中国とiPad
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- 2012/02/23(Thu) -
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iPadの商標権を巡って、中国の企業、唯冠科技がAppleを訴えています。
驚きました。中国には知的財産権という概念がないと思っていたので。 Appleにとっては、この中国企業に支払う和解金など微々たるものでしょうが、相手の思い通りになるのもムカつきます。 このさい、中国向けiPadだけ名前を変えてしまいましょう。 そこで提案。「Apple Pad」なんていかがでしょう。あっ、その商標権は安くしときますよ。 皮肉なことに、AppleのiPadを実際に製造しているのも、中国の企業です。 鴻海精密工業というその会社は、Foxconnというブランドの、世界最大の電子機器受託生産企業ですが、いま人権問題で非難を浴びています。 労働条件が劣悪すぎる、と。 発注元のIT企業も、ある意味「同罪」なので、批判されています。 Appleのみならず、HPもDELLもソニーも任天堂も、Foxconnに製造を委託していますが、その中でもAppleが、批判の矢面に立たされています。 私に言わせれば、とんだとばっちりです。 そもそも、iPadとWiiとXboxが、中国の同じ工場で作られているというのが驚きです。 秘密は漏れないのか、心配になりますが、それについては答えが見つかりました。 どうやら、警備が恐ろしく厳重みたいです。外部に対しても、内部に対しても。 iPhoneの試作機を紛失した職員が、社内での取り調べ後に自殺した話は有名ですが、それ以降も、自殺者が相次いでいるそうです。 知的財産権どころか人権もあやうい国ですが、市場としての魅力は絶大なんでしょうね。 |
ネコ科のOS
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- 2012/02/17(Fri) -
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Macの次期OSが発表されました。その名も「マウンテンライオン」
ちょっと「なんだかなー」なネーミングですが、きっと先進的なOSなのでしょう。 今回から、MacOSXではなく、単にOSXという呼称になりました。 Macに限らず、iPhoneやiPadにも共通のOSにする方向性が見えてきます。 ところで、バージョン10以降のMacOSは、コードネームにネコ科の動物名が使われています。 10.0【Cheetah】(チーター) 2001年に登場した、まさに新世紀のOS。OS10ではなく、OSXと名付けられました。 ただ、Appleファンの私ですが、申し訳ないですが、導入しませんでした。 なにせ動きが「トロい」のです。名前はチーターなのに。 10.1【Puma】(ピューマ) 初めて触れたOSXがこれ。斬新でしたが、慣れるまでに時間がかかった。 米国ではプーマと発音。クーガーは同じ動物らしいです。 そしてクーガーと言えば、スカイセンサーと並ぶ、ラジオの名器。懐かしい。 10.2【Jaguar】(ジャガー) 正しい発音は難しいです。私的にはジャギュワ。 ジャガーと言えば英国の名車。かつてあこがれましたが、インド車になったので冷めました。 10.3【Panther】(パンサー) ネコ科ヒョウ亜科ヒョウ属ヒョウ種。つまりヒョウ。 映画「ピンクパンサー」は好きでした。とくにクルーゾー警部の助手のケイトー。 10.4【Tiger】(タイガー) 大物登場。私の中では、10.4.11はかなりの長寿OSでした。 10.5【Leopard】(レパード) これもヒョウですが、Pantherとの違いが不明。 やや位置づけが微妙だった、往年の日産車と通じるものがあります。 10.6【Snow Leopard】(スノーレパード) 雪豹という名もかっこいい、良いOSでした。 緊急事態に備えて、クリニックのMacのうち1台はSnow Leopardのままです。 10.7【Lion】(ライオン) 真打ち登場。iCloud時代に突入です。 しかし、ネーミング的には次がないのでは?と心配にもなりました。 10.8【Mountain Lion】(マウンテンライオン) ライオンの次は「山ライオン」? 調べてみたら、ライオンの仲間ではなく、ピューマのことみたいです。 |
便乗商法
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- 2012/02/16(Thu) -
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ホイットニー・ヒューストンが亡くなりました。
Appleが運営する英国のiTunes Storeが、こともあろうに彼女の訃報が伝わった直後に、そのアルバム価格を引き上げ、批判を浴びています。 「便乗商法」としては愚策。まったくがっかりな話です。 真相は、ソニー・ミュージックが楽曲の卸値を引き上げたため「自動的に」小売価格が上がった、ということのようです。 卸値を上げた理由は、「社員の人為的ミス」とソニーは言い訳しています。 まさか「この機に乗じて一儲けしようと思いました」とも言えないでしょう。 しかし、ソニーが原因であったとしても、結果としてAppleの評判も落としたとすれば、iTunes Storeの料金システムに問題があることが、今回露呈したわけです。 音楽のネット配信において、現時点で圧倒的シェアを占めているのはiTunes Storeですが、Amazonがシェアを伸ばし、Googleも攻勢をかけています。 Appleは安穏としてはいられません。 とりあえず、Appleが今回採るべき「便乗商法」は、ホイットニーの楽曲の「値下げ」でしょう。 |
ウソつきの言うこと
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- 2012/02/15(Wed) -
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「オオカミが出た」とウソをついて大人をだました羊飼いの少年が、本当にオオカミが出たときに誰にも信じてもらえなかった、というイソップ物語があります。
その結末については昔から議論されていて、私もずっと気になっていました。 つまり、最後にオオカミに食べられてしまったのは誰か、ということです。 それによって、この物語から得られる教訓が変わってくるからです。 少年が食べられたのであれば、「ウソばかりついていると、人から信用されなくなるよ」という戒めになります。 ところが、村の羊が食べられたとするならば、「ウソつきの言うことでも、先入観を持たず耳を傾けるべきだよ」という話になってしまいます。 そしてイソップの原典は後者だとされています。 日本でいま、「ウソばかりついている人」と言えば、政治家、官僚などがあげられます。 とくに東電。何を言ってもすんなりと信じることができません。 異常な高温を示した、福島第一原発2号機の温度計について、東電は「故障」と断定しました。 たしかに科学的にはその通りかもしれません。 しかし、「温度計が故障していない可能性も考慮して、これこれの対策も講じております」とのひとことがなぜ出てこないのか。 事故当初、水位計の故障に気付かなかった件は忘れてしまったのでしょうか。 東電に反省がないものだから、国民も信用する気になれないわけです。 |
足の裏のホクロ
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- 2012/02/10(Fri) -
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足の裏にホクロがあると、悪性のものではなかろうかと心配になります。
ビートたけしの番組などが、不安をかき立てたりします。 心配な方は、早めに皮膚科で診てもらった方がよいでしょう。 何よりも安心のため。 参考までに、我が家での経験をご報告します。 症例1 匿名 以前から、足底(足趾の裏)に小さなホクロがあるのが気になっていた。 ある日、形成外科を受診。すごく痛い局所麻酔をして切除。 その後とくに問題無く30年近く経過中。 症例2 匿名 ある朝、足底(足趾の裏)に数ミリのホクロを発見。 ひどく心配になり、近所の皮膚科に電話で予約して、特別に朝一番に受診。 患部のアルコール消毒中に、ホクロがとれました。血豆でした。 症例3 匿名 ある日、かかとに大きめのホクロを発見。 心配になり、近所の皮膚科を受診。 「血豆」との診断。その後いつのまにか消失。 ということで、我が家では悪性率0%。血豆率66.7%。 |
オンラインストレージ
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- 2012/02/07(Tue) -
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パソコンのデータを、クラウド上に保存するのが当たり前になってきました。
とくに同期型のオンラインストレージは、ホントに便利ですね。 職場でも自宅でも、いつも同じファイルで作業ができるので、USBメモリを持ち歩く必要がなくなりました。 現在使っているものは以下の3つ。 【Dropbox】 ケチなので、無料の範囲で利用していますが、八方手を尽くして6GBまで拡張した容量もパンク寸前。 そこで、古いファイルは他へ移動し、作業ファイルだけを一時保存する場所にしました。 データベースとか、作成中の図表とか、執筆途中の原稿などを置いています。 共有フォルダを利用して、誰かと共同作業をするのにも最適です。 スキャナ読み取り画像などの、自動保存先に指定するのも便利な使い方です。 Dropboxの良い点は、同期が速く「存在感がない」こと。 【SugarSync】 無料の範囲で利用中。ケチなので。 サクサク感はDropboxには及びませんが、多機能でよくできたシステムです。 完成した文書やpdfファイルなど、今後修正することはないけれど、参照する可能性はありそうなファイルのの保管場所にしています。 つまり、Dropboxを「卒業」したファイルを、SugarSyncに「移動」するという流れです。 【iCloud】 Apple純正のクラウドサービス。 ジョブズ氏は当初、Dropboxを買収しようとしたらしいですが、断られたのでiCloudを作った、という話です。 鳴り物入りで登場したものの、どうも見切り発車感が否めないのは、いつものApple流。 Dropboxそっくりの使い方もできますが、そのためにはちょっとした裏技が必要。つまり正式に認められた使い方ではないのです。 同期の進捗状況もわかりにくいので、同期できているのか不安でドキドキします(動悸) |
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