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ガス爆発事件
- 2018/12/18(Tue) -
札幌市のガス爆発事故は、除菌消臭用のスプレー缶によるものでした。その120本という本数にも驚きます。

廃棄するスプレー缶の中身を空にするためにガスを排出していた行為に、悪気はありません。
ただ、そのガス抜き作業を室内で行うことが危険であることを知らなかったか、甘く見ていたのでしょう。
不動産会社の店舗改装前の準備のつもりが、改装どころか破壊焼失することになってしまいました。
多くの人がケガをしたようですが、死者が出なかったことは不幸中の幸いです。

私なら、ガス抜きは屋外でするでしょうけど、偉そうなことは言えません。
缶に関連したことで言うなら、つい7,8年前には、けっこう危険なことをやってたからです。
それはBBQの準備で炭の火をおこすために、カセットコンロを使っていたことです。
網の上に炭をのせてコンロで焼くと、すぐに着火するので便利でした。しかしこれは、とても危険な行為です。
熱量の大きな炭が、コンロのカセットボンベを加熱するからです。一歩間違えたら缶が爆発するところでした。
そのことをネット記事で知り、すぐに止めました。これはホントに、絶対やってはいけません。
現在は、「煙突効果」を応用した火おこし器を使っています。安全で簡単で、しかもけっこう早いですね。

小学生の頃、近所の空き地でときどき友達とたき火をしていました。今の時代ならあり得ないことですけど。
どこからか拾ってきた、たき火用に側孔があけられた一斗缶に、燃えやすい物を入れて火を付けます。
いちばん問題なのは、火力が強くなった頃合いを見て、火の中にキンチョールとかの缶を投げ入れたことです。
遠巻きにしばらく見ていると、突然、缶が大音響とともに破裂し、火を噴きながら空中へ飛び上がります。
これもホントに、絶対やってはいけません。もう、50年ぐらい前の話なので、どうかお許しを。

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エスカレーター問題
- 2018/12/17(Mon) -
「エスカレーターは立ち止まって乗りましょう」という、JR東日本の啓蒙活動が報じられています。
転倒・転落事故などを防ぐためだけでなく、障害者や高齢者への配慮もあるようです。

熊本では、少なくともサンピアン等では、エスカレーターを歩いている人など見たことがありません。
私も歩きません。そこまで急いでないし、せっかく楽できるのに、わざわざ歩いて登ろうとは思いません。

ところがたまに上京したり上阪(て言うのか?)した時には、どういうわけか人が変わるんですよね、私も。
エスカレーターはドンドン歩いて登るし、空港の動く歩道はサッサカ歩きます。
前に立ち止まってる人がいると、後ろからあおり、幅寄せし、通路を空けてもらったりさえします。

自然とそのような行為に出る私の心理は、都会になじみたい=田舎者と思われたくない、なのでしょうかね。
何かに間に合わないから本気で急いでいるのではなく、時間を無駄にしたくない人間を装っているわけです。

地方と比べると都会では、人の歩くスピードが違いますね。街中でも駅でも、とにかく速い速い。まるで競歩。
そのノリでエスカーレーターに乗れば、そりゃあじっとしてないでしょう。スタスタ歩いて登るでしょう。
だから「エスカレーターでは歩くな」と言われても、都会人はじっとしていられるのでしょうかね。

今回のエスカレーター問題を突き詰めると、停止列と歩行列が隣り合っているのが原因です。
人が2列で乗れる幅だから問題が起きるのなら、1列でしか乗れない細いエスカレーターにしたらどうですか。
それを2列並べて、一方は立ち止まり用、一方は歩き専用にするわけです。乗り間違い厳禁です。

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ソフトバンクの通信障害
- 2018/12/07(Fri) -
日本の株式史上最大の上場案件ともいわれる「ソフトバンク株」。株をやらない私でも、興味だけはあります。
その新規上場を目前にして、これまた過去最大級の通信障害をやらかしてしまいましたね。

幸か不幸か、障害は私の診療中に起き、なおかつ回復したので、私には何の不便もありませんでした。
しかし、こんなヘマをやらかすようだと心配です。初代iPhoneからずっとソフトバンク一筋なんですけどね。

ただ、今回の通信障害の原因が報じられるにつれて、どうやら原因は他社にあることがわかってきました。
その意味では、ソフトバンクは被害者ですが、しかし利用者にとっては加害者でもある。難しい立場ですね。

スウェーデンの「エリクソン」製の通信ソフトウェアに問題があったと、報じられています。
世界11カ国の携帯電話事業者のサービスが一斉ににダウンしたといいますから、まるで同時多発テロです。
一定時刻になると障害が出るようなバグがあったのではないかということは、容易に推測できます。

そう思っていたら今日の昼頃、「ソフトウェア証明書の有効期限切れ」が原因だという報道が出てきました。
何か知らんけど、有効期限の設定間違いか、たぶん初歩的なプログラムミスなんでしょう(素人の意見です)。

電話だけでなく、ネットやデータ通信や決済もできなくなると、もう石器時代に逆戻りした気分ですね。

ニュースでは、待ち合わせで困っている利用者の姿に、笑っちゃいけませんが現代らしい問題を感じました。
「渋谷で会おう」ぐらいの、アバウトな約束しかしてないんですね。なのでスマホが使えないと絶望的。

昭和の時代、屋外では互いの交信手段がないので、待ち合わせ場所と時刻は細かく指定しておいたものです。
また、急用で会えなくなっても簡単には連絡ができず、相手が待ちぼうけになるのはよくあることでした。

いま、便利な携帯端末を誰もが常に持ち歩くようになり、待ち合わせで苦労することがありません。
今回突然通信手段を奪われて初めて、若い人たちにも、昭和の時代の苦労が少しはわかったかもしれません。

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イヤホン付けて自転車
- 2018/11/29(Thu) -
イヤホンを付けて自転車に乗った男性が「ひき逃げ」容疑で逮捕された事件は、私には少しショックでした。
なぜなら、今年の10月ごろまで私は、「 AirPods 」(耳うどん)を装着して自転車通勤していたからです。
周囲の音が聞こえるようにボリュームは小さくしていましたが、やはりいけませんね。もうしません。

男性は自転車で路地から飛び出して自動車と接触し、その自動車が急ハンドルを切って女性をはねたようです。
女性をはねたのは自動車ですが、その原因を作った自転車の男性がイヤホンしていて多分、不注意運転ですね。
しかも男性は医師。事故自体も問題ですが、救護もせずに現場から逃げたので大問題になってしまいました。

男性を擁護する気はサラサラありませんが、イヤホン装着が事故原因だったのかどうかは、別問題に思えます。

音楽に熱中していたとか、周囲の音が聞こえなかった可能性を言うのなら、自動車だって似たり寄ったりです。
なにしろ車は自転車よりもはるかに周囲の音が聞こえないし、音楽やラジオを聞きがら運転するのも当たり前。
スマホ片手の運転は言語道断ですが、たとえ電話がハンズフリーでも、運転への集中力を確実にそぐでしょう。
車内の会話で盛り上がっても運転に影響するでしょうから、1人で運転する自転車の方がよっぽどマシです。

だから思うのです。問題の本質がちょっとズレてないかと。
今回事故を起こした男性は、イヤホンよりもまず、一旦停止と左右確認義務違反の方が本質的な問題でしょう。
もしもイヤホンを付けてなかったら、ちゃんと一旦停止したのでしょうか。私にはそうとは思えません。
まして、救護義務違反はまったく別次元の犯罪です。

とは言え、イヤホンを付けたまま自転車に乗るのは、安全運転意識の欠如をアピールするようなもの。
たとえ安全運転をしている自信があったとしても、常識としてイヤホンは避けなければなりませんね。

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日産のゴーン会長逮捕
- 2018/11/20(Tue) -
日産自動車のカルロス・ゴーン会長が昨夜、金融商品取引法違反容疑で、東京地検特捜部に逮捕されました。
報道番組ではコメンテーターらが、憶測混じりにあれこれ語っていますが、真相が明らかになるのはこれから。
門外漢の私には、この件について何かを語れるだけの見識も情報もありませんが、興味だけはあります。

ニュースを見ながら、これでカルロス「gone」だな、などと思いましたが、実際のスペルは違いました。
調べてみると「Carlos Ghosn」なんですね。「Gohn」か「Ghon」ならわかりますが「Ghosn」ってなに。
これじゃ「gone」よりも「ghost」に近いかもしれません。

「Ghosn」で「ゴーン」なら、「aisle」や「island」のように、「s」は「黙字」というわけですか。
いやこれらの黙字は、昔の語源解釈の誤りから生じたとされているので、「Ghosn」はまた別なのでしょう。
出生地ブラジル(ポルトガル語)か両親の出身地レバノン(アラビア語)では「s」を発音するのかも。

ちなみに語尾の「s」が黙示になる言葉には、残骸とか堆積物の意味の「debris(デブリ)」があります。
医学用語で「デブリ」といえば、腹部超音波検査で、胆嚢の中に認める泥状の貯留物のことなどを指します。
それ以外では耳にすることのない英語だったのですが、原発事故からは「燃料デブリ」で有名になりました。

「カルロス・ゴーン」氏の映像を見たら、どうしても連想してしまう顔は「ミスター・ビーン」ですよね。
この両者がよく似ていることは、以前から時々話題になりますが、昨夜からまたとくに盛り上がってます。
おまけに今回は「サン=テグジュペリ」という伏兵も参戦して、三つ巴の様相です。

ただし、サン=テグジュペリ(イケメン)>ゴーン(カリスマ)>ビーン(破綻)、という序列は明らかです。

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軽減税率適用の解釈
- 2018/11/10(Sat) -
国税庁は、「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」の改訂版を出しました。
卑近な具体例をあげて軽減税率の適用対象を説明するものですが、目的とは裏腹に事態は複雑化する一方です。

お役人らしい「定義」を元に、統一理論で突破しようとしていますが、元々が無理筋なのです。
残念ながら、どのような理屈で説明しようとも、解釈の難しい局面はいくらでも出てきます。

たとえば「食品」とは、人の飲用又は食用に供されるものだと定義されています。
なので活魚は軽減税率の適用対象ですが、熱帯魚は「食品」に該当しないので軽減税率の対象外(問3)。
同様に、ペットフードは軽減税率の適用対象とはならないことも明記されています(問4)。

その理屈で言うなら、熱帯魚を食べるつもりだと主張して買えば、軽減税率が適用されるのでしょう。
同様に、購入時に自分はペットフードを食べる嗜好がある旨を表明すれば、軽減税率が適用されるはずです。

飲食料品の販売に際し使用される容器は、通常必要なものであれば、軽減税率の適用対象に含まれるようです。
その飲食料品が費消された場合に不要となるような容器が対象となる、というのがポイント(問24)。
果実を入れた桐の箱も、商品名を直接印刷して専用容器とした体裁であれば、認められるとのこと(問25)。

その理屈で言うなら、秋の味覚を詰め込んだ桐のタンスも、工夫次第では軽減税率の適用対象になりそうです。

最も議論の余地があるのが、「食事の提供」(外食)と「飲食料品の譲渡」(持ち帰り)の区別でしょうね。
そのうち、コンビニのイート・インコーナー等の利用は、実情に応じたやや緩い解釈となりそうです(問45)。
ただし、スーパー等の休憩スペースで、実態として飲食が行われていたら外食扱い(問46)、とは厳しい。

テーブルもイスもない、カウンターのみの立食形式の飲食店でも、もちろん外食扱いです(問55)。
ところが、テーブルもイスも、カウンターすら無ければ、軽減税率の適用対象とあります(問44)。

とりあえず、設備に触れずに立って食べればよさそうですね。日本中で、行儀が悪くなるかもしれません。

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全員野球内閣
- 2018/11/06(Tue) -
先月発足した「第4次安倍改造内閣」のことを、池上彰氏が今日の番組で触れていたので思い出しました。
首相が「明日の時代を切り開くための全員野球内閣だ」と明言したやつですね。
その日は本庶佑教授のノーベル賞受賞ニュースと重ってしまい、ツッコむ機会を逸していました。

で、遅ればせながら「全員野球内閣」ですが、これってオカシくないですか。「全員野球」を辞書で引くと、

(1)野球部員全員が心を一つにして試合に臨むこと
(2)(比喩的に)関係者全員が一致団結して対処すること

このうち(2)の使い方を辞書等で調べた限りでは、ほとんどが「全員野球で」という形で使われていました。
「経営危機を全員野球で乗り切る(大辞泉)」とか、「全員野球で政権交代だ(鳩山由紀夫氏)」などです。

比喩的な意味では、「全員野球をする野球部員と同じような気持ちで」を短縮して「全員野球で」でしょう。
そう考えると、「全員野球」のあとに名詞が来るのには、少し違和感がありますね。
ついでに言うと、「全員野球内閣」が許されるなら、「全員野球サッカー」だってありなのか?

「全員野球内閣」とは、リーダー不在内閣なのかとツッコむ向きもあるでしょう。
あるいは逆に、閣僚全員が一致団結するのは当たり前のこと。わざわざキャッチフレーズにすることじゃない。
どうせなら、改元や五輪を意識した言葉にして欲しかった。ま、どうでもいいけど。

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増税分ポイント還元
- 2018/10/22(Mon) -
消費税増税後の消費の冷え込みを防ぐために、政府はあれこれ対策を検討中のようですが、愚策ばかり。

最悪なのが、中小の小売店でキャッシュレス決済で買い物をした場合の、2%分のポイント還元。
前回の増税時には御法度だったのに、こんどは堂々と官製の「消費税還元セール」が行われるわけですか。

まさかすべての取引で2%還元したのでは、増税した意味がありません。
そこで、ポイント還元を中小の小売店に限定するという、一見「中小零細商店対策」を装ったところが姑息。

だいたい、増税に便乗して、キャッシュレス決済を推進しようという考え方も問題でしょう。
キャッシュレス決済率の少ない中小零細商店に対して、実際にどれほど有効な施策になるか不明です。
1年程度の暫定措置なのに、設備投資を考えたら導入に踏み切れるものでしょうか。

消費者も、カードやスマホ利用に慣れた層が得をして、ご高齢の方などが損をするという構図になりそうです。

かく言う私は、なるべく現金を持ち歩かない方なので、カード決済でポイント還元があるというのは朗報です。
少し前まではEdy払いも多かったですが、最近はApple Payか、Apple Pay以外のカード払いがほとんどです。

ちょっとした外出の際は、iPhoneのケースのポケットに運転免許証とクレジットカードを挟んで出かけます。
すごく残念なことは、いちばんよく使うカードがApple Payに対応してないことですが、それはまあ別問題。

いまどき、コンビニやスーパー等ではほとんどキャッシュレスですね。例外は「コスモス」ぐらいか。
いやホント。来年までにカード決済を導入しないとヤバイですよ、コスモスさん。

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免震装置データ改ざん
- 2018/10/18(Thu) -
大手油圧機器メーカー「KYB」による、免震・制振装置のデータ改ざん問題には、驚くばかりです。
「不正担当」社員の間で、秘密裏に改ざんが引き継がれていたようですが、経営陣の関与はあるのでしょうか。
シェアの大きい企業だけに、不適合品の使用範囲はきわめて広く、日本中の重要な建造物に及んでいます。

国交省は「震度7の地震でも倒壊の恐れはないので、安全性に問題はない」と表明し、無知を晒しています。

震度階級って7までしかないのですよ。熊本地震の震度7の、100万倍の強さの揺れでも、震度7ですよ。
「震度7の地震でも倒壊しない」というのは、どれほど巨大な揺れでも倒壊しないと言うことに等しいのです。
国交省所管の気象庁の地震担当者が聞いたら(もう聞いてるでしょうけど)、呆れますよ。

無知に加えて、この事件の対象が広すぎるためか、問題を矮小化したい意図があるのかもしれません。
東日本大震災のときもそうでしたが、危機的な大問題に対してお役所は、どういうわけか平静を装います。
監督責任逃れなのか、事なかれ主義なのか。それとも国家機関が、正常性バイアスに陥るものなのでしょうか。

東京オリンピックを誘致する際の、安倍首相の “under control” だという発言も、まさにそれでしょう。
言霊の国ですから、願望を口にすれば叶い、不吉な事を喋れば災いを呼ぶのです。

建設中の新しい熊本市民病院にも、KYBの不正な免震オイルダンパーが使われていることが判明しました。
熊本地震で事実上倒壊し、そこからの復興のシンボルとも言える新病院が、いい面の皮です。
市民病院のサイトには、「工事の進捗状況」として、写真が掲載されています。
そのうち6月30日撮影分の、「免震工事」と題した少々誇らしげな写真が、今となっては痛々しいばかりです。

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パスポート偽造で詐欺
- 2018/10/17(Wed) -
積水ハウスが55億円をだまし取られた「地面師詐欺」事件は、なかなか興味深い。まるで小説ですね。
その筋書きを、少しデフォルメして書いてみると、こんな感じですか。

・誰もがほしがる好立地だが、地主がどうしても売ろうとしない土地が、都会のど真ん中にあった
・その土地の売買話を、ひょんなところで知り合った仲介業者から持ちかけられ、前のめりに契約した
・地主が本人であることを証明する公正証書を持っていたので、多少おかしな点はあっても、疑わなかった

地主になりすましたのは、パスポート偽造→印鑑登録・印鑑証明取得→公正証書取得、という手口でした。
スパイ映画の世界では、偽造パスポートなど当たり前のツールですが、現実に国内でも使われてるんですね。

おりしも今日は、偽造しにくい「次世代パスポート」を外務省が導入する計画も、報じられていました。
もしかすると現在のパスポートは、プロの手にかかれば簡単に偽造できてしまうのかもしれません。

ただし今回の事件では、詐欺を疑う不審な点がいくつも見過ごされており、むしろそっちの方が問題でしょう。

・本当の地主からの連絡(内容証明郵便)は、「怪文書」と見なして無視した。
・警察に相談した本当の地主の行為を、「取引を妨害しようとしている人の仕業」と判断した。

地主が本人であると最初に信じ込んだら、それからはもう、多少不自然なことがあっても疑わなくなるのか。
そこが詐欺グループの狙いであり、巧妙さなんでしょうね。これはホントに、映画になりそうです。

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自動運転車に追突
- 2018/10/16(Tue) -
自動車運転中には、自分がいくら安全運転を心がけても、自分に過失のないもらい事故に遭うことはあります。
昨日は、路地から出てきた車にぶつかりそうになり、ヒヤッとしました。

車が出てきそうな状況はわかっていましたが、当然、私の車が通り過ぎるのを待つだろうと思っていました。
ところがその車の運転手は、明らかに私の車に気付いていながら、私の前に割り込んできました。
無理に割り込めば、私が急減速するだろうと思っていたのでしょうか。現に、私は急ブレーキをかけました。
ただ、運転手はかなりご高齢の方のようで、単なる不注意または判断ミスだったのかもしれません。

もっと怖いのは、対向車線の右折待ちの車です。直進する私の前に飛び出されたら、大事故につながります。
相手の判断力、運動神経、覚醒状態、そして良心など、あらゆる状況が適正であることを願うしかありません。

最近、自動運転の実験車両が関連した交通事故が、しばしば報じられます。
自動運転技術が未完成だというのなら、まだわかりますが、人間との相性の問題もあるようです。

今年8月、Appleの自動運転実験車(レクサスRX450h)が、一般車に追突される事故がありました。
幹線道路に合流しようと時速1マイル以下で徐行中だった実験車両に、前方不注意の車が追突したようです。

実験車には落ち度のない、もらい事故だったわけですが、事故を誘発した可能性はないのかが気になります。
あまりにも極端な徐行運転が、後続車を運転していた人間の常識の範囲を超えていたのかもしれません。

やがて市中には、自動運転車が混じり始めるでしょうけど、その非人間的な運転には惑わされそうです。

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マックとミスド
- 2018/10/15(Mon) -
こんどこそ、消費税率が上がるのでしょうか。来年10月から、ついに10%になる方向のようです。
まあ、まだ確定じゃないですけどね。政治的駆け引きで、直前になってまた延期されるかもしれませんから。

今回は軽減税率が導入されるので、前にも書いた通り、けっこう面倒なことになりますよね。

テイクアウトは軽減税率で、イートインは標準税率」って規定の線引きには、ツッコミどころ満載です。
たとえばファストフード店で節税したいなら、とにかくいったん店の外に出ることでしょう。

「軽減税率が適用される取引かどうかの判定は、飲食物を提供する時点で行う」と国税庁のサイトにあります。
つまり、店員の「お持ち帰りですか」に対して「はい」と答えた時点で、軽減税率確定ってことでしょう。
そのあと気が変わって店内で食べたとしても、それは持ち帰りのバーガーをたまたま店内で食べたに過ぎない。

たぶん店内には、「お持ち帰りのバーガーは、店内では食べないでください」みたいな掲示が出るでしょうね。

だから商品を買ったら、いったん外に出るのです。となると、駐車場の車の中で食べる人が出てきますね。
すると「お持ち帰りのバーガーは、駐車場では食べないでください」という掲示が張り出されますね、きっと。

あるいは、モスのバーガーを買ってきて、マックの店内に持ち込んで食べるヤカラが現れるかもしれません。
こうなると、税率はともかくとして、迷惑行為ですね。

でも、店側が故意に他店の商品を持ち込ませ、食べる場所を提供するサービスなら、登場するかもしれません。
たとえばファストフード店が隣接している場合、両店が結託して、互いの店内で食べさせるという手もある。

当院の隣にあるサンピアンだと、マクドナルドとミスタードーナツの店舗がちょうど、向かい合ってます。
この場合、マックのバーガーをミスドで食べれば、当然、持ち帰り扱いなので軽減税率が適用されますよね。

「イートインの方は当店で、テイクアウトの方はあっちの店で食べてください」
店員がそのように案内し、客はゾロゾロと向かいの店に移動する。面白い風景ですね。

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地場産品の定義
- 2018/09/14(Fri) -
国から地方に交付される財源に国民の意思も反映できるようにするのが、ふるさと納税の当初の趣旨でした。
なので特定の市町村に寄附金が集中しても、それは国民の意思。総務省にとやかく言われる筋合いはないはず。

しかし寄附金が大きくなりすぎると、総務省の地方財源への支配力が減るので、総務省的には面白くない。
そこで、寄附金額が大幅に伸びている自治体を標的にして、しめつけてやれ、ということなのでしょう。

たとえば「大阪府泉佐野市」と「佐賀県みやき町」は、総務省のターゲットとなっている代表的な自治体です。
昨年度の寄附金額は、それぞれ135億円と72億円。自治体の予算規模からすると、とても大きな額です。

野田総務相の示した返礼品の条件は、(1)調達費を寄附額の3割以下に、(2)地場産品に限る、の2点。
このうち「地場産品ルール」については、定義も曖昧だし、各自治体とも簡単には譲れないところでしょう。

かく言う私も各地に寄附していますが、地場産品とは思えない返礼品を、当たり前のように受け取っています。

泉佐野市からは、泉州タオルという有名な地場産品のほかに、ビールも届きました。しかもアサヒビール。
みやき町からは、ダイソンのドライヤーをいただきました。風力が強くて髪がすぐ乾くので、重宝しています。

泉佐野市にビール工場があるかどうかは知りませんが、みやき町にダイソンの工場はないでしょう。
みやき町長の理屈は、「町内の電器店で(ダイソン製品を)取り扱っている」からだそうですね。ウケる。

このほか、某市からは有名なシャンパンを、別の町からは私の好きな銘柄のスコッチを送っていただきました。
それぞれ、ガラス製品やハム製品との組み合わせですが、そんな「地場製品」など方便のようなものです。

真の意味での完全な地場産品なんて、かなり限られます。ゆかりのある製品、ぐらいの定義でよいでしょう。
金額規制はともかく、地場産品規制はほどほどでお願いします。

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ふるさと納税の楽しみ
- 2018/09/12(Wed) -
野田聖子総務相が昨日、ふるさと納税制度見直しの方針を表明しました。返礼品競争を解消するためです。

「ふるさと納税はショッピングではない」と野田氏は言いますが、そんな制度に誰がした、って話ですよ。

そもそも、本来のふるさと納税の趣旨を考えれば、返礼品自体が間違っています。
礼を言いたけりゃ礼状でいいはず。百歩譲って、その土地の絵ハガキか写真付きカレンダーぐらい。
ところが野田氏が明言した「3割ルール」は、「3割までの返礼品OK」のお墨付きを与えたことになります。

各自治体は今後、返礼品を3割に合わせてくることでしょう。
3割の返礼品を付けなければ、相対的にみすぼらしく映り、他の自治体との競争に負けてしまいます。
あるいは、調達業者から返礼品を買いたたき、見かけ上3割に押し込めてくるかもしれません。
結局、競争は続くのです。

返礼品競争が、本当に国民のためにならないのか。突き詰めて考えると、どちらとも言えないかもしれません。

3千円相当の肉に進んで1万円を払い、それが届くのを心待ちにする。新たな娯楽のジャンルとも言えます。
いったん立て替えるにしても、最終的にはほとんど懐を痛めない、実に楽しく安全な買い物なのです。
そんなことは最初から(ふるさと納税制度を設計したときから)、官僚たちにはわかっていたはずです。

今頃になって「ふるさと納税はショッピングではない」と野田氏は言ってますが、それはまやかしです。
「3割ルール」はまさに、ふるさと納税のショッピングの要素を国が認定したことに等しいものです。

私も、返礼品目当てにふるさと納税してる人間の一人ですが、返礼品をいただくだけではありません。
寄附金の支払いに、ポータルサイトを利用してポイントを稼ぎ、クレジットカードでまた稼いでいます。
そんな小さな裏技も含めて、庶民の楽しみなのです。

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ブラックアウト
- 2018/09/08(Sat) -
「ブラックアウト」という言葉は様々な状況で使われますが、今回は広範囲に一度に起きた停電のことでした。
北海道の大地震によって、北海道全体が瞬時に、真っ暗になりました。文字通りのブラックアウトです。

その原因は、北海道内の発電が、震源地近くの苫東厚真発電所に一極集中していたためだとされています。
泊原子力発電所が稼働していなかったために、高効率の苫東厚真発電所がフル稼働していたのも遠因とか。

停電には2種類あることを、このたびのブラックアウトで知りました。
ひとつは発電所や送電網等のトラブル。今回の、苫東厚真発電所の、地震による稼働停止はそれですね。
そしてもうひとつが、電力需給のバランスが崩れて発電機に負担がかかり、自発的に発電を停止するもの。

発電機は、過大な電力需要に耐えられないとき、自らを守るために発電を停止する機能があるようです。
1カ所が停止すれば残りの発電機にはますます負担がかかるため、結局全部が止まってしまうわけです。

もしも苫東厚真が止まった時点で、すぐ北海道の半分を停電にすれば、需給バランスを保てたかもしれません。
たとえば今回、札幌以外を全部強制的に停電にすれば、札幌だけは停電を防げたんじゃないでしょうか。

苫東厚真発電所が止まったら、残りの発電所も全部止まることは、理論的には十分に想定できていたはずです。

なのに対策をしてこなかったのは、科学的には想定できても、心情的に想定しようとしなかったからでしょう。
極端にひどい災害だとか最悪のケースというのを、どうしても想定したがらないのが日本人の特徴なのです。
あれだけの大地震や津波や豪雨災害を経験したのです。そろそろ真剣に最悪の事態を想定しませんか。

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病院で熱中症
- 2018/08/29(Wed) -
岐阜市の病院で、80代の入院患者5人が相次いで死亡した事件。病院は殺人容疑での家宅捜索を受けました。
死因としては、エアコンが故障した後の冷房対策に不備があったことによる、熱中症が疑われています。

病院長がまた、すっとぼけたコメントをするものだから、世間の批判が強まっています。
「エアコンが故障し、修理に1カ月かかるため、扇風機を9台ほど出した」
「患者さんの中に暑い部屋の方がいいという人もいて、その人たちには(元の部屋に)残ってもらった」

報道番組の出演者らは、次のようにコメントしています。
「高齢者は体温調節が苦手なので、エアコンの故障で熱中症が発生することは容易に予測できる(はず)」
「(エアコンが故障したのなら)地域で連携している病院に転院すべきだ」
「医者だったら、そういう結果になることはわかっていたでしょ、ということですよね」(羽鳥慎一氏)

ひどい話に聞こえますが、しかし、病院を厳しく非難する前に、事実関係を明らかにすべきだと思います。

・全員80代という5人の死亡患者の、原疾患や病状、QOL、意識レベルはどうだったのか
・どのようないきさつで入院し、家族との関わりや面会の頻度等はどうだったのか
・エアコンが故障したからといって、依頼すれば他病院が受け入れてくれる可能性はあったのか

メディアはこの病院の行為を「未必の故意殺人」だと断じていますが、まずは、真実を知りたいものです。
基礎疾患を抱えた超高齢者が「終の住み処」として死ぬまでの日々を過ごす病院は、全国に無数にあるはず。
なかには、意思の疎通もできず、鼻と尿道に管を入れられ、24時間ずっとベッド上にいる方も大勢います。
私は若い頃にアルバイトで、そのような老人病院の当直をしたことが何度もあります。

たしかに、今回の病院のエアコン故障への対処のまずさは、責められるべきかもしれません。
しかし同時に、今回亡くなった5人の方々の、もともとの病状がどうだったのか、それを知りたいのです。

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自民党総裁選へ
- 2018/08/27(Mon) -
「我が胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」
安倍総理は鹿児島で昨日、桜島をバックに平野国臣の歌を引用しつつ、総裁選出馬への決意を表明しました。
弱点の地方票を少しでも多く獲得するために、全国各地を飛び回っているようです。

山口が地盤の安倍氏が、「薩長で力を合わせて、新たな時代を切り開いていきたい」と語るサービスぶり。
ちょうど昨夜の大河ドラマ『西郷どん』が「薩長同盟」を描いた回だったことを、うまく利用しています。

世の中には、NHKが安倍氏とコラボしたなどと、面白い発想の方もいるようです。
鹿児島における出馬表明会見に、ドラマの薩長同盟の回の方を合わせたのだという考えの方もいます。

いずれにせよ、人気のある西郷どんに便乗する戦術は、淡々と政策を述べる演説よりは効果的かもしれません。
もともと安倍首相は演説が上手いとは思いませんが、ディベートはもっと下手なので避けるのが得策。
石破茂氏と真っ向勝負せず、イメージだけで乗り切ることこそが、安倍氏にとっては最善の策なのでしょう。

まあ、なんのかんの言って、結局は安倍氏になるんですかね。
国民の無党派層には石破支持が多いようですが、総裁選の有権者は無党派じゃないですからね。

国民にとっては結果的に一大事の自民党総裁選なのに、直接的にはまったく参加できないところが悔しい。
自由国民会議に入会して、自民党友として投票に関与する手もありますけどね。私はそこまではやりませんが。

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医師の残業規制
- 2018/08/26(Sun) -
国が導入しようとしている時間外労働の上限規制の、医師を別枠とする考え方には、何かと問題があります。

(1)一般業種においては、残業時間は原則として、年360時間まで
(2)特例として労使が合意した場合においても上回ることができない残業時間の上限は、年720時間
(3)医師については、残業時間は別途省令で定める(医師の特例条項)が、年960時間になるという話も
(4)さらに救急や産科などで働く医師には、上限を定めないという意見もあるとか

働き過ぎを防ぐための規制のはずが、医師は忙しいので残業を規制しないという、本末転倒な理屈です。

残業規制の趣旨は労働者の健康確保や仕事と家庭の両立にあり、ひいては女性の社会進出を促進することです。
ところが医師には厳格な残業規制を適用せず、健康や家庭への配慮よりも患者さんのために頑張れということ。

これまで医師の労働環境はずっとそうでしたが、今後変わるかと思いきや、それほど変わらないわけです。
医師はこれからも、自分の健康と家庭を多少犠牲にしてでも、国民の健康のために貢献することになります。

しかし、女性医師を男並みにコキ使うわけにはいきません。妊娠・出産・育児等では、守られるべき存在です。
せめて育児の部分だけでも、男が役割分担をすればいいのでしょうけど、それは個々の家庭の事情もあります。

女性医師が、忙しくない部署(診療科)に偏れば、忙しい科の医師は不足してますます忙しくなります。
忙しい部署でも働かせやすい男性医師の割合を増やしたいという気持ちは、どの大学や病院にもあるでしょう。

医師の長時間労働が前提となっている現在の医療現場は、今後もあちこちで問題が出てきそうです。

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新元号の発表時期
- 2018/08/16(Thu) -
「次の元号を(早々と)発表するのは(今上天皇に)失礼だ」
小林よしのり氏が、昨日のブログでそう書いていましたが、惜しい。もっと踏み込んでほしかった。私なら、

「次の元号を発表するのは、改元の当日(5月1日)の朝に限る」

官公庁等の情報システムの改修に要する時間を考慮して、4月1日に新元号を公表するのが政府の方針です。
もう、カレンダー業界は完全に諦めてますね。来年は、元号抜き・西暦のみの表記にするしかありません。

カレンダーが西暦単独の年表示になれば、国民の元号への親しみが減ってしまうことになるでのしょうか。
このまま元号は急速に形骸化して、単なる文化遺産になるのでしょうか。いや、私はそうは思いません。
その証拠に、平成の元号が発表されたのは平成が始まる前日でしたが、平成はその後しっかり定着しました。
平成元年のカレンダーには、少なくとも発売当初は、平成の「へ」の字もなかったはずなのに、です。

昭和天皇が崩御した昭和64年1月7日に「昭和」が終わり、その翌日から日本は「平成」の世に突入しました。

小渕官房長官(当時)が閣議後に提示した新元号「平成」の2文字に、国民は新時代への希望を抱きました。
天皇崩御という暗く重い出来事に沈む日本を立ち直らせるためにも、改元は大きな意義があったと思います。
古代から、改元には新しい時代を築く役割と力があったはずです。

だからこそ、早々と新元号が発表されてしまうと、残る平成の日々がレイムダック化してしまうと思うのです。
人々が新元号に未来を感じて希望を託す一方で、平成という言葉は急速に色あせて陳腐化することでしょう。

平成の終焉を最後まで見届け、新しい時代に希望を託すためには、新元号の発表は遅ければ遅いほど望ましい。
だから新元号の発表は、改元の当日(5月1日)の朝がベストだと思います。
施行上の問題があるのなら、百歩譲って改元前日(4月30日)の夜ではいかがですか。それ以上は譲れません。

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猛暑対策でサマータイム
- 2018/08/08(Wed) -
東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として、政府はサマータイム導入の検討に入ったとのこと。

2年後も今年のような猛暑だとすれば、マラソンなどのスポーツをやるのは地獄ですからね。なんとかしたい。
それでサマータイムを導入して、朝7時スタートを実質5時スタートに早めちゃおうというわけですか。
よく考えましたね、そんなアホなコトを。もう、バッカじゃないの、って言いたくなる。

マラソンが心配なら、マラソンのスタートを5時にすればいいだけの話でしょう。
その他の競技にしても、猛暑を避けるように、それぞれ可能な範囲で時間をずらせば済むんじゃないの?
それが結果的に、全種目を2時間前倒しすることになったとしても、それはそれだけのことですよ。
なぜそのために、日本中の時間を2時間早めなくちゃならないのですか。浅はかとしか言いようがない。

夕方に行う予定の種目が、逆に暑い時間帯に前倒しされることなど、問題点はすぐ思いつきます。
そもそも、真夏にオリンピックをぶつけておきながら、暑さは時差で克服しようなど、焼け石に水です。

従来から、サマータイム制には省エネなどの利点があるとされていますが、ホントかどうかはわかりません。
導入コストだって馬鹿にならないし、健康面での問題もある。2時間も早めるってことがまず、無謀すぎです。

仕事が終わっても妙に明るくて、昼間みたいな雰囲気になるのは、一見、楽しそうですが、大間違いですよ。
翌朝の起床がいつもより2時間早いことを考えると、リッチな夜を楽しむ訳にはいきません。
まだ宵の口のうちに就寝せねばならず、体内リズムが狂うことは間違いありません。
私は毎朝6時前に起床して7時前に出勤していますが、これを2時間早めるのは、無理。病気になりそう。

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女子受験生一律減点問題
- 2018/08/06(Mon) -
東京医大が入学試験で女子受験生の得点を一律減点していたことが、ひょんなことから表に出てしまいました。
さまざまな観点からの議論を呼ぶ問題に発展しています。

「時代錯誤も甚だしい」という論調もあれば、「男女別の定員を明記すればよい」という意見もあります。
西川史子氏が、「成績で上からとったら女医ばかりになるから仕方ない」と率直に発言して叩かれています。

女性の働き方改革の観点からは、男女の機会は均等であるべきでしょうけど、問題はその先です。
それは、病院という職場が少なくとも現状では、肉体労働のブラック企業だという点です。

求められたら必ず診療しなければならないという医師の「応召義務」は、女性に適応しにくい面があります。
外科系にはしばしば、パワハラに似た「徒弟制」が存在しますが、女医相手ではその指導もしにくいでしょう。
勤務医の長時間勤務は当たり前。連続36時間勤務もあれば、月に1日も休めない医者などたくさんいます。

私の心臓外科医としての20年余りの経験の中で、出会った女性心臓外科医は少ないですが、みな優秀でした。
頭脳も技術もセンスも、男女差はないと思います。ただ、連続長時間勤務という肉体労働には、不向きです。
48時間ぐらいシャワーも浴びないとか、週に5日ほど泊まり込むとか、そんな勤務を女性にはさせられません。
まして、妊娠や出産は最優先事項。結局は、男性が女性をいたわり、カバーしなければならなくなります。

ところが昨今、男性の労働時間でさえ、厳しく制限する方向に向かっています。もちろん、当然のことです。
女医の産休や育休による穴を、男性医師がうめることも難しくなるでしょう。
すでに現場(病院)のあちこちの部署で、女医の戦力が不安定なために、さまざまな影響が出ているのです。
ならば、女医の人数自体を最初から制限しておこう。そんな考えから入試に手を加えたのかもしれません。

東京医大のやり方には問題がありましたが、もっと大きな問題は別にあるということです。

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都市鉱山伝説
- 2018/07/13(Fri) -
「都市鉱山」という言葉を、近年よく目に(耳に)しますね。
廃棄された携帯電話などからICチップに含まれている金を取り出して、次の製品の原材料にするわけです。

金に限らず、レアアースなどの希少鉱物の多くがしばしば、非民主的な国や紛争地で産出されてきました。
このような鉱物を「紛争鉱物(コンフリクトメタル)」とよび、先進諸国は使用を抑制しつつあります。
たとえば米国が、このような鉱物の入手経路の開示を義務づける法律を制定したことは、前にも書いた通り。

もとより欧米の大手ITメーカーは人道的配慮に敏感なので、明確な出自の鉱物を求めるようになりました。

そこで、都市鉱山由来の材料なら間違いなかろう、という発想になるのでしょうけど、安易ですよね。
それこそ鉱物ロンダリングでしょう。都市鉱山由来の希少鉱物だって、元はと言えば採掘由来なのに。

紛争鉱物が、いちど製品になった後に廃棄されたら出自がクリアされるというのは、考えが甘いというもの。
せいぜい、新たに採掘はしてませんよ、リサイクルですよ、ぐらいの控えめな態度であるべきでしょう。

ともかく、IT機器にその手の鉱物が必要である限り、都市鉱山の採掘効率を上げるしかありません。
私が保存している歴代のiPhoneや古いMacたちも、本当はリサイクルに回さなければならないのでしょうね。

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男と女の人口比
- 2018/07/12(Thu) -
日本の人口が9年連続で減少していると、総務省が昨日発表しました。
生産年齢人口(15〜64歳)も14歳以下の人口も、いずれも減っていますが、65歳以上は逆に増えています。
別に驚きもしませんが、いい加減に有効な手を打ってくれよと、安倍政権には願うばかりです。

総務省の資料を見ていて面白かったのは、外国人の流入による「社会増加」。
増加数が最も多いのは東京都ですが、増加率では熊本県が日本一でした。ちなみに2位は鹿児島、3位宮崎。
東南アジアからの技能実習生や農業分野の実習生らが多かったようです。

総人口を男女別にみると、男6230万人、女約6540万人と、女性が多いのは実感としてわかります。
ところが子どもの数は男の方が多いのです。0〜4歳は、男258万人、女245万人と、男がだいぶ多い。
出生数でみると、もう何十年も前から、つねに男が女の1.05倍ほど生まれているようです。

だから5〜9歳も10〜14歳も、子どもに限らず54歳まではすべての年齢で、ぜんぶ男の方が多い!
ところが55歳以上からは、男女の人口比が逆転して女性が多くなり、あとはどんどん引き離されていきます。

戦争でおもに男性の人口が、1935年から1947年にかけて激減しました。
なので85歳以上から男が少くなるのなら、戦争が原因かもしれません。
しかし50代や60代など、戦争の影響はないはず。いや、企業戦士という意味では戦争の一種なのか。
ちょうど私の年齢ぐらいから男がどんどん減るというのは、いったいどういう理由なのでしょうね。
女性よりも短命のため、男はあらかじめ多く生まれてくると考えると、ちょっとやりきれない。

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悲しい裏口入学事件
- 2018/07/05(Thu) -
贈収賄事件にもいろいろありますが、賄賂が「わが子の不正合格」というのはなんとも、痛い。痛すぎる裏口入学事件ですね。

まず、収賄側の文科省前局長は懲戒免職、しかも牢屋入りでしょう。これは高くつきました。
一方で贈賄側の東京医科大学は、文科省の支援事業の選定取消しおよび助成金返納は必須です。
学内の首謀者が誰なのか、当初は実名が報じられていませんでしたが、ついに出てきたのは、理事長や学長という大学トップの名前でした。そりゃ試験点数をいじれるわけだ。
大学に合格できた子供も当然、入学取り消しですよね。本来は合格できる点数じゃなかったわけですから。
お子さんに罪はないとしても、合格資格もありません。

いくら強い権限を持つ高級官僚でも、自分のためでも家族のためでも、やってはならないことは普通やりません。
今回は、それを踏み外したわけです。大学からの働きかけもあったとしても、踏み外したのは前局長。
ただ、私腹を肥やすわけでもなく、お子さんの合格だけを望んだ末の犯罪というのなら、あまりに悲しい出来事です。

現時点ではまだ、お子さんの実名や写真はネットに出ていませんが、今年入学して名字もわかっているので、すぐに特定され、名前も写真もすぐ拡散するでしょうね。
もしもその子に何か若気の至り的な前歴でもあれば、それも含めて面白おかしく拡散されてしまうでしょうね。
東京医大は16倍の競争率だったといいますから、不合格者の恨みを買うことも間違いありません。

返す返すも前局長、後悔してもしきれないこと、やらかしましたね。
あとは、なぜこの不正が露見したか(=誰がチクったか)にも興味が湧きます。

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釈明して叩かれる
- 2018/06/21(Thu) -
河村建夫・衆議院予算委員長の昨日の発言には、まず驚きました。
「(首相が)『集中審議は勘弁してくれ』っていうから、『なかなかそうはいかないでしょう』と言った」

たぶん真実でしょうけど、そのような問題のある首相発言を、与党議員が暴露して良いものか。
あとで官邸サイドから厳しい沙汰があるんじゃないの?、と心配していたら、早速今日になって発言撤回です。
「『勘弁してくれ』という言い方のものは、一切総理からはありませんでした」とはウソ臭い。

それが本当なら、虚偽の発言で首相をおとしめた責任は重大です。予算委員長を更迭されてもおかしくない。
でもそのような動きはないですね。なんとなくウヤムヤです。首相の発言が事実だったということでしょう。

この件では安倍首相が、自分の発言は軽率だったと詫びれば、むしろ事態は好転したのに。いや、甘いかな。

いま最悪なのは、受動喫煙対策を強化する趣旨の法案審議における、穴見陽一・衆議院議員の発言でしょうか。
参考人の日本肺がん患者連絡会の理事長の意見に対して、「いいかげんにしろ」とヤジを飛ばした一件です。
「喫煙者を必要以上に差別するべきではないという思いでつぶやいた」という釈明が、よけい良くない。

「受動喫煙対策=喫煙者差別」という発想が、そもそも問題なのです。逆ギレというほかありません。
非喫煙者の誰も、喫煙者を差別するつもりはありませんよ。ただ、こっちに煙を吸わせるな、というだけです。

国会議員に限りません。加計理事長も、栄元監督も、内田前監督も、みな同じです。
釈明や謝り方がまずいと逆効果になるということに、まだ気付かないのですかね。

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地震でブロック塀倒壊
- 2018/06/18(Mon) -
今朝大阪で、最大震度6弱の地震が起きました。
千葉→群馬→大阪と、3日連続で地震が起きています。最大震度は4→5弱→6弱、というのが不気味です。

いやそんなことよりも、ブロック塀です。
今回の地震では、これまでに判明した4名の死者のうち2名が、倒壊したブロック塀の下敷きになりました。
しかもひとりは、登校中に学校の塀に挟まれた小学4年生の女の子です。これほど悲しいことはありませんね。
高さ1.9メートルの基礎の上の1.6メートルのブロック塀は、そびえるような高さであり、倒れたら凶器です。

熊本地震のとき、当院に隣接する民家のブロック塀が倒壊して当院の駐車場に倒れ込み、崩落しました。
民家の地面は当院よりも1メートルほど高く、塀はその擁壁の上に立っており、これも結構な高さでした。
鉄筋は入っていましたが、そんな補強などお構いなしに、ブロック塀がまとめてこっち向きに倒壊したのです。
そこは当院の受診者が車をとめて、降りた子どもがチョロチョロと走り回ったりするエリアです。
倒壊したのが深夜だったことが不幸中の幸いでしたが、それは単にラッキーだったと考えるべきでしょう。

大阪の小学校の、倒壊前のブロック塀に描かれていた楽しげな絵が、今回の事故の痛ましさを増幅します。
交通安全のために塀ぎわを歩くように促すための緑色の路側帯は、塀の危険性を配慮していなかった証拠です。

活断層は日本中にあり、いつどこで地震が起きるかわかりません。古いブロック塀は、常に凶器となり得ます。
しかし補強が不十分な全国のブロック塀に対して、次の悲劇を防ぐための現実的な方策ってあるのでしょうか。

(訂正とおわび)
冒頭に、千葉→群馬→大阪、と書いております部分を、最初は、千葉→埼玉→大阪、としておりました。
その間違いを指摘され、訂正すると続く文章が意味不明になったため、こっそり削除させていただきました。
まったく・・・お恥ずかしいミスでした(汗)。

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米朝首脳会談の評価
- 2018/06/13(Wed) -
史上初だ画期的だ歴史的だと、一時は大いに盛り上がった米朝首脳会談ですが、一転して叩かれています。
体制保証だけ約束して、非核化への具体的道筋がまったく見えてこない。トランプ大統領は大失敗したと。

じゃあ、「共同声明」なんて出さなければよかったのでしょうか。
それならそれで、会談しただけで目に見える結果が何も無いと叩かれるのがオチでしょう。

では、「いついつまでに、これこれの方法で非核化を完了する」と、具体的に宣言すればよかったのか。
それならそれで、根拠のない絵空事を言うなと非難されるでしょう。

拉致問題についても、トランプ大統領は問題提起をしましたが、具体的なことは今後の協議となりました。
このことを、ある拉致被害者家族は「奇跡的」だと喜び、また別の方は「とても残念」と話していました。

一見両極端の反応ですが、誰の心の中にもきっと、期待と不安と失望が交錯しているはずです。

かつては威勢の良い強硬な発言を繰り返していたトランプ大統領ですが、会談後の発言は妙に大人しい。
これを「後退」と非難する事もできますが、会談を成し遂げたのだから「前進」と言うこともできます。
少なくとも朝鮮半島の、日本も巻き込まれるかもしれない戦争が遠ざかったことは確か。
じゃあ、前進なんじゃないの?

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米朝首脳会談実現
- 2018/06/12(Tue) -
北朝鮮の「CVID」はどうなるのか。
完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(Complete Verifiable Irreversible Denuclearization)のことですね。
史上初の米朝首脳会談の中継を、今日はテレビにかじりついてずっと見てました(休診日だったので)。

周到な準備の末の会談でしたが、トランプ大統領のことですから、ちゃぶ台をひっくり返すかもしれません。
トランプ大統領は「最初の1分で北朝鮮が本気かどうか分かる」と言ってたので、ひっくり返すなら1分後?

さいわい、歴史的な会談はひとまず成功だったようですね。CVIDの達成はともかく。
最初の握手がとても印象的でした。ぱっと見この二人、豪快なおっちゃんと小太りのぼくちゃん、て感じです。

これからどうなるのかが大事ですが、こういう風に直接会って親しく対話することは、決して悪い事じゃない。
空爆するとかミサイルを撃ち込むとか、そういう発想が今後起きにくくなることは確かでしょう。

少し前まで、北朝鮮の金正恩氏の最終的な命運は、
(1)米軍に空爆されるか、CIAに暗殺される
(2)北朝鮮国内でクーデターが起き、殺害される
(3)それらの危険を察知して、中国に亡命する
のいずれかだろうと私は思っていましたが、どうやら、
(4)米国による体制保証のもとで、生き延びる?

両首脳が合意文書に署名して、共同声明を出すというサプライズ。ここまで準備されていましたか。
中身の無いパフォーマンスだと揶揄する向きもありますが、歴代の大統領が誰もなし得なかったことは確か。

得意満面のトランプ大統領が、包括的な文書だと言いながら、サインした文書をこちらに見せてくれました。
とりあえず、 “Comprehensive Visible Impressive Document” か。

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個人番号まだ未使用
- 2018/06/09(Sat) -
先頃届いた住民税の「特別徴収税額決定通知書」には、マイナンバーが記載されていませんでした。
特別徴収というのは、事業主が従業員の給料から住民税を天引きすることですね。その天引き額の通知書です。
個人番号の欄はあるのですが、菊陽町からの通知書では空欄、熊本市の通知書は*で埋められていました。

昨年の通知書には職員全員のマイナンバーが書いてあって、おおいに驚いたことは当ブログにも書いた通り。

住民税の特別徴収においては必要もない個人番号が昨年記載されていたのは、総務省の指図によるもの。
熊本市も菊陽町も総務省には逆らえず、きちんと個人番号記載した書類を送りつけてきたわけです。

取扱いが難しいので職員からの提供を控えていた個人番号が、役所からの書類で一方的に教えられた格好です。

しかしせっかく教えていただいた個人番号ですが、その後私が活用する機会はまったくありませんでした。
だって、住民税の特別徴収、つまり天引きをするときに、マイナンバーなんてホントに必要ありませんから。

それどころか、不要なマイナンバー送付が、多数の個人情報漏洩につながったことがわかっています。
昨年起きた個人番号漏洩事案の大半は、特別徴収税額決定通知書の誤送付等によるものだと報じられました。

さすがに総務省も、当面やめとこうかと言い始め、紙ベースの通知書には記載しないことになりました
というわけで、今年度の通知書には個人番号が記載されていないわけです。
いったいマイナンバーって、国民や事業者を便利にするツールとして、ちゃんと定着するんでしょうかね。

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仕事中の飲酒
- 2018/06/06(Wed) -
日本航空の男性客室乗務員が、国際線乗務中に機内のトイレで缶ビールを1缶飲んだという不祥事。
「休憩時間によく眠れるよう飲んだ」と言ってるそうですが、たぶん、単にビールを飲みたかったのでしょう。

その乗務員が缶ビールを持ってトイレに入るのを、乗客が目撃したようです。
持ち込み方がよほど大胆だったのか、あるいはその乗客がきわめて鋭い観察眼を持っていたのかもしれません。
男性乗務員をそれほど注意深く観察するとは、もしかするとその乗客は女性?

まあ、機長とか副操縦士でなくてよかった。いや、パイロットならトイレじゃなくてコクピットで飲むか。
コクピットという密室で、彼らが酩酊して大盛り上がりだったらイヤですね。あり得ないとは思いますが。

電車やバスの運転士は、乗客が見てるので乗務中に酒を飲むことは不可能です。
たとえお茶を飲んだって、苦情が出るぐらいですから。

30年以上も昔、大学の医局旅行(医局員の慰安旅行)で、驚くべき光景を目にしたことがあります。
貸切バスで休憩の時に立ち寄ったドライブインで、無料の「利き酒」会が催されていました。これはラッキー。
医局員のほぼ全員が冷酒を飲みながら、ふと横を見ると、どこかで見た男性が酒を飲んでる。
誰だっけ?と思ってるうちに休憩が終了し、皆がバスに乗り込むと、先ほどの男性が運転席に座ってます!
古き良き時代・・・とも言ってはおれませんけどね。

その時代、病院内の医局には、ビールがうなるほどありました。すべて製薬会社からの差し入れです。
いや、差し入れというのはおこがましい。在庫が減ったら自動的に補充されるようなシステムでしたから。
夕方になると、疲れた医局員らがぬら〜っと集まってきて、プシュッと缶を開け、元気を取り戻すのです。
ビールなど飲まず、いきなり焼酎から始める先輩もいらっしゃいました。昭和の時代の話です。

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悪い大人の見本
- 2018/05/23(Wed) -
日大アメフト部の、危険なタックルを行った選手の昨日の記者会見は、聞いていて納得できるものでした。
彼の潔い態度に私は少しばかり感動し、一方でその対極にある監督・コーチの汚さに愕然としました。

その昨日の会見を受けて今夜、日大の監督とコーチが、緊急会見を開きました。
これはもしや、ついに監督の口から真実が語られるのか?、と期待したのはしかし、間違いでしたね。

「私からの指示ではございません。ですが(略)スタートからゴールまで私の責任だと思っています」
この相変わらずのずるい表現には、うんざりします。

「QBを潰してこい」という指示を、選手は「QBにケガをさせろ」という意味に受け取りました。
しかし監督やコーチは、そのような意図はなかった、選手が誤解したのだと釈明しています。
比喩的な表現を真に受けて、まさかルールを破るとは思わなかったと、監督はトボケます。

もちろん、真実は当事者にしかわかりません。私が監督を誤解しているのかもしれません。
しかし常識的に推測できる真実は、監督らが選手の誤解を誘導するような指示をしたということでしょう。

誤解や「忖度」を誘導して間接的に非道な指示を出す手法は、政治家の専売特許ではないようです。
誠実に証言をする者がいる一方で、見え見えのシラを切り通そうという者がいます。
最近の報道番組を見ていると、悪い大人の見本のオンパレードですね。

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「全て私の責任です」
- 2018/05/19(Sat) -
アメリカンフットボールの定期戦で、日本大の選手による反則行為によって関西学院大の選手が負傷した問題。

日大の内田正人監督が今日、辞任を表明し、負傷した選手や保護者に謝罪しました。
内田監督は、大阪空港で取材に対してこう述べました。
「監督を辞任いたします。弁解もいたしません。一連のこの問題は全て私の責任です」

「全て私の責任です」
表現は潔いですが、実に狡猾ですね。自分は反則を指示していないとはひと言も言っていません。
しかし、選手の勝手な反則行為ではあるが自分が責任を負うのだと、そう思わせるような言い回しです。

「弁解もいたしません」
これも表現は潔いですが巧妙。弁解しないというのは、つまり説明する意志はないということです。
全責任を負うと言ってるのだからそれで十分だろう、という態度です。

このような「自分に落ち度はないが、責任はとる」みたいな偉そうな表現は、政治家がよく使いますね。
誠意を感じない責任のとり方は、人の心に響きません。

「私はあの後、注意しておりません。私の責任です」
これも内田監督の発言。反則行為を犯した選手に、何も注意しなかったことに責任を感じているとのこと。
そのような小さなことへの責任に矮小化しようという意図が、見て取れます。問題はそこじゃないでしょう。

少なくとも今日の時点では、内田監督の発言には誠意を感じませんでした。さて、続報はどうなる?

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詭弁を弄し通す
- 2018/05/11(Fri) -
官僚の言い訳答弁は、これまでに何度も聞いてきましたが、柳瀬唯夫元首相秘書官には恐れ入ります。

「面会した記憶はない」とに突っぱねてきた柳瀬氏ですが、だんだん言い訳が利かなくなり、
「面会したけどそんなこと言ってない」と軌道修正。それでも言い訳が苦しくなると、
「発言はしたけど趣旨が違う」という具合に、ついに切り抜けてしまいました。

たとえほんの1分前に喋ったことでも、証拠が無ければ、そんな事は言ってないと否定することは可能です。
だれかがその発言をメモしていたとしても、そんな趣旨で言ったのではないと、突っぱねることができます。
面の皮が厚ければ、そしてどうしても否定する必要性があれば、このように切り抜ける事ができるのですね。

重要な会談・面談では、会話を録音しておかなければ、いくらメモが残っていてもダメなのでしょうか。
いやたとえ録音していても、「一部を切り取った」とか「はめられた」などとと否定されるのがオチかも。

官僚の方々は、所属官庁や自分の部署に利益を誘導するための「作文」に長けています。それが仕事ですから。
その才能を生かして口で喋れば、それは「屁理屈」または「詭弁」ということになります。

屁理屈は最後まで押し通し、言い訳は言い切る。その一貫した姿勢が、官僚の強みなのか(弱みなのか)。
まあその官僚も、一部の政治家には負けますけどね。とくに麻生太郎(あさ・なまたろう)氏など。

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こども(減少憂慮)の日
- 2018/05/05(Sat) -
総務省が昨日、子どもの人口が過去最少を記録したと報告しました。

「こどもの日にちなんで、平成30年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)を推計しました」
総務省統計局のサイトにはそのように記載されていますが、まず、「ちなんで」ってところに違和感あり。

「こどもの日」の趣旨は子どもの健全な成長を願うことであり、人口にもっとも影響するのは「出生数」です。

いまさら驚きませんが、子ども(0〜14歳)の人口は37年連続で減少しているようです。
いまの0〜14歳が過去最少なら、20年後には20〜34歳が、30年後には30〜44歳が、過去最少になります。
もうこの先何十年もの間ずっと、大事な生産年齢人口が低迷することが、すでに約束されているわけです。

どうしてこうなる前に、抜本的な少子化対策がとられなかったのでしょうか。37年は長すぎます。

子どもの数を年齢3歳階級別に見ると、0〜2歳 < 3〜5歳 < 6〜8歳 < 9〜11歳 < 12〜14歳、でした。
今後ますます子どもの数が減っていくことが確実な、お先真っ暗な数値です。

全人口に占める子どもの割合は12.3%。米国だと18.9%もいます。国力の差は今後、開く一方でしょう。

いま国がなすべき最優先課題は、何よりもまず少子化対策。こどもを増やすことです。
子どもの人口をV字回復させられる首相がいたら、それだけでも、後世に名を残す功績だと思います。

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歴史的首脳会談
- 2018/04/27(Fri) -
しでかした悪行を無かったことにはできませんが、やはり大事なのは今後でしょう。
3年前に、次のように書いたことがあります。

「ガキ大将が、校庭のサルビアに人知れず水をやっていたりすると、彼の評判は、にわかに好転します。
 逆に、清廉潔白で売り出していた若手政治家は、ちょっとした軽犯罪事件によって、評判が地に落ちます」

ホットなニュースで例えるなら、前者は北の委員長であり、後者はTOKIOの山口メンバーでしょうか。
もちろん比喩です。委員長の過去の悪行はひどすぎるし、山口メンバーのしたことは軽犯罪ではありません。

しかしそれでも、今日の南北首脳会談は、和やかというか、なんか楽しそうでしたね。
なにしろ通訳が不要なので、いくら込み入った話でも、冗談でも何でも、ツッこんで話し込めるのがいい。

じつは昨日までの私は、次のような可能性を考えていました。
(1)形ばかりの首脳会談が行われるが、和やかさゼロ、むしろ険悪な雰囲気で終わる
(2)委員長が軍事境界線を越えた瞬間、謎の男(実はCIA工作員)に狙撃され、北の独裁政権が終焉する
(3)板門店が謎のミサイル(じつは米軍)攻撃に遭い、両首脳が爆死する

ハリウッド映画じゃないんだから(2)や(3)はともかくとして、実際には(1)ですらありませんでした。
そして会談の中継を見ているうちに、うかつにも、委員長が「いい人」に見えてしまいました。

南北が友好関係になるのは良いことですが、共通の敵(?)である日本には、厳しい時代になるかもですね。

(追記)
と書いたら、「共通の敵とは何事か」とお叱りを受けたので、最後の文を次のように修正します。
南北が友好関係になるのは良いことですが、日本が手放しで喜んで良いことかどうかは、まだわかりません。

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膿を出し切る
- 2018/04/24(Tue) -
「信なくば立たず。国民の信頼を得るために(略)必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」
安倍首相はこのように、「モリカケ」を含む諸問題の全容解明に全力を尽くす考えを述べました。

申し訳ないですが、遅きに失した感が否めません。それに「うみを出し切る」ことができるとも思えません。

「うみ(膿)」を出すためには、病巣を穿刺または切開する必要があります。当然、膿とともに血も流れます。
しかも膿は、一塊にまとまった「膿瘍」という状態でなければ、容易には排出(排膿)することができません。
あごの吹き出物は、膿が溜まって白い状態にならなければ、針を刺しても膿は出ません。出るのは血だけです。

いまの政権や官僚の病状は、至る所に膿が広がった「蜂窩織炎」の状態であり、局所切開では治りません。
こういうとき人体では、抗生剤の全身投与を行いますが、さて、政治問題に対しては何が特効薬なのでしょう。

勢いを取り戻すための起爆剤を「カンフル剤」などと言いますが、今回はちょっと違うかもしれませんね。
いまの政権や官僚が、なんの改革もなくそのまま元通りの勢いだけを取り戻してもダメだからです。

しかしもしも、政権が本気で病巣を根治させる気構えがあるのなら、ここらで一発カンフル剤が欲しいところ。
北朝鮮問題が急転しつつあるいま、国内問題でガタガタしてる場合でもないですしね。
まずはその外交で、安倍首相には起死回生の活躍をしてほしいものです、とりあえずは。

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ハラスメント
- 2018/04/23(Mon) -
診療中に患者さんから「ドクハラ」という言葉を聞いて、ドキッとしましたが、私のことではありません。
他院の某先生の心ない発言がストレスになり体調を崩した、という方の話です。

政治家や役人の「セクハラ」や「パワハラ」が話題ですが、他にも多くの「ハラスメント」がありますね。

「アカハラ」(アカデミックハラスメント)
大学で、教授などが部下に対して行う嫌がらせのこと。大学病院のドラマなどでも、おなじみです。

「アルハラ」(アルコールハラスメント)
イッキ飲みの強要はコレ。私が学生の頃は、それが伝統・慣習だと思っていましたが、もちろん間違いです。

「エーハラ」(エージングハラスメント)
年齢を理由とした嫌がらせ。「若いくせに」も「年寄りのくせに」も「いい年して」も、すべて該当します。

さいわい、辞書を引いても「ツルハラ」は出てきませんでしたが、あるとしたら、こんな意味か。
「ツルハラ」(ツルミハラスメント)
むりやり仲間に引き込んで、いつも「つるむ」よう強要する嫌がらせ。

例の事務次官は、録音されたセクハラ音声がしつこく報じられています。何度聞いても恥ずかしい。
セクハラは決して正当化できませんが、あそこまではずかしめなきゃいけませんかね。まさに「晒スメント」。

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新生児取り違え事件
- 2018/04/08(Sun) -
順天堂大学附属順天堂医院で約50年ほど前に起きた「新生児の取り違え」が発覚し、報じられています。
週刊新潮によると、当事者の男性の両親が、血液型の問題がきっかけで離婚したという経緯があったとのこと。

順天堂医院は、分娩後に新生児の足底部に母親の名前を記すまでの間に、取り違えた可能性を想定しています。
分娩・沐浴が立て込んでいて、何かの拍子に隣り合った赤ちゃんと入れ替わったりしたのでしょうか。
複数の職員が分担して作業をする場合に、往々にしてこのようなミスが起きるものです。

臍帯切断から足底への記入までは、1人の看護師が1人の赤ちゃんの世話を一貫してするべきなのでしょう。

いまはどうか知りませんが、昭和の時代には、赤ちゃんの取り違え事案が多数あったとされています。
福山雅治主演の映画『そして父になる』は、そのような事件のひとつを題材にしたものだそうですね。
私はまだ観てなかったので、この機会にと、今夜観てみました(NETFLIXで)。(以下ネタバレあり)

映画では、子どもが6歳のときに取り違えが発覚したという設定でした。
血縁のある親の元に戻すことが、ギリギリできそうな、できなさそうな、難しい年頃かもしれません。
ていうか、どの年齢でも難しい選択を迫られることになり、赤ちゃんの取り違えは本当に罪作りです。

最終的にどうなったのか、映画の結末はぼかしてありました。皆さん考えてください、ということでしょうか。

順天堂の件でも、双方の当事者に事実を伝えた上で、話し合って決着させる、という考え方もあるでしょう。
しかし、取り違えられて生きてきた当事者も約50歳。さすがにもう、決着も何もないような気もします。

むしろ、50年間も発覚しなかったことが、今となっては不幸中の幸いにも思えます。
今ことさらに大騒ぎしてるのは、週刊誌だけかもしれません。

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選挙工作あれこれ
- 2018/03/21(Wed) -
習近平氏は満場一致で国家主席に、プーチン氏は圧倒的な得票で大統領に、それぞれ再選されました。
習氏は終身国家主席となり、プーチン氏は大統領4期目に突入。日本の近隣は、独裁国家だらけになりました。

とくに中国の満場一致には恐ろしいモノを感じますが、一方でロシアにはどこか、不安要素がありそうですね。

ロシア大統領選挙のインチキ投票の映像には、呆れるというか、笑えます。まるでコントじゃないですか。
選挙管理委員会は、疑惑調査の結果によっては選挙結果を無効にすると言っています。
こうなると、選挙管理委員長が不審な死に方をしないことを祈るばかりです。

選挙不正といえば、最新の話題は、英国のデータ分析会社による外国の選挙への工作疑惑でしょうか。
同社のCEOが、おとり取材に対してうっかり語った選挙工作の手口は、じつに生々しい。
政敵に不正行為や破廉恥な行為をそそのかし、それを隠し撮りして映像を公開して陥れる。
映画やドラマでよく見る工作ですが、現実の世界でも行われているというわけです。

だからこそ、権力者を脅かすような人物に降って湧いたスキャンダルには、いつもうさん臭さを感じます。
例の文科省前事務次官の人格を問題にする報道も、官邸サイドからのリークのように、つい思えてしまいます。
私たちは逆に、「そのスキャンダルで誰が得をするのか」について、常に配慮すべきなのかもしれません。

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森友問題急展開中
- 2018/03/13(Tue) -
森友文書改ざん問題。急展開しつつあるのでコメントするのは早計とは思いますが、いちおう書いておきます。
官邸と財務省に、自民党と国交省と検察と会計検査院までからんできて、いよいよ複雑な様相ですね。

ざっとまとめると、
安倍首相に対して財務省が忖度→問題発覚(最初の森友問題)→忖度の証拠隠滅→隠滅がバレた(今回の問題)

権力者から見て忖度は、結果が良ければグッジョブ。問題が起きたら、余計なことしやがって、となります。

忖度なんていうのは本来、形のないモノ。証拠など残らないはず。残さないからこそ忖度でしょう。
それなのに、忖度することをきちんと文書にしたのが間違い。どうしても役人は、文書で残しちゃうんですね。
だから「廃棄した」と局長が言ったとしても、実はどこかに原本があるのです。

本気で証拠隠滅をしようという場合ですら、きっと誰かがどこかに残すのです。それが役人のサガなのです。

「省益あって国益なし」と揶揄された官僚主導から政治主導への転換は、当初は歓迎されていました。
それが政治主導になってみたら、霞ヶ関は官邸のご機嫌伺いばかりしていると、忖度だというわけです。

でもまあ、いいじゃないですか。内閣人事局長にしても総理大臣にしても、元々は国民が選んだ人ですから。
どうせ、永久に続くわけじゃなし、次の選挙で答が出るのです。最近は、そう考えるようにしています。
ただし選挙の段になると、どういうわけか野党もガタガタになるんですけどね。

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医者と高プロ
- 2018/03/01(Thu) -
働き方改革関連法案からついに、「裁量労働制」に関わる部分が削除されることになりました。
あれだけ多数のデータ問題が噴出したのでは、しょうがない。たぶん官僚の「忖度ミス」だったのでしょう。

一方で、「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設は維持されるようですが、どうなることやら。
年収1075万円以上の高度専門業務従業員を、労働時間規制の対象から外すというのが「高プロ」です。
働いた時間ではなく成果によって報酬を決めるかわりに、いくら働いても残業代の払われない制度です。

高額所得者に残業代が不要だとは思いませんが、国民の反発は招きにくい制度かもしれません。
しかし、求められる成果が厳しければ、かなりの長時間労働になりかねません。
時給計算すると、かなりの低賃金水準だったりするかもしれません。

私が気になるのは、高プロの対象となる「高度専門業務」とは、どのような職務なんだろうということ。
ディーラー、アナリスト、コンサルタント、研究開発職などが、対象者の例としてよくあげられています。

医者はどうなのでしょう。高度なプロフェッショナルであることは、間違いないでしょう。
病人を扱い、分析し、助言し、研究もこなすという点では、まさに高プロの対象者じゃないですか。

もしも、医師に高プロが導入されるようになったら、これは大変なことになりそうです。

勤務医は一般に、かなり長時間のサービス残業をしています。
私が大学病院に勤務していた頃には、どれだけ長時間働いても、残業代は1円も支払われませんでした。
そこに高プロが導入されれば、その超ブラックな労働環境が正式に認められることになってしまいます。
高プロって、使い方によってはかなりヤバいですよね。

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裁量労働制問題
- 2018/02/24(Sat) -
「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」
このように発言した安倍首相でしたが、その根拠となった数値がインチキだったことが問題になっています。

裁量労働制の労働時間は短めに、一般労働者は長めになるように、恣意的に計算してあったからです。
データを最大限利用して間違った解釈ができるように上手く工夫することは、巧妙なねつ造の一種でしょう。

数字をいじらせると官僚の右に出る者はいませんね。ただし、隠蔽工作は政治家ほど上手くはないようです。

厚労省の倉庫で新たに見つかったという調査票の原本は、段ボール32箱分に及ぶ膨大なものでした。
「ロッカーを探したが無かった」と言っていたデータは、もともとロッカーに入る量ではなかったのです。

「ええ、ですから、ロッカーには無かったと申し上げたのでございます」と官僚なら平然と言い訳しそうです。

冒頭の安倍首相の答弁でも、「というデータもある」という部分に、最初から言い訳がましさを感じます。

裁量労働制は、自由な出退勤と「みなし時間制」が特徴です。それ自体には、問題ありません。
ただ実際には、実労働時間が見なし時間とはかけ離れた長時間となるから問題なのです。

でもそれを言い出すなら、一般労働者のサービス残業も、基本的には同じことです。
裁量労働制であろうと従来型労働であろうと、超過勤務に対して手当を出さないことが、最大の問題です。
労働時間の長短を言う前に、まず労働の正当な評価が先決でしょう。

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アルマーニの制服
- 2018/02/14(Wed) -
東京の泰明小学校が、アルマーニの標準服(事実上の制服)を導入した件が、おおむね批判されています。
国会では麻生太郎・財務相が「結構高いもんだな」とコメントしましたが、アナタが言っても説得力なしです。

何日間か、二転三転考えたあげくの私の今の気持ちは、「さもしい」の一言。

「高額な標準服を買えない家庭にも配慮すべきだ」「いじめにもつながる」
「子どものうちから高級ブランドを着せてどうする」「砂場遊びもできない」

私立ならともかく公立だから問題だ、という論調も聞かれますが、この小学校は普通の公立ではないのです。
都内の超一等地に立地し、学区(銀座)外の希望者が抽選で就学を希望する、かなり特殊な特認校なのです。

以下、事情をよく知らない私が憶測で言うのも無責任ですけど、まあ言わせてください。

保護者からアルマーニ制服への反対意見が出ていると報じられてますが、それは少数意見のような気がします。
そのような意見を取り上げてセンセーショナルに報じるのは、メディアのいつものやり口でしょう。
「アルマーニ、いいと思いますけど、何か?」みたいな保護者の意見は、絶対放送されないのです。

でもきっと、子どもを通わせている親御さんの多くが、アルマーニに満足してるのではないかと思うのです。
以前から「もっとちゃんとした制服にはならんのか」と言ってきた親御さんだって、いたかもしれません。

今回の一件は、「アルマーニ」と聞いただけで激高したメディアが、勝手に騒いでいるような気がします。
でもそのような批判をすること自体が、アルマーニを有り難がってる証拠じゃないですか。
私が「さもしい」と言ってるのは、そんな人たちのことです。

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恵方巻き廃棄問題
- 2018/02/06(Tue) -
恵方巻きの廃棄問題が、クローズアップされています。今年は、とくにひどいそうです。
でも「今年は特別」と考えるのは、何事においても錯覚なのかもしれません。たぶん毎年のことなのです。

期日を過ぎると意味をなさないモノが廃棄されるというのは、食品でなくても、当然想定されることです。
とくに恵方巻きは、節分の1日限定で一気食いする生もの、というかなり特殊な食品ですからね。

需給にミスマッチがあれば、小売店にとっては、廃棄か機会損失かの、いずれかが必ず起きます。
しかし、ちょうど売り切れるとか、ごくわずかに余る程度で済ませることなど、無理な話でしょう。

おせち料理やクリスマスケーキのように、確実に注文しておかなければ、あとで消費者が困る食品でもないし。
その日思いついたら、スーパーやコンビニに行けば手に入る。別の用事が出来たら、食べなくても構わない。
その程度のゆるい位置づけなので、恵方巻きにはたぶん完全予約制はなじまないかもしれませんね。

インフルエンザワクチンは、毎年9月末から12月の間に数百本ほど購入しますが、ほぼ使い切ります。
ちょうど使い切るというのはおそらく、わずかに不足気味の準備状況だからでしょう。
今年はとくにワクチンが不足していたので、いつもよりも早めに在庫がなくなりました。

残念ながら今年は、機会損失(この場合、医療機関の損失ではなく被接種者の不利益)が出たはずです。
いまB型インフルエンザが大流行しているのは、ワクチン不足が原因ではないかと思えてなりません。

その反対に、国の失策によって全国で大量のワクチンが余った、8年前の新型ワクチンはひどかったですね。
接種の優先順位が規制された結果、接種が流行に間に合わず、ワクチンは約1億3千万回接種分余りました。
とくに海外メーカーから輸入契約した9,900万回分は、そのうち9,899万回分以上が、使われませんでした。
国はその約3分の1をメーカーに叩き返し、一部は破棄、残りは短期間備蓄したものの、結局破棄されました。
あれなんか、恵方巻き大量廃棄の比じゃないですね。国のやるムダは、スケールが違う。

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チャイルドロックの問題か
- 2018/01/29(Mon) -
また、洗濯機に子どもが閉じ込められた死亡事故が起きました。
こんなときの頼みの綱のチャイルドロック機能が、今回の事例ではオフになっていました。
洗濯前にオフにして、洗濯後にオンにする、そんな操作が必要なチャイルドロックって、どう考えても面倒。
毎日毎日、オンオフを繰り返すうちにアホらしくなって、いつのまにかオフのままになりそうです。

それに、たとえチャイルドロックがされていても、メカ好きの小学生なら、いつか解除するかもしれません。
ドラムの中にどうしても入ってみたければ、日頃の母親のロック解除風景を、こっそり見ているはずです。

それよりも、洗濯機の中からロックが外せないことが根本的な問題なんですよ。前にも書きましたけど。
これじゃまるで、中に入った子どもを閉じ込めるという意味の「チャイルドロック」じゃないですか。

もちろん、簡単な力ですぐにドアが開くようだと、洗濯物に押されてドアが開いてしまうので、困ります。
洗濯の真っ最中にドアが開いてしまったら、辺りの床はビシャビシャの悲惨な状態になるでしょう。
今風の家だと(わが家も?)、洗濯機を直接フローリングに置いてたりするので、水漏れの被害は甚大です。

最近発売されている洗濯機には、「閉じ込め防止機能」が付いている機種もあるみたいですね。
しかし、たとえばその日立の機種の場合、閉じ込め防止機能オンの状態では、洗濯もできない仕様のようです。
洗濯するたびに設定と解除を繰り返す必要があり、やがて面倒になりそうです。

そもそも、洗濯中でもないのにドアロックがかかるような仕様自体が、おかしくないですか。
運転スタートしてはじめてロックがかかり、運転してなければ常に自由に開く。それでいいじゃないですか。
その程度の仕組みが、作れないものですかね。

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滑舌の悪さ
- 2018/01/27(Sat) -
安倍首相の滑舌の悪さには、いつも閉口してしまいます。まあ私も他人のことは言えませんけどね。
滑舌の悪さが原因で聞き間違えられて、ネットで話題になってる人がいますね。立憲民主党の枝野幸男氏。

草津白根山の噴火被害者に対し「心からお見舞い」と発言したのが、「心からお祝い」と聞き間違えられた件。

どれどれと動画で確認してみると、 “ OMIMAI ” の “M” が弱くて、 “ OImAI ” みたいな発音になってますね。
私の耳にはもはや、「お祝い」にしか聞こえませんでした。
たぶん、この発言を先入観なしに聞いていれば、文脈から「お見舞い」に聞こえたと思います。

今回の答弁を国会中継で見ていて、最初から「お祝い」に聞こえた人の、その「聴力」には恐れ入ります。
コイツはきっとおかしなことを言うはずだ、という先入観(または偏見)で、そう聞こえたのかもしれません。
人の揚げ足をとる気まんまんだと、そういう聴覚回路になるのかもしれません。

いずれにしても、公的な場での発言は、言い間違えるどころか、相手に聞き違いをさせても責められるのです。

ただし言い間違いなど、たいした問題ではありません。もっと重大なのは、某副大臣のような失言でしょう。
在日米軍機の事故に関して国会で、「何人死んだんだ」とヤジを飛ばしたあの方です。
この手の失言は、言い間違いではなく本心から出た言葉なので、訂正しても謝っても、もはや手遅れです。

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国税庁からウイルス届く
- 2018/01/10(Wed) -
国税庁の「e-Tax」のインストーラに脆弱性があり、ウイルスに感染する危険があると報じられています。

e-Taxとは、国税に関する手続きをインターネットを利用して行えるシステムです。
私も先月から、「源泉所得税」のクレジットカード納付の際に利用しています。

初期登録(利用開始届出書の提出と利用者情報の登録)などの手続きが、少々面倒ですが、なんとかなります。
源泉所得税の納付の場合、まず「徴収高計算書データ」を「e-Taxソフト(WEB版)」で作成します。
データは自動的に「国税クレジットカードお支払サイト」に送られるので、カード情報を入力して納付します。

問題は、「e-Taxソフト(WEB版)」事前準備セットアップのインストーラに存在していた不具合です。
この脆弱性の影響を受けるのは、インストーラの起動時のみとは言いますが、じゃあもう私は手遅れなのか?

国税庁は、修正版のインストーラを先週公開しましたが、そのサイトの文言が、いただけません。

「国税庁が提供しているe-Taxソフト等の各種インストーラについて、メンテナンスを実施いたしました。
 平成30年1月4日以降e-Taxソフト等をご利用になる場合は、最新版のインストーラをダウンロードし、
 ご利用いただきますようお願いいたします(以下略)」

旧バージョンのインストーラに、不具合や脆弱性があったことには一切触れておらず、まったく不誠実。
こういう風に、しれっと修正して済ませようという責任逃れの態度が、お役所なんですよね。
おかげでそれ以来、私のMacに何が起きているのか気が気でなく、何度も何度もウイルスチェックしてます。

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機上の心肺蘇生
- 2017/12/29(Fri) -
お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」というアナウンスが、私の乗っていた旅客機で流れました。
今日の午後、私が搭乗した熊本発羽田行きのANA便での出来事。このようなことは、初めての経験でした。

向こうの方の座席の方の顔色がひどく悪く見えたので、近くのCAさんに尋ねたのです。「あの方、大丈夫?」
不審に思われてもあれなので、こう付け加えました。「私は医者ですが、あの方の様子がおかしいですよ」

一緒にその座席まで行くと、チアノーゼで、意識がなく、呼吸もなく、頸動脈の拍動も触れませんでした。
これ以上病状等の詳細は書きませんが、ともかく、その方を床に寝かせて、心肺蘇生を始めました。

この段階で、CAさんが冒頭のアナウンスを行うと、居合わせた医師がすぐに駆けつけてくれました。
その先生は初対面の方でしたが、じつは私の自宅の近所の先生だったことが、あとで判明します。

機内に備えてある器具や薬品はしかし、ちょっとした急病には間に合っても、蘇生には厳しいものでした。
なんとか心拍は再開したものの、呼吸が不十分で意識も戻りません。

飛行機は急遽、中部国際空港に着陸することになりました。すごい勢いで降下したので、私は耳を痛めました。
着陸の1分前ごろ、CAさんたちは大慌てで座席に着きました。そんな規則なのでしょうね、こんな状況でも。
「先生方はそのままで良いです」と言われた私は、床にひざまずいた体勢で着陸の瞬間を迎えました。

中部国際空港で患者さんを救急隊に引き継ぎ、救急車に乗せ、機体は給油後に羽田に向かって飛び立ちました。
到着が2時間近く遅れたので、羽田で国際線に乗り継ぐ予定の乗客の何人かは、乗り継げなかったそうです。
数百人の乗客は全員、自分の席で黙ってじっと過ごしていたように見えました。さすが日本人です。
ただし、私の心肺蘇生の様子を撮影して、CAさんに注意された方がいます。その動画、消してくださいね。

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新幹線大事故寸前
- 2017/12/21(Thu) -
新幹線のぞみの台車亀裂問題で、新幹線の「安全神話」が、ただの神話に過ぎないことが露呈しました。
上り16両編成の13号車といえば、だいぶ前の方。時速300キロで脱線したら、どんな大惨事になったことか。
同じJR西日本の福知山線の、脱線事故現場のあの光景を、どうしても思い出してしまいます。

高速鉄道の大事故でいえば、数年前に中国で起きた追突事故は、悲惨を通り越して不思議な出来事でしたね。
事故原因もさることながら、事故の翌日には事故車両を地面に埋め、すぐに営業運転を再開するという暴挙。

迅速な事故処理と運行再開で、中国の鉄道技術力を誇示したかったのかもしれませんが、まったく逆効果です。
あの国では、運行の厳守が組織(党)の絶対命令であり、安全対策など二の次だと、日本人は感じました。

ところが、組織のために安全をないがしろにしていたのは、日本も同じでした。
事故を未然に防ぐことよりも、運行に遅れが出ないことを重視したのが、今回の新幹線の問題の根幹でしょう。

異臭や異音などの異変を察知したらただちに報告する、というところまでは良かったのです。
ところが、その報告を受け取った者が躊躇なく運転を止めて安全確認を行う、ということができませんでした。
ダイヤを大きく乱すであろう運転停止が空振りに終わった場合の、その責任問題が頭をよぎったのでしょうか。

やり過ぎて失敗するよりも、やらない方を選んだわけです。日本では、失敗しない者が出世するのです。

ワクチン行政がまさに、その発想です。疫病を防ぐことよりも、副作用がないことを重視する厚労省の体質
それはお役人だけでなく、メディアや国民にも染みこんでいる、日本人のDNAなのかもしれません。

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伊方原発運転差し止め
- 2017/12/14(Thu) -
伊方原子力発電所3号機の運転停止を命じる仮処分を、広島高等裁判所が決定しました。
阿蘇山で巨大噴火が起きた場合、火砕流が原発に到達する可能性が小さいとは言えない」というのが理由。

わが熊本の阿蘇山が、遠く四国の原発にご迷惑ご心配をおかけするとは、申し訳ないです。

阿蘇の9万年前の噴火では、九州のほとんどが火砕流で埋まり、その範囲の生物が死滅したとされています。
もしもそんな事態になったら、私にとっては四国の原発事故どころの騒ぎじゃありません。たぶん死んでます。

その阿蘇の破局噴火までをも想定して安全を確保せよとは、広島高裁もずいぶん踏み込んでますね。
これは、火山の安全性審査で「過去最大の噴火規模を想定する」としている内規を考慮したものです。
なので次の噴火が前回よりも小規模だろうと想定する四国電力は、たしかに甘いかもしれません。

しかし数十億年の地球の歴史を考えると、たった9万年前の噴火が過去最大とは限りません。
それどころか、次の噴火が「過去最大規模」程度でおさまるという保証もありません。

さらに言うなら、日本中の火山が、阿蘇の過去最大級の規模以上で噴火する可能性すら、考慮すべきでしょう。
東日本大震災以来、わが国では「想定外」という言葉で防災の手抜きをしてはならないのです。

電力関係者の「(これでは)日本のどこにも原発が造れなくなる」という当惑の声が報じられています。
まったくその通り。ただし、造れなくて困ると思うよりも、造るべきではないと考えるべきかもしれません。

原発が火砕流に巻き込まれたときの惨状は、想像を絶します。
核燃料プールが壊滅すれば、燃料がすべて一斉にメルトダウンするでしょう。もう、考えたくもない事態です。
その意味では、原発が稼働中であろうとなかろうと、関係ないかも。じゃ、運転停止しても意味ないか。

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