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ぜんざい
- 2012/12/31(Mon) -
ひと頃わが家では、「ぜんざいを切らすな」が家訓でした。
いつ何時でも食べられるように、つねにぜんざいを作っておく、いわば「ぜんざい常備制度」です。

さすがに健康面を考慮して、最近は時々ぜんざいを切らすようになりましたが、それでもよく作ります。
基本は「良い豆を使って甘く作る」だけ。「甘さ控えめ」など邪道です。

関東では、ぜんざいのことを「お汁粉」と言うそうです。どうしてそうなったのか。理解に苦しみます。
関西では、お汁粉とは、小豆の粒の無い、こしあんの汁のことを言います。これは私の認識にも一致します。
そして私は、お汁粉が嫌いです。

では「こしあん」よりも「つぶあん」の方が好きなのか、というと、そう単純ではありません。
どちらも好きだからです。こしあんなら「もみじ饅頭」や「松露饅頭」が好きです。
しかし、あんこはあんことして食べるのが好きなのであり、お湯に溶かして食べるなどは、論外です。

ではなぜ、ぜんざいが好きなのか。
それはぜんざいの「具」を、私は「あんこ」とは考えていないからです。
ぜんざいは「甘く煮た小豆とその煮汁」であって、「お湯に溶かしたつぶあん」ではないのと思うのです。
なので、乾燥したあんこをお湯に溶かして食べる「懐中汁粉」などは、まったく好きになれません。

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トイレの消臭
- 2012/12/30(Sun) -
わが家のトイレの窓は、開閉できません。いわゆるフィックス窓(別名「はめ殺し」)だからです。
デザイン的にはスッキリしていますが、窓を開けて換気したり消臭ができないという欠点があります。

なので換気・消臭は、以下の3つの手段で行うことになります。
(1)換気扇
(2)便器の消臭機能
(3)出入り口のドア
換気扇は壁の上部に取り付けられているので、比重の軽いガスしか排気できません。
便器の消臭性能はけっこう強力ですが、部屋に拡散した臭気までは対処しきれません。
ドアから臭気を廊下方面に拡散するのは、有効ですが避けたいものです。
かといって「消臭力」などには頼りたくない。

そこで本日、第4の消臭システムを導入しました。
(4)プラズマクラスター消臭・加湿・セラミックファンヒーター(シャープ製)
ベスト電器で、歳末特価をさらに値切って購入。8畳間に対応した機種を、贅沢にもトイレに投入です。
さすがに暖房機能はどう考えても過剰。トイレがサウナにもなりそうな勢いです。

問題はプラズマクラスター。
最近、その殺菌性能が「感染症学会」の発表で否定されてしまったからです。
クリニックでもすでに、待合室や診察室などに、合計6台も設置してしまっています。
いまさら「プラズマクラスターに効果無し」と言われても困ります。

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トークン
- 2012/12/29(Sat) -
某銀行から先日、ヤマト運輸のセキュリティー・パッケージで「パスワード生成機」が送られてきました。
「トークン」とも呼ばれるもので、60秒ごとに6桁の数字が自動的に表示される装置です。
この数値を「ワンタイムパスワード」と呼び、インターネットバンキングの、重要な局面で使います。

ネットバンキングに特化した某銀行のものや、地方銀行のもの、合計3つのトークンを私は所有しています。
3つとも製造元は同じ「RSAセキュリティ社」です。
内蔵電池の寿命の関係から、4年程度ごとに更新が必要です。今回送られてきたのも、更新機です。

トークンの特徴は「ユーザーごとに異なる、予測不可能かつ1回限り有効なコードを生成する」ことです。
内蔵された時計と乱数キーを基に、そのコードが計算されているそうです。
銀行側は「どの時点でどの数値が有効か」を、ユーザーごとに計算して照合するわけです。

トークンが手元にある限り、パスワードが盗まれることは原理的にあり得ません。
IDとパスワードで何でも認証されるデジタル社会において、トークンの使用はある意味アナログです。
しかしだからこそ、このような「実体のあるモノ」でセキュリティが保たれると、とても安心できますね。

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ゆるキャラ
- 2012/12/28(Fri) -
「くまモン」が、米国の「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」の一面に掲載されたそうです。

Facebookでこのニュースを聞いて、さっそくWSJ web版を見たのですが、残念!
キャラ名が「Kumamon」ではなく「Kumamoto」になってます。どこでどう間違えたのでしょうね。

記事では日本のゆるキャラブームや、くまモンの経済効果について解説しています。
さらに、「ゆるキャラグランプリ」の不正投票問題についても触れてました。
例の「にしこくん」問題ですね。ご存じない方のために、少し書いておきます。

昨年の第2回グランプリからは、投票方法がネットに1本化されました。1人1日1回だけ投票できます。
私は毎朝くまモンに1票を投じ、くまモンと「バリィさん」との首位争いを見守っていました。

ところがある日「にしこくん」という、それまで下位にいたキャラが、突然トップに躍り出たのです。
なにしろ東京のキャラです。驚くほど大量の「組織票」が動員されたに違いないと、そのときは思いました。
しかし後日、一部の愉快犯が「架空ドメインでの投票や機械的な間隔で大量の投票を行った」ことが判明。
「にしこくん」の異常な大量得票は無効となり、晴れてくまモンがグランプリに選ばれたのでした。

その後の「にしこくん」はどうしてるかと調べてみたら、テレビの番組中に面白い事件が起きたようです。
バリィさんに相撲でアタックされ、にしこくんが分解し、「中の人」が飛び出てしまったというのです。
本来、このようなキャラでは「中の人」など見えてはならない存在です。
にしこくん本人の弁明が笑えます。
「バリィアタックは内臓がとびでるほどの衝撃だったブーン」
なるほど、あれは「内蔵」だったのですね。ちょっと、にしこくんが好きになりました。

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Appleの特許
- 2012/12/27(Thu) -
Appleの特許戦術が危うくなりつつあります。サムスンとの訴訟の行方も心配です。

「ピンチトゥズーム特許」が先週、米国特許商標庁によって無効と判断されました。
指2本で画像がズームできる、あの操作法です。
「マルチタッチ特許」も、今月初めに無効と判断されたばかり。
これはマルチタッチ操作に関連した、「スティーブ・ジョブズ特許」とも言われている重要なものでした。
「ラバーバウンド特許」は、10月に無効と判断。スクロールの終わりにビヨ〜ンと跳ね返るアレですね。

先行特許との間に「発明のステップ」が確認されなかった、などというのが特許無効の理由です。
つまり「よ〜く調べてみたら、それほど革新的でもなかったです」ということです。
どうも米国の「特許」というのは、取り易いけど、あとで覆えされうる、流動的なもののようです。

こう書くと、Appleにとって悪い話ばかりかというと、そうでもなさそうなのが救いです。

「角が丸みを帯びた長方形」のデザイン特許をAppleが取得したと、先月報じられました。
iPhoneやiPadのような形そのものに、「意匠権」が与えられたわけです。
「ディスプレイ上で紙のようにページがめくれる動きの特許」も、先日Appleが取得しました。

でもそんな抽象的なモノじゃなくて、もっと実体のある新技術の特許取得を、Appleには期待します。

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銃社会批判
- 2012/12/26(Wed) -
米国で銃乱射による痛ましい事件が起き、例によって世論を二分する議論が巻き起こっています。
「銃規制強化」運動がまず盛り上がり、「全米ライフル協会」がそれに反発する、というのがパターン。

このようなとき、日本人はすぐ米国の銃社会を批判しますが、その論調にはどうしても疑問を感じます。

(1)日本に「武器で自分を守る概念」が無いことも問題。

憲法で個人が武器を所持することを認めている米国とは対照的に、日本人はあまりに無防備です。
もしも暴漢に襲われたら、警察が駆けつけるまでは素手で対抗するか、無抵抗で待つしかないわけです。
そのような日本人の気質を思うと、たとえば尖閣問題の行方などは、とても不安です。
そのうちあっさりと中国に上陸され、何の反撃もできないまま、島を占領されそうな気がしてなりません。

(2)銃が無ければ大量殺人は起きないという認識も間違い。

たしかに日本においては、米国と同様の銃乱射事件が起きる可能性はとても低いです。
しかし、秋葉原や池田小学校では、刃物によって多数の通行人や児童が殺害される凶悪事件が起きました。
無謀な運転によって、多くの児童らが犠牲になった事件もありました。
使われたのは拳銃ではなく、ナイフや包丁や車といった日用品。その殺傷能力は、使う人次第だと思います。

日本の銃規制が悪いとは思いませんが、銃に代わって国民を守る仕組みを、もっと充実させるべきです。

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クリスマシン
- 2012/12/25(Tue) -
「クリスマス病」という病気があります。A、Bふたつある血友病のうちの、血友病Bの別名です。
血液凝固因子のうち、第IX因子(別名クリスマス因子)が欠乏し、血液が凝固しにくくなる疾患です。

クリスマス病の治療は、このクリスマス因子を補充することによって行われます。
かつては、多量の血液からクリスマス因子を抽出・濃縮して作った「非加熱血液製剤」が使われていました。
これが「クリスマシン」。のちに薬害エイズや薬害肝炎で問題になった薬のひとつです。

私が大学病院で研修医のころ、心臓手術後の止血のために、クリスマシンを使った時期がありました。
当時は、加熱製剤が発売されながら非加熱製剤も並行販売されていた、後に訴訟で問題となった時期です。
数年後にエイズ問題が起きたため、急遽、この薬を使用した患者さんがリストアップされました。
この人たち全員に連絡をとって、HIVの検査を受けてもらわなければなりません。

この問題は、意外な展開により解決しました。
大学病院における過去の血液検査で使用した患者さんの血液の残りが、すべて凍結保存されていたからです。
これを行ったのが、検査部の大河内教授だと聞きました。
厚生省のエイズ研究班で、より安全なクリオ製剤の使用を主張して、班長の安部教授と対立した人物です。

この保存検体の検査によって、すべての該当者でHIV陰性であることが判明しました。
われわれはホッと胸をなで下ろすと同時に、大河内教授の徹底ぶりに敬服したのでした。

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サンタクロース
- 2012/12/24(Mon) -
サンタクロースの存在を信じるのは、何歳までなのでしょう。

少なくとも、こどもが信じているうちは、その夢をかなえてあげるのが親の使命です。
そのためには、サンタにお願いするプレゼントが何なのかを、あらかじめ聞き出しておく必要があります。
そしてその希望の品を、秘密裏に、イブまでに用意しておかなければなりません。

十数年前のある年、5歳の長男がサンタにお願いしていたのは「スーパーファミコン」でした。
ベスト電器で早めに購入して、こっそりと押し入れに隠しておきました。

ところが、クリスマスが近づいたある日、押し入れのその品が、偶然見つかってしまったのです。
なぜ、それが家にあるのか。それを説明しなければなりません。

私 「サンタさんがファミコンをくれなかったら、その代わりにお父さんたちがプレゼントする予定だった」
息子「でも、サンタさんがファミコンをくれたら、ファミコンが2つになってしまう」
私 「そのときは、片方のファミコンを、病院のこどもたちにプレゼントすることにする」
息子「・・・じゃあ、サンタさんにお願いするプレゼントを変える」

クリスマスの日。息子はまんまと「スーパーファミコン」と「ニンテンドー64」をゲットしたのでした。

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ラスク
- 2012/12/23(Sun) -
2年ぐらい前から「ラスク」が流行らしいですね。
昔は単なる、安くて甘い菓子パンでしたが、今はむしろ、上品でオシャレな洋菓子といった扱いです。

ラスクと聞けば思い出すことがあります。それは30年以上も前、大学1年のときのこと。
下宿から少し下った角に「荒木商店」という小さな店がありました。店主は初老の男性。たぶん荒木さん。
同じ下宿の友人・奥野君と、時々そこでお菓子類を買っていました。
ある日、彼が商品棚のラスクを手に取ったとき、店主が登場。

店主「それはとっても甘いよ。甘くて美味しいよ」と、押しつけがましいのです。それでつい、
友人「あんまり甘いのは好きじゃないけど・・・」
店主「そんなに甘くないよ」
私 「オレは甘いのがいい」
店主「・・・」

あの時はすみませんでした。困らせるつもりはなかったのです。あまり、かまわないでほしかったのです。
若気の至りって、こういうことなんでしょうね。

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禁煙補助薬
- 2012/12/22(Sat) -
禁煙補助薬「チャンピックス」を用いた禁煙治療を始める方が、当院でもだんだんと増えています。

この薬が登場する前までの禁煙補助薬と言えば、ニコチンガムとニコチンパッチでした。
いずれもニコチンを含む薬剤であり、タバコの替わりにニコチンを補う「代替療法」です。
これには、タバコから離脱できたとしても、ニコチンからの離脱で結局苦労するという問題点がありました。

一方でチャンピックスは「ニコチンではないけども、脳に対してニコチンに似た作用をする」のが特徴。
この薬の内服中は、もし喫煙してもニコチンが脳に作用するのがブロックされ、タバコがまずくなります。
だけどもチャンピックス自体が脳に作用しているので、離脱症状は出にくいと、そういう仕組みです。

ニコチンから離脱できても、喫煙習慣を断ち切るには、個人個人で努力と工夫をしてもらうしかありません。
「口寂しさ」を紛らわすためにパイポを使う方も多いです。
「電子タバコ」はオススメできません。電子タバコにはニコチンを含むものがあるので要注意です。

ところで、チャンピックスの副作用には、胃痛や便秘や頭痛などに加えて、不眠、眠気などがあります。
眠れなくなったり、眠くなったり、この薬が脳に作用していることを物語っています。
気になるのは、「異常に夢を見る」「夢ばかり見て困る」と訴える方が時々あることです。
「夢好き」の私なら、そんな楽しい副作用は歓迎するのですが。

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書斎
- 2012/12/21(Fri) -
昔から「書斎」には憧れがありました。
壁一面の書棚に囲まれて、広々としたデスクを前に、心地よいイスに座り、何かする。
何をするかは二の次で、誰にも邪魔されない閉鎖空間に浸る時間を楽しみたかったのです。

以前住んでいた家では、納戸のような小部屋を、書斎として利用していました。「納戸風の書斎」です。
広さはわずかに2畳。机とイスを置くと、書棚のスペースがほとんど残りませんでした。
閉鎖空間だけは堪能できたかと言えばそうでもなく、別の部屋への通路として、家族が通り抜けて行きます。
こもって何かをするなんてことは、ほとんどありませんでした。

いまの家では、夢が叶って6畳間を与えられました。
正面には大画面TV、左右の壁面は全面書棚、デスクは思いっきり広く、長年の望みも叶ったのです。
と書くと、すばらしい書斎を連想されたでしょうか。現実はそうでもないのです。

段ボール箱やら、古いディスプレイやら、工具類や雑誌類などが、所狭しと床面を埋め尽くしています。
書棚にたどり着くまでに一苦労、またはたどり着くのを諦めるほどです。いわば「書斎風の納戸」です。

今年の年末もまた、書斎の片付けにチャレンジしますので。

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デジタル一眼
- 2012/12/20(Thu) -
「ミラーレス一眼カメラ」の購入を検討中の者が、最近身近にいたので、あることを思い出しました。
それは、わが家でホコリをかぶっている、Nikonの「デジタル一眼レフ」の存在。

3年前に買ったばかりの頃は、新しいオモチャをゲットしたこどものように、撮りまくったものです。
阿蘇方面には、三脚を持って毎週のように出かけました。
毎日写したところで変わり映えのしないわが家の愛犬の様子を、毎日写しました。
庭のヒマワリが成長していくさまを、種まきをしたその日から毎日、撮影・記録しました。

いま「ミラーレス」が人気なのは、一眼なのに使いやすいからでしょうね。
文字通り、ミラーなどのメカニズムが無いので、コンパクトで安価です。
ファインダーから覗き込む必要がありません。
液晶モニターを見ながらの撮影は、コンパクトデジカメやスマホと同様の操作性があります。

しかし「一眼レフ」の良さは、まさにその裏返しだと私は思うのです。
ミラーなどのメカニズムの挙動を感じるからこそ、撮影がワクワクします。ミラーショックも大好き。
ファインダーから覗き込むことで、被写体しか見えない状態になり、撮影に集中できます。
液晶モニターを間近で見る必要が無いので、老眼の私には、とっても楽。

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TVの音量
- 2012/12/19(Wed) -
個人差はありますが、歳をとると誰でも聴力が低下します。
単純に小さな音が聴きづらくなるというより、まず「聴き分ける能力」が低下するような気がします。

我が家の「LDK」において、私の定位置「D」に対して、TVのある「L」は前方、「K」は右に位置します。
前から来るTVの音声よりも、右サイドからの「炊事音」の方が強く迫ってきます。
なのでどうしても、TVのボリュームを上げることになります。
しかしそうすると、「L」でTVを観ている家人にとっては音量が過大となります。

そんなジレンマに陥っていたとき、発見したのが「TV用ワイヤレススピーカー」です。
さっそくAmazonで購入しました。
発信装置をTVの音声出力端子に接続すると、手元に置いた受信装置からTVの音声が明瞭に聞こえてきます。
便利です。

ただし、受信装置の音質も外観も、昭和の時代のラジオそっくりでレトロです。
見ているのは大画面TVですが、聞いている音はラジオ、というちぐはぐな状況です。

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テザリング
- 2012/12/18(Tue) -
ソフトバンクの「テザリング」サービスが、3日前から始まりました。
Androidに遅れてiOSでも、さらにauに遅れること3カ月、ようやくSBのiPhone5でも利用できます。

「テザリングって何?」って方のために、少し説明します。
たとえば外出先で、ノートPCをインターネット接続しようとすると、それなりの「環境」が必要です。
無線LAN(いわゆるWi-Fi環境)がなければ、モバイルWi-Fiルーターという装置を使うことになります。

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーター代わりに使う仕組みです。
ポケットにスマホを入れておけば、ノートPCでインターネット接続できるようになるわけです。
PCに限らずiPadやiPod touchでも、その場にある複数のIT端末が、まとめてネット接続できます。

そこでさっそく、iPhone5にテザリングの設定を行い、iMacをネット接続してみました。
そこそこ快適でした。職場や家庭の無線LANには及びませんが、速度は十分です。
出先や屋外等でノートパソコンやiPadを使うような方は、便利でしょうね。

私の場合、PCを使うのは職場か自宅なので、テザリングの恩恵を受けることはほとんどなさそうです。
ま、それも悔しいので、今後は時々MacBookProを持ち出して、喫茶店などでブログでも書いてみますか。

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是々非々
- 2012/12/17(Mon) -
政治家って好きですね、この言葉「是々非々」。

他党との政策協議について質問されたときなどに、必ず登場します。「是々非々で対応します」と。
質問に対して具体的な返答を避けるために使われる、便利な言葉ですが、内容がありません。
「その都度判断する」「適正に対処する」「前向きに検討する」などにも似たニュアンスを感じます。

でも、語感が好きなので、いまマイブームです。家人に何か問われても、「是々非々」があれば万能です。

その語源をたどれば、「荀子 修身篇」だそうです。学校で習ったことがあるような無いような・・・
「是是非非謂之知、非是是非謂之愚。」という一節がその部分。
「是を是とし非を非とするのを知といい、是を非とし非を是とするのを愚という。」と訳すそうです。

つまり、「良いことは良い、悪いことは悪いと、道理によって正しく判断すべきである」ということです。

ところが政治家は、「ケースバイケースで考える」ぐらいの意味で、この言葉を使っている印象があります。
誤用と言うよりほかありません。

由緒正しい用例を求めて検索してみると、太宰治に突き当たりました。
「ロマネスク」の中で、喧嘩次郎兵衛を描写した部分。
「彼の気質の中には政治家の泣き言の意味でない本来の意味の是々非々の態度を示そうとする傾向があった」

太宰に言わせれば、政治家の使う「是々非々」は泣き言の意味のようです。

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選挙速報
- 2012/12/16(Sun) -
アナウンス効果もなんのその。自民圧勝、民主惨敗でした。
悔しいことに、仕事が長引いて、午後8時からの選挙速報をリアルタイムで見ることができませんでした。
でも大丈夫です。帰宅後に、録画してある選挙速報の午後8時からの放送分を早送りで見ました。

投票締切は午後8時ですが、午後8時0分にはもう、多くの議員の「当選確実」が表示されます。
面白いことに、放送局によって、当確の出し方や、その結果としての各党の獲得議席数が異なります。
例えば民主党の議席数を、いちばん厳しく予測したのは日本テレビ。楽観的なのがテレビ朝日。
各局のイデオロギーが、多少とも影響しているのでしょうか。

当確を出し間違えて、あとで落選に訂正するような放送事故が、選挙のたびに問題になります。
他局よりも少しでも早く当確を出したいあまりの、勇み足なのでしょう。
「当確」が出てバンザイした後で「落選」が決まった候補者は、とんだ赤っ恥をかかされます。
今年はどうだったのでしょうか。

「当選確実」は語感が強いのが問題です。「当選濃厚」ぐらいのアバウトな表現にしてはどうでしょう。
「当選するかも」ぐらいの意味です。

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アナウンス効果
- 2012/12/15(Sat) -
「自民圧勝」「民主逆風」「第三極伸び悩み」少し前までは、この3つがキーワードでした。
しかし最新の報道では、第三極が勢いを取り戻し、自民は多少ブレーキがかかったとも言われます。

有権者の支持率のこのような変動は、メディア報道が原因の、いわゆる「アナウンス効果」かもしれません。

「圧勝」と予測されたら応援も手抜きになるし、「あと少し」と言われたら力が入るものです。
「伸びている」ところは応援しがいもあるけど、「低迷している」と聞けば見放したくなるかもしれません。
圧勝が報道されると、勝ちすぎを警戒して、あえて他党に投票する支持層もあるそうです。
これを「バッファープレーヤー」と名付けたのは蒲島郁夫熊本県知事だと、今朝の日経に書いてありました。

マスメディアは選挙前になると、特定の政党や候補者に有利または不利になるような報道は控えます。
ところが、選挙戦における各政党の情勢は逐一伝え、それが結果としてアナウンス効果を生んでいます。

政党や候補者の政策について、いくら詳細に報道・解説してもしすぎることはありません。
しかし、ある政党が優勢か劣勢かといった情報は、正しい投票行動のために必要とは思えません。

そんなことを考えると、公正な判断のためには、世論調査などには耳を貸さないのが肝要でしょう。
ていうか、選挙前の世論調査や情勢分析などの報道は、一切禁止にしたらどうでしょう。

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期日前投票
- 2012/12/14(Fri) -
衆議院議員選挙の、期日前投票を済ませてきました。
日曜日に仕事をしていると、投票はどうしても「期日前」になります。
菊陽町民なので、投票所は「町役場」です。

民主党、自民党、第三極の各党が、それぞれ主張するところはだいたい理解しているつもりです。
安倍晋三・自民党総裁の父の晋太郎氏は、私が高校時代の同窓会長でした。
晋三氏にはなんとなく親しみがあり、Facebookの友達でもあり、頑張ってほしいです。
しかし政策的も人間的にも、橋下徹氏や渡辺喜美氏も、嫌いではありません。

ところが、投票所で実際にその名を記入すべきなのは、わが選挙区の立候補者の名前です。
4人の候補者のどの人物についても、私はほとんど無知に等しいものでした。
そもそも、投票区が「熊本3区」であることを知ったのは、ほんの数日前のこと。
家人に至っては、今日の今日まで「熊本1区」だと思い込んでいたようです。

そんな状況なので、小選挙区の投票は最高裁裁判官の国民審査と同様に、用紙の無駄遣いに終わりました。
選挙に参加しておかないと明後日の夜が盛り上がらないので、投票しに行ったようなものです。

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喫煙習慣
- 2012/12/13(Thu) -
世の中の人々を「喫煙習慣」によって大別すると、
(1)喫煙者
(2)非喫煙者

となります。しかし厳密に言えば(2)の中には、過去に喫煙歴がある人とない人が含まれます。
そこで新たな分類名として、
(A)現喫煙者
(B)未喫煙者
(C)元喫煙者

を考えてみました。ただ、「元」の範囲は広く、「現」との境界が曖昧です。
「10年前にやめました」って人もいれば、「禁煙を始めて2時間たちます」って人も含まれます。
「元」と「現」と行き来する人もいます。

私は(B)に属する人種なので、禁煙のつらさが実感としてわかりません。
喫煙習慣が付かなかったのは、学生時代に「パチンコ」も「麻雀」もやらなかったからかもしれません。
これまでの人生で、パチンコ店に入った回数は5回未満、雀荘に至ってはゼロです。
あの「阿片窟」のようなところには、どうしても入る気にはなれませんでした。
ということは、生来タバコの煙が嫌いだったのでしょうね。
人を煙に巻くのは割と好きです。

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ミサイル発射
- 2012/12/12(Wed) -
「北朝鮮はミサイルを発射台から下ろす作業に着手した」と報じられたのは、つい昨日のこと。
「年内の発射は難しい」と軍事評論家らは口を揃えて言ってました。
「当初から発射する意思はない」と推測する専門家さえいました。

ところが、発射台から下ろされ、年内発射困難なはずのミサイルが、今朝打ち上げに「成功」したようです。

「不意打ち」を食らった日米韓ですが、情報の判断ミスによって気が緩んでいただけのことでしょう。
発射予告期間を延長し、ミサイルの撤去を装うといった、北朝鮮の「情報作戦」にしてやられたわけです。

ミサイル発射は9時49分。
日本政府は、51分に米国の早期警戒衛星からの情報を入手し、55分に「J-ALERT」に情報を送出しました。
その6分後に、ミサイルは沖縄上空を通過したとのことです。

4月のミサイル発射時には、「ダブルチェック」に手間取って「J-ALERT」の送出ができずじまいでした。
今回は完璧かと思いきや、情報入手から送出までに4分かかっています。これって何やってる時間?

早期警戒衛星の情報を、自動的に「J-ALERT」へ転送するシステムにしたらいけないのでしょうか?
ミサイル攻撃から逃げる時間が、6分と10分とでは大違いです。

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活断層
- 2012/12/11(Tue) -
敦賀原発の活断層問題。原子力規制委員会の評価会合の判定は「クロ」でした。

島崎邦彦委員長代理は「自然の声に耳を傾けて科学的に判断したい」と話していたそうです。
電力不足と産業界への打撃、巨額の廃炉費用と電力会社の存亡などは、まったく考慮しなかったわけです。

当然でしょう。活断層かどうかの判定は、純粋に科学的に導かれるべきです。

問題はその次。活断層判定を受けての「政治判断」がどうなるか、だと思います。
今後「クロ判定」が相次ぐことになれば、政治ではなく科学が、事実上の脱原発を推進することになります。
そうなると、原発推進を掲げる自民党にとっては、まずい流れです。

そこで、次の選挙で自民党が政権を奪い返したら、どのような作戦に打って出るか、推測してみました。
(1)規制委の人事異動:自民党寄りのメンバーに差し替える
(2)活断層の定義を変える:原発周囲から活断層をなくしてしまう
(3)原子力規制委員会設置法を改正する:ザル法にする

「原発をなくしてはいけない。核を作ろうと思えば作れるというメッセージは周辺国への抑止力になる」
という石破氏の発言を考えると、原発推進のために自民党は何でもやりそうな気配ですね。

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5分間ルール
- 2012/12/10(Mon) -
かつて診療報酬には、悪名高き「5分間ルール」というものがありました。
「医師は1人の患者さんを5分以上かけて診察すること」という規則です。
これを満たさない場合には、その患者さんの診察に対する診療報酬が、一定額(520円)差し引かれます。

「適正な診察時間は5分間である」というのがお役人の考えなのです。

看護師など、医師以外が行う問診時間などは、診察時間には算入できません。
カルテには、医師本人が5分以上診察を行った「証拠」を残さなくてはなりません。
いくらびっしりと丁寧な診察内容を記載しても、それでは何の証拠にもなりません。

逆に「診察時間5分以上」とか「診察時間OK」と、ひとこと記載しておけば、それだけでOKです。
もちろん自己申告なので、その内容がホントなのかどうかは、確認のしようもありません。

お役所が求めるのは「カタチ」なのです。「診察時間OK」と書いてあれば、「よろしい」となるのです。

この規則の最大の問題は、診療の「質」を無視して「量(時間の長さ)」だけを見ている点にあります。
さいわいにして、この制度は2年前に撤廃されましたが、お役所の体質は変わっていません。
今なお、カタチばかりを求めて医療現場を無視した杓子定規なルールが、たくさんあります。

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タバコと税収
- 2012/12/09(Sun) -
猪瀬直樹副知事の「愛煙家的言動」が、一部から不評を買っています。猪瀬氏曰く、
「税収に貢献する喫煙者のどこが悪い!」
都知事選での圧倒的優勢な状況に揺るぎはないでしょうが、今後はもう少し言動を慎まれた方が・・・

2年前のたばこ値上げ後も喫煙者数が減っていないと、かつて厚労省が発表したことがあります。
値上げの効果は「禁煙」ではなく「節煙」であったと。
しかし喫煙者数は減らなくても、タバコの消費数が減ったことは、全体として見ればそれなりの成果です。

喫煙者は、値上げ後の出費を増やさないように、タバコの本数を減らして対抗したということです。
つまり、値上げ幅が「節煙幅」を決定したことになります。

ならば今後は、1箱当たりの値段は変えず、1箱の本数をだんだんと減らすように値上げしてはどうでしょう。

たとえば次のたばこ増税時には、マイルドセブン1箱16本410円にする。
2,3年して、多くの喫煙者が1日16本で我慢できるようになったら、こんどは1箱10本410円にする。

このようにして、増税(値上げ)によって徐々に節煙を「誘導」いくわけです。
税収が増えるかどうかは別問題ですが。

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アウターライズ地震
- 2012/12/08(Sat) -
昨日の地震は「アウターライズ地震」だったと報じられました。
アウターライズ? アウト(外側)でライズ(隆起)した地震? 私は初めて聞く言葉でした。

海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込むうちに、だんだんと「歪み」が蓄積してきます。
陸側のプレートが、歪みに耐えきれずに「ビヨンッ」と跳ね返ったのが「プレート境界型地震」。
日本中の誰もが知っている、3.11巨大地震のメカニズムです。

しかし考えてみれば、一方のプレートの歪みが解消されたのなら、もう一方にだって何か動きがあるはず。
陸側のプレートが「ビヨンッ」と跳ねたのなら、海側のプレートだって「ズルッ」と潜り込むでしょう。
これまでニュース等では、陸側のプレートの跳ね返りばかりが解説されてきたので、うっかりしていました。

こうしてズルッと引き延ばされた海側のプレートに断層が生じたのが「アウターライズ地震」らしいです。
そんなメカニズムなので、アウターライズ地震はしばしば、プレート境界型地震の余震として起きます。
3.11の本震(「ビヨンッ」)から昨日の余震(「ズルッ」)まで、約1年9カ月。
同様のアウターライズ地震として知られるのが、明治三陸地震の37年後に起きた余震である昭和三陸地震。

いずれも地球規模の時間尺度で言えば、「ビヨンッ」と「ズルッ」はほぼ同時なのでしょうね。

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屁理屈
- 2012/12/07(Fri) -
先週のたかじんの番組に、また上祐史浩氏が出演していました。
この番組は毎週録画して見ていますが、故三宅久之氏や田嶋陽子氏が出演していないとつまらないですね。

それを感じたのが先週の放送。皆が一斉に、ゲストである上祐氏を攻撃するのみ。同一トーン。
彼をわざわざ出演させておきながら「聞く耳持たない」と否定したのでは、何にもならないでしょう。
過去の犯罪行為は誰もが知るところなので、今さら彼をつるし上げても得るものなし。時間の無駄。
敢えて上祐氏の心の闇やマインドコントロールの深い部分を、もっとえぐり出してほしかったです。

「ああ言えば上祐」と、かつて揶揄された上祐氏の話しぶりは、いまも健在のようです。
もちろん大罪人である彼の肩を持つつもりは毛頭ありませんが、残念ながら出演者は彼に負けていました。
冷静に判断している風の宮崎哲弥氏ですら、「話に言い淀みがなさ過ぎる」と非難するのがやっと。
それじゃあ、わざとギクシャクしたり、言い淀んだりしてみせればよかったのか。
論理的すぎるからおかしいという宮崎氏の論理こそ、屁理屈でしょう。
もっと真正面から「ああ言えば上祐」を論破できる人物はいないのでしょうか。

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シェーバー
- 2012/12/06(Thu) -
「電気ひげ剃り器」を買い換えました。
「電気シェーバー」あるいは単に「シェーバー」と言った方がいいでしょうか。
主要3メーカーPanasonic, Braun, Philipsのうち、私はずっとPanasonicを愛用しています。

いま私は「口ひげ」だけ生やしていますが、勤務医時代の最後の数年間は、顔中「ひげもじゃ」でした。
ひげもじゃ状態では、普通のシェーバーは使えません。
ひげの長さを揃えるバリカンみたいな「トリマー」と、キワゾリのためにカミソリを使っていました。
カミソリは、SchickとかFeatherとかの、3枚刃とか4枚刃とかを使いました。
専門店で「ひげブラシ」と「シェービングカップ」と専用の石けんも購入しました。

しかし、ひげ剃りって、凝り初めのうちは楽しいのですが、だんだん面倒になってきます。
やがて、ひげブラシなどの諸物品は物入れの中に追いやられ、カミソリもBicとかの廉価品になります。

クリニック開業の前に、口ひげ以外のひげを、すべてバッサリ剃り落としました。
面倒なカミソリもやめて、シェーバーを購入しました。最新式の全自動洗浄充電器付きです。

最近、その洗浄充電器の内部を数年ぶりに掃除したら、底の方に多量の「ヘドロ」を発見してしまいました。
そのヘドロの中で、毎日シェーバーを洗浄していたとは・・・
そんなわけで、今回シェーバーを買い換えたのです。日頃からのこまめな洗浄が大事ですね、何でも。

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迅速検査
- 2012/12/05(Wed) -
ノロウイルス感染が流行し、その検査をすることも多くなりました。
患者さんが持参した便(たいていはオムツごと)を使って行う「迅速診断」検査です。所要時間は15分。

この「ノロウイルス抗原定性検査」の問題点は「保険適用」の範囲が限られていることです。
お役所の規定では、この検査に保険が適用できるのは、
(1)3歳未満の患者
(2)65歳以上の患者
(3)悪性腫瘍、臓器移植後、免疫抑制剤投与中の患者
このような縛りがあるので、3歳以上の患者さんの検査がやりにくいのが現状です。

同様の規定は、ひところ流行した(いまも散発している)RSウイルス感染の検査でも存在します。
「RSウイルス抗原定性検査」の「保険適用」の範囲は、
(1)入院患者
(2)乳児
(3)慢性肺疾患や先天性心疾患の2歳未満の患者
このうち(2)(3)が認められたのはつい1年前から。それまでは外来では保険が利きませんでした。

「重症化しやすい低年齢に対してのみ、検査を認める」というのが、これらの年齢制限の趣旨なのでしょう。
過剰検査を抑制したいのはわかりますが、必要性がある場合には、保険適用が認められるべきだと思います。
このような杓子定規な取り決めが、診療報酬制度にはたくさんあります。

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被検索性
- 2012/12/04(Tue) -
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
という本の著者、岩崎夏海氏が今朝のTV番組で、そんな長ったらしいタイトルにした理由を言ってました。
「検索で引っかかりやすくするため」だと。

なるほど。ネットでの「検索のされやすさ」を高めるのために、キーワードを全部盛り込んだわけですね。
これは目からウロコでした。岩崎氏、なかなか目先が利いてます。

この「被検索性」は、PCの文書ファイルのタイトルを付けるときに、私も大いに利用しています。

たとえば9月に私が作った、不活化ポリオワクチンの院内告知ポスターの、印刷用文書ファイルのタイトル。
以前であれば、「不活化ポリオ-2012.09」などのファイル名を付けていたかもしれません。
それを「診療」フォルダ内の「院内掲示物」フォルダ内の「予防接種関係」フォルダに保存したでしょう。

しかし今は、保存場所(フォルダ)はあまり重要ではありません。検索さえ出来ればいいからです。
そのかわり、文書ファイル名にはいろんな情報を盛り込んだので、次のようになりました。
「不活化ポリオワクチン接種中-くまモンギター-2012.09」
ギターを抱えたくまモンのイラストを使用したポスターなので、その情報も加えています。

文書ファイルの整理において、かつて私が陥っていたのは「分類地獄」でした。
フォルダを細分化してどんどん深くしたあげく、ファイルをどこに配置するかで悩むというバカな話です。
しかし今は、PCにできることはPCに任せる、という考えです。言ってみれば「検索天国」。

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トンネルの天井
- 2012/12/03(Mon) -
中央自動車道の笹子トンネルで、天井板の崩落事故が起きました。
天井板の固定器具の老朽化が、その原因といわれていますが、「手抜き工事説」などもささやかれています。
もう何年も前から、事故を予測して車線規制をしていた、なんてウワサもあります。

いずれにしても、古くて長いトンネルは、これから走るのが怖くなりました。
どうしても通過する必要があるときは、猛ダッシュで通り抜けたい。(ただし覆面パトには注意)

なぜ天井がわざわざ「吊って」あるのかと思ってしまいますが、換気のための「仕切り」のようですね。
「天井裏」の空間が、換気専用のダクトになっているわけです。

最近のトンネル内の換気は、「吊り天井」システムではなく「ジェットファン」で行っているようです。
あの、天井からぶら下がっているジェットエンジンみたいなやつですね。

私はむしろ日頃から、その巨大なジェットエンジンみたいなのが落ちてこないかと、心配でなりません。

自分の真上に落ちてきたら最悪ですが、少し前方に落ちたとしても、急ハンドルでよけきれるかどうか。
各車線上に設置するのではなく、車線と車線のちょうど中間に配置するわけにはいかないのでしょうか。
そもそも、その重そうなジェットエンジンみたいなのが、いかにも「吊って」あるのが気になります。
ボルトとか、こまめに点検しているんでしょうかね。

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ウイルス感染
- 2012/12/02(Sun) -
いま「ウイルス感染」のニュースと言えば、この2つでしょうか。
(1)皇太子ご夫妻の長女愛子さまの、ウイルス性胃腸炎
(2)JAXA職員のPCの、ウイルス感染による情報流出

「ノロウイルス感染」による胃腸炎が、熊本でも大流行中です。
感染力が強いので保育園などで蔓延し、それが家庭内にも広がって親も罹患しています。

そんな中、一昨日のNHKのローカルニュース内で、重大な誤りを報じていました。
ノロを含む感染症についてとりあげる中で、アルコール系の消毒剤を使うことを勧めていたことです。

残念ながらアルコールは、インフルエンザウイルスには効きますが、ノロにはほとんど効きません。
アルコール系消毒剤を、手にシュッとしただけで安心してはいけないのです。
ノロに効くのは次亜塩素酸ナトリウムですが、刺激が強いので、それで手を洗うわけにはいきません。
よって、現在推奨されているのは「丁寧に手洗いする」こと。これに尽きるようです。

診療中はアルコールを手にすり込んだ後に、あらためて石けん液でもう一度しっかり手洗いしています。
これを毎日何十回も繰り返すと、手の甲の皮膚がアカギレして、ヒリヒリしてきます。
保湿剤とステロイド軟膏が手放せません。
私の体の中で、手の甲がいちばん疲れていることは確かです。

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名古屋市営バス
- 2012/12/01(Sat) -
名古屋市営バスの運転手の乱暴運転が報道されました。

乗客の暴言に「ブチギレ」したのがその原因と言われています。
しかしそこに至るまでには、鬱積するものがあったのでしょう。
名古屋ではこれまでも、イラついて「蛇行運転」したり「運転放棄」した運転手などが出ているようです。

バス停に急停車して幼児がケガをした事故での、運転手の言い分は、
「お客が停留所の直前で降車ボタンを押したから」だそうです。

運転手には、安全で快適で、なおかつ定刻通りの運行が求められています。
渋滞状況や、信号のタイミングや、先方のバス停に待つ乗客の有無を先読みして運転しているのです。
「バス停の直前になってボタンを押すな」と言いたくなる気持ちはよくわかります。

私は、降車ボタンを押そうと手を伸ばしたのに、他人に先に押されてしまうのが、すごくイヤです。
「ムダに伸ばした手」のやり場に困る状況が恥ずかしく、できるだけ自分ではボタンを押さない主義です。
しかし、他の誰もボタンを押さないときは、やむを得ず、バス停ギリギリになって押すことになります。
そんな時なんでしょうね、運転手さんがイラつくのは。

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