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新元号の発表時期
- 2018/08/16(Thu) -
「次の元号を(早々と)発表するのは(今上天皇に)失礼だ」
小林よしのり氏が、昨日のブログでそう書いていましたが、惜しい。もっと踏み込んでほしかった。私なら、

「次の元号を発表するのは、改元の当日(5月1日)の朝に限る」

官公庁等の情報システムの改修に要する時間を考慮して、4月1日に新元号を公表するのが政府の方針です。
もう、カレンダー業界は完全に諦めてますね。来年は、元号抜き・西暦のみの表記にするしかありません。

カレンダーが西暦単独の年表示になれば、国民の元号への親しみが減ってしまうことになるでのしょうか。
このまま元号は急速に形骸化して、単なる文化遺産になるのでしょうか。いや、私はそうは思いません。
その証拠に、平成の元号が発表されたのは平成が始まる前日でしたが、平成はその後しっかり定着しました。
平成元年のカレンダーには、少なくとも発売当初は、平成の「へ」の字もなかったはずなのに、です。

昭和天皇が崩御した昭和64年1月7日に「昭和」が終わり、その翌日から日本は「平成」の世に突入しました。

小渕官房長官(当時)が閣議後に提示した新元号「平成」の2文字に、国民は新時代への希望を抱きました。
天皇崩御という暗く重い出来事に沈む日本を立ち直らせるためにも、改元は大きな意義があったと思います。
古代から、改元には新しい時代を築く役割と力があったはずです。

だからこそ、早々と新元号が発表されてしまうと、残る平成の日々がレイムダック化してしまうと思うのです。
人々が新元号に未来を感じて希望を託す一方で、平成という言葉は急速に色あせて陳腐化することでしょう。

平成の終焉を最後まで見届け、新しい時代に希望を託すためには、新元号の発表は遅ければ遅いほど望ましい。
だから新元号の発表は、改元の当日(5月1日)の朝がベストだと思います。
施行上の問題があるのなら、百歩譲って改元前日(4月30日)の夜ではいかがですか。それ以上は譲れません。

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猛暑対策でサマータイム
- 2018/08/08(Wed) -
東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として、政府はサマータイム導入の検討に入ったとのこと。

2年後も今年のような猛暑だとすれば、マラソンなどのスポーツをやるのは地獄ですからね。なんとかしたい。
それでサマータイムを導入して、朝7時スタートを実質5時スタートに早めちゃおうというわけですか。
よく考えましたね、そんなアホなコトを。もう、バッカじゃないの、って言いたくなる。

マラソンが心配なら、マラソンのスタートを5時にすればいいだけの話でしょう。
その他の競技にしても、猛暑を避けるように、それぞれ可能な範囲で時間をずらせば済むんじゃないの?
それが結果的に、全種目を2時間前倒しすることになったとしても、それはそれだけのことですよ。
なぜそのために、日本中の時間を2時間早めなくちゃならないのですか。浅はかとしか言いようがない。

夕方に行う予定の種目が、逆に暑い時間帯に前倒しされることなど、問題点はすぐ思いつきます。
そもそも、真夏にオリンピックをぶつけておきながら、暑さは時差で克服しようなど、焼け石に水です。

従来から、サマータイム制には省エネなどの利点があるとされていますが、ホントかどうかはわかりません。
導入コストだって馬鹿にならないし、健康面での問題もある。2時間も早めるってことがまず、無謀すぎです。

仕事が終わっても妙に明るくて、昼間みたいな雰囲気になるのは、一見、楽しそうですが、大間違いですよ。
翌朝の起床がいつもより2時間早いことを考えると、リッチな夜を楽しむ訳にはいきません。
まだ宵の口のうちに就寝せねばならず、体内リズムが狂うことは間違いありません。
私は毎朝6時前に起床して7時前に出勤していますが、これを2時間早めるのは、無理。病気になりそう。

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女子受験生一律減点問題
- 2018/08/06(Mon) -
東京医大が入学試験で女子受験生の得点を一律減点していたことが、ひょんなことから表に出てしまいました。
さまざまな観点からの議論を呼ぶ問題に発展しています。

「時代錯誤も甚だしい」という論調もあれば、「男女別の定員を明記すればよい」という意見もあります。
西川史子氏が、「成績で上からとったら女医ばかりになるから仕方ない」と率直に発言して叩かれています。

女性の働き方改革の観点からは、男女の機会は均等であるべきでしょうけど、問題はその先です。
それは、病院という職場が少なくとも現状では、肉体労働のブラック企業だという点です。

求められたら必ず診療しなければならないという医師の「応召義務」は、女性に適応しにくい面があります。
外科系にはしばしば、パワハラに似た「徒弟制」が存在しますが、女医相手ではその指導もしにくいでしょう。
勤務医の長時間勤務は当たり前。連続36時間勤務もあれば、月に1日も休めない医者などたくさんいます。

私の心臓外科医としての20年余りの経験の中で、出会った女性心臓外科医は少ないですが、みな優秀でした。
頭脳も技術もセンスも、男女差はないと思います。ただ、連続長時間勤務という肉体労働には、不向きです。
48時間ぐらいシャワーも浴びないとか、週に5日ほど泊まり込むとか、そんな勤務を女性にはさせられません。
まして、妊娠や出産は最優先事項。結局は、男性が女性をいたわり、カバーしなければならなくなります。

ところが昨今、男性の労働時間でさえ、厳しく制限する方向に向かっています。もちろん、当然のことです。
女医の産休や育休による穴を、男性医師がうめることも難しくなるでしょう。
すでに現場(病院)のあちこちの部署で、女医の戦力が不安定なために、さまざまな影響が出ているのです。
ならば、女医の人数自体を最初から制限しておこう。そんな考えから入試に手を加えたのかもしれません。

東京医大のやり方には問題がありましたが、もっと大きな問題は別にあるということです。

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都市鉱山伝説
- 2018/07/13(Fri) -
「都市鉱山」という言葉を、近年よく目に(耳に)しますね。
廃棄された携帯電話などからICチップに含まれている金を取り出して、次の製品の原材料にするわけです。

金に限らず、レアアースなどの希少鉱物の多くがしばしば、非民主的な国や紛争地で産出されてきました。
このような鉱物を「紛争鉱物(コンフリクトメタル)」とよび、先進諸国は使用を抑制しつつあります。
たとえば米国が、このような鉱物の入手経路の開示を義務づける法律を制定したことは、前にも書いた通り。

もとより欧米の大手ITメーカーは人道的配慮に敏感なので、明確な出自の鉱物を求めるようになりました。

そこで、都市鉱山由来の材料なら間違いなかろう、という発想になるのでしょうけど、安易ですよね。
それこそ鉱物ロンダリングでしょう。都市鉱山由来の希少鉱物だって、元はと言えば採掘由来なのに。

紛争鉱物が、いちど製品になった後に廃棄されたら出自がクリアされるというのは、考えが甘いというもの。
せいぜい、新たに採掘はしてませんよ、リサイクルですよ、ぐらいの控えめな態度であるべきでしょう。

ともかく、IT機器にその手の鉱物が必要である限り、都市鉱山の採掘効率を上げるしかありません。
私が保存している歴代のiPhoneや古いMacたちも、本当はリサイクルに回さなければならないのでしょうね。

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男と女の人口比
- 2018/07/12(Thu) -
日本の人口が9年連続で減少していると、総務省が昨日発表しました。
生産年齢人口(15〜64歳)も14歳以下の人口も、いずれも減っていますが、65歳以上は逆に増えています。
別に驚きもしませんが、いい加減に有効な手を打ってくれよと、安倍政権には願うばかりです。

総務省の資料を見ていて面白かったのは、外国人の流入による「社会増加」。
増加数が最も多いのは東京都ですが、増加率では熊本県が日本一でした。ちなみに2位は鹿児島、3位宮崎。
東南アジアからの技能実習生や農業分野の実習生らが多かったようです。

総人口を男女別にみると、男6230万人、女約6540万人と、女性が多いのは実感としてわかります。
ところが子どもの数は男の方が多いのです。0〜4歳は、男258万人、女245万人と、男がだいぶ多い。
出生数でみると、もう何十年も前から、つねに男が女の1.05倍ほど生まれているようです。

だから5〜9歳も10〜14歳も、子どもに限らず54歳まではすべての年齢で、ぜんぶ男の方が多い!
ところが55歳以上からは、男女の人口比が逆転して女性が多くなり、あとはどんどん引き離されていきます。

戦争でおもに男性の人口が、1935年から1947年にかけて激減しました。
なので85歳以上から男が少くなるのなら、戦争が原因かもしれません。
しかし50代や60代など、戦争の影響はないはず。いや、企業戦士という意味では戦争の一種なのか。
ちょうど私の年齢ぐらいから男がどんどん減るというのは、いったいどういう理由なのでしょうね。
女性よりも短命のため、男はあらかじめ多く生まれてくると考えると、ちょっとやりきれない。

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悲しい裏口入学事件
- 2018/07/05(Thu) -
贈収賄事件にもいろいろありますが、賄賂が「わが子の不正合格」というのはなんとも、痛い。痛すぎる裏口入学事件ですね。

まず、収賄側の文科省前局長は懲戒免職、しかも牢屋入りでしょう。これは高くつきました。
一方で贈賄側の東京医科大学は、文科省の支援事業の選定取消しおよび助成金返納は必須です。
学内の首謀者が誰なのか、当初は実名が報じられていませんでしたが、ついに出てきたのは、理事長や学長という大学トップの名前でした。そりゃ試験点数をいじれるわけだ。
大学に合格できた子供も当然、入学取り消しですよね。本来は合格できる点数じゃなかったわけですから。
お子さんに罪はないとしても、合格資格もありません。

いくら強い権限を持つ高級官僚でも、自分のためでも家族のためでも、やってはならないことは普通やりません。
今回は、それを踏み外したわけです。大学からの働きかけもあったとしても、踏み外したのは前局長。
ただ、私腹を肥やすわけでもなく、お子さんの合格だけを望んだ末の犯罪というのなら、あまりに悲しい出来事です。

現時点ではまだ、お子さんの実名や写真はネットに出ていませんが、今年入学して名字もわかっているので、すぐに特定され、名前も写真もすぐ拡散するでしょうね。
もしもその子に何か若気の至り的な前歴でもあれば、それも含めて面白おかしく拡散されてしまうでしょうね。
東京医大は16倍の競争率だったといいますから、不合格者の恨みを買うことも間違いありません。

返す返すも前局長、後悔してもしきれないこと、やらかしましたね。
あとは、なぜこの不正が露見したか(=誰がチクったか)にも興味が湧きます。

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釈明して叩かれる
- 2018/06/21(Thu) -
河村建夫・衆議院予算委員長の昨日の発言には、まず驚きました。
「(首相が)『集中審議は勘弁してくれ』っていうから、『なかなかそうはいかないでしょう』と言った」

たぶん真実でしょうけど、そのような問題のある首相発言を、与党議員が暴露して良いものか。
あとで官邸サイドから厳しい沙汰があるんじゃないの?、と心配していたら、早速今日になって発言撤回です。
「『勘弁してくれ』という言い方のものは、一切総理からはありませんでした」とはウソ臭い。

それが本当なら、虚偽の発言で首相をおとしめた責任は重大です。予算委員長を更迭されてもおかしくない。
でもそのような動きはないですね。なんとなくウヤムヤです。首相の発言が事実だったということでしょう。

この件では安倍首相が、自分の発言は軽率だったと詫びれば、むしろ事態は好転したのに。いや、甘いかな。

いま最悪なのは、受動喫煙対策を強化する趣旨の法案審議における、穴見陽一・衆議院議員の発言でしょうか。
参考人の日本肺がん患者連絡会の理事長の意見に対して、「いいかげんにしろ」とヤジを飛ばした一件です。
「喫煙者を必要以上に差別するべきではないという思いでつぶやいた」という釈明が、よけい良くない。

「受動喫煙対策=喫煙者差別」という発想が、そもそも問題なのです。逆ギレというほかありません。
非喫煙者の誰も、喫煙者を差別するつもりはありませんよ。ただ、こっちに煙を吸わせるな、というだけです。

国会議員に限りません。加計理事長も、栄元監督も、内田前監督も、みな同じです。
釈明や謝り方がまずいと逆効果になるということに、まだ気付かないのですかね。

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地震でブロック塀倒壊
- 2018/06/18(Mon) -
今朝大阪で、最大震度6弱の地震が起きました。
千葉→群馬→大阪と、3日連続で地震が起きています。最大震度は4→5弱→6弱、というのが不気味です。

いやそんなことよりも、ブロック塀です。
今回の地震では、これまでに判明した4名の死者のうち2名が、倒壊したブロック塀の下敷きになりました。
しかもひとりは、登校中に学校の塀に挟まれた小学4年生の女の子です。これほど悲しいことはありませんね。
高さ1.9メートルの基礎の上の1.6メートルのブロック塀は、そびえるような高さであり、倒れたら凶器です。

熊本地震のとき、当院に隣接する民家のブロック塀が倒壊して当院の駐車場に倒れ込み、崩落しました。
民家の地面は当院よりも1メートルほど高く、塀はその擁壁の上に立っており、これも結構な高さでした。
鉄筋は入っていましたが、そんな補強などお構いなしに、ブロック塀がまとめてこっち向きに倒壊したのです。
そこは当院の受診者が車をとめて、降りた子どもがチョロチョロと走り回ったりするエリアです。
倒壊したのが深夜だったことが不幸中の幸いでしたが、それは単にラッキーだったと考えるべきでしょう。

大阪の小学校の、倒壊前のブロック塀に描かれていた楽しげな絵が、今回の事故の痛ましさを増幅します。
交通安全のために塀ぎわを歩くように促すための緑色の路側帯は、塀の危険性を配慮していなかった証拠です。

活断層は日本中にあり、いつどこで地震が起きるかわかりません。古いブロック塀は、常に凶器となり得ます。
しかし補強が不十分な全国のブロック塀に対して、次の悲劇を防ぐための現実的な方策ってあるのでしょうか。

(訂正とおわび)
冒頭に、千葉→群馬→大阪、と書いております部分を、最初は、千葉→埼玉→大阪、としておりました。
その間違いを指摘され、訂正すると続く文章が意味不明になったため、こっそり削除させていただきました。
まったく・・・お恥ずかしいミスでした(汗)。

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米朝首脳会談の評価
- 2018/06/13(Wed) -
史上初だ画期的だ歴史的だと、一時は大いに盛り上がった米朝首脳会談ですが、一転して叩かれています。
体制保証だけ約束して、非核化への具体的道筋がまったく見えてこない。トランプ大統領は大失敗したと。

じゃあ、「共同声明」なんて出さなければよかったのでしょうか。
それならそれで、会談しただけで目に見える結果が何も無いと叩かれるのがオチでしょう。

では、「いついつまでに、これこれの方法で非核化を完了する」と、具体的に宣言すればよかったのか。
それならそれで、根拠のない絵空事を言うなと非難されるでしょう。

拉致問題についても、トランプ大統領は問題提起をしましたが、具体的なことは今後の協議となりました。
このことを、ある拉致被害者家族は「奇跡的」だと喜び、また別の方は「とても残念」と話していました。

一見両極端の反応ですが、誰の心の中にもきっと、期待と不安と失望が交錯しているはずです。

かつては威勢の良い強硬な発言を繰り返していたトランプ大統領ですが、会談後の発言は妙に大人しい。
これを「後退」と非難する事もできますが、会談を成し遂げたのだから「前進」と言うこともできます。
少なくとも朝鮮半島の、日本も巻き込まれるかもしれない戦争が遠ざかったことは確か。
じゃあ、前進なんじゃないの?

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米朝首脳会談実現
- 2018/06/12(Tue) -
北朝鮮の「CVID」はどうなるのか。
完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(Complete Verifiable Irreversible Denuclearization)のことですね。
史上初の米朝首脳会談の中継を、今日はテレビにかじりついてずっと見てました(休診日だったので)。

周到な準備の末の会談でしたが、トランプ大統領のことですから、ちゃぶ台をひっくり返すかもしれません。
トランプ大統領は「最初の1分で北朝鮮が本気かどうか分かる」と言ってたので、ひっくり返すなら1分後?

さいわい、歴史的な会談はひとまず成功だったようですね。CVIDの達成はともかく。
最初の握手がとても印象的でした。ぱっと見この二人、豪快なおっちゃんと小太りのぼくちゃん、て感じです。

これからどうなるのかが大事ですが、こういう風に直接会って親しく対話することは、決して悪い事じゃない。
空爆するとかミサイルを撃ち込むとか、そういう発想が今後起きにくくなることは確かでしょう。

少し前まで、北朝鮮の金正恩氏の最終的な命運は、
(1)米軍に空爆されるか、CIAに暗殺される
(2)北朝鮮国内でクーデターが起き、殺害される
(3)それらの危険を察知して、中国に亡命する
のいずれかだろうと私は思っていましたが、どうやら、
(4)米国による体制保証のもとで、生き延びる?

両首脳が合意文書に署名して、共同声明を出すというサプライズ。ここまで準備されていましたか。
中身の無いパフォーマンスだと揶揄する向きもありますが、歴代の大統領が誰もなし得なかったことは確か。

得意満面のトランプ大統領が、包括的な文書だと言いながら、サインした文書をこちらに見せてくれました。
とりあえず、 “Comprehensive Visible Impressive Document” か。

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個人番号まだ未使用
- 2018/06/09(Sat) -
先頃届いた住民税の「特別徴収税額決定通知書」には、マイナンバーが記載されていませんでした。
特別徴収というのは、事業主が従業員の給料から住民税を天引きすることですね。その天引き額の通知書です。
個人番号の欄はあるのですが、菊陽町からの通知書では空欄、熊本市の通知書は*で埋められていました。

昨年の通知書には職員全員のマイナンバーが書いてあって、おおいに驚いたことは当ブログにも書いた通り。

住民税の特別徴収においては必要もない個人番号が昨年記載されていたのは、総務省の指図によるもの。
熊本市も菊陽町も総務省には逆らえず、きちんと個人番号記載した書類を送りつけてきたわけです。

取扱いが難しいので職員からの提供を控えていた個人番号が、役所からの書類で一方的に教えられた格好です。

しかしせっかく教えていただいた個人番号ですが、その後私が活用する機会はまったくありませんでした。
だって、住民税の特別徴収、つまり天引きをするときに、マイナンバーなんてホントに必要ありませんから。

それどころか、不要なマイナンバー送付が、多数の個人情報漏洩につながったことがわかっています。
昨年起きた個人番号漏洩事案の大半は、特別徴収税額決定通知書の誤送付等によるものだと報じられました。

さすがに総務省も、当面やめとこうかと言い始め、紙ベースの通知書には記載しないことになりました
というわけで、今年度の通知書には個人番号が記載されていないわけです。
いったいマイナンバーって、国民や事業者を便利にするツールとして、ちゃんと定着するんでしょうかね。

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仕事中の飲酒
- 2018/06/06(Wed) -
日本航空の男性客室乗務員が、国際線乗務中に機内のトイレで缶ビールを1缶飲んだという不祥事。
「休憩時間によく眠れるよう飲んだ」と言ってるそうですが、たぶん、単にビールを飲みたかったのでしょう。

その乗務員が缶ビールを持ってトイレに入るのを、乗客が目撃したようです。
持ち込み方がよほど大胆だったのか、あるいはその乗客がきわめて鋭い観察眼を持っていたのかもしれません。
男性乗務員をそれほど注意深く観察するとは、もしかするとその乗客は女性?

まあ、機長とか副操縦士でなくてよかった。いや、パイロットならトイレじゃなくてコクピットで飲むか。
コクピットという密室で、彼らが酩酊して大盛り上がりだったらイヤですね。あり得ないとは思いますが。

電車やバスの運転士は、乗客が見てるので乗務中に酒を飲むことは不可能です。
たとえお茶を飲んだって、苦情が出るぐらいですから。

30年以上も昔、大学の医局旅行(医局員の慰安旅行)で、驚くべき光景を目にしたことがあります。
貸切バスで休憩の時に立ち寄ったドライブインで、無料の「利き酒」会が催されていました。これはラッキー。
医局員のほぼ全員が冷酒を飲みながら、ふと横を見ると、どこかで見た男性が酒を飲んでる。
誰だっけ?と思ってるうちに休憩が終了し、皆がバスに乗り込むと、先ほどの男性が運転席に座ってます!
古き良き時代・・・とも言ってはおれませんけどね。

その時代、病院内の医局には、ビールがうなるほどありました。すべて製薬会社からの差し入れです。
いや、差し入れというのはおこがましい。在庫が減ったら自動的に補充されるようなシステムでしたから。
夕方になると、疲れた医局員らがぬら〜っと集まってきて、プシュッと缶を開け、元気を取り戻すのです。
ビールなど飲まず、いきなり焼酎から始める先輩もいらっしゃいました。昭和の時代の話です。

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悪い大人の見本
- 2018/05/23(Wed) -
日大アメフト部の、危険なタックルを行った選手の昨日の記者会見は、聞いていて納得できるものでした。
彼の潔い態度に私は少しばかり感動し、一方でその対極にある監督・コーチの汚さに愕然としました。

その昨日の会見を受けて今夜、日大の監督とコーチが、緊急会見を開きました。
これはもしや、ついに監督の口から真実が語られるのか?、と期待したのはしかし、間違いでしたね。

「私からの指示ではございません。ですが(略)スタートからゴールまで私の責任だと思っています」
この相変わらずのずるい表現には、うんざりします。

「QBを潰してこい」という指示を、選手は「QBにケガをさせろ」という意味に受け取りました。
しかし監督やコーチは、そのような意図はなかった、選手が誤解したのだと釈明しています。
比喩的な表現を真に受けて、まさかルールを破るとは思わなかったと、監督はトボケます。

もちろん、真実は当事者にしかわかりません。私が監督を誤解しているのかもしれません。
しかし常識的に推測できる真実は、監督らが選手の誤解を誘導するような指示をしたということでしょう。

誤解や「忖度」を誘導して間接的に非道な指示を出す手法は、政治家の専売特許ではないようです。
誠実に証言をする者がいる一方で、見え見えのシラを切り通そうという者がいます。
最近の報道番組を見ていると、悪い大人の見本のオンパレードですね。

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「全て私の責任です」
- 2018/05/19(Sat) -
アメリカンフットボールの定期戦で、日本大の選手による反則行為によって関西学院大の選手が負傷した問題。

日大の内田正人監督が今日、辞任を表明し、負傷した選手や保護者に謝罪しました。
内田監督は、大阪空港で取材に対してこう述べました。
「監督を辞任いたします。弁解もいたしません。一連のこの問題は全て私の責任です」

「全て私の責任です」
表現は潔いですが、実に狡猾ですね。自分は反則を指示していないとはひと言も言っていません。
しかし、選手の勝手な反則行為ではあるが自分が責任を負うのだと、そう思わせるような言い回しです。

「弁解もいたしません」
これも表現は潔いですが巧妙。弁解しないというのは、つまり説明する意志はないということです。
全責任を負うと言ってるのだからそれで十分だろう、という態度です。

このような「自分に落ち度はないが、責任はとる」みたいな偉そうな表現は、政治家がよく使いますね。
誠意を感じない責任のとり方は、人の心に響きません。

「私はあの後、注意しておりません。私の責任です」
これも内田監督の発言。反則行為を犯した選手に、何も注意しなかったことに責任を感じているとのこと。
そのような小さなことへの責任に矮小化しようという意図が、見て取れます。問題はそこじゃないでしょう。

少なくとも今日の時点では、内田監督の発言には誠意を感じませんでした。さて、続報はどうなる?

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詭弁を弄し通す
- 2018/05/11(Fri) -
官僚の言い訳答弁は、これまでに何度も聞いてきましたが、柳瀬唯夫元首相秘書官には恐れ入ります。

「面会した記憶はない」とに突っぱねてきた柳瀬氏ですが、だんだん言い訳が利かなくなり、
「面会したけどそんなこと言ってない」と軌道修正。それでも言い訳が苦しくなると、
「発言はしたけど趣旨が違う」という具合に、ついに切り抜けてしまいました。

たとえほんの1分前に喋ったことでも、証拠が無ければ、そんな事は言ってないと否定することは可能です。
だれかがその発言をメモしていたとしても、そんな趣旨で言ったのではないと、突っぱねることができます。
面の皮が厚ければ、そしてどうしても否定する必要性があれば、このように切り抜ける事ができるのですね。

重要な会談・面談では、会話を録音しておかなければ、いくらメモが残っていてもダメなのでしょうか。
いやたとえ録音していても、「一部を切り取った」とか「はめられた」などとと否定されるのがオチかも。

官僚の方々は、所属官庁や自分の部署に利益を誘導するための「作文」に長けています。それが仕事ですから。
その才能を生かして口で喋れば、それは「屁理屈」または「詭弁」ということになります。

屁理屈は最後まで押し通し、言い訳は言い切る。その一貫した姿勢が、官僚の強みなのか(弱みなのか)。
まあその官僚も、一部の政治家には負けますけどね。とくに麻生太郎(あさ・なまたろう)氏など。

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こども(減少憂慮)の日
- 2018/05/05(Sat) -
総務省が昨日、子どもの人口が過去最少を記録したと報告しました。

「こどもの日にちなんで、平成30年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)を推計しました」
総務省統計局のサイトにはそのように記載されていますが、まず、「ちなんで」ってところに違和感あり。

「こどもの日」の趣旨は子どもの健全な成長を願うことであり、人口にもっとも影響するのは「出生数」です。

いまさら驚きませんが、子ども(0〜14歳)の人口は37年連続で減少しているようです。
いまの0〜14歳が過去最少なら、20年後には20〜34歳が、30年後には30〜44歳が、過去最少になります。
もうこの先何十年もの間ずっと、大事な生産年齢人口が低迷することが、すでに約束されているわけです。

どうしてこうなる前に、抜本的な少子化対策がとられなかったのでしょうか。37年は長すぎます。

子どもの数を年齢3歳階級別に見ると、0〜2歳 < 3〜5歳 < 6〜8歳 < 9〜11歳 < 12〜14歳、でした。
今後ますます子どもの数が減っていくことが確実な、お先真っ暗な数値です。

全人口に占める子どもの割合は12.3%。米国だと18.9%もいます。国力の差は今後、開く一方でしょう。

いま国がなすべき最優先課題は、何よりもまず少子化対策。こどもを増やすことです。
子どもの人口をV字回復させられる首相がいたら、それだけでも、後世に名を残す功績だと思います。

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歴史的首脳会談
- 2018/04/27(Fri) -
しでかした悪行を無かったことにはできませんが、やはり大事なのは今後でしょう。
3年前に、次のように書いたことがあります。

「ガキ大将が、校庭のサルビアに人知れず水をやっていたりすると、彼の評判は、にわかに好転します。
 逆に、清廉潔白で売り出していた若手政治家は、ちょっとした軽犯罪事件によって、評判が地に落ちます」

ホットなニュースで例えるなら、前者は北の委員長であり、後者はTOKIOの山口メンバーでしょうか。
もちろん比喩です。委員長の過去の悪行はひどすぎるし、山口メンバーのしたことは軽犯罪ではありません。

しかしそれでも、今日の南北首脳会談は、和やかというか、なんか楽しそうでしたね。
なにしろ通訳が不要なので、いくら込み入った話でも、冗談でも何でも、ツッこんで話し込めるのがいい。

じつは昨日までの私は、次のような可能性を考えていました。
(1)形ばかりの首脳会談が行われるが、和やかさゼロ、むしろ険悪な雰囲気で終わる
(2)委員長が軍事境界線を越えた瞬間、謎の男(実はCIA工作員)に狙撃され、北の独裁政権が終焉する
(3)板門店が謎のミサイル(じつは米軍)攻撃に遭い、両首脳が爆死する

ハリウッド映画じゃないんだから(2)や(3)はともかくとして、実際には(1)ですらありませんでした。
そして会談の中継を見ているうちに、うかつにも、委員長が「いい人」に見えてしまいました。

南北が友好関係になるのは良いことですが、共通の敵(?)である日本には、厳しい時代になるかもですね。

(追記)
と書いたら、「共通の敵とは何事か」とお叱りを受けたので、最後の文を次のように修正します。
南北が友好関係になるのは良いことですが、日本が手放しで喜んで良いことかどうかは、まだわかりません。

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膿を出し切る
- 2018/04/24(Tue) -
「信なくば立たず。国民の信頼を得るために(略)必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」
安倍首相はこのように、「モリカケ」を含む諸問題の全容解明に全力を尽くす考えを述べました。

申し訳ないですが、遅きに失した感が否めません。それに「うみを出し切る」ことができるとも思えません。

「うみ(膿)」を出すためには、病巣を穿刺または切開する必要があります。当然、膿とともに血も流れます。
しかも膿は、一塊にまとまった「膿瘍」という状態でなければ、容易には排出(排膿)することができません。
あごの吹き出物は、膿が溜まって白い状態にならなければ、針を刺しても膿は出ません。出るのは血だけです。

いまの政権や官僚の病状は、至る所に膿が広がった「蜂窩織炎」の状態であり、局所切開では治りません。
こういうとき人体では、抗生剤の全身投与を行いますが、さて、政治問題に対しては何が特効薬なのでしょう。

勢いを取り戻すための起爆剤を「カンフル剤」などと言いますが、今回はちょっと違うかもしれませんね。
いまの政権や官僚が、なんの改革もなくそのまま元通りの勢いだけを取り戻してもダメだからです。

しかしもしも、政権が本気で病巣を根治させる気構えがあるのなら、ここらで一発カンフル剤が欲しいところ。
北朝鮮問題が急転しつつあるいま、国内問題でガタガタしてる場合でもないですしね。
まずはその外交で、安倍首相には起死回生の活躍をしてほしいものです、とりあえずは。

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ハラスメント
- 2018/04/23(Mon) -
診療中に患者さんから「ドクハラ」という言葉を聞いて、ドキッとしましたが、私のことではありません。
他院の某先生の心ない発言がストレスになり体調を崩した、という方の話です。

政治家や役人の「セクハラ」や「パワハラ」が話題ですが、他にも多くの「ハラスメント」がありますね。

「アカハラ」(アカデミックハラスメント)
大学で、教授などが部下に対して行う嫌がらせのこと。大学病院のドラマなどでも、おなじみです。

「アルハラ」(アルコールハラスメント)
イッキ飲みの強要はコレ。私が学生の頃は、それが伝統・慣習だと思っていましたが、もちろん間違いです。

「エーハラ」(エージングハラスメント)
年齢を理由とした嫌がらせ。「若いくせに」も「年寄りのくせに」も「いい年して」も、すべて該当します。

さいわい、辞書を引いても「ツルハラ」は出てきませんでしたが、あるとしたら、こんな意味か。
「ツルハラ」(ツルミハラスメント)
むりやり仲間に引き込んで、いつも「つるむ」よう強要する嫌がらせ。

例の事務次官は、録音されたセクハラ音声がしつこく報じられています。何度聞いても恥ずかしい。
セクハラは決して正当化できませんが、あそこまではずかしめなきゃいけませんかね。まさに「晒スメント」。

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新生児取り違え事件
- 2018/04/08(Sun) -
順天堂大学附属順天堂医院で約50年ほど前に起きた「新生児の取り違え」が発覚し、報じられています。
週刊新潮によると、当事者の男性の両親が、血液型の問題がきっかけで離婚したという経緯があったとのこと。

順天堂医院は、分娩後に新生児の足底部に母親の名前を記すまでの間に、取り違えた可能性を想定しています。
分娩・沐浴が立て込んでいて、何かの拍子に隣り合った赤ちゃんと入れ替わったりしたのでしょうか。
複数の職員が分担して作業をする場合に、往々にしてこのようなミスが起きるものです。

臍帯切断から足底への記入までは、1人の看護師が1人の赤ちゃんの世話を一貫してするべきなのでしょう。

いまはどうか知りませんが、昭和の時代には、赤ちゃんの取り違え事案が多数あったとされています。
福山雅治主演の映画『そして父になる』は、そのような事件のひとつを題材にしたものだそうですね。
私はまだ観てなかったので、この機会にと、今夜観てみました(NETFLIXで)。(以下ネタバレあり)

映画では、子どもが6歳のときに取り違えが発覚したという設定でした。
血縁のある親の元に戻すことが、ギリギリできそうな、できなさそうな、難しい年頃かもしれません。
ていうか、どの年齢でも難しい選択を迫られることになり、赤ちゃんの取り違えは本当に罪作りです。

最終的にどうなったのか、映画の結末はぼかしてありました。皆さん考えてください、ということでしょうか。

順天堂の件でも、双方の当事者に事実を伝えた上で、話し合って決着させる、という考え方もあるでしょう。
しかし、取り違えられて生きてきた当事者も約50歳。さすがにもう、決着も何もないような気もします。

むしろ、50年間も発覚しなかったことが、今となっては不幸中の幸いにも思えます。
今ことさらに大騒ぎしてるのは、週刊誌だけかもしれません。

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選挙工作あれこれ
- 2018/03/21(Wed) -
習近平氏は満場一致で国家主席に、プーチン氏は圧倒的な得票で大統領に、それぞれ再選されました。
習氏は終身国家主席となり、プーチン氏は大統領4期目に突入。日本の近隣は、独裁国家だらけになりました。

とくに中国の満場一致には恐ろしいモノを感じますが、一方でロシアにはどこか、不安要素がありそうですね。

ロシア大統領選挙のインチキ投票の映像には、呆れるというか、笑えます。まるでコントじゃないですか。
選挙管理委員会は、疑惑調査の結果によっては選挙結果を無効にすると言っています。
こうなると、選挙管理委員長が不審な死に方をしないことを祈るばかりです。

選挙不正といえば、最新の話題は、英国のデータ分析会社による外国の選挙への工作疑惑でしょうか。
同社のCEOが、おとり取材に対してうっかり語った選挙工作の手口は、じつに生々しい。
政敵に不正行為や破廉恥な行為をそそのかし、それを隠し撮りして映像を公開して陥れる。
映画やドラマでよく見る工作ですが、現実の世界でも行われているというわけです。

だからこそ、権力者を脅かすような人物に降って湧いたスキャンダルには、いつもうさん臭さを感じます。
例の文科省前事務次官の人格を問題にする報道も、官邸サイドからのリークのように、つい思えてしまいます。
私たちは逆に、「そのスキャンダルで誰が得をするのか」について、常に配慮すべきなのかもしれません。

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森友問題急展開中
- 2018/03/13(Tue) -
森友文書改ざん問題。急展開しつつあるのでコメントするのは早計とは思いますが、いちおう書いておきます。
官邸と財務省に、自民党と国交省と検察と会計検査院までからんできて、いよいよ複雑な様相ですね。

ざっとまとめると、
安倍首相に対して財務省が忖度→問題発覚(最初の森友問題)→忖度の証拠隠滅→隠滅がバレた(今回の問題)

権力者から見て忖度は、結果が良ければグッジョブ。問題が起きたら、余計なことしやがって、となります。

忖度なんていうのは本来、形のないモノ。証拠など残らないはず。残さないからこそ忖度でしょう。
それなのに、忖度することをきちんと文書にしたのが間違い。どうしても役人は、文書で残しちゃうんですね。
だから「廃棄した」と局長が言ったとしても、実はどこかに原本があるのです。

本気で証拠隠滅をしようという場合ですら、きっと誰かがどこかに残すのです。それが役人のサガなのです。

「省益あって国益なし」と揶揄された官僚主導から政治主導への転換は、当初は歓迎されていました。
それが政治主導になってみたら、霞ヶ関は官邸のご機嫌伺いばかりしていると、忖度だというわけです。

でもまあ、いいじゃないですか。内閣人事局長にしても総理大臣にしても、元々は国民が選んだ人ですから。
どうせ、永久に続くわけじゃなし、次の選挙で答が出るのです。最近は、そう考えるようにしています。
ただし選挙の段になると、どういうわけか野党もガタガタになるんですけどね。

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医者と高プロ
- 2018/03/01(Thu) -
働き方改革関連法案からついに、「裁量労働制」に関わる部分が削除されることになりました。
あれだけ多数のデータ問題が噴出したのでは、しょうがない。たぶん官僚の「忖度ミス」だったのでしょう。

一方で、「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設は維持されるようですが、どうなることやら。
年収1075万円以上の高度専門業務従業員を、労働時間規制の対象から外すというのが「高プロ」です。
働いた時間ではなく成果によって報酬を決めるかわりに、いくら働いても残業代の払われない制度です。

高額所得者に残業代が不要だとは思いませんが、国民の反発は招きにくい制度かもしれません。
しかし、求められる成果が厳しければ、かなりの長時間労働になりかねません。
時給計算すると、かなりの低賃金水準だったりするかもしれません。

私が気になるのは、高プロの対象となる「高度専門業務」とは、どのような職務なんだろうということ。
ディーラー、アナリスト、コンサルタント、研究開発職などが、対象者の例としてよくあげられています。

医者はどうなのでしょう。高度なプロフェッショナルであることは、間違いないでしょう。
病人を扱い、分析し、助言し、研究もこなすという点では、まさに高プロの対象者じゃないですか。

もしも、医師に高プロが導入されるようになったら、これは大変なことになりそうです。

勤務医は一般に、かなり長時間のサービス残業をしています。
私が大学病院に勤務していた頃には、どれだけ長時間働いても、残業代は1円も支払われませんでした。
そこに高プロが導入されれば、その超ブラックな労働環境が正式に認められることになってしまいます。
高プロって、使い方によってはかなりヤバいですよね。

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裁量労働制問題
- 2018/02/24(Sat) -
「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」
このように発言した安倍首相でしたが、その根拠となった数値がインチキだったことが問題になっています。

裁量労働制の労働時間は短めに、一般労働者は長めになるように、恣意的に計算してあったからです。
データを最大限利用して間違った解釈ができるように上手く工夫することは、巧妙なねつ造の一種でしょう。

数字をいじらせると官僚の右に出る者はいませんね。ただし、隠蔽工作は政治家ほど上手くはないようです。

厚労省の倉庫で新たに見つかったという調査票の原本は、段ボール32箱分に及ぶ膨大なものでした。
「ロッカーを探したが無かった」と言っていたデータは、もともとロッカーに入る量ではなかったのです。

「ええ、ですから、ロッカーには無かったと申し上げたのでございます」と官僚なら平然と言い訳しそうです。

冒頭の安倍首相の答弁でも、「というデータもある」という部分に、最初から言い訳がましさを感じます。

裁量労働制は、自由な出退勤と「みなし時間制」が特徴です。それ自体には、問題ありません。
ただ実際には、実労働時間が見なし時間とはかけ離れた長時間となるから問題なのです。

でもそれを言い出すなら、一般労働者のサービス残業も、基本的には同じことです。
裁量労働制であろうと従来型労働であろうと、超過勤務に対して手当を出さないことが、最大の問題です。
労働時間の長短を言う前に、まず労働の正当な評価が先決でしょう。

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アルマーニの制服
- 2018/02/14(Wed) -
東京の泰明小学校が、アルマーニの標準服(事実上の制服)を導入した件が、おおむね批判されています。
国会では麻生太郎・財務相が「結構高いもんだな」とコメントしましたが、アナタが言っても説得力なしです。

何日間か、二転三転考えたあげくの私の今の気持ちは、「さもしい」の一言。

「高額な標準服を買えない家庭にも配慮すべきだ」「いじめにもつながる」
「子どものうちから高級ブランドを着せてどうする」「砂場遊びもできない」

私立ならともかく公立だから問題だ、という論調も聞かれますが、この小学校は普通の公立ではないのです。
都内の超一等地に立地し、学区(銀座)外の希望者が抽選で就学を希望する、かなり特殊な特認校なのです。

以下、事情をよく知らない私が憶測で言うのも無責任ですけど、まあ言わせてください。

保護者からアルマーニ制服への反対意見が出ていると報じられてますが、それは少数意見のような気がします。
そのような意見を取り上げてセンセーショナルに報じるのは、メディアのいつものやり口でしょう。
「アルマーニ、いいと思いますけど、何か?」みたいな保護者の意見は、絶対放送されないのです。

でもきっと、子どもを通わせている親御さんの多くが、アルマーニに満足してるのではないかと思うのです。
以前から「もっとちゃんとした制服にはならんのか」と言ってきた親御さんだって、いたかもしれません。

今回の一件は、「アルマーニ」と聞いただけで激高したメディアが、勝手に騒いでいるような気がします。
でもそのような批判をすること自体が、アルマーニを有り難がってる証拠じゃないですか。
私が「さもしい」と言ってるのは、そんな人たちのことです。

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恵方巻き廃棄問題
- 2018/02/06(Tue) -
恵方巻きの廃棄問題が、クローズアップされています。今年は、とくにひどいそうです。
でも「今年は特別」と考えるのは、何事においても錯覚なのかもしれません。たぶん毎年のことなのです。

期日を過ぎると意味をなさないモノが廃棄されるというのは、食品でなくても、当然想定されることです。
とくに恵方巻きは、節分の1日限定で一気食いする生もの、というかなり特殊な食品ですからね。

需給にミスマッチがあれば、小売店にとっては、廃棄か機会損失かの、いずれかが必ず起きます。
しかし、ちょうど売り切れるとか、ごくわずかに余る程度で済ませることなど、無理な話でしょう。

おせち料理やクリスマスケーキのように、確実に注文しておかなければ、あとで消費者が困る食品でもないし。
その日思いついたら、スーパーやコンビニに行けば手に入る。別の用事が出来たら、食べなくても構わない。
その程度のゆるい位置づけなので、恵方巻きにはたぶん完全予約制はなじまないかもしれませんね。

インフルエンザワクチンは、毎年9月末から12月の間に数百本ほど購入しますが、ほぼ使い切ります。
ちょうど使い切るというのはおそらく、わずかに不足気味の準備状況だからでしょう。
今年はとくにワクチンが不足していたので、いつもよりも早めに在庫がなくなりました。

残念ながら今年は、機会損失(この場合、医療機関の損失ではなく被接種者の不利益)が出たはずです。
いまB型インフルエンザが大流行しているのは、ワクチン不足が原因ではないかと思えてなりません。

その反対に、国の失策によって全国で大量のワクチンが余った、8年前の新型ワクチンはひどかったですね。
接種の優先順位が規制された結果、接種が流行に間に合わず、ワクチンは約1億3千万回接種分余りました。
とくに海外メーカーから輸入契約した9,900万回分は、そのうち9,899万回分以上が、使われませんでした。
国はその約3分の1をメーカーに叩き返し、一部は破棄、残りは短期間備蓄したものの、結局破棄されました。
あれなんか、恵方巻き大量廃棄の比じゃないですね。国のやるムダは、スケールが違う。

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チャイルドロックの問題か
- 2018/01/29(Mon) -
また、洗濯機に子どもが閉じ込められた死亡事故が起きました。
こんなときの頼みの綱のチャイルドロック機能が、今回の事例ではオフになっていました。
洗濯前にオフにして、洗濯後にオンにする、そんな操作が必要なチャイルドロックって、どう考えても面倒。
毎日毎日、オンオフを繰り返すうちにアホらしくなって、いつのまにかオフのままになりそうです。

それに、たとえチャイルドロックがされていても、メカ好きの小学生なら、いつか解除するかもしれません。
ドラムの中にどうしても入ってみたければ、日頃の母親のロック解除風景を、こっそり見ているはずです。

それよりも、洗濯機の中からロックが外せないことが根本的な問題なんですよ。前にも書きましたけど。
これじゃまるで、中に入った子どもを閉じ込めるという意味の「チャイルドロック」じゃないですか。

もちろん、簡単な力ですぐにドアが開くようだと、洗濯物に押されてドアが開いてしまうので、困ります。
洗濯の真っ最中にドアが開いてしまったら、辺りの床はビシャビシャの悲惨な状態になるでしょう。
今風の家だと(わが家も?)、洗濯機を直接フローリングに置いてたりするので、水漏れの被害は甚大です。

最近発売されている洗濯機には、「閉じ込め防止機能」が付いている機種もあるみたいですね。
しかし、たとえばその日立の機種の場合、閉じ込め防止機能オンの状態では、洗濯もできない仕様のようです。
洗濯するたびに設定と解除を繰り返す必要があり、やがて面倒になりそうです。

そもそも、洗濯中でもないのにドアロックがかかるような仕様自体が、おかしくないですか。
運転スタートしてはじめてロックがかかり、運転してなければ常に自由に開く。それでいいじゃないですか。
その程度の仕組みが、作れないものですかね。

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滑舌の悪さ
- 2018/01/27(Sat) -
安倍首相の滑舌の悪さには、いつも閉口してしまいます。まあ私も他人のことは言えませんけどね。
滑舌の悪さが原因で聞き間違えられて、ネットで話題になってる人がいますね。立憲民主党の枝野幸男氏。

草津白根山の噴火被害者に対し「心からお見舞い」と発言したのが、「心からお祝い」と聞き間違えられた件。

どれどれと動画で確認してみると、 “ OMIMAI ” の “M” が弱くて、 “ OImAI ” みたいな発音になってますね。
私の耳にはもはや、「お祝い」にしか聞こえませんでした。
たぶん、この発言を先入観なしに聞いていれば、文脈から「お見舞い」に聞こえたと思います。

今回の答弁を国会中継で見ていて、最初から「お祝い」に聞こえた人の、その「聴力」には恐れ入ります。
コイツはきっとおかしなことを言うはずだ、という先入観(または偏見)で、そう聞こえたのかもしれません。
人の揚げ足をとる気まんまんだと、そういう聴覚回路になるのかもしれません。

いずれにしても、公的な場での発言は、言い間違えるどころか、相手に聞き違いをさせても責められるのです。

ただし言い間違いなど、たいした問題ではありません。もっと重大なのは、某副大臣のような失言でしょう。
在日米軍機の事故に関して国会で、「何人死んだんだ」とヤジを飛ばしたあの方です。
この手の失言は、言い間違いではなく本心から出た言葉なので、訂正しても謝っても、もはや手遅れです。

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国税庁からウイルス届く
- 2018/01/10(Wed) -
国税庁の「e-Tax」のインストーラに脆弱性があり、ウイルスに感染する危険があると報じられています。

e-Taxとは、国税に関する手続きをインターネットを利用して行えるシステムです。
私も先月から、「源泉所得税」のクレジットカード納付の際に利用しています。

初期登録(利用開始届出書の提出と利用者情報の登録)などの手続きが、少々面倒ですが、なんとかなります。
源泉所得税の納付の場合、まず「徴収高計算書データ」を「e-Taxソフト(WEB版)」で作成します。
データは自動的に「国税クレジットカードお支払サイト」に送られるので、カード情報を入力して納付します。

問題は、「e-Taxソフト(WEB版)」事前準備セットアップのインストーラに存在していた不具合です。
この脆弱性の影響を受けるのは、インストーラの起動時のみとは言いますが、じゃあもう私は手遅れなのか?

国税庁は、修正版のインストーラを先週公開しましたが、そのサイトの文言が、いただけません。

「国税庁が提供しているe-Taxソフト等の各種インストーラについて、メンテナンスを実施いたしました。
 平成30年1月4日以降e-Taxソフト等をご利用になる場合は、最新版のインストーラをダウンロードし、
 ご利用いただきますようお願いいたします(以下略)」

旧バージョンのインストーラに、不具合や脆弱性があったことには一切触れておらず、まったく不誠実。
こういう風に、しれっと修正して済ませようという責任逃れの態度が、お役所なんですよね。
おかげでそれ以来、私のMacに何が起きているのか気が気でなく、何度も何度もウイルスチェックしてます。

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機上の心肺蘇生
- 2017/12/29(Fri) -
お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」というアナウンスが、私の乗っていた旅客機で流れました。
今日の午後、私が搭乗した熊本発羽田行きのANA便での出来事。このようなことは、初めての経験でした。

向こうの方の座席の方の顔色がひどく悪く見えたので、近くのCAさんに尋ねたのです。「あの方、大丈夫?」
不審に思われてもあれなので、こう付け加えました。「私は医者ですが、あの方の様子がおかしいですよ」

一緒にその座席まで行くと、チアノーゼで、意識がなく、呼吸もなく、頸動脈の拍動も触れませんでした。
これ以上病状等の詳細は書きませんが、ともかく、その方を床に寝かせて、心肺蘇生を始めました。

この段階で、CAさんが冒頭のアナウンスを行うと、居合わせた医師がすぐに駆けつけてくれました。
その先生は初対面の方でしたが、じつは私の自宅の近所の先生だったことが、あとで判明します。

機内に備えてある器具や薬品はしかし、ちょっとした急病には間に合っても、蘇生には厳しいものでした。
なんとか心拍は再開したものの、呼吸が不十分で意識も戻りません。

飛行機は急遽、中部国際空港に着陸することになりました。すごい勢いで降下したので、私は耳を痛めました。
着陸の1分前ごろ、CAさんたちは大慌てで座席に着きました。そんな規則なのでしょうね、こんな状況でも。
「先生方はそのままで良いです」と言われた私は、床にひざまずいた体勢で着陸の瞬間を迎えました。

中部国際空港で患者さんを救急隊に引き継ぎ、救急車に乗せ、機体は給油後に羽田に向かって飛び立ちました。
到着が2時間近く遅れたので、羽田で国際線に乗り継ぐ予定の乗客の何人かは、乗り継げなかったそうです。
数百人の乗客は全員、自分の席で黙ってじっと過ごしていたように見えました。さすが日本人です。
ただし、私の心肺蘇生の様子を撮影して、CAさんに注意された方がいます。その動画、消してくださいね。

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新幹線大事故寸前
- 2017/12/21(Thu) -
新幹線のぞみの台車亀裂問題で、新幹線の「安全神話」が、ただの神話に過ぎないことが露呈しました。
上り16両編成の13号車といえば、だいぶ前の方。時速300キロで脱線したら、どんな大惨事になったことか。
同じJR西日本の福知山線の、脱線事故現場のあの光景を、どうしても思い出してしまいます。

高速鉄道の大事故でいえば、数年前に中国で起きた追突事故は、悲惨を通り越して不思議な出来事でしたね。
事故原因もさることながら、事故の翌日には事故車両を地面に埋め、すぐに営業運転を再開するという暴挙。

迅速な事故処理と運行再開で、中国の鉄道技術力を誇示したかったのかもしれませんが、まったく逆効果です。
あの国では、運行の厳守が組織(党)の絶対命令であり、安全対策など二の次だと、日本人は感じました。

ところが、組織のために安全をないがしろにしていたのは、日本も同じでした。
事故を未然に防ぐことよりも、運行に遅れが出ないことを重視したのが、今回の新幹線の問題の根幹でしょう。

異臭や異音などの異変を察知したらただちに報告する、というところまでは良かったのです。
ところが、その報告を受け取った者が躊躇なく運転を止めて安全確認を行う、ということができませんでした。
ダイヤを大きく乱すであろう運転停止が空振りに終わった場合の、その責任問題が頭をよぎったのでしょうか。

やり過ぎて失敗するよりも、やらない方を選んだわけです。日本では、失敗しない者が出世するのです。

ワクチン行政がまさに、その発想です。疫病を防ぐことよりも、副作用がないことを重視する厚労省の体質
それはお役人だけでなく、メディアや国民にも染みこんでいる、日本人のDNAなのかもしれません。

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伊方原発運転差し止め
- 2017/12/14(Thu) -
伊方原子力発電所3号機の運転停止を命じる仮処分を、広島高等裁判所が決定しました。
阿蘇山で巨大噴火が起きた場合、火砕流が原発に到達する可能性が小さいとは言えない」というのが理由。

わが熊本の阿蘇山が、遠く四国の原発にご迷惑ご心配をおかけするとは、申し訳ないです。

阿蘇の9万年前の噴火では、九州のほとんどが火砕流で埋まり、その範囲の生物が死滅したとされています。
もしもそんな事態になったら、私にとっては四国の原発事故どころの騒ぎじゃありません。たぶん死んでます。

その阿蘇の破局噴火までをも想定して安全を確保せよとは、広島高裁もずいぶん踏み込んでますね。
これは、火山の安全性審査で「過去最大の噴火規模を想定する」としている内規を考慮したものです。
なので次の噴火が前回よりも小規模だろうと想定する四国電力は、たしかに甘いかもしれません。

しかし数十億年の地球の歴史を考えると、たった9万年前の噴火が過去最大とは限りません。
それどころか、次の噴火が「過去最大規模」程度でおさまるという保証もありません。

さらに言うなら、日本中の火山が、阿蘇の過去最大級の規模以上で噴火する可能性すら、考慮すべきでしょう。
東日本大震災以来、わが国では「想定外」という言葉で防災の手抜きをしてはならないのです。

電力関係者の「(これでは)日本のどこにも原発が造れなくなる」という当惑の声が報じられています。
まったくその通り。ただし、造れなくて困ると思うよりも、造るべきではないと考えるべきかもしれません。

原発が火砕流に巻き込まれたときの惨状は、想像を絶します。
核燃料プールが壊滅すれば、燃料がすべて一斉にメルトダウンするでしょう。もう、考えたくもない事態です。
その意味では、原発が稼働中であろうとなかろうと、関係ないかも。じゃ、運転停止しても意味ないか。

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NHK受信料は合憲
- 2017/12/07(Thu) -
NHKの受信料制度は合憲であると、最高裁が初めて判断を示しました。
未払い者は、テレビを設置した時点からの受信料を支払う必要があるとのこと。なかなか厳しいですね。

NHKの運営方針等に苦言を呈したいことはありますが、受信料を払うことは別問題。義務だと思っています。
未払い者からガンガン取り立てて徴収率が上がったあかつきには、ぜひ受信料を引き下げてもらいたい。

NHKは最近、政権寄りの偏向報道をする、なんて話は、この際、脇へどけておきましょう。
未払い者の主義主張はどうであれ、皆が(我慢して)支払っている料金を払わない人がいるのは不公平です。

しかし一方で、本当にNHKを見ない人は受信料を払わなくてもよい仕組みも、作る必要があるでしょう。
たとえばNHK放送をスクランブル化して、民放だけが無料で見られるような手立ても検討すべきです。
その場合もで当然、報道番組や緊急放送等ではスクランブルを解除して、公共性を担保するのが条件です。

NHKはときどき、放送をネットで同時配信していますが、2019年からは「常時同時配信」を始めるようです。
やがては、パソコンやスマホによるネット視聴に対しても、受信料を求める方向性をNHKは示しています。

となると、スマホやタブレットやパソコンを持っているだけで、受信料を払う必要が出てくるのでしょうか。
滞納者には、スマホを購入した時点からの受信料を全部支払え、てことになるのでしょうか。まさかね。
どうやら、ネット視聴の場合は「申告制」になるという話です。でも、だれがバカ正直に申告しますかね。

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市民病院の過渡期
- 2017/12/02(Sat) -
熊本市民病院は10月から、時間外診療を休止していますが、やはり問題は起きているようです。

もともと良好な経営状態ではなかった市民病院が、震災後は診療規模を大幅に縮小して、さらに大赤字です。
人件費節減のために、日中の診療ができるギリギリの人数まで、医療スタッフは減らされています。

そんな折に、重い障害のある子どもの夜間診療を受け入れて欲しいという要望が、熊本市に出されたました。
他の病院じゃだめなのかと思えますが、そこに市民病院特有の事情があるのでしょう。

市民病院の総合周産期母子医療センターが、かつて熊本の先天性疾患のお子さんの医療を担っていたからです。
センターの「卒業生」たちには障害のあるお子さんも多く、何歳になっても、専門的な医療の継続が必要です。
万一病状が悪化した際に頼れるのは、赤ちゃんの時に助けてもらって以来世話になっている市民病院なのです。

病院はなんとか対応しようとしているようですが、現存スタッフの仕事量を増やすことになるかもしれません。
現在、新生児集中治療室(NICU)が9床で稼働している関係上、院内には24時間、新生児科医師がいます。
その医師たちを含む小児科スタッフが、結局は、過重労働を強いられることになるでしょう。

市民病院の機能はほとんど、すでに他の医療機関でカバーできていると前に書きましたが、例外もあるのです。
小児医療のような、市民にとくに頼られている部門だけでも、重点的に人員充実させるわけにはいきませんか。
そのためなら、他の病院で十分にカバーできている部門は、一時休止してもいいとさえ思います。

新病院移転までの間、中途半端に赤字診療をするよりは、的を絞って専門病院になるという手もあるでしょう。

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廃炉って可能なのか
- 2017/12/01(Fri) -
廃炉が決まっている高速増殖炉「もんじゅ」が、廃炉を想定していない設計になっていると報じられました。

核燃料を保護するために、ナトリウムが一定量以下にできない構造で、ナトリウムを抜き取る穴もないとか。
玄関ドアも窓もすべて厳重に施錠・封鎖したら、住人が外出できなくなりました、みたいなものでしょうか。
いや、ちょっと違うな。

笑うに笑えない話ですが、もうその程度のことでは驚きません。どうせそんなことだろうと思うぐらいです。
だって原発自体が、廃棄物の処理法が未解決のままとりあえず稼働するという、問題先送り事業ですから。

廃炉の時期が来るころには解決法が見つかってるんじゃないの?、みたいなノリだったとしか思えません。
解決法がなければ、それが見つかるまで稼働を延長すればいいでしょう?、とさえ考えていたかもしれません。

なので、突然廃炉にしなければならなくなったことは、さすがに想定外と言えます。もんじゅも、福島も。
とくに事故を起こした福島の原発をこれからどのように処理するのか、想像を絶する茨の道が待っています。

ともかく、世界中の科学者・技術者が、知恵を出し合うしかないでしょう。それこそ文殊の知恵です。

原発関連の報道を聞くたびに、東京五輪を誘致する際の、安倍首相の4年前の演説シーンを思い出します。
両手を広げて福島はunder controlだと語ったあの姿を見て、なぜか「大風呂敷」という言葉を連想しました。

しかしその「under control」は国民の願いであり、首相発言に異を唱えたくはないのが日本人です。
核燃料の冷却に失敗して、東京五輪の真っ最中にオオゴトが起きるぞ、などとは口にできない国民性なのです。
そのような不吉な事を言うこと自体が忌み嫌われる言霊の国なので、原発事故も廃炉も想定できないのです。

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日馬富士引退
- 2017/11/29(Wed) -
横綱・日馬富士は、暴行問題の責任をとって、日本相撲協会からの処分を待たず、引退の道を選びました。

「弟弟子の礼儀と礼節がなっていないとき、それを正し、教えてあげるのは先輩横綱の義務だと思っている」
そう語る日馬富士の気持ちはわかりますが、やり方が悪かったのか運が悪かったのか、結果的にはNGでした。

貴乃花と相撲協会との確執が、事を荒立てた面もあるでしょう。
最終的に、貴ノ岩の頭の傷の写真が報じられてから、日馬富士の旗色が悪くなったような気がします。

しかし私は今回の報道を見て、暴行・傷害という人を傷つける行為の軽重については、疑問を感じました。
傷の写真にインパクトがあったとしたら、体表の裂創の大きさが、その暴行の重大さに比例するのでしょうか。

あんな傷よりもずっと辛くて陰湿ないじめや精神的暴力が、世の中にはいくらでもあるはずです。
それに比べたら今回は、ついカッとなって殴った的な、悪質度の低い事件に思えてきます。
白鵬に「もうあなたたちの時代じゃないでしょ」と言えるなんて、それほど悪い人間関係でもないと思います。

後輩へのひどい傷害でも表沙汰にならなかった事件が、相撲界には過去にもたくさんあったことでしょう。
そのような悪習を一掃することが、白鵬の言う「膿を出す」ことになるのか、今後を見守りたいところです。
ただ、暴力は悪いにしても、日馬富士の引退は惜しまれます。

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10針以上縫った
- 2017/11/20(Mon) -
横綱日馬富士が宴席で貴ノ岩に暴行した問題は、単純な話ではなくなってきましたね。
当初は、加害者の日馬富士は廃業だ、ぐらいの世論が巻き起こっていましたが、どうも被害者側も怪しい。

事件の4日後に警察に提出された診断書と、15日後に作成された診断書との、食い違いが問題視されています。
1通目は軽傷、2通目は重症の疑いもあるような記載です。
もちろん、時間が経って病状経過が明らかになり、その状況にあわせてあらためて診断したのかもしれません。

診断医の言い分としては、疑いや可能性のある病状を、念のため「○○の疑い」と診断したようです。
疑いがないと言い切れない以上、少しでも疑った事実は記載しておいた方が、危機管理上は適切な態度です。
同業者として、よくわかります。この点は、医者が責められるものではないと思います。

貴ノ岩の兄は、「弟は頭の10針以上縫った痕を見せてくれた」と証言し、その重傷度をアピールしています。
しかし10針縫ったと聞いたら大ケガに聞こえますが、「針数」などそれほど重要なものではありません。

10cmの傷を10針でザクザク縫ったのか、3cmの傷を細かく10針縫ったのか、それすらわかりません。
ていうか、傷の長さなんてどうでもいいことです。問題は、傷の深さや深部臓器への影響の有無ですから。

私が勤務医(心臓外科医)だった頃、手術が終わってご家族に説明をしたときに、驚いたことがあります。
その患者さんの親(=ご高齢の方)が開口一番、私に「手術は何針縫いましたか」と尋ねたからです。

心臓弁形成術か何かでした。針数など数えようもありません。皮膚縫合まで含めたら、数百針でしょうけど。
重要なのは、弁の病変の重症度や手術の仕上がりや心機能であって、縫った針数などまったく無意味です。

10針以上縫ったとことさらにアピールする貴ノ岩の兄の言葉が、どうもうさん臭く聞こえてしまうのです。

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パラダイス文書
- 2017/11/08(Wed) -
「ようこそ〜ここへ〜♪」というフレーズが頭の中をグルグル回り始めたのは、昭和の人間ゆえでしょうか。

「パラダイス文書」と聞いて「パラダイス銀河」を思い出した方が、全国に何百万人もいると思います。
「パラダイス文書とパラダイス銀河とは何が違うのか?」などど、ネットも賑わっています。

相違点よりも前に類似点を言うなら、「文書」と「銀河」のイントネーションが似てますね。
前者は「tax haven」に関するもので、後者では「夢の島、heaven」を歌っています。

パナマ文書」とは異なり、今回はAppleもエリザベス女王も、文書に登場しているようです。
Appleよお前もか、と落胆した気持ちを、エリザベス女王が和らげてくれた感じです。

まあしかし、Appleが租税回避をしていることは、今に始まったことではありません。
「ダブル・アイリッシュ」とか「ダッチ・サンドイッチ」などの、巧妙で難解な手法を駆使してきました。
「我々は世界最大の納税者だ」というAppleの主張はそれ自体ウソではなくても、誠実には聞こえません。

トランプ大統領には早いとこ法人税率を引き下げてもらって、Appleが善良な納税者になってほしいものです。

納税は義務とはいえ、稼いだお金をごっそり持って行かれりゃ、しゃかりきコロンブスもやる気が失せます。
とくにお金持ちや大企業ほど所得税や法人税額が大きいので、納税で大損した気分になるのでしょう。
で、一部の個人や企業は合法的に節税する方法を探し、またそれを手助けしようとする国もあるわけです。

年末が近づき、ふるさと納税のオトクな返礼品を時間をかけて選んでいる私とは、次元の違う話でした。

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順番待ちもほどほどに
- 2017/11/02(Thu) -
明日は「iPhone X」の発売日です。原則予約制ですが、Apple Storeでは当日販売も行われるようです。
各国の現地時間の午前8時から、「予約注文なしで早めに来店されるお客様に対して」販売するとのこと。
となると、店舗前に行列ができることになります。あ、行列できますかね。むしろそれが心配だったりして。

そもそも、発売日の混乱を避けるために導入されたのが、予約制のはず。なのになぜ、当日販売をするのか。
「予約レース」で出遅れた人に挽回の機会を与える趣旨なのか、それとも急に欲しくなった人向けなのか。
あるいはAppleが、発売日のお祭り騒ぎを演出したいのかもしれません。
だって、予約済の方々が三々五々来店してiPhoneを受け取っていく様子って、あまり絵になりませんよね。

思い出すのは9年前。日本では最初に発売された「iPhone 3G」を、私は発売日に店頭に並んで買いました。
近所のデオデオ(今はエディオン)の前に朝早くから並んだのは、わずかに2人。私が1番。
デオデオの当日販売予定数は3台だったので、二人とも目的の品を手にすることができました。

iPhone Xの当日発売数は限られているはずなので、きっとApple Store前には行列ができるでしょう。
このとき単純に「早い者勝ち」ルールにすると、前夜から店舗前に泊まり込む者が出てくるかもしれません。
それは健康上の問題や、路上占拠による迷惑にもつながります。そんなことのないように、工夫してほしい。

たとえば、朝8時までに来た客を全員集めて、ジャンケン大会で購入順位を決めたら、盛り上がりそうです。
7時までに来た者にはジャンケン1勝分、6時までに来たら2勝のアドバンテージぐらい与えてもいいけど。

(11/3追記)
けっこう並んでましたね、Apple Store銀座前。しかも2日前から。
ブログ執筆時にはすでに並んでたわけですね。失礼しました。

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無資格者の不正従事
- 2017/10/28(Sat) -
スバルも日産と同様に、無資格者が完成検査に携わるという不正を行っていたことが判明しました。
社内試験には合格して、一定の知識・技能があると判断された、研修中の従業員が検査を行ったとのこと。

似たような事例を思い出します。
医学部の卒業試験には合格して、しかしまだ医師免許を取得していないうちに働いていた、研修医時代を。
私は昭和60年の4月から大学病院で働き始めましたが、医師として認められる医籍登録日は5月20日でした。
約1カ月間、患者の診察や検査のみならず、採血や注射から手術の助手までを、主治医として行っていました。

指導者の下で行う医療行為は、それが未資格者であっても、修練のためなので許容されていたわけです。
手術助手以外はすべて、指導医不在の場所で1人で行っていましたが、それでも指導下と見なされました。

外科医が一人前になる過程で、未経験の術式の執刀をひとつひとつ経験していくことも、似たようなものです。
ベテラン外科医ではなく未熟な医師が執刀をすることは、患者の利益だけを考えたら、問題があります。
サポートについている指導医がカバーしきれないヘマを、若手医師が術中にやらかす危険は、常にあります。

それでも外科の世界では、あえて若者に手術をさせます。次世代の外科医を育てるためには、必要だからです。

似たような感覚で、自動車会社でも若手に検査を任せていたのかもしれません。たぶん、悪気は無いのです。
人手不足も原因のひとつでしょうけど、それは医師も同じ。たとえ無資格であっても病院に必要な戦力です。

無資格者が検査したから全車リコールだというのは、潔い態度ですが、本当にそこまで必要なのでしょうか。
それよりも、品質データを改ざんして不良品を出荷した神戸製鋼所の方が、はるかに悪質で問題です。
日産やスバルの対応を考えたら、神戸製鋼製の部品を使った車や列車や航空機だって、全部リコールでしょう。

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「ゆ党」
- 2017/10/22(Sun) -
衆院選は、ある程度予想されていたように、与党圧勝・希望惨敗・立民躍進、という形になりそうですね。

「私自身もおごりがあったのではないかと反省している」
希望の党の小池氏はこう発言しましたが、手遅れ。後悔先に立たず。敗因は、例の「排除」発言でしょうか。
その前までは、希望の党は大躍進するのではないかと思ってたんですけどね。流れというのは怖い。

「勝って兜の緒を締めよ」
自民党の圧勝を受け、また自身も選挙区で大勝したというのに、小泉進次郎氏はこう述べました。
小池氏が誤らなければ政権交代もあり得たと、皮肉ではなく謙虚な言葉。たいした人物です、小泉進次郎。

反安倍政権で盛り上がっていた野党が、選挙直前に分断したために、結果的に自民を利することになりました。
各小選挙区の得票率の棒グラフを見ると、希望と立民を合計すればたいてい、自民に勝ってるんですけどね。

希望の党は、昔で言う「中道」と呼ばれる政党なのでしょうか。独自性を出すのが難しい立ち位置です。
「野(や)党」と「与(よ)党」の中間だから「ゆ党」だと、誰が言い始めたのか、最近よく耳にしますね。

今朝の日経のコラムで、「ゆ党」の「ゆ」に当てる漢字が「ぬるま湯」の「湯党」では困る、とありました。
蓋を開けてみると、希望の党に限って言えば、「油断」の「油党」だったようです。

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支持政党なし
- 2017/10/17(Tue) -
30年ぐらい前、おかしな名前のミニ政党がたくさんありました。もちろん当選者などいませんでしたが。
今回の衆議院議員選挙でも、気になる政党はコレでしょう(一部、架空政党あり)。

「支持政党なし」
義務感を持って投票に行ったものの、どの政党に投票するか決めてなかった人を狙った、ひっかけ名称かも。
類似政党に「支持政党考え中」があります。

「自民党以外」
自民党以外ならどこでもいい、という人の受け皿政党。似たようなものに「希望の党以外希望」もあります。

「初投票はこちら」
18歳とかの有権者が、なんかしらんけど今回はコレなんかな?、と勘違いするのを狙います。

「比例代表のみ」
これまた投票初心者狙い。

「白民党」
勘違い狙いなら、最初に思いつくのがコレ。姉妹党に「自眠党」や「自由民玉党」があります。

「日本のここる」
これって、OKなんですかね。ダメなら「日本のころころ」でいきます。

「新党犬地」
北海道に犬の理想郷を作ろうという政党。代表は鈴本宗男らしい。

とりあえず今回も、「支持政党なし」の得票数が、多少気になります。

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悪質な運転行為
- 2017/10/12(Thu) -
愛車のバンパーに何かがこすった赤い跡を見つけたので、まず家人の赤い車を疑いましたが、違いました。
ディーラーに見せたら、虫でしょうと。コンパウンドで処置したら、元通り(元よりも綺麗)になりました。

東名高速の事故はひどい話ですね。追い越し車線に無理やり停車させられ、追突されて2人が死亡した事故。
付近を走行していた他の運転者などから、容疑者の悪質な運転を立証する証言等が出てきたようです。
事故から3カ月以上も要したのは、それらの証言やドライブレコーダーの解析に時間がかかったのでしょうか。

しかしそれだけの裏付けがあってもなお、「過失運転致死傷罪」で決着しそうなのは、どういうことなのか。
こういうときに「危険運転致死傷罪」を適用しなくてどうしますか。なんなら「殺人罪」でもいいぐらいです。

たまに高速道路を走ると、たいてい1台ぐらいは、やたらに追い越しをしまくっている車を見かけます。
前の車を煽るというか、車間を詰めて車線をあけさせて追い越し、また前方の車に接近して同じ事を繰り返す。
しばらくして私がインターの料金所に着くと、ほんの数台前に、先ほどの無謀な車がいたりします。
あれだけ無茶な運転をしても、目的地に着く時間って、わずかな違いなのです。

無謀な運転者が自損事故を起こすぶんには自業自得なのですが、たいてい善良な市民を巻き添えにします。
それどころか、自分は無傷で他人だけ殺傷したりします。
こういう悪質な運転行為が「過失」なのか「危険」なのか、裁判員裁判がきっと常識的な結論を出すはずです。

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インクも乾かぬうちに
- 2017/10/08(Sun) -
トランプ米大統領が昨日、北朝鮮との関係について、「1つのことだけがうまくいく」と意味深なツイート。
なかなか思い切った行動をとれないけれども、思わせぶりな言動は絶やさない姿勢のようです。

かつて北朝鮮と結んだ合意が守られなかったことについては、大統領は次のように述べました。
「(合意文書の)インクも乾かぬうちに合意は破られた ( agreements violated before the ink was dry )」

文書のインクなんて、1,2分ですっかり乾きそうなものですが、英語でもこのような比喩的表現するんですね。
日本語の「舌の根の乾かぬうちに」にも似ています。逆に、生きた人間の舌根って、乾くことあるんですかね。

最近、北朝鮮問題における、米政権中枢部での意見対立が話題になっていますが、

ティラーソン国務長官の「平壌と意思疎通するパイプがあり、暗闇の状態ではない」との発言に対して、
トランプ大統領が「時間の無駄だ」と切り捨ててみせると、
マティス国防長官は「北朝鮮と話し合う機会を模索しているだけで、話し合っていない」と取りなしました。

まるで、「新茶ぁ〜」「ふるい〜」「ふるかね〜」みたいなノリです。この3人、悪い関係じゃなさそうです。

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ミサイル渋滞中
- 2017/09/30(Sat) -
広島県内の県道の交通電光掲示板に昨日、「ミサイル渋滞中」という情報が30分間表示されていたと。

これを聞いて最初に、6年前の「セシウムさんテロップ騒動」を思い出しました。
東海テレビが、番組のプレゼント当選者名を「セシウムさん」と表示して放送してしまった件です。
福島原発事故で日本中がピリピリしていた時期だけに、大ひんしゅくの放送事故でした。

職員が、ダミーの当選者名を入力して準備していたものを、新人の手違いでそのまま流したという悲劇です。
手違いや伝達ミスよりも、まず、そのような不謹慎なダミーを着想すること自体が、最大の問題でしょう。

さて「ミサイル渋滞中」ですが、じつは、「ミサイル」と「渋滞中」が交互に表示されていたようですね。
「ミサイル」は、Jアラートのミサイル情報を表示できるようにするための、作業中の誤作動だったとのこと。
なんだ、不適切なダミーがそのまま表示されたのではなかったのか。ちょっとつまらない結末。

これがもしも、「ミサイル」だけが単独で表示されていたら、かなりドライバーを驚かせたことでしょう。
ところが、「ミサイル」に「渋滞中」が続いたことで、ミサイルという言葉の深刻さが中和されたのです。
このさい、「ミサイル」「飛び出し注意」のペアであれば、もっと笑えたかもしれません。
なんなら、「ミサイル」「お先にどうぞ」なんてのもいいな。こういうのはたぶん、熊本県警が得意です。

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口論エスカレート中
- 2017/09/23(Sat) -
「過去最大の水爆実験を太平洋上でやる」と、過去最大の激しい表現を、北朝鮮が繰り出しました。

まったく言い放題やり放題ですが、北朝鮮が何をやっても、それを直接取り締まるすべがありません。
ミサイルを発射し、核実験もやり、非難されたらますますエスカレートする。まるで子どもです。

じゃあ、世界各国が非難もせず、制裁も加えず、報道もせず、ひたすら無視してみたらどうなるんでしょうね。

自国の領土内で何度核実験をしようと、公海上に何発ミサイルを撃ち込もうと、徹底的に無視する。知らん。
いやいやそれだと、他国の領海ギリギリに着弾させたり、核弾頭を公海上に落としたりし始めるかもしれん。
そうこうするうちに、精度の低いミサイルが、どこかの国の領海か領土に落ちたりする。

先日のミサイル発射のとき、着水域を事前通告してなかったのは国際法違反だ、なんて言ってる人がいました。
寝ぼけちゃいけません。国際法なんて、あの国に通用するものですか。
あらゆる国際法が、あらゆる条約が、あらゆる常識が、すべて適用外です。

おまけに、金正恩委員長だけが子どもかと思ったら、トランプ大統領というガキ大将がいるので、ややこしい。
「ロケットマン」→「老いぼれ狂人」→「リトルロケットマン」
と、悪態の応酬が続いてます。容貌容姿に関わる言葉が出始めたので、いよいよ口げんかも末期ですね。

それにしても、このレベルの低さは何なんでしょう。かりにも国家元首ですよ。

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解散に大義はあるのか
- 2017/09/21(Thu) -
衆議院の解散が、迫りつつあります。野党やメディアは「大義なき解散」だと猛烈に批判しています。
しかし、大義はともかく、理由ならあります。今なら勝てるからです。誰もがそう思っています。

来年12月には任期満了となる衆議院で、いつ選挙するのが最善かと考えれば、おのずと答は出るでしょう。
準備がまったく間に合わない野党があと1年待ってくれと言ったって、与党が待つはずがありません。

解散の大義を、なぜいま解散するのか、に求めるからおかしくなるのです。
選挙で大勝したとして、その後何をしたいのか。それこそが解散の大義でしょう。野党はそれを問わなければ。
普通に考えたらそれは、多数勢力に頼った憲法改正(の発議)でしょうね。

「憲法改正が大義である。そのためには発議可能な議席確保が必要であり、だからいま解散するのだ」

そうハッキリ言ってくれればスッキリするものを、安倍首相はどうも、素直じゃない。
消費税の増税分を幼児教育や高等教育の無償化に充てる、などと脈絡もなく言い出すのがダメなのです。

たしかに「日本経済が抱える最大の壁は人口減少だ」と安倍首相が言うとおり、少子化問題は極めて深刻です。
しかし、そんな重要なことを海外の証券取引所で「公約」するものだから、「取って付けた感」があるのです。

ならばそのことを国連でももういちど明言するのかと思えば、国連演説は異常なまでに北朝鮮一色でした。
そこまでトランプ米大統領に迎合したいなら、「ロケットマン」を使ってほしかったな。

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どうなるザらス
- 2017/09/19(Tue) -
米国の「トイザらス」が、経営破綻したザらス。Amazonの激流に、押し流されてしまったらしいザらス。
破産手続きの対象は米国とカナダの店舗だけで、日本法人の営業は継続するらしいザらス。くどいザらスか?

当院の隣には「ゆめタウンサンピアン」があり、そこに「トイザらス」と「ベビーザらス」が入居しています。

昭和の時代、この地には地元スーパーのニコニコ堂が経営する「サンピアンプール」があったそうですね。
いろいろあってプールは廃止され、1996年に「ニコニコドーサンピアンシティモール」ができました。
そのニコニコ堂が2002年に経営破綻し、イズミグループの「ゆめタウンサンピアン」となったわけです。

トイザらスとベビーザらスが近いのもメリットと考え、私はその隣で、2007年にクリニックを開院しました。

ところが3年前、熊本市の比較的中心部に「ゆめタウン大江」ができると聞き、戦々恐々としたものです。
その新しいショッピングセンターに、トイザらスたちが移転してしまうのではないかと思ったからです。

さいわい移転はなく、ほっと胸をなで下ろしたと思ったら、昨年の熊本地震。
老朽化していたサンピアンは構造が損壊したので、完全に建て替えるのではないか、という噂も聞きました。
それだと、営業再開まで年単位かかるでしょう。今度こそ、ザらスたちが逃げてしまうのかと心配しました。

ところが、サンピアンは持ちこたえました。地震の4カ月半後には、トイザらスも営業を再開しました。
彼らは残ってくれたのです。可愛いやつらです。応援シナケレバ。
考えてみると、クリニックの備品のオモチャを最近は、Amazonで買ってましたね。これはいけませんザらス。

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世界最高齢ナビ
- 2017/09/18(Mon) -
鹿児島県の田島ナビさんが世界最高齢の人物となり、久々に日本人が一位の座を奪還しました。
1900年(明治33年)生まれの117歳。この方に比べたら、57歳の私など、ひよっこ同然です。
「日本で存命する最後の19世紀生まれ」とも言われています。面白い。足かけ3世紀生きてるわけですか。

ナビさんの夫(故人)の名前が富二子さんというのもまたウケます。富二子は「とみにし」と読むそうです。

世界最高齢って地位は、ひとたび獲得すると生涯破られることのないタイトルですよね。誰も追い越せない。
だからナビさんは安心して、のんびりと、こんどは史上最高齢記録の122歳を目指していただきたい。

長寿世界一(または二位)の日本です。平均寿命が伸びればおのずと、世界最高齢になる確率も上がります。
しかし、生存年齢には個人差が大きく、平均値が伸びることと、最高齢記録の数値は必ずしも相関しません。
現に昭和の時代にも110歳以上生きた日本人は多数いるし、過去最高記録の118歳は昭和30年代のものです。

明治33年生まれと聞いても、実は私には驚きがありません。以前は明治生まれなど珍しくなかったからです。
子どもの頃、身近にいた高齢の方の多くが、慶応生まれでした。言うなれば、江戸時代の生まれです。

そんな時代と比べ隔世の感があるのに、最高齢記録(正式な記録)の数値自体は、意外と伸び悩んでいます。
120歳あたりが、ヒトという生物の寿命の限界なんでしょうか。
科学が進歩して、150歳や200歳まで生きる時代は来るのでしょうか。それもどうかとは思いますが。

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セイタイ調査
- 2017/09/14(Thu) -
厚労省が3年ごとに行っている、「医療施設静態調査」の調査票が届きました。
医療施設の「分布及び整備の実態を明らかに」して、「診療機能を把握」するための調査です。
先日ブログに書いた「患者調査」はサンプル調査ですが、「静態調査」の方は全ての医療機関が調査対象です。
考えてみると、両調査はいずれも3年毎に行われているので、おそらく両者を統合して分析するのでしょう。

問題点が2つ。まず「静態調査」って言葉ですよ。「動態調査」と対をなす用語でしょうけど、聞き慣れない。
「セイタイ」と聞いてふつう思い浮かぶのは、生態か生体か、せいぜい声帯か整体でしょう。
これまで五十数年の人生で私が目にした「静態」は、この厚労省が使っている「静態調査」の時だけです。
医療機関などの開設・廃止などの調査が「動態調査」で、診療内容の調査が「静態調査」らしいですけどね。

例によって「オンライン回答」が推奨されていますが、これがまた問題。Excelファイルでの提出なのです。
Windows環境で厚労省サイトから回答用Excelファイルをダウンロードして、記入して、アップロードしろと。
だから、口を酸っぱくして言ってますけど、Excelのファイルで回答させるのはもう、やめてくれませんか。

先の「患者調査」でも、Macなので回答できないと申し入れたら、回答用紙がドサッと送られてきました。
紙への記入だと、こっちもだいぶ手間がかかりますけど、そっち(厚労省)の方も面倒じゃないの?

百歩譲ってExcelを使うとしても、マクロを埋め込まない単純なワークシートにはできないのですか。
そうすれば、Macの表計算ソフトが使えるんですけどね。
それが無理なら次回からは、Macユーザーは調査対象免除、ってことにしてくれませんかね。

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