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懇親会なんて、不要不急の最たるモノでしょう
- 2020/08/08(Sat) -
熊本市医師会の会員懇談会(会務報告と懇親会)は、今月下旬に開催される予定でしたが中止になりました。

そりゃそうでしょ。参加者の中から1人でも、たった1人でも感染者が出たら、あとで大変なことになりますよ。
「医師が新型コロナウイルス感染 医師会懇親会に参加後に発症」そんな新聞見出しが目に浮かびます。
「こんな時期にお医者さんが懇親会するって、どうなんですかね」と、ワイドショーも食いつくでしょう。

しかしそんな非難よりも何よりも、クラスターの発生が懸念されます。医師会懇親会クラスターです。

クラスターの怖さは、それが発覚した時点ではすでに、感染がある程度拡大してしまっているということです。
市内のあちこちの医療機関の医師たちの感染が次々に発覚し、外来診療が次々に止まっていくなんて地獄です。
それに医師らは、感染しているとは知らずに何日間か診療を行っていたはず。最悪のパターンです。

他の職種・業種ならいざ知らず、医師会がそんなリスキーな会合を開いてどうしますか。
懇親会なんてまったく不要不急です。会務報告だけなら文書の配布で十分。
当初は、最大限に注意を払って懇談会を敢行する雰囲気でしたが、ギリギリのところで踏みとどまりました。

日本各地の感染状況を見ていると、市中感染も気にはなりますが、いまだにクラスターも大問題です。
この場所が、この施設が、この会合が、クラスターになりはしないかと、常に意識する行動が必要です。

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帰省を規制する既成事実など規正したらどうかと藤井棋聖が言ったとか
- 2020/08/04(Tue) -
「自粛しろ 経済まわせ 家にいろ 旅行には行け 帰省はするな」

誰が詠んだかネットで出回っている短歌。上手い。上手いけど笑えない。チクハグな政策をディスる一句です。
ここに来て政権内からも、帰省は制限しないとの声が出始めましたが、人によって言うことがバラバラ。
新型コロナ感染では、誰にも予測できない展開が続いています。誰が担当しても政権運営は難しいのです。

「マスクしろ 隙間はなくせ 鼻出すな 二重顎なら 出してもいいよ」

いま作りました。ヘタですみません。例のアベノマスク。ご本人もついに、使うのやめちゃいましたね。
何をやっても、考えが足りない上に動きが遅い。アベノマスクのドタバタも、コロナ政策を象徴しています。
とは言え、熟慮して迅速にというのも無理な注文。ならば、毎日でも真摯に会見して、国民を味方にしなきゃ。

「過ちて改めざる、之を過ちと謂う」「過ちては改むるに憚ること勿れ」

結局これ。過ちそのものよりもむしろ、それを改めない硬直化した態度の方が問題。意地っ張りはダメ。
ただし、政策方針を転換・修正するときは、その都度誠実に丁寧に説明しないと、国民からは不信感が出ます。
このコロナ禍で、先々までずっと変更無く通用する政策などありません。朝令暮改は恥だが役に立つのです。

いまから言うのもアレですけど、今年の流行語大賞って、もう、候補が多すぎて選べませんね。

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Go To トラベル開始日に国内感染者数が過去最多という間の悪さ
- 2020/07/22(Wed) -
度重なる修正を経ても中止や延期には至らず、ついに今日、「Go To トラベル」が始まりました。
安倍首相は「感染予防策を徹底しながら、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりはない」と言います。

そういう、何が何でも方針は変えないと言い切ってしまうスタンス、その強がりがダメなんですよ。
どうしようもなくなるまで引っ張るだけ引っ張り、挙げ句の果てに前言を翻すから、世の中が混乱するのです。

東京を対象外にしたら、今度は大阪・愛知・福岡が過去最多の感染者を出すという、絵に描いたような展開。
全国の新規感染者数が746人という最多記録を更新しても、まだGo Toを中止するつもりはないようです。

8月からのイベントの開催制限緩和は、8月末まで延期されることになりましたが、でもGo Toは止めない。
集まるのはダメだけど、旅行には補助を出すから気をつけてやってくれという、なんとも難しい要求です。
児玉龍彦先生がいみじくも指摘したように、来月には「目を覆うばかり」の惨状になりはしないかと不安です。

ずっと落ち着いていた熊本市でも、この3日間は連続して感染者が出ています。なんとも不気味ですね。
そのうち2人は福岡から、今日の1人は東京から、いずれも県外から持ち込まれたウイルスです。
人の移動が自由になれば、流行地域から全国各地にウイルスが拡散していくことは、想像に難くありません。

事ここに至っては、やはり不要不急の移動は控えるべきでしょう。Go Toトラベルは、あまりにも間が悪い。
「進むも地獄、退くも地獄」と言われている通り、Go Toが延期になったらなったで、大混乱でしょうけどね。

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感染拡大警報下で、恐る恐るGo Toキャンペーンする?
- 2020/07/15(Wed) -
小池都知事は、新型コロナ警戒レベルを最も深刻な水準へと引き上げ、「感染拡大警報」を発するとしました。
国はしかし意固地になって、「Go To キャンペーン」を前倒してまでして進めようとしています。
感染者が不気味に増えているこのタイミングで、敢えて「Go To」に突入する意味って何でしょう。

感染を抑えつつ経済も回すという、相反することを行うことについては、いろんな例えが出ています。

「冷房と暖房の両方をかけるようなこと」
小池都知事による表現です。「かける」と言う部分に古臭さを感じます。最近あまり聞きませんね。
たしかに冷暖房を同時に作動させるなど、家庭用エアコンで考えたら電気代のムダです。

でもカーエアコンだと、暖房はエンジンの熱を利用しており冷房とは別システム。冷暖房同時作動もアリです。
足元には暖房を、顔には冷風を当てるなんてことも日常的。冷暖房の両方をかけるのは、矛盾してないのです。

「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるよう」
複数の政治家の方がこの表現を使っているところを見ると、いちばんしっくり来るのでしょう。
ちょうど今は、国がアクセル、都がブレーキを踏むような関係になっているかもしれません。

車を運転するとき、右足でアクセル、左足でブレーキを踏むのは、実際やってみるととても難しいですね。
左右の足の力加減が上手く協調できずに、ギクシャクした運転になってしまい、怖くて続けられません。
アクセルもブレーキも、必要な方を片方ずつ、ちょうど良い強さで踏むことがいちばん大事です。

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未曾有の事態なのだから、今後の展開が想定できるはずがない
- 2020/07/09(Thu) -
豪雨災害のニュースにかき消されていたコロナが、その存在をアピールするかのような、いやな雰囲気です。
今日の東京都の感染者数224人には、驚きや落胆を通り越して、恐怖すらおぼえます。

先週あたり、今後爆発的に感染者数が増える予測グラフをどこかで見かけましたが、そうなるかもしれません。
以前、第2波の方が大きくなる場合もあると、誰かが言ってましたが、それもその通りになるかもしれません。

世の人々は得てして、悪い出来事に対して表面では大騒ぎをしつつも、心の中では甘く見ていたりします。
平静を装いながらも危機管理に抜かりないはずの小池都知事も、本心では危機感が欠けているかもしれません。

検査件数の増加が、感染者数(=感染が判明した人)の増加につながった、なんて都知事は言ってます。
それって、検査件数が少ない頃は感染者を見逃し、野放しにしていたことを認めるようなものですけどね。
いまでもまだ検査件数が足りないかもしれないと、そう思い至る余裕が都知事にあればよいのですが。

医療体制がひっ迫していない等の理由で、イベント開催制限の緩和などは明日予定通り行われるようです。
社会・経済への影響を考えると、やみくもに自粛すれば良いというものではありません。
たぶん答は無いのです。答は無くても政策は必要で、しかもどのような政策であれ、叩かれる運命です。
叩かれたくないことばかり考えて、何も動けない政治家が、最悪です。

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第2波が来るのであれば、様子見よりも先手を打つべきでは?
- 2020/07/03(Fri) -
昼前に、東京都の新型コロナ感染者数が120人以上と速報されました。想定の範囲内とは言え、衝撃的です。
その数だけでなく、感染者数が報じられるタイミングの早さも驚きます。
昨日も昼過ぎには107人と発表されましたが、今日はさらに早まりました。どういうことなんでしょう。

昼前に報じられるということは、今日の午後に判明した数は、明日の発表分に含まれることになります。
これまで感染者数は夕方発表されていたのに、どうして昨日今日は発表時期を繰り上げたのでしょう。
毎日の感染者数を正しく比べるためには、検査や発表の締切時間を変えない方が良い気がするんですけどね。

うがった見方をすれば、感染者数を少なく見せるために発表時間を早めたんじゃないかと思えてしまいます。
ある報道番組のコメンテーターも私と同意見。だって、お役人のやりそうなことですからね。つまりこうです。

昨日、感染者数がひどく増えそうなのを嫌った都職員が発表時間を前倒ししたけど、100人超えしてしまった。
今日も感染者が多いので、さらに発表時間を早めるしかなく、しかしそれでも124人になってしまった。
明日の発表時間は、どうするんでしょう。ヘタしたら、朝のウチに発表するかもしれません。まさかね。

検査数自体が増えて来たので、4月5月ごろと同じ尺度で感染者数を評価することはできないかもしれません。
小池都知事は、少し様子をみましょう的な姿勢で一見落ち着いてます。良く言えば冷静。悪く言えば施行停止。
科学的根拠のある態度というよりも、もしかすると正常性バイアスが働いているのかもしれません。

しかし今こそ、都も国もむしろ先手を打って、行動自粛なり休業要請なりの策を打ち出すべきです。
第1波の経験を生かして、前回と同じ轍を踏まぬよう、的確かつキメ細やかな施策を期待します。

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コロナの時代、現金の受け渡しは淘汰されるかも(賄賂等を除く)
- 2020/06/20(Sat) -
コロナの時代、他人との物品の受け渡しは最小限にしたいところですが、現金だけはどうにもなりませんね。

店舗等では可能な限りカード払いにしていますが、店によって、接触の程度=感染の危険度、が違います。
(1)カードを客がリーダーにかざすか、タッチするか、差し込んで引き抜く
(2)カードを店員に渡し、暗証番号を押すかサインをした後、カードを受け取る

このうち(1)は接触が少ないですが、それでも最後に紙のレシートを手渡されたら同じことです。
ならば、「レシートなど要らんわいっ!」と突っぱねるか。でもどうせ、商品を受け取りますけどね。

じゃあ安全なのは通販だけでしょうか。いや、配送された商品や外箱にも、油断してはなりません。
梱包を開けたらいちど手指消毒し、商品を取り出したらまた手指消毒。そこまでやりますか。やりませんけど。
宅配業者のボールペンを借りてサインしなくても良いように、玄関にはペンかシャチハタを置いときましょう。

現実にいま困っているのは、クリニックの会計窓口です。どうしても現金を受け取る必要があるからです。
手数料負担がイヤなので、カードなどのキャッシュレス決済は、当院では導入していません。
じゃあ現金は、手袋で受け取るか? おつりも手袋? 受け取った紙幣は消毒? そこまではね。

マイナンバーカードが保険証になれば、紐付いた預金口座から医療費が引き落とされる仕組みにできるはず。
診療終了と同時に、窓口負担分が患者の口座から医療機関の口座に送金されるシステムなんてどうでしょう。
もちろん、診療内容は支払団体にも即座に伝わるので、毎月のレセプト提出なんて不要です。いいなあ、これ。

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「申請主義」の基本理念は「性悪説」
- 2020/06/18(Thu) -
自粛ムードが緩んでも診療患者数はまだ少ないですが、定期予防接種の子どもたちは、そこそこやって来ます。
昭和37年度~昭和53年度生まれの男性を対象とした「風しんの追加的対策」の対象者も、よく来院されます。

そのクーポン券を持参して来た方が最初に受ける「風しんの抗体検査」の、今日はその受診票にモノ申したい。

受診票の中段に、「下記に該当する場合、□に✓を入れてください」と、次のようなチェック項目があります。
「 □私は、風しんの抗体検査を受けることを希望いたしません 」

わざわざクーポン券持って来て受診票を書いた挙げ句に、しかし検査を希望しない中年男性っているんですか。
検査の資格はあるが希望はしないことを正式に表明しに来るヒマ人を想定した、チェック項目ですか。

似たような書類がありますよね。例の、新型コロナ対策に係る「特別定額給付金」の申請書です。
その、「 給付金受給を希望されない方はチェック欄(□)に×印を御記入ください 」という部分。
記入間違いを誘発して「受給を辞退させる」ことで有名なトラップですね。

これなどはもう、バカな書類設計と言うほかありません。作ったのは総務省。市民目線が欠けている証拠です。
一部の自治体は独自に「親切な」申請書を作り直し、国の愚策の尻拭いをする羽目になっています。

一般に、給付金や助成金の申請書類は、細かく面倒で添付書類もやたらに必要で不親切な設計になっています。
「性悪説」を基調とし、不正受給を防ぐためなら申請が面倒でもかまわないというのが基本理念だからです。

風しん抗体検査の受診票や特別定額給付金の申請書の妙なチェック項目も、そこから派生したものでしょう。
市民感覚からすれば、無意味で無駄で不親切で不誠実なチェック項目であり、結果的にはトラップです。

このように不親切な文言を平然と準備するお役人って、どういう思考回路(または性格)なんでしょうね。
市民サービスに関係する書類は、「性善説」を基調とした、もっと簡便で親切で優しい設計であるべきです。

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新型コロナ対策予算が巨額すぎて、金銭感覚がおかしくなりそう
- 2020/06/09(Tue) -
新型コロナに関連する政府の金の使い方が、とんでもなくドンブリ勘定な感じですね。
ポンポン飛び出す兆円単位の巨額の予算に紛れて、千億円単位の事務委託費が平然とまかり通っています。

「持続化給付金」の事務委託費は、火事場泥棒の餌食になったようですね。他の事業でも同様でしょう。
観光需要喚起策は「強盗キャンペーン」と揶揄され、もはや安倍首相も「公認」する別名となりました。
どうせ受託業者と官僚や政治家は裏でつながっているのだろうと、証拠が無くたって誰でも想像することです。

医療従事者に対する慰労金も補正予算案に盛り込まれましたが、私は単純には喜べない心境です。
コロナ診療現場の従事者に20万、コロナ体制をとっただけで10万、それ以外には5万円ほど支払われるとか。

危険手当的な意味合いだそうですが、それならコロナ患者を扱う者には日額できちんと支払うべきでしょう。
さらに他国のように、コロナ診療医療機関自体に、経営を十分支えられる程度の補助金を交付すべきでしょう。

お金だけの問題ではありません。
医療従事者が、自分自身のPCR検査や抗体検査を、無症状でも一定頻度で受けられるようにしもらいたい。
無症状感染者が思いのほか多いことがわかってきたいま、医療従事者の感染の有無は重大な関心事のはず。
プロ野球選手を全員検査するのも結構ですが、医療従事者の全員検査の方がはるかに有意義でしょう。

私は5万か10万の慰労金をもらうより、抗体検査をまず1回と、定期的なPCR検査(唾液)を受けたいですね。

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マイナンバーカードは、早く作らないと誰かに作られちゃうかも
- 2020/06/04(Thu) -
内閣府のサイトによると、マイナンバー制度には、次の3つの目的があるそうです。
1.公平・公正な社会の実現 「給付金などの不正受給の防止」
2.国民の利便性の向上 「面倒な行政手続きが簡単に」
3.行政の効率化 「手続をムダなく正確に」

残念ながらこのたびの「特別定額給付金」騒動では、国民には不便を強い、行政はムダな作業に追われました。

それに加えて、マイナンバーカードが容易に不正取得できることは、以前から問題になっています。
マイナンバー(個人番号)がわかれば、顔写真のない健康保険証などの身分証でカード申請が可能だからです。
書類上のつじつまが合えば、別人の顔でも、正規のマイナンバーカードが作れるということです。

現状のようにカードの取得率が低いと、誰かに偽造されてしまっても気がつかないでしょうね。

マイナンバーカードは、運転免許証と同程度の信頼度で、身分証(本人確認証)として使えます。
パスポートを作るときにも使えるし、運転免許証を再交付することもできます。
マイナンバーカードが不正取得しやすいばっかりに、他の重要な身分証までもが偽造できてしまうわけです。

じゃあ何がいちばん根本的な身分証になり得るのかと考えると、指紋のような生体情報だけかもしれません。
なので指紋は、生まれたらすぐにマイナンバーに紐つけるように登録する仕組みが理想的でしょうね。
一定の年齢(たとえば成人)になったら、顔認証も登録して紐つけるなどの「補強」をしてもいいでしょう。

技術の進歩により身分証は容易に偽造できるようになり、本人確認の精度とのイタチごっこは続きます。
マイナンバーを銀行口座や税や社会保障に紐つけるのであれば、絶対安全な仕組みが必要です。
プライバシー上の配慮はもちろん必要ですが、なりすましの身分証で悪用される方が私はいやです。

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北九州市の感染者数増加は、クラスター潰しが徹底してきた証かも
- 2020/05/31(Sun) -
北九州市で、新型コロナウイルス感染の「第2波」かと思われるような、感染者の急増が見られています。
長いトンネルから抜け出したかと思っていた矢先、まさに出鼻をくじかれるガッカリな出来事です。

しかし第2波かどうか。別の要因もありそうで、警戒は必要ですがまだ悲観するには早いかもしれません。

市の担当者は「濃厚接触者のPCR検査方針を見直したためか」とも述べています。これは重大なことです。
それまでは症状のある人だけに行っていたPCR検査を、無症状者に対しても行う方針に切り替えたとのこと。

これによって、無症状の濃厚接触者の中から感染者を見つけ出すことができるようになったわけです。
つまりこれまでは、無症状だから検査しなかった濃厚接触者の中の感染者を見落としてきた、とも言えます。

担当者によれば、「感染確認が増えることは覚悟の上で、検査方針の見直しを行った」とのこと。
はて、検査方針を見直したら感染確認が増えるかもしれないと思うのは、なぜでしょう。
それは彼らが、これまで感染者を見落としてきた可能性を認識しているからです。だから覚悟しているのです。

濃厚接触者を徹底的に検査してクラスターを潰すのが、これまでの「日本方式」じゃなかったんですかね。

検査範囲を広めたが故の感染確認数の増加ならば、それは真実に近づくことであり、歓迎すべきです。
北九州の件が、クラスターをより完全に潰すための、重要な教訓になることを祈ります。

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マイナンバーは本来、何かが便利になるために存在しているはず
- 2020/05/28(Thu) -
新型コロナ対策等を目的とした「第2次補正予算案」が昨日、閣議決定されました。
第1次と合わせて空前絶後の規模だと安倍首相は自画自賛しますけど、ともかく迅速な執行をお願いします。

コロナ騒動では全般に、他のIT先進国と比べて日本の政府や公的制度のIT利用の遅れが際立った気がします。
役所仕事の大事な部分がアナログだったり、IT慣れしてないから新機軸はたいていトラブります。

一騒動を巻き起こした「特別定額給付金」は、わが家にもようやく昨日振り込まれていました。
申請書郵送の6日後の入金なので、菊陽町の作業の早さはまずまず。ただしその申請書が来るまでが遅かった。

この給付金の申請において国は、ほとんど普及していないマイナンバーカード所持者に優先権を与えました。
これはカード普及を図る方策としては、泥縄すぎて実効力がありません。むしろ、見せしめの意味でしょう。
「ほら、カード作ってないから不便でしょ。カード作っときゃ良かったのに」と、そう言いたかったのです。
これを某財務相が口にしたら、ぴったりハマります。

ところが蓋を開けてみたら、カードの暗証番号忘れや複数申請の問題が勃発し、現場は3密の大混乱。
むしろカード所持者が馬鹿を見るという、逆転現象が起きてしまいました。
「よかった、カード作って無くて」という皮肉も言いたくなる状況です。

私の口座に振り込まれた給付金はさっそく、一部を固定資産税の納付に使わせていただきます。
にしても、菊陽町から振り込まれた給付金で、すぐに菊陽町に税金を払うなど、バカみたいな話ですけどね。
そんなもの、役場内で相殺処理してもらえば済む話。マイナンバーって、そういう使い方するものじゃないの?

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SNSでの誹謗中傷問題では、SNS自体が悪いわけではありません
- 2020/05/27(Wed) -
テレビ番組がきっかけでSNS上で非難され、それが元で自殺した可能性のある女性のことが、大きな話題です。
またこのような事件が起きるたびに、匿名発信が容易なSNSそのものがいつも問題視されます。

しかし、非難されるべきは誹謗中傷投稿をした人物であり、その次は件の番組であって、SNSではありません。
包丁で人が殺害される事件が起きても、その包丁を作ったメーカーが糾弾される筋合いはないはず。

でもたしかに、犯人が特定されにくいために犯罪抑止力が利かないことが、SNSなどのネット犯罪の問題です。
犯罪には至らなくても、匿名での言論はしばしば、責任を負わない立場に安住した無法な表現になりがちです。

私は、当ブログやFacebookのように、すべての言論活動を実名で行っています。
たまに政治批判めいたことも書きますが、毒にも薬にもならない投稿であり、匿名にする必要がありません。

誰かに意見したいときも、実名の方がたぶん効果的だと思うので、私は匿名は使いません。
逆に私が誰かから意見される際には、それは実名でも匿名でもかまいません。大事なのは意見の中身ですから。

要は、真摯で建設的な意見なら、実名でも匿名でも構わないということです。
逆に言うなら匿名の問題は、不誠実で攻撃的な意見を、誰にもとがめられず自由に発出できるということです。

匿名だから何でも言い放題というのは、捕まらないなら罪を犯してもいいという考え方と同じです。
その意味で、SNSの発信者特定はやむを得ない措置かもしれませんが、抜本的な解決ではないと思います。
京アニの放火殺人犯のように、捕まってもいいなら何でもできると思われてもかないませんからね。

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「出口戦略」なんて言ってるけど、次の「入口」はすぐそこかも
- 2020/05/26(Tue) -
九州新幹線に乗っているとトンネルが多くて、抜けたと思ったらまたトンネル。明るくなってもまた暗くなる。

新型コロナの出口も見えてきましたが、このトンネルを抜けてもまた次が来ると、誰もがわかっています。
大事なのは、出口をどう抜けだし、次のトンネルに入るまでに何をすべきか、ですよね。
言うなれば、今の「出口戦略」と次の「入口戦略」。二つ合わせて「出入口戦略」だ!

甚大なダメージを受けてしまった、社会・経済・教育・文化活動を、どのように立て直すか。これが第一。
「第2波」への準備も重要です。とくに経済面や教育面では、同じ轍を踏まぬようにしなければなりません。
また医療面は、防護具の十分な準備、検査態勢の充実、隔離施設や病床の確保、診療報酬にも改善が必要です。
もちろん、いちばん期待するのは、治療薬やワクチンですけどね。

何度も言ってるように、「第 n 波」がどのような周期・振幅で現れるか、なかなか予測ができません。
たとえ日本で収束していても、諸外国からの「流入」がきっかけで急に次の山が来る可能性もあります。

東京都のロードマップ等を見ても、大規模なイベントの開催はしばらくは難しそうですね。
スポーツや文化行事は、当面無観客開催やネット配信になりそうですが、それもひとつの方向性でしょう。
企業等ではリモート就業へのシフトが進み、いくつかの学会はオンライン集会が企画されています。

東京五輪も、思い切って完全無観客開催の可能性を探ってはどうでしょう。テレビ中継とネット配信のみです。
どうせ競技場で生で観戦できる人って、たかだか数万人ですよ。あとの何億人かはテレビで観るわけですから。
それならば、競技場内に何百台という4K・8Kカメラを設置して、すごくリアルな中継をしたらどうですか。
パンデミック下での国際競技会のあり方として、日本の創造力と技術力を試す機会です。準備期間は1年。

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キャッシュレス・ポイント還元事業は、やっぱり来月終わるんですよね
- 2020/05/22(Fri) -
来年に延期された東京五輪ですが、来年の開催が無理なら中止すると、IOCのバッハ会長が述べました。
誰もが薄々思って来たことです。不吉な事は口にしない国民性ですから、あまり話題になりませんけどね。

ついでに気になってるのが、「キャッシュレス・ポイント還元事業」です、私の場合。
消費税率引き上げ後の消費の冷え込み対策として、今年6月末まで行われる予定の政策です。
なぜ6月かといえば、翌7月からは東京五輪が開催され、またインバウンドの消費増が期待できるからでした。
キャッシュレス決済の店舗を増やし、来日外国人への利便性も狙っていました。

しかし、五輪は延期されました。では、ポイント還元はどうなるんでしょう。6月で終了?、それとも延長?
この話題も、あまり表立って出てきませんが、経産省や政府内部では、当然検討中ですよね。

経産省のサイトのトップページは、以前は「キャッシュレス・ポイント還元事業」の表示が占拠していました。
ところが今日見てビックリ。「持続化給付金」やマスクや消毒液などのバナーばかりが目立ちます。
よく目をこらすと、小さく、「キャッシュレス・ポイント還元事業」の文字が埋もれていました。

サイトのどこをどう読んでも、キャッシュレス・ポイント還元事業の延長については微塵も感じさせません。
たしかに、いまさら延長したところで、コロナで冷え込んだ経済に対しては焼け石に水でしょう。
それに新型コロナ対策は、必要な対象への給付金等で対処するのがスジかもしれません。
ならば予定通り、国民が騒ぎ出す前に、ポイント還元は来月末でひっそりと終了させたいハラなのか。
ポイント還元のドタバタには半年付き合わされました。来月終わっても終わらなくても、どっちでもいいです。

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世界各国の人々が集まる行事って、しばらくは無理っぽいですね
- 2020/05/10(Sun) -
今日の東京は22人ですか。本格的に減ってきましたね。まあ、ぬか喜びしないように注視しときましょう。

ところで、「9月入学案」って、来年8月までを今年度として、来年度は来年9月から始めることなんですね。
ならば私は、すっかり勘違いしてました。今年度を今年の9月開始にずらすのかと思っていたので。
まあ、生徒らにとってはほぼ同じことなんですけど、お役所の準備作業等がだいぶ異なります。

コロナはこのまま収束するんじゃ?、という幻想を抱きがちな昨今ですが、たしかにそうなるかもしれません。
ただし、集団免疫ができてない現状で警戒を緩めれば「第2波」が来るのは必定。再び緊急事態宣言でしょう。

そのように感染の拡大・収束を何度か繰り返しつつ、だんだん「波」が小さくなって終息に向かうのでしょう。

来年度から9月入学とするのなら、「第 n 波」がたまたま9月にぶち当たらないことを祈るしかありません。
9月の前には東京五輪もあるし、こうなったら来年の夏前までに完全終息させるしかありません。
つまり、見かけ上の抑え込みではなく集団免疫の確立ですが、はたして日本式の対策でそれができるのか。

それによく考えてみると、たとえ日本で終息していても、諸外国がどうなっているかは予測がつきません。
世界中で同時に集団免疫が出来上るとは思えません。従来型の五輪は、しばらくは難しいかもしれません。
国際スポーツ競技のあり方自体が、ポストコロナの「パラダイムシフト」を迎えることになるんでしょうかね。

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新型コロナの感染者は減ってますが、もう少しダメ押しで自粛延長へ
- 2020/05/04(Mon) -
緊急事態宣言の延長が決定されました。今月末までです。
安倍首相はその背景を「感染者の減少が十分なレベルと言えず、医療現場が過酷な状況にある」と述べました。

「医療現場が過酷」だから「社会経済活動の停滞」やむなし、ともとれるこの表現は問題です。
「過酷」なのは、医療現場に限らず、さまざまな企業や家庭環境も、過酷と言えば過酷な状況だからです。

せめて医療がひっ迫していると、あるいは感染者数の減少がまだ確定的ではないと、そう言えばいいのに。
流行は抑えられつつあるけど、あと少しダメ押しが必要だと、そういうことですよね。

いまの感染者数は、ちょうど4月上旬と同程度になっています。1カ月後には、さらに減ることでしょう。
ただし6月になっても、国内に感染者が3月上旬並みには存在するかもしれません。
国内外にまだまだ感染者がいる中でも、社会経済活動を考慮して、6月に宣言を解除することになるわけです。

しかし、いま「実効再生産数」が1を切ったとは言え、自粛が緩めばそれは「基本再生産数」に近づきます。
ある程度の社会経済活動を再開させれば、当然、感染は再拡大するのです。そんなことなど想定内です。
なので時期が来ればまた、緊急事態宣言の発出です。それが例えば7月か8月。そしてまた2,3カ月で宣言解除。

こうして、国民の6割程度が感染して集団免疫が確立するまで、断続的に緊急事態宣言が繰り返されるのです。
大事なことは、医療と社会経済活動のバランスが常にうまくコントロールできるか、ということでしょう。

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緊急事態宣言は、出したり引っ込めたりが今後も続くのでしょう
- 2020/05/01(Fri) -
安倍首相は今日、緊急事態宣言を1か月程度延長することを今月4日に決定する方針を、明らかにしました。
まあそうなると思ってましたけど、4日に決定する方針を本日明らかにした、っていうまどろっこしさは何。
今日から4日までの間に方針が覆るかもしれないのでまだ決定じゃないよ、ていう意味なん?
それならば、緊急事態宣言を1か月程度延長するかどうかを今月4日に決定します、と言えばいいのに。

東京都の感染者(確認)数が最近だいぶ減ってきていただけに、峠を越えた感があったことは否めません。
しかしそれでも専門家会議は緊急事態宣言延長の必要性を提言し、首相もそれに添う意見を述べたのでしょう。
幸か不幸か今日の東京の感染者は165人。まだ油断ならんことを裏付ける数字が出て、よかったと言うべきか。

もしも緊急事態宣言が8月頃まで続くことになれば、まさか9月入学・新学期なんてあり得ないでしょう。
かといって6月に宣言を解除できても、その後また感染者が増えれば、9月頃には宣言が必要になるでしょう。
どう転んでも、9月入学・新学期は無理筋なのです。

日本の新型コロナ対策を見ていると、やることが場当たり的で、しかし強くは踏み込めずに中途半端です。
中韓や欧米諸国に比べると、PCR検査も中途半端なら行動制限も中途半端。
感染者の実数がまったくわからず、従って死亡率も正確に計算できません。が、たしかに死亡者数は多くない。

よく言えば、臨機応変で抑制が利いた日本流コロナ対策は、案外バランスの良い戦略なのかもしれまん。
ただしこのやり方だと、集団免疫が確立するまではだいぶ時間がかかりそうです。
宣言→解除→宣言→解除、を繰り返しながら、あと2年ぐらい行ったり来たりが続くのかもしれません。

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9月入学への制度改革は妙案ですが、やはり飛びつけない気がします
- 2020/04/29(Wed) -
学校の休業が続き教育上の問題が叫ばれている中で、「9月入学・新学年開始」という話が急浮上しています。

日本も諸外国にならって秋入学にしてはどうかという話は、もう何年も前から、湧いては消えてきました。
ところがここに来て、新型コロナウイルス感染に伴う休校措置が続くせいで、その議論が再燃し始めました。

高校生たちの呼びかけがきっかけだといわれますが、たぶん多くの方が同様の思いを抱いていたことでしょう。
すでに全国で、5月末まで休校になりそうですが、このぶんだと6月も休校でしょう。7月だってわかりません。
ようやく8月か9月から学校が始まったとしても、失われた数カ間の学習時間をどう取り戻せるのか疑問です。
ならば5カ月間はなかったことにして、9月から新年度にしてしまえ、という発想はわからないでもない。

しかし本来であれば準備に何年もかけるべき制度改革を、急場しのぎで即断してよいものか、疑問は残ります。

安倍首相は、「大きな変化がある中においては、前広にさまざまな選択肢を検討していきたい」と述べました。
「前広に」なんて聞き慣れない言葉(ある種、業界用語)が、私はどうしても気になってしまいます。
「幅広く」とか「広い視野に立って」という意味ではなく、「あらかじめ」とか「前もって」ていう意味です。

どうしてこの言葉を使うのでしょう。事態が切羽詰まって時間的猶予がないだけに、余計にしっくりきません。
今年度からの9月入学が拙速だと慎重に考えているのなら、それを明言してほしい。宙ぶらりんはダメです。

残念ながら、私には9月にコロナが終息しているとは思えません。まだ行動自粛が必要な時期かもしれません。
華やかに新学年を迎えられる状況ではないでしょう。わざわざ9月入学にしたことを、結局後悔しそうです。

先がまったく読めないのに、科学的根拠のないまま重大な制度改革をするのは、あまりにも無謀に思えます。
今年度は1年間、腰を据えて病魔と闘うのみでしょう。苦しい年度にはなりますが、まず、落ち着きましょう。

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新型コロナのPCR陽性率が上がっているのが、とても気になります
- 2020/04/18(Sat) -
「コロナが心配です」「コロナじゃないでしょうか」「コロナじゃないという診断書がほしい」
そのように訴える電話相談が、とても多くなりました。お気持ち、お察しします。

「んなこと証明できるわけないでしょ」などと、けんもほろろな対応をするはずがありません。
患者さんもご家族も、幼稚園も学校も、会社も、誰にも悪気は無く、ただただ心配なだけなのです。

残念ながら、他の感染症同様に、いやそれ以上に、感染していないことを立証することは困難です。
症状と状況からみて感染の可能性が低い場合は、どっちみち、PCR検査の対象にもなりません。
コロナでは無いと思いますが、絶対違うとも言えないので、少し経過をみましょうか、となります。

不気味なことに、PCR検査の「陽性率」が全国的に上昇していることが判明したようです。
新型コロナウイルス感染を疑う病状の方は、本当にコロナである確率が高まっているということですよね。

軽い病状でも油断ならないので、当院では現在ほぼ全ての「風邪」の方を、隔離室だけで診察しています。
ゴーグルやキャップやフェイスシールドの出番も増えました。一人診察が終わるたびに、部屋の換気清掃です。

相談センターに相談したら一般の医療機関を受診するように言われた、と来院する患者さんも多くなりました。
保健所も、また最終的に感染者を受け入れる病院も大変だと思います。

熊本地域医療センターの看護師の感染が判明しました。救急外来での患者対応で感染した可能性があります。
完璧な防護具を着けていたはずですが、どこかに感染につながる接点があったのかもしれません。

どれだけ注意して臨んでも、医療従事者の感染リスクは消えません。とくに救急外来はリスキーですね。
医療崩壊につながるのは、病床や医療機器や人員の不足よりも、院内感染の方が先かもしれません。

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たとえ朝令暮改であっても、はばかることなかれ
- 2020/04/17(Fri) -
東京都で新たに確認された新型コロナウイルス感染者の200人越えは、驚きはしませんが、ガッカリですね。
ですがもう少し待ちましょう。緊急事態宣言によって事態が好転したかどうか、もうじき判明しますから。

すったもんだの現金給付は、減収世帯への30万円ではなく、国民一人あたり一律10万円に決まりました。
これまで一律10万円を主張していた野党と、最終的には同じ案になったわけです。

「おやおや、われわれの主張と一致しましたか。それは結構。結果オーライです。では急いで進めましょう」
そんな大人な反応をすればいいものを、どういうわけか野党の方々はみな、激おこぷんぷん丸です。

「自分たちで作ったものを自分たちで壊して(略)そんなリーダーは世界どこにもいないですよ」
そう息巻く立憲民主党の安住氏。お気持ちはわかりますが、首相が過ちを改めたのがそれほど問題ですか。

考えの異なる政策は激しく批判するし、それを改めて自分たちと同じ政策になったら「迷走ぶり」を批判する。
国民の多くから不評だった30万円給付をやめたことが、よほど気に入らないのかもしれません。

緊急事態において言い争ってるヒマはありません。こういうときは、譲歩した方がカッコイイのです。
朝令暮改を非難する野党よりも、それをはばからなかった安倍首相の方が、今日は分が良く見えます。

現金給付法は、郵送やオンライン手続きを検討中とのこと。ようやく、マイナンバーの出番でしょうか?
マイナンバーにメインの銀行口座を1つ登録せよと言うのなら、明日にでもネット登録しますよ。

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手指消毒用アルコールの代用として、ウォッカにお墨付き
- 2020/04/13(Mon) -
新型コロナ対策のために、特例措置が行われたりしますが、酒を消毒液代わりに使えようになるとは驚きます。

マスク不足と同様に、手指消毒やその他の消毒用のアルコールが足りません。医療現場では深刻な問題です。
そこで酒を消毒薬代わりに使うヤカラが出てきて、問題になっていました。本来、酒では代用できないのです。
たとえ消毒に適したアルコール濃度(80%前後)であっても、糖などの不純物の存在が問題になるといいます。

ところがここに来て、酒を消毒液として用いることを特例として認めると、厚労省が言い出しました。
もちろん時代劇みたいに、口に含んだ焼酎をプハ〜ッと吹きかける消毒法はダメでしょうけど。

使えるのはアルコール濃度が70%から83%のウォッカなどで、酒造メーカーの増産も始まっているとのこと。

酒で消毒するのは、「主に医療機関での消毒液の不足を解消するための特例措置」だと厚労省はいいます。
でも酒なんて誰でも手に入れられるわけですから、むしろ一般市民に使っていただくのがよくないですか。

少し前から厚労省は、高濃度エタノールを手指消毒用に応用することを、臨時的・特例的に認めていました。
そしてこのたび厚労省が、医療機関に高濃度の「特定アルコール」を無償配布することになりました。
アルコール濃度は95%で「一斗缶」単位の配布とか。なかなか豪気です。これを薄めて手指の消毒に使えと。

手引きによれば、「特定アルコール830ml+精製水適量=全量1000ml」となるように希釈せよとのこと。
精製水の量が「適量」となっているのは、水とアルコールを混和すると体積が減るから。なんか懐かしい。

一斗缶がもらえるなら、当院では今後2カ月程度は、手指消毒液の心配がなくなります。これは助かる。
ただ、市販の手指消毒薬のような添加剤が入りません。手がひどく荒れたりしないだろうかと、少し心配です。

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コロナ禍が切羽詰まってるのに、政府のやることがまだ生ぬるい
- 2020/04/11(Sat) -
東京都の感染者数、今日は197人ですか。昨日が189人で一昨日が178人。
ズドンと一気には増えず、ジリジリといたぶりながら攻めてくるところが、なんともイヤらしい。

緊急事態宣言後の人出は、地域差はあるものの、2〜4割程度の減少が見られたようですが、まだ足りません。

安倍首相は今日になって、事業者は出勤者を最低7割減らすように要請すると述べましたが、これも生ぬるい。
東京が最悪の状態に陥る前に、いますぐ欧米みたいな外出制限を進めるべきじゃないのですか。

外出制限は法律的には難しい、なんて言いっこなし。法解釈なんてどうにでもなるでしょう、安倍政権なら。
うかうかしてたら、もっと厳しくしとけばオーバーシュートしなかったのに、と後悔することになりますよ。

緊急事態宣言は、北大の西浦教授が提唱した「人と人との接触を8割減らせ」という理論に基づいています。
しかしここにきて、8割削減が必要なのか、7割なのか、6割でもよいのか、「揺れ」が目立ちます。

そもそも安倍首相自身が、「最低7割、極力8割」などと、最初から弱気な態度を示しているのが良くない。
さらに、基本再生産数からの単純計算なら6割削減でよい、という数字が一人歩きしている面もあるようです。

最初は厳しい規制を作ろうとぶち上げても、途中で横やりが入って結局ザルになる、というのはよくある話。
しかしこのコロナ禍だけは、もはや業界や圧力団体への配慮をしている場合じゃないですよ。

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この程度の措置で、人と人の接触が8割減るとは思えないのですが
- 2020/04/10(Fri) -
東京都の小池知事は、都が休業を要請する業態や施設を公表しました。
経済的影響等を考慮した国との調整の結果、都が休業を要請する業種は、一部妥協し一部押し切った形でした。
・都が押し切って休業要請:パチンコ店、ネットカフェ、ゲームセンターなど
・都が妥協して要請対象外:理髪店、美容室、百貨店、ホームセンターなど

政権寄りの意見を言うT氏がTVで、東京都がパチンコ店を休業させるのは問題だと言ってました。
東京都だけが厳しくしたら、パチンコをやりたい客は他県に移動し、むしろ感染を都外に広げてしまうのだと。

この詭弁に対して、他の出演者がうまく反論できていなかったのが悔しかったので、ここで書いておきます。

(1)都外に出るパチンコ客に感染者がいるという前提なら、都内に留めてパチンコさせるのはもっと危険
(2)東京都のオーバーシュートを防ぐのが何よりも重要であり、周辺県に感染が広がるとしてもそれは別問題
(3)そもそもこの一大事というのに、パチンコ店の営業をどうしても維持したがる発想に違和感あり

理髪店は、換気を良くして会話を減らせば問題無いかもしれません。ホームセンターと百貨店も同様。
でも、本気で感染を減らすためなら、オーバーシュートして困っている欧米並に厳しくすべきです。

居酒屋を含む飲食店は、営業時間に制限を求めたものの営業を認めました。まだまだ甘いですね。
こんなことで、人と人の接触を何割減らせるのか。7〜8割減らすことなんて、まず不可能でしょう。

携帯電話の位置情報を使って、人の移動データが得られるようになっています。
明日以降、人の移動がどのぐらい減るのか。できるだけ早く、その実態を発表してもらいたいものです。
その結果によっては、休業要請範囲を格段に強めなくてはなりません。でなきゃもうホント、間に合いません。

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緊急事態宣言は出たけども、実効性のある要請が出せるのか
- 2020/04/09(Thu) -
「感染者全体に占める男性の割合はおよそ6割だが、亡くなった人に占める男性の割合は7割強と承知している」

WHOが欧州の感染者に関する発表をしたこと受けて、菅官房長官が日本での統計値を説明しました。
そんな情報をいま聞かされても、なんにも役に立ちませんけどね。男は身構え、女は安心せよとでも?

緊急事態宣言が出されてもなお、感染者数はますます増えていますが、それは当然のことです。
今後「新たな感染」が減ったとしても、「新たな感染者数」が減るまでは2週間程度のタイムラグがあります。

もしも2週間後にまだ感染者数が増えてるようだと、それはつまり、「対策」が不十分だったということです。
それから慌てて自粛を強めても、オーバーシュートはもう避けられないかもしれません。

感染拡大への対応は、最初からガツンと厳しくすればするほど、効力を発揮するはずです。
その意味で、国が自粛対象業種をゆるめに設定しようとしているのは、まったく中途半端で甘い考えです。
様子を見ながら、効果が足りなければ必要に応じて規制を強めていこうか、なんて発想では間に合いません。

何を気にしているのか知りませんが、事ここに及んでなお、政府がやることには躊躇が見られます。

対して小池知事は比較的厳しい態度ですが、国との調整の結果、果たして明日どのような方策を打ち出すのか。
言っときますけど、国に合わせて生ぬるいことをやって、結局オーバーシュートに至るのが最悪ですからね。

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高齢運転者による交通事故の現場を目撃して、思ったこと
- 2020/04/08(Wed) -
高齢者が運転する車の事故が、実際に増えているのか世間が注目しているからなのか、近年よく報じられます。
判断能力や運動能力が低下した高齢者には、運転中に求められる迅速な判断と俊敏な動作が難しくなります。

今朝、当院隣のサンピアン駐車場付近で車がフェンスに激突する事故があり、偶然私が目撃者となりました。
衝突してもなお車は前進を続け、フェンスを5メートル近く押しつぶしてようやく止まりました。
しかし、アクセルがしばらく踏まれ続けたため、激しく回転するタイヤと地面の摩擦で白煙が立ち上りました。

フェンスが激しく押しつぶされて衝撃を吸収する形になったためか、高齢の運転手にケガはありませんでした。
コロナのおかげで付近の人通りはいつも以上に少なく、巻き添えになった通行人はいませんでした。

実は昨日、当院の敷地入口の進入防止用チェーンを張るポールにトラックがぶつかるという事故がありました。
加害者側と私が今朝「現場検証」をしていた時、すぐ横の駐車場で、冒頭に書いた事故が起きたのでした。

事故にはたいてい教訓がありますが、今回の事例で考えるなら、道路とフェンスの設計が問題でしょう。
右カーブした道路の左側のフェンスが、弧を描かずに直線的に設置されており、カーブに沿っていません。
注意力が散漫な状態で運転していると、まっすぐなフェンスにだまされて直進してしまう可能性があります。

高齢者の交通事故を防ぐために、自動ブレーキ装置や急加速を防ぐシステムが導入されつつあります。
しかし車だけでなく、道路の側にも、運転ミスや錯覚を誘発しないような工夫が必要です。

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緊急事態宣言を発令。とにかく人と人の接触をさけるために
- 2020/04/07(Tue) -
「まず冒頭、全国各地の医師、看護師、看護助手、病院スタッフの皆さん、そして感染対策に携わる保健所や専門家、臨床検査技師の皆さんに日本国民を代表して、心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスとの戦いのまさに最前線で強い責任感を持って、今この瞬間も1人でも多くの命を救うため、献身的な努力をしてくださっていることに、心からの敬意を表したいと思います」

安倍首相が本日、緊急事態宣言を発令しました。その記者会見の冒頭に、前述した言葉がありました。
医療従事者に対して、最初にまずここまで言いますか。なかなか心にしみますね。

ただし私は、これまでに新型コロナの診療を行ってきたわけではなく、敬意を表される立場にはありません。
しかし今後、熊本でも多数の感染者が出る時期がもし来れば、やるだけやろうという気持ちにはなります。
たとえオーバーシュートになっても、逃げ出すわけにはいかない、重要な使命を帯びているのだと思います。

緊急事態宣言の直接的な目的は、人と人との接触機会を減らすことです。7,8割減らせれば成功だといいます。

一般市民には「3密」を避ける方法がありますが、医療従事者が感染者から逃げ回ることはできません。
なので、自分や職員やその家族等への影響を考えると、医療従事者には大きな肉体的・精神的負担があります。
身を守りつつも使命を果たす、そのバランスをどのように保つか、いまも今後もずっと課題です。

高齢者のいるご家庭には、異例の、感染におびえなければならない年になってしまいました。
お子さんのいる家では、とくに働くママさんのやりくりが大変です。国の施策に期待するしかありません。

私事ですが、今日、3人目の孫が生まれました。このたいへんな時期ですが、元気に育って欲しいと思います。
コロナの野郎には、早々に退散していただきたいものです。

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いよいよ明日には緊急事態宣言へ。でも果たして間に合うのか
- 2020/04/06(Mon) -
安倍首相はようやく、「緊急事態宣言」に踏み切ることを決断しました。だいぶ待たされました。

もちろんその目的は、「医療現場が機能不全に陥るのを防ぐため」「医療提供体制を整えていくため」です。
ただし、「経済社会活動を可能な限り維持しながら感染拡大を防止する」という日本流でいくようです。

外出は自粛であって禁止ではなく、都市封鎖はせず、多くの人が集まる施設の使用制限に強制力はありません。

欧米のコロナ先進国では、各地でロックダウンが敢行され、それでもなお感染制御に悪戦苦闘しています。
ところが、その欧米の惨状を目にしているのに、日本のやり方はずいぶん控え目で、手ぬるいように思えます。

油断があるのか。それとも、従順な国民性だから強制しなくても外出は自粛すると思っているのでしょうか。
強制的に外出を制限されている欧米並みに、東京都民らがピタッと外出をやめるというのでしょうか。
事ここに及んでは、国民の自主性に頼らず、やるからには強制力のある措置を発動すべきだと思うのですが。

そもそも、「緊急事態宣言は、ロックダウンとは違う」などと、なぜか「緊急事態」が矮小化されがちです。
たしかに同義ではないにしても、緊急事態宣言はロックダウンへの第一歩であることは間違いありません。

今後どこかでオーバーシュートが起きれば、ロックダウンをせざるを得ない局面が出てくる可能性があります。
緊急事態宣言を出すからには、絶対にオーバーシュートを起こさないぐらいガッチリやらなければなりません。
まあともかく、日本の新型コロナ感染症が収束するかどうか、今月中にはその方向性が見えてきそうです。

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まず首都から、大都市から順に、やられていくのでしょうか
- 2020/03/26(Thu) -
熊本県で8例目の感染者の方。当院近隣の温泉施設に長期滞在していたとのこと。これは困った。
そんなところで暮らすたぁ何事か。なんて冗談言ってる場合じゃありませんよ。クラスター化は必定かも。

世界中の大都市で、しかも先進諸国で、新型コロナウイルス感染のオーバーシュートが起きています。
大都市は、感染の要件のひとつである人の密集を満たしやすいのでしょう。

これまで踏みとどまってきた日本も、そのパンデミックからは逃れられない雲行きです。
日本の各地でクラスターが発生し、孤発例も目立ち始め、熊本でもジリジリと感染者が増えています。

今日もまた、東京都内の患者数が大幅に増えました。政府は「政府対策本部」を設置しました。
このような未曾有の災難がほかならぬ東京から始まることは、東京都のみならず日本にとって大打撃です。
しかしこれが地方都市ではなく、首都東京の一大事だからこそ国が動くという面があるかもしれません。

このことは熊本地震のときに思い知りました。
あのとき、日本中が熊本を支援してくれましたが、しかし所詮、遠く九州の地方都市の出来事でした。
熊本は過酷な惨状なのに、テレビでは普通に娯楽番組をやっていました。東日本大震災の時とは違うのです。

未明に本震が起きたあの日、出勤してみると電子カルテの端末のほとんどが床に転落して破損していました。
診療を行うためには、故障したサーバーからデータを取り出し、別のサーバーを構築しなければなりません。

藁にもすがる思いで電子カルテのサポート窓口に電話したら、なんのことはない、普通に業務をしていました。
本震後も繰り返す余震におびえていた時に、東京の担当者は平然としていました。東京は平時だったのです。
私はそのことに気づいて愕然としましたが、同時に、日本の中枢である東京が無事で良かったとも思いました。

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東京がオーバーシュート一歩手前。果たしてロックダウンはあるのか。
- 2020/03/25(Wed) -
東京都で41名の新たな感染者発生を受けて、小池都知事が緊急会見で「今週末の外出制限」を要請しました。
現状を「感染爆発(オーバーシュート)重大局面」だと表現しました。爆発一歩手前、という意味でしょうか。

新型コロナウイルスに関連しては、感染症の専門家らの口から、耳慣れないカタカナ言葉が登場しています。
これに河野太郎防衛相が「なんでカタカナ?」と、下記のごとく苦言を呈したといいます。どうでもいいけど。

「クラスターは集団感染、オーバーシュートは感染爆発、ロックダウンは都市封鎖ではダメなのか」

まず、英語の堪能な河野氏が外来語を嫌ってみせるところが、すでに嫌みな感じです。
日本語を使うか外来語を使うか、一方に統一する必要はなく、伝わりやすい方、言いやすい方でいいのでは?

「パンデミック」
日本語で「世界的大流行」と言うよりもシックリきます。しかも言いやすい。言い換える必要を感じません。

「クラスター」
「集団感染」と同義とは思いません。強いて言うなら「集団感染集団」か。もう、クラスターでいいでしょ。

「オーバーシュート」
感染者数のグラフが突き抜けて縦軸が足りない、ってイメージですかね。「感染爆発」でも悪くないけど。

「ロックダウン」
これはたしかに、「都市封鎖」とか「首都封鎖」の方がインパクトがあって危機感・有事感が伝わりますね。

いずれにしても、カタカナばかり使うなと、いちいち目くじら立てる必要なし。国民には伝わってますから。
さて、東京の爆発は収束するのか。首都封鎖はあるのか。日本全体の今後を占う意味でも、重大な局面です。

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新型コロナ大爆発のヨーロッパは、外出禁止でも犬の散歩ならOK
- 2020/03/22(Sun) -
わが家の愛犬「花」ちゃんの散歩は、最近ではおもに(ていうかほとんど)家人が担当しています。
散歩コースは一定ではなく、花ちゃんが行きたい方向へ進む、ブラブラと行き当たりばったりの散策です。

路傍の草むらその他あらゆるものを、クンクン嗅ぎながらダラダラ歩くので、やたらと時間がかかります。
花ちゃんの散歩の最大の目的は、体力維持というより、環境臭気確認作業によるストレス発散のようです。
日頃は庭で、外を走るスクーターを追いかけて猛ダッシュを繰り返しているので、体力面の心配は要りません。

本来は、朝晩散歩したいところですが、時間的制約もあって、わが家では1日1回しか行われていません。
しかしたとえばイタリアのトリノでは、1日3回散歩させないと罰金をとられるのは有名な話。

そのイタリアでいま、新型コロナが大流行。必需品の買い物や薬局に行くこと以外の外出は禁止されています。
公園に行くのもジョギングも禁止されていますが、犬の散歩に限っては認められているようですね。
その規定を利用して、犬の散歩にかこつけた人間の散歩も多いといいます。そりゃ当然そう来るでしょう。

スペインでも同様に、外出できるのは、不可欠の仕事・食料買い出し・医療上の理由と、犬の散歩だけです。
フランスの外出禁止措置はもう少し緩いようですが、もちろん犬の散歩はOK。

これだけの危機的状況なのに、犬の散歩だけは確保しようとは、欧州諸国はなかなかのペット天国ですね。
まさかトリノでは、1日3回散歩の規則がまだ生きてたりして。

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五輪はともかく、流行のピークはできるだけ遅く、それが大事です
- 2020/03/14(Sat) -
「目に見えない敵」だと形容され、世界中を恐怖に陥れている新型コロナウイルス。
まあ、たいがいのウイルスは目に見えませんけどね。
感染力はあるのに無症状だったり軽い症状の感染者が多いという点が、この病気の目に見えない怖さです。

感染者との接触が軽ければうつらず、濃厚接触を提供する特定の場所がクラスター化している傾向があります。
しかし、某バプの事案でも疑われているように、わずかな接触でも運が悪ければ感染する危険はあるようです。
ウイルスが目に見えない以上、何かに触れた後には手洗いをすることを徹底するしかありません。

安倍首相は今日の会見で、検査・診療態勢を拡充し、感染のピークを遅くして、医療崩壊を防ぐと述べました。
ええ、ぜひそうしていただきたい。たとえそのせいで、ピークが7月や8月にずれることになっても、です。

将来的には「タチの悪い風邪」になるのかもしれませんが、にしても、一部の国では多くの死者が出ています。
病気そのものよりも、大勢が一斉に感染・発症し、医療が混乱(崩壊)したのが原因なのかもしれません。

それらの国々に比べると日本は、感染者数については疑問の余地がありますが、死亡者数は少なく感じます。
感染の急拡大が抑え込めているからこそ、医療が追いついて良い結果が出ている、と解釈することもできます。

なんにしても、世界の英知を結集して、できるだけ早くワクチンと治療薬を完成させてほしいものです。

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医学的な問題どころか経済上も大問題になってきた「コロナショック」
- 2020/03/13(Fri) -
新型コロナウイルス感染は今後ピークに向かうと想定されていますが、この数日、地震が多くていやですね。
ちょうどコロナのピーク時に首都直下地震が起きるという可能性は、はたして想定されているのでしょうか。

五輪の開催が危ぶまれる中、ギリシャでは採火式が行われ、昨夜はTVの中継で見ました。
夜7時のNHKニュースは、コロナ報道の合間に採火式の生中継が入るという、なんとも微妙な構成でした。
いずれにせよ五輪は、中止なり延期なりが決定するまでは、粛々と準備を進めていくしかありません。

トランプ米大統領は東京五輪に関して「彼らは1年延期するかもしれない」と述べました。余計なお世話です。
「彼らは賢いから自分たちで決めるだろう」と、上からな発言。まことにムカつきます。

とは言え、五輪の延期か中止が現実的になってきてくると、その経済的影響がとても心配になります。
そうでなくてもすでに、世界中で株価が暴落しています。もう誰も、楽観的なことを言えない状況です。

「より一層緊張感を持って市場の動向を注視し、必要な場合には適切に対応していく」
財務相の財務官がそう言ったところで、抽象名詞ばかりで何の具体的戦略もなく、まったく先が見えません。

こと五輪に関して、ノリノリで準備して来た日本人(安倍首相を含む)には、あまりにも大きな試練です。
安倍首相の任期を考えると、五輪を2年延期して次の首相に任せるという選択肢はありません。1年延期が限度。
延期にしろ中止にしろ、すでに日本経済はガタガタ。それなのに、流行のピークはまだこれから。
医療機関としては、できることを最大限にやるしかありませんけどね、自分たちの身を守りつつ...

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大量在庫マスクをどのように放出したら効果的か、良く考えましょう
- 2020/03/09(Mon) -
「軽い風邪程度なら、安易に医療機関を受診せず、自宅で様子をみること」
このような啓蒙が浸透してきたようで、当院の来院者が激減しています。日頃の3分の1以下です(泣)。
いやまだ大丈夫。ここは色んな意味で、堪え忍ぶしかありません。

それよりも、来たるべき流行期に入れば、こんどは新型コロナ疑いの方が大挙して受診するかもしれません。
そうなる前に、できれば免疫を付けておきたい(=知らないうちに感染して治っておきたい)のがホンネです。

まあ、そううまくはいきませんね。感染したら来院患者にうつす危険があるし、自ら発病するおそれもある。
しかし、私が想定する患者数(1千万人レベル)になれば、医療従事者の多くが感染するでしょう。
早くワクチンを開発してほしいものです。なんなら治験段階で接種を受けてもいいぐらいです。

マスクとアルコール手指消毒薬は、まだなかなか出回ってきませんね。当院の在庫も先細りです。

そんな時に、大量に所有していたマスクをネットオークションに出品していた、不届きな県議がいますね。
「在庫品を出品しただけ」「1円からのスタートで市場価格に任せていた」なんて言い訳は通用しませんよ。
価格ががつり上がるのが確実な出品ですから、「転売禁止」の趣旨に反することはあきらかです。
888万円の売り上げを得たかわりに、議員の評判は地に落ちました。売り上げを寄附しても、もう遅いのです。

最初っから、マスクを現物のままどこかに寄附して役立ててもらおう、という発想はなかったのでしょうか。
地元の医療機関や老人施設等に配ってけば、どれだけ株が上がったことか。いや、それは公職選挙法違反か?
ならば合法的に、地元スーパーに適正価格で卸しておけばよかったんじゃないの。地元への効果絶大でしょう。

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マスク不足は、医療機関にとっては致命的な緊急事態です
- 2020/03/04(Wed) -
トイレットペーパーが足りないのはデマだとはわかっていても、店頭で品切れだとどうしても焦ります。

日頃から大量に備蓄しているわけじゃないので、万一自宅の在庫が切れたら一大事(場合により大惨事)です。
なので、たまたまどこかの店頭でペーパーを見かけたら、とりあえず買っておこうかと思うのが人情。
そんな心理が働いて、見かけたら買う、念のため買う、の繰り返しで、品切れが続いたのでしょう。

本当に足りないのはマスクです。医療機関で備蓄が底を突いたら、臨時休診も考慮しなければなりません。

WHOは、無症状の人が自分の予防の目的でマスクを着用する必要はないいう指針を、先日公表しました。
マスクは、咳やクシャミをしたときに、飛沫を飛ばすのを防ぐのがおもな目的だからです。
ただし医療機関では、風邪の患者さんの咳やクシャミのしぶきを顔面に浴びやすいので、マスクは必須です。

新型コロナウイルス感染者の多くが軽症、もしくはほとんど無症状だということが分かってきています。
とすれば逆に、たとえ無症状であっても、自分が感染者ではないという保証も無いわけです。
なのでたとえ軽い咳が出る程度であっても、今後は、少なくとも人混みではマスクを着けておくべきでしょう。

それに、咳をしてるのにマスクを着けてないと、周囲から非難・忌避されてしまう異常な状況になっています。
仮に咳をしていなくても、いまどきマスクをしていないのは感染防御意識が低いとも思われかねません。

過剰な予防でマスクを浪費するのは避けたいですが、タカを括ってマスクを着けない自信過剰も控えたい。
今回の新型コロナウイルスは、まだ感染様式や感染力が完全に解明されたわけではありません。
マスクが足りなくなってから、本来マスクは必要ないと後出しで言われても、すんなり納得しかねるのは当然。
いずれにしても、早くマスクを増産してくれっていう話です。もう医療機関は、かなり焦っています。

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首相の「全国一斉休校要請」以来、世の中がかなり動きつつあります
- 2020/02/29(Sat) -
安倍首相が記者会見を行い、今から2週間程度、感染拡大防止のためあらゆる手を尽くすべきだと述べました。

子育て世代や中小企業等への助成金についての言及もあり、休校要請から2日遅れで説明がなされた形です。
政府の要請によってかかる経費を国民には負担させない(国が払う)、というのが基本姿勢のようです。

クルーズ船に関連した政府対応のまずさについて明確な反省の弁が無かったことには、少々ガッカリしました。
どうしても過ちを認めない体質だけは、変わらないようです。まあしかし、大事なのはこれからです。

2日前の、首相の「全国一斉休校要請」以来、世の中がかなり動きつつあることを実感します。

今後感染者が増えれば、一般診療所にも詰め寄せてくるでしょう。医療者が濃厚接触しない工夫が必要です。
検査態勢の改善は何よりも優先します。迅速検査キットの開発も急いで欲しい。もちろん治療薬も。

ところでANAとJALは昨日、2/28-3/12の国内線の航空券のキャンセル料を、無料にすると発表しました。
さらに昨夜のうちに、無料キャンセルが出来る期間が3/19の便まで延びました。

私はこの期間に、研究会と学会参加のために、大阪2往復と東京1往復の航空券を買っていました。
しかし、感染対策や学会中止等の理由によって、すでに3往復ともキャンセルしていたのでした。
その手数料が痛手でしたが、昨日の航空会社の決定によって、払戻手数料が全額戻ってくることになりました。
「あらゆる手を尽くすべきだ」という首相の言をうけて、航空会社も動いたのでしょうか。助かります。

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北海道知事の「緊急事態宣言」会見に、唐突感が少ないのはなぜ
- 2020/02/28(Fri) -
安倍首相が昨日突然打ち出した「全国一斉休校」の要請が、激しく波紋を広げています。
やることなすこと後手後手だと非難されて来ましたが、思い切って先手を打っても、結局は批判されるのです。

ただ批判の中身は、過剰(やり過ぎ)だという意見と、英断だが唐突(準備不足)だという指摘に分かれます。

私は後者の意見です。なにしろ周知期間が無かった。でも目的を考えたら、早ければ早いほうが効果的。
休校の「副作用」への準備が、ほとんどできてないこともたしかに問題。行き当たりばったり感が拭えません。

しかし官僚任せにしたり専門家の審議を待っていたら、肝心の1,2週間などすぐ過ぎ去ったことでしょう。
こうなったら後先考えず、厳しい批判は覚悟で、ともかく前進してみた安倍首相の勇気は買います。

ただ細かいコトを言うなら、現場の生徒や教師の準備期間が、せめてあと1日ほしかっった。
首長によっては、1日か2日遅らせて休校を開始する自治体もあり、その発想の柔軟さに感心します。

熊本市では、実質的に明日から1カ月以上の休校が始まります。夏休みに匹敵するぐらい長い休みになります。
市長は、なるべく自宅から出ないようにと言いますが、1カ月出ないのは酷ですよね。
もっと困るのは、働いている母親です。欠勤すれば、こんどは職場に影響が出ます。
そういった面に対して、国や自治体がどのように支援・補償・助成等ができるのか、大事なのはそこですよね。

北海道の鈴木知事が今日、緊急事態を宣言しました。これも強烈な決断なのに、不思議と唐突感が無いですね。
自分の言葉で丁寧に説明しているからでしょうか、印象がいい。「ウポポイ」がずっと気になるのだけが難。

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PCR検査を断られる以前に、保健所に電話がつながらないのですが
- 2020/02/27(Thu) -
新型コロナウイルス対策で、大臣らが異口同音に述べているフレーズがありますが、正誤表を付けておきます。
(誤)「引き続き、先手先手の対応を進めていきたい」
(正)「引き続き、後手後手の対応を許して頂きたい」(笑)

政府は今日、全国の学校の臨時休業を要請しました。ちょっと遅かったけど、まあ大胆な決断だとは思います。
しかし突然の休校は、学校や生徒やその家族のみならず、家族の職場にまで影響が及ぶ一大事です。

いくら対策を進めたとしても、どうしても「クラスター」になってしまうリスクが高いのが、医療機関ですね。
なぜならそこは、咳や熱など怪しげな症状の方が、わざわざ集まる場所だからです。

政府の基本方針では、今後患者数が大幅に増えた場合、一般の医療機関でも患者を受け入れることになります。
しかしそこで医師が患者に濃厚接触してしまえば、その後の診療を中止しなければなりません。
ヘタをすると当院のような医療機関では、患者を一人診察するたびに、2週間ほど休診することになりますね。

それ以前に、いま診察している風邪の患者さんがすでに、新型コロナウイルス感染者である可能性もあります。
新型コロナは風邪のような顔をしてやって来ます。院内では風邪として診察し、処方を行う事になります。
ほとんどの方はそのまま治るわけですが、一部が肺炎になり、そうこうするうちに重症化します。

最終的にPCR検査で新型コロナだと判明すると、どうしてもっと早く診断できなかったのかと問題になります。
診断が付くまでの間に医療機関を「たらい回し」にされた、などと書き立てるメディアも出てきます。

そのような危険を避けるためにも、早め早めに保健所に相談するしかありませんが、これが大変なのです。
まず、電話がつながらない。今日も相談センターの2つの番号に電話しましたが、何度かけても話し中。
裏技を使ってどうにかつながりましたが、結局、PCR検査の対象外との判定でした。でしょうね。
本格的な流行期に突入したとき、PCR検査が受けられるかどうか以前に、はたして電話がつながるんだろうか。

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今後2週間のスポーツ・文化イベントの自粛が、どこまで有効なのか
- 2020/02/26(Wed) -
「イベント等の開催について、現時点で全国一律の自粛要請を行うものではない」
昨日示された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」では、そのように説明がありました。

ところが今日になって突然、安倍首相が自ら、今後2週間のスポーツ・文化イベントの自粛を要請しました。
「この1,2週間が極めて重要だ」というのがその理由。いやいや、それなら昨日も言ってたでしょうに。

これはまことに違和感のある方針転換です。では昨夜いったい何があったかと言えば、IOC委員の発言ですね。
「3カ月たっても事態が収束していなければ東京五輪中止を検討するだろう」

この発言に対して当初、官房長官も五輪相も口をそろえて「IOCの公式見解ではない」とスルーの姿勢でした。
ところが実際には、とても衝撃的に受け止め、首相官邸は大騒ぎになったのだろうと推測します。

コトの重大さに気づき、慌てているのです。メディアや国民の意見は無視しても、「外圧」には弱いのです。
なんといっても東京五輪は、安倍首相の長期政権の有終の美を飾る、歴史に残るイベントですからね。

こんな疫病ごときで五輪を中止させてはなるものかと、動機は不純ですが、安倍首相がやる気を出したのです。

しかし残念ながら、その程度の自粛要請では、たぶん4月ごろには日本国内で大流行が起きてしまうでしょう。
それに、流行のピークをへたに遅らせてしまったら、むしろ五輪開催には逆効果になるかもしれませんよ。

それともまさか、政府の手ぬるい感染対策は、五輪前に流行をピークアウトさせてしまおうという戦略なのか。

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五輪選手村は、クルーズ船の人たちの快適な隔離施設になりませんか?
- 2020/02/09(Sun) -
東京五輪の選手村(高層住宅群)って、いまどうなってましたっけ。もう完成してますかね?
もしも誰も言ってないのなら私が言いますけど、あの選手村を隔離施設として使うわけにはいきませんか?

いまクルーズ船に居る約3,700人のストレスは、断片的には報じられてはいますが、想像以上のものでしょう。
すでに新型コロナウイルスに感染している可能性は全員にあり、その不安も大きいはず。
ご高齢の方も多いツアーです。医学的にも人道的にも、狭い船室での隔離を続けるのには問題があります。
医薬品の補給、持病の悪化・急変や別の急病等に即応できるためにも、やはり地上で隔離すべきでしょう。

選手村の宿泊施設は21棟・3,850戸。奇しくも、クルーズ船の全員をまるっと受け入れ可能じゃないですか。
個室は居心地いいでしょうし、給食設備なんかも充実してるんでしょう?(よく知りませんが)
発症前の人たちを隔離して居住させる場所としては、うってつけじゃないですか。

感染が終息して被隔離者が退去した後に消毒・清掃すれば、安心して選手村として使えます。何か問題でも?

もしも、夏が近づいてもまだ選手村におおぜい隔離されているような状況なら、そんときゃもう、アレでしょ。

この件は、メディアが論じても時間がかかるし、ましてブログ等でいくら書いても、何も変わりません。
誰か国会議員が、国会の場で、安倍首相にズバッと質問してほしい。やるなら今でしょ、と。

「やるべき対策は、躊躇なく決断し、実行してください」と言ったのは、ほかならぬ安倍首相ですから。

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原発運転差し止め再び
- 2020/01/20(Mon) -
伊方原子力発電所3号機は、運転差し止めの仮処分決定昨年取り消されましたが、再び運転差し止めです。

その理由は前回と同様、活断層が近いことと、阿蘇山が近いこと。
大噴火するかもしれない阿蘇山の潜在能力が「再評価」されたことには、地元民としても複雑な心境です。

前にも書いたように、火砕流に襲われた原発は、稼働中であろうとなかろうと、ひどいことになります。

原子炉は充分に頑丈だとしても、核燃料プールが脆弱であることは日本人ならみな知っています。
それに、原子炉周辺の設備が全て焼けてしまえば、全電源喪失は避けられません。
つまり、稼働中かどうかは関係なく、火砕流に襲われた原発はメルトダウンするのです。

それ以前に、伊方原発まで火砕流が到達するような破局噴火なら、九州はたぶん、全滅です。
住民1,200万人を含め、九州のすべての生物が死滅することでしょう。
九州にそのような壊滅的大惨事が起きた状況で、四国の原発を心配しようというのが、今回の決定です。

死滅した九州はそれっきりですが、メルトダウンした四国の原発の影響は、その後ずっと続きますからね。
今回の決定がそこまで考えた上でのものなら、まあ科学的で冷静な判断だとは思います。
ていうか、その前に、九州の原発はどうなのかって話です。

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厚底シューズ問題
- 2020/01/17(Fri) -
ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズが、好記録が出るという理由で禁止されそうな騒ぎです。
技術革新による優れた靴が不公平だという理屈は、どうなんでしょう。技術は常に進歩するモノですからね。
規制する範囲だって、根拠のある線引きは困難です。絶対公平を言うなら、裸足で走るしかなくなりますよ。

まさか、熊本城マラソンで使えないってことはないですよね。一応、参加者は確認しておいた方がいいですよ。
「え、この靴が使えないって、どういうことですか」「内規ですから」なんて。(オソマツ)

それはともかく、運動不足を痛感する昨今、形から入る私としては、ついにアレを買ってしまいました。
半年ほど前に告知した「ルームランナー」です。もちろん、関係各所への根回しは済ませた上での購入です。

今日の午前中に、そのけっこう巨大な物品は届きました。設置場所は、事情によりリビングではなく書斎です。
さて、業者さんの手による組み立て作業が終わり、次に私がしたことは何でしょう?

私の性格をご存じの方なら、すぐにおわかりいただけたと思いますが、ランニングシューズの購入ですね。
さっそく、近所のパン屋さんの隣の靴専門店「シュープラザ」に出かけました。
店の駐車場に着いたところで家人と二手に分かれ、私は靴屋、家人はパン屋に向かいました。

まさか、「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」があったりして。(ていうか「ネクスト%」って何?)
などと、うっすら期待して店内に入りましたが、そんな話題の品が店頭にポンとあるワケないですよね。

とそこへ、家人が現れました。「財布忘れた」と。あんた、サザエさんですか。
ところが気がつくと、私も財布を忘れてました。ケータイのケースにあるはずの、クレカもない。ありゃま。

でも大丈夫。QRコード決済があります。日頃は使いませんが、今日は緊急避難的に「PayPay」しました。
ナイキのいちばん安いランニングシューズを購入。例の厚底シューズの2割以下という、お値打ち価格でした。

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ゴーン氏密出国
- 2020/01/05(Sun) -
ゴーン氏の密出国は、同様の事例を多く見てきた私にとっても、驚きでした。
見てきたと言っても映画ですけどね。元CIAとか、特殊部隊とか、NSAとか、そういう映画が好きですから。

楽団がゴーン氏の家を訪れ、演奏し、撤収。その楽器ケースに隠れて出国。絵に描いたような脱出劇ですね。
空港でX線検査をしなかったのが問題。荷物が大きくて装置に入れにくく、検査をしなかったといいます。
じゃあ、あれですか。小さな荷物は厳しくチェックするけど、荷物が大きければフリーパスですか。なにそれ。

こういう場合の常套手段は、検査係官の買収か脅迫、あるいは、なりすましですね。
係官の家族を誘拐し、コレコレの荷物のX線検査はパスしろ、さもないと、などと脅すやり方が簡単です。
あるいは、本来の担当者は殺害され、工作員が検査官にすり替わっている可能性もありますね、映画なら。

そう思っていたら、密航の経由地トルコで逮捕された協力者は、妻子への危害を脅されたと供述しています。
ほら。だいぶヤバイですね。ゴーン氏の闇の力を見た思いがします。関空の職員は大丈夫なんでしょうか。

例の楽団員は、元米海兵隊員などで構成されていたといいますから、これはもう、ハリウッド映画顔負け。
しかし一方で、楽器ケースによる脱出は陽動作戦という見方もあるようで、興味は尽きません。

このたびの脱出劇、映画化できそうなレベルですね。
ちなみにゴーン役の俳優は、ローワン・アトキンソンがいいでしょう。もちろん、喜劇仕立てです。

(追記)続報によれば、自宅脱出は楽器ケースではなく徒歩だったようですが、これは映画的には不採用です。

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「令和婚」で少子化?
- 2019/12/24(Tue) -
今年の出生数が86万4千人と見込まれることが明らかになりました。想定を上回る少子化が進んでいます。

それと同時に人口の自然減も加速しており、今年初めて50万人を超えそうです。
「毎年、鳥取県が消えるぐらいの人口減」という例え方も耳にしましたが、ちょっと鳥取県の方に失礼ですね。

出産・育児と仕事との両立の難しさがその根底にあるとされていますが、少子化の要因は複合的です。
直接的には、出産年齢の女性が減っていることが問題でしょう。

今年子どもを産んだ私の長女は平成元年生まれですが、その平成元年の出生数は約124万人でした。
この124万人というのは、それ以前に比べるとすでに少なく、そのために現在出産年齢の女性が減っています。

そして86万人に減った世代から将来生み出される子どもの数は、さらに確実に減ることは間違いありません。
人口が減れば出生数が減り、ますます人口が減るという悪循環に陥ります。ていうかもう、陥っています。

この悪循環を断ち切るためには、出生率を少々回復させるだけでは足りません。
若い女性の数が減っている状況で出生数を増やすためには、かなり思い切った出生率のアップが必要です。

今年予想外に出生数が減ったことを厚労省は、改元を待って結婚した人が多かったためだと分析しています。
そうかもしれませんが、問題はソコじゃない。どうして問題を、すぐ都合のいい方に持って行きますかね。
来年の出生数が今年より少し増えたとしても、何の解決にもなりませんから。

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国家予算102兆円
- 2019/12/20(Fri) -
本日閣議決定した来年度予算案では、一般会計の総額が102兆円余りと、過去最大になりました。
例によって社会保障費の増大が問題となり、「社会保障費をいかに抑制するか」という論調で報じられます。

まず、その考え方が、おかしい。社会保障費の増大は「悪」ではありません。なんなら「善」です。
人々が豊かに、幸せに暮らせるために、必要な予算を積み上げていった結果として増えてきただけの話です。
心配無用。やがて日本の人口は減りますから、社会保障費も減ります。ただし、税収も減ります。

「社会保障費」の増大が問題となるとき、必ず目の敵にされるのが「医療費」です。
来年度の診療報酬は、全体で0.46%の引き下げが決まっています。

院外処方の当院では、「薬価部分」の引き下げは痛手にはなりません。
しかし、「本体部分」の引き上げ0.55%も、決して嬉しい数値ではありません。
過去に診療報酬がどれだけ引き下げられてきたか、その経緯を考えると、手放しでは喜べないのです。

医療費に限りませんが、あちこちの予算を厳しく締め付けている御仁が、麻生太郎副総理兼財務相です。
この方は、かつて某大病院を傘下に持つ民間企業の経営をしていたはずですが、病院には何かと厳しいですね。
いや、身内への利益誘導と疑われないよう、わざと医療界には厳しくしているのか。まさかね。

高齢者が増えているので、医療費が増えるのは至極当たり前の、言うなれば「自然増」です。
それでも医療費を抑制するのであれば医療費の単価を削るしかなく、結果として医療現場にしわ寄せが来ます。
このご時世に、勤務医には1,860時間の残業を認める特例は、国が医療者をないがしろにしている証拠です。

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後付けの安全装置
- 2019/12/17(Tue) -
「自動ブレーキ」の搭載が、2年後から新型乗用車に対して義務化されることになりました。
昨年販売された国内新車の84.6%に、すでに自動ブレーキが取り付けられているそうで、これは意外です。
でも、新型車以外は対象外です。そこでいま、既存の車に後付けできる安全装置が、売り出されています。

たとえばトヨタ。「踏み間違い加速抑制システム(後付け)」のCMを、最近よく見かけますね。
今乗っているプリウスなどに、税込56,100円で取り付けられるようです(取付費用別)。
まだご覧になっていない方のために、そのCMの概略は、こうです。

「帰省したとき、父の運転が心配になった」という息子のナレーション。息子と孫を車に乗せる父(高齢者)。
シフトをドライブに入れた後、後部座席の孫の方を見ているうちに、クリーピングで車が動き出します。
「おお〜、前行ってない?」と息子が慌てて言うと、「あ、お、ごめんごめん」と父は慌ててブレーキ。
なんとか車は、駅舎にぶつからずに済みました。「明日にでも相談に行ってみる?」と笑顔の息子。

さて問題です。翌日相談に行ったのは、どこでしょう。
(1)トヨタのお店(後付けの安全装置を取り付ける相談)
(2)免許センター(免許返納のため)
(3)もの忘れ外来

うっかり車が動いてしまい、息子が注意喚起をしなければ、駅舎に衝突してしまった可能性の高い事例です。
ちょうど歩行者がいたら、ひいてしまったかもしれません。2,3人ひき殺した可能性だってあります。
現に、このような高齢者の不注意運転で、もう何人も犠牲者が出ています。

CMの高齢者は、さいわい子どもをひき殺すことはありませんでしたが、それは単にラッキーだっただけです。
そんな父親の恐ろしい運転を目の当たりにしたのに、翌日トヨタのお店に行った息子の神経がわかりません。

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ながら運転厳罰化
- 2019/12/01(Sun) -
運転中の「ながらスマホ」などの罰則が、今日から強化されました。
携帯を手に持って通話するのはもちろん、スマホ画面を操作しても、これまで以上に厳しく罰せられます。

スマホ画面の注視がダメなので、純正の車載カーナビでも「2秒以上画面を見続けるとアウト」とのこと。
となるとなかなか厳しいルールですが、その主旨を理解して、安全運転に努めなければなりませんね。

考えてみれば、カーナビを見ながら運転すること自体が、そもそも交通安全に反する行為なのかもしれません。
でも、手元に置いた道路地図を見ながら運転していた時代と比べたら、ずいぶんマシだとは思いますけどね。

運転中にかかってきた電話は、私はハンズフリーで通話していますが、その操作ですら危険はあります。
着信したらまず、誰からの着信なのか、車載の画面を注視ではありませんがチラ見しなければなりません。
さらに、ハンズフリーだとしても、通話自体が運転への集中を少々妨げることは間違いないでしょう。

ただしこれらが、運転中に速度計を見たり、同乗者と会話することとどう違うのかは、わかりません。
ルームミラーで後方を確認すれば、その瞬間は必ず前方不注意となります。言い出せばキリがありません。

どこかに線を引くとすれば、少なくとも「ながらスマホ」だけは厳しく取り締まろういうことなのでしょう。

日頃運転中に、後続車のドライバーがスマホをいじっている様子をよく目撃します。
私が急ブレーキをかけたら後ろの車は確実に追突してくるだろうなと、少々危険な発想が頭をもたげます。
そんなことを考えながら、ルームミラーを注視しながら運転している私も、どうかとは思います。

前ばかり見てたら側方への注意が欠けるし、人間の能力で周囲360度に常に注意を向けるなんて不可能です。
結局、自動運転車がいちばん安全ってことになるんですかね、将来的には。

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羽田空港の断水
- 2019/11/07(Thu) -
羽田空港の第2ターミナルでは、水質汚染(?)が原因で、丸1日半以上、いまも断水が続いています。
受水槽を洗浄し、新たに水を貯めたようですが、水質検査後の給水開始は明日になりそうだとのこと。
その程度の作業なら、昨日のうちにでも終わりそうなものですが、なぜか時間がかかっています。

10年ぐらい前に某ショッピングセンターの受水槽で起きた事件を、どうしても思い出してしまいます。
羽田の件はまったく異なる出来事だと信じたいので、真実を早く詳しく公表していただきたいものです。

断水といえば、9月の台風15号による千葉県の被害や、台風19号のタワーマンション断水を思い出します。
もちろん熊本地震の時の、断水の中での診療を余儀なくされた苦労は、忘れる事ができません。

院内での飲み水は、どこからか買ってきてなんとかしましたが、困ったのはトイレを流す水でした。
さいわい菊陽町の自宅では水が出ていたので、毎朝大きなポリバケツでクリニックに水を運んでいました。
その自宅の水もけっこう濁っていて、炊事には使う気になりませんでした。風呂は我慢して入りました。

ある日出勤したら、水道水の供給が再開されたようで、処置室の流しの蛇口から水が出ていました。
断水中に蛇口を閉め忘れていたため水が出っぱなしだったのです。水不足の折にもったいないことをしました。
これが電気だったら、通電火災の原因になるのかもしれません。以後気をつけます。

大規模空港はどこも、空港の基本的な機能以外に、一種のショッピングモールを併設した空間になっています。
今回の断水は、幸い航空機の運航には影響しませんでしたが、モール部分の営業に大打撃を与えています。
明日には復旧するらしいですが、水質汚染の原因が特定・公表されなければ、なんかちょっとイヤですね。

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イートイン脱税対策
- 2019/11/03(Sun) -
「イートイン脱税」なる言葉を、ネットではよく見かけていましたが、昨日はNHKが取り上げていました。
持ち帰り用として8%の軽減税率で購入したものを店内で飲食し、2%分の消費税を免れる行為のことですね。

これを防ぐために、持ち帰り品とイートインでは、商品の見た目を変えるように工夫する店があります。
ある店では、持ち帰り商品を店の入口のベンチに座って食べる客が後を絶たず、ベンチを撤去したとのこと。

その「脱税」という大げさな表現には、それを非難するというより、面白がっているニュアンスがあります。

同じ商品なのに、持ち帰りと店内での飲食で値段が違うこと自体が、よく考えたらおかしな話です。
イートインの方が高いのが、座席使用料とか下膳やゴミ処理の経費の上乗せならば、納得はできます。
しかし持ち帰りの方だって、使い捨て容器や紙袋のコストがかかるはず。

「消費」税なんですから、どのような方法で消費(飲食)しようと、税金は同額が自然だと思うんですけどね。

「当店ではイートインを廃止しました。お持ち帰りの商品をどこで召し上がるか、当店では関知いたしません」
私が店主ならそんな張り紙を出して、店内外どこで食べようと、すべて軽減税率で対応しようと思います。

これに対して国税当局が文句を言うのであれば、例の奥の手を出します。
「当店内での飲食はイートイン扱いですが、他店内に持ち込んでの飲食は、当店では関知いたしません」

マックとミスドが向かい合って営業しているサンピアンでは、互いの客が向かいの店内で食べればいいのです。

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受験生ファースト?
- 2019/11/01(Fri) -
来年から始まる大学入学共通テストへの英語の民間試験の導入が、突然、延期されることになりました。

この試験は検定料が高く、また試験会場が少ない地方に不利だという問題が、以前からわかっていました。
難易度の異なる試験を合否判定に使うことも難しく、民間に丸投げする文科省の姿勢も批判されていました。

それだけの問題がありながらも導入は決定事項だったのに、萩生田文科相の「鶴の一声」で覆りました。
なんのことはない、大臣が「身の丈発言」への批判をかわすために、苦し紛れの行動に出ただけの話でしょう。

まさに遅きに失した方針転換ですが、これはちょうど、東京五輪のマラソン・競歩の開催地変更と似てますね。

猛暑の中のマラソンを避けるための札幌開催は、医学的には「アスリートファースト」だと思います。
しかし、前からわかっていた猛暑問題を黙殺してここまで突き進んできながら、いまさらひっくり返しますか。
おかげで関係者やアスリートさえも困惑しています。開催地の変更がもっと早ければ良かったのでしょうね。

英語の民間試験の導入延期も、その決断が遅いから騒動になっていますが、もっと早ければ良かったのです。
決定事項を変更できない官僚に、それは不可能。混乱は招きましたが、萩生田氏の決断はヨシとしましょう。

受験生や関係者の批判には耳を貸さなかった文科省の方針が、新参者の大臣の失言で覆されるとは皮肉です。
「受験生の皆様にお勧めできるシステムになっていない」という、萩生田文科相のいまさらな正論が笑えます。

「身の丈発言」が批判されたら真逆の「受験生ファースト」を言い出す萩生田氏って、どんだけ二枚舌なの。

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