、11時まで診療することはできません。
私の体力の問題もありますが、根底にあるのは「働き方改革」です。職員に無茶な残業はさせられません。

政府がコロナ対応や医療を大きく変えようとしている今、たまたま運良く、第8波はほぼ収束しつつあります。
恐れていたインフルエンザの大流行も、すでピークアウトしたかと思うような、今日の発熱外来でした。

さて次の第9波がいつ来るのか、来ないのか。人の移動が増える時期を目前にして、特段の対策はありません。
コロナ診療に関わる特例的な診療報酬は、今月から段階的に縮小されています。来月も変わります。

人々の意識も変わりました。発熱外来を受診しても、検査は希望せず薬の処方だけを求める方が増えました。
しかし一方で、ご高齢の方の不安や危惧は増しています。国民の間の意識のギャップが、とても気になります。

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