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税金はなるべくカード納付で
- 2023/05/26(Fri) -
当院は3月決算の医療法人なので、確定申告にかかる税金の納付期限が今月末です。
これに加えて今月は、固定資産税(第1期)と自動車税も納付しなければなりません。

今日はこれらの税金を、可能なものはすべて、クレジットカード納付しました。

まず国税。「法人税」「地方法人税」「消費税・地方消費税」の3つ。
これらは、「国税クレジットカードお支払いサイト」に納付情報を入力して、それぞれ納付しました。
利用者情報や課税期間は3つとも同じなのに、税金毎に最初からすべて入力しなければならないのが面倒です。

今日はついでに、今月分の「源泉所得税」も納付しました。
これはまず「e-Tax」に納税情報を入力すると、それがお支払いサイトに飛ぶという、2段構えになります。

次いで地方税。「固定資産税」と「自動車税」。
これらは今年4月から、「地方税お支払サイト(eL TAX)」からの納付になったようです。
納付書の「地方税統一QRコード」をスマホで読み取るか、納付書番号(eL番号)をパソコンで入力するか。
私は後者を選択。番号のケタ数が多くて手入力が面倒ですが、意外なメリットがあることがわかりました。

固定資産税の第1期から第4期を一括納付する際には、eL番号入力方式がとても簡単なんですね。
なのでクリニックも自宅も、実家の固定資産税まで、すべてサクッと一括納付してしまいました。ホント簡単。
自動車税でも同じ。2台分の自動車税を簡単に一括納付出来ました。

カード納付は1%弱の手数料がかかりますが、カードのポイントで十分元がとれます。ていうか少し黒字です。
そのわずかな利ざやのために、今日もちまちまとカード納付したわけです。労力的には赤字かもしれません。

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「廊下は走りません」
- 2023/05/16(Tue) -
大型連休が終わり、毎年5月中下旬は学校健診の時期です。
休診日を利用して、学校医をしている近隣の小学校と、嘱託医をしている近隣の保育園の内科健診を行います。

連休前まではインフルエンザの学級閉鎖もありましたが、今はすっかりなりを潜めています。コロナもしかり。
児童も園児もなにしろ元気なので、健診後はいつも、おおいに元気をもらって帰ることになります。

診察前に「よろしくお願いします」、診察後には「ありがとうございました」と挨拶する子がいます。
ほぼ全員が挨拶してくれるクラスと、ほぼ挨拶無しのクラスがあるので、担任の先生の指導の違いでしょうね。

たとえ担任に命じられた画一的な挨拶であっても、気持ちの良いものです。お返しの挨拶をしたくなりますね。
このような習慣がやがて身につくと、抵抗なく自発的に自然と挨拶が出来る子に育つのでしょう。

保健室の外の廊下に座って待っている子どもたちは、最初は静かでも、だんだんと騒々しくなってきます。
私が小学生の頃は、学校医の先生の怒鳴り声が聞こえる場面ですが、さすがに私はそんなことはしません。
そのかわり担任の先生が、「おしゃべりをしませんっ!」と、それはそれは恐ろしい大声を発します。
こういう時の先生って、どうして命令形じゃなくて否定形で命じるんですかね。

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明日から当院は連休です(ただし2連休)
- 2023/05/03(Wed) -
今回の大型連休では、火曜・金曜の定期休診日(曜日)以外に、明日は臨時休診をさせていただきます。
明後日とあわせて、当院ではこの大型連休中で唯一の連休(2連休)となります。
これはひとつには、スタッフの労働環境に配慮したものです。いわゆる「働き方改革」です。近年の流れです。

実は、5月3日・4日頃に私に何か予定が入ることも想定していました。が、結果的に予定は入りませんでした。
そこで急遽、明日は阿蘇ドライブをすることにしました。私には定番の、いわば「安近短」レジャーです。

阿蘇は、隣県からも観光客が押し寄せる観光地ですから、地元民としては「早朝作戦」をとることになります。
夜明け前に家を出て、大観峰に到達。日の出を拝んでから、ゆっくりと帰宅する、なんていいですよね。

EVで致命的なのは、ガス欠ならぬ「電欠」です。単に走らないだけでなく、バッテリーをひどく損傷します。
かと言って、フル充電もやはりバッテリーを傷めます。なので昨日は、80%まで充電しておきました。
バッテリー保護のためには、パソコンやスマホと同じで、30〜80%の充電量を維持するのが良いのです。

と、そこまでは良かったのですが、結局、明日の早朝ドライブは取りやめです。その理由は、
(1)明日の天気は曇り:日の出が拝めない(早朝に大観峰まで行く意味ない)
(2)今日は雨が降った:路面の状態が悪い(走行安全性が心配)
(3)日の出時刻は5時25分:自宅を4時半に出なきゃなりません(無理)

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4月16日は「熊本地震の日」
- 2023/04/16(Sun) -
熊本市の防災基本条例によると、4月16日は「熊本地震の日」だそうです。
「災害の教訓等を次の世代に伝承するとともに、防災への関心及び理解を深めることを目的」としたものとか。
その条例が施行されたのが昨年なので、地震からずいぶんと「間」が空いたものですが、ま、いいでしょう。

7年前の今日、当ブログの冒頭で次のように書きました。
–––
「余震は、本震よりも規模が小さいのですね」と、昨日のニュース番組で、アナウンサーが尋ねたところ、
「もっと大きな地震が起きて、そっちの方が本震、前のが前震、ということもあり得ます」と某専門家が回答。
イヤなこと言うなぁ、と思ってたら、本当に、その通りになってしまいました。
本日未明の大地震は、熊本地域の全住民に、計り知れない恐怖をもたらしました。しかも余震が続きます。
–––

「前震」後も繰り返す余震に怯えながらも、いつかは収束するはずだと、当時の私たちは期待していました。
しかし「本震」の瞬間、その期待は打ち砕かれ、何かとてつもないコトが起き始めた恐怖を感じました。
気象庁や学者が「今回が本震だ」と説明しても、「それもまだ前震じゃないのか」と疑心暗鬼になりました。

日常を襲った前震もさることながら、避難と復旧の真っただ中を襲った本震には、一時は絶望すら感じました。
しかしそれでも前に向かうしかないと思い直し、余震もおさまり、平静を取り戻すことができたのでした。

規模だけでなく圧倒的な恐怖をもたらした意味で、本震の起きた4月16日こそ「熊本地震の日」なのでしょう。

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熊本地震から7年
- 2023/04/14(Fri) -
熊本地震から7年。
今朝、近所でサイレンが鳴り始めたのに合わせて、亡くなられた方々へ黙祷を捧げました。

記憶に深く刻まれた出来事でしたが、その後のコロナ禍によって、私の記憶の優先順位が少々ぼやけています。
医療従事者だからかもしれませんが、ひと言で言うなら、私の「喉元を過ぎた」ということなのでしょうね。

常に地震を「想定」して備える必要があることは、私だけでなくすべての日本人が肝に銘じているはずです。
ですが振り返ってみると、一度は備蓄を誓った水も非常食も、自宅にはいま何もないことに気付きました。

地震があと5,6年遅く起きていたら、コロナ禍とのダブルパンチの大災難に遭うところでした。
もしそうなら、避難所ではクラスターが相次ぎ、発熱外来の運営もままならなかったかもしれません。

明日地震が起きる可能性まで想定して準備できているのかと自問すれば、恥ずかしながら「否」です。
大地震が起きるたびにいつも、「まさかいま起きるとは思わなかった」と思ってしまうのでしょう。

最近買った電気自動車 (EV) は、そのバッテリーから自宅に電気を融通できるシステムにはなっていません。
もしも将来EVを買うなら非常用電源として使えるようにしようと、熊本地震の時には考えたんですけどね。

地震に対応した仕組みにしたことと言えば、自宅の洋酒を並べた棚に、念入りにチェーンを張ったぐらいです。
その棚を見るたびに、あの時の「熱さ」を忘れまいと反芻するのですが、そう思うだけなんですよね。

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コストコ通い
- 2023/04/11(Tue) -
「コストコ熊本御船倉庫店」に行きました。
オープンしたのは2年前。「3密」を避けるために行くのを我慢していたら、気が付けば2年経っていました。
もはや「3密回避」という言葉自体、あまり耳にしなくなりましたね。

実は、初めて行ったのは先週です。売り場の全体像がつかめず、パンだけ買って帰るという顛末でした。
今日は「経験者」と共に再チャレンジ。こんどは予定外にアレコレを買って買いすぎてしまいました。

ご存じのように、食品も日用品もすべてが「ビッグサイズ」。通販よりも安い商品も目立ちます。
割安だから買っとこう、この機会に買っとこう、せっかくだから買っとこう、そんな気持ちで買うんですね。

BBQ関連では、なんと言ってもビッグサイズの肉が豊富でしたが、冷凍肉が少なく、多くは冷蔵肉でした。
冷蔵肉の賞味期限を考えると、BBQ当日の朝か前夜に、買いに来るのがベストかもしれません。
私が愛用している「キングスフォード」の「チャコールブリケット(豆炭)」が、ドッサリとありました。
ただ残念なことに、BBQ関連グッズの品揃えがほとんどなく、その方面は明らかに手を抜いているようです。

というわけでコストコは、備品よりも消耗品を買いに行くところだという認識を新たにしたところです。
なのでこんどはBBQグッズの調達のために、コストコから帰ってからハンズマンに行く羽目になりました。

ハンズマンは、備品や小物の品揃えが豊富で繊細でしたが、肝心のキングスフォードがありません。
考えてみると、ハンズマンとコストコって、品揃えが意外とかぶってませんね。
なので当初計画(?)の通り、菊陽にコストコが出来てたら良かったのにと、今更のように思います。

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坂本龍一さん亡くなる
- 2023/04/03(Mon) -
坂本龍一さんが亡くなりました。

最初に知ったのはYMOのメンバーとしてでした。79年のコンサートで、その姿を見ることができました。
当時は、テクノポップやフュージョンのミュージシャンとして、ややコミカルな人物かと思っていました。
でも聞いていくうちに、ジャズもできるしクラシックもすごい。とても多才な人だとわかってきました。

それどころか、その後の活動の広さと深さと創造性には、常に感服してしまうものがありました。
映画音楽もそうですが、私は坂本氏の学術的・教育的活動もまた素晴らしい功績のひとつだと思っています。

だいぶ前にNHKで、『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』という、いま思えば奇跡のような番組が放送されました。
さまざまなジャンルの音楽を、歴史的・学術的に掘り下げるのが趣旨でしたが、その教育的手法が面白かった。
とくに坂本氏がバッハ音楽、とりわけ対位法を徹底的に分析する映像は、バッハ好きの私には刺さりました。
いやバッハに限らず、古典派や現代音楽や、もちろんジャズへの造詣もハンパなく深く、教育熱心なんですね。

ミュージシャンというくくりには収まらない、芸術家でもあり教育者でもあり、創造者かもしれません。
年齢を重ねてきたからこそできる、ある種の破壊をも、今後の楽しみにされていたようでもありました。

ご冥福をお祈りします。

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少年の「迷惑行為」の原因は大人
- 2023/02/25(Sat) -
回転寿司店などでの「迷惑行為」の動画がネットに投稿され、拡散し、社会問題になっています。

営業妨害だけでなく、利用客にも健康被害をもたらしかねませんが、それがこの行為の目的ではないでしょう。
単にインパクトのある動画を撮影・発信して知名度を上げるのが目的なので、余計にタチが悪いのです。

わが家の近所の店でも、「回っている寿司にアルコールスプレー噴射」という愚行が行われたようです。
やったのは某中学校の誰それだ、という「未確認情報」がすでに飛び交っています。

誰かがこの少年に「お灸を据える」必要はあるでしょうけど、ネットで晒す必要まではありません。
もっとずっと罪が重いのは、自他共に「迷惑系You Tuber」と認める、一部の馬鹿な大人たちです。

昭和の時代にも、店への営業妨害目的ではなく、単に「ノリ」で迷惑ないたずらをする若者はいました。
でもそれは、その場の仲間内で盛り上がるための「バカ」であり、撮影もなければ拡散もありませんでした。

ところが今は、「武勇伝」を世間にアピールするのが目的で、バカな行為を撮影・拡散にするようなりました。
たとえ「炎上」しても、それは知名度を上げることにつながり、つまりアピールとしては「成功」なのです。

少年たちには、迷惑行為が犯罪であること、ヘタをすると一生台無しになることを、教えなければなりません。
そしてその少年たちに悪影響を及ぼす大人の迷惑系犯罪者たちを、まずは厳しく処罰しなければなりません。

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パニクっている人が、冷静になれるワケないでしょう
- 2023/02/20(Mon) -
高齢者が運転を誤り、パニックになって何度も何度も衝突を繰り返す事故の映像が報じられました。
「まずエンジンを切ることです」とコメンテーターらは口を揃えて言いますが、それができりゃ苦労しません。

追突したので「こりゃいかん」と後退し、後ろにぶつかれば「下がり過ぎた」と慌てて前進しただけなのです。
次の衝突を避けるために必死に運転操作を続けるものの、「止まる」ということには思い至らないのですね。

実は私も今朝、似たようなことを経験してゾッとしました。車の運転ではありませんので、ご安心を。

院長室のメインのMacを起動、ログインしたところ、あれ、Dropboxが起動してない。これじゃ仕事ができん!
原因究明よりも今は仕事が大事。とりあえずアプリを見つけて起動し、ID・パスワードを入力してログイン。
よく見ると、Evernoteも起動してないじゃん。どうなってんの。これもID・パスワードを入力してログイン。
すると、そこへ追い打ちをかけるように、Apple IDを入力せよとのアラートまで出現。これもパスワード入力。

しまった、と気付いたのはその時です。もしやウイルス感染じゃなかろうか。となると一大事じゃないですか!

DropboxもEvernoteも、あろうことかApple IDまで、全部パスワード入力してしまっては後の祭りです。
最悪の場合、すべてのアカウントを停止しなければなりません。これはとても面倒なことになりましたよ。
とりあえずまず、Wi-Fiをオフにしてウイルススキャン・・・なぬ、ウイルスソフトも起動してない!
もはやこれまで。ただちにMacを初期化して、OSを再インストールするしかないのか・・・

と、ここで気付いたのです。ログインするアカウントを間違えたことに。
通常の管理者アカウントではなく、なぜか電子カルテの予備サーバーアカウントでログインしてたんですね。
それじゃあ、電カルソフト以外は、何も立ち上がるはずがないでしょう。
そんなミスに気付かずに、何度も何度もID・パスワードを入力し続けたのは、パニクってたゆえのこと。
その場のやりくりにばかり気を取られてしまい、最初の誤りに気付くのが遅れてしまったという顛末でした。
どこかで立ち止まり、頭を冷やさなければなりません。Macを初期化しなくて良かった。

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常に、伝わるように話せているか
- 2023/02/08(Wed) -
自分のことは棚に上げて書きますが、話し上手な方と話し下手な方って、話し始めから違いますよね。

いまから自分が何を話すのか、それを明らかにしないまま喋り出す人がいます。聞いててイライラします。
「それって何の事ですか?」と尋ねれば済むことですが、放送やClubhouse等の場合にはそれが出来ません。

「え〜っと、先週のことですけど、あ、先々週だっけ、いや、たぶん先週なんですけど、あれ、どうだっけ?」

こんな風に始められると、いつでもいいから早よ本題言えや、とツッコみたくなりますが、伝えられません。

「昨日のアレですけど、やっぱ問題でしょう、考えれば考えるほどね〜。いや〜、そう思いませんか?」

思いませんね〜。そもそも話が見えませんから。昨日の何よ。問題なのはアンタの喋りでしょうよ。

それに比べたら、診察中も含めて対面での会話って、多少の困難はあったとしても、たいてい話は通じます。

では、リモートでの会議とかは、どうなんでしょう。慣れた方にとっては対面と同じなんですかね。
私はほとんどリモートの経験がないし、なにしろシャイなので、ホントに、会話の輪に入れるのか不安です。
指名でもしてもらわなければ聞き専で終わりそう。その意味では、司会者とか進行係の存在って重要ですよね。

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「10分・20分構想」
- 2023/02/03(Fri) -
中国のものと思われる「偵察気球?」が、米モンタナ州上空で風に抱かれるように飛んでいるとかいないとか。
モンタナ州って、熊本県の姉妹都市なんですね。どういう経緯なんでしょう。山(モンタナ)が多いから?
日本の国土とほぼ同じ面積なのに人口は日本の100分の1以下ですから、そうとうアレですね。

ところで、熊本市の「10分・20分構想」っていうのを、遅ればせながら私は今日の報道で知りました。
10分働いたら20分休憩しなさい、という意味ではないですね。
熊本市中心部から高速道路のICまでを10分、熊本空港までを20分で結ぶ「熊本県新広域道路交通計画」です。

そのICが熊本ICなのか益城ICなのかは未定ですが、TSMCとの距離を考えると熊本ICになるかもしれません。
となると、当院の近隣で大規模な工事が行われることになり、しばらくは周辺の道路が大渋滞しそうです。
でも整備が完了すれば、当院は市内中心部まで10分、空港まで10分という絶好のポジションになりますね。

菊陽町のわが家は、職場まで10分、空港まで20分(〜30分)の好立地にあります。
人口増加率でいうと、菊陽町は近隣の大津町や合志市とともに、以前から全国上位自治体の常連です。
そこへTSMCの進出ですから、人口はさらに増え、数年内には「市」へ昇格する可能性がありますね。
そのときの市名はもちろん「TSM市」でしょう。悪くない。

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水道管が凍結
- 2023/01/25(Wed) -
なにしろ寒い。熊本でも積雪数ミリ。ま、北陸などの豪雪地帯に比べれば屁みたいなモノでしょうけど。
手違いでヒートテック「超極暖」の洗濯が間に合わず、家人の言うがままに今日の私は「極暖」2枚重ねです。
おかげでひどく着膨れして、袖をまくると腕が締め付けられてうっ血します。そんな感じの1日でした。

今朝7時過ぎに出勤して、クリニックの外回りの水道蛇口をチェックしてみると、2カ所とも凍結していました。
まず、蛇口の回すやつ、あれなんて言うの、ハンドルですか、ほう、あれが回りません。
で、ぬるま湯(熱湯はダメらしいので)をかけたところ、ハンドルは回るようになったけど、水が出ません。

蛇口につながる水道管は、特殊な構造物(断熱材入り?)で包まれているので、何も処置していませんでした。
しかし零下の外気温に晒され続ければ、断熱材もろとも冷えてしまうわけで、中の管まで冷えるのでしょう。

やはり、水を「鉛筆の芯」ぐらいの太さで流し続けておくべきでした。

昼頃やっと、一方の蛇口からは水が出るようになりました。さらに夕方には、もう一方も「開通」しました。
いずれも最初はチョロチョロ、やがて勢いよく出始めました。内部で凍っていたものが全部溶けた感じです。

このたびの寒気を、私は甘く見てました。過去15年間凍らなかったことは、なんの保証にもなりません。
屋外の吹きさらしに位置する蛇口ですから、布か何かで包んだところで結局は、外気温までは冷えるのです。
自ら発熱するような布でもあれば良いのですが・・・あ、もしや、ヒートテック?

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クレカの過払い金返還請求の罠
- 2023/01/17(Tue) -
飛行機好き(ANA推し)のパラダイス山元氏がやってる「Clubhouse」を、いつも聞いています。
もう丸2年近く毎朝6時から、どれほど疲れて眠い日でも「生放送」するなんて、驚異的過ぎて呆れます。

先日、「今日は過払い金の返還手続きに行きます」と山元氏が言うものだから、聞き耳を立ててみました。
クレジットカードをもっているだけで何十万円か返ってくるらしく、法律事務所が強く勧めてくるとか。
とってもオトクな話なので、誰かご一緒しませんか、という山元氏からのお誘いです。

そんなうまい話ってあるんかな、後日談をぜひ聞きたいな、と思ってたら、コトは急展開を見せました。
Clubhouseのリスナーから、「過払い金の返還請求したら、そのクレカが使えなくなりますよ」との情報!
ヘタをしたら、請求したクレカだけでなく、クレカ業界全体のブラックリストに載る可能性すらあると。

その貴重な情報のおかげで、山元氏は返還請求をドタキャンすることにしたそうで、間に合って良かったです。

いやホント、日頃使っているクレジットカードが止められたら、どれほど不便なことになることでしょうね。
以前、カードが不正使用されて使えなくなった時、新規カードへの切替え作業で膨大な労力を費やしました。
まして、所有するすべてのカードが使えない状況になってしまったら、もうほとんど生活が成り立ちませんよ。

簡単な手続きでお金が返ってきますよ、という法律事務所。それって、ホントに顧客のために言ってる?

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高橋幸宏さん死去
- 2023/01/15(Sun) -
高橋幸宏さんが亡くなりました。脳腫瘍で闘病後の誤嚥性肺炎だったようです。まだ70歳でした。

「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の黄金期は、私の学生時代とそのまま重なります。
大学に入学した1979年の春は、すでにYMOの大ブームが巻き起こっていました。
YMOのコンサートを、運良くホールの最前列の中央で見ることができた話は、以前にも書きました。

演奏中に高橋氏の手からすっぽ抜けて飛んできたドラムスティックを、私は奇跡的にゲットしたのでした。

YMOも好きですが、私は渡辺香津美の『KYLYN』などで聴く彼のドラムが、いちばん彼っぽくて好きです。
同じアルバムで、村上(ポンタ)秀一と高橋ユキヒロのドラムスを聞き比べると、まったく別物なんですね。
村上氏のドラムは、適度にジャズ的で、うねりがあって、しかも上手い。ノリやすい。
一方で高橋氏のは、なんでしょう、やたらパンパン乾いていて、歯切れ良く硬質です。「テクノ」なんですね。

いまMacにヘッドホンを繋いで、高橋氏の代表作『RYDEEN』を皮切りにYMOの曲を次々に聴いています。
もしかすると、YMOをヘッドホンで大音響で聴いたのは数十年ぶりかも。この歳の耳には堪えますね。
そうこうするうちに、いま『増殖』にたどり着いて爆笑中。なんて言うか、良いモノもある、悪いモノもある。
そんなYMOの「レコード」を学生時代には5(万)枚ぐらい持っていたわけですよ。いまどこにあるのやら。

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年賀状はまだしばらく続けます
- 2023/01/01(Sun) -
あけまして おめでとうございます
パンデミック真っただ中ですが、社会活動や市民生活の方が先にコロナ禍を抜けようとしています。

おせち料理(簡易版)をいただきながら、今朝は昨年よりも、なぜか穏やかな気持ちになりました。
昼頃、年賀状が届きました。ずっと会えてない友達や、ご無沙汰している方に思いを馳せる、貴重な瞬間です。
ありゃ、この人に出したっけ。焦って確認してみると、そういう方々にはほぼ例外なく出していました。

これまでずっと、私が出してない方からの賀状が届いた時は慌てて返信し、以後毎年出すようにしてきました。
相手からは届かなくても、とくに目上の方の場合、何年かの間は私から一方的に賀状を送り続けています。
どうかすると、2,3年ぶりにまた互いの交信が再開することだってあるのです。

とは言え、いわゆる「年賀状じまい」をされる方に対しては、しつこく賀状を出すわけにはいきません。
あるいは「年賀状離れ」を実践する若い方々に対しても、こちらから一方的に賀状を出す気が失せてきます。
日頃から交流がある相手なら、年賀状なんて互いに面倒ですから、やめても良いかもしれません。
しかし、年賀状だけの間柄の方には、それが唯一の「音信」の手段です。賀状のやりとりはやめられません。
私が出さないことがキッカケで、そのかすかな交流関係が途絶えてしまうのが、恐怖なのです。

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私の頭部に生えている「毛」たち
- 2022/12/17(Sat) -
【髭(くちひげ)】
もう20年近く、生やし続けています。今は白い毛が6割。開業した15年前頃は、黒だけだったんですけどね。

【鬚(あごひげ)】
開業前にいったん剃ったのですが、やがて復活。ただし今は、髭とともにずっとマスクに隠れてます。

【髯(ほおひげ)】
これも数年前に復活。マスクからはみ出しています。髭・髭・髭の手入れはいつも休診日(火・金)の朝です。

【睫毛(まつげ)】
しばしば抜けて目の中に入り込み、チカチカ痛むので困ります。もともと少ない睫毛がますます減っています。

【眉毛(まゆげ)】
トシをとると、ペンギン(または村山さん)のようにすごく長いヤツが生えてるくるのは、どうしてですかね。

【耳毛(みみげ)】
これもまた、よく伸びますね。時々専用のカッターで切りますけど、しばらく忘れてるとかなり長くなります。

【鼻毛(はなげ)】
そんなに悪い空気は吸ってないのに、勢いよく生えてきます。余計なお世話です。幸い、マスクに隠れてます。

【頭髪(とうはつ)】
昨日も美容室でカット(だけ)するという不法行為を犯してしまいました。でも、おかげでスッキリです。

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卵は物価の優等生
- 2022/12/08(Thu) -
「物価の優等生」と言われる卵の値段がどんどん上がっていると、今日も激しく報じられていました。
飼料価格の高騰や、鳥インフルエンザの影響によるものです。

私はしかし、メディアが、NHKですら、「優等生」という言葉を連呼していることが不思議でなりません。

「優等生」を辞書で引くと、「成績・品行とも特にすぐれている学生や生徒」とあります。
でも「成績」や「品行」によって生徒を「優等」だと短絡的に評価するのは、「昭和の発想」じゃないですか。
いまは「みんな違って みんないい」(金子みすゞ)の時代です。ともかく、人に優劣を付けないことです。

世の中の物価が全般的に上がっても、卵は値段はずっと上がらず、これが人々にとっては高評価でした。
そのことを擬人的に、卵には「優れた品行」が備わっているとして、優等生だと認定したのでしょう。

私はしかし、何十年たっても値上がりしないモノって、どこか構造的におかしいと思います。
生産の効率化によって値段を維持してきた生産業者にとっては、地獄のようなデフレだったのかもしれません。
それを優等生だとはやし立てて無理をさせて来たのは、一種の「いじめ」じゃなかろうかとさえ思えます。

などと書きながら、ところで「物価の劣等生」って何だろう、と考え始めて答えが出ません。

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左右対称神経症
- 2022/12/01(Thu) -
 子どもの頃から私は、歩く時に足底にかかる圧力の感覚において、左右対称にこだわる性質がありました。
 たとえば、奇数段の階段を上り終わった時、あと一段足りないアンバランスな感覚にどうしても耐えられず、その違和感を打ち消すために昇り終えた足とは反対の足ですぐに地面を強く踏みしめ、ようやく心の平静を取り戻していました。

 このことをずっと誰にも言えずに大人になり、やがて一種の強迫性障害であると知りましたが、それほどの実害を伴っているわけでもなく誰かに迷惑をかけるわけでもなく、しかもある日、同じ症状を持つ同僚に出会ってからは不思議と左右対称がそれほど気にならなくなりました。
 最近ではあのベッカムも偶数神経症だとカミングアウトしたものだから、自分と良く似た性質の有名人もいるんだと(風貌も身体能力もまったく違うけど)、むしろ稀少個性をもっていることを誇れるぐらいの気持ちになっています。

 理科室の人体模型を見たときに思ったのは、肺は左右対称なのに心臓はなぜ胸の真ん中じゃなくて左側に偏ってるんだろう、という素朴な疑問です。先生に尋ねても解決せず、しばらく心の片隅に引きずっていました。
 なので、胎児の内臓が最初は左右対称に形成され始め、そのカタチや位置がどんどん変わり、やがて非対称の完成形に向かうことを人体発生学で学んだときは衝撃的でした。もともと左右対称のものが、非対称になって落ち着くこともあるのだと。
 のちに小児心臓外科医を志すことになったのも、先天性心臓病の発生学と病態生理に魅せられたからかもしれません。

 景色や建物やすべての事物が、左右対称だとすごく落ち着きます。だから縦書きした時の私の名前「由一」は好きなのですが、名字までもが左右対称の「高木由一」には完敗です。「三谷幸喜」にだって負けています。
 でもそんな左右対称のこだわりがあるにもかかわらず、記念写真を撮ると最近は、まっすぐ立っていたつもりなのにたいてい左肩が下がっています。これを私は「右肩上がり」と前向きに受け止めているのですが、骨盤や背骨や内臓から臍に至るまで、あちこちが曲がり歪んでいるのでしょうね。

 医学部に入学した私に、最初に近づいて親切にしてくれた先輩たちはみな、某教会には気をつけろと教えてくれました。そのやや左寄りの方々の影響もあって、大学時代は自治会活動にも足を突っ込みました。
 ところが社会人になると色々あるもので、徐々に右傾化した時期もあります。以来私は、右に行ったり左に来たり、センターラインをまたいでいまもウネウネ歩み続けています。左右対称神経症は、治り切れていないようです。


※熊本市医師会の会誌「森都医報」11月号に投稿した拙文が掲載されたので、転載しました。

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「NHK世論調査」と名乗る不審な電話
- 2022/11/18(Fri) -
「NHK世論調査」と名乗る電話が、先日私の携帯にかかってきたのですが、反射的に切ってしまいました。
詐欺電話を疑ったからです。本物の世論調査だったかもしれませんが、君子危うきに近寄らずです。

NHKの世論調査を装った不審な電話が最近増えていると、最近NHKが言ってます。
年金の受給状況や預金残高などを聞き出そうとするのだそうです。

でもそれを聞いて、なんだかおかしくなりました。
だって世論調査は、支持政党や内閣支持の有無など、その人の思想信条を答えさせるものだからです。
ある意味で年金よりも重要な個人情報を電話1本で聞き出すことに、不安なく応じる人がいるんでしょうか。

私などは天の邪鬼ですから、支持政党を訪ねられたら「NHK党ですけど何か」と答えてしまうでしょうね。
どうせなら、世論調査に答えたら受信料を1年間免除、みたいなインセンティブがあればいいと思います。

ていうかNHKの世論調査って、それが詐欺電話ではないことを、どのようにわからせてくれるんでしょうね。
次に電話がかかってきたら、最後まで調査に付き合ってみることにしましょう。

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庭のイルミネーション再開へ
- 2022/11/16(Wed) -
白衣のポケットに入れているスマホが振動したと思った時の2回に1回は、おなかが鳴った振動です。私の場合。
そんな感じで、朝から空腹なのを夜まで我慢する1日1食の生活も長くなりました。

先日の『ブラタモリ』の番組中に、女性アナウンサーのおなかが鳴りました。音がしっかりと聞こえています。
そのまま放送されたのは少しかわいそうでしたが、「おなら」じゃなくて「おなか」だから、まだいいです。

わが家の愛犬・花ちゃんは、寝ている時によく、音も無く臭いおならをします。
あ、くさっ、こら、と叱ると、血走った薄目を開けて、なん?って顔をして、また寝入ります。

最近ガレージを改築したので、庭の形がいびつになり、半島のように細長く張り出した部分ができました。
そこからは道路や中学校がよく見えるので、番犬・花ちゃんにとっては絶好の監視スポットになりました。

私も実は、そんな隅っこが好きです。秘密基地を作りたくなります。本当に作ろうかとさえ思っています。
しかし今はその半島の岬に、クリスマス用のイルミネーションツリーを立てようかと計画中です。

新築のときから、ときどき庭のイルミネーションに凝る年があるのですが、なかなか長続きしません。
苦労して生垣の中に設置したLEDライトは、剪定の邪魔になりました。今回の改築の際に廃棄しました。
テラスの屋根からずらっと吊したドロップライトは、派手すぎて嫌がられたので結局処分しました。
なので今回はシンプルに、スッキリしたブランチツリーのイルミネーションを1点だけ設置しようと思います。
これから年々増やしていくのもまた、楽しいでしょうから。

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駆け込みふるさと納税の注意点
- 2022/11/04(Fri) -
もう11月になったというのに、今年はまだ、まったく「ふるさと納税」をしていなかったことに気付きました。
あちこちの納税サイトがキャンペーンを打ち出し、この時期にあわてて寄付をさせようと躍起になっています。

この数年の私の納税パターンを見ると、年ごとに、特定のサイトに偏って利用してきています。
ある年は「ふるさとチョイス」、またある年は「ふるなび」、あるいは「さとふる」、楽天の年もありました。
まあ、どこを使っても大差無いのですが、年ごとに1つのサイトにまとめた方が、集計がしやすいのです。

昨年は、ANAのふるさと納税サイトを利用しました。経営危機にあったANAを応援する意味もありました。
そして今年も引き続き応援すべく、きょうはANAのサイトから何カ所かの自治体に寄付をしました。

肉と魚の美味い枕崎とか志布志とかの鹿児島県内が、最近の私のふるさとです。宮崎県内の果物もいいですね。
本州や北海道よりも九州を盛り上げたいので、肉も魚も果物も、基本的には九州産を発注しています。
以前は好んでいた黒毛和牛の脂が、この数年急に食べれなくなったので、佐賀県内への寄付は激減しました。

そういえば今夜、サクサクとふるさと納税をしていたら、途中でカードが利用できなくなってしまいました。
サイトの問題だろうかと思い、とりあえずMacを再起動していたら突然、クレジットカード会社から電話あり。

「お客様ご本人のご利用でしょうか?」「ええ、そうなんですが、途中で使えなくなって困ってます」
「ご利用パターンが不正利用のパターンに似ておりましたので、自動ストップをかけさせていただきました」

カード利用を繰り返し、徐々に金額が増え、しかもキリの良い金額だったのが「不正っぽかった」ようです。
連続してカードを利用する時には、最初にまず最高額のモノを買うのが吉。

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自宅ガレージの建築が佳境
- 2022/10/24(Mon) -
自宅のガレージを「改築」しています。いつか所有するであろう電気自動車(BEV)にも対応した設計です。

まずは、生垣やブロック塀を撤去して、それから、先週いっぱいで基礎工事が終わりました。
「このガレージ、狭いんじゃないの?」と感じたのは、その時点です。
「車、入るの?」「駐車するときに、支柱にぶつけない?」と心配になるぐらいに狭く感じました。

ところが今日、ガレージの骨格が建ち上がると、こんどはいきなり広く感じてきました。
「このガレージ、デカすぎないか?」「近所迷惑じゃないの?」と思うほど、巨大に見えてきたのです。

このような一種の錯覚は、一般の住宅建築の現場でも、よく感じることです。現にわが家がそうでしたから。
建物って、基礎工事の時点では間取りがとても小さく見えるようで、「基礎マジック」と言うそうです。
ところが外壁が出来上がると、こんどは豪邸にみえてくるから不思議です。
その後、内装がすべて完成した頃には、おおむね当初計画した通りの広さ(狭さ)に感じることになります。

たかがガレージと言うことなかれ。その実用面だけでなく、家の外観をも大きく左右する存在なのですから。
理想的には、家を設計する時点で最初から考慮すべきものですが、なかなか思い至らない部分なんですよね。

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迷信をわざわざ軽んじる必要はない
- 2022/10/23(Sun) -
休診日に院内で雑用をしていた時、突然訪ねてきたのは、高校から大学時代の友人の鹿嶋君でした。
長年勤めてきた会社を退職するにあたって、熊本の事業所に来たついでに、立ち寄ってくれたのでした。

彼は、焼き鳥屋で飲み食いしている最中でも、常に、その時点での会計金額を把握してるような人物でした。
「ズリ4、キモ4、ハツ6、つくね4、ビール4杯、白波4合やけん、いま3,820円」などと言ってのけます。
私にも似たような計算性癖がありますが、酩酊すると計算力が失われるため、彼のようなマネはできません。

彼は、新しいサンダルを買ったら、その裏を黒の油性マジックで塗りつぶすような人物でした。
夜に新しい靴をおろすのは縁起が悪いので靴底に墨を塗るとよい、という迷信を応用したものでしょう。

ヌサもとりあえずビール」と言ってたのも彼です。
たしか、大学入試か何かの大事な局面では、「方違え」を行っていたはずです。そんな古風な人間なのです。

私もいまだに、夜に爪を切ることができません。理論的には、風呂上がりに切りたいところですが、無理です。
いつも職場で爪を切ります。手をよく洗って、濡らして、爪をふやかしてから切るのが流儀です。
切った後は、専用のヤスリで研いで先端をなめらかにして、最後にもういちど手を洗います。

勤務医時代には、ほぼ毎朝、手術室で爪を切ってヤスリをかけていました。
もちろん第一には清潔のためですが、ゆっくり爪を切って丁寧に磨く作業って、精神が落ち着くんですよね。

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健康保険証は「マイナ保険証」へ
- 2022/10/13(Thu) -
健康保険証が廃止され、マイナンバーカードを用いた「マイナ保険証」に切り替えられることになりました。

かつてこのカードは、決して他人に番号を見せてはならぬと、厳しい管理を求められてきました。
ところがここに来てお役所は、マイナンバーカードは「持ち歩いても大丈夫!」と力説し始めています。
いまさら「マイナンバーを見られても悪用できない仕組みなのじゃ!」とは、いかにもご都合主義ですね。

医療機関はマイナ保険証専用のカードリーダーを設置しなければならず、その期限が来年3月に迫っています。
初期費用にはある程度の補助が出ますが、通信業者に払い続けるランニングコストは医療機関の負担です。
このシステムの普及率はまだ3割程度と言われています。かく言う当院も、やっとリーダーを発注した段階。

マイナ保険証は、患者さんが自分で受付のリーダーにカードを置き、顔認証か暗証番号で本人確認をします。
この仕組みだと、発熱外来での使用は不可能です。駐車場や隔離室での本人確認操作ができないからです。
駐車場や隔離室でマイナンバーカードをあずかり、さらに暗証番号まで尋ねることなどできません。
発熱外来でのマイナ保険証の運用はどうなるんだろうかと、私のいちばんの心配事はそれです。

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自宅庭の工事開始
- 2022/10/07(Fri) -
自宅の庭とガレージの改築工事が始まりました。
生垣をフェンスに変え、屋根付きカーポートをシャッター付きのガレージに変えることにしました。

プリペットの生垣は、生き生きとした緑が鮮やかで、近所迷惑なぐらいに伸びが早いのが特徴でした。
ところが、激しく伸びる割には、そこそこにスキマがあって、愛犬花ちゃんの逃亡を許していました。
また、その根本付近の枝のトゲの飛び出しがひどく、花ちゃんが何度か目を傷つけることもありました。
今後、庭で孫が遊ぶ機会が増えることを考えると、生垣は危険物なのです。

計画しているフェンスは、角度付きの格子によって、屋敷外からはリビングの方向が見えない仕様です。
そのかわり、逆方向は丸見えです。理論上は完璧な目隠しになると思っていますが、少々実験的ではあります。
なお今日の作業で、生垣がすべて撤去されました。今後しばらくは、わが家は丸見え状態です。

車庫には電気自動車(EV)用の充電器を取り付けます。将来を見据えた先進的なガレージなのです。
自宅用の普通充電器には8kWと3kWがありますが、可能な限り高出力な充電器を取り付けるべきでしょう。
こういうときに都会のマンション住まいの方は、充電で苦労すると聞きます。田舎の一軒家で良かった。

街中のあちこちに急速充電器が整備されていて、50kWや90kWから150kWへと移行しつつあります。
とは言え欧米諸国に比べると、日本の「充電インフラ」は遅れています。

カタログ上は満充電で500kmほど走れるEVでも、実際のドライブでは300kmと考えた方が安全です。
途中での充電が保証されなければ、片道150kmのドライブしかできないということです。
いまEVを買うのは、若干見切り発車的な冒険ともいえるのです。でも、未来の先取り感はありますよね。

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何度も「再上陸」した台風14号
- 2022/09/20(Tue) -
台風14号は、ひさびさに風雨が強く、昨日の午前中を休診にしたのは正解でした。
山口県岩国市の錦帯橋は、橋脚を補強する杭の一部が流失したようです。橋が全部流れなくて良かった。

気象庁のサイトでよく見ると、台風の中心が通過した「県(本土)」は、次の様でした。

(海)→鹿児島→熊本→(海)→熊本→(海)→福岡→佐賀→福岡→(海)→山口→島根→(海)→島根→(海)→石川→(海)→新潟→山形→宮城→岩手→(海)

海から九州や本州に「上陸」した回数は、厳密には7回。よって6回ほど「再上陸」したことになります。

大きな流れで言えば、九州を縦断し、中国地方から日本海に抜け、東北に再上陸・横断した格好です。
島根から新潟まで日本海を進む途中で、出雲半島と能登半島に引っかかったので「再上陸」回数が増えました。
これは熊本県でも同じで、八代海に抜けた台風が有明海に向かう途中で、宇土半島に再上陸しました。

気象庁は以前から、海上の台風が半島を横切った場合には、上陸ではなく「通過」と言ってきたはずです。
でも今回ニュースでは、出雲半島と能登半島については「上陸」と表現していました。宇土半島は知りません。

いずれにせよ、台風の中心って、その1点に勢力が集中しているのではないし、一種の「概念」ですよね。
今回のように台風が本土沿岸付近を進むとき、中心が本土に上陸したかどうかなんて、あまり意味ないかも。

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台風14号、ただいま接近中
- 2022/09/18(Sun) -
台風14号は、午後7時ごろ鹿児島市に上陸して北上を続け、いま(午後11時現在)まさに、熊本に接近中です。
夜遅くになってひどい暴風になってきました。夕方はまだ、犬の散歩ができる程度の風だったんですけどね。

この連休は発熱外来で大忙しかと覚悟していましたが、台風接近を考慮して、今日は午後休診としました。
受診希望の電話を多数いただいただきましたが、そのほとんどをお断りすることになってしまいました。

その発熱外来真っ最中の、ちょうど、風雨が強まり始めた午前11時頃の話です。

PCR検査用の唾液採取のプラスチック容器を回収するために、私は駐車場に出て患者さんの車に向かいました。
スタッフが屋外でフェイスシールドを飛ばされたと聞いていたので、私はゴーグル着用に切り替えました。

傘の柄は短く強く持ち、先端を風上に向け、ゆっくり歩いていたことは言うまでもありません。
突然、強風が吹いたのです。傘は一瞬にして裏返り、ビニールが半分剥がれ、骨が4本むき出しになりました。
うわっと慌てて傘に気をとられたら、こんどは唾液の入った容器を駐車場の路面に落としてしまいました。

風雨の中、裏返って骨が突き出た貧相な傘を左手で差したまま、しゃがんで容器を拾います。
すると、私の手が届くか届かないかのタイミングでまた強風が吹き、容器はコロコロ転がっていくんですよね。

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一周忌&初盆
- 2022/08/13(Sat) -
父の命日である今日、一周忌と初盆の法要を営みました。
コロナ禍がしつこく続くので、県外の親族には参列を控えてもらい、地元の身内だけの集まりとなりました。

今日のような日には、母と晩年の父の思い出話が出ますが、たいていは2年前の楽しかった天草旅行の話です。
それは入退院を繰り返していた時期の、まるで梅雨の晴れ間のような、奇跡的な「Go To トラベル」でした。

実は最初は、両親の実家のある地域を巡る旅を計画していました。山口県東部の大島町と岩国市です。
それはしかし、親戚の健康上の理由等で中止することになり、それならばと選んだのが天草なのです。

熊本はいいですね、天草と阿蘇がある。
でもそれなのに、天草に行ったのはこの20年間で3回か4回だけ。実にもったいない話です。
阿蘇はドライブやサイクリングを時々していましたが、それも地震以降はパッタリです。
北部復旧ルートや、新しい阿蘇大橋は一応渡りました。でもあくまでお試し程度。本格ドライブはまだです。

仕事柄、旅行はおろか外出や外食にも慎重になっています。このトンネル、早く抜け出したいですね。

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イルカショー終了へ
- 2022/06/24(Fri) -
「しながわ水族館」が、5年後のリニューアルに伴って人気のイルカショーを終了すると報じられました。
施設の老朽化や競合施設の台頭のほか、動物保護の観点もあるようです。時代の流れでしょうか。

残酷だとされる「追い込み漁」によるイルカの捕獲が国際的に問題視されている中で、ショーですからね。

イルカショーは、福岡の「マリンワールド」や高松の「屋島水族館(当時)」などで私は見たことがあります。
よく訓練されているなぁという印象を持ちましたが、動物虐待の発想はその時にはまったくありませんでした。

このような知能の高い動物を、残酷な方法で捕獲・展示し、しかも訓練することは、今後困難になるでしょう。
もっと知能の低いチンアナゴなら、どのような方法で捕獲して見せ物にしても、問題はないのでしょうけどね。

ちなみに動物園については、「新明解国語辞典」の記載が有名です。手元の第3版と第4版を見比べてみると、

【動物園】(第3版)鳥獣・魚類などを(自然に近い状態で)飼い、観覧者に見せる公園風の施設。
【動物園】(第4版)生態を公衆に見せ、かたわらに保護を加えるためと称し、捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀無くし、飼い殺しにする、人間中心の施設。

何があったんでしょう、新明解。それにしても「人間中心」とは痛いですね。

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わが家にも「銃」を導入
- 2022/05/28(Sat) -
児童19人を含む21人が銃撃されて死亡する事件が、米国テキサス州の小学校で起きました。

米国人の世論は、以前から同じですが、2つです。
「銃規制を強化し、子どもたちを守るべきだ」か、「アメリカ人には銃を持つ権利がある。銃規制は無意味」。

テキサス州で開かれた「全米ライフル協会」の年次総会での、トランプ前大統領の発言は後者でした。
「訓練を受けた教師に銃の携帯を許可するときが来た」

規則によって抑止するか、武力によって抑止するか。さまざまな局面で議論される、永遠のテーマです。

日本人は、法律と警察によって命を守られていると信じているので、個人が武装する必要性を感じません。
一方米国では、国民が銃器で自分を守る文化があり、それゆえ安易に使用してしまうリスクも出てきます。
簡単に手に入る武器があれば、つい使ってしまうヤカラが現れます。それが米国の現状なのでしょう。

さて、まったく別の銃器の話で恐縮ですが、本日「マッサージガン」なるものを買いました。
家人に背中や腰を「打撃」してもらいましたが、効果があるのか気持ちよいだけなのか、まだわかりません。
難点は、皮膚が痒くなることです。私は耐えられますが、ガンを持つ家人が、手を痒がってねを上げます。

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「オンキヨー」が経営破綻
- 2022/05/14(Sat) -
音響(オーディオ)機器メーカーの「オンキヨー」が、経営破綻しました。
7年前に「オンキヨー&パイオニア株式会社」発足の件を書きましたが、あれからも色々あったようですね。

この会社の沿革(とくに今世紀の)や経営状況や資本関係はじつにめまぐるしく推移し、複雑です。
その概略を本稿に書くことはほぼ不可能(スペース的にも、私の能力的にも)、なので割愛します。

1970年代から80年代初頭、私の中学〜大学生時代前半はちょうど、オーディオ全盛期でした。
いまなら「AV機器」と言うところを、当時はビジュアルのないオーディオのみの、言うなれば「A機器」です。
それらの機器を、役割ごとに組み合わせる「システムコンポ」が大流行だったのです。
以前、その当時のことを次のように書きました

「私の場合、アンプは山水、チューナーはトリオ、カセットデッキはナカミチにしたかったけど結局アイワ。
 プレーヤーはテクニクス、オープンリールデッキはTEACとAKAIのものを購入。
 そして、音質を左右する音の出口として、私がこだわったのがスピーカー。選んだのはパイオニアでした。」

あれ、オンキヨーが出てきませんね。そう。私がオンキヨーファンになったのは、社会人になってからでした。

近年、リビングの主役はテレビです。音響機器はもはや、テレビの音を出す装置+αに成り下がっています。
そんな状況に納得できない私は、リビングは諦めて、書斎をオーディオルームにしました。
と書いてはみたものの、いま書斎でクラシックやジャズをじっくり聴くような機会は減りました。
CDに触れることがほぼなく、iPhoneかMacでストリーミング音源を、イヤホンかヘッドホンで聴いてる有様。
これじゃあオンキヨーの出番もなくなりますよね。

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コロナ前のような賑わいが悪いとは言わないけれど
- 2022/05/03(Tue) -
今日は祝日ですが、火曜日なので定期休診日でした。さらに明日は、水曜日なのに臨時休診する予定です。
熊本市内で日曜祝日に発熱外来を行っている医療機関は多くないので、祝日に休診するのは心苦しい限りです。

東京の感染者数は着実に減っているようですが、沖縄はむしろ増え続けており、熊本はその中間。横ばいです。
2年間の感染者数推移のグラフを見ると、今の第6波の縮尺では、第1波はほとんど見えないほどの小波ですね。
その見えないほど小さな波(全国で1日数百人程度)で日本中が大騒ぎして、ついに緊急事態宣言が出ました。

昨年の1月に緊急事態宣言が出たのは、全国で数千人レベルの感染の時。これが第3波でした。
一段落したと思ったら春から第4波が始まり、ついにまた緊急事態宣言。感染者は全国で数千人程度でした。
東京五輪が開催される前から始まっていたのが第5波。ピークは全国で2万人レベル。そして緊急事態宣言です。

その後、ウソのように穏やかな11月・12月を経て、今年1月からとんでもなく急峻な感染拡大が始まりました。
これが今も続く第6波で、ピーク時の感染者数は10万人を超え、しかも今なお数万人レベルが続きます。

ところが、過去の緊急事態宣言時とは桁違いの感染者数だというのに、緊急事態宣言が出る気配はありません。
むしろ、人々はコロナ禍前の元気を取り戻し、行楽地は大混雑。もはやポストコロナを思わせる様相です。
さいわい第6波では、重症化率や死者率が以前の波よりは明らかに減っており、それも好材料なのでしょう。

感染の収束(終息)は必ずしも待たず、そろそろ自粛を緩和する方向にシフトする時期なのかもしれません。

とは言え、せめてマスクだけは、欧米のマネはせずに、しばらくはこれまで通りの装着をお願いします。
当院の発熱外来とワクチン接種も、まだしばらく続きそうです。その意味ではウィズコロナですね。

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捨てられない生き方から、捨てない生き方へ
- 2022/04/17(Sun) -
『捨てない生き方』(五木寛之著)という本を読んでいます。読んでいる途中です。
「断捨離」ブームにどうしても性格的に乗り切れない私には、心の救いともいえる本です。

「『モノ』」は記憶を呼び覚ます装置である」
そうなんです。私が捨てずにとっている古いモノはすべて、さまざまな思い出に対応した小道具なのです。

古い学会雑誌は、自分の名前が出ているページに付箋を挟んでいますが、もう、それだけでいいのです。
5インチのフロッピーディスクは、ただその存在を忘れないために、読み取り装置も無いのに保管しています。
同様に、SCSI HDDとかMOディスクドライブなども、もはや使えないからこそ、手元に残しているのです。

捨てないことのデメリットを突き詰めれば、保管場所が無くなるというコトだけでしょう、結局は。
ならば、保管場所さえ確保できれば、何も捨てる必要がないということです。

最初に思いついたのは「トランクルーム」ですが、私はもう少し身近に「すべて」を置いておきたいタチです。
書斎はすでに足の踏み場もなく、新たな収納家具等を置くスペースなどどこにもありません。
クリニックの院長室もすでに、クリニック関連の「捨てられないモノ」で満杯です。

昨夜ふと、寝室に書棚を置くことを思いつきました。我ながら名案ですね。
寝室はどうせ寝るだけの部屋ですから、長年使ってない「休眠状態」のモノを置くには打って付けでしょう。
気を付けることがあるとすれば、大地震の時にベッドの方に倒れ込まないように工夫することぐらいです。

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喉元過ぎても熱さを忘れずに
- 2022/04/14(Thu) -
熊本地震から6年。
この2年間はコロナ禍にばかり目が行く一方で、いまなお、熊本地震の被害で苦しんでいる方も大勢います。

全国各地でときどき地震が起きていますが、近頃はその報道を他人事のように見ている自分に気付きます。
さすがにもうしばらくは熊本で大地震は起きないだろうと、根拠も無くタカをくくっているわけです。

たぶん私に限らず多くの日本人が、この地震国に住み続けることに不安こそあれ危機感は抱いていないのです。
なにしろ30年以内に70%の確率で巨大地震が起きると言われても、誰もそこから逃げ出したりしませんから。

科学は信じるけど科学的データは必ずしも真に受けないという、科学を超えた判断力を日本人は持っています。
杓子定規な考え方を嫌い、理屈を屁理屈だと排除し、客観的思考よりも情緒と協調性を優先する国民なのです。

とは言え、東日本大震災以来、日本人の防災意識がずいぶん高まってきたのは間違いないでしょう。
南海トラフ地震や首都直下地震による被害の「シミュレーションCG」も、報道番組でたびたび見かけます。
あるいは、そうやって繰り返し煽っておかないと、日本人の防災意識は維持できないのかもしれません。

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「キエフ」じゃなくて「キーウ」です
- 2022/04/01(Fri) -
ウクライナの首都「キエフ」の呼び方を、これからは「キーウ」にすると、政府が発表しました。
それを受けてさっそく今日の報道番組でも、慣れない「キーウ」の文字があちこちに登場していました。

ウクライナの人たちがその方がいいなら、そして世界の人々がそうしたいなら、それがいいんじゃないですか。
ただ、ネット翻訳で聞く限りでは、「キーェフ」と「キーェ」ぐらいの違いにしか聞こえませんけどね。

あと、ムソルグスキーの『展覧会の絵』の曲の表記が、『キーウの大門』になるのかどうかが気になります。
ムソルグスキーがロシア人だからキエフで良いという説もありますが、でもウクライナの地名ですからね。

地名は母国語で呼ばなければならないとするならば、日本は「ジャパン」ではなく、確実に「ニッポン」です。
しかし日本が「ジャパン」と呼ばれることを認めているのは、諸外国との関係が良好だからでしょう。
本来はそのように呼ばれるのは不本意だとしても、いまさら呼び方を変えてくれ、という理由がないですし。

「チェルノブイリ」は「チョルノビーリ」に変わるんですね。なんかアレですが、やがて慣れるんでしょう。
「オデッサ」は「オデーサ」ですか。映画『オデッサ・ファイル』はどうなるんでしょうかね。

そんな流れで今日は、数十年ぶりに『オデッサ・ファイル』を観てみました。
まず、ジョン・ヴォイトが若かった。しかも、ロシアやウクライナとは無関係の映画でしたね、そう言えば。

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こんな時に大地震(こんな時でなくても)
- 2022/03/17(Thu) -
東北地方で昨夜、福島県沖を震源とする地震がありました。
私はスマホのニュース速報で寝入りばなを起こされ、しかし東北の出来事と知って、また寝入りました。失礼。

東北新幹線の車両が高架の上で脱線しましたが、けが人がなかったのは地震対策技術のおかげでしょう。
東北地方の皆さまのご無事をお祈りしています。あと、原発の無事も。あと、今夜「本震」が来ないことも。

停電のために冷凍・冷蔵庫内の温度が上昇し、保管していた新型コロナワクチンが大量に廃棄されたとのこと。
報じられたのは自治体で保管していたものですが、おそらく、医療機関でも同様の損害は起きたことでしょう。

あるいは、停電中の温度上昇に気付かれないまま保管が続けられれてるワクチンも、あるかもしれません。
前にも書いたように、冷蔵保管中のワクチンは、温度管理がいかにルーズでも外見上は何も分かりません。
医療機関等が、保管温度についてどこまで厳しく管理しているか、その熱意と良心がすべてなのです。

記者会見の報道で久しぶりに、気象庁の島田洋七こと、中村雅基「地震火山技術・調査課長」の姿を見ました。
3年前に初めて拝見した「地震津波監視課長」時代よりも、島田洋七度がかなり低下しています。
しかも元気がありません。当然のことならが、徹夜なのでしょう。昭和40年1月生まれ。57歳ですか。
気象庁ではおなじみの、口元が透明なマスクを装着しています。これって、いつまでたっても慣れませんね。

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メガネが曇るのは危険信号
- 2022/02/22(Tue) -
新型コロナ感染者はまだまだ多く、当院発熱外来受診者の「PCR陽性率」は、毎日ほぼ50%〜75%の間です。
感染ルートは基本的に飛沫の吸い込みだと考えているので、何よりも大事なのは、やはりマスクでしょう。

不織布マスクに弱点があるとすれば、鼻や頬周囲の隙間ですね。なので私は、二重に装着しています。
内側のマスクを完璧に着けた上で、さらに1cmほど上にずらして2枚目を付け、鼻周囲の隙間をカバーします。
もちろん完璧を期すために、フェイスシールドを装着し、さらにキャップをかぶります。

今日は夕方になって少し時間が取れたので、約2カ月ぶりに理髪に行きました。
理髪といっても、行ったのは理容院ではなく美容院なので厳密には不法行為なのですが、大目に見てください。

久々の外出なので、いつもの不織布マスクではなく、誰かにもらったオシャレなマスクを着けていきました。
「N95」という印字のある立体的なマスクで、鼻当て(ノーズパッド)付きの高級(っぽい)品です。

鼻周囲のフィットがとても柔らかく、とても装着感が良かったのですが、なぜか、メガネが曇ります。
これは呼気が上に抜けている証拠です。ウイルスガード用のマスクとして、あってはならない症状です。
マスクを外してよく見ると、鼻当ての両脇に大きな隙間ができてしまっています。いわば「脇が甘い」のです。

メガネが曇る現象は、また別の状況でも経験しました。
それは、不織布マスクの上から、ナイロンやゴアテックスなどのオシャレなマスクを二重に着けたときです。
おそれくこれらの素材は不織布マスクの通気性を阻害し、その結果、鼻周囲の隙間が開くものと思われます。

日頃はメガネじゃない方も、息漏れチェックのために、ためしにメガネを着けてみるといいかもしれませんね。

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「Excel文書」にはもう、目くじらは立てません
- 2022/01/29(Sat) -
昨日書いた「濃厚接触者」の待機解除基準の緩和については、熊本県からも正式に連絡が入っています。

その「熊本県健康危機管理課」から届くコロナ関連メールの差出人はいつも、「コロナ報告」となっています。
差出人名としてどうなの?と最初は思いましたが、意外とパソコン等で見つけやすくていいですね。

昼夜かまわず届く「コロナ報告」ですが、昨日は夕方と夜の2回、さらに午前1時過ぎにも発信されていました。
お疲れ様です。

メールを一読したら、添付ファイルをダウンロードして専用フォルダに格納するのが私のルーティンです。
ひところまでは、これをEvernoteにも入れ、さらにプリントアウトして日付順にファイリングしていました。
しかし書類の数があまりにも多くなったので、少なくともコロナ報告は、デジタルデータでの保存のみです。

「熊本市感染症対策課ワクチン対策PT」からもよくメールが来ます。
「PT」とは「プロジェクトチーム」のことですが、最近は「TF(タスクフォース)」もよく聞きます。
お役人とか学者って横文字が好きですね。でもPTもTFも全部「班」で済むんじゃないの、と思ったりします。

そのワクチンPTからのメールには、回答が必要な連絡が多く、しかも締切が近いので、最も注意を要します。
うっかりしてたら、配給されるはずのワクチンを失うようなことにもなりかねません。

たいていの添付ファイルが「Excel文書」で、その中に記入をして、それを返信するのが基本です。
しかし私の場合、Mac版のExcelで作業を行うので、あちこち文字がズレたりマクロが狂ったりします。
以前はそれがイヤで、あえてプリントアウトしてからFAXしていましたが、最近はもうメール返信のままです。
内容さえ伝わればそれでいいわけで、多少の文字化けやズレはもう気にしません。なんとかなるでしょう。

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コロナ禍の地震の緊張感
- 2022/01/22(Sat) -
久々に大きく揺れましたね。夜中1時過ぎの地震は、私の住んでいる場所では震度4程度だったでしょうか。

枕元のiPhoneから、けたたましい警告音が3回鳴り、次いで大声で「地震です」というアナウンスが1回。
「んっ?」と身構えた次の瞬間、たぶん1,2秒後から揺れ始めました。そこそこ強く、長く感じる地震でした。

「だいぶ違う」と思いました。5年近く前に起きた熊本地震の記憶と比べた印象です。

まず、地震よりも前に「緊急地震速報」が鳴ったという当たり前のようなことに、意外な感動がありました。
直下型の熊本地震の時は、激しい揺れに翻弄されている途中でやっと速報が鳴り始め、うるさいばかりでした。
速報なんて全然ダメじゃん、と当時は思いましたが、海溝型(プレート型)地震では速報が間に合うんですね。

揺れを長く感じたのも、遠隔地で起きた海溝型地震ゆえでしょうか。なかなか終わらんなぁ、というのが印象。
まあその程度なら良いのですが、大分・宮崎では被害も出ているようです。

コロナ禍のいま、地震に限らず豪雨災害でもそうですが、3密を余儀なくされる避難所生活が心配です。
避難所の入口で抗原検査等を行う余裕もないでしょうし、ワクチン接種歴で区別するわけにもいきません。

いま首都直下地震が起きたらどうすんの、って私はいつも最悪の事態を妄想してしまいます。

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感染者は増え、大雪も降る
- 2022/01/06(Thu) -
関東南部が大雪に見舞われ、あちこちで交通事故が起きたり鉄道ダイヤが乱れています。

羽田発着便と、一部は成田発着便も含めて、空の便にも多数の欠航が出ています。
JALは68便、ANAは40便、ジェットスターは14便、スターフライヤー7便、ソラシドエアは2便が欠航です。

そのソラシドエアでは、羽田19時5分発の熊本行きが欠航したため、明日の朝の熊本発羽田行きも欠航します。
このような「機材繰り」の影響では、明日のANA便でも7便の欠航が決まっています。

JALとANAの欠航便数がだいぶ違いますが、もしかすると両社の考え方の違いがあるのかもしれません。
千葉に上陸した2019年9月の台風の際には、JALの方がより多くの便を欠航としました。
その時にも書いたように、ANAはギリギリまで粘るクセがありますが、これって諸刃の剣なんですよね。
最終的に無事飛べば喜ばれますが、粘った挙げ句に欠航が決まると大迷惑。かえって恨まれることになります。

しかし早め早めの対策を講じることは危機管理としては正解ですが、その判断は実際には難しいものです。

新型コロナ対策も同様。その意味で岸田首相は、バランスの良い政策を打ち出していると思います。
他山の石のおかげで、あとで後手後手だと批判されないような「さじ加減」もわかっているのでしょう。

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院長室を久々に片付けてみた
- 2022/01/04(Tue) -
読んでも面白くない「片付け」シリーズ。今日は、院長室の床を埋めていた文書と雑誌を片付けてみました。

私の文書整理のルールは、原則として、
・デジタル文書:Dropbox内のしかるべき場所に保存 + Evernoteにも保存
・紙文書:スキャンしてDropbox内に保存 + Evernoteにも保存 + 重要書類に限り紙文書もファイル

なのですが、あまり重要じゃないからあとで読もうと思った紙文書等は、ついそこら辺に置いてしまいます。
これがいつしか、山のように積み上がってしまうのです。いわゆる「バベルの塔」ってやつです。
その山があまり高いと不安定になるので、一定の高さになったら、隣に別の山を築くことになります。

さて今日は、山の上の方から順に手に取ってチェックしながら、捨てるか保存するかを分別していきました。
古くて懐かしいのが出てくると、つい見入ってしまうのはしょうがないです。
面白いことに、掘り進めば掘り進むほど古い書類になるとは限りません。
下の方から新しい雑誌が出てきたり、その新しい雑誌に隣り合って、開院当初の古い書類が出てきたり。

おそらく、こういうことだと思います。
書類の積み重ねは通常、下の方が古く、上の方に新しいモノが積み上げられていきます。
そのような山が順にA・Bと2つできたとすれば、Aの下がいちばん古く、Bの上が最新です。
ところが問題は、ちょっとした(中途半端な)片付けの時に、Bの上にAを載せたりするわけですね。
すると新しい山では、比較的新しい層が下の方に来てしまいます。いわゆる「地層逆転」です。
しかも立ち並ぶ山々がときに土砂崩れを起こし、その修復作業によって、地層はいよいよバラバラになります。

地震のあとで大規模な片付けをしたはずですが、どうしたことか開院当初の書類を出土したのには驚きます。
10年以上まったく手つかずの、戸棚の中のガラクタの整理は、今回もまたお預けとなりました。

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書斎を久々に片付けてみた
- 2022/01/02(Sun) -
地震の直後でもないのに足の踏みどころもない自宅の書斎でしたが、今日はほぼ2年ぶりに片付けをしました。
それほど大掛かりなことはやっていません。大々的にやろうとして失敗してきた経験が何度もあるからです。

これまでの私は、書斎の片付けをする時はまず、収納家具やグッズを買いに行くことから始めていました。
なんなら最初に工程表を作ったりして、それが完成したら満足してコーヒーで一服したりしていました。

今回は、何も買わず、何も作らず、ただ淡々と手前のモノから順に片付けるという手法を試みました。
まずは、ドアからデスクまでの床の上に積み重ねられている文書類の「処理」から始めました。

「いつか読もう」と思っていた書籍・雑誌・パンフ・チラシ・取扱説明書は、書籍以外はほとんど捨てました。

Macとスキャナを立ち上げて作業を進めたのが、今回のポイントでしょうか。
すべての書類にざっと目を通し、その中に「捨てがたいページ」を発見した場合は、スキャンして捨てます。
どうしても現物を残しておきたい書類はクリアファイルに入れ、本と一緒に本棚に収納します。
その収納スペースを作るために、本棚を占拠していた雑誌とパンフ類も、同様に断捨離しました。

片付けはまだ、全体の1割程度で今日は終了としましたが、それでも床が見えるようになったことは収穫です。
部屋の奥まで行けるようになりました。床が露出したので掃除機をかけました。これは衛生上も良いことです。
今回スキャンした文書ファイルについては、「いつか読もう」と思っています。

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めでたさも中くらいなり
- 2022/01/01(Sat) -
「新しい年を迎えました 本年もどうぞよろしくお願い致します」

今年は喪中のため、このようないささか「おめでたさ」の欠ける表現になりますことを、ご了承ください。

それに、コロナ禍にはいまだに収束の兆しが見えず、誰にとっても無条件におめでたい新年ではないでしょう。
とは言え、今年こそよい年になりますようにという願いもまた共通。お正月は明るい気持ちで迎えたいですね。

今朝わが家に届いた年賀状は、業者等からのものを除いてわずかに7通。
ゼロかとも思っていましたが、私の欠礼通知に気付かれなかったのか、何かの手違いか、賀状が届きました。

私も過去に、欠礼状を受け取りながら、その方に年賀状を出してしまったことが何度もあります。
それが目上の方だったときは、「寒中見舞い」を出してお詫びをしたこともありました。
ですが逆の立場になってみると、喪中の私に年賀状を送ってくださった方を「非礼」だとは感じませんでした。

去年のことは去年のこと。年が明けたので今年もよろしくという挨拶には、なんの悪気もありませんから。

そもそも年賀状のやり取りなど、形骸化とまでは言いませんが、ほぼ社交辞令を伝え合う恒例行事です。
本当にその方との交流を大事にするなら、欠礼状を送って来た方への返信こそ、大事なのかもしれません。
とは言え、私はこれまでに「喪中見舞い」などを送ったことなど一度もありません。寒中見舞いもわずかです。

そんな手紙や葉書を、適切なタイミングでサクッと書いてすぐ送る、なんて人間になりたかったのですがね。

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年賀欠礼状を準備する
- 2021/11/26(Fri) -
毎年この時期に受け取る「喪中はがき」ですが、今年は自分が準備することになり、本日投函しました。

すでに今日までに、何通かの欠礼状が届いています。
その文面で多いのは、「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」ですね。
私はその「ご遠慮」に違和感があって、「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」としました。

年賀状の宛名書きソフト「宛名職人」を立ち上げ、過去3年間に賀状のやりとりのあった方々を抽出しました。
当院の職員や親戚など、もはや欠礼状を出す必要のない人たちを除外して、送付対象者を絞り込みました。
さらに、すでに私が欠礼状を受け取った方々へも、こちらからも出す必要性がないので、除外しました。

あっという間に印刷が終わると、何も「添え書き」をせず、そのまま束ねて北郵便局に行って投函しました。
年賀状には何かひと言書き添えるのがマナーだと思っていますが、欠礼状では失礼させていただきました。

例年の年賀状の準備と比べると、ほとんど労力やストレスがなく所要時間もわずかで、ホントに楽でした。
ていうか、毎年の私のストレスは、この「添え書き」書きだったんですね。たいした内容でもないのに。

手書きで書き添えるからこそ意味があるのだとは思いながらも、本来は内容の方が大事かもしれません。
来年は思い切って、近況報告をあらかじめ印刷しておき、添え書きをしないスタイルにしようかな。

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反田恭平さんがショパン・コンクールで2位
- 2021/10/21(Thu) -
「ショパン国際ピアノコンクール」で、反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位に入賞しました。

反田さんの演奏は、2年半ほど前に「日本センチュリー交響楽団」の熊本公演で聴きました。
佐渡裕のダイナミックな指揮にも負けないほどの(さすがにちょっと負けるけど)、迫力のある演奏でした。

メディアが口を揃えて言うように、ショパン・コンクールはもはや「若手の登竜門」ではなくなっています。
すでに世界的に活躍してる若手のトップランナーを、いわば「追認」する権威のようなものでしょうか。

この時期なので、NHKなどの番組でショパン・コンクールの関連の特番をやってますね。
録画しておいたものを見てみると、なかでも私がいちばん気に入ったのは、キーシンの演奏でした。

エフゲニー・キーシン。ちょうど今月来日して来週から約3週間にわたり、日本の各地で演奏するようです。
残念ながら九州には来ません。この時期に臨時休診も難しいので、せめて福岡に火曜か金曜に来て欲しかった。

キーシンが14歳の時の1985年、ショパン・コンクールの優勝者はスタニスラフ・ブーニンでした。
年齢が若すぎてキーシンは出場できませんでしたが、優勝したブーニンを凌ぐ神童だったという話があります。
その5年後、すでに世界中で活躍していたキーシンは、もはやショパン・コンクールには参加しませんでした。

一方で反田さんは、あくまでショパン・コンクールには出場して、ひとつ達成することを目指したようです。
「ソリストを育成する学校をつくりたい」という彼は、後進に与える目標を明確にしたかったのでしょうね。

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阿蘇ドライブすれば何かが起きる
- 2021/10/20(Wed) -
阿蘇中岳が本日噴火しました。2016年以来の規模で、火砕流が発生しましたが、人的被害はなさそうです。

阿蘇山には今月初め、ぐるっと一周ドライブしてきたばかりでした。
そういえば、以前にも阿蘇を巡るドライブをしたら、その2,3週間後に熊本地震が起きました。

地震で崩落した阿蘇大橋の所は震災遺構となっていて、「数鹿流崩 (すがるくずれ)之碑」と展望所があります。
展望所からは、少し下流に架けられた美しい新阿蘇大橋の全貌を見ることができます。
しかし実際に車で走ってみると、それがあまりにも一直線なのであっという間に渡り終えてしまいました。

せっかくなので南阿蘇を終点高森まで抜け、そこから北上して阿蘇をぐるっと回りました。
内牧でちょっと買い物をしてから、以前走ったことのある「北側復旧ルート」を経由して熊本まで戻りました。

このたびの噴火で、阿蘇山の噴火警戒レベルは「3」に引き上げられました。
気象庁の記者会見ではしかし、担当課長の透明マスクが私は気になってしまい、大事な話が入って来ません。

先日の、関東地方の地震の際にも、記者会見に臨んだ担当課長は、同様の透明マスクを装着していました。
これは聴覚障害者に配慮したものだそうで、それは理解できますが、それにしてもギョッとしませんか。
私には、そのマスクの外枠が巨大な口のように見えてしまうのです。慣れの問題ですかね。
ユニ・チャーム製の「顔がみえマスク」らしいですが、あと一歩、工夫の余地がありマスク。

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断捨離は苦手です
- 2021/10/10(Sun) -
「私ががんで死にたいと考える理由」
がん治療の第一人者、東大放射線科の中川先生(私と同い年)が、そのように題した文章を書いています。
もちろん、苦しんで死にたいわけではなく、突然死はまっぴらゴメンだという意味です。
つまり、死ぬ前に、人生を整理して締めくくる時間がほしい、ということですね。よくわかります。

じゃあ、いつ死んでも良いように日頃から身辺整理しとけよ、と言う方がいるかもしれませんが全くその通り。
でも私の場合、書斎や院長室はもちろん、パソコンの中ですら、一向に片付く気配がありません。

書斎の整理には過去に何度も挑戦してきましたが、今や足の踏み場もなくなって、立ち入る頻度も減りました。
最後に大規模な整理整頓をしたのは、熊本地震後の片付けのときでしょうか。その後は、荒れ放題です。
片付いた状態は大好きなのに、断捨離は大の苦手。整理・収納するための家具やグッズが増えるばかりです。

ドラマとかニュース映像で、家宅捜索のシーンをよく見かけますね。
令状を持った捜査員が、自宅や事務所の物品を根こそぎ段ボール箱に詰めて持ち出すアレ。
証拠とか捜査資料を見つけるためなんでしょうけど、私の部屋から何かを見つけ出すのは大変だと思いますよ。
なにしろ当の持ち主ですら、何がどこにしまい込んであるのか、まったく把握できていませんから。
古い何かが入った箱とか、ただ懐かしいだけのファイルや雑誌が、無数にあります。捜査員泣かせでしょうね。

あとで観ようと何かを録画したビデオテープやDVDも、山ほどありますが、観る時間など到底ありません。

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「四十九日」の法要
- 2021/09/25(Sat) -
「四十九日」の法要を、行いました。
命日から49日目は、厳密には来週木曜日ですが、参列者の都合などを考慮して5日早い法要としました。

仏教では、生前の殺生や盗みなど様々な罪などに対して、死去後七日ごとに裁判が行われるらしいですね。
その都度、いわば裁判官の心証を良くするために、初七日から始まって七日ごと法要を行うことになります。
輪廻転生の判決が下されるのが、七回目の七日、つまり四十九日。とても大事な節目の法要です。
という話です。

四十九日の法要に引き続いて「納骨式」も執り行い、今日から父はお墓に入りました。
熊本空港にほど近いところに、その霊園はあります。西から着陸するときに、上空からよく見えます。

去年の10月、両親と墓参りしている時に、頭上の低いところを旅客機が轟音を立てて飛ぶことがありました。
「こりゃあ、うるさくて、ゆっくり寝られんねぇ」
将来自分が墓に入ったときの事を心配する、父の冗談です。ほんの1年前のことでした。
補聴器も棺桶に入れちゃいましたからね。少々うるさいかもしれません。

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Amazon歴20年
- 2021/09/23(Thu) -
Amazonの、何も入っていないカートをクリックすると、「あとで買う」に入っている商品が表示されます。
買うつもりでカートに入れたけど、確定する直前になって何らかの理由で購入を取りやめた商品のリストです。

そこまでじゃないでど、購入の候補になった商品はとりあえず、「ほしい物リスト」に入れることになります。
今日はふとそのリストを見て驚きました。私の興味・趣味・嗜好の変遷が、ズバリわかるからです。例えば、

「コクヨ 収納ボックス」(2019年5月に追加)
書斎を抜本的に片付けようと思い、ならば収納グッズを買おうと考えたのですが、そこで止まっています。

「ボウモア 23年 [並行輸入品]」(2017年7月に追加)
アイラモルト(ウイスキー)に凝っていた頃ですね。当時の願望の頂点、まさに「ほしいボトル」のひとつ。

「豪快バーベキューレシピ(本)」(2015年12月に追加)
他にもたくさんのBBQ関連品が、その頃のリストに残っています。もう長いことBBQやってませんね。

「ダウランド:リュート作品全集(CD)」(2014年8月に追加)
中世からバロックのメランコリー音楽に、妙に惹かれていた時期ですね。いまでも時々聴くジャンルです。

Amazonの「注文履歴」には、私の購入歴が全部、残っています。自動的には消去されないのですね。
「ヨーデル食べ放題 桂雀三郎withまんぷくブラザース(CD-SINGLE)」(2001年7月注文)
記念すべき私の「初Amazon」は、このふざけたCDでした。それから20年、Amazonへの依存は続きます。

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年金事務所に行ったけど
- 2021/09/14(Tue) -
雨が降る中、熊本東年金事務所に母と一緒に行きました。
「未支給年金」と「遺族年金」の請求手続のためです。
あらかじめ1週間以上前に電話で予約して、戸籍謄本とマイナンバーカードと通帳などを準備して臨みました。

担当者の手元には、父と母の年金情報などの資料が準備されており、手続はスムーズに行われました。
とは言え、それぞれの請求書に記入する項目は多く、担当者に促されるままに、ひたすら書き込みました。

個人番号(マイナンバー)を記入する12桁の欄には、10桁の基礎年金番号を記入するように求められました。
年金関係の事務作業においては、基礎年金番号を書いた方が、作業がやりやすいのでしょう。

両親の氏名・生年月日・住所・銀行口座の名義や番号等を、何枚もの書類のあちこちに何度も記入しました。
担当者がそれを、「手元の資料」と突き合わせ、整合性を確認し、最後に大きな受付印が押されました。
それと引き換えに、未支給年金と遺族年金の支給額の資料が手渡されました。

よく考えたらそれらの資料は、私たちが年金事務所に行く前からすでに、出来上がっていたようです。
そりゃそうでしょう。父の死亡届が出た時点で、年金額などは本来、全部自動的に定まることですから。
今日、年金事務所ががどうしても知りたかったものを突き詰めれば、母の銀行口座情報だけです。
それなのにお役所の横のつながりが悪いものだから、似たような書類を何度も書かされます。

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