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「フィジカル」を生かす
- 2023/09/28(Thu) -
ラグビーワールドカップフランス大会。日本代表は、明日未明、サモアと対戦します。さあ、どうなるか。

フィジカルを生かしたサモアに対して、日本は素早い攻撃で対抗する、などという予想記事をよく見かけます。
私はしかし、その「フィジカル」という言葉を聞くたびに、いつも違和感で思考停止してしまうのです。

だって “physical” は形容詞でしょ。フィジカルを生かすとか、フィジカルが強いとか、おかしくないですか。
その意味でのフィジカルは、本来は “physical characteristic” でしょうから、その省略形なんでしょうね。

似たような表現で、「メンタルが弱い」なんていう言葉も、どうかと思います。 “mental” は形容詞ですから。
メンタルが弱いなら、 “mentally weak” ですよね、たぶん。これも何かを勝手に省略してるに違いない。

「医師」は英語で “doctor” ですが、「外科医」“surgeon” と区別した場合の「内科医」は “physician” です。
フィジカルを生かすのはどちらかというと外科医の方だと思うのですが、フィジシャンは内科医です。
内科医がフィジシャンなら、外科医はマジシャンだ。勤務医時代に私は、そう言ったことがあります。昔です。

ちなみに私の世代だと、フィジカルと聞いて真っ先に思い出すのは、オリビア・ニュートン=ジョンですよね。
フィジカルをいちばん生かしたのは、彼女かもしれません。(お後がよろしいようで)

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侍ジャパン、世界一!
- 2023/03/22(Wed) -
日本中が期待したとおり、侍ジャパンはアメリカを破り、WBCで優勝しました。
メジャーリーグから選りすぐった、実質的に世界最強のスーパースターたちを相手に、見事な勝利でした。

点を入れられたら入れ返す、すぐ入れ返す。しかも村上の特大の一発。村上は完全復調ですね。
しかもそれに終わらず、さらに追加点で倍返し。序盤から侍ジャパンのお決まりの流れになりました。
こういう試合展開だと、今日も勝つ(かも)という気にさせてくれますね。

投手陣のナイスピッチが続く中で、岡本にもホームランが飛び出します。もう、このひと最高です。
その後は、チャンスで得点できないかわりに、ピンチも切り抜け、ハラハラしながら終盤に向かいます。

ダルビッシュは1失点を許しましたが、日本のリードを守る好投でした。
いつ見ても彼の目が充血しているところに、強いプレッシャーと闘っている少し悲愴な姿さえ感じました。
でも侍ジャパンの一体感を育んだのは、ダルビッシュの功績だろうと思います。

「憧れるのをやめましょう」と、大谷が試合前の円陣で声出しをしました。
これは他のメンバーだけでなく、おそらくは自分自身をも鼓舞するための発言だったのでしょう。
実際に、憧れの的(だった)トラウト選手を、大谷自らが空振り三振に抑えるという、有言実行を見せました。
どの選手も素晴らしい活躍でしたが、終わってみるとやっぱり大谷だなぁと、改めて思うWBCでした。

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侍ジャパン、メキシコを破って決勝進出!
- 2023/03/21(Tue) -
WBC準決勝のメキシコ戦。祝日だったので、日本中が朝からの試合をライブ観戦していたことでしょう。
今日の試合はホントに、侍ジャパンの粘り強さと、野球というスポーツの面白さを見せつけてくれました。
そしてなにより、村上の逆転サヨナラには、もう、号泣です。日本中が号泣です。

実は私は、横浜の孫たちに会うために出かけていたので、試合の放送を生で見ることは出来ませんでした。
孫たちとの楽しい至福のひとときを経て、午後ようやく、今朝の準決勝戦の結末をニュースで知ったのでした。

サッカーと野球との違いはいろいろありますが、「サヨナラ勝ち」も、野球ならではですよね。
最終回の裏に、試合の勝敗を決める「決勝点」を入れる、今日みたいな展開は、絵に描いたように劇的です。
まして逆転サヨナラですから、試合を決めた村上は、主砲の面目躍如どころか、まさに神がかっています。
もちろん、吉田のスリーランも、近藤も大谷も素晴らしい。

今日は帰宅してから、夜遅くに録画で試合を見ました。
結末を知っているドラマですが、それでも勝利の瞬間は何度観ても感動しますね。なにしろ劇的すぎます。
この勢いで明日はアメリカを撃破し、侍ジャパンが世界一になってくれることを祈ります。

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侍ジャパン、イタリアに勝って準決勝へ
- 2023/03/16(Thu) -
WBC準々決勝。どういうわけか私には、1次リーグの時よりも安心して見ていられる試合でした。良かった。

大谷が投げたら負ける気がしませんね。しかも今日は、すごい声が出てました。鬼気迫るものがありました。
ダルビッシュも「日本で投げるのは最後になる」思いが伝わってくるピッチングでした。
他の投手が相対的に目立ちませんが、実は素晴らしい投手が大勢います。

ヌートバーはいつもより控えめな活躍でしたが、打線の大爆発が岡本のスリーランから始まりました。
その後に2点追いつかれても、3点入れて突き放す。やられたらやり返す。容赦なくたたみかける。
火が付いたら手が着けられないのが侍打線。とくに今日は、村上に長打と打点と笑顔が出たのが良かった。

投手陣も打撃陣も素晴らしいアゲアゲムードの中で、侍ジャパンはアメリカに乗り込みます。
準決勝は来週火曜日の朝。相手は、プエルトリコ対メキシコ戦の勝者。根拠はないけど、負ける気がしません。
さらに決勝は水曜日の朝ですか。ちょうどこの日は、臨時休診する予定なんですよね。ホント、偶然です。

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侍ジャパン、全勝で準々決勝へ
- 2023/03/12(Sun) -
侍ジャパンは1次ラウンドを4戦全勝し、準々決勝進出を決めました。期待通りとは言え、見事でした。

通販で買った応援グッズも昨日届いたので、その「ペッパーミル」を手に、テレビの前で応援しました。

それにしても今日のオーストラリア戦は、初回からの圧倒的な打撃と、さらに点数を加えて堂々の圧勝でした。
ついに大谷の一発、しかもスリーランが出たので、もう安心しきって見られる展開でした。

実はあの場面、大谷が四球を選んだ後の村上の満塁弾を予感したのですが、先に大谷が打っちゃいましたね。
村上は6回にヒットを打ったので、まあヨシとしましょう。準々決勝での劇的な一発に期待します。

さてその準々決勝は、東京ドームで3/16(木)の19時から。ここまでは自国開催のおかげで良い時間帯です。
しかし準決勝は、米国で行われます。現地時間は19時からですが、日本時間では3/21(火)の朝8時から。
この日は祝日(春分の日)。日本人には願ってもない日程です。

そして気が早いですが、決勝戦は日本時間で3/22(水)の朝8時から。日本人の皆さん。仕事休みましょう。
ちなみに当院は、たまたまこの日は臨時休診する予定だったのですね。ホント、偶然です。

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侍ジャパン、チェコにも快勝
- 2023/03/11(Sat) -
東日本大震災から12年。
津波で自宅を流され、肉親を失った佐々木朗希投手は、特別な思いで今日の試合に臨んだ、と思います。

その佐々木も、宮城も、素晴らしいピッチングだったし、相変わらず打者もよく打ちました。
例によって、先制を許し、不安な気持ちにさせてからの逆転、さらに追加点、という毎度の展開でした。
ていうか今日は、逆転しない気がしなかったので、あまり不安な気持ちにもなりませんでしたね。

蓋を開けてみれば、昨日までの2戦と同様の大量得点という、終盤の大爆発を今日も楽しむことができました。
そして何より、村上に一発、じゃないけど一打が出たことも、良かった。

仕事から帰って入浴後に録画の追っかけ再生で観戦したので、今日も見終わったら11時過ぎでした。
それからこの仕事(=ブログ執筆)に取りかかるわけで、このところ毎晩なかなか忙しいスケジュールです。

サッカーと異なり、野球は一打で複数得点が入り得る面白さに、あらためて気付きます。
少しぐらい点差があってもひっくり返せるし、たたみかけるような大量追加点で圧勝する展開もありです。
これまでの3戦はまさに、野球の面白さを見せてくれたと思います。

リーグ4戦中の3戦に勝ったのに、まだ準々決勝進出は確定していませんが、明日勝てばいいのです。
ともかく明日の晩は、家康よりも侍優先です。

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侍ジャパン、韓国にも圧勝
- 2023/03/10(Fri) -
「宿敵」韓国を下し、今日のWBCも、侍ジャパンが圧勝しました。いやホントに強い。
とくに今日は、3点も先制されてからの逆転劇、からの追加点入れまくりという、圧倒的な展開でした。

3回にダルビッシュが3失点したときは、もしかして負けるのかと、一時はイヤな雰囲気になりました。
しかしその裏にすぐさま4点取るという、実に胸のすくような逆転。こうなるともう負ける気がしませんね。

逆転した後に、さらに追加点を加えて相手を突き放すのが、いちばん安心して見ていられるパターンです。

7回には9点差まで開き、あわやコールドゲームかと思って見ていましたが、なかなかそうはなりません。
大谷も他の打者も誰も「とどめ」を刺さず、9点差のまま最終回を迎え、試合終了となりました。
韓国にとって、ほぼ負けが決まった試合を最後まで続けるのも、コールド同様に屈辱的だったかもしれません。

各球団の4番打者を集めた侍ジャパンの打線は、いったん火が付くと容赦なく打ちまくりますね。
ダルビッシュはやや調整不足だったかもしれませんが、その他の投手はみな素晴らしい。
ただ、村上の不調だけは見ていて辛く、明日以降の復活を、たぶん日本中が期待しています。

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侍ジャパン、中国に圧勝
- 2023/03/09(Thu) -
「WBC」のリーグ戦が始まり、侍ジャパンが中国に圧勝しました。良かった。

大谷はよく投げタイムリーも放ちました。でもこういう舞台では、なかなかホームランは出ないものですね。
中盤まではなかなか点差を広げられず、もしや逆転されやしないかと、少々やきもきする展開でした。
がしかし、終盤で打線が爆発してくれました。その勢いで、明日は大爆発してくれることでしょう。

選手たちへのプレッシャーはいかばかりかと思いますが、必ず世界一になることを日本中が期待しています。

中継映像を見ていて、観客のほとんどがマスク着用のまま、大いに盛り上がっていました。
マスクを着けていた方がむしろ、気兼ねなく大声を出せるのかもしれません。

4夜連続の1次ラウンドが終わり、2次ラウンドに入るころから、日本は「マスク解除」となります。
さて日本人の行動やどのように変容するのか、しないのか。その点にも注目したいところです。

当院では、院内でのマスク着用を、今後も当面の間は、すべての患者さんにお願いすることにしています。
待合室には、ご高齢の方や基礎疾患のある方が常にいらっしゃいますので、そこんとこよろしくお願いします。
もうすっかり慣れ親しんだマスクですから、院内に居る時間ぐらい、我慢できますよね。

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スペインに逆転勝利して決勝トーナメント進出へ
- 2022/12/02(Fri) -
サッカーW杯カタール大会。スペイン戦はすばらしい逆転勝利で、日本は決勝トーナメント進出を決めました。
早起きして生で観て良かった。いや、ごめんなさい、録画中の番組を5時から追っかけ再生で観たのでした。
試合終了後の時間帯から観始めたのでは、ニュース速報などで結果を知ってしまうリスクがあります。
それを避けるために、試合途中の時間帯から録画を観始めたわけで、つまり「生」じゃないけど「半生」です。

それにしても、あのゴール。三笘がゴールラインぎりぎりから折り返して田中が押し込んだヤツね。
私の位置からはアウトに見えました。もう少しリビングの左側から観ていたとしても、たぶん同じでしょう。
しかしラインの真上から見たらどうか。もしかするとボールは、ラインに2,3cm重なってるんじゃないの?
もしもアウトなら、VARの判定にこんなに時間はかからないはず。これはきっと良い結果が出る兆しか。
などと良い方向に推理していたら、その通り。日本のゴールが認められました。
のちにビデオやネット画像で見ると、2,3cmどころか、数ミリレベルじゃないですか。

公式ボールにはセンサーが内蔵されていて、1秒間に500回もボールの位置情報を発信してるんですってすね。
単にビデオで詳しく見るだけではなく、最新の計測システムのおかげで、正しい判定につながったのでしょう。

さて、決勝トーナメント第1戦のクロアチア戦は、12/6(火)の午前0時。またまた休診日じゃないですか。

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北京五輪には、感動をもらっています
- 2022/02/12(Sat) -
当ブログも、毎日毎日コロナ関連のネタばかりで、いいかげん辟易している方も多いことでしょう。
ホントにまったく別の話題で書きたいのですが、コロナ禍を差し置いて書くほどのネタがみつかりません。

毎晩遅くまで頭を抱えている私に、いつも同情してくれる家人に言いたい。「同情するならネタをくれ」。

北京五輪は、コロナ禍第6波の真っ最中にどうなの、と思っていましたが結局、私もそれなりに楽しんでます。
東京五輪の時と同じで、いざ始まれば盛り上がってしまうのです。皆さんも、そうでしょう?
不可解な判定で納得できない事態も続出していますが、中国が有利な判定はもう仕方ない。諦めましょう。
そんな厳しいアウェーの中にありながらメダルを獲得した選手たちは、ホントにすばらしい。感動します。

国内に目を向けると、将棋の王将戦では藤井聡太竜王が4連勝し、10代での「五冠」を成し遂げました。
この人は、これまで思って来た以上に、化け物クラスなのかもしれませんね、ああ見えて。

考えてみると、この2年間で進歩したことが私には何もありません。コロナ禍で右往左往してきただけです。
どのような状況でも、つねに中長期的な目標を持ち、日々の雑事とは切り離して努力しなければなりませんね。

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福岡国際マラソンにまつわる思い出
- 2021/12/05(Sun) -
福岡国際マラソンは、今日の大会をもって、75年の歴史に幕を閉じました。
そうなってしまった理由等については、新聞やTVで解説しているでしょうから、ここでは触れません。

学生時代から大学病院勤務時代には福岡市内に住んでいましたが、実際に沿道で応援したのは1回か2回です。
護国神社の向かい辺りにあった自宅マンションの、すぐ前の道がちょうどマラソンコースでした。

たしか1990年、全国放送されるTV中継に映り込もうと、よちよち歩きの長女を連れて家族で沿道に出ました。
すぐ目の前を、先導する白バイや、選手たちや、TV中継車や、関係者の車がどんどん通過していきます。
スタート地点からそう遠くない場所だったので、その集団はあっという間に全員が通り過ぎて行きました。
選手らを撮すTVカメラが私たち家族をも捉え、その姿を全国に放送していたのは確実と思われました。

ところが、自宅に戻って録画していた放送を見て驚きました。
あろうことか、私たちが映るはずのタイミングで生中継が中断され、コース紹介をしてるじゃないですか。
このマラソン大会にまつわる思い出と言えば、だいたいそんなところです。

その頃の福岡国際マラソンのTV中継は、NHK福岡放送局が行っていました。
当時福岡放送局にいた友人の中江君は、中継電波を途切れさせないための技術的課題に取り組んでいました。
常に中継車を直視できる位置に受信基地局を確保するために、市内のビルの立体地図を作っていたようです。
たしかそんな話でした。違うかもしれません。もう30年前のことですから。

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東京五輪、見応えあり
- 2021/07/26(Mon) -
地デジとBSとBS4Kの五輪中継を、あちこち見たり録画したりしながら暮らしている今日このごろです。

ちょうどいま見ているのは、今大会から導入された新種目「卓球混合ダブルス」の3位決定戦からの決勝戦。
ゲームでは「チキータ」が多用され、さらに「逆チキータ」も出てきます。「チキチータ」ではありません。

フランスの選手は、ポイントを取ったときに「よっしゃ〜ぁ!」と叫ぶんですね。これはもう、国際語?
対する台湾勢は、同じ髪型の男女(それ以上は言いませんが)ペアが、世界ランク1位だけに、強かった。

その台湾を打ち負かして決勝に出たのが、我が日本勢。伊藤美誠/波田陽区ペア。ちがう、水谷。
相手は中国。たしかに上手い。しかしそれ以上に、だんだんと水谷にエンジンがかかり、しかも伊藤が怖い。
最終ゲームまでもつれ込んだ末の金メダル。宿敵中国を打ち負かした、すばらしいチャンピオンの誕生です。

柔道も、スケボーも、テニスも、バレーも、それ以外の競技も、それぞれすごく頑張ってる。
いろんな意味で自国開催って、力が出ますね。ホントに見応えがあります。
時差の問題は無いのに、録画を夜遅くまで見るものだから、結局寝不足になりますけどね。

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注目選手の予選敗退は残念
- 2021/07/24(Sat) -
「柔道・渡名喜風南が銀、日本勢メダル第1号 女子48キロ」という速報テロップが流れました。

いやいや、いままさにその競技の生中継を見てたのに、その中継画面にテロップ要りますか。
でも、「メダル第1号」とポジティブに報じてくれたことで、渡名喜選手の偉業に気付かされました。

しばらくして流れたのは、「日本最初の金メダル 柔道男子60キロ級 髙藤直寿選手」というテロップです。
だから、その試合も見てましたって。しかも相手が「指導」によって敗れてしまうという、消化不良な結末。
でも「豪快に勝つことはできなかった」という髙藤選手の泣き顔&笑顔は良かった。

柔道は「一本」と「技あり」だけが判定対象のはずですが、延長戦中には指導の数が問題になるようですね。
もっとも、「効果」とビデオ判定だらけの、2012年のロンドンオリンピックの時よりは、ずっとマシです。
この際、きちんと礼をしなかったら失格、畳の上でガッツポーズしたら逆転反則負けでもいいでしょう。

注目していた鉄棒の内村航平選手とか水泳400m個人メドレーの瀬戸大也選手は、予選敗退してしまいました。
内村選手は、3つの手放し技を決めたのに、その後の演技で落下しました。
瀬戸選手も、300mは絶好調だったのに、最後の100mで失速しました。
油断したとか、予選突破を意識したとか、そんな安易なレベルではないんでしょうけど、残念です。

いろんな種目が同時進行してて、カバーするのも大変。てな感じで、東京五輪ってやっぱり楽しめますね。

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東京2020開幕
- 2021/07/23(Fri) -
東京五輪が開幕しました。もはや今日からは、選手らを応援し、楽しむしかありません。
この日のために買った4K有機ELテレビの前に座って、今夜は開会式の中継を見守りました。

プロジェクションマッピングの映像とダンサーのパフォーマンスは、比較的あっさり。
その代わり入場行進では、選手たちの様子や服装が、それぞれのお国柄を(延々と)楽しませてくれました。

五十音順の入場ということですが、ア行が終わっても「アメリカ」が登場しません。
と思ってたら、イギリスが「英国」として登場。なるほど。ではアメリカは「米国」ですか。
いや、ハ行にも現れませんね。と思ってたら、今後の開催国が最後に登場する方式ですか。知らなかった。

どの選手たちも楽しそうで、興奮しています。とくに最後の3カ国(米国→フランス→日本)は大盛り上がり。
海外の方々、よくぞはるばる日本まで来てくれました。日本人選手たちの幸せそうな姿にも打たれます。
この人たちの競技の機会が潰れなくて良かったと、素直にそう思います。

後半のショーとドローンパフォーマンスはともかく、関係者の挨拶はもうちょっと短くして欲しかったな。
選手たちが入場後ずっと立っているのが(座り込んでいる人もいたけど)、少々辛そうに見えました。

ともかく、聖火台に火が灯りました。競技場が燃えやしないかと、心配になるほどの花火も上がりました。
紆余曲折はあったし、今もまだ問題の渦中ですが、素晴らしい競技大会となることを祈っています。

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東京五輪はお茶の間で楽しみましょう
- 2021/07/09(Fri) -
緊急事態宣言下で行われることになった東京五輪は、1都3県のすべての会場で無観客開催が決まりました。
人流とか、3密とか、さまざまな観点から、感染拡大を少しでも抑えることには有効でしょう。

外国人選手にしてみれば、日本人観客しかいない場所での競技を避けられることになりました。
観客の大きな声援によって一層の力が発揮できるという、開催国選手の特権が消え失せたわけです。

でも、そもそもトップアスリートが自分の競技に集中するときには、観客の有無など関係ないかもしれません。

新しい国立競技場は、奇しくもイスの色がランダムに配色されているおかげで、無観客でも満員に見えます。
まさか隈研吾氏が無観客開催を予測していたわけじゃないでしょうけど、いま思えば秀逸なアイデアですね。
少なくとも「ザハ案」でなくてよかった。あのデザインの会場で無観客は、あまりにもシュールですから。

無観客の開会式会場に、観客ではない「関係者」が何人入るのか知りませんが、そこに目くじらはたてません。
むしろ、報道陣にはしっかり入っていただいて、圧倒的迫力の「五輪映像」を放送・配信してほしいですね。
それに間に合うように購入した大型の有機EL・4Kテレビが、来週わが家に届くんですから。

映像技術については、もう何年も前から、日本のメーカーや放送局や技術者らが研究を重ねてきたはずです。
ただし盛り上がっていたのは2年前まで。昨年からのコロナ禍で、楽しい話はすっかり影をひそめていました。

でも幸か不幸か、五輪開催が1年延期されたおかげで、放送技術にもさらなる磨きがかかったことでしょう。
無観客開催になったので観客席にも無数のカメラを設置できるし、これはすごい映像が期待できますね。
そんなわけで、かつては開催に懐疑的だった私も、いまは東京五輪が素直に楽しみです。
選手村でクラスターが発生して競技がガタガタになるとか、そんなことだけは無いよう、心から祈っています。

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「聖火リレー」スタート
- 2021/03/25(Thu) -
「聖火リレー」がついに始まりました。
コロナ禍がどうなるにしても、とりあえず始めると。軽々しく賛否を述べるには、状況があまりにも複雑です。

リレーが全国を走るのは、五輪に向けて国民が盛り上がるのが目的であり、本来声援は多いほど良いはず。
競技をテレビでしか見られない人が、ある意味で五輪を「生で見た」感覚に浸ることもできます。
前回の東京五輪のとき私は、岩国市内を走る聖火ランナーを沿道で見ました。当時4歳。おぼろげな記憶です。

しかし今回、コロナ禍のせいで、実に盛り上がりに欠ける変則的な聖火リレーとなってしまいました。
沿道に観衆が集まりすぎた場所は、リレーが「スキップ」されるという、おかしな規定も作られています。

応援が少なければ走れるけど、人が集まりすぎたら走れない、誰がどう調整してリレーを成立させられるのか。
思慮深い有名人なら、何か理由を付けて、あるいは正直に懸念を述べて、走るのをやめることでしょう。

「暗闇の先の一筋の光として希望の道をつなぎ(略)大きな光となって国立競技場に届くことを祈念する」
というふうに、大会組織委員会の橋本会長らが無難な挨拶をする中で、小池都知事は、
「聖火リレーが(略)コロナ禍からの『サステイナブルリカバリー』の一歩につながることを確信したい」
と、分かり難い言葉を操りたがる。どうして「持続可能な復興」と言わないのでしょうね。

聖火リレーはどうやら、五輪強行への突破口のような、ある種の象徴となっているような気がします。
多くの一般市民を巻き込んで、五輪を中止しにくくするための、既成事実作りの第一歩なのかもしれません。

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東京五輪は1年延期。来年はきっと、無事開催できますように
- 2020/03/24(Tue) -
東京五輪は、1年程度延期されることが正式に決定しました。そりゃ、そうでしょ。
名称はそのまま「東京2020」でいくようですが、この際、「東京2020+1」なんて、どうですか。

今後、正式な開催日程を決めていくまで、調整作業は膨大でしょうね。多方面への影響も計り知れません。
明後日から始まる予定だった聖火リレーは中止です。妙な「ランタン車巡回」を始めてなくて良かった。

しかし最大の懸案は、いま加速しているというパンデミックですね。1年後に終息している保証はありません。
いやそれどころか、1年後でもまだパンデミックかもしれないとさえ思います。

「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として、完全な形で開催する」
安倍首相は今日もそう語りましたが、人類が打ち勝つのは、なかなか難しいウイルスのようです。

「呼吸器系に感染して広がるウイルスで、症状が軽いのに感染力があるものが特に危ない」
そんな警鐘を鳴らした報告書が、2年前に出されています。コロナウイルスを念頭に置いたものだそうです。

いったん収束したように見えても、未感染者が多数いる限り、またすぐに流行が再燃するかもしれません。
油断すれば、いつでもオーバーシュートする危険があります。
なんども言ってきましたが、人口の6割とか8割が感染するまで、ずっと流行は続くのです。

バッハ会長も安倍首相も「五輪中止はない」と言いますが、それはまだ来年にならなければわかりません。

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五輪延期は必至の雰囲気なのに、聖火リレーを始めても大丈夫か
- 2020/03/21(Sat) -
世界中に新型コロナウイルス感染がものすごい勢いで広まり、とくに欧米諸国が大変なことになっています。
各国の五輪委員会や競技団体やメディアは、東京五輪の延期(または中止)を求める声をあげています。
日本国民やメディアもすでに、延期は当然として、1年延期がいいのか2年延期かで議論している段階です。

ところが組織委員会や政府は、予定通りに開催する建前で準備を進めており、なかなか延期を口にしません。
正式に延期が決定しない限り延期しない前提を固持するものだから、すべてを粛々と進めるしかないのです。

アテネから聖火が到着しました。強風の中で行われた昨日の到着式は、見てる方が寒々しくなりました。
聖火リレーはもう来週から始まります。ひとたび始まったら、リレーはそのまま最後まで続くのでしょうか。

3月26日に福島県を出発し、各道府県を2,3日ずつ走り、7月10日からは都内を走って聖火台に向かいます。
熊本県は、5月5日と6日の祝日・振替休日に走るという、絶好のスケジュールです。
しかしさすがに5月には、すでに延期が決定していることでしょう。走る方も応援する方もドッチラケですね。

リレーは全区間を全うし、聖火は競技場近辺の施設で、1年でも2年でも、燃やし続けておくのかもしれません。
ただ、最終ランナーが聖火台に点火しても開会式は始まらず、ちっとも晴れがましい気持ちにはなれません。
こんなことなら、先週のアテネの採火式よりも前に、五輪延期を決めておくべきでした。

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デクラークのクルクル
- 2019/10/20(Sun) -
ラグビー・ワールドカップの準々決勝、残念ながら日本は南アフリカに敗れましたが、よく健闘しました。
前半見てるときは、後半で逆転しそうな気さえしてましたが、さすがに南アフリカは強かった。

敗れたというのに、ゲーム後の日本選手たちの表情がいい。もしかして勝ったのかと思うぐらいの笑顔でした。
こうなったら南アフリカには優勝してもらいたいと、素直に応援できるような、後味の良い試合でした。

大事な場面で、よく無意識にボールペンをクルクル回す人がいますが、私はそのクセは好きじゃありません。
でも、スクラムハーフのデクラークがスクラムの前でボールを指でクルクル回す仕草は、なぜか許せます。
たぶんそれは、彼なりのルーティンなのでしょう。それに、そのあとのキックが絶妙すぎますから。

ラグビーには、ハンドとかオフサイドとか、サッカーと同じ名の反則もありますが、内容はだいぶ違いますね。
概して、説明調の長い名前の反則が多く、そこはちょっとイケてないと感じるところ。
何か、気の利いた1語に置き換えるわけにはいきませんかね。

どのようなスポーツでも、大きな国際大会が日本で開催され、しかも日本代表が強いと、ファンが増えます。
私も典型的な「にわかファン」です。日本は敗れましたが、決勝戦までの残り4試合がとても楽しみです。
ただ、そのキックオフが18時とか17時なのがちょっと痛い。土日は診療時間と少しかぶるんですよね。
なので当日は、試合の放送を予約録画しておいて、帰宅後に時間差観戦する、という作戦で臨む予定です。
うっかりネット上の速報を見てしまわないように、観戦終了までは、MacもiPhoneも見ません。

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ラグビーが面白い
- 2019/10/13(Sun) -
ラグビー・ワールドカップの日本対スコットランド戦は、日本が見事に勝ちました。良い試合でした。
台風19号の影響も心配される状況でしたが、試合が開催されてホントによかった。
試合中止で決勝トーナメントに進出するのと、勝って進出するのとでは、大違いです。

それにしてもラグビーって、サッカーとも野球とも違う、見ててすっごく力が入るゲームですね。
多分それは、格闘技だからでしょう。緊張と興奮が波状的に持続するので、まったく気が休まりません。

日本代表メンバーの顔ぶれは、とても国際色豊かですね。
調べてみると、日本人の次に多いのがトンガとニュージーランド出身者で、5人ずついます。
そのほか、南アフリカやオーストラリアなど。地球外からも1人(プレデター)。

近年、試合の放送やそれに伴う解説を目にすることが増え、日本人のラグビーへの理解が深まってきました。
私も元々はラグビーには疎かったのですが、いまでは見れば見るほど面白いスポーツだと感じています。

今回のラグビー・ワールドカップの日本誘致に、森喜朗元総理が尽力したことは、否定はしません。
失言の多かったタヌキ親父ですが、今日のゲームを見ていると、なかなか良いことしたなと思ってしまいます。

2011年の開催招致に敗れたとき、森氏はラグビー界の閉鎖性を批判して、次のように語ったといいます。
「あなたたちはいつまで仲間うちでパスを回していれば気が済むのか」

森氏にしては、まともな事を言ってますが、裏を返せば、仲間に入れて欲しいことの現れかもしれません。
でもラグビー界の歴史がどうであれ、ともかく日本が強くなりゃいいのです。きっと発言力も増すはずです。

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五輪チケット申し込む?
- 2019/05/09(Thu) -
東京オリンピックの観戦チケットの抽選申込が、今日から始まりました。
(いま「観戦チケット」と入力しようとしたら「感染チケット」と変換されて、バカウケしたところです)

まずは、「TOKYO 2020 ID」への登録が必要とのこと。今日は昼休みに、その作業を行いました。
専用サイトから「仮登録」すると、「本登録手続きの案内メールを送信しました」との表示あり。
ところが待てど暮らせど、その肝心のメールが届きません。昼休みは終わり、午後の診療が始まります。

診療の合間にたびたびメールチェックしていると、90分ほどしてやっと、案内メールが届きました。
直ちに「本登録」。これで私のアカウントが「有効化」されました。

続いて「東京2020公式チケット販売サイト」に進むのですが、これが激混みの60万人待ち!。
診療の傍らときどき進捗状況を見ていると、1時間ぐらい経った頃にやっと、私の順番がきました!

サイトのページには、「チケット購入」のところをクリック!、これでやっと買えるのか、よしっ!
と思ったら、こんどは「チケット購入ページへ順番にご案内しています」との文言。あらためて9万人待ち!

どんだけ待たせるんですか。しかも今回の9万人待ちは、さっきの60万人待ちよりも進捗が遅いのはなぜ?
幸か不幸か、まるでチケット予約作業を見越していたかのように、今日の午後の診療はヒマでした。

やっとのこと、チケット購入ページが出現。競技別・日付別にチケットを選ぶ画面です。
何も考えずにここまで来ましたが、オリンピックを観戦する予定が無いことを思い出しました。これは痛い!

ところが、競技名が並ぶ画面を見ていると、不思議なことにチケットを買いたくなってしまうんですね〜
この機会を逃すと、一生2度とオリンピックを生で見ることはできなくなるという思いもこみ上げてきます。
当院のスタッフとあれこれ話すうちに、みんなでオリンピックを観に行こう!などと盛り上がってきます。
じゃあ、どの日のどの競技を観戦しようか。開会式とか閉会式もいいんじゃないの・・・
そんな風に想像すればするほど楽しくなりますね。たぶん今日は、日本中の人たちが同じような気分でしょう。

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判官贔屓を反省
- 2018/08/21(Tue) -
勝って当然の大阪桐蔭と、奇跡的な快進撃で史上初の東北勢優勝を目指す金足農業。
第100回全国高校野球選手権記念大会の決勝戦は、点数が大きく開く結末となりました。

数日前から今朝まで、メディアは金足農業の快進撃を詳細に報じ、その優勝をおおいに期待する論調でした。
強豪に対して果敢に挑む弱者に同情し応援する、日本人特有の「判官贔屓」の世論が盛り上がっていました。

大阪桐蔭に恨みはないですが、私も金足農業の優勝を期待して、テレビの前に座って応援しました。
ところが、結果はご存じの通りの一方的な展開となりました。

初回のワイルドピッチでイヤな雰囲気になり、4回には3ランを打たれても、まだ逆転を期待しました。
しかし、5回に6点という大量点をとられて12対1となった時点で、私は試合を見るのを止めました。

負けに傾いている金足が、執拗にに打ちのめされ続ける光景を、辛くてもう見ることができなかったのです。
金足の頑張りを最後まで見届けなかったのは、申し訳ありませんでした。

もちろん、単に両校の歴然とした実力差を見せつけられただけかもしれません。
トーナメントの決勝戦は、理論的には段違いの実力差があるチームの決戦となる可能性はあります。
今日の一方的な試合展開の原因には、両校の選手層の違いや試合スケジュールの問題もあるのでしょう。

試合直前まで金足農業を「判官贔屓」して加熱していた報道は、大阪桐蔭の選手には申し訳ないことでした。

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独裁者のツーショット
- 2018/08/01(Wed) -
「奈良判定」ですか。日本のアマチュアボクシング界では、そのような不正がまかり通っているようです。

2年前の岩手国体における、岩手代表選手と奈良代表選手の試合の動画には、唖然とします。
アマチュアのルールでは、ダウンの評価がプロとは異なるそうですが、それにしてもひどい判定でした。
勝った奈良の選手も、試合後に勝者として手を挙げるのを明らかに躊躇していましたからね。

ボクシング連盟を私物化していると、連盟関係者ら300人以上から告発されたのが、終身会長の山根明氏です。
この人がまあ、なんともガラが悪い。

その山根氏に対して、高校総体の開会式の挨拶で今日、岐阜県の連盟幹部が辞任を求める発言をしました。
勇気ある行動だと思いますが、山根会長による報復が心配です。なにしろ独裁者ですから。

報復でいうなら、日大アメフト部の悪質タックル問題に関係して報復人事を行った、田中英寿理事長でしょう。
田中氏の辞任を求める日大職員組合の要望書に賛同して署名した人たちが、役職を解任されました。
日大もまた、田中氏が私物化しているようです。そしてこの人もまた、ひどくガラが悪い。

ネットはいま、田中英寿氏と元サッカー選手の中田英寿の名前が似ていることで盛り上がっています。
さらに、その田中氏とボクシング連盟の山根氏との恐るべきツーショット写真が、拡散しています。
2人とも、もう、その筋の人にしか見えません。
人を外見で判断しちゃいけませんけど、独裁者って、目つきが悪くなるんですかね。

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暑さ指数と運動
- 2018/07/21(Sat) -
全国多数の場所で猛暑を記録したというけど、昔に比べて観測点が増えただけじゃないの?
昔は、エアコン(クーラー)なんてなかった。最近の日本人が、暑さに弱くなっただけじゃないの?

などと言うのはたぶんもう、間違いです。きっとホントに異常に暑いのです。日本中がいま、大変なのです。
今月いっぱい猛暑が続き、8月に少し収まるけど、8月下旬からまた猛暑になるというイヤな予報も聞きます。

昔は「不快指数」なんて指標を使っていましたが、今年よく聞くのは「暑さ指数(WBGT)」ですね。

不快指数は、気温と湿度から計算する数値ですが、暑さ指数は、周辺の熱環境も考慮した数値とのこと。
WBGTは「Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)」の略だと。LGBTとは関係なさそう。

「黒球温度(A)」は、黒い玉の中の温度で、日なたの体感温度と相関がある
「湿球温度(B)」は、汗が蒸発するときに感じる涼しさを表す
「乾球温度(C)」は、普通の温度計の温度

屋外では、WBGT (℃) = 0.2A+0.7B+0.1C 、屋内では、WBGT (℃) = 0.3A+0.7B、と算出するそう。

この指標は、1954年に米海兵隊で開発されたそうですが、興味深いのはアメリカスポーツ医学会の指針です。
WBGTが28℃以上の場合は、10マイル以上の長距離走を禁止する、というもの。
これを踏まえて日本体育協会も、WBGT28℃以上は厳重警戒(激しい運動は中止)としています。

さて、今朝の東京のWBGT実測値は、朝7時で29.1℃、8時が30.0℃、9時が29.9℃でした。
東京オリンピックのマラソンは、スタート時間を午前7時に早めるそうですが、焼け石に水ですな。

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残念だけど誇らしい
- 2018/07/03(Tue) -
残念でした、今朝のベルギー戦。でも日本はよく戦った。今日はどうしても、サッカーの話題です。

休診日なので心置きなく夜中に起きて、ソファーに座って愛犬を撫でながら観戦しました。
前半からずっと良かった。鋭いパスがよく通るし、スピード感があるし、チャンスを生かして2点先制です。
これはすごい。まぐれじゃありませんよね。これが日本の実力。もしかして、勝っちゃうの?

時間帯が早朝でなければ、ビールを1本プシュッと開けて前祝いでもしようかと思うほどでした。
翌朝ビデオで観戦しようという人たち(家人も)が、可哀想でなりません。この歴史的快挙は、生で見なきゃ。
興奮してノドがひどく乾いてきましたが、画面から目を離したくなかったので、ビールどころか水も飲まず。

問題は、ベルギーに1点入れられたときです。まだ1点勝っているのに、いや〜な汗が出てきました。
逆転されはしないかと、不吉な気持ちが芽生えてきました。いや、そう思うこと自体が不吉。まだ勝ってる。
いやしかし、ヘタをしたら追いつかれてしまうという恐怖は、ますます強まります。

追いつけ追い越せと勢いに乗るベルギー選手は、おそらくアドレナリン最高潮で勢いづいています。
一方で日本チームは、追いつかれまいと守りながらも攻め続けるという、微妙に危機的な精神状態。

ああ、ついに同点。サッカーに限らず多くのスポーツで、追いつかれた方が圧倒的に不利です。同点なのに。
このまま延長戦にもつれ込んだら勢いで負ける、と思えてきた矢先、その前に決着がついてしまいました。

まるで昔見た、あの「ドーハの悲劇」を思い出す、ゲーム終了直前の、あっけない幕切れでした。
でも今日は、日本チームが一段階ステップアップしたような印象を受けて、誇らしい気持ちになりました。

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時間かせぎ戦法への賛否
- 2018/06/29(Fri) -
戦略上は的確な判断だったとしても、時間かせぎのボール回しが延々と続くのを見るのは、辛かったですね。
私にしては珍しく夜更かしして見たサッカーW杯ポーランド戦は、嬉しさと虚しさが交錯する幕切れでした。

今日は日本中で賛否両論。こういう盛り上がりは、国会問題等で議論するよりは、よほど楽しい。

最後まで攻め続けて自力での決勝進出を目指すべきだと、試合中に私は思いましたが、素人考えですかね。
たしかに、あの状況で果敢に点を取りにいってカウンターで0―2になれば、結果的には最悪です。
でも、「SAMURAI BLUE」という名前はちょっと、わきに隠しておきたい気分になりました。

スタジアムに大ブーイングが響く中、0―1での負けを維持する戦法で決勝トーナメント進出を決めた日本。
ポーランドチームもまた、日本の無気力が伝染したかのように、時間消化に付き合ってくれました。
下手に攻めてカウンターで追いつかれるリスクを恐れたのでしょう。両国の利害が一致したわけです。

私はその時、こうなりゃセネガルが得点すればいいのにとさえ思い、チラチラNHKの方も見ていました。
セネガルが得点したのを知って日本が戦意を取り戻し、攻撃に転じて見事に得点する。それなら最高なのに。

最後まで戦い抜いたセネガルに、日本が「フェアプレーポイント」の差で勝ったというのも、実に皮肉な話。
今日の戦いを正当化するためには、決勝トーナメントの1回戦で勝って、世界に実力を示すしかありませんね。
FIFAランキング3位のベルギー戦。日本時間で7月3日の午前3時からですか。厳しい時間帯になりそうです。

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ロナウドか、ロナルドか
- 2018/06/16(Sat) -
サッカーワールドカップが始まりました。
昨日は、クリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを見せてくれました。すごいです。
で、毎度のことですが、テレビでは「ロナウド」、新聞では「ロナルド」。これ、なんとかならんかね。

日本人が現に使ってる発音を重視するテレビと、現地の発音に即した表記にしたい新聞との、見解の相違か。
現地の発音が「ウ」と「ル」の中間なのが原因でしょう。4年前に議論されたときに、私はそう理解しました。
ただし、ポルトガルでは「ル」に近く、ブラジルでは「ウ」に近い発音だといいますから、ややこしい。

そもそも、外国語の発音をカタカナで表すことに限界があるのです。
語尾の「ル」だと、英語でも「ウ」に聞こえたりしますよね。「mail」は「メイウ」みたいに。
「メール」と「ロナルド」では「ル」の発音が異なるでしょうけど、正確なカナ表記ができないことは同じ。

子どもの頃、父の実家で古〜い英語の教科書を見つけたときのこと。
“ This is a pen. ” のフレーズに、フリガナがふってあって、「ズィス イズ ア ペン」でした。
最初にその言葉を聞き取って広めた日本人の、その聞き取り能力が、後の語学教育に大きく影響するようです。

のちに “ This ” は「ディス」表記になりましたが、それだって、「Th」の音を正確には表せてはいません。

関係ない話ですが、日本語でも「ル」と「ウ」の発音に分かれる言葉があることに、ふと気づきました。
私が子どもの頃(山口県在住)に「知っとる」と言ってた方言は、九州では「知っとう」です。
たぶん、知ってる→知っておる→知っとる→知っとう、なのでしょう(個人の意見です)。

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冬季五輪の楽しみ
- 2018/02/21(Wed) -
平昌オリンピックでは、日本人選手の活躍が目立つので、毎日楽しみです。
そのなかで今日は、「女子パシュート」と「女子カーリング」でしょうか。

「カーリング」のことを私は、スポーツというのはどうなのかと思っていた時期がありました。すみません。
しかし最近は、親切なテレビ解説のおかげでルールも戦術も多少わかってきたので、とても面白い。
あの、選手同士が北海道弁(?)で指示を出し合う声が丸聞こえなのも、なかなか盛り上がりますね。
今夜はスイスに敗れたけど、準決勝進出が決まったのは、よかった。明後日は、何かやってくれそうです。

「パシュート」の金メダルはすごかった。途中まで負けてたのに、最後に凄い勢いで逆転しました。
何がすごいかって、3選手が密着して一列になって、手足の動きが同じで、まったくずれてないことですね。
清水宏保氏による、「『Choo Choo TRAIN』のように3選手が重なっている」という表現がピッタリです。
こういう動きは日本人が得意だ、なんて軽く言うけど、なんで日本人にしかできないんでしょうね。不思議。

日本が獲得したメダルが、過去最多の11個になったと、メディアが大騒ぎしています。
まあ、それはめでたいことですが、金銀銅の区別なく合計した個数だけを比較するのは、どうなんでしょう。
長野五輪の10個のメダルのうち5個は金メダルですが、平昌では金メダルはまだ3個。今回は銀が多いですね。

競技種目は増えているし、ロシアも正式には参加していないし、過去との比較はほどほどにしときましょう。
それよりも、日本が過去にメダルを獲ったことのない種目へ幅を広げて、競技人口を増やしてほしいものです。
カーリングでもパシュートでも、日本人選手が強いと楽しいじゃないですか。

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男子フィギュアで金・銀
- 2018/02/17(Sat) -
さすが羽生結弦選手。すばらしかったですね。宇野昌磨選手とのワンツーフィニッシュもまた、良かった。
今日の男子フィギュアスケートは、診療の合間に見ておりました。予防接種を少々中断して、見ておりました。

昨日のショートプログラムは非の打ち所のない完璧な演技でしたが、今日はヒヤッとする場面がありました。
でも、こけなかった。あとで羽生選手曰く「意地で、こけなかった」。
この人は、演技もすごいけど、喋る内容やインタビューの受け答えが、実に冷静でしっかりしてますね。

それに比べると、松岡修造氏は相変わらず暑苦しく(良い意味で)、織田信成氏は泣きすぎです。

スピードスケートでは、元メダリストの清水宏保氏のテレビ解説がすばらしいと、話題ですね。
解説が的確で、わかりやすくて、遠慮がなくて、しゃべりが上手くて、しかも面白い。完璧じゃないですか。

スピードスケートの小平奈緒選手が銀メダルに終わったときの、清水氏の発言には、ドキッとします。
「銀メダルは悔しいんですよ。金メダルはうれしい、銀はくやしい、そして銅はほっとする」
これは清水氏のお決まりのフレーズらしいですが、一流の人たちの発言は、じつに重たくて、心を打ちます。

北朝鮮がらみの報道が続いて、少々しらけ気味の五輪開幕でしたが、いざ競技が始まると盛り上がりますね。
日本中から金メダルを期待され、しかも期待通りメダルをとった羽生選手は、とにかくすばらしい。

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スペシャルなエンジン
- 2017/06/05(Mon) -
Facebook等に勝手に現れる広告は、(1)興味が湧くもの、(2)興味がすごく湧くもの、に分かれます。

今朝はそれが、「Ferrari 458 Speciale(スペチアーレ)」という、私には無縁のスーパーカーでした。
まあいちおう、その動画広告を見ておきます。さらについでに、フェラーリのサイトも覗いておきます。
フィッシングサイトだと困るので、フェラーリの純正サイトから入ります。これ、常識ですね。

さて、なになに、0-100km/h加速が2.0秒だと。バケモノですか。エンジンは自然吸気のV8、出力605CV。

「CV」というのは、イタリア語 “Cavallo Vapore” の略。イタ車で出てくる「馬力」の意味ですね。
「PS」というのが、日本でもよく使われる馬力の単位ですが、ドイツ語 “Pferdestärke” が由来です。
これらはいずれも、フランス式の「仏馬力」を表しています。つまり、仏・独・伊は、同じ単位のグループ。

一方で、英米で使われているのが「英馬力」。 “horse power” を略した「HP」が使われます。
PSとHPは、ほぼ同じ意味なのに厳密には微妙に違い、数値は、PS>HP、となります。

最近の馬力表示は「kW(キロワット)」が使われることが多く、直感的にピンとこなくなってきましたね。

Ferrari 458 Specialeの、自然吸気、つまりターボなどの過給器なしで605CVという馬力は驚異的です。
排気量は4497mlなので、リッター当たり出力135CVという、まさにスペチアーレ (スペシャル) なエンジン。

昨年買い替える前の私の愛車も、リッター当たり137PSの高出力でしたが、それはツインターボ付きでした。
ターボで加給しまくって絞り出せる馬力を、このFerrariは自然吸気で達成してるところが、すごい。
フェラーリのサイトで、そのエンジン音を「大音響で」聞いてみると、これがまた、実にいいサウンド。
自然吸気の高性能エンジン車って、ドライブフィールも最高でしょうね。持ってる人がいたら乗せてください。

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いきなり歩く
- 2017/04/27(Thu) -
「大型飛び石連休」に突入したことは、昨日書いたとおり。今回の連休のテーマは、運動不足の解消です。
「1日1食 + 毎晩ブロッコリー」だけでは、体重維持の手段としては、必ずしも健全ではありません。
やはり適度な運動が必要なのです。そんなことはわかっています。わかっちゃいるけど、やってない。

そこで今日は、自宅からクリニックまで歩くことにしました。自転車ではなくウオーキングです。
せっかくの休日だというのに、行き先はクリニックです。距離は5キロ少々。
出かける前に日差しに気づき、急遽、散髪に行きました。変な日焼けを防ぐためです。
十分にストレッチして、軽装で出発です。スマホとカギを入れたウエストポーチが、体に食い込みます。

道中の退屈しのぎに音楽でも聴こうと思ったら、iPhone 7 Plusにイヤホンジャックが無い!
安全のため自転車では音楽を聴くことがなかったので、これまで気付きませんでした。
本来なら、ワイヤレスの「AirPods」(通称「うどん」)を使うべきところですが、購入していませんでした。
これを書いている今になって、イヤホンとLightingをつなぐアダプタがあることを思いだしましたが、手遅れ。

よって今日は音楽なしで、道ばたの草木や街並みや周囲の風景を眺めながら、適度に休憩しながら歩きました。
自宅からクリニックまでは、標高で言うなら下りなのですが、最後に白川の河岸段丘の段丘崖が待っています。
これをゼーゼー言いながら登り切り、ようやくクリニック着。所要時間70分。汗ダクダク。

3時間ほど休憩してクリニックを出発。また歩いて帰らなきゃならないのが、わかってはいたけど、つらい。
こんどは休憩なしで、とにかく風呂に入りたい一心で、サクサク歩いて帰りました。帰路の所要時間は55分。
往復で14,700歩でした。かなりの筋肉痛が、たぶん明後日ごろやって来ると思います。

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吉田選手、銀メダル
- 2016/08/19(Fri) -
未明まで準決勝戦を見届け、4時間ほど仮眠の後に今朝5時に起きて決勝を見た人も多いでしょう。私もです。
吉田沙保里選手はしかし、決勝に敗れ、銀メダルとなりました。4連覇はならず。でも立派な戦績です。

女子レスリングは今大会、次々に金メダルを取っていました。粘りと逆転の連続でした。
そのようなすばらしい試合を見ながら、いちばん期待し、しかし実は危惧もしていたのが吉田選手でした。
4連覇がかかるプレッシャーだけの問題ではないと思います。外国人選手も、みな緊張しています。
6分間で、フォールだけでなくポイントによって勝敗が決まるなら、こういうこともあるでしょう。

しかし多くの人が言っているように、吉田選手本人は銀メダルでも、ほかの選手の金メダルに貢献しました。
吉田選手を目標にして育ってきた若手が、大活躍したからです。

ほかの競技も同じ。水泳も、体操も、卓球も、バドミントンも、期待以上の活躍を見せてくれました。
東京五輪にはいろんなケチが付き、都知事選もからんで、リオ五輪が盛り上がるのか、当初は心配でした。
でもこれは、選手にはまったく関係の無い話。五輪の主役は、選手です。現に、とても盛り上がっています。

しかし、五輪が商業化し、利権がからみ、政争につながり、汚職やドーピングも起きています。
はたして東京五輪は、これ以上おかしな問題の起きないまま、無事開催されるのか。
すでに、4年後をめざして若手選手が始動しています。過去最大級の活躍が、当然のように期待されています。
そのプレッシャーは、もはやしょうがないとしても、外野で変なケチがつかないことを祈るばかりです。

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衣類紺印譚
- 2016/01/21(Thu) -
今週は、ひどく寒い日が続きますね。来週のはじめにかけて、もっと寒くなるようです。
自転車通勤は、寒くなってからずっと中断してます。なにしろ寒すぎます。
せっかく新しいダウンジャケットを買ったのですが、いまは自転車で通勤しようという気になりません。

車でさえ、朝の車内は寒くてたまりません。クリニックの朝の清掃も、風が強いときには凍える思いです。
自転車用として買った、お気に入りのベージュのダウンジャケットは、もっぱら日常用になっています。

気がつくと、ジーンズの染料が色移りして、ダウンジャケットの裾が紺色に染まってます。ガッカリな話です。
これを「衣類紺印譚(いるいこんいんたん)」というのは、こじつけすぎですが、思いついたので書きました。

冬の自転車で寒いのは、手足と顔面、とくに鼻と耳です。いくら防寒具を使っても、冷気がしみこんできます。
ランニングやジョギングと違って、自転車はあまり体が温まらないのに、もろに冷たい強風に晒されます。
手の感覚が麻痺し、足先が痛み出し、耳がもげそうになり、鼻水が垂れ、メガネがくもります。
こうなると事故が心配です。だから自転車通勤は中断しているのです。寒さに負けたのではありません。

ただしこのままでは、運動不足。そこで、ジョギングを始めることにしました。
例によって、まずはカタチから。ウエア一式を買いました。これで準備万端。あとは、いつ始めるか、です。

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白鵬猫だまし問題
- 2015/11/21(Sat) -
大相撲九州場所10日目に、横綱白鵬が「猫だまし」を使った件を受けて、世間が騒々しくなっています。
賛否両論では「否」が優勢ですが、「賛」も負けてない。久々に、面白い議論になっています。

テロだったら誰もが反対するでしょうし、安保法案ならイデオロギーが絡んで楽しい議論にはなりません。
そこへくると「白鵬猫だまし問題」は、みんなが安心して言い合うことのできるテーマでしょう。

反対意見は、「横綱としてやるべきことじゃない」という、北の湖理事長の苦言(遺言?)に代表されます。
つまり、そのような奇策は「横綱らしからぬ行為」であり、白鵬は「横綱の品格に欠ける」というわけです。

映像を見ていると、気になるシーンが4カ所ありました。
(1)猫だまし1回目、(2)猫だまし2回目、(3)勝った後のにやけ顔、(4)懸賞金でガッツポーズ

このうち(2)以降が無く、猫だましを1回試してみただけなら、戦術の探求だったと思えなくもない。
猫だましは、正式に認められている戦法であり、舞の海しか使ってはならないという規則はありません。

しかし「小さい人が変化しても拍手が起きますが、大きい人が変化すると批判される」と舞の海も言ってます。
大相撲は、単なるスポーツではなく日本の伝統文化であり、そこには守るべき礼儀や作法があるわけです。

その意味では、今回は猫だましよりも、その後のにやけ顔とガッツポーズの方こそ問題だと、私は思います。

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メルボルンでの快挙
- 2015/01/20(Tue) -
テニスとサッカーの両方で、日本が勝利しました。くしくも、同じメルボルンで今日行われた試合です。
休診日だったので、今日はテレビの前に張り付いていました。さらに勝ち進むことを期待します。

錦織圭選手の試合の合間のニュースで、柔道家の斉藤仁氏が死去したと報じられました。
斉藤氏といえば、弟子の石井慧選手の、北京オリンピック金メダル獲得時の名言が忘れられません。

「オリンピックのプレッシャーなんて、斉藤先生のプレッシャーに比べたら、屁の突っ張りにもなりません」

なかなか面白い発言ですが、「屁の突っ張り」という言葉を誤用しています。「屁」だけでよかったのに。

ところでメルボルンは、オーストラリアではシドニーに次いで2番目に人口の多い都市です。
首都をめぐって両都市が争った結果、計画都市キャンベラが造られたことは、よく知られています。

2大都市が争う構図は、日本にもあります。
たとえば、長野県の長野市と松本市。歴史的経緯が複雑で、両都市の不仲はいまだに続いているとか。
長野市は県庁所在地で、人口も最大。一方で松本には、日銀の支店や信州大学の本部と医学部があります。

福岡県では、かつて最大の都市は北九州でしたが、私が大学生になったころ、福岡が第1位に躍り出ました。
両都市のその後の繁栄と衰退は好対照で、人口にも1.5倍ほどの差がついてしまいました。

効率の良さばかりを求めると、今現在繁栄している都市にますます、人口や産業が集中してしまいがちです。
その最たるものが、東京一極集中であり、将来70%の確率で大地震が起きるというのに、集中は続きます。

首都移転の話も、なかなか現実味を帯びません。既存の地方都市に移転しようとするから、進まないのです。
100年後、200年後を考えて、キャンベラのような計画都市を、ゼロから設計するのが面白いと思います。

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序ノ口は少ない
- 2014/11/23(Sun) -
大相撲九州場所は、今日の千秋楽で、横綱白鵬が32度目の優勝を果たし、大鵬の持つ記録に並びました。
白鵬は昨日、横綱日馬富士を下し、今日は横綱鶴竜に勝ちました。
3横綱がみな、モンゴル出身というところが寂しいですが、まあ実力の世界ですから、仕方がありません。

それにしても、外国出身力士って、いま全部で何人いるのでしょう。今場所の番付表で、数えてみました。

幕内42力士のうち、モンゴル出身は10人(23.8%)。なかなか多い。「蒙古襲来」と言われるゆえんです。
その他の国では、ブルガリア、ブラジル、エジプト、グルジア、ロシア、中国から、それぞれ1人ずつ。

十両28力士では、モンゴル7人(25.0%)、他にはグルジアから1人。
幕下力士は120人。多いっすね。このうちモンゴル6人、ハンガリー1人。
三段目力士は200人。あ〜、疲れてきた。でも数える。モンゴル1、ロシア1,中国2、韓国1、米国1。
序二段力士は194人。あ〜、もうゆるしてください。でも数えた。外国出身はモンゴル1人のみ。
最後に序ノ口44人。序ノ口って、少ないんですね。助かる〜ぅ。外国出身者はいませんでした。

モンゴル出身力士がどんどん増えて、しかも強い。白鵬は嫌いじゃないけど、現状はどうしても寂しいです。
しかし外国出身者が多いのは、彼らの頑張りによる結果であって、批判されるものではありません。
外国人あるいは外国出身力士の人数制限をする前に、まず、日本人が頑張るのが筋でしょう。

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感動したけど無謀です
- 2014/11/10(Mon) -
フィギュアスケートGPシリーズで起きた、昨日の公式練習中の羽生結弦選手のアクシデント。
一昨日のショートプログラムも見ましたが、フリーでの逆転を期待して、昨日も生中継で見ていました。

そこへ突然、カメラの目の前で他の選手と衝突。強打、転倒、意識混濁?、頭部からの流血、顔面蒼白・・・
一瞬、これで選手生命を終えるようなことにでもなりはしまいかと、そんな心配さえ抱かせる状況でした。

ところが羽生選手は立ち上がり、驚いたことに練習に復帰し、そして本番に登場し、演技をなしとげました。
このシーンを見た世の中の人々の考えは、次のように真っ二つ。あるいは、その両方かもしれません。
(1)感動した
(2)無謀だ

何度も何度も転倒しながらの、その痛々しいプレーは、もうやめてくれと言いたくなるようなものでした。
だから演技を見ているときの私の心境は(2)でした。しかしこれが演技終了後に(1)に変わるんですね。

世の中の人は、とくに日本人は、たとえ無謀であれ頑張った人に、ネガティブなことは言いたくないのです。

ですが、脳振盪の疑いがある場合は安静が基本。やはりプレーすべきではありません。なので(2)です。
今後しばらくの間は、ゆっくり静養してほしいものです。あと、公式練習の運営方法には改善の余地あり。

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自転車乗りの汗疹
- 2014/08/21(Thu) -
ロードバイクで颯爽と走っている人って、カッコイイですね。いつかはあのように走りたい。
でもいまの私は、マウンテンバイク(MTB)の方がいいです。
ビュンビュン長距離ツーリングするよりも、あちこちグルグル寄り道しながら走りたいからです。

景色を楽しみながら一定のコースを走る、ピクニックみたいなマラソンを「マラニック」と言うそうです。
私のサイクリングは、ピクニックみたいなサイクリングなので「サイクニック」と呼べるかもしれません。

ロードバイクは軽々とスピードが出せますが、あの細いタイヤで走れるのは、ほぼ舗装道路だけです。
一方でMTBなら、未舗装どころか砂利道や砂地や石畳も走れるし、山道や田んぼのあぜ道でも平気です。
おまけに電動アシストが付いているので、登り坂でも体力消耗が抑えられて、遠いところまで走り回れます。

つまり私のような走り方は、「MTB+電動アシスト」の組み合わせが最適なのです(自己満足)。

ただし真夏のサイクリング(ヘルメット装着)で、頭に汗疹(アセモ)ができてしまいました。痒い!
ネットで調べてみると、自転車乗りの皆さん、けっこう汗疹で苦労してらっしゃるようですね。
ヘルメットの下にハンカチを挟むとか、バンダナするとか、専用のバンダナキャップなんてのもあります。
風通しが悪くなって、よけいに暑くならないのかが心配。
でもこれから涼しくなると、自転車は走りやすくなりますね。楽しみです。

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自転車用バッグ
- 2014/08/06(Wed) -
自転車に乗るときのバッグ。何がいちばん楽なのか。結論が出ました。
自分では何も背負わず、バッグは自転車に直接装着する。これに尽きます。当たり前ですかね。

通勤時に持ち運ぶ必要があるものは何か。突き詰めたら、カギと財布とスマホなど数点だけじゃないですか。
着替えのシャツやタオルは、あらかじめ職場に備蓄しておけば済みます。
スマホはすでに、自転車に取り付けてるし、ペットボトルだって取り付けられます(まだ付けてないけど)。

リュックやメッセンジャーバッグは、通勤時に使う必要性がないことに、遅ればせながら気づいたのです。

さっそく自転車店で、ハンドルバーに取り付けるバッグを購入。自宅に持ち帰りました。
で、自分で取り付けようと思ったのですが、これが難しそう。ライトの位置も変えなければなりません。
バッグを購入した自転車店に電話で相談してみると、「すぐ取り付けられますよ」とありがたい返事。

さっそく店に行きましたが、取り付け作業後に、工賃を請求されてびっくり。
なぜなら私は、バッグの取り付けはサービスだと思っていて、財布を持って行ってなかったからです。
まあ、そんな虫の良い話はないですよね。家人に電話して、お金を持ってきてもらいました。

それはともかく、バッグを何も背負わずに自転車に乗るって、なんて楽チンなんでしょうね。
考えてみれば当然のことですが、私はこれまでずっと、ムダに重苦しいサイクリングをしてきたのでした。

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自転車ヘルメット
- 2014/08/02(Sat) -
いま乗っている自転車はマウンテンバイク(MTB)、しかも電動アシスト付きです。
しかし走り回ってみると、最終的にはロードバイクなんだろうなと思います。あのタイヤの細〜いやつ。

走る楽しさを、そのスピードから来る爽快感と走行距離に相関した達成感に求めるなら、とくにそうです。
しかしながら私の場合、ロードバイクに手を出すのは、まだ先の話になりそうです。その理由は、

(1)新しい道を開拓したい
泥道や段差の多いところを、好んで走ります。舗装道路を走るのが前提のロードバイクでは、厳しいです。

(2)サイクリングジャージが無理
あのタイトなウェアを着こなすには、まず、十分にシェイプアップしてカラダのラインを整えなければ。

とは言いながらも、たとえ通勤乗り中心のMTBでも、それなりの装備は必要です。
そこでまず、ヘルメットを購入しました。え、まだ使ってなかったの? という声が聞こえてきます。
恥ずかしながら、まだ持ってなかったのです。昨年転倒したというのに。すみません。

でも、思い立ったら行動しますよ。昨日はさっそく、近所のスポーツ店「ゼビオ」に行きました。
ところが、探しても探しても、ヘルメットどころか、自転車用品を何も置いてない。
店員に尋ねると「自転車用品からは撤退しました」との返事。いったいゼビオに何があったのか。

結局、近所の「サイクルベースあさひ」で購入しましたが、自転車用ヘルメットって、軽くて快適ですね。
おまけにヘルメットを装着すると、安全運転してる意識も高まって、身が引き締まる気がします。

ところで今朝の日経に「ゼビオ 完全に読み違えた」の見出し。ゼビオは業績予想を大幅下方修正とのこと。
ほらね、自転車から撤退するからですよ。(ほんとは、サッカー日本代表の予選敗退が原因らしい)

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豊後街道を走る
- 2014/07/29(Tue) -
自転車通勤は快調に続いていますが、それに飽き足らず、休診日には自転車で遠出しています。
爽快な風を受け、山道で汗を流し、広がる風景を堪能し、路傍に面白いものを発見したりします。

目的地を決めず、これまでに走ったことのない道を選んで走るような、行き当たりばったりが好きです。
走行ルートや距離は、あとでiPhoneのアプリで確認できます。

とは言いながらも最近は、何か目的地を決めた方が、達成感があるような気がしてきたところです。

マイブームは豊後街道です。自宅からアクセスしやすく、阿蘇に向かって上っていく適度な辛さがいい。
豊後街道とは、肥後から豊後までを結ぶ交通の要として、加藤清正が作った街道です。

この道を走って便利なのは、一里(約4km)ごとに設けられた「一里塚」の跡が残っていることです。
走る目標を作りやすく、石碑などを探しながら走るのも面白い。歴史的な興味もそそります。

先週は手始めに、「二里木」「三里木」から「四里木」まで走りました。「一里木」と熊本城はパスです。
二里木は、前に自転車で転倒した交差点の近所。三里木は、ハンズマンに行く途中です。
それらとは異なり知名度の低い四里木は、県道沿いの木の下に、目立たない石碑が建っているだけでした。

さて今日は、土用丑の日にふさわしい猛暑日の中、「五里木」と「六里木」にチャレンジしました。

五里木へ向かう途中から、本当の豊後街道は、一般に豊後街道と言われている県道から離れていきます。
山道を登っていき、距離的には頃合いだろうと思うあたりの茂みの中に、あった。石碑を見つけました。

そして六里木。「清正公道」とも呼ばれる延々と続く山道。汗だくで見つけた石碑は、少々みすぼらしい。
今日はここまで。帰りは下りです。助かった。途中でデサキに立ち寄って、かき氷を食べました。旨し。

次回は「七里木」の予定ですが、このサイクリングって、だんだんと距離が伸びていくのが問題ですな。

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サッカーと蹴鞠
- 2014/06/15(Sun) -
ザックJAPAN勝利の話題を書きたかったですが、残念。初戦は逆転負けしてしまいました。次に期待です。
敗因についての分析(の受け売り)を書くことは避けます。

最近の話題と言えば「サッカー中国起源説」でしょうか。各国の反発とともに報じられています。
「サッカーの起源は、中国春秋時代の斉の国で行われていた蹴鞠(けまり)である」という説ですね。

どこまで我田引水な国か、と思っていましたが、この件ではFIFA会長が中国に認定書を送ったとか。
つまり、「中国起源説」にお墨付きを与えてしまったわけです。その狙いはともかくとして。

人類のうち、だれが最初にモノを蹴るゲームを思いついたかなど、究明のしようもないでしょう。
人は、そこに何か転がっていたら、つい蹴りたくなるものです。モノを蹴るのは、遊びの基本です。
やがて何人かが競い合って蹴るようになり、ゴールを作り、ルールを定め、ゲームになったのでしょう。

小学生の低学年の頃、学校からの帰り道ではたいてい、道ばたの石ころを蹴りながら歩いたものです。
同じ石を、自宅までずっと蹴り続けられるかどうかが、その日の最重要課題でした。
もしも蹴りそこなって石が水田に落ちたら、ためらうことなく水田に入り、石を探します。
しかしそこで、石よりも先にカブトエビを見つけたりします。
そうなるともう、石ころのことは忘れてカブトエビの捕獲作業にいそしむのでした、夕暮れまで。

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血液ドーピング
- 2014/02/11(Tue) -
ソチオリンピックに出場している恩田祐一選手は、かつてドーピングが疑われるような報道がありました。
2005年のノルディックスキー世界選手権の、大会前の血液検査で、血液が異常に濃かったためです。

これはドーピング検査ではなく、選手の健康を考えての検査でしたが、出場停止処分となりました。
ここでいう血液の濃さとは、血液の酸素運搬を担う赤血球ヘモグロビンの濃度のことです。
持久性の運動においては、筋肉への酸素供給能が決め手となるので、血が濃いほど有利です。

血液を人為的に濃くする方法は色々ありますが、なかには「血液ドーピング」も含まれます。

(1)高地トレーニング
高地では酸素濃度が低いので、腎臓からエリスロポエチン(EPO)という造血ホルモンが分泌されます。
空気中の酸素が薄いなら、血液を濃くして体中に送り届ける酸素の量を確保しようとする、生理的反応です。
このような、からだの仕組みを利用して血液を異常に濃い状態(多血症)にすることは、合法です。

(2)EPO注射
ドーピングです。EPOは体内物質ですが、それを外から注射するのがダメ。

(3)低酸素テント
低酸素状態のテント内に寝泊まりすれば、高地に住むのと同じようにEPOが分泌され、血は濃くなります。
テントは市販されています。利用選手は多いそうですが、合法的かどうか、ほんとのところ微妙。

(4)赤血球輸血
即効性があり効果絶大だそうですが、急激に血液濃度が高くなることが、血液凝固を起こす危険があります。
なので、他人の血液はもちろん、貯えておいた自分の血液(自己血)であっても、輸血はドーピングです。

ちなみに医療現場では、手術後に輸血が必要になるに場合に備えて、自己血を貯蔵しておくことがあります。
感染症や不適合輸血の問題をクリアできるので、出血量の多い心臓外科手術などでよく利用されています。

恩田選手の多血症は、先天的なものであることが判明し、ドーピングの疑いは晴れました。
しかしまだ疑われているわけでもないのでしょうが、その後もたびたび抜き打ち検査をされているそうです。
彼のブログによると、合宿中はおろか、オフの日の実家にまで検査員がやって来るとのこと。そりゃ大変。

その恩田選手、先ほど行われた男子スプリントは予選敗退でした。まあまだ競技はいくつも残っています。

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チャレンジ
- 2012/08/10(Fri) -
ロンドンオリンピック、女子サッカーは少し残念でしたが、女子レスリングは快挙を成し遂げました。
出場4選手のうち3人が金メダルを獲得。この2日間は、女子レスリングのおかげで寝不足です。

ビデオ判定が問題となる競技が目立つ本大会ですが、レスリングのビデオ判定システムは独特ですね。
その名も「チャレンジ」
北京オリンピック後に新たに導入されたルールのようです。今回初めて知りました。
選手のコーチが、判定を不服とした場合にただちに異議を唱え、ビデオチェックを求める仕組みです。
逆に言えば、チャレンジが要請されない限り、ビデオが判定に利用されることはありません。

チャレンジの権利は、1試合につき1回だけ。だから安易なクレームは付けられません。
ビデオチェックによって判定が覆れば、その選手側には、もう一度チャレンジする権利が与えられます。
逆に、チャレンジしたのに判定が覆られなかったときには、相手に1ポイントが与えられてしまいます。
つけたクレームが認められなかったらペナルティ、というのが面白い。「直訴は死罪」に似ています。

チャレンジの要請は、コーチがマットに「柔軟な物」を投げ込むことによって行う、と規定されています。
本大会では四角いスポンジが使われていましたが、「柔軟な物」なら何でもいいのでしょうか。
スイカのビーチボールとか、くまモンのぬいぐるみとかでもいいのでしょうか。

レスリングを見ていると、試合の流れがとてもスムーズで、1ピリオド2分がとても短く感じます。
たび重なるビデオ判定によって、試合が細切れになってしまっている柔道とは、ずいぶん違います。

ビデオという文明の利器は、レスリングのように限定的に使うのがいいですね。

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体操の判定
- 2012/07/31(Tue) -
判定シリーズ、第2弾。
と書きたくなるぐらい、今回のオリンピックは、判定でもめますね。

体操男子団体決勝での、内村のあん馬。
降り技をめぐって、得点がビデオ判定の結果修正され、日本はからくも銀メダルを獲得しました。
それは正しい決定だったのでしょうけど、ぬか喜びしたウクライナの人たちには、申し訳ない気持ちです。

ビデオ判定は、シドニー五輪での柔道篠原の「大誤審」がキッカケで重要視されるようになったとのこと。
たしかに、誤審で「泣き寝入り」する頻度は減らせるでしょう。
しかしそれが、目的とは裏腹に、イヤな雰囲気をもたらしています。

誤審というものは、そのままであっても、くつがえっても、いずれも後味は悪いですね。
ビデオ判定が絶対なら、最初からビデオでしっかり確認した後に判定すれば良いのでは?
そのかわり、決定した判定はくつがえすべきではないと思います。

オリンピックの判定は、世界中の多くの人がそれを生放送で見ている、ものすごく大事な瞬間です。

個人的には、あんなにバランスを崩した内村のフィニッシュは、失敗だと思いました。
降りる際に一瞬倒立したので降り技の得点は認められるべきだ、というのが日本の言い分です。
しかし、当の内村本人が、あの演技には納得していないでしょう。
クレームなんかつけず、潔く去るべきだったと思います。
どっちみち金メダルは逃したのです。

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柔道の判定
- 2012/07/30(Mon) -
オリンピックの柔道が、おかしなことになっています。

今大会から、ビデオ判定を格段に重要視するようになったそうですが、ひどい展開が続出しています。
きわめつけは、昨日の海老沼選手の試合。
審判の判定がくつがえされ、最後には勝敗までひっくり返るという、前代未聞の事態でした。

誤審を恐れて審判が萎縮しているのか、ビデオをチェックしているジュリーの権限が強すぎるのか。
ちょっとした判定のたびに、畳下からクレームが付きます。
試合がたびたび中断し、審判達がゴソゴソ協議し、最後に主審が判定を撤回するのが常となりました。

大相撲の「物言い」にちょっと似た光景ですが、内容はだいぶ異なります。
相撲の行司は、ひとつの方向からしか見ていないので、軍配の差し違えは避けられません。
土俵下の複数の勝負審判の意見に従うのは、理にかなっています。

一方で柔道は、3人の審判が複数の方向から見ているのです。
微妙な判定の際に、ビデオを参考にするのは、たしかに合理的かもしれません。
しかし、どちらの選手が優勢かぐらい、間近で見とけばわかるでしょうに。

そもそも柔道には、「有効」やら「指導」やらのチマチマした判定がなじまないのです。
ちょっと技をかけるたびに、いちいち審判や掲示板を確認する選手。
ダイナミックじゃないですね。

ここらで基本に返って、判定を「一本」と「技あり」だけに限定したらどうでしょう。

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なでしこジャパン
- 2011/07/19(Tue) -
女子サッカーワールドカップ優勝。昨日は、朝から元気をもらいました。

実は、夜中に観戦する元気が無くて、ニュースで結果を見ようと、朝6時にテレビをつけたのです。
そしたら、まだやってました!
延長の後半、残り数分、1-2で敗色濃厚。
まあそれでも、よくここまでやったと、健闘をたたえ、準優勝決定の瞬間を待っていました。

ところが、見事にやってくれました、澤。土壇場で同点ゴール。
あわてて家人にこの一大事を通報。まもなく始まる歴史的PK戦を、ともにライブで観戦するよう要請しました。
そして「神の右足」とも言うべき、キーパー海堀のミラクルセーブから始まる、日本の優勝劇を見届けたのでした。


逆に、サッカーでひどくがっかりした思い出といえば、1993年の「ドーハの悲劇」でしょう。
なにしろ、ワールドカップ本大会出場権をほぼ手中にしたと、日本中のだれもが確信し、その歓喜の瞬間を待っていた、試合終了間際のロスタイムに、相手イラクに得点されてしまい、予選敗退が決まったのですから。
深夜にドッと疲れて、重い足取りでトイレに行き、小窓から外を見ると、ちょうどその時、向かいの家のトイレの小窓にも明かりが点灯しました。

昨日のアメリカ人も、こんな気分だったかもしれません。


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ゴルフ
- 2011/01/18(Tue) -
いろんな人から時々ゴルフを誘われますが、そのたびに
「実は、ゴルフは・・・やめたのです。」
とワケあり風に言ってお断りしています。

ゴルフで頸椎を痛めて医者生命を危うくした、とか
大事なモノを賭けたゴルフで屈辱的に負けた、とか

そんなストーリーはありません。
ただ、ぜんぜん上達しなかったのです。
十数年間の、私のゴルフ人生における最少スコアは108でした。
センスが無いというのはこういうことなのでしょう。
目標スコアの80は夢のままで終わりました。

ちなみに、世界最少ストロークは58。あの石川遼くんが昨年出した大記録です。
しかし昨日聞いた話では、さらにこれを上回る超人的スコアがあるようです。
なんと、北の将軍様が何年か前に38を出したとのこと・・・

やや信頼性に乏しい情報で恐縮です。


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くちパク
- 2008/08/19(Tue) -
テレビでオリンピック中継を観る毎日です。

日本人選手を応援するのもひとつですが、国に関係なく、世界最高峰の競技に感動し、テレビに見入ってしまいます。
プロ・アマを問わず人類最高の肉体能力を見たいものです。

今日はトランポリンを観ていて思いました。
こういう競技にはサーカス関係の人がどんどん出場して、とんでもない大技を披露するわけにはいかないものでしょうか。
ピエロのかっこうをした選手が出てきて、しかも妙に上手かったりすると大ウケしそうです。

今回「雑伎」が正式種目だったら面白かったのに、と思いました。
新体操でボールやこん棒やリボンなどを使うように、「雑伎」では「つぼ」や「皿」や「イス」など、日用品を使った高度な演技が、観ていて楽しめそうです。
もちろん中国の圧勝でしょうけど。

歌声に合わせて正確にくちパクする競技は、すでにトリノオリンピックで採用されていたので、今回とくに目新しいとは思いませんでした。
自分の歌声に合わせたイタリア選手(パバロッティ)よりは、今回の中国選手の方が難易度は高かったと思われます。

その、くちパク開会式。中国での瞬間最高視聴率は98%だったとのこと。あとの2%が観ていた裏番組が何だったのか、それがいちばん気になります。

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自転車通勤
- 2008/06/04(Wed) -
天気のよい日は自転車で通勤しています。2年前の病院勤務時代から始めました。梅雨入り前のこの時期、自転車は心地よいですね。

ところで、自転車は車道を走るきまりになっていることを、2年前まで知りませんでした。自転車通行可となっている区間以外は、歩道を走ってはいけないことを知り、驚きました。

車のドライバーからみると、車道を走る自転車はひどく危なっかしい存在です。一方で歩行者から見ると、歩道を走る自転車も怖い。
自転車乗りはいつも、肩身の狭い思いをしているのです。歩道がもっと整備されるといいのですが。

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