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覆面パトカー
- 2012/11/30(Fri) -
覆面パトカーが突然、ルームミラーに映ったときの衝撃といったら・・・

実は本日、速度違反で捕まってしまったのです。
つい先日、無事故無違反のことを書いたばかりなのに、お恥ずかしい限りです。
手元にある「SDスーパーゴールドカード(20年以上無事故・無違反の証)」がむなしく光ります。

現場は九州自動車道上りの、ちょうど筑後川に架かる橋の上です。
追い越し車線を走行中、ノロノロ走る先行車に我慢がならず、左側から追い越しをかけてしまったのです。
またその際に、少しだけアクセルを強く踏んだかもしれません。

ふと何かを感じてルームミラーを見ると、後続車がやたらとパッシングをして、こちらを威嚇しています。
さらによく見れば、赤色灯も点滅してます。その瞬間、私が考えた可能性は2つ。
(1)覆面パトカーにつかまった
(2)覆面パトカーが急いでいる

私は恐る恐る左の車線に移動。(2)であれば、パトカーは猛スピードで前方に走り去っていくはず。
しかしパトカーは、私の車と併走し、警官がなにやら合図しています。残念ながら(1)だったようです。
路肩に安全に停車できる場所に着くまで、それから数キロにわたって、パトカーは私をゆっくり先導します。
赤色灯を点滅させてノロノロ走る覆面パトカーを、誰も追い越せず、付近はどんどん渋滞していきます。

ようやく、やや広い場所に到着。停車させるとすぐに、水色の制服の警官が出て来てこう言いました。
「お急ぎですか?」
いやはや、警官ジョークですか。正しい答はありますか。
どのような返答をしたところで、その後の対応には微塵も影響しないでしょうに。

パトカーの後部座席に乗せられて、書類に署名し、黒いスタンプで拇印を2カ所押捺。
「指のインクはそこにあるタオルで拭いて下さい」
そう言われて探すと、そこには黒いハンドタオル。元々黒いタオルのようですが、
「だいぶ使い込んでるみたいですね」
とお返しのジョークをかましてみました。反応はありませんでした。

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鉄塔倒壊
- 2012/11/29(Thu) -
北海道では、猛吹雪のために送電線の鉄塔が倒壊したり、電線が断線して、広い地域で今も停電しています。
雪の重みか吹雪の力か。鉄塔や電線に想定以上の力が加わって、倒壊に至ったのでしょう。

鉄塔倒壊といえば、私もその現場を目にしたことがあります。香川に住んでいた頃のことです。
突然高圧送電線の鉄塔が倒れて、電線が瀬戸中央自動車道に垂れ下がるという「事件」が起きました。
私はちょうど、善通寺と観音寺の間ぐらいにある某病院でのアルバイトを終えて、高松に戻る途中でした。

ところがその日は、走っている高松自動車道の走行車線が、あり得ないほど大渋滞しているのです。
追い越し車線を進んでいくと、坂出ジャンクションから瀬戸中央自動車道へ向かう車が列をなしています。

ニュースで鉄塔倒壊を知り、これは自分の目で確認せねばと思い、翌日わざわざ現場まで見に行きました。
そこでは、巨大な鉄塔が根元から倒れ、電線が隣の鉄塔を引っ張り、不気味な緊張感が漂っていました。
少なくとも、その電線付近には近寄りたくない雰囲気でした。

この事件は、あとになって急展開を見せました。
鉄塔の台座のボルトのほとんどが、人為的に抜き取られていたことが判明したからです。
巨大な建造物が、根元のボルト数十個をはずすだけで倒壊してしまうことには、正直驚きました。
犯行の動機は電力会社への恨みか、はたまた愉快犯か。不幸中の幸いは、負傷者がいなかったことでしょう。

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スマートTV
- 2012/11/28(Wed) -
次世代IT機器の目玉となるのが「スマートTV」。ここに来て、騒々しくなってきました。

以前から、Appleがその先鞭をつけるだろうと言われてきましたが、当のAppleにその動きがありません。
そうこうするうちに、他社製品が続々と登場してきましたが、なにか今ひとつ「画期的」でない。

どこの家でも、家族が集まるところ(リビング)に、目立つように配置されているのがTVです。
だから家庭内を「スマート化」するためには、TVに中枢機能を持たせるのが道理でしょう。
でも、スマートTVって、いったい何を目指すのでしょうか。なにが便利で未来的なのでしょうか。

そもそも、TVでインターネットするなんて、どうしたって中途半端でしょう。
検索語入力とか、ファイルのダウンロードとかを、ちまちまとTVリモコンでする気にはなりません。
ネットで作業したけりゃ、パソコンでサクサクッと済ませたくなりますね。

10年近く前、当時大流行の「iPod」に、もしも電話機能が付いたら「すごく画期的」だと思ったものです。
だから「iPhone」は爆発的にヒットしました。
でもいま、TVにパソコン機能がついたところで、少なくとも「革新的」じゃない。
Appleが「スマートTV」をなかなか発売しない理由は、そんなところにあるんじゃないかと想像します。

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第三極
- 2012/11/27(Tue) -
第三極から目が離せませんね。乱立していた政党がジワジワ結集しつつあります。

滋賀県の嘉田由紀子知事が本日、新党結成を発表しました。その名も「日本未来の党」。
スッキリした良い党名がまだ残っていたものです。
「国民の生活が第一」がさっそく合流を表明。
「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も合流に前向きなようです。

これらの各党が共通して掲げる政策が「脱原発」ですが、嘉田氏は「卒原発」という言葉を使っています。
それらはほぼ同義なのでしょうが、ニュアンスの違いを感じます。

「脱原発」は、なにか悪いモノから、なんとか脱却していくイメージ。
「卒原発」は、一時期必要であったモノから、成長して卒業する感じです。

嘉田氏が「卒原発」を使うのは、この言葉の持つ前向きなイメージに乗りたいのでしょう。
しかし最終的に廃炉を目指しているようなので、その真意が「反原発」であることは間違いありません。

それはともかく、長ったらしいヘンテコリンな党名が消えてくれるのは大歓迎です。

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くまモンの発音
- 2012/11/26(Mon) -
「くまモン」大人気ですが、最近とくに気になるのは、その「くまモン」の発音です。
すでに多くの方々が指摘しているように、そのイントネーション(アクセント)は人によって異なります。

(1)「低高高高」パターン:「ポケモン」「熊本」「ライオン」などと同じアクセント(平板型)
(2)「高低低低」パターン:「ピグモン」「仙台」「カマキリ」などと同じアクセント(頭高型)
(3)「低高低低」パターン:「ピロシキ」「福岡」「ヒマワリ」などと同じアクセント(中高型)

まずお断りしますが、「ピグモン」をご存じない方は、「仙台」でご理解下さい。
私などは絶対(1)だと思うのですが、テレビでよく耳にするのは(2)です。まれに(3)も聞かれます。

似たようなことで、昔から気になるのが「山口」です。
私は山口県出身です。こどもの頃からイントネーションは(2)でした。周囲もみな同じでした。
ところが、県外者の発音はたいてい(3)です。さすがに(1)は聞いたことないですが。

地名の発音は、現地人の発音を標準とすべきだと思います。
ゆるキャラの発音も同じでしょう。熊本は、地元の発音をしっかりアピールすべきです。
とか言いながら、ホントに(1)が熊本で主流なのかどうか、急に自信がなくなりました。
そこで念のため、熊本県庁の担当部署に問い合わせてみました。

すると、驚きの回答は「頭にアクセントがあります」・・・なんと(2)が「正解」でした。
とくに明文化しているわけではないそうですが、県ではその発音で統一しているとのこと。
ショックです。私の認識が誤っていました。

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実は偉い人
- 2012/11/25(Sun) -
NHKの大河ドラマ「平清盛」は、あいかわらず人気がない(低視聴率)らしいですね。
たしかに今夜も、清盛はもはや極悪老人にしか見えず、敵役の頼朝の清々しさが際立つばかりでした。

大河ドラマとは対照的に、韓国歴史ドラマには、ここのところハズレがありません。

韓流歴史物は、たいてい王室を中心とした話なので、主人公は王様かその周辺の人物です。
彼らはときどき、身分を隠して町内をうろついたりします。
するとたいてい、彼らに無礼な振る舞いをする、何も知らない小役人などが登場します。
あとで王族とわかったとき、小役人は恐れ入ってひれ伏すことになります。
視聴者は王様側に感情移入しているので、「それ見たことか」と一種のカタルシスを得るわけです。

このように「なんでもなさそうな人が、実は偉い人」という設定のドラマは、日本でもおなじみです。

(1)遊び人と思ってたら実は御奉行様
(2)問屋のご隠居ではなく先の副将軍
(3)旗本の三男坊のはずが実は将軍様

ワンパターンの結末なのに、毎回きっちりカタルシスを得ることができるのはさすがです。

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貼るワクチン
- 2012/11/24(Sat) -
インフルエンザワクチンの接種を、毎日毎日行っています。
注射は大人でもイヤなものですが、小さいこどもは大泣きです。

最近「貼るワクチン」や「塗るワクチン」のニュースが相次いでいるので、大いに期待しています。

これらの薬では、表面加工や薬剤粒子に、特殊な工夫が施されているようです。
大阪大が開発した「パッチ」は、表面に微細なトゲトゲがあり、皮膚に刺さって成分が溶け出す仕組み。
九州大の「塗るワクチン」は、特殊な微小カプセルでワクチンを包み、皮膚の角質をすり抜けるらしいです。
こうした分野はおそらく、急速に技術革新が進み、やがて広く普及することになるでしょう。

現在すでに普及している「貼る薬」の代表格と言えば、小児領域なら気管支拡張剤のテープ剤でしょう。
「咳止めのシール」として知られている薬です。
粉薬もダメ、シロップもダメ、という薬嫌いの子どもにも確実に使えるので、とても重宝しています。

小児用の薬は、すべて貼り薬や塗り薬になりませんかね。

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間隔の問題
- 2012/11/23(Fri) -
こどもの予防接種では、ワクチンごとに一定の「接種間隔」が定められていて、これがけっこうヤヤコシイ。

予防接種実施規則(厚生労働省令)によれば、たとえば三種混合ワクチンの初回接種の接種間隔は、かつて、
(1)「3週間から8週間までの間隔をおいて3回」
と定められていました。2007年にこの部分が見直されて、現在は、
(2)「20日から56日までの間隔をおいて3回」
となっています。(1)と(2)で微妙な違いがあるのにお気づきでしょうか。それを少し解説します。

予防接種に関連する法令で「間隔」と言うとき、2つの日付の間に挟まる日数を表します。
民法の「期間を定むるに(中略)期間の初日は之を参入せず」という初日不起算の原則に基づく考え方です。

なので(1)は「『3週間+1』日後から『8週間+1』日後」(=22日後から57日後)を意味します。
これでは3週間後の同じ曜日に接種できません。法令を遵守すると、1日ずつずれてしまうのです。
どうも庶民感覚とは合いませんね。不便だし間違いの元です。

厚労省の「予防接種に関する検討会」でのある委員の発言が、この問題を言い得ています。
「世間一般には1週間後に会おうといったら、やはり同一曜日に会うんです」(竹本桂一委員)

そのようないきさつで省令は改正されて(2)となりました。これは「21日後から57日後」を意味します。
最短の接種間隔が1日前倒しされ、同一曜日に接種可能となりました。「庶民」もこれで納得です。
最長の接種間隔はあえて前倒しされず、従来と同じにしてあるのは、接種可能日を狭くしない配慮でしょう。

前から言ってるように、民法の「期間の計算」規定って、どうも庶民感覚とは少しずれていますね。

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祝日診療
- 2012/11/22(Thu) -
「土曜・日曜・祝日診療」を、当院は標榜しています。一方で、火曜・金曜は定期休診日です。

では、定期休診日が祝日の場合、休むべきか診療すべきか。つまり、曜日優先か祝日優先か。

私と職員の休日という観点からは休みたい。休まなければ職員に、疲労と不満がたまります。
患者さんに対しては「祝日診療」するという約束を守りたい。休めば地域住民が失望します。

開院当初、私は後者を優先し、定期休診日であっても祝日は診療しました。いわば「臨時診療」です。
その当時、火曜日は半日診療であり、休診日は金曜日だけでした。
火曜日は半日と言っても、昼に診療が終わることは少なく、冬場は夕方まで診療していました。
その上さらに、金曜日に「祝日診療」してしまうと、1週間休み無しになってしまいます。

いろいろ考えた結果、現在は「曜日優先」としています。火曜日も全日休診にしました。
晴れて「完全週休2日」となったわけです。

明日の勤労感謝の日は金曜日。「祝日なのに休診」させていただきますが、ご理解いただければ幸いです。

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ダイエット
- 2012/11/21(Wed) -
4カ月間で16キロ減量したことがあります。2005年の勤務医時代のことです。

私の減量を成功させたのは「BOOCSダイエット」法です。興味のある方はググってみてください。
簡単に言えば「食事制限をしているのに、脳が心地よいと感じる工夫」です。

私流のBOOCSをひとことで表すなら「朝絶食、昼小食、夜暴飲暴食」です。
この、一見ひどく不健全な食事習慣によって、毎週1キロずつやせていきました。
体重のグラフをつけていくのが、楽しくてしかたありませんでした。

夜には食べ放題・飲み放題というご褒美があるので、朝・昼の食事制限にストレスを感じません。
これこそがBOOCSのキモです。
「ビールを楽しみにしてサウナに耐える」みたいなノリで、ツライことが逆に脳に心地よさを与えるのです。
BOOCSがうまくいかない人のほとんどは、夕食で羽目を外せず、ストレスが発散できない人です。

実は開業後の今も、BOOCSモドキのダイエット生活をしているのですが、体重はジワジワ増えています。
自分でもその原因はわかっています。
夜の食べ放題・飲み放題に加えて、ときどき昼食や、あろうことか間食も摂ってしまうのです。
ストレスのなさ過ぎる食生活では、ダイエットがうまくいくはずもありません。

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静電気
- 2012/11/20(Tue) -
イヤな静電気の季節になりました。もうホントに「ドアノブ恐怖症」になってしまいます。

からだにたまっていた電気(の粒子)が「静電気」なら、流れる電気(=電流)は「動電気」でしょう。

発電所で作られた電気は、「動電気」として、作られると同時にどこかに流れていきます。
電気の伝わる速度はとても速く、発電所から家庭に届くのも一瞬です。

どこかで「蓄電」しない限り、電気は作ると同時に消費されるので、つねに「発電量=消費量」です。

夏の電力不足の頃見かけた、電力使用率80%などという数値は「電力供給力」に対する割合に過ぎません。
実際には、どの瞬間をとっても「供給(発電量)=需要(消費量)」なので、使用率はいつも100%です。

言い換えれば、消費量に合わせて、つねにそれと同じだけの電力を発電しているということです。

極端な話、例えばいま私がドライヤーのスイッチを入れただけでも、それに応じて発電量が増えるわけです。
発電機の負荷変動による周波数変化を感知して、発電量をリアルタイムで微調整する仕組みのようです。
高度な技術による、発電管理システムなのでしょう。

でもそろそろ、電気をためるシステムは作れないのでしょうか。静電気に見舞われるたびにそう思います。

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サブリミナル効果
- 2012/11/19(Mon) -
16日の朝ズバッ!で起きた放送事故に、安倍晋三自民党総裁が激怒して話題になっています。
NHKのキャスターの痴漢のニュース中に、安倍氏の大写しの顔写真が「誤って」映ってしまった一件です。

この出来事が「事故」なのか「故意」なのかは定かではありません。
しかしTBSはかつて「731細菌部隊」の報道番組中に、安倍氏の顔写真を写り込ませた「前科」があります。
安倍氏がFacebook上で「悪質なサブリミナル効果を使った世論操作」であると非難するのも当然でしょう。

もしも意図したものであれば、安倍氏の印象を悪くするための悪意が存在していたことになり、大問題です。
ただし、「サブリミナル効果」と安倍氏が言うのには、やや認識違いがあります。

「サブリミナル効果」とは、潜在意識に情報を潜り込ませる手法であり、画像の挿入はごく一瞬のはず。
ところが今回の「事故」は、2秒間以上の画像挿入が行われており、「スプラリミナル」です。
見え見えバレバレの画像なので、かえって「事故だ」と言い張ることもできるわけです。

ちなみに、「サブリミナル効果」が知られるようになったキッカケは「刑事コロンボ」だと思います。
私の世代以上の人なら、みんな覚えているはず(たぶん)。刑事コロンボの「意識の下の映像」という話。
ターゲットに「砂漠の画像」を挿入した映画を見せて口渇感を誘発し、水を飲みに来たところを殺害。
ま、かなり無理がある設定でしたね、いま思えば。

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長期休暇
- 2012/11/18(Sun) -
「5年後のクリニックと自分を想像してみよう」
開院する直前に、私と職員たちが意見を出し合ったテーマです。

その時の、私の答はズバリ「クリニックを長期休診にしてみんなで休暇をとる」

なかなか夢のある発想でしたが、なにぶん当時は、経営というものを知らなかったのです。
おまけに、長期休診によって地域の方々に迷惑がかかることにも、その時は思い至りませんでした。

休暇をとりながらも休診にはしないためには、代診が必要です。私の代わりに診療を行う医師のことです。
「イケメンの代診医が来てくれるなら、先生はいつでも休暇をとって下さい」というスタッフもいます。

代診医には当院の電子カルテを使ってもらうことになるので、あからじめある程度のレクチャーが必要です。
電子カルテだけならまだしも、ミニカルテの作成は、かなり煩雑で誰もやりたくない作業です。
そんなこんなを考えると、当院の代診って、不可能なんじゃなかろうか。

ていうか「みんなで休暇をとる」ためには、どっちみち休診にしなければならないでしょう。
まだ一度も開催したことのない職員旅行を企画して、ひなびた温泉にでも出かけてみましょうか。
問題は、毎日十数時間顔を合わせているスタッフが、せっかくの休暇を私と共に過ごそうと思うか、です。

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解散中継
- 2012/11/17(Sat) -
衆議院解散の国会中継を見ていて思ったのですが、いったいどの時点が「解散の瞬間」だったのでしょうね。

まず、衆院本会議までの、昨日の出来事から。
・朝8時15分から定例閣議が開かれ、首相と全閣僚が閣議書に署名し、衆院解散を閣議決定。
・河内隆内閣総務官が皇居で、解散詔書に天皇陛下の署名と御璽の押捺をもらい受けた(と思われる)。
・解散詔書に野田首相が副署し保管。以後登場する解散詔書は原本の「写し」らしいです。

以下は私自身が、NHKの生中継で見た光景と考察です。
・午後3時35分過ぎ、周囲を護衛された河内内閣総務官が、国会内の廊下をしずしずと歩いて来ます。
 その手には、解散詔書を包んだ「紫のふくさ」を乗せた黒いお盆が持たれています。
 河内氏のネクタイも紫色。当然のコーディネートでしょう。
・河内氏が衆院議長応接室に到着。黒いお盆は持ったまま、イスに座って待ちます。
 この間に、本会議場には議員らが続々と入場し、互いに会話を交わしたりしながら着席。
・3時48分、横路孝弘衆院議長が入場・着席。一部議員から拍手あり。「会議を開きます」と宣言。
・3時49分、議長応接室において、河内氏が藤村修官房長官に詔書を手渡しました。
・藤村氏はすぐに本会議場に入場、鬼塚誠衆院事務総長に詔書を手渡しました。
 これこそ、詔書が内閣から国会へ渡った瞬間です。
・鬼塚氏、ふくさから詔書を取り出し、開き、やや無造作にグイグイ折り目を付けます。
 詔書に「御名御璽」の文字が見えましたが、御璽の印影は見当たりません。やはり「写し」でした。
・鬼塚氏、別の文書を添えて、横路孝弘衆院議長の前に詔書(の写し)置きます。
・横路議長は立ち上がり、解散詔書の内容を朗読する、とことわった上でその内容を読み上げました。
 「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」
 この瞬間、テレビからチャイム音が聞こえ、画面上部に衆院解散を知らせる速報テロップの表示あり。
 生中継で解散の一部始終を伝えているのに、このテロップ要りますか?
・議員の多くが一斉に「バンザイ」を三唱。その後ひとしきり拍手。
・議員は本会議場から退場。横路氏からの閉会発言なし。すでに議長ではないからでしょう。

さて「解散の瞬間」はどこでしょう。
実質的には「閣議決定」、憲法上は「御名御璽」、手続き上は「議長朗読」ってとこでしょうか。

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坑内員
- 2012/11/16(Fri) -
社会保険関係の届出書類を書くとき、以前から気になっていたことがあります。
それは、氏名、生年月日に続く、「種別(性別)」を選ぶ欄です。

選択肢は6つ。性別を選ぶのに6つとはどういうことか。届書裏面の「記入の方法」を見ると、

坑内員以外の男子であるときは「1」、女子であるときは「2」、坑内員である時は「3」だそうです。
さらに、厚生年金基金の加入者である場合には、それぞれ「5」「6」「7」とのこと。

「坑内員」・・・炭鉱などで働く労働者のことなのでしょうが、謎は深まるばかり。さらなる疑問は2つ。
(1)いまの時代、「坑内員」という選択肢を設定する必要があるのか。
(2)坑内員の女子という設定はないのか。 (←今日はこちらを追求します)

国際労働条約や労働基準法では、女性の坑内労働が禁じられているそうです。
なので女性の坑内員は存在しないと、そういうことなのでしょうか。

労働基準法第64条の2第2号で制限しているのは、坑内で行われる業務のうち、
「人力により行われる掘削の業務その他の女性に有害な業務として厚生労働省令で定めるもの」とのこと。
女性労働基準規則によれば、遠隔操作による業務や、管理・指導監督業務以外は制限されているようです。

厚労省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(平成24年7月現在)によると、坑内員は611名。
その内訳は、男子611、女子0。
ただし「坑内員および船員は全員男子とみなした」という注釈付き。この注釈が微妙に不可解。

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通貨単位
- 2012/11/15(Thu) -
日本の造幣局が、バングラデシュの貨幣を造ることになりました。
よその国のお金を作るのもアリなんですね。

バングラデシュの通貨単位は「タカ(Tk)」。1タカ=約1円だそうです。
製造を受注したのは「2タカ硬貨」5億枚。落札額は5億2千万円。造幣局の利益はあまりないとのこと。

「2タカ」と聞けば「3ナスビ」と言いたくなりますが、その話は膨らませません。

「タカ」の補助単位は「パイサ」だそうです。1タカ=100パイサ。
「インド・ルピー」の補助単位も「パイサ」。1インド・ルピー=100パイサ。
「パイサ」という言葉自体に、「セント」と同様に100分の1という意味があるんでしょうね、たぶん。

「セント」を補助単位とする通貨はとても多いです。調べてみると「ドル」以外にもいろいろあります。
「ケニア・シリング」も「スリランカ・ルピー」も、その100分の1は「セント」。
「セント」と同語源と思われる補助単位も多いです。
南アフリカは「センテ」、フィリピンは「センティモ」、インドネシアは「セン」。
日本の「銭」の由来も「セント」だとか。これは知らなかった。

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16日解散へ
- 2012/11/14(Wed) -
「16日に解散します」
言っちゃいましたね、野田首相。
寝言でも言わないはずの解散時期を、日本中が注目する党首討論の場で公言しました。

自民党安倍総裁の「国民に信を問うことを決断しなさい」で始まった討論は、だんだんとエスカレート。
ついに野田首相は「16日に解散してもいいと思っている」と明言しました。

安倍氏は不意を突かれ、開き直った野田氏の方がむしろ強気に攻めます。形勢逆転です。
いま選挙をしたら惨敗するといわれてきた民主党ですが、今日の討論でわずかに巻き返したかもしれません。

とは言え、野田氏以外のほとんどが、つい昨日まで年内解散絶対反対を表明していた民主党です。
輿石幹事長は「解散したら間違いなく野党に転落する」と言ってました。
考えてみればこれは「国民の審判を仰いだら政権を失う(だから審判を仰ぎたくない)」という意味です。
まったく国民を馬鹿にした発言です。

「いちど民主党にやらせてみよう」という国民の意思で、3年前に成立した民主党政権。
いちどやらせてみて、だいたいわかりましたね。

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太陽の塔
- 2012/11/13(Tue) -
石原慎太郎が本日、新党を結成しました。その名も「太陽の党」
どこかで聞いたことある、と思うのは、大阪万博のシンボル「太陽の塔」と同じ音だからでしょうか。

岡本太郎が「太陽の塔」と命名したのは、石原氏の「太陽の季節」にヒントを得たためと言われています。
なので今回の党名は、石原氏が「塔名」をパクったわけではありません。石原氏の方が、オリジナルです。

1970年の夏、「太陽の塔」の内部に入るために、炎天下、長時間並んだことを思い出します。
万博の人気パビリオンの前は、どこも大行列。みんな汗ダラダラ、のどカラカラです。
ところどころに手洗い場があって、行列がそこにさしかかった時にやっと、のどを潤すことができました。
手洗い場には、多分アルマイトのコップが、蛇口の下に置いてありました。
老若男女を問わず、その場にたどり付いた順に、そのコップを使って水道水をゴクゴク飲みます。
コップを洗ったりしません。衛生面を気にする余裕はないのです。

さて、行列は進み、あと一人で私が水を飲める順番になった時のこと。
私は、すぐ前の男性が手にしているコップを凝視していました。彼は2,3杯ほど飲んだでしょうか。
ついに自分の番だ、とコップに手を伸ばそうとした私は、彼に罵倒されました。
「自分が水を飲んでいる途中のコップに手を出した」と、もうすごい剣幕です。
そして彼は、これ見よがしにさらに数杯、水を飲み続けたのでした。
いい大人が、10歳のこどもに、そこまでしなくてもいいでしょうに。

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ITと日本企業
- 2012/11/12(Mon) -
2日連続の「ロボジー」ネタで恐縮です。
あの映画のラスト近くで、“Domo arigato, Mr. Roboto” という歌詞で始まる洋楽が流れました。
Styxの Mr. Robotoという曲です。
学生時代(80年代前半)によく聴いたものです。最近TVでもよく耳にします。

私はその歌詞の、“With parts made in Japan” という部分に、学生時代から引っかかっていました。
日本製のロボットと言わず、「部品が日本製」だとしている点で。
ひとつひとつの技術では日本が優れていても、ロボット全体をデザインする力では欧米の方が上。
当時はまだ、そのように見られていたのでしょうね。

その後日本は躍進し、世界一ハイテクな国になり、製品のデザインやメーカーのブランド力も絶大でした。
そのまま世界のトップを走り続けると思っていたら、IT化が進むにつれて、状況が一変しました。
いまやすっかり韓国勢に追い越されています。

しかしその韓国を含め、各メーカーは結局、ITを支配する特定のプラットフォームの上で踊らされています。
Apple、Google、Microsoftの3つがその代表です。全部、米国企業です。
日本の企業がこれを巻き返して、世界の主導権を握ることって、はたして可能なんでしょうかね。

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スイッチ
- 2012/11/11(Sun) -
「ロボジー」という愉快な映画を、昨夜TVで観ました。ロボットを作るって、夢がありますね。

小学校の頃、友達の山下君(通称ヤマちゃん)とロボットを作ったことを思い出します。
その頃、TV-CMの「若さだよ、ヤマちゃん」というフレーズがはやったことも、ついでに思い出しました。

ある日、彼と「探検」して見つけた、壊れた洗濯機や扇風機などを、分解して遊んでいたときのこと。
その部品でロボットを作ろうということになりました。山下君は図工が得意だったのです。
大型缶詰の空き缶を頭にして、その中に洗濯機のモーターを入れ、モータにはプロペラを直結し・・・
と構想が膨らんだところで時間切れ。夕方になったので小学生は帰宅です。

後日彼の家に行くと、ロボットは完成していました。イメージとしてはアニメの「ロボタン」でした。
頭部のプロペラを回したり止めたりするスイッチが、胸の部分に2つ取り付けられていました。

その2つのスイッチにはそれぞれ、「入」と「出」の表示がありました。
山下君は「入」と書いたあと、何のためらいもなく「出」と書いてしまったのでしょう。
私は何か違和感を感じたのですが、何が間違っているのか、その後しばらくわかりませんでした。

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新製品購入
- 2012/11/10(Sat) -
Appleが話題の新製品を発売したとき、私の購入判断は以下の通りです。
(1)不要と思ったら、購入しない
(2)それ以外の場合、とりあえず購入する

では、とりあえず買ってどうするのか。たとえば先日購入したiPad miniは、何に使うつもりなのか。
実は、何か特定の用途のためにiPad miniを買ったのではありません。
iPad miniを使うためにiPad miniを買ったのです。わかります?
ちょうど、クルマ好きの人が、目的地に行くことではなく、ドライブそのものを楽しむようなものです。

Apple製品を楽しむために、私は買うのです。

もうひとつは、かつてAppleが倒産寸前だった頃からの、私の習慣です。
私が製品を購入することで、Appleの経営に微力ながら貢献しようというわけです。
こうして私は、Apple信者としての道を歩んできたのです。

Appleの経営は好転しましたが、お布施は続けています。エバンジェリストとしての宣伝活動も怠りません。

新製品を買っても、最近はなるべく旧機種を手放さないようにしているので、Apple製品がたまってきます。
我が家の部屋の片隅には、あえて大げさに言えば、Macミュージアムが構築されつつあります。
歴代のMacやその関連機器などを「常設展示」してあるスペースです。
ただし観客は私だけです。

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起承転結
- 2012/11/09(Fri) -
学校で習った「文章の書き方」の基本は「起承転結」でした。
手元の新聞の「コボちゃん」を見ると、たしかに基本通りの展開です。

教科書的な文章の場合、「起承転」の部分まで読むと「結」が予測できることが多いです。
もはや「結」は不要なのでは? ブログのような短い文章の場合には、そういう展開もアリだと思うのです。

言ってみれば「起承転」です。その尻切れトンボな終わり方が、読者に余韻を与えます。

私のブログの文章は、必ずしも論理的に展開する構成ではありません。
文章の途中から、テーマがだんだんずれていき、ずれたままで終わることもよくあります。

この場合は「起承転転」です。その発散する終わり方が、読者にストレスを与えます。

文章全体のテーマやバランスを無視して、むしろ細部の表現に凝るのも楽しいものです。
山をテーマに書き始めたと思ったら、それを構成する木々の、そのまた枝葉の描写で終わったりします。

ちょっと面白いフレーズや気の利いた表現を思いついたら、どのようにしてそれを使おうかと考えます。
推理小説で言えば、先にトリックを思いついて、そのあとでプロットを作るような、そんな感じです。

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too〜to〜構文
- 2012/11/08(Thu) -
「Appleは、自社製品より優れた製品をApp Storeで公開するにはあまりにも自尊心が高すぎる」

iOSがGoogle Mapsを承認するかどうかについての、CNETの翻訳記事を読んでいて出くわした一文です。
これは「too〜to〜構文」に違いない。そこでオリジナルを当たってみると、確かに、

“ it is simply too proud to let a superior product into its store. ”(ここでitはAppleのこと)

やはり「too〜to〜構文」でした。問題はその訳し方です。2通り考えられます。
(1)自尊心が高すぎて公開できない
(2)公開するには自尊心が高すぎる

学校ではおもに(1)で習いました。ところが翻訳記事は(2)。そして(2)の方がしっくりきます。
(1)では「公開できない」ことに、(2)では「自尊心が高い」ことに重点を置いているように感じます。

おそらく原文でも、“too proud”(Appleの自尊心が高いこと)を強調したいのだと思います。
実際、AppleがGoogle Mapsを公開する可能性は残っています。この記事の論点もそこでした。

英語では、大事なことが初めに来ます。反対に日本語では、大事なことが最後に来ます。
たしかに英文を読んだり、とくに聞くときにおいては、英語の語順で理解することが大事かもしれません。
しかし「翻訳文」においては、英語的な語順を守ると、強調すべき点がずれてしまうような気がします。
だから(1)よりは(2)の方がいいと思うのです。

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ほのぼのとした絵
- 2012/11/07(Wed) -
当院の玄関を入ると、右手の壁に、犬の絵が掛けてあります。

アノラ・スペンスという女性画家の「三匹の犬」という版画(シルクスクリーン)です。
彼女の絵は、ほのぼのとした味わいがあって、私は好きです。
登場人物はいつも、とぼけたすまし顔です。
そして必ず、とぼけた犬か小鳥か、またはその両方が、脇役または主役として登場します。


はせがわゆうじの作品も、ホンワカした味わいがあって好きです。
そのなかに、動物たちを診察するお医者さんを描いたシリーズがあります。
小児科や歯科の院内に置くのにうってつけです。

あるとき、紀伊國屋書店に併設された臨時の画廊スペースで、その「診察シリーズ」を見かけました。
係の方が言うには、24万円のところを「特別に」14万にすると。
こういった値引きの大きさには、どうしても違和感を感じます。元の値段って何?
ふと脇を見たら、同じ絵の複製(印刷物)を発見。1枚1,050円ナリ。

さて、当院内某所に飾ってあるのは、どちらでしょう。

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地層処分
- 2012/11/06(Tue) -
関西電力大飯原発の活断層問題には、なかなか結論が出ない(出せない)ようですね。
もしも「クロ」と認定されると、その結果があまりにも重大だからでしょうか。

原発の根本的な問題を突き詰めれば、次の2点だと思います。
(1)地震国日本で「絶対安全」に稼働できるのか。
(2)放射性廃棄物の処理法が未解決。
活断層問題に続報が出たら、また(1)について考察することにして、今日は(2)を再び考えます。

放射性廃棄物がどんどんたまる「トイレのないマンション」問題については、以前にも書きました。
結局、それが安全になるまで10万年ほど、どこか地下深くに埋めてしまおう、ということになります。
いわゆる「地層処分」です。
これに取り組んでいる組織が、原子力発電環境整備機構(NUMO)です。
以前は「NUMO」のTV-CMをよく見かけていましたが、最近は分が悪いのか、鳴りを潜めてますね。

地層処分でよく言われる問題は、10万年もの間、安全に管理できる保証はない、ということです。

1000年に1度ともいわれる巨大地震でも、10万年もあれば100回起きる計算になります。
世界規模の戦争は、過去100年間で2度起きました。10万年なら2000回です。
はたして10万年後まで、日本という国が存在しているのかどうか。

なにしろ、今から10万年前を考えると、まだ北京原人やネアンデルタール人が生きていた時代です。
10万年後となると、人類そのものがどうなっているのかさえも、想像がつきません。

少なくとも、NUMOは存在していないと思う。

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言葉遊び
- 2012/11/05(Mon) -
ダジャレだとか、言葉遊びが好きです。
最近私の琴線に触れたフレーズをいつくか挙げてみましょう。

「キンドルが開けたパンドラ」
10/18付日経の見出し。良い感じの韻の踏み方です。作った人のしたり顔が目に浮かびます。
Amazonが繰り出したキンドルが、日本の書籍販売市場、さらには商習慣をも激変させそうだという意味。

「因果関係ではなく前後関係」
ワクチン接種後の死亡例があるとすぐに、その原因がワクチンそのものであるかのように報道されがちです。
あくまでも「接種後」というタイミングで起きた出来事であると、まずは客観的に報じてもらいたい。
オリジナルは不明ですが、誰かが言い出したフレーズです。韻も絶妙。時々使いたい。

「シンドラーのリフト」
死亡事故なので、あまり茶化して書くのも不謹慎ですが、この会社、なにか問題があるのでは?
私自身が思いついたフレーズです。でもググってみたら、たくさんヒットしました。
みなさん、同じこと考えてるんですね。AERAの一行コピーにも出てきそう。

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カゼに抗生剤?
- 2012/11/04(Sun) -
寒くなって風邪の患者さんが増えています。
ところで以前、風邪に抗生剤を処方するかどうかについて書きました。かいつまんで書けばこうです。

「必要と思えば処方し、不要と思えば処方せず、どちらとも言えないときは患者さんの希望に合わせる」

抗生剤を処方するかどうかを、そんなことで決めていいのかと言われそうです。
でも大事なのは、その後のフォローだと思います。

抗生剤を飲んだのに、なかなか熱が下がらない場合。
「抗生剤が効かないのは、ウイルス感染だからでしょうね。明日ぐらいには下がると思いますよ」
「でも、少しきつそうなので、血液検査をしてみましょうか」

抗生剤を飲んで、すっかり下熱した場合。
「抗生剤がよく効きましたね。ご希望通り処方してよかったです。」
「でも、抗生剤とは無関係に、たまたま熱が下がった可能性も、少し気に留めておいて下さいね」

抗生剤は、決して万能では無いですが、いたずらに毛嫌いするものでもないです。薬です。

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労働時間
- 2012/11/03(Sat) -
「週末を犠牲にしてでも取り組みたい仕事ができる」
Appleが新入社員に贈る、有名なメッセージ(の一部)です。ほかにAppleを表すフレーズと言えば、
「週90時間労働」
週90時間と言えば、たとえば月曜から土曜まで、朝9時から深夜0時まで働くのに相当します。

私自身を振り返って、週に何時間ぐらい働いてきたのか、考えてみました。

30代後半の大学病院勤務時代は、過酷な時代でした。
平日は朝7時半から深夜まで、土日も朝から夜まで、週100時間以上働いていました。
おまけに、時間外勤務手当は支給されませんでした。
以前も書いた通り、文部教官で手当が出るのは、教育に従事したときだけなのです。

40代を過ごした市民病院では、幸運なことに時間外手当が支給されました。
どうやら、診療行為を仕事とみなしてくれたようです。
その時間外勤務は月平均100〜200時間程度だったと記憶します。労働時間にして週80時間ぐらい。

開業してからどうかと言えば、季節によってだいぶ異なります。
今はだいたい週70時間。冬場はもう少し長くなるかもしれません。

そんな私の経験から考えると、年代ごとの「所定」労働時間は、
20代は週に100時間、30代90時間、40代80時間、50代70時間、ってとこでしょうかね。仕事が好きなら。

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iPad mini購入
- 2012/11/02(Fri) -
本日、iPad miniが発売されました。もちろん買いました。
でもどうなんでしょうね、Appleの新製品が出ると、脊髄反射のように予約してしまいます。

さて、箱から取り出したばかりのiPad mini、今日は外観を中心にレビューしてみます。

【薄い】
iPhone5が出たとき、iPhone4Sよりもずっと薄くなったので驚いたものですが、それよりもさらに薄い。
ライバルのNexus 7やKindle Fire HDの厚さがいずれも10mm以上なのに対して、なんと7.2mmです。

【軽い】
ライバル品よりも断トツに軽い。iPhone4Sの2倍ちょっとの重量。腱鞘炎の私にはうってつけです。

【高品質】
iPad、iPhone5やMacBookなどと同様、一枚のアルミ板から削りだして作った「ユニボティ」です。
だから薄くても頑丈だし、Apple製品らしい高い質感がにじみ出ています。触ると冷たい

【片手で持てる】
ライバル品の7インチに対して、iPad miniは7.9インチですが、ベゼルが細いのでサイズは同程度です。
片手で持てます。ただし、手の小さい方には少しきびしいかも。

【ポケットに入る】
試してみたら、ジャケットのポケットにスッポリ入りました。ポータビリティーは高いです。

【まとめ】
定位置でプレゼンするには不向きですが、持ち歩いて使うような業務には最適なサイズだと思いました。

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ワクチン品不足
- 2012/11/01(Thu) -
4種混合ワクチンの定期接種が、本日から始まりました。もちろん当院でも今日から接種しています。

厚労省は、11月から今年度末までの4種混合ワクチン需給見通しを、以下のように試算しました。
(1)需要量:平成24年8月生まれ以降のこどもを対象として、105.7万回分+α。
(2)供給量:ワクチンメーカー2社(化血研と阪大微研)から、147万回分。

接種対象は満3カ月から。接種回数は、はじめに3〜8週間間隔で3回と、その半年後以降に1回追加の計4回。
今年11月から来年3月までの5カ月の間に満3カ月になるのは、今年8月から12月生まれの子です。
その人数は、統計上の1年間の出生数105.7万人から計算して、105.7万 x 5/12人。
年度内に2回目の接種を受けることになる人数は105.7万 x 4/12人、同様に3回目は105.7万 x 3/12人。
よって合計するとワクチン需要は、105.7万 x (5/12 + 4/12 + 3/12)=105.7万回分。

厚労省に限らず、お役人はこういう計算が好きですね。

計算通りにいくかどうかよりも、お役人には、何かを決めるための「根拠」が必要なのでしょう。
「+α」が付いているのは、7月生まれ以前のお子さんが接種することを想定したものです。
実はこれがかなり多いと、私は思っています。

品不足にならないように、ワクチンの流通が制限されています。その結果、本当に品不足になりました。
現在、このワクチンは異常に入手が困難な状況です。
誰か買い占めてないですか?

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