無料サービス終了
- 2013/07/31(Wed) -
クラウドの時代になって何が便利かって、複数の端末で、あらゆるモノが「同期」できることでしょう。
「Dropbox」のようなストレージサービスの活用については、これまでに何度も書きました

しかし、クラウドの恐ろしさについても、これまた書いてきた通りです。問題点をもう一度整理すると、
(1)セキュリティー:個人情報の漏洩や改ざんが行われる危険がある
(2)システム障害:突然使えなくなると、仕事が何もできなくなる
そしてもう一つ、なるべく考えないようにしてきたことが、
(3)サービス終了:依存してきた仕事環境が消失する

「クオンプ」は、「リコー」が運営する国産のストレージサービスですが、本日をもって終了となりました。
「難民」となった利用者は、今日中にデータの移動をしなければ、明日には全部消えてしまいます。
大企業リコーにとって、クオンプなど枝葉末節だったのか。会社の方針転換で、あっさり切り捨てです。

「Nドライブ」も今年11月で終了します。電子カルテの関連ファイルを入手する際に、私は使っていました。
「30GBの無料ファイル保存スペース」がウリの、お得なサービスでしたが、これまた一方的な終了です。

Nドライブの運営会社は、あの飛ぶ鳥を落とす勢いの「LINE」ですから、経営破綻ではありません。
「よりいっそう便利で有益なサービスの開発・提供に集中するため、いつくかのサービスを中止する」
というのが、LINEの言い分。つまり、儲からないサービスに興味はない、ということか。

クラウドサービスに依存しすぎると、痛い目に遭いそうです。

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当たりくじなし
- 2013/07/30(Tue) -
夏祭りの露店の「くじ引き」で、当たりくじを1本も入れていなかった、という詐欺事件がありました。

「空くじなし」というのはよく聞きますが、「当たりくじなし」とはなかなかヒドイ話。
「プレステ3」や「Wii U」をエサに、こどもたちからおこづかいを、だましとったわけです。
しかし、当たる確率ゼロは違法だとしても、どのぐらいの割合で当たりが入っていれば合法なのでしょう。
3万円のプレステに対し、くじは2回で500円。当たる確率を数百分の1程度に設定するのが、妥当でしょう。

今回捜査員はまず、露店に張り込み、約100枚のくじが全部ハズレであることを見届けたそうです。
さらに翌朝、露店内を捜索し、箱の中の340枚がすべてハズレであることを確認。そこで容疑者を逮捕。

しかしどうなんでしょう。警察はただ、440枚のハズレくじを確認したに過ぎません。
捜査よりも少し前に、当たりが出ていたとすれば、その後はずれが数百枚続いても、不思議はありません。
もしも容疑者が、ちょうど捜査前に当たりが出てしまったのだと強弁したら、どうしますか。

今回の詐欺容疑者ではなく、とても良心的な店主の場合を考えてみましょう。
3万円のプレステに対し、1回300円のくじ500枚に5枚の当たりくじを加えたとします。良心的ですね。
ところが、混ぜ方が悪かったのか、朝から60枚まで売ったところで、当たりが5本とも出てしまった。
残り440枚がハズレばかりであることを知っている店主が、このままくじ引きを続けたら、詐欺でしょうか。
それとも、妥当な比率で当たりくじを仕込んだのだから、商売としては許されるのでしょうか。

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完璧主義
- 2013/07/29(Mon) -
「グズの人にはわけがある」(リンダ・サパディン、ジャック・マガイヤー著)という本を買いました。

この本では「先延ばし癖」のある人のことを「グズ」と呼んでおり、それを6つのタイプに分けています。
私はそのうちの「完璧主義者」に近いと思いました。
完璧を目指そうとするあまりに、いつまでたっても完成しない、そんなことを繰り返してきたからです。

こどものころ、夏休みに入るとまずやったことは、「夏休みの計画」を立てることでした。
休みが40日も続くので、嬉しくてしかたがありませんが、その気持ちを引き締めるのが「計画表」です。
「夏休み帳」をいついつまでに何ページまでやって、絵をかいて、工作をして・・・
しかし結局、絵はお盆過ぎに殴り描きし、工作は8月末の突貫工事になっていました。

中学以降になると、各科の問題集をどの日にどこまでやるか、綿密な勉強の計画を立てました。
完璧な計画を立てるためなら、勉強など後回しにしてもかまわない、そんな気持ちさえありました。

いま先延ばししていることと言えば、たとえば書斎の片付けでしょうか。
断捨離ができない性格に加えて、どうせなら完璧に整頓しようと思い、構想を巡らし続けて2年はたちます。

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応召義務
- 2013/07/28(Sun) -
医師には「応召義務」というものがあります。
診療を求められたら、正当な理由無くこれを拒んではならない、というものです。

医者がそこにいる限り、「本日の診療時間は終了しました」と言うことはできないキマリです。
診療時間が終わる少し前に、あらかじめ受付を終了するなどということは、本来、御法度なのです。

しかし、真面目にギリギリまで受付を行えば、診療は終了予定時刻を過ぎてしまいます。
当院では、駆け込み受付を全部受け入れているので、診療時間はどんどん延長していきます。

たとえば今日は日曜日なので、本来は17時までの診療ですが、実際に終わったのは19時少し前でした。
これはまだ良い方で、冬場など風邪の多い季節は、4時間も5時間もオーバーすることがあります。

考えてみると、応召義務というのは、理不尽なものです。それを決めたのはお役所です。
ではお役所は、職員が庁舎内にいる限り、市民の要請があれば窓口を開けてくれるのでしょうか。
銀行はどうか。午後3時を過ぎても、職員はまだ働いていますが、来店者に対応してくれるでしょうか。
一般の商店はどうでしょう。従業員がいる限り、客の求めに応じてくれるでしょうか。

仮に、他の業種で時間外の「サービス」はしてくれても、それは「義務」ではありません。
ところが医師の場合、それが義務なのです。
いや、それぐらい、プロ意識の高い職業ということで、納得はしてますが。

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涙もろい人
- 2013/07/27(Sat) -
涙腺がゆるい人がいますね。たとえば私。悲しくても、嬉しくても、悔しくても、人情話にも弱いです。
先週から封切られている、宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」は、確実に泣きそうなので映画館には行けません。
いつかTVで放送されたら、録画して、1人の時に観ます。

以前は毎週テレビで吉本新喜劇を見ていましたが、いつも最後には涙が流れました。
ただし吉本新喜劇のいいところは、泣かせた直後に笑わせるので、大泣きにならずに済みます。

泣いた有名人で思い出すのは、海江田万里・民主党代表でしょう。経産相時代に、国会で泣きました。
当時の菅首相にメンツをつぶされたための、悔し泣きです。私も同情して、少し泣きました(ウソ)。
首相が泣かせておきながら、首相夫人が「泣くような人に大臣は任せられない」とたたみかける仕打ち。

このとき渡部恒三氏は「自分のことで泣いちゃいかん」と非難しました。「他人のこと」ならOKなのか。

党代表となった海江田氏は、ついに恨みを晴らすべく、自分を泣かした菅氏に離党を勧告しました。
名目は今回の参院選での無所属候補応援ですが、残念ながら党員資格停止に落ち着き、恨みも晴れずじまい。

泣いた光景が忘れられない政治家の先輩格と言えば、前自民党総裁の谷垣禎一氏でしょうか。
いわゆる「加藤の乱」で、加藤紘一氏を涙ながらに説得したあの場面。芝居を観ているようで感動的でした。
「加藤先生、あなたは大将なんだからっ!」という大仰なセリフとともに思い出される、名シーンです。
こんな泣き方なら、渡部氏もOKを出しそうです。

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乗降客の情報
- 2013/07/26(Fri) -
ICカード「Suica」のデータを、JR東日本が利用者に無断で「販売」していたことが、問題になっています。

日立製作所に販売していたのは、乗降駅・日時・利用額・生年月・性別・識別番号といった情報だそうです。
このビッグデータを分析すれば、例えば駅周辺の商業開発を行う上で、利用価値は大きいでしょう。

「個人情報が特定できるデータは含まれていない」とJR東日本は言いますが、それは疑問です。

前述したデータのうち、「識別番号」というのが、どうも気になりますね。
これは「SuicaID番号を他の形式に変換したもの」らしいですが、ひとつのSuicaに固有の番号です。

となると、特定の利用者のデータを(それが誰かはわからないにしても)、追跡調査できることになります。

もしも、ストーカーが、ある人物を何日間かつけ回して、乗降駅と日時を詳細に調べたとします。
これを前述したデータと照合すればおそらく、対象人物の識別番号が特定できるでしょう。
となれば、その人物の乗降記録がすべて、白日の下にさらされることになります。これはいかがなものか。

本日、JR東日本に受付窓口が開設されたようなので、電話して尋ねてみました。好きですね、私も。

私「どうして識別番号まで販売する必要があるのですか」
JR「乗換えによる移動を把握するためには、識別番号の追跡が必要なのです」
私「なるほど。しかし継続的に追跡すると、個人が特定できてしまいませんか」
JR「日立製作所との契約では、そのような追跡をしないように規定しております」
私「契約に頼らずに、識別番号を1日ごとに変更する仕様にすればよいのではないですか」
JR「なるほど」

単独では個人が特定できない情報でも、複数組み合わせると特定できてしまうことは、原理的にあり得ます。

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クマゼミ大合唱
- 2013/07/25(Thu) -
クマゼミの朝の大合唱が、本格化してきました。
私は毎朝4時55分に起床するので、クマゼミが鳴き始める時刻がだんだんと早まっているのを実感します。

以前も書いたように、気温にも影響されるようですが、最近では5時台後半からワシワシ鳴き始めます。
朝一番はまだ数匹が重唱している感じですが、遅れてお目覚めのセミたちが、だんだんと加わってきます。

クリニックの庭掃除をする7時前ごろ、樹木に近寄ると、腹を震わせているクマゼミが何匹も見つかります。
目の間隔が広くて、アブラゼミに比べるとブサイクですが、黒いカラダが緑色に光る色合いは好きです。

テレビドラマの夏の屋外シーンで、BGMのように聞こえてくるのは、たいていミンミンゼミの鳴き声です。
東京都心部にはミンミンゼミが多く生息し、クマゼミがほとんどいないそうです。ちょっと驚きですね。
クマゼミは西日本、ミンミンゼミは東日本、というのが大ざっぱな分布のようです。

セミの生息地やその変遷(クマゼミの分布の北上など)については、研究や趣味のサイトがとても多いです。

それにしても、「ワシワシ」のかわりに「ミンミン」が聞こえる夏の朝など、私には想像がつきません。
ドラマで「ミーンミーンミーン」という鳴き声を聞いても、なぜか私は暑さを感じません。
むしろノスタルジーを感じます。幼少期に、ミンミンゼミの声を聞いていたのかもしれません。

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夜中のエアコン
- 2013/07/24(Wed) -
こう暑くては、エアコンなしで眠るのは不可能です。まず、寝入ることができません。
しかしエアコン付けっぱなしで寝るのも、カラダに悪い。そこで、タイマーをかけておくことになります。

ところが、夜中にエアコンが切れると、たちどころに室温が上がり、カラダがそれを察知してしまいます。
しばらく我慢するのですが、やがて耐えきれずにまたスイッチON。タイマーセット。
また切れるとまた寝苦しくなって目覚め、スイッチON。以後繰り返しですね。

どうしてエアコンが切れるとすぐ、眠れないほどに室温が上がるのか。

それは、日中に建物の壁が内部までじっくり温まり、その熱が夜の室内に輻射しているからだそうです。
わが家の壁も、その断熱性能が裏目に出ているのでしょう。いったん温まるとホントに冷めにくい。
言ってみれば、夜通し作動する壁暖房・天井暖房に囲まれて寝ているようなものです。
だからエアコンが切れた瞬間、室温が上がるだけでなく、天井の輻射熱にさらされて目が覚めるのでしょう。

となると、眠る前に、いかに壁や天井を冷却しておくかがポイントになります。
ならば早い時間帯から、寝室にエアコンを入れて、壁や天井や床をキンキンに冷やしておけば良いはず。

この2,3日、その作戦を試みているのですが・・・少しは有効かなぁ。いずれにしても寝苦しいですが。

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猛暑日
- 2013/07/23(Tue) -
休診日(火・金)になると突然、昼間の猛暑を実感しますが、それ以外の曜日も毎日、暑いのでしょうね。
しかし、熊本が全国的に猛暑で報道されることは、あまり記憶にありません。火の国なのに。

いやいや、これだけ暑いのだから、きっと熊本の暑さを裏付けるデータがあるはず。
そこで、今年の全国各地の気温を集計したサイトや気象庁のHPで、熊本の「成績」を確認してみました。

「夏日」の日数をみると、熊本は73日。あの猛暑で有名な甲府が75日、熊谷が71日だから、ほぼ同格です。
「真夏日」の日数。沖縄を除けば、なんと熊本が全国の県庁所在地のなかではトップの39日。どうだっ!
「猛暑日」の日数となるとしかし、甲府9日、熊谷7日に対して、熊本はたったの2日。ホントに?

じゃあ、九州よりも関東の方が暑いのかと言うと、そうではありません。
猛暑日の全国1位は宮崎県西米良村の16日、2位は大分県日田市の15日と、この2カ所が突出してます。
最高気温の全国1位は、昨日も今日も宮崎県内だったようです。つまり、
(1)関東では、いくつかの地点で極端な気温の上昇が起きていて、報道されやすい  
(2)九州も、暑いところはすっごく暑い、とくに宮崎
(3)熊本は安定して普通に暑い

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著作権70年
- 2013/07/22(Mon) -
著作権の保護期間が、権利者の死後50年から70年に延長される可能性が出て来ました。
欧米では70年が主流だそうで、TPP交渉のために、日本もそれに合わせようというものです。

しかし本来、著作権は、その著作者に独占的利用権を与え、創作活動へのインセンティブを与えるものです。
死後の著作権が保護されたところで、もはや創作活動には反映されません。
故人の著作のおかげで、いい目をみている人や団体が、保護期間の延長を求めているだけの話でしょう。
70年はもちろん、50年でも長すぎると思います。

今回の件では、「青空文庫が一転曇り空」などと報じられています。座布団一枚。
「青空文庫」というのは、著作権が消滅した作家などの作品を、無料で読めるデジタル書籍(図書館)です。
夏目漱石とか太宰治とかの作品が代表で、もうじき没後50年を迎える三島由紀夫も解禁間近だそうです。

もしも保護期間が70年になると、三島由紀夫の著作権消滅が20年も延期されてしまいます。
それどころか、没後65年の太宰治の著作権が、復活するなんていうことはないでしょうね。
いやいや念のために、今のうちに、著作権フリーの太宰治を確保しておくべきでしょう。

そんなわけで、青空文庫の太宰治の作品を、全部ダウンロードすることにしました。
読むかどうかもわからないのにダウンロードするところが、いかにもセコいですけど。

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ハマキムシ
- 2013/07/21(Sun) -
クリニックの裏の竹の葉のいくつかが、クルッと巻かれていることに、今朝気付きました。

ちょうど「ちまき」のような感じで、長円錐状または筒状に巻かれているものが、いくつかありました。
よく見ると、1枚の葉を細長く巻いたものと、2,3枚を寄せ合わせて綴った大きなものがあります。
いずれも細くて白い糸で接着(粘着?)させて、作製しているようでした。

いくつかのちまきの一部は破れていて、その内部に「きなこ」のような粉が充満しているのが見えました。

図鑑で調べてみると「ハマキムシ(葉巻虫)」の仕業のようです。「ハマキガ(葉巻蛾)」の幼虫です。
成虫の写真を見ると、いかにも地味な蛾ですが、幼虫時代には、なかなかの職人芸を披露するようです。
幼虫はこのちまきの中で羽化するのでしょうか。サナギのときはどうなっているのでしょう。

「きなこ」に見えたのはもちろん、糞です。でも、なぜ竹の葉を食べて「きなこ色」の糞をするのでしょう。
以前大量発生した「タケノホソクロバ」のときは、「抹茶」かと見まごうばかりの黄緑色の糞だったのに。

疑問は尽きませんが、とりあえず目に付いたちまきはすべて摘み取って駆除しました。

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ログライフ
- 2013/07/20(Sat) -
最近たびたび書いているように、運動と睡眠と食事の詳細を私は毎日記録しています。健康管理のためです。
利用しているデバイスやアプリは、いわゆる「ライフログ」によく使われるものです。
このように、活動の自動記録が容易になったので、とくに意識せずに生活を記録することができます。

ところが世の中には、記録を目的とし、記録のために生活するような、本末転倒な人たちもいるようです。
これを私は、ライフログならぬ「ログライフ」と命名しました。

ところがググってみると、ログライフとは、ログハウスに住む生活のことを意味するようです。あ、そっか。
そういったログライフを堪能している人たちの、楽しげなブログがたくさんあります。

男の子はたいてい(大ざっぱ)、ログハウスに憧れる時期があります(勝手な想像)。私もそうでした。
こどもの頃に私が心配していたことは、ログハウスって、すきま風が入らないかということ。冬は寒そう。
当然、断熱材だとかコーキング剤などを使って工夫していることは想像できます。
そういった造作を、オーナー自らが苦労して行う手作り感が、ログハウスの面白さなんでしょうね。
こども時代の「秘密基地」の延長のような感じです。

この人たちの、ログライフのすべてを逐一記録したものを、「ログライフログ」というのでしょうか。
そしてそのような記録をすることが目的の生き方を「ログライフログライフ」と言うのでしょうか。くどい。

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徒歩通勤
- 2013/07/19(Fri) -
数日前に「 UP by Jawbone 」という「万歩計」を購入して以来、われながら運動不足に驚く日々です。
これではいかんと思い立ち、昨夜突然、職場から歩いて帰宅することを決意しました。

その距離約5キロ。車で10分、自転車で20分の区間です。
後悔しましたね、途中で何度も。アップダウンも多く、足、膝、股関節が痛み出し、所要時間なんと70分。
おまけに途中から雨も降り出すというオマケ付き。汗と雨にまみれて、這うように帰宅しました。

まあしかし、帰宅後の、そしてシャワー後の、ビールのうまいこと。
5キロの歩数は約8000歩。一歩平均62.5cmという計算。帰宅中の消費熱量は512カロリーと出ました。
ちなみに缶ビール1本が161カロリーなので、3本余計に飲んでもいい計算になるのでしょうか。

その万歩計なんですが、自転車の運転は歩数としてカウントしてくれません。これはいかがなものか。
そこで導入したのが、iPhone用の「Moves」というアプリ。もちろん無料です。
これがまた、すぐれもの。「歩き」と「走り」と「自転車」と「乗り物」を区別してくれます。賢いですね。
おまけに、移動した時刻と距離と地図(経路)まで表示してくれます。いやあ、変なとこに行けませんね。

もうひとつ。徒歩通勤する気なら、良いシューズを履くのが基本でしょう。
さっそく今日は、近所の「シュープラザ」に行って、アシックスのウォーキングシューズを買いました。
日本人の足には、国産メーカーの靴がいいのです。ただしタグを見ると「Made in Indonesia」でしたけど。

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スピード記録
- 2013/07/18(Thu) -
英国で、スーパーマーケット用のショッピングカートの、速度記録が更新されたとのこと。
ジェットエンジンを搭載したカートで、時速70.8キロを達成したそうです。バカですね。

こういう、本来ゆっくり走る「乗り物」でスピード競走をするのって、やってる人は楽しいでしょうね。
しかし私としては、本来走るはずのないモノを走らせてほしい。

そう思って調べてみると、英国では「走る家具」によるスピード競争が実在するようです。
少し前のデータですが、「走るダイニングテーブル」が時速165キロを記録したとのこと。
それ以前の記録は「走るソファ」による時速148キロだったそうです。皆さん好きですねぇ。

それで思い出したのは、映画「それいけスマート」です。
主人公(スパイ)の座っているデスクがそのまま走り出し、道路を疾走し、カーチェイスを繰り広げます。
すべての映画の中で、私がいちばん爆笑したのが、この「走るデスク」のシーンです。

大まじめにヘンテコリンなことをするのが、いちばん人を笑わせますね。

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充電器で感電死
- 2013/07/17(Wed) -
「中国人女性が、電話に出ようと充電中の iPhoneに触れて感電死」というショッキングなニュース。

充電器が純正品ではなかったとの続報を聞いて、私もようやく、ホッと胸をなで下ろしたところです。
誰もが予想していたように、いわゆる「山寨機(さんさいき)」つまり「コピー品」だったのでしょう。

中国人が自国の非を認めるのかどうかが心配で、中国国内のニュースサイトを見てみると、
「iPhone4電死空姐疑山寨充電器惹禍」と報じています。
まず、女性客室乗務員のことを「空姐」というらしいことがわかり、それなりに収穫でした。

私の場合、Apple製品の周辺機器は、可能な限りApple純正品を使います。なにしろApple信者なので。
純正品がない場合は、それなりに名の通ったメーカーのものを購入します。それが安全です。

例えばiPhone5用の充電器(純正品)は、Appleストアで1980円。ちょっと高額ですが安心ですね。
これがELECOMの製品だと、定価1890円(Amazon価格836円)。定価はともかく、販売価格は安い。
PLANEX製の場合は、定価1996円(Amazon価格582円)。このあたりまでなら、製品として許せます。

ところがHanyeTech製になると、Amazon価格なんと230円。なんか危険な香りがします。もちろん中国製。
参考までにと、Amazonのカスタマーレビューを見てみると、これがまた予想以上のものばかり。
「3個購入しましたが、すべて充電できませんでした」
「1カ月も経たないのに、コンセントに挿していたらスパークして壊れました」
「三日目に『バチッ!』と音を立てて壊れてしまいました」
「買って間もなく『ボンッ』と音を立て、コンセントから煙が上がりました」
「数分後に『バチッ!』と音を立てて煙がもうもうと上がりました」

空姐さんが使ったのはおそらく、HanyeTech製ですらない、山寨充電器だったのでしょうね。

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ヘルパンギーナ
- 2013/07/16(Tue) -
「ヘルパンギーナ」という病名を初めて聞いた方はたいてい、驚きとともに警戒感をあらわにされます。
そのカタカナ病名がまるで、「ジフテリア」と同じぐらいの重病のように響くのでしょうか。
「大丈夫です、夏風邪の一種です」とご説明すると、たいてい安心されます。

「手足口病」と同じぐらいに、いま日本中で、もちろん熊本でも、ヘルパンギーナが流行中です。
そこで今日は、「ヘルパンギーナ」というヘンテコリンな病名の、まずは意味を覚えて帰っていただきます。

ヘルパンギーナの「ヘルプ(herp)」は「ヘルペス」と同語源で、「疱疹(=ブツブツ)」を意味します。
また「アンギーナ(angina)」という言葉は、「狭くなる病態」を意味します。
医学用語で「angina」と言えば、普通は「狭心症」のことです。胸が締め付けられるように痛むからです。
しかしもともとanginaは、ノドが腫れあがって狭くなるような状態「口峡炎」の意味です。

なのでヘルパンギーナ(herpangina)は「ノドが腫れてブツブツができた状態」ということになります。

39度前後の高熱が2,3日続きますが、髄膜炎や脱水などの合併症が起きなければ、それほど心配いりません。
ノドに「赤いブツブツ」ができ、半日もするとつぶれて「白いブツブツ」に変わります。これが痛いのです。
赤い状態でも8割方診断は付きますが、白い状態で来院された方なら、診断はほぼ確定です。

と思っていたら、遅れて手足に発疹が出て来て「手足口病」だと判明するケースが、今年はとても多いです。
先日も書いたように、ヘルパンギーナと手足口病の原因は、どちらも同じグループのウイルスなのです。
それに、ヘルパンギーナでも手足口病でも、治療方針にそれほど違いはありません。
他の夏風邪と同様、ウイルス感染なので、治療法も対症療法だけです。

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連濁
- 2013/07/15(Mon) -
たかじんの番組に出演していた韓国人女性の発言を聞いていて、面白いことに気づきました。
「その概念が」と彼女が言ったときは、「ソノガイネンガ」と発音していたのに、
「その、概念が」と区切ったときには、「ソノ、カイネンガ」と言ったのです。

「韓国語では、語中で濁る言葉が語頭にくると濁らない」という法則を思い出しました。

韓国ドラマ「冬のソナタ」で、ペ・ヨンジュン演じる主人公の男性の名前には、2種類の発音がありました。
フルネームだと「カン・ジュンサン」なのですが、名前だけ呼ばれるときは「チュンサン」になるのです。
「宮廷女官チャングムの誓い」でも、チャングムをフルネームで言う時の発音は「ソ・ジャングム」でした。

細かく言えば、濁る・濁らないという表現は適切ではないらしいですが、前述のような規則があるようです。

ところが考えてみると、日本語でも、複合語では似たようなことが起きます。「川」と「小川」とか。
こういうのを「連濁」というそうですね。調べてみるとなかなか面白い、奥の深いテーマです。

さらに興味深いことに、大和言葉(日本古来の言葉)では、原則として語頭に濁音が来ないというのです。
これって、韓国人の発音と同じじゃないですか。不思議です。少し研究してみなければなりません。

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万歩計
- 2013/07/14(Sun) -
新しもの好きなので、「 UP by Jawbone 」というモノを買いました。
手首に一日中装着して、運動や睡眠などの状態を、24時間記録するグッズです。
有名デザイナーが監修し、スマホでデータ管理ができ、パソコンで充電ができると、今風の要素満載です。

まず万歩計として使えます。昨日は、使い始めてから夜までの歩数が、驚きの835歩。少なっ!
いやいや午後から装着したので、1日通したらこの2倍はあるはず。それでも少なすぎか。
まあ、運動不足を戒める効果はありそうです。ただし運動不足を解消できるかどうかは別問題。

睡眠計としても使えます。どこまで正確かは不明だけど、睡眠時間や睡眠の深さを計測・記録してくれます。
昨夜の睡眠時間は6時間14分、寝付くまでの時間は16分、途中覚醒なし。エアコン入れてたし。
浅い眠りのタイミングでバイブ覚醒させてくれる、目覚まし機能もあります。休診日のとき試してみよう。

スマホのアプリと連動させて、食事の内容やカロリーなども、画像やコメントとともに全部記録できます。
というわけで今朝から、すべての飲食物を記録してみることにしました。
はっきり言って、健康管理グッズというよりは、ライフログデバイスですね。
なので健康オタクよりは、ネットオタクに好まれることは間違いありません。

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バルサルタン
- 2013/07/13(Sat) -
血圧を下げる薬(降圧剤)「バルサルタン」に関する論文の不正疑惑が、波紋を呼んでいます。

製薬会社からの資金援助を得た研究者が、宣伝効果のある論文を発表し、薬の売上に貢献するという図式。
有力教授たちがこぞって荷担していたことと、売上1000億円を超す大ヒット薬だったことが問題です。

患者さんの不利益だけでなく、日本人が発表する研究論文全体への信頼を失うことにもなりました。

バルサルタン自体も、残念ながら私を含め多くの医師が、別の降圧剤への切り替えを検討中です。
今回これほど報道された以上、日本での売上に影響することは間違いないでしょう。

降圧剤のうち、最近とくに進歩著しいのが「ARB」という種類の薬で、バルサルタンもその一種です。
ARBは、アンギオテンシンという体内物質が、細胞に作用して血圧を上げる働きをブロックします。
日本では7つのARBが発売されていて、その一般名はみな、語尾が「サルタン」です(商品名は別)。

一連の報道を聞くたびに、どうしても思い出すのが「悲しきサルタン」という洋楽曲。
学生の時にヒットしていて良く聴いた、ロックバンド「ダイアー・ストレイツ」のデビュー曲です。
今回の事件はまさに、「悲しきバルサルタン」って感じです。

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ビールを注ぐ容器
- 2013/07/12(Fri) -
ビールを飲むとき、私は必ず他の容器に注いでから飲みます。缶のまま飲むのは、BBQのときだけです。

しかし注いで飲むのがいいのか、缶のままがいいのかは、今日は論じないでおきます。
注ぎ方の工夫や泡の立て方などについても、今日の話題ではありません。

どのような素材の容器に注いで飲むのが旨いか、今回はそのことだけを考えてみます。

(1)ガラス
基本はコレでしょう。なにしろ見た目がいい。泡の様子や表面の水滴が、いかにも美味しそうに見えます。
大きな取っ手が付いたジョッキよりも、ピルスナーグラスが好みです。洗うときに割れやすいのが難点。

(2)陶器
雰囲気はいい。泡もクリーミー(らしい)です。贈り物ならコレを選ぶけど、なぜか自分では使ってません。

(3)ステンレス
二重構造のやつを以前はよく使ってました。保冷力は抜群。ただどういうわけか、旨くない。

(4)ピューター(またはスズ)
ジョッキ自体がとても冷たくなるのに、不思議とその冷たさが長持ちする。いいとこ取りの素材です。
「熱伝導率が高く、空気への熱伝達率が低い」というのがその理由。
あらかじめ冷やしておくのが良いです。口を付けるとヒンヤリして、ビールの冷たさ感が倍増し、旨いです。

ちなみに私の一番のお気に入りは、象の細工を施したピューターのビアマグです。基本、象が好きなので。

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野次馬
- 2013/07/11(Thu) -
Google Glassによるプライバシー問題は避けて通れない道だと前に書きましたが、その通りになりそうです。

米国で、喧嘩から逮捕までの一部始終をGlassで撮影した映像がYou Tubeに投稿され、話題になっています。
投稿者曰く、「この動画は、Google Glassで市民ジャーナリズムが根本的に変わることを証明している」と。

通りすがりに出くわした騒動を見物するのは、いわゆる野次馬ですが、野次馬の行動には2段階あります。
(1)好奇心を満たす(興奮する)
(2)友人に広める(自慢する)
ケータイにカメラ機能が付いたことにより(2)の側面が大きくなったことは間違いないでしょう。さらに、
(3)ネットに投稿する(さらなる優越感と満足感を得る)

これを「市民ジャーナリズム」というのはおこがましいですが、止められない流れかもしれません。

今回の米国の件で興味深いのは、以下の点です。
・撮影していることを、周囲の人が気付いていなかった
・喧嘩が始まる前から、撮影が開始されていた
つまり、誰にも知られず、事件性があろうとなかろうと、そこらへんを撮影する人間がいるということです。

自分が見ているモノを、一日中すべて撮影し、全部記録し、ネットで発信する。そんな社会がすぐそこです。

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郵便受
- 2013/07/10(Wed) -
私は毎朝7時ごろ職場に到着すると、まず、郵便受の新聞(日経)を取り出します。
ところがこの数日間、その時間帯にはまだ、朝刊が届いていなかったのです。

販売店の担当者が代わって、配達時間が遅くなったのか。手違いで配達そのものが行われなくなったのか。
そういえば、遅れても新聞がちゃんと届いたのかどうか、ウチの職員に確認していませんでした。
もしも最終的に配達されていないのであれば、販売店に連絡し、苦情のひとつも言わなければなりません。

今朝も来ていませんでした。郵便受の中味はカラっぽ。
まさか外側の差し入れ口にはさまってるんじゃないの?そう思って表をみたら、はさまっていました。
外側の差し入れ口にははさまっているのに、内側(裏側)からは見えない。不思議なことがあるものです。

新聞を外側から引き抜いてみると、さらにもう一部、別の新聞が見えました。
それも引き出すと、奥にもう一部、新聞がある。それも引っ張り出すと、また新聞。

どうなってるの、手品じゃあるまいし。どうやら新聞は「第3の空間」に詰まっていたようです。

郵便受の内部には、郵便物が滑り込み易いようにスロープが作られ、その下が空洞の構造だったようです。
そして何らかの力で底板の一部がめくれて、そのすき間から空洞内に新聞が入り込んでいたのです。
新聞を全部引き出すと、その奥には、あろうことか郵便物が詰まっていました。

重要な郵便物がこのようなカラクリで紛失することって、あるんですね。めったに無い?

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慣熟訓練
- 2013/07/09(Tue) -
アシアナ航空のボーイング777型機が、サンフランシスコの空港で着陸に失敗した事故が起きました。
その原因の詳細は、今後明らかになると思いますが、操縦ミスの可能性が指摘されています。

今回の飛行が副機長(副操縦士)の「慣熟訓練」であったことから、2つの点で問題視されています。

(1)副機長は、9800時間の飛行経験があるが、777の操縦経験は9回目、わずか43時間だった。
(2)教官役の機長はベテランだが、教官としては初めての経験だった。

このニュースを聞いてすぐ思ったことは、外科医の修練と似ている、ということです。

外科医が一人前になる過程では、見学、助手、執刀医、という順番で修練を積んでいきます。
基本的で平易な手術から、だんだんと複雑で難しい手術の執刀を経験し、実力をつけていきます。
もちろん修練医が執刀する際は、経験豊富な先輩外科医が助手として指導とサポートを行います。

修練中に突発的な事態が生じたときは、指導医が手助けをするか、状況によっては執刀を交代します。
しかし多くの指導医は「できるだけギリギリまで修練医に任せて、経験を積ませよう」と考えがちです。
急場をしのぐ経験こそが外科医を育てるのであり、どこまで任せきれるかで、指導医の手腕が問われます。

パイロットの訓練でも、おそらく似たような状況があるような気がします。
今回の事故は、機長がギリギリまで副機長に任せ過ぎたのではないかと、私は想像します。
教官経験が少ない機長が、「教官としての度量」を見せようとしたのかもしれません。

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iWatch登録
- 2013/07/08(Mon) -
Appleが、あちこちの国で「 iWatch 」という名称の商標登録を出願していると報じられています。
日本の特許庁への申請は6月3日。同時期に、ロシア、メキシコ、台湾、トルコでも出願したそうです。

Appleは認めてなくても、だいぶ前から開発計画がウワサされていたiWatchを、今頃商標登録?って感じ。
名前だけでも、もっと早くから登録しとかないと、中国にとられてしまうでしょうに。

と思っていたら案の定、中国内の複数の企業が、iWatchの権利を主張しているとか。やっぱりね。
それどころか、Appleお膝元の米国や、英国やEUでも、別の企業がiWatchの商標を所有しているとのこと。
なんか、面倒くさいことになりそうです。

iWatchのような、身に付けるIT機器「ウエラブルデバイス」には、ほかに「Google Glass」があります。
さて、iWatchとGoogle Glass、どちらが成功するでしょうか。

デザインが良ければ、簡単に普及しそうなのはiWatchだと思います。生活は便利で快適になるでしょう。
Apple信者の「踏み絵」として買わされるのはイヤだと、以前言ったのは間違いでした。ぜひ買いたいです。

しかし敢えて言えば、私はGoogle Glassの方が夢があると思います。明らかに飛躍があるからです。
プライバシー問題など抱えていますが、逆に、未来社会のプライバシーのあり方を変えそうな気さえします。
本来このような、社会を変える革新性は、Appleの得意分野だったんですけどね。

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手足口病
- 2013/07/07(Sun) -
「手足口病」は、手と足と口の中に発疹ができる、こどもの感染症ですが、いま全国的に流行中です。
とくに九州で大流行のようで、当院でも毎日何人も受診されています。
この病気には、誤解されている点がいくつかあります。よくある質問をいくつかまとめてみました。

(1)前に罹(かか)ったことがあるのに、また罹るのですか?
原因となるウイルスは何種類もあります。なので何度も罹ります。

(2)手のひらや足の裏には発疹が出てないのに、手足口病なんですか?
膝や肘だけに発疹が出る場合もあります。逆に全身に発疹が出ることもあります。

(3)高熱は出ないのではないですか?
とくに今年の手足口病は高熱が出ますね、たいていは1日か2日で下がりますが。

(4)合併症の無い、軽い病気なんですよね?
髄膜炎や脳炎、心筋炎などの重篤な合併症が起きうる疾患です。頻度は少ないようですが。

(5)罹るのはこどもだけですよね?
こどもの手足口病が、親にうつることがよくあります。大人では熱は低いことが多いです。。

(6)発疹が枯れるまで登園できないですよね?
枯れてもしばらくは感染力があります。キリが無いので、元気なら登園しても良いことになっています。

「ヘルパンギーナ」という、高熱が出てノドに発疹ができる感染症も、そこそこ流行中しています。
手足口病とヘルパンギーナは、同じグループのウイルスが原因です。

今年の手足口病は、ヘルパンギーナの病状で発症し、翌日になって手足に発疹が出てくるものが多いです。
はじめ「ヘルパンギーナですね」と診断したのに、あとで「手足口病でしたね」と頭を掻くことになります。
これを「誤診」と言わないで下さい。両者にはきっと、明確な境界はないのです。

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ノギス
- 2013/07/06(Sat) -
ハンズマンで「ノギス」を買いました。
ご存じない方もいるかもしれませんが、長さを精密に測定することのできる器具です。
「本尺」と「副尺」からなる独特の機構によって、目視で0.1mm以下まで読み取れる仕組みです。

ノギスの購入目的は、ツベルクリン反応の判定で、皮膚の発赤や硬結の大きさ(直径)を測るためです。
当院ではこれまで、普通の「ものさし」を使って計測していました。
しかし丸い形の最大直径部分を、ものさしで正確に測るのは、意外と難しいのです。
一方ノギスは、物を挟む形で測るので、おのずと最大径を計測できることになります。
しかも測定対象を隠さないところもgoodです。

ノギス売り場に行くと、どうしても「デジタルノギス」や「ダイヤルノギス」に目を奪われがちです。
しかし残念ながら、それらはいずれも、ノギスのノギスらしい部分(副尺のバーニヤ目盛)を失っています。
だから今回買ったのは、通常型のノギス(新潟精機製)です。

バーニヤ目盛の原理を考えたのは、数学者のペトルス・ノニウスって人らしいです。
その「ノニウス」が日本人には発音しづらくて、「ノギス」になったという話。
この妙な、日本語とも外来語ともつかない名称ですが、ありそうで無いのが当て字なんですよね。
中国語では「游標卡尺」というらしいですが、これではピンときません。
で、いちおう考えてみました、「能規尺」。いまいちか。

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マスコミの報道
- 2013/07/05(Fri) -
新聞でもテレビでも、気になったことがあれば必ず、できるだけ早めにネットで確認します。
確認というのは、真偽を確かめるためと、情報をより深く掘り下げるためです。

ネットの情報なんて、いい加減なんじゃないの、と思う方もいるでしょう。
しかし私は、新聞やテレビが垂れ流している情報こそが、むしろ問題だと思っています。
論調に偏りはあるし、視聴者を誘導したり、メディアにとって不都合なことをわざと報じなかったり。

とくに医療系のニュースは、掘り下げ方が浅く、本質をとらえていない報道が多いですね。
いやそれどころか、しばしば偏って報じられていると感じます。たとえば子宮頸がん予防ワクチン問題とか。
マスコミというのは基本的に、医療機関に敵対した立場をとりますね、どういうわけか。

ネットではさらに、医師や医療事故などを激しく攻撃・糾弾するブログがたくさんあります。
見て楽しくなるサイトではありませんが、私はあえて読んで回るようにしています。
この人たちはなぜ、ここまで感情的になっているのだろうかと、その背景や理屈を知りたいからです。

もちろん反対に、マスコミの誤りや偏向報道を指摘するブログにも出会います。
そういった人たちの方が、理屈も筋が通っているように見えますが、それは私のひいき目でしょうか。

メディアが伝えた情報に誤りがあれば、その誤りに気付いた人が、それを修正すべきだと思います。
情報発信力としてはきわめて微力ですが、私のブログもそういった立場で書いております。

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ワクチン接種規制
- 2013/07/04(Thu) -
厚労省はついに、MRワクチンの接種を制限する動きに出ました。ワクチンが枯渇しそうだからです。曰く、

「今後、助成事業を開始しようとする市町村(特別区を含む。)又は都道府県にあっては、 接種の前に抗体検査を実施し、抗体価が十分でないと確認できた方を助成事業の対象とすること等について検討いただきたい」

厚労省から発せられたこの通知は、ワクチン接種費用を助成する自治体の動きを、牽制するものです。

つい先日まで世間は、「接種前にいちいち抗体価を確認するなど時間のムダ」という風潮でした。
ところがここに来て、「抗体価を確認せずに接種するなどワクチンのムダ」ということになるのです。

私も実は、抗体価の検査は必要だと思います。ただし、それは厚労省とは逆の理由です。
自分は免疫を持っていると思っていても、実際には抗体価が陰性の場合があるからです。

まず第一に、ワクチンで獲得した免疫は長持ちしません。だんだんと薄れていくと考えなければなりません。
たとえ風疹の罹患歴があったとしても、それが本当の風疹だったのかどうか、怪しい場合も多いです。
それどころか、本当に風疹に罹患した場合でも、終生免疫が得られるとは限らないのです。

いちど獲得した免疫は、追加免疫によって長期間維持されます。これを「ブースター効果」と言います。
これは数年ごとのワクチンの追加接種や、その感染症の自然流行への接触によってもたらされます。
ところが自然流行が減ってきた現在(今は流行していますが)、免疫は維持されにくくなってきたのです。

だから「自分は風疹にかかったことがある」と思っている自信過剰な人が、実はいちばん危ないのです。

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シュレッダー
- 2013/07/03(Wed) -
数年ぶりに、新しいシュレッダーを購入しました。

企業などで機密書類を処分するイメージのあるシュレッダーですが、医療機関にも欠かせないものです。
診療時に使う問診票などの処分に使うからです。
当院では、問診票は1,2カ月間保管しておき、古いモノから順にシュレッダーにかけます。

クリニックから出すゴミはすべて、産業廃棄物として専門業者に引き取ってもらうキマリです。
しかし産廃業者に任せる場合であっても、患者さんの個人情報が漏れないような工夫が必要です。
だからシュレッダーにかけた上で、業者に渡す必要があるのです。

機密文書廃棄の専門業者に処分を任せる、という手もありますが、ランニングコストが気になります。
書類を溶解処理する業者のダイレクトメールもよく受け取りますが、これも怪しげで気が進みません。
いっそのこと燃やしてしまおうと焼却炉を買いましたが、煙が近所迷惑なので、結局使わずじまい。

やはり院内で地道にシュレッダー処理するのが、無難なようです。
それならばせめて、手間のかからない大型機を導入しよう、というわけで、本日それが到着したのです。

いやあ、最新式シュレッダーって、すごいですね。
まず「オートフィード」。書類をドサッと置くだけで、勝手に吸い込んで処理していきます。
ホッチキスの針も、かまわず裁断です。
そして裁断方式は「クロスカット」。言ってみれば「みじん切り」です。
最近のシュレッダーでは標準だそうですが、私は今まで「千切り」しか見たことが無かったので驚きました。

新しい文具(シュレッダーも文具というのなら)を買うのって、ホントに楽しいですね。

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ワクチン枯渇寸前
- 2013/07/02(Tue) -
風疹予防のためのMR(麻疹/風疹混合)ワクチンが、本当に不足しそうな見通しです。

ワクチンが8月中に品切れになるかもしれない。そう厚労省が発表したことについては、以前書きました
しかし現実はもっと厳しく、実際の流通は今月中にも止まりそうな状況なのです。
9月以降にはメーカーの製造が追いつく見込みですが、8月に入ってワクチン接種が止まるかもしれません。
妊娠を希望する女性だけでなく、定期接種の対象者(1歳児と年長児)に接種できなくなるのも問題です。

ワクチンが、厚労省の試算以上のスピードで足りなくなりそうな原因は、以下の3つが考えられます。

(1)ワクチン接種の啓蒙活動が奏功した
(2)多くの自治体が接種費用の助成を始めた
(3)ワクチンが足りなくなると国が発表した

このうち(1)と(2)は、優先順位が高い人たちを接種に導く効果がありました。
妊婦の風疹感染による、先天性風疹症候群(CRS)発症の危険性は、広く知られるようになってきました。
任意接種料金は約1万円と高額なので、少しでも安く、あるいは無料になればありがたい。

しかし(3)には問題があります。解決策がないのに「もうじき足りなくなる」と発表するのは無責任です。

いま国がすべきことは、海外のワクチンを緊急輸入することでしょう。
すでに関東などでは、国内未承認のワクチンを個人輸入して接種する医療機関も増えているようです。
ところが国は、未承認の薬を使うことにはどうしても及び腰。

有効性よりも安全性を重要視し、疾病よりも副作用を怖れてきた、これまでのワクチン行政の繰り返しです。
ワクチンで確実に防げる病気なのに、輸入してまでは接種しない。欧米の人たちには理解不能でしょうね。

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ダブルOS
- 2013/07/01(Mon) -
スマホの2大OSといえば、iOS(iPhone用)とAndroidですが、今日書くのはパソコンのOSの話。

世界標準は「Windows」です。しかし私がもっぱら使っているのはMacであり、そのOSは「OS X」です。
いまでこそ、Appleの知名度は高く、そのApple製のパソコン「Mac」も、それなりによく知られています。
しかしビジネス用のソフトやハードウェアはまだ、Windowsにしか対応していないものが多いです。

診療で使っている心電図の解析ソフトや、FAX複合機のファイル転送アプリ、経理ソフトもWindows専用。
こういったソフトを使うためだけに、私は不本意ながら、Windows機を使わざるを得ないのです。

ところでご存じでしょうか、いまのMacにはWindowsがインストールできます。
私が使っているのは「Fusion」というソフト。これを使うと、MacにWindowsを「同居」させられます。
わかります? ひとつのMacの中で、MacのソフトとWindowsのソフトを同時に使うことができるのです。

現在、メインの診察室には1台のMacを置き、これに2台のディスプレイを(デュアルで)接続しています。
その一方をMacとして、他方をWindows機のように使うという、トリッキーな使い方をしているのです。
一見、MacとWindowsが並んでいるように見えるのに、両者はひとつのパソコンなのです。

Apple信者としては、Macにしかできない、この画期的でオシャレな使い方を、世に広めたいところです。
こう書いても、そのすごさがいまひとつピンとこない方は、ぜひ当院に見に来てください。

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