原発事故
- 2011/04/15(Fri) -
福島原発事故の評価が、チェルノブイリ並みのレベル7に引き上げられました。
「同じレベル7でもチェルノブイリとはまったく違います」と言う人がいますが、「では、どちらが深刻なのですか」と切り返したくなる気分です。

ところでチェルノブイリ原発事故といえば、その放射線被害の大きさばかりが記憶に残っていますが、事故のいきさつを、あらためて調べてみて驚きました。

もしも何らかの原因で緊急炉心停止装置が故障し、停電によって外部電源も途絶え、おまけにディーゼル発電機もうまく稼働しない状況になった場合に、どのようにして冷却用の電力を確保できるのか。
電源喪失時の対処法を「実験」する中で起きたのがチェルノブイリの事故だったようです。
原発においては、昔から電源喪失を恐れてきたことがわかります。

そのチェルノブイリから四半世紀もたった今、電源喪失による原発事故が起きたことに愕然とします。
絶対に冷却を止めてはならない核燃料という「暴れん坊」を、人類はまだ手なずけることができていないようです。

使用済み核燃料プールの無防備さにも驚きました。
いくら原子炉本体がきわめて頑丈な圧力容器や格納容器で守られているとしても、建屋の天井が無くなると、外から核燃料プールが丸見えです。
プールが破壊されたら、おそらく制御不能の大惨事になるでしょう。

原発を存続させるのなら、隕石の直撃や航空機テロにも耐えられるぐらいの、あきれるほど徹底した安全対策をしてもらいたいです。

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