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誕生日
- 2008/08/29(Fri) -
患者さんのデータ整理していて、遅ればせながら年齢にまつわる変な「とりきめ」に気付きました。

ある年の3月31日に生まれた子と4月1日に生まれた子は同学年ですが、その次の日の4月2日に生まれた子は1学年下級生になります。なぜか4月1日と4月2日の間に境目があるのです。
なんか違和感ありますね。
何??と思われた方、詳細はまたいつか解説しますが、ひとことで言えば法律上の年齢解釈のためです。エイプリルフールとは無関係です。
平成14年に国会で民主党議員がこの違和感について質問していますが、当時の小泉総理は違和感なしと答弁しているようです。

ところで誕生日には、周囲が「おめでとう」と祝福し、本人は「ありがとう」と応えます。(あるいは「おめでたくもない」と眉間にシワを寄せてみせます。)
しかしよく考えてみると、自分がこの日に何かを成し遂げた訳でもなく、ただ年月が過ぎることを祝われることに、最近何かしらの違和感を感じていました。(また違和感です)

そして気づきました、「誕生日=出産日」であることに。
つまりこの日は、自分を産むという偉業を成し遂げてくれた母親に、感謝する日ではなかろうかと。
5月の第2日曜日よりはよっぽど意味のある「母の日」だと思います。

ちょうど誕生日を迎えた方、「ああ、もうこんな歳になって、おめでたくもなんともない」なんて言わずに、お母さんに感謝の一言をどうぞ。

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くちパク
- 2008/08/19(Tue) -
テレビでオリンピック中継を観る毎日です。

日本人選手を応援するのもひとつですが、国に関係なく、世界最高峰の競技に感動し、テレビに見入ってしまいます。
プロ・アマを問わず人類最高の肉体能力を見たいものです。

今日はトランポリンを観ていて思いました。
こういう競技にはサーカス関係の人がどんどん出場して、とんでもない大技を披露するわけにはいかないものでしょうか。
ピエロのかっこうをした選手が出てきて、しかも妙に上手かったりすると大ウケしそうです。

今回「雑伎」が正式種目だったら面白かったのに、と思いました。
新体操でボールやこん棒やリボンなどを使うように、「雑伎」では「つぼ」や「皿」や「イス」など、日用品を使った高度な演技が、観ていて楽しめそうです。
もちろん中国の圧勝でしょうけど。

歌声に合わせて正確にくちパクする競技は、すでにトリノオリンピックで採用されていたので、今回とくに目新しいとは思いませんでした。
自分の歌声に合わせたイタリア選手(パバロッティ)よりは、今回の中国選手の方が難易度は高かったと思われます。

その、くちパク開会式。中国での瞬間最高視聴率は98%だったとのこと。あとの2%が観ていた裏番組が何だったのか、それがいちばん気になります。

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