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まず首都から、大都市から順に、やられていくのでしょうか
- 2020/03/26(Thu) -
熊本県で8例目の感染者の方。当院近隣の温泉施設に長期滞在していたとのこと。これは困った。
そんなところで暮らすたぁ何事か。なんて冗談言ってる場合じゃありませんよ。クラスター化は必定かも。

世界中の大都市で、しかも先進諸国で、新型コロナウイルス感染のオーバーシュートが起きています。
大都市は、感染の要件のひとつである人の密集を満たしやすいのでしょう。

これまで踏みとどまってきた日本も、そのパンデミックからは逃れられない雲行きです。
日本の各地でクラスターが発生し、孤発例も目立ち始め、熊本でもジリジリと感染者が増えています。

今日もまた、東京都内の患者数が大幅に増えました。政府は「政府対策本部」を設置しました。
このような未曾有の災難がほかならぬ東京から始まることは、東京都のみならず日本にとって大打撃です。
しかしこれが地方都市ではなく、首都東京の一大事だからこそ国が動くという面があるかもしれません。

このことは熊本地震のときに思い知りました。
あのとき、日本中が熊本を支援してくれましたが、しかし所詮、遠く九州の地方都市の出来事でした。
熊本は過酷な惨状なのに、テレビでは普通に娯楽番組をやっていました。東日本大震災の時とは違うのです。

未明に本震が起きたあの日、出勤してみると電子カルテの端末のほとんどが床に転落して破損していました。
診療を行うためには、故障したサーバーからデータを取り出し、別のサーバーを構築しなければなりません。

藁にもすがる思いで電子カルテのサポート窓口に電話したら、なんのことはない、普通に業務をしていました。
本震後も繰り返す余震におびえていた時に、東京の担当者は平然としていました。東京は平時だったのです。
私はそのことに気づいて愕然としましたが、同時に、日本の中枢である東京が無事で良かったとも思いました。

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東京がオーバーシュート一歩手前。果たしてロックダウンはあるのか。
- 2020/03/25(Wed) -
東京都で41名の新たな感染者発生を受けて、小池都知事が緊急会見で「今週末の外出制限」を要請しました。
現状を「感染爆発(オーバーシュート)重大局面」だと表現しました。爆発一歩手前、という意味でしょうか。

新型コロナウイルスに関連しては、感染症の専門家らの口から、耳慣れないカタカナ言葉が登場しています。
これに河野太郎防衛相が「なんでカタカナ?」と、下記のごとく苦言を呈したといいます。どうでもいいけど。

「クラスターは集団感染、オーバーシュートは感染爆発、ロックダウンは都市封鎖ではダメなのか」

まず、英語の堪能な河野氏が外来語を嫌ってみせるところが、すでに嫌みな感じです。
日本語を使うか外来語を使うか、一方に統一する必要はなく、伝わりやすい方、言いやすい方でいいのでは?

「パンデミック」
日本語で「世界的大流行」と言うよりもシックリきます。しかも言いやすい。言い換える必要を感じません。

「クラスター」
「集団感染」と同義とは思いません。強いて言うなら「集団感染集団」か。もう、クラスターでいいでしょ。

「オーバーシュート」
感染者数のグラフが突き抜けて縦軸が足りない、ってイメージですかね。「感染爆発」でも悪くないけど。

「ロックダウン」
これはたしかに、「都市封鎖」とか「首都封鎖」の方がインパクトがあって危機感・有事感が伝わりますね。

いずれにしても、カタカナばかり使うなと、いちいち目くじら立てる必要なし。国民には伝わってますから。
さて、東京の爆発は収束するのか。首都封鎖はあるのか。日本全体の今後を占う意味でも、重大な局面です。

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新型コロナ大爆発のヨーロッパは、外出禁止でも犬の散歩ならOK
- 2020/03/22(Sun) -
わが家の愛犬「花」ちゃんの散歩は、最近ではおもに(ていうかほとんど)家人が担当しています。
散歩コースは一定ではなく、花ちゃんが行きたい方向へ進む、ブラブラと行き当たりばったりの散策です。

路傍の草むらその他あらゆるものを、クンクン嗅ぎながらダラダラ歩くので、やたらと時間がかかります。
花ちゃんの散歩の最大の目的は、体力維持というより、環境臭気確認作業によるストレス発散のようです。
日頃は庭で、外を走るスクーターを追いかけて猛ダッシュを繰り返しているので、体力面の心配は要りません。

本来は、朝晩散歩したいところですが、時間的制約もあって、わが家では1日1回しか行われていません。
しかしたとえばイタリアのトリノでは、1日3回散歩させないと罰金をとられるのは有名な話。

そのイタリアでいま、新型コロナが大流行。必需品の買い物や薬局に行くこと以外の外出は禁止されています。
公園に行くのもジョギングも禁止されていますが、犬の散歩に限っては認められているようですね。
その規定を利用して、犬の散歩にかこつけた人間の散歩も多いといいます。そりゃ当然そう来るでしょう。

スペインでも同様に、外出できるのは、不可欠の仕事・食料買い出し・医療上の理由と、犬の散歩だけです。
フランスの外出禁止措置はもう少し緩いようですが、もちろん犬の散歩はOK。

これだけの危機的状況なのに、犬の散歩だけは確保しようとは、欧州諸国はなかなかのペット天国ですね。
まさかトリノでは、1日3回散歩の規則がまだ生きてたりして。

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五輪はともかく、流行のピークはできるだけ遅く、それが大事です
- 2020/03/14(Sat) -
「目に見えない敵」だと形容され、世界中を恐怖に陥れている新型コロナウイルス。
まあ、たいがいのウイルスは目に見えませんけどね。
感染力はあるのに無症状だったり軽い症状の感染者が多いという点が、この病気の目に見えない怖さです。

感染者との接触が軽ければうつらず、濃厚接触を提供する特定の場所がクラスター化している傾向があります。
しかし、某バプの事案でも疑われているように、わずかな接触でも運が悪ければ感染する危険はあるようです。
ウイルスが目に見えない以上、何かに触れた後には手洗いをすることを徹底するしかありません。

安倍首相は今日の会見で、検査・診療態勢を拡充し、感染のピークを遅くして、医療崩壊を防ぐと述べました。
ええ、ぜひそうしていただきたい。たとえそのせいで、ピークが7月や8月にずれることになっても、です。

将来的には「タチの悪い風邪」になるのかもしれませんが、にしても、一部の国では多くの死者が出ています。
病気そのものよりも、大勢が一斉に感染・発症し、医療が混乱(崩壊)したのが原因なのかもしれません。

それらの国々に比べると日本は、感染者数については疑問の余地がありますが、死亡者数は少なく感じます。
感染の急拡大が抑え込めているからこそ、医療が追いついて良い結果が出ている、と解釈することもできます。

なんにしても、世界の英知を結集して、できるだけ早くワクチンと治療薬を完成させてほしいものです。

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医学的な問題どころか経済上も大問題になってきた「コロナショック」
- 2020/03/13(Fri) -
新型コロナウイルス感染は今後ピークに向かうと想定されていますが、この数日、地震が多くていやですね。
ちょうどコロナのピーク時に首都直下地震が起きるという可能性は、はたして想定されているのでしょうか。

五輪の開催が危ぶまれる中、ギリシャでは採火式が行われ、昨夜はTVの中継で見ました。
夜7時のNHKニュースは、コロナ報道の合間に採火式の生中継が入るという、なんとも微妙な構成でした。
いずれにせよ五輪は、中止なり延期なりが決定するまでは、粛々と準備を進めていくしかありません。

トランプ米大統領は東京五輪に関して「彼らは1年延期するかもしれない」と述べました。余計なお世話です。
「彼らは賢いから自分たちで決めるだろう」と、上からな発言。まことにムカつきます。

とは言え、五輪の延期か中止が現実的になってきてくると、その経済的影響がとても心配になります。
そうでなくてもすでに、世界中で株価が暴落しています。もう誰も、楽観的なことを言えない状況です。

「より一層緊張感を持って市場の動向を注視し、必要な場合には適切に対応していく」
財務相の財務官がそう言ったところで、抽象名詞ばかりで何の具体的戦略もなく、まったく先が見えません。

こと五輪に関して、ノリノリで準備して来た日本人(安倍首相を含む)には、あまりにも大きな試練です。
安倍首相の任期を考えると、五輪を2年延期して次の首相に任せるという選択肢はありません。1年延期が限度。
延期にしろ中止にしろ、すでに日本経済はガタガタ。それなのに、流行のピークはまだこれから。
医療機関としては、できることを最大限にやるしかありませんけどね、自分たちの身を守りつつ...

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大量在庫マスクをどのように放出したら効果的か、良く考えましょう
- 2020/03/09(Mon) -
「軽い風邪程度なら、安易に医療機関を受診せず、自宅で様子をみること」
このような啓蒙が浸透してきたようで、当院の来院者が激減しています。日頃の3分の1以下です(泣)。
いやまだ大丈夫。ここは色んな意味で、堪え忍ぶしかありません。

それよりも、来たるべき流行期に入れば、こんどは新型コロナ疑いの方が大挙して受診するかもしれません。
そうなる前に、できれば免疫を付けておきたい(=知らないうちに感染して治っておきたい)のがホンネです。

まあ、そううまくはいきませんね。感染したら来院患者にうつす危険があるし、自ら発病するおそれもある。
しかし、私が想定する患者数(1千万人レベル)になれば、医療従事者の多くが感染するでしょう。
早くワクチンを開発してほしいものです。なんなら治験段階で接種を受けてもいいぐらいです。

マスクとアルコール手指消毒薬は、まだなかなか出回ってきませんね。当院の在庫も先細りです。

そんな時に、大量に所有していたマスクをネットオークションに出品していた、不届きな県議がいますね。
「在庫品を出品しただけ」「1円からのスタートで市場価格に任せていた」なんて言い訳は通用しませんよ。
価格ががつり上がるのが確実な出品ですから、「転売禁止」の趣旨に反することはあきらかです。
888万円の売り上げを得たかわりに、議員の評判は地に落ちました。売り上げを寄附しても、もう遅いのです。

最初っから、マスクを現物のままどこかに寄附して役立ててもらおう、という発想はなかったのでしょうか。
地元の医療機関や老人施設等に配ってけば、どれだけ株が上がったことか。いや、それは公職選挙法違反か?
ならば合法的に、地元スーパーに適正価格で卸しておけばよかったんじゃないの。地元への効果絶大でしょう。

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マスク不足は、医療機関にとっては致命的な緊急事態です
- 2020/03/04(Wed) -
トイレットペーパーが足りないのはデマだとはわかっていても、店頭で品切れだとどうしても焦ります。

日頃から大量に備蓄しているわけじゃないので、万一自宅の在庫が切れたら一大事(場合により大惨事)です。
なので、たまたまどこかの店頭でペーパーを見かけたら、とりあえず買っておこうかと思うのが人情。
そんな心理が働いて、見かけたら買う、念のため買う、の繰り返しで、品切れが続いたのでしょう。

本当に足りないのはマスクです。医療機関で備蓄が底を突いたら、臨時休診も考慮しなければなりません。

WHOは、無症状の人が自分の予防の目的でマスクを着用する必要はないいう指針を、先日公表しました。
マスクは、咳やクシャミをしたときに、飛沫を飛ばすのを防ぐのがおもな目的だからです。
ただし医療機関では、風邪の患者さんの咳やクシャミのしぶきを顔面に浴びやすいので、マスクは必須です。

新型コロナウイルス感染者の多くが軽症、もしくはほとんど無症状だということが分かってきています。
とすれば逆に、たとえ無症状であっても、自分が感染者ではないという保証も無いわけです。
なのでたとえ軽い咳が出る程度であっても、今後は、少なくとも人混みではマスクを着けておくべきでしょう。

それに、咳をしてるのにマスクを着けてないと、周囲から非難・忌避されてしまう異常な状況になっています。
仮に咳をしていなくても、いまどきマスクをしていないのは感染防御意識が低いとも思われかねません。

過剰な予防でマスクを浪費するのは避けたいですが、タカを括ってマスクを着けない自信過剰も控えたい。
今回の新型コロナウイルスは、まだ感染様式や感染力が完全に解明されたわけではありません。
マスクが足りなくなってから、本来マスクは必要ないと後出しで言われても、すんなり納得しかねるのは当然。
いずれにしても、早くマスクを増産してくれっていう話です。もう医療機関は、かなり焦っています。

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首相の「全国一斉休校要請」以来、世の中がかなり動きつつあります
- 2020/02/29(Sat) -
安倍首相が記者会見を行い、今から2週間程度、感染拡大防止のためあらゆる手を尽くすべきだと述べました。

子育て世代や中小企業等への助成金についての言及もあり、休校要請から2日遅れで説明がなされた形です。
政府の要請によってかかる経費を国民には負担させない(国が払う)、というのが基本姿勢のようです。

クルーズ船に関連した政府対応のまずさについて明確な反省の弁が無かったことには、少々ガッカリしました。
どうしても過ちを認めない体質だけは、変わらないようです。まあしかし、大事なのはこれからです。

2日前の、首相の「全国一斉休校要請」以来、世の中がかなり動きつつあることを実感します。

今後感染者が増えれば、一般診療所にも詰め寄せてくるでしょう。医療者が濃厚接触しない工夫が必要です。
検査態勢の改善は何よりも優先します。迅速検査キットの開発も急いで欲しい。もちろん治療薬も。

ところでANAとJALは昨日、2/28-3/12の国内線の航空券のキャンセル料を、無料にすると発表しました。
さらに昨夜のうちに、無料キャンセルが出来る期間が3/19の便まで延びました。

私はこの期間に、研究会と学会参加のために、大阪2往復と東京1往復の航空券を買っていました。
しかし、感染対策や学会中止等の理由によって、すでに3往復ともキャンセルしていたのでした。
その手数料が痛手でしたが、昨日の航空会社の決定によって、払戻手数料が全額戻ってくることになりました。
「あらゆる手を尽くすべきだ」という首相の言をうけて、航空会社も動いたのでしょうか。助かります。

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北海道知事の「緊急事態宣言」会見に、唐突感が少ないのはなぜ
- 2020/02/28(Fri) -
安倍首相が昨日突然打ち出した「全国一斉休校」の要請が、激しく波紋を広げています。
やることなすこと後手後手だと非難されて来ましたが、思い切って先手を打っても、結局は批判されるのです。

ただ批判の中身は、過剰(やり過ぎ)だという意見と、英断だが唐突(準備不足)だという指摘に分かれます。

私は後者の意見です。なにしろ周知期間が無かった。でも目的を考えたら、早ければ早いほうが効果的。
休校の「副作用」への準備が、ほとんどできてないこともたしかに問題。行き当たりばったり感が拭えません。

しかし官僚任せにしたり専門家の審議を待っていたら、肝心の1,2週間などすぐ過ぎ去ったことでしょう。
こうなったら後先考えず、厳しい批判は覚悟で、ともかく前進してみた安倍首相の勇気は買います。

ただ細かいコトを言うなら、現場の生徒や教師の準備期間が、せめてあと1日ほしかっった。
首長によっては、1日か2日遅らせて休校を開始する自治体もあり、その発想の柔軟さに感心します。

熊本市では、実質的に明日から1カ月以上の休校が始まります。夏休みに匹敵するぐらい長い休みになります。
市長は、なるべく自宅から出ないようにと言いますが、1カ月出ないのは酷ですよね。
もっと困るのは、働いている母親です。欠勤すれば、こんどは職場に影響が出ます。
そういった面に対して、国や自治体がどのように支援・補償・助成等ができるのか、大事なのはそこですよね。

北海道の鈴木知事が今日、緊急事態を宣言しました。これも強烈な決断なのに、不思議と唐突感が無いですね。
自分の言葉で丁寧に説明しているからでしょうか、印象がいい。「ウポポイ」がずっと気になるのだけが難。

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PCR検査を断られる以前に、保健所に電話がつながらないのですが
- 2020/02/27(Thu) -
新型コロナウイルス対策で、大臣らが異口同音に述べているフレーズがありますが、正誤表を付けておきます。
(誤)「引き続き、先手先手の対応を進めていきたい」
(正)「引き続き、後手後手の対応を許して頂きたい」(笑)

政府は今日、全国の学校の臨時休業を要請しました。ちょっと遅かったけど、まあ大胆な決断だとは思います。
しかし突然の休校は、学校や生徒やその家族のみならず、家族の職場にまで影響が及ぶ一大事です。

いくら対策を進めたとしても、どうしても「クラスター」になってしまうリスクが高いのが、医療機関ですね。
なぜならそこは、咳や熱など怪しげな症状の方が、わざわざ集まる場所だからです。

政府の基本方針では、今後患者数が大幅に増えた場合、一般の医療機関でも患者を受け入れることになります。
しかしそこで医師が患者に濃厚接触してしまえば、その後の診療を中止しなければなりません。
ヘタをすると当院のような医療機関では、患者を一人診察するたびに、2週間ほど休診することになりますね。

それ以前に、いま診察している風邪の患者さんがすでに、新型コロナウイルス感染者である可能性もあります。
新型コロナは風邪のような顔をしてやって来ます。院内では風邪として診察し、処方を行う事になります。
ほとんどの方はそのまま治るわけですが、一部が肺炎になり、そうこうするうちに重症化します。

最終的にPCR検査で新型コロナだと判明すると、どうしてもっと早く診断できなかったのかと問題になります。
診断が付くまでの間に医療機関を「たらい回し」にされた、などと書き立てるメディアも出てきます。

そのような危険を避けるためにも、早め早めに保健所に相談するしかありませんが、これが大変なのです。
まず、電話がつながらない。今日も相談センターの2つの番号に電話しましたが、何度かけても話し中。
裏技を使ってどうにかつながりましたが、結局、PCR検査の対象外との判定でした。でしょうね。
本格的な流行期に突入したとき、PCR検査が受けられるかどうか以前に、はたして電話がつながるんだろうか。

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今後2週間のスポーツ・文化イベントの自粛が、どこまで有効なのか
- 2020/02/26(Wed) -
「イベント等の開催について、現時点で全国一律の自粛要請を行うものではない」
昨日示された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」では、そのように説明がありました。

ところが今日になって突然、安倍首相が自ら、今後2週間のスポーツ・文化イベントの自粛を要請しました。
「この1,2週間が極めて重要だ」というのがその理由。いやいや、それなら昨日も言ってたでしょうに。

これはまことに違和感のある方針転換です。では昨夜いったい何があったかと言えば、IOC委員の発言ですね。
「3カ月たっても事態が収束していなければ東京五輪中止を検討するだろう」

この発言に対して当初、官房長官も五輪相も口をそろえて「IOCの公式見解ではない」とスルーの姿勢でした。
ところが実際には、とても衝撃的に受け止め、首相官邸は大騒ぎになったのだろうと推測します。

コトの重大さに気づき、慌てているのです。メディアや国民の意見は無視しても、「外圧」には弱いのです。
なんといっても東京五輪は、安倍首相の長期政権の有終の美を飾る、歴史に残るイベントですからね。

こんな疫病ごときで五輪を中止させてはなるものかと、動機は不純ですが、安倍首相がやる気を出したのです。

しかし残念ながら、その程度の自粛要請では、たぶん4月ごろには日本国内で大流行が起きてしまうでしょう。
それに、流行のピークをへたに遅らせてしまったら、むしろ五輪開催には逆効果になるかもしれませんよ。

それともまさか、政府の手ぬるい感染対策は、五輪前に流行をピークアウトさせてしまおうという戦略なのか。

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五輪選手村は、クルーズ船の人たちの快適な隔離施設になりませんか?
- 2020/02/09(Sun) -
東京五輪の選手村(高層住宅群)って、いまどうなってましたっけ。もう完成してますかね?
もしも誰も言ってないのなら私が言いますけど、あの選手村を隔離施設として使うわけにはいきませんか?

いまクルーズ船に居る約3,700人のストレスは、断片的には報じられてはいますが、想像以上のものでしょう。
すでに新型コロナウイルスに感染している可能性は全員にあり、その不安も大きいはず。
ご高齢の方も多いツアーです。医学的にも人道的にも、狭い船室での隔離を続けるのには問題があります。
医薬品の補給、持病の悪化・急変や別の急病等に即応できるためにも、やはり地上で隔離すべきでしょう。

選手村の宿泊施設は21棟・3,850戸。奇しくも、クルーズ船の全員をまるっと受け入れ可能じゃないですか。
個室は居心地いいでしょうし、給食設備なんかも充実してるんでしょう?(よく知りませんが)
発症前の人たちを隔離して居住させる場所としては、うってつけじゃないですか。

感染が終息して被隔離者が退去した後に消毒・清掃すれば、安心して選手村として使えます。何か問題でも?

もしも、夏が近づいてもまだ選手村におおぜい隔離されているような状況なら、そんときゃもう、アレでしょ。

この件は、メディアが論じても時間がかかるし、ましてブログ等でいくら書いても、何も変わりません。
誰か国会議員が、国会の場で、安倍首相にズバッと質問してほしい。やるなら今でしょ、と。

「やるべき対策は、躊躇なく決断し、実行してください」と言ったのは、ほかならぬ安倍首相ですから。

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原発運転差し止め再び
- 2020/01/20(Mon) -
伊方原子力発電所3号機は、運転差し止めの仮処分決定昨年取り消されましたが、再び運転差し止めです。

その理由は前回と同様、活断層が近いことと、阿蘇山が近いこと。
大噴火するかもしれない阿蘇山の潜在能力が「再評価」されたことには、地元民としても複雑な心境です。

前にも書いたように、火砕流に襲われた原発は、稼働中であろうとなかろうと、ひどいことになります。

原子炉は充分に頑丈だとしても、核燃料プールが脆弱であることは日本人ならみな知っています。
それに、原子炉周辺の設備が全て焼けてしまえば、全電源喪失は避けられません。
つまり、稼働中かどうかは関係なく、火砕流に襲われた原発はメルトダウンするのです。

それ以前に、伊方原発まで火砕流が到達するような破局噴火なら、九州はたぶん、全滅です。
住民1,200万人を含め、九州のすべての生物が死滅することでしょう。
九州にそのような壊滅的大惨事が起きた状況で、四国の原発を心配しようというのが、今回の決定です。

死滅した九州はそれっきりですが、メルトダウンした四国の原発の影響は、その後ずっと続きますからね。
今回の決定がそこまで考えた上でのものなら、まあ科学的で冷静な判断だとは思います。
ていうか、その前に、九州の原発はどうなのかって話です。

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厚底シューズ問題
- 2020/01/17(Fri) -
ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズが、好記録が出るという理由で禁止されそうな騒ぎです。
技術革新による優れた靴が不公平だという理屈は、どうなんでしょう。技術は常に進歩するモノですからね。
規制する範囲だって、根拠のある線引きは困難です。絶対公平を言うなら、裸足で走るしかなくなりますよ。

まさか、熊本城マラソンで使えないってことはないですよね。一応、参加者は確認しておいた方がいいですよ。
「え、この靴が使えないって、どういうことですか」「内規ですから」なんて。(オソマツ)

それはともかく、運動不足を痛感する昨今、形から入る私としては、ついにアレを買ってしまいました。
半年ほど前に告知した「ルームランナー」です。もちろん、関係各所への根回しは済ませた上での購入です。

今日の午前中に、そのけっこう巨大な物品は届きました。設置場所は、事情によりリビングではなく書斎です。
さて、業者さんの手による組み立て作業が終わり、次に私がしたことは何でしょう?

私の性格をご存じの方なら、すぐにおわかりいただけたと思いますが、ランニングシューズの購入ですね。
さっそく、近所のパン屋さんの隣の靴専門店「シュープラザ」に出かけました。
店の駐車場に着いたところで家人と二手に分かれ、私は靴屋、家人はパン屋に向かいました。

まさか、「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」があったりして。(ていうか「ネクスト%」って何?)
などと、うっすら期待して店内に入りましたが、そんな話題の品が店頭にポンとあるワケないですよね。

とそこへ、家人が現れました。「財布忘れた」と。あんた、サザエさんですか。
ところが気がつくと、私も財布を忘れてました。ケータイのケースにあるはずの、クレカもない。ありゃま。

でも大丈夫。QRコード決済があります。日頃は使いませんが、今日は緊急避難的に「PayPay」しました。
ナイキのいちばん安いランニングシューズを購入。例の厚底シューズの2割以下という、お値打ち価格でした。

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ゴーン氏密出国
- 2020/01/05(Sun) -
ゴーン氏の密出国は、同様の事例を多く見てきた私にとっても、驚きでした。
見てきたと言っても映画ですけどね。元CIAとか、特殊部隊とか、NSAとか、そういう映画が好きですから。

楽団がゴーン氏の家を訪れ、演奏し、撤収。その楽器ケースに隠れて出国。絵に描いたような脱出劇ですね。
空港でX線検査をしなかったのが問題。荷物が大きくて装置に入れにくく、検査をしなかったといいます。
じゃあ、あれですか。小さな荷物は厳しくチェックするけど、荷物が大きければフリーパスですか。なにそれ。

こういう場合の常套手段は、検査係官の買収か脅迫、あるいは、なりすましですね。
係官の家族を誘拐し、コレコレの荷物のX線検査はパスしろ、さもないと、などと脅すやり方が簡単です。
あるいは、本来の担当者は殺害され、工作員が検査官にすり替わっている可能性もありますね、映画なら。

そう思っていたら、密航の経由地トルコで逮捕された協力者は、妻子への危害を脅されたと供述しています。
ほら。だいぶヤバイですね。ゴーン氏の闇の力を見た思いがします。関空の職員は大丈夫なんでしょうか。

例の楽団員は、元米海兵隊員などで構成されていたといいますから、これはもう、ハリウッド映画顔負け。
しかし一方で、楽器ケースによる脱出は陽動作戦という見方もあるようで、興味は尽きません。

このたびの脱出劇、映画化できそうなレベルですね。
ちなみにゴーン役の俳優は、ローワン・アトキンソンがいいでしょう。もちろん、喜劇仕立てです。

(追記)続報によれば、自宅脱出は楽器ケースではなく徒歩だったようですが、これは映画的には不採用です。

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「令和婚」で少子化?
- 2019/12/24(Tue) -
今年の出生数が86万4千人と見込まれることが明らかになりました。想定を上回る少子化が進んでいます。

それと同時に人口の自然減も加速しており、今年初めて50万人を超えそうです。
「毎年、鳥取県が消えるぐらいの人口減」という例え方も耳にしましたが、ちょっと鳥取県の方に失礼ですね。

出産・育児と仕事との両立の難しさがその根底にあるとされていますが、少子化の要因は複合的です。
直接的には、出産年齢の女性が減っていることが問題でしょう。

今年子どもを産んだ私の長女は平成元年生まれですが、その平成元年の出生数は約124万人でした。
この124万人というのは、それ以前に比べるとすでに少なく、そのために現在出産年齢の女性が減っています。

そして86万人に減った世代から将来生み出される子どもの数は、さらに確実に減ることは間違いありません。
人口が減れば出生数が減り、ますます人口が減るという悪循環に陥ります。ていうかもう、陥っています。

この悪循環を断ち切るためには、出生率を少々回復させるだけでは足りません。
若い女性の数が減っている状況で出生数を増やすためには、かなり思い切った出生率のアップが必要です。

今年予想外に出生数が減ったことを厚労省は、改元を待って結婚した人が多かったためだと分析しています。
そうかもしれませんが、問題はソコじゃない。どうして問題を、すぐ都合のいい方に持って行きますかね。
来年の出生数が今年より少し増えたとしても、何の解決にもなりませんから。

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国家予算102兆円
- 2019/12/20(Fri) -
本日閣議決定した来年度予算案では、一般会計の総額が102兆円余りと、過去最大になりました。
例によって社会保障費の増大が問題となり、「社会保障費をいかに抑制するか」という論調で報じられます。

まず、その考え方が、おかしい。社会保障費の増大は「悪」ではありません。なんなら「善」です。
人々が豊かに、幸せに暮らせるために、必要な予算を積み上げていった結果として増えてきただけの話です。
心配無用。やがて日本の人口は減りますから、社会保障費も減ります。ただし、税収も減ります。

「社会保障費」の増大が問題となるとき、必ず目の敵にされるのが「医療費」です。
来年度の診療報酬は、全体で0.46%の引き下げが決まっています。

院外処方の当院では、「薬価部分」の引き下げは痛手にはなりません。
しかし、「本体部分」の引き上げ0.55%も、決して嬉しい数値ではありません。
過去に診療報酬がどれだけ引き下げられてきたか、その経緯を考えると、手放しでは喜べないのです。

医療費に限りませんが、あちこちの予算を厳しく締め付けている御仁が、麻生太郎副総理兼財務相です。
この方は、かつて某大病院を傘下に持つ民間企業の経営をしていたはずですが、病院には何かと厳しいですね。
いや、身内への利益誘導と疑われないよう、わざと医療界には厳しくしているのか。まさかね。

高齢者が増えているので、医療費が増えるのは至極当たり前の、言うなれば「自然増」です。
それでも医療費を抑制するのであれば医療費の単価を削るしかなく、結果として医療現場にしわ寄せが来ます。
このご時世に、勤務医には1,860時間の残業を認める特例は、国が医療者をないがしろにしている証拠です。

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後付けの安全装置
- 2019/12/17(Tue) -
「自動ブレーキ」の搭載が、2年後から新型乗用車に対して義務化されることになりました。
昨年販売された国内新車の84.6%に、すでに自動ブレーキが取り付けられているそうで、これは意外です。
でも、新型車以外は対象外です。そこでいま、既存の車に後付けできる安全装置が、売り出されています。

たとえばトヨタ。「踏み間違い加速抑制システム(後付け)」のCMを、最近よく見かけますね。
今乗っているプリウスなどに、税込56,100円で取り付けられるようです(取付費用別)。
まだご覧になっていない方のために、そのCMの概略は、こうです。

「帰省したとき、父の運転が心配になった」という息子のナレーション。息子と孫を車に乗せる父(高齢者)。
シフトをドライブに入れた後、後部座席の孫の方を見ているうちに、クリーピングで車が動き出します。
「おお〜、前行ってない?」と息子が慌てて言うと、「あ、お、ごめんごめん」と父は慌ててブレーキ。
なんとか車は、駅舎にぶつからずに済みました。「明日にでも相談に行ってみる?」と笑顔の息子。

さて問題です。翌日相談に行ったのは、どこでしょう。
(1)トヨタのお店(後付けの安全装置を取り付ける相談)
(2)免許センター(免許返納のため)
(3)もの忘れ外来

うっかり車が動いてしまい、息子が注意喚起をしなければ、駅舎に衝突してしまった可能性の高い事例です。
ちょうど歩行者がいたら、ひいてしまったかもしれません。2,3人ひき殺した可能性だってあります。
現に、このような高齢者の不注意運転で、もう何人も犠牲者が出ています。

CMの高齢者は、さいわい子どもをひき殺すことはありませんでしたが、それは単にラッキーだっただけです。
そんな父親の恐ろしい運転を目の当たりにしたのに、翌日トヨタのお店に行った息子の神経がわかりません。

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ながら運転厳罰化
- 2019/12/01(Sun) -
運転中の「ながらスマホ」などの罰則が、今日から強化されました。
携帯を手に持って通話するのはもちろん、スマホ画面を操作しても、これまで以上に厳しく罰せられます。

スマホ画面の注視がダメなので、純正の車載カーナビでも「2秒以上画面を見続けるとアウト」とのこと。
となるとなかなか厳しいルールですが、その主旨を理解して、安全運転に努めなければなりませんね。

考えてみれば、カーナビを見ながら運転すること自体が、そもそも交通安全に反する行為なのかもしれません。
でも、手元に置いた道路地図を見ながら運転していた時代と比べたら、ずいぶんマシだとは思いますけどね。

運転中にかかってきた電話は、私はハンズフリーで通話していますが、その操作ですら危険はあります。
着信したらまず、誰からの着信なのか、車載の画面を注視ではありませんがチラ見しなければなりません。
さらに、ハンズフリーだとしても、通話自体が運転への集中を少々妨げることは間違いないでしょう。

ただしこれらが、運転中に速度計を見たり、同乗者と会話することとどう違うのかは、わかりません。
ルームミラーで後方を確認すれば、その瞬間は必ず前方不注意となります。言い出せばキリがありません。

どこかに線を引くとすれば、少なくとも「ながらスマホ」だけは厳しく取り締まろういうことなのでしょう。

日頃運転中に、後続車のドライバーがスマホをいじっている様子をよく目撃します。
私が急ブレーキをかけたら後ろの車は確実に追突してくるだろうなと、少々危険な発想が頭をもたげます。
そんなことを考えながら、ルームミラーを注視しながら運転している私も、どうかとは思います。

前ばかり見てたら側方への注意が欠けるし、人間の能力で周囲360度に常に注意を向けるなんて不可能です。
結局、自動運転車がいちばん安全ってことになるんですかね、将来的には。

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羽田空港の断水
- 2019/11/07(Thu) -
羽田空港の第2ターミナルでは、水質汚染(?)が原因で、丸1日半以上、いまも断水が続いています。
受水槽を洗浄し、新たに水を貯めたようですが、水質検査後の給水開始は明日になりそうだとのこと。
その程度の作業なら、昨日のうちにでも終わりそうなものですが、なぜか時間がかかっています。

10年ぐらい前に某ショッピングセンターの受水槽で起きた事件を、どうしても思い出してしまいます。
羽田の件はまったく異なる出来事だと信じたいので、真実を早く詳しく公表していただきたいものです。

断水といえば、9月の台風15号による千葉県の被害や、台風19号のタワーマンション断水を思い出します。
もちろん熊本地震の時の、断水の中での診療を余儀なくされた苦労は、忘れる事ができません。

院内での飲み水は、どこからか買ってきてなんとかしましたが、困ったのはトイレを流す水でした。
さいわい菊陽町の自宅では水が出ていたので、毎朝大きなポリバケツでクリニックに水を運んでいました。
その自宅の水もけっこう濁っていて、炊事には使う気になりませんでした。風呂は我慢して入りました。

ある日出勤したら、水道水の供給が再開されたようで、処置室の流しの蛇口から水が出ていました。
断水中に蛇口を閉め忘れていたため水が出っぱなしだったのです。水不足の折にもったいないことをしました。
これが電気だったら、通電火災の原因になるのかもしれません。以後気をつけます。

大規模空港はどこも、空港の基本的な機能以外に、一種のショッピングモールを併設した空間になっています。
今回の断水は、幸い航空機の運航には影響しませんでしたが、モール部分の営業に大打撃を与えています。
明日には復旧するらしいですが、水質汚染の原因が特定・公表されなければ、なんかちょっとイヤですね。

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イートイン脱税対策
- 2019/11/03(Sun) -
「イートイン脱税」なる言葉を、ネットではよく見かけていましたが、昨日はNHKが取り上げていました。
持ち帰り用として8%の軽減税率で購入したものを店内で飲食し、2%分の消費税を免れる行為のことですね。

これを防ぐために、持ち帰り品とイートインでは、商品の見た目を変えるように工夫する店があります。
ある店では、持ち帰り商品を店の入口のベンチに座って食べる客が後を絶たず、ベンチを撤去したとのこと。

その「脱税」という大げさな表現には、それを非難するというより、面白がっているニュアンスがあります。

同じ商品なのに、持ち帰りと店内での飲食で値段が違うこと自体が、よく考えたらおかしな話です。
イートインの方が高いのが、座席使用料とか下膳やゴミ処理の経費の上乗せならば、納得はできます。
しかし持ち帰りの方だって、使い捨て容器や紙袋のコストがかかるはず。

「消費」税なんですから、どのような方法で消費(飲食)しようと、税金は同額が自然だと思うんですけどね。

「当店ではイートインを廃止しました。お持ち帰りの商品をどこで召し上がるか、当店では関知いたしません」
私が店主ならそんな張り紙を出して、店内外どこで食べようと、すべて軽減税率で対応しようと思います。

これに対して国税当局が文句を言うのであれば、例の奥の手を出します。
「当店内での飲食はイートイン扱いですが、他店内に持ち込んでの飲食は、当店では関知いたしません」

マックとミスドが向かい合って営業しているサンピアンでは、互いの客が向かいの店内で食べればいいのです。

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受験生ファースト?
- 2019/11/01(Fri) -
来年から始まる大学入学共通テストへの英語の民間試験の導入が、突然、延期されることになりました。

この試験は検定料が高く、また試験会場が少ない地方に不利だという問題が、以前からわかっていました。
難易度の異なる試験を合否判定に使うことも難しく、民間に丸投げする文科省の姿勢も批判されていました。

それだけの問題がありながらも導入は決定事項だったのに、萩生田文科相の「鶴の一声」で覆りました。
なんのことはない、大臣が「身の丈発言」への批判をかわすために、苦し紛れの行動に出ただけの話でしょう。

まさに遅きに失した方針転換ですが、これはちょうど、東京五輪のマラソン・競歩の開催地変更と似てますね。

猛暑の中のマラソンを避けるための札幌開催は、医学的には「アスリートファースト」だと思います。
しかし、前からわかっていた猛暑問題を黙殺してここまで突き進んできながら、いまさらひっくり返しますか。
おかげで関係者やアスリートさえも困惑しています。開催地の変更がもっと早ければ良かったのでしょうね。

英語の民間試験の導入延期も、その決断が遅いから騒動になっていますが、もっと早ければ良かったのです。
決定事項を変更できない官僚に、それは不可能。混乱は招きましたが、萩生田氏の決断はヨシとしましょう。

受験生や関係者の批判には耳を貸さなかった文科省の方針が、新参者の大臣の失言で覆されるとは皮肉です。
「受験生の皆様にお勧めできるシステムになっていない」という、萩生田文科相のいまさらな正論が笑えます。

「身の丈発言」が批判されたら真逆の「受験生ファースト」を言い出す萩生田氏って、どんだけ二枚舌なの。

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即位礼正殿の儀
- 2019/10/22(Tue) -
天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が、本日、皇居 宮殿で行われました。
その荘厳な雰囲気や陛下のお言葉と静寂、大人しくしている各国の王や大統領たちの姿も珍しい光景でした。

儀式が始まると雨がやみ、日が差し、しかも皇居の真上に虹が出たと、ほとんど奇跡のように喜ばれています。
虹がどの地域の上空に出ているように見えるかは、見る場所によりけりですが、それはまあいいです。

同じ昭和35年生まれだと口にするのも畏れ多いですが、幼少期からずっと、私と同い年だった天皇です。
早生まれの天皇は1学年上ですが、何かと感慨深いものがあり・・・この話、膨らませるのはやめときます。

今日は特別に、今年限りの休日(祝日扱い)でした。休診日だったので、私はずっとNHKを見ていました。
祝日だから診療してるだろうと、もしかすると来院された方もいたかもしれません。
それだとまことに申し訳ありません。当院は、祝日診療よりも火曜・金曜の休診の方を優先しているのです。

「天皇の即位の日」の5月1日も休日でした。そのおかげで空前の「10連休」が誕生しました。
「前日と翌日を祝日に挟まれた平日は休日となる」という規定が、とんでもない威力を発揮したわけです。

ならば、一昨日の日曜と今日の祝日の間に挟まれた月曜は休みになるのかと、勘違いした方もいるでしょう。
かくいう私も先日、あれ、どうだっけ?と、一瞬自信がなくなって、あらためてカレンダーを繰りましたから。

「即位礼正殿の儀」がもしも10月16日だったら、10月14日の体育の日と挟まれる火曜日も休日になります。
そうなると、土曜から水曜まで5連休になったのですが、その発想は政府にはなかったのでしょうかね。
まあ10連休には懲りましたから、今回はこれで良かったと思いますけど。

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口は災いの元
- 2019/10/18(Fri) -
小学校で、激辛カレーを無理矢理食べさせるという事件が起きました。
この問題を受けて、責任者である校長が保護者説明会で述べたひと言が、たまりません。
「給食のカレーやめます」

いやいやソコですか、反省点は。まさかウケ狙いですか。大炎上を覚悟した上での、一世一代のボケですか。
NHKの「LIFE! 人生に捧げるコント」で、ウッチャン扮する校長先生が言いそうなセリフです。

東京五輪のマラソンの猛暑対策として、IOCが突然、札幌開催を提案してきました。
これを青天の霹靂だと批判する小池百合子・都知事は、「それなら北方領土でやれば」と発言。

これは単なるブチギレですね。面白味も何もない。残念ながら、後々まで残ってしまうレベルの失言です。
おまけにその発言を、失言では右に出る者のいない森喜朗・元総理に笑われる始末。

つくづく思いますが、悔し紛れ・苦し紛れの失言をするほどなら、沈黙を守った方がよほどマシですね。
失言映像は何度も何度も放送されて叩かれ、おまけにネットでは永久に笑いものになります。

「口は災いの元」ということわざは、昔とは比較にならないほど、現代ではとても重要な教えですね。

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ブルーシートで囲う
- 2019/10/16(Wed) -
台風災害で屋根をブルーシートで覆った家々のニュース映像を見ると、熊本地震を思い出して胸が痛みます。
あの地震の直後に降った大雨で天井が落ちて、それが原因で住めなくなってしまったという人がいました。

屋根を覆う以外に、災害や事故現場で犠牲者の姿を隠すために、ブルーシートはよく使われます。
警察や消防関係者らが数名がかりで、四方をブルーシートで囲いながら移動するあのシーンです。

犠牲者の姿を公に晒さないように、とりわけ、撮影をされないようにするためでしょう。
撮影された映像が何度も何度も報道番組で使われでもしたら、犠牲者の遺族もやりきれませんからね。

法律的にはどうなんでしょう。事故・事件の犠牲者の撮影や放送を禁止する規定はあるのでしょうか。
それが明文化されていないのであれば、これはモラルの問題ということになります。
おそらく、かつてマスコミの犠牲者撮影が問題となり、シートで隠すようになった経緯があるのでしょう。
ケータイが普及して、一般人もカメラを持ち歩くので油断なりませんが、元々の原因は報道機関にあるはず。

電車の人身事故現場で、シートの中を映そうとした一般人のことが、最近問題になりました。
しかしこのことをメディアがモラルの問題だと偉そうに論じることには、違和感があります。
もしも事件・事故現場で、犠牲者をシートで隠さなかったら、メディアは撮影を自粛するでしょうか。

仮にメディアが自主規制したとしても、一般人が撮影してすぐネットに上げるでしょうけどね。嫌な時代です。
そういえば私が機上で行った心肺蘇生シーン。誰かが撮影していましたが、アレどうなったんでしょうかね。

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ダムの緊急放流
- 2019/10/12(Sat) -
台風19号のニュースを見ながらこれを書いていますが、あちこちで河川が氾濫し始めていますね。
そこへ追い打ちを掛けるように、各地のダムの「緊急放流」が次々に始まっています。

これは、河川の氾濫を防ぐために放流量を調節するというダムの基本的な機能が、破綻した状態です。

昨年の西日本豪雨では、愛媛県のダムの緊急放流によって下流が氾濫し、8人の住民が犠牲になりました。
緊急放流という、いかにも人為的な操作によって流域の人命を失ってしまったのは、なんとも辛いことです。

しかしそのように思えてしまうのは、「緊急放流」という名称が悪いのです。
緊急放流と聞くと、もう限界なので一気に放流しちゃいますからね、という意味のように誤解されかねません。

そうではなく、これ以上新たに水を貯めるはのはムリです、というダムのキャパオーバー宣言にすぎません。
水が一杯に溜まって、ついにダムの縁から水が溢れ出した状態と考えても、意味はほぼ同じでしょう。

なので「緊急放流」される水量は、降雨によって流れ込む水量そのものであり、それは自然が決めることです。

ならば、素人考えかもしれませんが、事前に多めに放流して貯水量を減らしておけなかったのでしょうか。
なにしろ、太平洋のはるか南方に台風が発生したのはだいぶ前のことですから。
いやそれだけでなく、台風シーズンのダムはいつも空っぽにしておく、なんてのはダメなんですかね。

昨年の愛媛県のダムでは、豪雨に備えて4日前から事前放流を行っていたそうですが、結果的に不十分でした。
放流しすぎてダムが空っぽになったら、雨が降らなかったときに何かと問題が起きるからでしょうか。

治水の難しさはわかりますが、水不足よりも洪水の方が問題だと思うのですが。

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巨大台風への準備
- 2019/10/11(Fri) -
台風19号が接近しています。大きな被害が予想されるため、今日のニュースはほぼ台風一色です。
たぶん明日こそ台風ネタになると思いますが、今日も書いておきます。

この台風は勢力が強いだけでなく、先月の15号と同じ進路をたどりつつあるところが何よりも問題です。
前回の被害から復旧しきれていない家屋などが、また暴風雨に晒されようとしています。辛いです。

地震とは異なってわずかに幸いともいえるのは、台風は、それが近づく日時がわかっていることです。
15号の時は「想定外」の面もありましたが、それを経験した今回、台風被害はある意味「想定内」です。
もちろん、想定できたからといって、暴風雨や高潮などによる被害自体は防ぎようがないかもしれません。
しかし、停電・断水等に備える時間や、逃げる暇だってあります。

各種交通機関は、これまでの経験を踏まえて早めに欠航・運休等を決めています。これは英断ですね。
商業施設の営業停止やスポーツイベントの中止なども、早々と決定しています。残念ですが正しい判断です。
利用者に不便を強いることになるので、台風被害が小さかった場合には不満を訴える人も出てくるでしょうね。
すでに一部の人が、航空便の欠航の判断が早すぎて困ると、ネットに書き込んでいるのを目にしました。

しかし、防災においては、警戒しすぎたことをあとで責めるのは間違っています。
準備や想定が甘くて甚大な被害が出るよりは、警戒しすぎて空振りに終わることの方が、よっぽどマシです。
でも後になって、そこまでやる必要があったのか、的な報道をするメディアがあるんですよね、きっと。

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経産省アプリ使えねぇ
- 2019/10/02(Wed) -
待ちに待った(?)「キャッシュレス・ポイント還元事業」が始まりましたが、全国的にバタバタしてますね。
消費税増税に加えて、軽減税率の導入とポイント還元が同時に始まったせいで、混乱に拍車を掛けています。

ポイント還元による「焼け太り」を楽しみにしてきた私ですが、いま素直には盛り上がれません。なぜなら、

(1)「ポイント還元」とは名ばかりで、多くの決済手段で実質的には「現金値引き」になっている

どっちでも良いじゃん、むしろ値引きの方がスッキリしてるし、とお考えの方も多いでしょう。
しかし、私のようにポイントをあれこれ活用したい人間には、ポイントと値引きでは雲泥の差なのです。
もともと「ポイント還元」と銘打った制度なのだから、ポイント還元を貫いてほしかった。

(2)対象店舗がわかりにくいし、決済手段でも混乱がある

近隣の対象店舗がすぐわかるように、経産省がアプリを作ってますが、これがまあ、使えませんねぇ。
私はあまり汚い言葉を使いたくはないのですが、ネット上の表現をそのままご紹介しますと、「クソ」です。

立ち上げると目立つ場所に検索ボタンがありますが、押しても何も起きません。つまり未完成なのです。
表示される内容に誤りが多いことも、全国的に問題になっています。
日頃よくカード払いで利用する近隣の某店舗は、このアプリでは「d払い」のみ使えると記載されていました。
それは困ると店に尋ねたら、店主も首をかしげている始末。決済手段の誤表示って、致命的ミスじゃないの。

ネット通販では、ポイント還元商品かどうかが一目でわかるようになっていますが、還元方法がまちまちです。
いずれにしても、半年以上前から期待してきたポイント還元制度は、私には期待外れに終わりそうです。

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厚労省の緊急提言
- 2019/09/07(Sat) -
「働き方改革」を主導し、ブラック企業に目を光らせるべき厚労省が、いちばんブラックだという笑えない話。
その厚労省の若手チームによる「緊急提言」が、話題になっています。

中央省庁の中でも、厚労省はそのトップクラスの忙しさだということは、以前からよく知られています。
よくいう「強制労働省」なんて揶揄の仕方以外に、今回の提言では「拘牢省」という言葉を目にしました。

その提言内容をまとめると次の4つのようですが、これは厚労省に限らず普遍的な問題です。

(1)人員不足(業務量が多い)
(2)生産性が悪い(ムダが多い)
(3)不公平な評価(モチベーションが下がる)
(4)劣悪な職場環境

勤務医の長時間労働の問題を私は何度も書いてきましたが、そんなこと厚労省は百も承知なのです。
しかし、年間1,860時間の残業を許容する程度の改革しかできないのは、自分自身が超ブラックだからです。

それでは彼らはどのような改革を提言しているのか。その「具体的提言内容」を見て、少々驚きました。
生産性の向上、人事制度の改善、オフィス環境の改善については、実に細かく具体的に書かれています。
しかし、正当な残業代が支払われるべきだとは書かれていますが、残業したくないという文言がないのです。

結局彼らは、やりがいがあって、合理的で、正当に評価されるのであれば、長時間の残業もいとわないのです。
その考え方、理解できなくはない。しかし、その理屈を勤務医や一般国民に適用しないでいただきたい。

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こじれる日韓問題
- 2019/08/31(Sat) -
日韓関係がこじれています。個人的影響としては、来年あたりに計画していた韓国旅行の中止ですかね。

昨年末、乗り継ぎで仁川(インチョン)空港に短時間滞在しましたが、広くて開放的で快適な空港でした。
ラウンジの料理もまずまず。意外と欧米人が目立ちます。
グラスをセットすると底からビールが湧き上がってくるビアサーバー。面白いけど清潔面がどうなのかは疑問。

何が快適かというと、あちらこちらの日本語表示が、日本人旅行者にとってわかりやすかったこと。
まあ日本の空港や駅などでも、ハングル表示が当たり前になりましたから、それと同じことなんでしょうけど。

島国のわが国からすると、韓国が隣国というイメージはどうしても希薄です。
領土は接していないが排他的経済水域は接している、と言うのであれば、中国もロシアも台湾も隣国です。
なんなら北朝鮮もフィリピンも米国も。

日韓問題の歴史的経緯や課題と対策を、いまここで私が述べるつもりはありませんし、その能力もありません。
しかし、とくに最近の日本政府の態度や意思表示には、疑問を感じます。

「徴用工問題」に対して報復するために輸出管理を強化する、と言い出したのが発端でした。
反対意見もあるでしょうけど、この措置で溜飲を下げた日本人も少なからずいたはず。
徴用工で輸出規制って、率直に言ってスジ違いなんだけど、なにしろ報復なのでスジもへったくれもない。

ところが政府は一転、世間体(国際世論)を気にして(?)、「安全保障上の理由」なのだと言い始めます。
報復?、違うよ、みたいにとぼける官房長官がウソっぽいのはお約束。
ポロッと出た本音を建前論で取り繕うという見え透いた論法には、日本中どころか世界中が気づいています。

「日韓基本条約問題」が解決する兆しがまったく見えません。私の韓国旅行も、しばらくお預けですな。

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あおり運転、録画済
- 2019/08/26(Mon) -
帰宅途中に、あおり運転を目撃しました。今日の夕方のこと。その顛末はこうです。

私の前を走る車(ドイツ車)の前に、左の路地から別の車(国産車)が、やや無理目に合流してきました。
危険というほどのタイミングではないのですが、ドイツ車は急減速を余儀なくされ、多分ムカついたはずです。

案の定、ドイツ車は国産車の後ろにピッタリとくっつけ、不満をアピールします。まあ、そうなりますかね。
国産車はしかし、鈍感なのか反発なのか、まったく加速せず、ドイツ車のあおりを無視する格好です。

少々きな臭い雰囲気になったので、私は少し減速して、それらの車から目一杯車間距離をとります。
ドイツ車はパッシングしたようで、国産車の後部に光が反射したのが見えました。
両者の間隔は2メートル以内でしょうか。かなり危険な雰囲気です。私はさらに、減速して様子をみます。

ここに至ってもなお、国産車は加速せず、むしろノロノロ走っているように見えます。
それどころかいきなり急停止して、ドイツ車が追突してくるのを狙ってるんじゃないかとさえ思えてきます。

万一事故が起きた時にどちらに責任があるのか、私のドラレコの映像がたぶん、その証拠となるのでしょう。
なんなら報道番組で使ってもらっても結構です。

私自身、他の車に割り込まれるのが嫌いなので、自分でも無理な割り込みをしないように注意しています。
後続車に迷惑なので、右折専用レーンでないところでは、なるべく右折しないようにしています。

あおられたくなければ、そのキッカケになりそうな運転をしないことです。
冒頭のドイツ車も褒められた行為ではないですが、私はむしろ国産車の運転手の方に猛省を促したい。

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あおり運転犯人逮捕
- 2019/08/18(Sun) -
例の常磐自動車道の、あおり運転&暴行の容疑者が、やっと逮捕されました。まずは良かった。
さすがに日本の警察は、よく見つけましたね。そこはアッパレです。
ただ、その容疑者確保場面にメディアが密着して撮り続けた報道映像を見て、ガッカリしました。

全国指名手配され、ついに確保される段になってあわてて自首しようとする往生際の悪さに、ではありません。
警察官たちが容疑者をさっさと逮捕したいところを、ずっと撮影して邪魔しているメディアに対してです。

あの傍若無人な容疑者は、なんなら少々手荒な手法で逮捕しても、日本中のほぼ全員が許しますよ。たぶん。
それができなかったのは、ずっと撮影されていたからでしょう。そこんとこカメラマンは忖度しなきゃ。
最終的に警察車両に乗せられた容疑者が、車の中でどのように扱われたか、そこはもう私は気にしません。

今回の事件の詳細はまだわかりませんが、あおり運転にはしばしば、ちょっとしたキッカケがありますよね。
進路を邪魔されたとか、クラクションを鳴らされたとか、何かにブチ切れて、あおり運転が始まります。

あらかじめお断りしておきますが、いかなる理由があっても、あおり運転は許される行為ではありません。
しかし、少なくとも私は、運転中に他の車にイラつくことが日常的によくあります。
ひどく危険なタイミングで割り込まれたら、場合によっては、クラクションを鳴らすことも希にあります。

でもそんなことが、逆に割り込んだ車の運転手を逆ギレさせたりする可能性を考えるべきでしょう。
どちらが悪いかという問題ではなく、キレやすいドライバーをキレさせないように注意するしかありません。
誰がキレやすいかがわからないので、日頃からつねに、他の運転手を刺激しないように心がけるのみですね。

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グループ分け問題
- 2019/08/03(Sat) -
経産省は、輸出管理上の国別カテゴリーの名称を見直すようです。
「ホワイト国」を「グループA」に、「非ホワイト国」を、「グルーブB, C, D」に再分類するとのこと。

惜しい!。隣国の批判をかわそうという意図が少しでもあるのなら、もう一工夫して欲しかった。
たとえば「ホワイト国」を「グループB」にして、韓国は「グループA」、その他は「グループC」にする。

その定義は、もちろん、こうです。
グループAは、輸出管理上の優遇措置はないが、日本にとってもっとも重要な貿易相手国。
グループBは、輸出管理上の優遇措置はあるが、ただそれだけの一般的な国。
グループCは、それ以外の国。

ま、そんな子ども騙しが通用するとも思えませんが、今回の名称変更は少なくとも、効果的ではないですね。

ANAでは昨年10月から、搭乗の優先順位を「グループ」で表示するようになっています。
グループ番号は保安検査証に印字され、それを見た乗客は、自分が上客かどうかをあらためて知るのです。
詳細は省きますが、あのグループ順の搭乗こそ、ドヤ顔と羨望とムカツク気持ちが入り交じる瞬間ですよね。

でも、搭乗順がどうであれ、座席は完全に決定しています。自由席はありません。
であるならば、後方の座席の乗客から順に乗せるのが、間違いなくいちばん効率がいいのですけどね。
荷物を物入れに上げる間、他の乗客の流れを止めて待たせる問題は、その方法でしか解決できません。

現状では、自分の座席の真上の物入れに確実に荷物を入れるためには、なるべく早く搭乗する必要があります。
なじみの客(出張族のオジサンたち)には、労をねぎらって早く乗れる優先順位があてがわれているわけです。
このグループ分けは決して、その人の人間性・人格・功績等を評価したものではないのです。

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かんぽ生命のノルマ
- 2019/07/31(Wed) -
「かんぽ生命」の不適切販売に関して、日本郵政は過去5年分の全契約3千万件を調査すると発表しました。
当然それぐらいやってもらわなければなりませんが、恐ろしく手間ひまと費用がかかりそうですね。

日本郵政は今年度の営業目標を廃止するとのことですが、民間企業がそんなことして大丈夫なんでしょうか。

ノルマというとどうもネガティブなイメージですが、どんな業種にだって良い意味で数値目標はあるはず。
それを達成できなかった労働者が、いったいどのような目に遭うか、問題はその内容でしょう。

目標達成者にだけ報奨金を出す場合であっても、相対的には、非達成者が冷遇される制度とも言えます。
結局、仕事をしている人たちはみな、多かれ少なかれ、実質的なノルマに縛られているのです。
もしも、ノルマなし、成績は報酬や評価には一切結びつかないとなったら、逆にやる気出ないでしょう。

国営の「日本郵政公社」が、民間企業「日本郵政株式会社」として民営化したのは、2007年10月1日でした。
くしくもこの日は、公務員(熊本市職員)だった私が民間の診療所を開業した日です。

市民病院時代も今も、いつも自分に課した目標や課題があります。それは良い意味でのノルマです。
郵政だって民営化前の時代からノルマはあったでしょうけど、きっと民営化後には過酷になったのでしょう。

かんぽ生命の契約者に不利益が生じたのは10万件以上とか。今後のお詫びなり返金なりの作業も膨大ですね。
営業職員には、顧客にお詫びに回るノルマが課されたりして。

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不毛な「開票速報」番組
- 2019/07/21(Sun) -
不毛な番組なのにいつも見てしまうのが、「開票速報」です。今夜も途中まで(眠くなるまで)見ました。

開票結果はやがて出ます。翌朝テレビかネットで結果を確認すれば、それで十分なはずです。
大事なのは、選挙結果を踏まえて、日本の政治経済や社会外交問題などの方向性を議論することだからです。

それなのに、誰それが当確だの獲得議席がどうのと、途中経過をいちいち報じる意味なんてあるんでしょうか。

これがスポーツなら、翌朝その試合の結果だけを知ればよい、というものではありません。
白熱するゲーム、選手のプレー、そして勝敗の行方を、手に汗握って見守り応援するのが楽しいからです。

一方で開票速報においては、候補者はもう戦ってはいません。戦っているのは選管の職員です。
国民と候補者は、投票の集計作業を見守り、勝敗が決するのを待つのみです。

そもそも、開票結果を深夜に「速報」されても、翌朝報じられても、国民生活にほとんど差はないですね。
むしろ、途中経過をいちいち報じない方が、国民の寝不足を防ぐ意味では、国民のためになります。

将来、完全ネット投票となった場合には、午後8時の投票終了時刻=全候補者の当落確定時刻、となります。
8時からの選挙番組では、当選者や与野党の獲得議席数を元にした、有意義な議論が行われるはずです。
それこそが「開票速報」のあるべき姿でしょう。早くそうなってほしいものです。

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ハンセン病差別への謝罪
- 2019/07/13(Sat) -
ハンセン病の元患者らに対する国の賠償責任を認めた熊本地裁の判決を受けて、政府は控訴を見送りました。

安倍首相は謝罪しましたが、しかしその謝り方に問題があり、かえってメディアからの批判を浴びています。

「今回の判決では、いくつかの重大な法律上の問題点がありますが、・・・」という前提がダメなのです。
「判決には不服があるが患者救済を第一に考えた」と謝罪されても、誠実な気持ちを感じません。

国にも言い分はあるのでしょうけど、少なくとも謝罪をする場においては、言い訳などすべきではありません。

控訴しないという温情を見せて、選挙に有利に持っていこうとしたのであれば、残念ながら逆効果です。
そのずるいやり口は、国民にとっくに見透かされています。
選挙を考えるのならなおさら、「判決への不服」など口にせず、真摯な態度で謝罪だけすれば完璧だったのに。

良くも悪くも、いまの安倍政権は圧倒的に強い力を持っています。そして強ければこそ、優しくなれるはず。
過去の自民党政治や官僚を少々批判しても、安倍首相の立場が危うくなることはないでしょう。
選挙結果がどうなるかわかりませんが、今後の安倍首相には、歴史に残る善政を敷いていただきたい。

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印刷ミス
- 2019/07/04(Thu) -
参議院選挙の期日前投票に関連して事務的ミスが判明し、熊本市の選挙管理委員会が謝罪しました。
投票宣誓書の住所欄に「中央区」と表記されたハガキを、「北区」の有権者11万人余りに郵送したとのこと。

このようなミスが起きたとき、そのチェック体制の不備が問題になります。今回の件では、
(1)印刷会社でミスが起きた
(2)市の担当者(1人)がそれに気づかず、上司も見落とした

ニュースでは、印刷会社が「北区」と「中央区」の表記を取り違えたと言ってますが、あり得るのでしょうか。
私の最初の疑問は、選管は印刷会社に、ハガキをどのように発注したのかということです。
「北区」や「中央区」など、それぞれ別々の原稿を用意して、それぞれ印刷枚数を指定したのでしょうか。
それとも、原稿は1つだけ用意して、「区名」の部分だけ変えて指定枚数だけ印刷するように発注したのか。

詳細不明なので憶測ですが、印刷ミスを誘発しかねない発注の仕方じゃなかったのかと、思えてなりません。

市の担当者は、まさかと思うようなミスを見逃したわけですが、案外起こり得ることだと思います。
誤字脱字の発見に集中していると、堂々と「中央区」と書かれている間違いには気づかない可能性があります。

「上司も見落とした」とされていますが、上司のチェックなど形ばかり。ダブルチェックにはなりません。

今回は文字数の少ないハガキ文書だったので、ダブルチェックなど不要だとタカをくくったのでしょうか。
しかし、担当者が2人いたとしても、並行して2人で手分けしたのであればダブルチェックにはなりません。

そもそも、ダブルチェックによるミス検出率に、相乗効果はありません。せいぜい相加効果です。
いやそれどころろか私は、ダブルチェックほど有害無益なものはないと、日頃から思っています。
相手のチェックに依存してしまい、互いに責任感と緊張感を失うからです。

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「無給医」問題
- 2019/06/29(Sat) -
大学病院で診療をしながら給与が支払われない「無給医」について、国が今回初めて、その存在を認めました。

オカシな話ですね。無給医なんて、はるか昔から「存在」してましたけど。
その存在を認めたくなかった文科省がやむなく調査したら、やっぱり存在していたという、とぼけた顛末です。

全国108の国公私立大学付属病院をすべて調べたところ、無給医が2,191人いたとのこと。
これには驚きました。たぶん、日本中の医師が驚いていると思います。こんなに少ないのかよと。
実際に今回の調査でも、無給には合理的理由があるので無給医とは認められない医師が3,594名いました。
調査中とされた1,304人も併せると、約7千人の無給医またはその疑いのある医師が存在するようです。

なぜこんなことがまかり通っているのか。医局制度が問題だと言う人もいますが、それは一面にすぎません。
マンパワーは欲しいけど人件費に割く予算がないという、大学病院の台所事情もあるでしょう。
無給でも診療経験を積みたい医師が多いのも好都合。一定の経験が無ければ専門医の資格も取れませんから。

しかし私に言わせれば話はもっと単純です。文科省の理屈では、診療は労働とみなされていないのです。

以前も書いたように、少なくとも私が勤めていた大学病院では、残業手当が1円も出ませんでした。
大学病院の医師の仕事は教育であって、診療はその実習教材管理のような位置づけなのです、文科省的には。
だから、教育に携わっていない医師が診療に従事しても、そりゃ当然、給料は払えないでしょうね。

ところが今回の調査を経て、このご時世やっぱり無給医はマズイでしょう、という流れになりそうです。
つまり、診療に対しては対価を払うべき、ということになったわけで、これは大きなパラダイムシフトです。

次には、大学病院の勤務医には正当な残業手当を支払うべきだ、という話がきっと出てきます。
彼らの残業は、月100時間200時間はザラです。これはもう、膨大な額になります。
無給医の労務問題をキッカケにして、もしかしてパンドラの箱が開いてしまったかもしれませんね。

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運転と意識消失
- 2019/06/27(Thu) -
泉佐野市で今日、バスが乗用車と衝突する事故がありました。運転手の意識障害が原因の可能性があります。
不幸中の幸いは、死者が出なかったことと、運転手が意識を失ったのを目撃者した乗客がいたことでしょう。

その乗客がいなければ、運転手の居眠りや脇見や運転操作ミスや故意までをも考慮せねばなりませんでした。
事故現場は関空連絡橋に近く、G20のため来日した海外要人を狙ったテロの可能性も排除できません。
しかし、運転手が交差点で意識を失っていたとすれば、その原因は急病ということになります。

持病の報告はなく、先月の健診でも問題は無かったそうですが、それでも病気の可能性は全く否定できません。
どのような病気にも、初発というタイミングが存在します。
初めての重症不整脈や心筋梗塞、あるいは大動脈解離や脳血管障害の可能性だってあるわけです。

精密な健康診断によって、それらの疾患を起こしうるヒントが得られていた可能性はあるかもしれません。
しかし可能性を言い始めたらキリがありません。一定年齢以上で、前述した疾患のリスクの無い方は少数です。
わずかでもリスクがあれば念のため運転禁止という規定にしたら、世の中にドライバーはいなくなります。

まったく予測していなかった意識消失や急死を、身近な方や担当患者さんで経験したことが何度もあります。
そんな意識消失で自損事故を起こしたり風呂で溺れてしまった人からも、直接話を聞いたことがあります。

健康管理や健康診断はとても大事ですが、万能ではないと言うことです。
持病はないと思われていた人の急病であれ、高齢者の運転ミスであれ、その結果起きてしまう事故は同じです。

ならば世の中が進むべき方向は、ドライバーが意識を失っても事故が起きないシステムを作ることでしょう。
メーカー各社が開発中の自動運転車に期待するのは、便利よりもまず、絶対的な安全ですね。

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カーボンニュートラル
- 2019/06/24(Mon) -
時節柄、ビールの話題が多くなってしまいますが、今日はまず、「コロナビール」のパッケージの話から。
缶の上部と底に溝が切ってあって、ねじって接合できるようにしてあるとか。
これによって、缶を縦に数個繋げて長い棒状にして、包装なしで持ち歩くことができるとのこと。考えたね。

一番下の缶の底にキャスター付きのキャップでもはめたら、ゴロゴロ引きずることもできそう。
ただしその場合、あとですぐ開けたらビールが吹き出す可能性あり。しばらく冷蔵安置が必要ですね。

最近とくに問題視されているプラスチックゴミ。これを減らすのが、コロナビールの缶接合作戦の目的です。
商品デザインの工夫によって包装を減らすとは、すばらしいアイデア。今後どんどん広がると良いですね。

お茶のペットボトルだって、両サイドに縦溝を付けて、上からスライドして繋げる手があるかもしれません。

セブンイレブンが、おにぎりのプラスチック包装をバイオマスプラスチック素材に切り替える方針とのこと。
少し前には、レジ袋を廃止すると報じられたばかり。プラスチックの使用はどんどん減らされるようです。

世の中の流れは、「石油由来」の素材を減らして「植物由来」の素材に切り替える方向に向かっています。

でもね。私がいつも引っかかるのは、石油だって植物由来じゃないのかってこと。
厳密には、植物か動物かはわかりませんが、いずれにしても生物が海底に堆積したものが原油の元のはず。
石油由来はダメで植物由来はヨシ、とする理屈が私にはどうしても理解できません。

バイオマスプラスチックは「カーボンニュートラル」だから地球環境に優しいのだ、と言われます。
その分解時に排出される二酸化炭素は元々大気中にあったもので、再度植物に取り込まれるからだそうです。

しかし私に言わせれば五十歩百歩。原油の炭素だって、太古の昔には大気中にあった二酸化炭素のはず。
カーボンニュートラルかどうかは、二酸化炭素の吸収速度の違いしかありません。
どうして人間って、自分のスケールでしか物事を判断しないのでしょうね。
地球のスケールで考えたら、石油もバイオマスも紙も、全部ニュートラルだと思うんですけどね。

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着陸機の前を横断
- 2019/06/17(Mon) -
羽田空港で、着陸機が近づく滑走路上を別の航空機が横切ったという、重大インシデントが報じられました。

これを聞いてすぐに、直進していた自動車と対向車線の右折車が接触した、大津市の事故を思い出しました。
自動車の「右直事故」の多くは、右折車の運転者の判断ミスが主な原因ですが、航空機の場合はどうでしょう。

航空機はすべて、離着陸はもちろん地上の移動も、管制官からの指示に基づいて行っています。
着陸態勢のスカイマーク機にも、先に着陸していたANA機にも、同じ管制官から指示が出ていたようです。
つまり、前者にはA滑走路への着陸を許可し、後者にはそのA滑走路を横切ってヨシと言ってたわけですか。

件のANA機はバンクーバー発のNH116便。東側のC滑走路に北向きに着陸(RWY34R)したようです。
でもって、北側の誘導路を国際線ターミナルに向かって移動すれば、どうしたってA滑走路を横切りますね。

このとき、両機の距離は8km、スカイマーク機から滑走路まで5kmだったといいます。
ANA機がサクッと横断すれば問題の無い距離だと判断して、管制官は横断を許可したのかもしれません。
しかし、そこ数分の事ですから、ANA機は誘導路上で待機させるという安全策をとってもらいたかった。

今から着陸しようと滑走路に近づいてよく見たら、向こうの方で別の飛行機が前を横断してるわけでしょう?
あの飛行機が滞りなく横断するならたぶん大丈夫だろう、なんて思いながら着陸するのはイヤですよね。

自動車の場合でも同じです。対向車線の右折車の挙動には、十分すぎるぐらいに注意が必要です。
こっちが直進するよりも先に右折してしまおうなんて、思ってないだろうな、おいアンタ、ぜったい動くなよ。
そんな風ににらみを利かせつつ、右折車が完全に停止しているかどうか目視しながら、身構えて走りますよね。

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間抜けな計算間違い
- 2019/06/11(Tue) -
金融庁の報告書問題と比較すると、防衛省の「イージス・アショア」問題はなんとも低次元ですね。

地形を調べるのに「グーグルアース」を使ったのもどうかとは思いますが、縮尺に気づかないとは呆れます。
垂直方向と水平方向の縮尺を変えて表示する断面図など、世の中に珍しくもないでしょうに。

その図を定規で実測して「三角関数を使って」仰角を算出し、しかも分度器でも確認したという間抜けぶり。
間違っている原図を元に、別の2種類の方法で確認したところで、ダブルチェックにはなりませんから。
むしろ誤った結論に、根拠の無い確証を得ただけです。さぞかし自信満々の「仰角」だったことでしょう。

常識のない担当者が、やっつけ仕事で作った報告書なのか。それともひどく眠くて、頭が回ってなかったのか。
まさかとは思いますが、その担当者って、あの居眠り職員じゃないですよね。

このオソマツな計算間違い問題は、居眠りオプションが付いたためにワイドショーが食いつきまくっています。

ただ、あの居眠り職員を、メディアはあそこまで晒し者にしなくてもいいんじゃないの。
もうすでに、動画も静止画も無限に複製されて世界中に拡散してしまっていますから、手遅れですけどね。

地元説明会で、怒った住民が怒鳴ったところまでは、状況を考えれば理解できます。
しかしその居眠りシーンを、まるで面白おかしく何度も何度も放送するのはいかがなものか。

岩屋防衛省は、「誠に緊張感を欠いた不適切な行為であったと思います」と詫びました。
ですけどね、よく国会中継で見かける議員の居眠りとは異なり、官僚の居眠りには私は少し同情的です。
官僚だって、いやむしろ官僚の方が眠いのです。あなたたち政治家の国会準備のために、寝不足なのです。

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年金では足りません
- 2019/06/10(Mon) -
当院の職員の給与は、私が毎月計算して、銀行のビジネスバンキングで振り込んでいます。手作業です。
まず、基本給等に加えて、残業時間は分単位で表計算ソフトに入力して手当を計算し、総支給額を算出します。
さらに専用ソフトを使い、社会保険料や住民税と所得税等を差し引いて、差引支給額を決めます。

残念なことに、たくさん支給したつもりの給与が、あれこれ「控除」された挙げ句ずいぶんと目減りします。

そのさまざまな控除の中でも、どうしてここまで巨額なのかと思えるのが、厚生年金保険料です。
これは私自身がサラリーマンであった頃から、給与明細を見るたびに思ってきたことです。

ついでに言うなら事業主は、従業員から天引きした社会保険料の合計の、倍額を納付しなければなりません。

さて、いまホットな話題は、金融庁の「夫婦で95歳まで生きるには貯蓄が2千万円必要」という報告でしょう。
公的年金だけでは老後の生活はまかなえませんよと、年金の破綻をも示唆する、ある意味バカ正直な試算です。

これに対して批判が集中すると、首相も財務相も、この報告が「不適切」だと切り捨ててしまいました。
たぶん、このような重要なことを不用意に国民に知らせたことが不適切だったという意味でしょう。

もちろんそんなことは、国民もだいぶ前から薄々気がついているわけで、金融庁の報告にもさほど驚きません。
ただ、あからさまに、年金じゃ足りませんからね、と言われるとムカツクのです。
毎月バカみたいにたくさん保険料を支払っているのが、アホ臭くなるのです。

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人口減少と失言
- 2019/06/07(Fri) -
厚労省が発表した人口動態統計によれば、昨年の出生数は過去最低、死亡数は戦後最多を更新したようですね。
出生数と死亡数の二つは切り離して考える必要はありますが、いずれにしても、人口減少まっしぐらです。

死亡数が増えるのはまあ、しかたない。これは高齢化の「結果」ですから。
やはり問題は出生数。ひと頃よりも少し増えていた合計特殊出生率が、この3年は連続で低下しています。
これだけ少子化が問題になっているというのに、どうしてまた出生数が減り続けてしまうのでしょう。

おりしも、桜田義孝・前五輪相の「子どもを最低3人産むように」という発言がまた、問題となっています。
出生数を増やすためとはいえ、あまりに直接的で気配りのない「解決策」を提示すれば、叩かれるのです。

たしかに、子どもを産むことは強制されるものではないし、それに、出産・育児や職場復帰はたいへんです。
さらに個人的理由や多様な価値観を尊重する意味では、出産するかどうか自体が個人の自由です。

しかし、人口減少を食い止めるためには、合計特殊出生率を2.07以上に上げなければなりません。
産まない事情のある方には強制できないので、産むつもりの人にたくさん産んでもらうしかありません。
それによって目標の出生率に達するためには、1人の女性が1人か2人産んだのではまったく足りません。

桜田氏の舌足らずな発言は、「産むからには3人お願いしますよ」という意味だったと私は解釈します。

一番大事なのは、3人以上でも産み育てやすい社会を作ることです。
その上で、どんな言葉で「3人以上産みましょう」と国民に訴えるか。そこが政治家の腕の見せ所でしょう。
政治家らの失言をメディアが鬼の首を取ったように叩くという悪循環からは、そろそろ抜け出すときです。

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重大インシデント
- 2019/06/05(Wed) -
「全日空機が1万メートルを急降下 重大インシデント」
米国から成田に向かっていたANA機(171便)のトラブルが、このような見出しで報じられました。

これだけ聞くと、エンジントラブルかなにかで1万メートルも急降下したのかと、ドキドキしてしまいます。
きりもみ回転しながら急降下、あわや墜落か、機内大パニック、けが人多数、なんて事態まで想像します。

ですが実際にはそうではなく、与圧システムが故障したので緊急で降下しましたよと、それだけの話です。
重大インシデントは空調の故障であって、降下は被害を最小限にするための回避操作にすぎません。

ただし高度1万3千メートルで与圧システムが故障したら、気圧低下のために乗客乗員の身に危険が及びます。
気圧に比例して酸素分圧も下がるからです。一定以下の低酸素になれば、人は意識を失います。

さいわい今回のANA機では、機内の急減圧はなかったため、酸素マスクは使わなくて済んだようです。
降下による気圧の復帰も早かったのでしょう。それも機長の迅速な判断と的確な操縦操作あってのこと。
だからこそ冒頭のような見出しは、本質を見誤ったものです。いや、故意かもしれませんね、あの表現は。

誤解を招く覚悟でキャッチーな見出しを盛るメディアのあざとさは、今に始まった事ではありません。
それがバラエティー番組ならまだしも、報道番組やニュース記事なら、節度をもって正確に報じてもらいたい。
NHKの見出し「全日空機 飛行中に客室内の気圧下がるトラブル」はその点、正確。インパクトに欠けるけど。

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泉佐野最終キャンペーン
- 2019/05/25(Sat) -
泉佐野市のふるさと納税サイトで、「泉佐野史上、最大で最後の大キャンペーン!」なるものが始まりました。

佐野史郎を思い出しながら詳細を読んでみると、これがひどい。
なんと「返礼率50%+Amazonギフト券20%」という、合計70%のあり得ない返礼率をぶちかましています。

前回の60%が「最後っ屁」だと思ってたのに、もっとヒドイのをひり出して来たって感じですね。
ただ、前回は「あっぱれ」と思ったのですが、今回はちょっと印象が違います。なんか、やな感じ。

泉佐野市を含む4つの自治体が、6月1日から、ふるさと納税の制度から除外されることが決まっています。
6月からは総務省に従うと言ってるのになぜ新制度の対象から外されたのかと、泉佐野市は息巻いています。
その理屈はわからないでもないですが、自分が蒔いた種でしょう。あなたは総務省に喧嘩を売ったのですよ。

泉佐野市は、この非常識とも思える「最終キャンペーン」の趣旨を2つ挙げています。
(1)住民税控除対象とならない除外期間に逸失するであろう寄附額の補填
(2)これまで泉佐野市のふるさと納税事業に参加してくれていた地元民間事業者の救済・雇用の維持

こんなこと言うから、やな感じがするのです。私は賛同できません。
さんざん荒稼ぎしてきたというのに、逸失益の補填を求め、市民ではなく返礼品調達業者を心配してやるとは。

こうなったら、泉佐野市への抗議の意味を込めて、泉佐野市から70%の返礼品をむしり取ってやるのみです。
さて、今度は肉にしますか。さっそく、ポチッと。

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運転と高齢者
- 2019/05/20(Mon) -
池袋の母子死亡交通事故の加害者の「元院長」が、入院していた病院から退院する姿が報じられました。
上級国民だから逮捕されないのか、などと批判されていた方ですが、私としてはすっかりトーンダウンです。
元院長のあのひどくおぼつかない足取りを見たら、もう逮捕しなくていいです、って言いたくなりました。

ただし、あの状態でよく運転できていたものだ、運転が許されていたものだと、そっちの方ですよね、問題は。

ご本人は「ブレーキが利かなかった」と言ってますが、適切なペダル操作ができていたのかは、ちょっと疑問。
あの歩きぶりを見てしまうと、どうしても疑いの目になってしまいます。さて、真実はいかに。

自動車には人間の何百倍もの力があり、それを我々はわずかな右足の力で軽々とコントロールしています。
ブレーキもハンドルも、もはや運転者の脚力や腕力とはほぼ無関係に、容易に制御することができます。

運転操作に必要な筋力はどんどん小さくなり、その反対に車のパワーはどんどん大きくなります。
そのギャップ、すなわち人の力の増幅度が大きくなればなるほど、わずかなミスが大きな影響をもたらします。

筋力と反射神経と判断力が低下しても、今の車は易々と運転できてしまい、ある意味、凶器となり得ます。
今回の事故はその典型的な事例であり、大きな問題提起となりました。免許の自主返納も増えているとのこと。

たしかに高齢者の運転を制限することも大事ですが、急病や不可抗力による運転操作ミスだって起きるはず。
これからの時代、車自体の安全機構を充実・高度化する方向こそが、本筋でしょう。
自動運転車が普及する時代には、今回のような悲劇は起きなくなるのだろうと期待します。

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バス暴走事故
- 2019/04/22(Mon) -
神戸市で昨日、市営バスが歩行者を次々にはね、多数の死傷者が出ました。
バスが信号を無視して横断歩道に突入したという、これまでに聞いたことも無いような惨事です。

ドライブレコーダーの記録によると、バスはバス停を出て赤信号で止まらず横断歩道に進入したようです。
現場に目立ったブレーキ痕がないので、人をはねながら、しかしブレーキを踏まなかった可能性があります。

もしかすると、運転手がインスリン注射を行っていた糖尿病患者であったことが、問題になるかもしれません。
事故の直前に低血糖による意識障害を起こしていなかったのか、その疑問はどうしても残ります。

「ブレーキを踏みながら発進の作業をしていたが、急発進してしまった」と、運転手は供述しています。
これがドラレコ映像と矛盾するのかどうか、よくわかりませんが、疑問はあります。

運転手の言う通りであれば、ブレーキペダルに乗せていた足が浮いて、バスが動き出したのかもしれません。
バスって、バカでかいシフトノブのイメージがありますが、最近はオートマなんですね。知らなかった。
巨大なディーゼル車ですから、クリーピングで動き出しただけでも、かなりの運動エネルギーがあるでしょう。

ちょっとしたミスで重大な結果をもたらすことを考慮すると、バスのオートマって、考えものですね。

「急発進してしまった」というのであれば、足がアクセルペダルに触れてしまったのかもしれません。
事故の直前、停車中のバスに乗り込んできた観光客に地図を見せていたという、ドラレコ映像もあるようです。
親切な行為があだとなり、足がブレーキペダルから離れたのだとしたら、あまりにも悲しい出来事です。

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喫煙ルーム問題
- 2019/04/21(Sun) -
来月、定例の会合で福岡に行くので、新幹線のネット予約をしました。
最近は、飛行機に乗ることは多いのですが、新幹線はかなり久しぶりです。
で、JR九州のサイトを見ていて驚いたのですが、新幹線の車内にはいまだに「喫煙ルーム」があるんですね。
列車のような閉鎖空間で、あえて喫煙者に便宜を図るというのは、いまどきどうなんでしょう。

喫煙ルームの排気システムや周辺環境などについては検証が必要です。来月レポートします(たぶん)。

飛行機なんて、とっくに全面禁煙になっています。その意味では、新幹線よりもずっと進んでいますね。
愛煙家の方々におかれましては、空の旅はさぞかし辛いことでしょう。

熊本空港に行くといつも、制限エリアにある細長い喫煙ルームにずらっと並んだ背広の方々を目にします。
搭乗のギリギリ直前までニコチンを補給しておこうという、往生際の悪い方々です。

そんな人たちが、タバコの火を消した数分後には搭乗するとなれば、心配なのは三次喫煙です。
毛髪や衣類に付着したニコチンその他の化学物質が機内で再放散し、乗客が受動喫煙してしまうからです。
飛行機には、子どもが乗っているかもしれないし、呼吸器疾患の方がいるかもしれません。

隣の席から強いヤニの臭いがした経験があります。その時私は他にもいろんな有害物質を吸い込んだはずです。

機内での三次喫煙を少しでも減らすために、保安検査後の制限エリア内を全面禁煙としてはどうでしょう。
さらに、金属探知機のゲートの手前に、エアシャワーのゲートも設置すれば効果的ですね。
最近ときどき見かける、円筒型のボディースキャナーに全方位エアシャワーを組み込めば最強です。

胸ポケットのタバコそのものも臭うので、なんなら機内持ち込み制限品に指定していただいても結構です。

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高齢者事故とEDR
- 2019/04/20(Sat) -
後方確認不十分のまま車をバックしていたら、衝突しそうになって急ブレーキを踏んだのに車が止まらない。
そんな夢を私は時々見ます。もう何度も見ました。
満身の力を込めてブレーキペダルを踏み込むのですが、グニュっとした感触がするばかりで力が伝わりません。
そこで目覚めます。体には力が入ったままです。

高齢者が運転していた車(プリウス)がまた、悲惨な事故を起こしました。運転ミスの可能性があります。
こういう場合に役立つのが「イベント・データ・レコーダー(EDR)」のようです。
EDRとは、エアバッグが作動するような事故の場合に、車両データが自動的に記録・保存される装置です。
車の速度・アクセルの位置・ブレーキペダル踏み込みの有無等は、エアバッグ作動の数秒前から記録されます。

この装置が信頼できるとすれば、運転手のミスの有無は確実にわかります。
そして、過去の多くの高齢者による事故はほぼ、運転手の操作ミスによって起きたことが立証されています。
今回の運転者が「アクセルが戻らなくなった」と言ってることの真偽は、やがてわかるでしょう。

ただ、もしも車の誤作動でアクセルが戻らなくなった場合に、EDRはそれをどう認識するのでしょうか。
アクセルペダルの位置記録だけで、車の不具合なのか運転者が踏んでいたのかを区別できるのでしょうか。
そのような一抹の不安(疑問)はありますが、まあ今回は、総合的に見て運転者のミスっぽいですね。

「ワシゃまだ運転できる!」的な高齢者が、自分でもわかっていながら運転を続けるケースはよくあります。
人に意見されればされるほど、意固地になって運転してしまうのです。
ならば法的に諦めてもらうためにも、毎年実技試験を課すなどの免許制度面の抜本的対策が必要でしょう。

今回のプリウスにはEDRなんていう装置はあったかもしれませんが、自動ブレーキはなかったのでしょうか。
アクセル踏みっぱなしで一般道を爆走するような異常運転を、そのEDRは黙って記録していたのでしょうか。
最新鋭のハイテク自動車なのに、安全設計がチグハグな気がします。

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