継ぎ足し充電
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- 2013/10/31(Thu) -
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スマホやタブレットやノートパソコンでは、バッテリーの持ちの善し悪しが話題になります。
しかしそれよりも、私が気にしているのは、バッテリーの寿命です。 かつて「ニッケル水素電池」は、十分使い切らないうちに充電すると起電力が低下するのが欠点でした。 いわゆる「メモリー効果」です。だから「継ぎ足し充電」はなるべく避けるのが常識でした。 一方で、最近使われている「リチウムイオン電池」は、メモリー効果がほとんどないのがウリです。 気軽に充電できるので、ACアダプターにつなぎっぱなしでも平気です。実はここに、落とし穴があります。 恐ろしいことに、フル充電の状態が続くと、電池がどんどん劣化して耐用年数が減ってしまうそうです。 その反対に、バッテリー残量ゼロの状態が続くと、再充電できなくなる可能性が出てくるそうです。 よって、リチウムイオン電池を長持ちさせるためには、中ぐらいの充電状態で継ぎ足し充電をするのが正解。 できるだけフル充電にはせず、フル充電に近づいたら必ずACアダプターをはずしましょう。 私の流儀は、バッテリー残量が20%を切ったら充電を開始し、80%を超えたら充電をやめること。 当然ですが、夜間のACアダプタつなぎっぱなしは厳禁です。 と言っても、これを遵守しているのはMacBook Proだけ。iPhoneはどうしても、フル充電になりますね。 |
推敲履歴保存法
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- 2013/10/30(Wed) -
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ブログのような文章でも、それなりに推敲を行って、誤字脱字はもちろん、表現や内容を修正します。
そしてさんざん修正したあとで、やっぱり前の方がよかった、と思うこともよくありますね。 こういう場合パソコンでは、簡単に「元に戻す(undo)」ができます。そこが手書きとは大違いです。 どんどん元のバージョンに戻っていくことができますが、しかし単に戻れば済むことでもありません。 例えば、A, B, C, D, Eの順に、改訂してきたとします。 やっぱりBのバージョンが良かったと思うなら、undoを3回行えば、Bまで戻れます。 しかし、Bが良かったけどDの表現も捨てがたいと思ったとき、それらを比較検討するのは面倒な作業です。 AからEまでのすべての表現が、同時に閲覧できる状態で保存されていれば、理想的な推敲環境といえます。 そんな理屈から、私は推敲中の表現のいろんなバージョンを、いちいち保存していくことにしています。 削除しようと思った語句があれば、それを削除せず、「カット」して文章の最後の方に「ペースト」します。 そうすると文末には、推敲履歴がずらっと並ぶことになります。 あとで見返して、やはり復活させたいと思う表現があれば、その部分をコピペすれば済むのです。 これはけっこう有用な文章作成法だと、私は思ってます。特許ものです。マネしてもいいですよ。 |
行幸
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- 2013/10/29(Tue) -
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天皇皇后両陛下が「第33回全国豊かな海づくり大会」臨席などのため、昨日まで熊本に滞在されていました。
県民の悲願「くまモンと両陛下の歓談」も実現しました。 「くまモンはお一人なの?」と難問をぶつけてくる皇后陛下も、なかなかユーモアがおありのようです。 天皇の外出を「行幸」と書いて「みゆき」と読んだりします。 私の浅薄な知識の中からは、「今ひとたびの みゆき待たなむ」という百人一首のフレーズが出てきます。 熊本県の関係者もまさに、そのような気持ちだったのかもしれません。 なにしろVIP中のVIPですから、迎える方も盛り上がります。 ところで「みゆき」と聞くと、ある年齢以上の方は、テレビ番組「ミユキ野球教室」を思い出すでしょう。 スポンサーは服地メーカーの「御幸毛織」です。紳士だったら知っているブランドです。 それを何十年ぶりかで思い出し、検索してみたら、そのCMがYouTubeにありました。すっごく懐かしい。 この会社名の「御幸」って言葉は、「行幸」と同義語なんだろうかと確認してみると、違うみたいですね。 行幸は天皇に用い、御幸は上皇や法皇のときに使うようです。ほう。習ったかもしれませんが忘れてます。 ついでに、全国に「みゆき」と名のつく地名は、たいてい天皇の行幸にちなんだものだとのこと。 それならば熊本にもありますね、御幸笛田とか御幸木部とか御幸西無田町とか、あそこらへん一帯。 御幸小学校のホームページによると、この地名は、明治35年の明治天皇の行幸に由来するそうです。 行幸の際にある村で起きた心温まるエピソードによって、その村の名が「御幸村」に改称されたとのこと。 そのエピソードをここに書くと長くなるので、泣く泣く割愛します。 で、なぜ「行幸村」にはならなかったのか、というのが次の疑問。 |
左利きが少ないわけ
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- 2013/10/28(Mon) -
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魚にもヘビにも、左利きとか右利きがあると、今日の朝日新聞に紹介してありました。
その内容はよく理解できませんでしたが、少なくとも「利き側」があるのは、人間だけではないようです。 考えてみると生物のからだは、外見上は左右対称に近いですが、その内部(内臓)は全く左右非対称です。 たとえば心臓は、発生初期には左右対称に形成され始めますが、途中から一方の方向にねじれていきます。 それが「左ねじれ」なのか「右ねじれ」なのか、確率的に定まるのではなく、一方に決まっているのです。 消化器やその他の臓器でも同様で、すべては遺伝子によって定められています。 では、そのような内臓の左右非対称性が、利き手にも関係しているのでしょうか。 左利きの人口が全体のわずか10%程度というのには、何かよほど理由がありそうです。 「右利きの戦士は、左手に盾を持つので心臓を守りやすい」という自然選択説は、あまりに短絡的です。 それなら「日本の侍は、左腰に刀を差す武士のしきたりが右利きに有利だった」という理屈も成り立ちます。 ていうか実際に、左利きの侍は、左右どちらに刀を差していたのでしょう。 ネット検索してみたら多くの方が、侍は左利きであっても、刀を差すのは左側だと教えてくれています。 その理由はさまざま。武士の左利きは、厳格に右利きへ矯正されていた、という説が優勢です。 なかには「刀を右の腰に差している武士を見た事がありません」などと言い放つ人もいます。何を見たの? (訂正) 最初、タイトルを「左利きが多いわけ」としていました。うっかりミスにしても、あんまりですね。 |
当日お急ぎ便
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- 2013/10/27(Sun) -
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どうしてもすぐに読みたくなった本があって、Amazonで発注しました。昨日の話です。
よく見ると「当日お急ぎ便」というオプションがあります。追加料金は500円。 「今から33分以内に『当日お急ぎ便』を選択して注文を確定してください」 その猶予のない通告に冷静さを失って、つい発注してしまいました。780円の本に500円の手数料払って。 注文当日中に熊本まで商品が届くのは、昨年5月に、Amazonの物流拠点が九州にもできたからです。 その名も「アマゾン鳥栖FC」。サッカーチームと間違えそうな名前です。 FCというのは「フルフィルメントセンター」のことで、かなりハイテクを駆使した物流センターのようです。 いまのところ、九州7県のうち、宮崎・鹿児島県以外には、当日配送に対応できるそうです。 それにしても、私が注文したようなマイナーな本まで、そのFCに在庫しているものなのか、少し不安でした。 案の定、夕方になってもまだ届きません。 配送担当のヤマト運輸に電話してみると、21時ごろまでにはお届けします、とのこと。 たしかに21時も「当日」ですけどね。私はもう帰りたいのです。 配送先を自宅に変えてくれと頼むと、その場合は翌日の配達になるとのこと。 そんなこんなで、本が届いたのは今日なのですが、いざ受け取ってみると、慌てて読むほどの本でもない。 当日お急ぎ便って、意外とこんな結末に終わりそうです、私の場合。 |
ルーチンワーク
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- 2013/10/26(Sat) -
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誰でもその人に身についた、行動パターンとか、段取りとか、流儀や癖やリズムがあります。
私の入浴で言えば、(1)洗顔、(2)シャンプー、(3)体を洗う、という順序は絶対のものです。 それが最近、ときどき崩れます。今朝もそうでした。 シャンプーを手のひらに取り、それで洗顔してしまったのです。これで2度目。 ワンパターンのはずのルーチンワークを、無意識のうちに間違えてしまう。まずいですね。 いちばん危うかったのは、先日のトイレでのニアミス事件。(以下、食事中の方は注意してお読み下さい) 私はひところ、排便開始と同時に、水流しボタンを押していました。 こうすると、出たモノが便器にとどまらずにそのまま流れていくので、便器やトイレ内環境に良いのです。 もちろん最終的には、もう一度流します。水を余計に使うのが唯一の欠点です。 ところが先日は、あろうことか、水流しボタンのかわりに、おしり洗いボタンを押してしまったのです。 ノズルが出てくる音に気付いて、ただちに水止めボタンを押し、からくも、破滅的状況を回避できました。 このように、体に染みついたはずのルーチンワークを、ときどき間違えるようになりました。まずいです。 ちなみに排便中の水洗は、例の一件以来、やめました。 健康管理のためにも、便の性状、とくに色は、きちんと観察すべきだからです。 |
タイピング発電
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- 2013/10/25(Fri) -
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新型「MacBook Pro」が本日、ヤマト便で届きました。おととい発売されて、すぐ発注したやつです。
Retinaディスプレイは、ほれぼれするほど美しく、目に優しい。ストレージもSSDなので、快速・快適です。 おりしも今日は、Microsoftの「Surface 2」と「Surface Pro 2」が、日本でも発売されました。 高性能モデルのSurface Pro 2は、Windowsを搭載した、ほぼノートPCの性能を有するタブレットです。 良く言えばPCとタブレットのいいとこ取り、悪く言えばどっちつかずな製品かも(失礼)。 この両者、新型MacBook ProとSurface Pro 2には、共通点があります。 どちらも、第4世代intel Coreプロセッサ「Haswell」を搭載している点です。 この最新プロセッサは、性能がアップしただけでなく、省電力が特徴といわれています。 モバイル機器に必要な性能のなかで、バッテリーの持ちは特に重要でしょう。 上記両機種とも、1回の充電で7,8時間駆動するらしいですが、もうちょっと長ければ完璧ですけどね。 それで思いついたのですが、キーボードのキートップ1個1個の裏に、圧電素子を仕込んだらどうでしょう。 キーを押すたびに発電するわけです。1回当たりの発電量は少なくても、キーを押す回数は多いですからね。 これは画期的なアイデアです。特許を取得できれば大富豪間違いなし。コレハ急ガナケレバ。 あわてて特許庁のHPを見に行こうと、でもその前に念のためにググってみたら・・・ ありましたね、すでに。「タイピングによるマイクロ発電」などの文献が。特許も取得済みでしょうね当然。 |
ウェブクリップ
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- 2013/10/24(Thu) -
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ニュースを呼んだり、検索をしたり、ネット上で得られる情報は膨大です。
その中で、面白い記事やサイトに出会うと、とりあえずそのページを保存しておくのが私の流儀です。 容易に再検索できるページも多いですが、苦労して見つけた、二度と出遭えないようなサイトもあるのです。 再検索したときには、情報が書き換わっていたり、跡形もなく消え失せているようなサイトすらあります。 だから貴重なページは、見つけた時点で保存するのが鉄則です。 Evernoteなどの便利なツールもあるので、ウェブ上の情報はすぐにクリップしてクラウド上に保存できます。 なぜ保存するかって、そりゃあとで何か役に立つかもしれないし、また読むかもしれないと思うからです。 私はそのような性格なので、本や書類やその他多くのガラクタも、なかなか断捨離できません。 学生時代や研修医時代に使った医学書は、80年代の医学水準を読み解く古文書のようなものです。要保存。 思い出のMacや使用済みのケータイや古いAV機器などは、時代の流れを象徴する遺品と言えます。要保存。 しっかりとした作りの空き箱は、何かをしっかりと保管するときに重宝しそうです。要保存。 同軸ケーブルの切れ端は、ちょっとだけケーブルが必要になったときにはバッチリ使えます。要保存。 まあこんな感じで、財力があれば保管庫を建造したいと思うぐらいです。 さいわいデジタル情報には、大容量HDDという保管庫があります。だから思う存分、溜めているのです。 |
iPad Air登場
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- 2013/10/23(Wed) -
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Appleの新製品発表会はいつも、日本時間の午前2時に始まります。
今朝もいつものように早起きして(4時55分起床)、ネット情報を収集・精査しました。 目玉は「iPad Air」でしょうか、それとも「iPad mini」のRetina化か。新OS Xの無料化にも驚きました。 私の興味はもちろん、新型「MacBook Pro」です。待ってました! ただちにAppleStoreで発注です。 この数年、こういったAppleの新製品の情報は、事前に漏れてネットを賑わします。 しかしiPad Airでいうなら、まず、その名称は漏れていなかったようです。薄さと軽さも予想以上でした。 良い方向に予想がはずれるのは、嬉しいものです。 競合タブレットと比較して圧倒的に薄くて軽くて、性能もデザインも良い。ただし高い。これがApple流。 Airとminiだけの品揃えになったので、単なるiPadはなくなったようです。 MacBook ProからMacBook Airが派生したのとは異なり、iPadはiPad Airに置き換わってしまいました。 これ以上薄くて軽くなると、次はどういう命名になるのでしょう。Airより軽いなら、iPad Heliumか。 CellularモデルのiPad Airの取り扱いキャリアとしては、ソフトバンクとKDDIの名前だけが公表されました。 ドコモはどうなるのでしょう。何かしらの理由で、iPad Airを取り扱わないのか、少し遅れるだけなのか。 ドコモ広報部は「(iPadに関して)希望はもっているし、検討はしていきたい」などと言っているようです。 希望をもっているって言うところに、逆に厳しい雰囲気を感じます。 Appleとの交渉で問題が起きているのかもしれません。Appleの出す条件にゴネているのかも。 |
ワクチン接種間隔
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- 2013/10/22(Tue) -
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厚労省はようやく、ワクチン接種についての規定のひとつを、緩和しようとしています。
先週の審議会(予防接種基本方針部会)で検討が始まったのは、同一ワクチンの接種間隔についてです。 定期予防接種には、複数回の接種を行うワクチンがあり、その接種間隔は省令によって規定されています。 例えば日本脳炎ワクチンの1回目と2回目は、6日から28日までの間隔をおくことに決められています。 以前にも書いたように、お役所が「6日の間隔」というのは、1週間後の同じ曜日のことを表します。 現行でも、規定の間隔で接種できなかった理由が病気等の事情であれば、定期接種として取り扱われます。 これを、病気等の理由でない場合にも拡大しようと、そういう方向の検討が始まったようです。 望ましい動きです。ですが当たり前のことだと、言わざるをえません。 もともと法律(予防接種法)でも政令(予防接種法施行令)でも、接種間隔は規定されていません。 それらの法令に基づいて、有効性と安全性に配慮して細かく定めた規則が省令(予防接種実施規則)のはず。 規定の接種間隔を過ぎたからといって、安全性が損なわれるとは思えません。 規定の接種間隔を過ぎたら定期接種の機会が失われるような制度では、有効性が保たれません。 予防接種の本来の目的に立ち返れば、接種機会を広げて接種率を上げることが、何よりも重要だと思います。 |
iPhoneへの愛
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- 2013/10/21(Mon) -
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「iPhoneへの『愛』で膨らむ貿易赤字」
今日の日経(電子版)の見出しには笑いました。 9月の日本の貿易赤字はiPhoneが主な原因で、これには日本の「iPhone好き」が関係しているというのです。 世界シェアでは右肩下がりのiPhoneが、なぜか日本では高いシェアを維持しています。 スマホの国内シェアでiPhoneがトップなのは、世界でも米国と日本だけだそうです。 米国人はともかく、日本人がみなApple好き、ましてや私のようなApple信者とは思えません。 それなのに、世界トップシェアのサムスンが日本ではあまり売れず、そのかわりAppleが売れるのです。 韓国製品は、国際的には一流品だとしても、日本人の受け止め方は少し違います。少なくとも私はそう。 日本人は、ソニーやパナソニックやシャープの方が、企業としては格上であると、固く信じているからです。 日本でiPhoneのシェアが高いのは、「敵の敵は味方」的なメカニズムなのかもしれません。 しかもAppleの宿敵サムスンは、その傲慢な企業風土が、韓国人からも嫌われていると言われています。 その証拠に、韓国市場でもiPhoneは約30%のシェアがあるそうです。 そういえば、最近買ったiPhone5s用ケースは韓国製でした。韓国にもAppleファンはいるようです。 |
パソコンとデータ
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- 2013/10/20(Sun) -
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新型の「iMac」を購入し、昨日から電子カルテの端末として稼働させています。快適です。
新しいパソコンを立ち上げるのは、どのような場合でも、ワクワクする作業です。 OSの初期設定を行い、ネットワークの設定をし、日本語変換システムをATOKにして辞書も更新しました。 次いでDropboxとEvernoteをインストールし、最後に電子カルテソフトをインストールしました。 これまで私は、所有するすべてのMacが同じ環境になるように設定していました。それが便利だからです。 データはすべてのMacで同期しており、どのMacを使っても同じ作業が続けられます。 しかし今回のiMacでは、Apple IDもDropboxもEvernoteも、何から何まで新規アカウントで登録しました。 つまりこのiMacには、私の個人情報が含まれていないのです。これは私のMac人生では、画期的なことです。 そのようにしても、決して不便ではありません。なぜなら、データはクラウド上にあるからです。 共有設定をすれば、異なるアカウントでも、必要なデータは実質的に同期できることに気付いたのです。 だから今後は、電子カルテのように複数の人間が使う端末では、すべてこの手法を使おうかと思っています。 やがてデータは、すべてクラウドに置くことになるでしょう。パソコンは単なるバックアップ場所です。 |
ブログのネタ
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- 2013/10/19(Sat) -
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「よくもまあ、次々と(しょうもない)ネタを思いつくものですね」
毎日ブログを書いていると、多くの方からこのような質問を受けます。 このうち( )の部分を口にする人はいませんが、心の中ではきっと、そう思っているのです(被害妄想)。 思いついたアイデアが、ブログのネタに結びつくかどうかは、それをどう膨らませるかにかかっています。 これは単に情報の肉付けをすることではなく、もっと興味の湧く別のことを見つけ出す作業です。 たとえばふと感じた疑問は、たとえどんな些細なことでも、なるべく早いうちにネット検索をします。 検索で引っかかったサイトをいくつか読むうちに、さらなる疑問に突き当たれば、それも調べ尽くします。 知識が深まり、裾野が広がるだけでなく、どうかすると脇道に逸れていきますが、それはそれでいいのです。 だから最初に感じた疑問など、単なるとっかかりにすぎません。最終的に落ち着く先は、次のいずれかです。 (1)当初の疑問が解決し、関連情報も得て、ブログ執筆に着手する。 (2)当初の疑問など忘れ、別の事柄に興味が移る。 実際のところ、ほとんどが(2)です。 私のブログ執筆の秘訣は、最初に思いついたアイデアや疑問の解決にこだわらないことかもしれません。 |
Mac買い替え
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- 2013/10/18(Fri) -
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開院して6年たつと、電子カルテ等に使っているパソコンも、不具合が出て来ます。
ていうか、パソコンは酷使すると6年もちませんね。OSもどんどん進化するので、ハードも追いつきません。 Windows機は、当初の4台のうち3台が故障したのでその都度買い替えており、現在も4台稼働中です。 Macは、当初の5台のうち2台が故障したので買い替え、さらに2台買い足したので、現在7台稼働中です。 6年間故障しなかった3台のMac、iMacとMacBookProとMacProを、そろそろ買い替えることにしました。 発売周期を検討すると、いずれの機種も新型発売の時期なので、それをずっと待っているところなのです。 9月10日に発表されたAppleの新製品は、残念ながら新型iPhoneだけでした。Macのマの字も出てきません。 と思っていたら先月下旬、何の前触れもなく新型iMacが発売されました。もちろん、即買いです。 10月22日に、Appleの新製品発表があるそうです。話題の中心は新型iPadですが、私が待つのはMacです。 こんどこそ、新型MacBookProが発表・発売になりそうだというウワサなのです。これも即買いでしょう。 残るはMacPro。6月に発売が予告されながら、その後音沙汰なし。ここに来て11月発売というウワサです。 新型MacProのあまりにも斬新なデザインやスペックは、すでにAppleのHP上で明らかにされています。 問題は価格。40〜100万円以上という話も出ています。待った挙げ句に、高すぎて買えなかったりして。 とかなんとか、購入計画を考えているときが、いちばん楽しいですね。 |
ななつ星
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- 2013/10/17(Thu) -
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「クルーズトレイン ななつ星 in 九州」の運行が、今週から始まりました。
JR九州もシャレたことします。が、しかし、高い。値段が高い。高すぎでしょう。 3泊4日コースが、一人あたりなんと39.1万円から98万円なり。世界一周じゃないですよ、九州一周ですよ。 7両編成で、14の個室は全部スイートルーム。定員は14〜30人。いやあ、リッチな列車ですなあ。 「ななつ星に旗を振ろう!」と、JR九州は「花いっぱい、旗いっぱいプロジェクト」を始動しています。 「沿線の皆さまに列車に向かって旗を振っていただいたり、沿線に花を植栽いただき、お客様をお出迎え」 などと、やや押しつけがましいプロジェクトです。それが九州らしい「お・も・て・な・し」だそうです。 そりゃあ九州以外の地域から、九州旅行に来られるセレブな方々をお迎えしたい気持ちはわかります。 ななつ星が走る豊肥本線に自宅が近いので、私も見物がてら旗を振りに行くのもやぶさかではないです。 ちょうど明日は運行4日目。ななつ星が熊本に来る日です。ですが、列車の通過時刻がいけません。 JRのサイトで確認すると、熊本駅出発が午前4時17分、阿蘇駅到着は5時33分と、まだ夜明け前です。 そんな時間帯に、沿線で旗を振れと、花を飾れと、そう言うのですかJRの方。乗客の誰が見てますか。 |
大型店舗の進出
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- 2013/10/16(Wed) -
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「東京エレクトロン」の菊陽町事業所跡地にいま、大型店舗が建ち並ぼうとしています。
自宅から、私の好きなハンズマンに向かうとその手前に、その広大な土地があります。 「デサキ」という店舗は、その外観がほぼ完成しています。来月29日にオープン予定とのこと。 初めて聞きました、デサキ。延岡市に本社があり、宮崎県内で展開している郊外型文具・雑貨店だそうです。 控えめに言っても、あまり都会的な響きのしない名前ですが、開店したら一度は行ってみますか。 「H I ヒロセ」も、大きな建物が出来つつあります。昨日見たら、いつのまにか看板がかかっていました。 ホームセンターと生鮮食品店が共存する、独特の販売形態の店。本社は大分市だそうです。 「H I」は創業者のイニシャルかと思ってたけど、「ホームインプルーブメント」の意味なんですね。 「ハンズマン」もそう言えば、都城市に本社がある、宮崎を本拠地とするホームセンターでした。 どうやら菊陽町のこの一帯は、東九州企業の熊本進出拠点のようです。 「コストコ」がこの地にやって来るというウワサもありましたが、地元の反対で断念したという話です。 東九州企業が、西海岸企業を受け入れなかったということでしょうか。 コストコとH I ヒロセとハンズマンが並ぶと面白かったんですけどね。品揃えがすごくかぶりそうですが。 |
パキラの挿し木
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- 2013/10/15(Tue) -
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クリニックの玄関の「パキラ」の伸びた枝を、剪定がてら、挿し木にしました。
挿し木は(1)枝を切って水に浸し(2)挿し木用の土に挿し(3)鉢の土に植え替え、の3段階あります。 今日の作業は(2)を6本と(3)を2本でした。 本来このような作業は、成長期である6月か7月に行うものですが、その頃パキラは伸び放題にしていました。 ところが、夏を過ぎてもまだ伸びて天井にぶつかるものだから、今頃になって挿し木です。 パキラは生命力が強いので、テキトーにやってもうまくいきますが、それでも初期の発根段階は重要です。 枝はハサミでサクッと切り、すぐにカッターでスパッと切り直して、水に浸けます。 その水というのはもちろん「メネデール」100倍希釈液に決まっています。 教科書的には(1)の1,2時間後に(2)の作業に入るそうですが、私は数日待ちました。意味はないです。 メネデールというのは、「芽根出〜る」効果が期待される成分、2価鉄イオンを含む植物活力剤です。 そんなネーミングですが、製造しているのは小林製薬ではありません。ズバリ、「メネデール株式会社」です。 3年前に、自宅のパキラも挿し木にしましたが、ひょろ長〜く育っています。いわゆる「徒長」の状態です。 日当たりが悪かったのでしょうか。カタチ良く育てるのは、なかなか難しそうです。 |
ドリンク
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- 2013/10/14(Mon) -
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ファミレスなどには、ドリンクバーを設置しているところが多いです。
好きな飲み物を何杯でも飲めるシステムです。注ぎ口の下にコップを置いて、ボタンを押すだけです。 あれが家にあったら、こどもは嬉しいでしょうが、おなか壊しますね、必ず。 大人でも、似たようなことは考えます。自宅にビアサーバーを設置する、というのがかつての私の夢でした。 キッチンのカウンターに、専用の金色の蛇口があって、いつでも冷えた生ビールが出てきます。 コックをこっちに倒すとビールが出て、あっちに倒すと泡が出てくるような、そんなやつです。 大人数でパーティーなどを催すときに、すごく便利で盛り上がりそうです。 でも鮮度を考慮すると、7リットルとか10リットルのタンクを、2,3日以内に飲みきらなければなりません。 日頃は私1人でビールを消費することになるので、この量はなかなか厳しい。結局ビアサーバーは断念です。 話は変わりますが、ネットであちこちのサイトを見ると「スポンサードリンク」というのが目に付きます。 何か飲ませるキャンペーンかと思いきや、ドリンクとはまったく無関係の、普通の広告ばかり。 私としたことが、「スポンサード・リンク」であることに気付くのに、1年以上かかりました。 「スポンサード」って、過去分詞ですか。形容詞的用法ですか。そんなのカタカナで書いてはだめでしょう。 と思っていましたが、Googleの広告規定によるものだそうです。違反するとペナルティが科せられます。 広告の前には、「広告」または「スポンサードリンク」と表示しなければならないキマリだそうです。 なんだか、Googleがネット広告の番人のようなことをしてますけど、どうなんでしょうね。 |
夜明け前の出勤
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- 2013/10/13(Sun) -
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自転車通勤していて今朝は、この秋初めて「寒い」と感じました。
雨が降っていなければ、自転車で自宅を出るのが朝6時10分。職場には6時25〜30分ごろ到着します。 ちょうど今時分は、通勤の途中で夜が明けます。 国立天文台のサイトで確認すると、まさに通勤途中の6時19分が、今朝の日の出の時刻でした。 日の出の時刻は、毎日少しずつ遅くなってきています。 今月1日は6時11分でしたが、来月1日には6時35分になるようです。ひと月で24分遅くなるペースです。 一方で「日の入り」はというと、今月1日が18時2分、来月1日は17時27分なので、35分早まるようです。 したがって、日の出から日の入りまでの昼の時間は、10月の1カ月間で59分も短くなるわけです。 とくに日の入りはどんどん早くなっています。いわゆる「つるべ落とし」の状態です。 ところで、自宅を出発する朝6時ごろはまだ真っ暗かと言うと、いまのところそうでもありません。 夜明け前がいちばん暗いというのは比喩的表現であって、実際には東の空が白む「薄明」の状態です。 薄明に明確な定義はないですが、その時間幅はおおむね日の出前の1時間ぐらいでしょうか。 なので日の出が7時を過ぎる時期になると、まだ真っ暗い中を出勤することになりそうです。 その頃の自転車通勤は、暗いことよりも、寒いのがつらい季節に入ります。 |
カテーテル手術
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- 2013/10/12(Sat) -
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「心臓手術を受けました」という方に、ときどき出くわします。
しかしよく聞くと、その心臓手術は「カテーテル手術」のことだったりします。 元心臓外科医の私としては、少々がっかりします。それを手術とは、言ってほしくないんですよね。 この場合厳密には「カテーテル治療」とか「冠動脈インターベンション」と言うのが正しいです。 「インターベンション」というのは、元々は「介入」という意味です。 カテーテルを血管の中に挿入し、冠動脈に物理的な治療を施すので、たしかに外科的な手法ではあります。 心臓の「カテーテル検査」は、昔からたいてい内科医(循環器内科医)が行っています。 冠動脈インターベンションも、検査と同様の器具と手法で実施できるので、やはり内科医が行うのです。 この分野の進歩はめざましく、冠動脈の病変に対しては、主流の治療法となりつつあります。 そしてその結果、心臓外科医の仕事(狭い意味での心臓手術)が減っているわけです。 内科医がカテーテルを武器に、外科医の仕事に「介入」してきた状況とも言えます。 でも考えてみると、大腸ポリープの内視鏡的切除は、もっぱら内科医(消化器内科医)が行っています。 腹腔鏡下や胸腔鏡下に行う手術だって、やがてこれを手がける果敢な内科医も出てくることでしょう。 「外科」と「内科」の境界が、だんだんあやふやになりそうです。 |
夜の残業禁止
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- 2013/10/11(Fri) -
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伊藤忠商事が今月から、午後10時以降の残業を禁止し、かわりに早朝勤務の割増金制度を導入しました。
「夜の残業は能率が上がらない」というのがその理由。午後8時以降の残業も原則禁止と、思い切ってます。 朝5時からの勤務には50%の割り増し手当。私のように早朝から目が覚める人間には、うってつけです。 午後10時以降の残業禁止というのは、これまでは10時以降の残業が多かったことの裏返しだと思います。 それをいきなり8時以降の残業が原則禁止となると、仕事の自宅持ち帰りが増えるだけかもしれません。 自宅で仕事しろと、会社の光熱費は使うなと、そういう意味にもとれます。 岡藤社長は「深夜に残業できずにやり残した仕事は、効率をあげて早朝にやってほしい」と言ってます。 いや、これはダメでしょう。朝の仕事が効率的なのは、その「すがすがしさ」によるものが大きいです。 朝から残業するなど、前夜の台所の洗い物を翌朝まわしにするような、ガッカリ感があります。 朝一番には、前向きな仕事をするのが適しています。残業から始めるなど、気分が滅入ります。 そうは言っても、積み残しの仕事を翌日回しにするのは、よくあること。 そこで私は最近、仕事を残さない画期的な方法をあみ出しました。 それは、できなかった仕事を、新規プロジェクトに更新してしまうというインチキです。 To Doリストの項目すべてに、毎朝ちょこっとずつ手を加えて、最終更新日を全部新しくしてしまいます。 プロジェクトがみな新鮮に見え、懸案事項を引きずっている気がしません。ポジティブシンキングです。 |
インストール顛末
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- 2013/10/10(Thu) -
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「アドビ・イラストレーター」(通称「イラレ」)の「体験版」を入手した話は、ちょっと前に書きました。
こういった、巨大なソフトのダウンロードって、なかなか手こずりますね。その顛末と教訓です。 まず、ダウンロードに要した時間が1時間。待ってる間に「ウルトラQ」第4話と第5話を鑑賞できました。 体験版とはいえ、正規版とまったく同じ内容なのでサイズが大きいのですが、それにしても時間がかかる。 ダウンロードしたファイルは「解凍」します。これに数分。やっと「インストーラ」が登場したので起動。 するとさっそく警告が出現。「他のアプリを終了してください」と。了解。すべて終了。ブラウザも終了。 万全を期して「他のアプリを終了する方法」というボタンをクリックして、ひととおり解説を読む。OK。 では、あらためてインストーラ再開。するとまた警告。「他のアプリを終了してください」と。 確認してみると、ブラウザが起動してる。ありゃま。気を取り直して、ブラウザ終了。 アプリの終了のさせ方を間違えていた可能性も考慮して、もう一度解説を読む。ふむふむ。間違いない。 で、インストーラ再開。するとまた警告。「他のアプリを終了してください」と。 もうおわかりですね。ここに及んで私もようやく気づきました。 他のアプリを終了させる方法を確認するたびに、ブラウザが起動していたという、なんともオバカな話。 何度やってもうまくいかないとき、案外このような罠にはまっています。 |
文章術の基本
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- 2013/10/09(Wed) -
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「文章術」の本はあまり買いませんが、書店で目に留まると、立ち読みすることはよくあります。
それらによく書いてある「基本原則」を、私はあまり守っていません。たとえば次のような事柄です。 (1)「常体(である調)」か「敬体(ですます調)」かを統一すること 個人的には、常体の文章は無愛想で高圧的に感じます。だけど敬体で統一された文章はかったるい。 私自身は、敬体をベースに、常体もどきの「体言止め」を混ぜるのが好きです。 理由は2つ。文字数を減らすためと、文章を歯切れ良くするため。ちょうど、この行の文章がそれです。 (2)言葉やことわざは、その「原義」に忠実に正しく使うべき でも私は、たとえ誤用でもそれが今風の解釈なら、敢えて誤用のまま使うことで今風の文章にしたい。 ある有名な文章術の本の中で、著者の竹内政明氏は、「こだわる」という言葉が嫌いだと言っています。 本来は「つまらないことに心がとらわれて、そのことに必要以上に気をつかう。拘泥する」の意味だと。 なのに「こだわりの食材」のような肯定的な意味での言い方は間違っているのだ、というわけです。 なんというか、柔軟性のないご意見です。竹内氏こそ、こだわっておいでなのでは? |
台風の中心気圧
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- 2013/10/08(Tue) -
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非常に強い台風が接近してくるというので、今日は熊本市の学校は休校、ゴミ収集も中止でした。
昨日の夕方の報道では、中心気圧935hPa、中心付近の最大風速50m/s、瞬間最大風速はなんと70m/s。 自転車を固定し、犬小屋の位置を変えて備えていたのですが、今日の風雨は拍子抜けするほど弱いですね。 どうやら台風は対馬海峡に向かっており、九州には上陸せずに日本海に抜けそうです。 対馬や山陰の人たちには申し訳ないですが、良かったです。 でも私が小学生なら、ちょっとガッカリな気分かもしれません。せっかく休校になったのに。 子どもの頃、台風が来るとワクワクしていたことは、以前白状したとおりです。 当時は、800mb(ミリバール;1mb=1hPa)台という驚異的な中心気圧に興奮した思い出があります。 確認のため、気象庁のHPで、統計開始(1951年)以降の、上陸時の中心気圧が低い台風の順位を調べると、 1位 925hPa 1961年9月(第二室戸台風) 2位 929hPa 1959年9月(伊勢湾台風) 3位 930hPa 1993年9月 統計開始以前の参考記録を見ても、1934年の室戸台風の911.6hPaが最低値のようです。 上陸時の800hPa台こそありませんが、上陸前の気圧が900hPaを下回っていたものはあるかもしれません。 そこで、私が子ども(5〜15歳)のときに発生したすべての台風の、最低中心気圧を調べてみました。 発生から消滅までの間に800hPa台を記録した台風は全部で7つ。いずれも、本土には上陸していません。 どうやら私は、上陸とは無関係に800台という数値にインパクトを感じて、記憶が強く残っていたようです。 |
音楽を聴く贅沢
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- 2013/10/07(Mon) -
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読書量が減りました。まず、時間がない。気になった本は買いますが、その多くが「積ん読」状態です。
もちろん買った本には、サラサラっと一度は目を通します。あ、いや、それすらしない本もあるかも。 映画鑑賞も減りました。だって、時間がない。でも話題作は観たい。 録画番組やDVDなら、時々観ます。たまにまとまった時間があると、まとめて観たりもします。 音楽鑑賞となると、さらに減りました。しかしだからといって、音楽を聴いていないわけではありません。 パソコンやスマホで簡単に音楽を再生できるので、「ながら聴き」は増えました。 別のことをしながら音楽を流す、BGMのような聴き方です。「鑑賞」とはほど遠い状態。 考えてみると、他に何もせず、ただ音楽を聴くためだけに音楽を聴く、なんてことがめっきり減りました。 1時間の曲をちゃんと聴くためには、1時間の連続した時間が必要です。できればゆったりしたソファーも。 そう考えると、音楽をじっくり鑑賞するって、いちばん贅沢な時間の過ごし方かもしれません。 書斎には、そこそこ凝った音響システムを構築したものの、まったく宝の持ち腐れ状態です。 せめて自転車通勤中の音楽環境を改善しようと、iPhone用のちょっと上等なイヤホンを買いました。 |
高速道路の事故
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- 2013/10/06(Sun) -
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桜塚やっくんが、中国自動車道で事故死しました。
中央分離帯に衝突するという単独事故を起こした後に、車外に出たところを、後続車にはねられました。 事故車は追い越し車線に停車していたそうで、それだけでも後続車に衝突されそうで恐ろしい状況です。 電話をかけようと車外に出て、一人はねられ、それを見て車外に出たやっくんもはねられたとのこと。 後続車の立場で考えると、追い越し車線上に車が止まっているなどという事態に遭遇するのは悲劇です。 おまけにその車から人が降りてくれば、もはや避けようがないかもしれません。 中国自動車道というのは、とくにそのような危険性の高い道路だと思います。 九州から実家の山口まで、何十回と中国道を往復した私の経験で言えば、ホントに運転しにくい道です。 「中国縦貫自動車道」という名のごとく、山陽と山陰の中間の山肌を縫うように走る、山岳道なのです。 カーブが多いので、運転中の眠気を防止でき、事故を減らせる、というのが開通当初のウリでした。 しかしそれは、80km/hの速度制限を守った場合の話です。 高速道は通常100km/h制限です。他の高速から中国道に入っても、速度はそれほど落とさないものです。 だからカーブが多く見通しも悪い中国道では、緊張感をもってハンドルを切り続ける必要があります。 そんな道で、カーブを回った先でいきなり、追い越し車線に事故車が止まっていたとしたら・・・ 事故を防ぐには制限速度を守るのが第一ですが、それにしても中国道は設計が悪いです。 |
ソフトとクラウド
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- 2013/10/05(Sat) -
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「イラストレーター(Illustrator)」という、アドビシステムズ製の定番ソフトを、ご存じでしょうか。
プロのクリエーター御用達の描画(ドロー)ソフトです。「イラレ」と略して呼ぶと通っぽいです。 10年ほど前、学会発表用のスライドで図を作成するために、思い切って買いました。 開業前には、当院のロゴマークも、イラレを駆使して(苦労して)私が自作しました。 曲線の任意の部位の曲率を、自在に直感的に制御しながら作画できる「ベジェ曲線」には、ハマりました。 最近、広告の原稿を作るために、久しぶりにイラレを使うことにしました。 ところが、OSが新しすぎて手持ちのイラレのバージョンでは起動しません。では、新バージョンを買うか。 イラレはかなりの高額ソフトです。しょっちゅう使うワケでもないのに、購入するのはいかがなものか。 などと迷っていたら、イラレは今年、パッケージ版の販売が終了したことを知りました。 ソフトはクラウドと連携し、毎月一定額でライセンス認証を繰り返す「月額制」になったのです。 じゃあ広告をちょこっと作るために、1カ月分の利用料金を支払わなければならないのか。 そんなところで悩んでいたら「体験版」を発見。これ幸いと無料ダウンロードして、原稿を作ったのでした。 ところで昨日、アドビ社がセキュリティ侵害を受け、機密情報が大量に漏れたと報じられました。 なんと顧客のクレジットカード番号まで含まれています。顧客にはお詫びと対処法のメールが来るとのこと。 今回体験版で済ませた私には、関係ない話と思っていたら、本日アドビ社からメールあり。 「パスワードをリセットさせていただきました(中略)深く反省し謹んでお詫び申し上げます」と。 そういえば、10年前にID登録してたんだった。もちろんクレジットカード番号も・・・ |
約束の時間
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- 2013/10/04(Fri) -
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それほど多忙な毎日を送っているわけでもありませんが、時間の約束は大事だと思っています。
診療日に面会に来られる方には、なるべくお待たせしないようにしたいのですが、なかなか難しい。 アポなしでは、1時間以上お待たせすることもありますが、患者さんより優先するわけにもいきません。 なので面会、面談の類はなるべく休診日に行っています。休診日が平日(火・金)なのは好都合です。 約束の時間の少し前に、私はクリニックに到着して、部屋の片付けや書類整理などをしながら待ちます。 休診日なので玄関の自動ドアは閉じて、ロールスクリーンも下ろしています。 来客者はドア横のチャイムを鳴らします。 興味深いのはそのチャイムが鳴る時刻の、その正確さです。 多くの来訪者は、約束の時刻との誤差1,2分以内です。それでも十分にすばらしい。 銀行の方がすごい。誤差はほぼ5秒以内。あきれるほどの正確さです。 先日は、某大学の学生さんが、学園祭の件で来訪。彼は気をつかったのか、約束より10分早くチャイムの音。 早けりゃ良いわけじゃない。待つ方は、約束の時刻から逆算して、何か別の用事をしたりしているのです。 彼に教えておきました。次の訪問先では、5秒前にチャイムを鳴らしなさいと。 |
指紋認証
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- 2013/10/03(Thu) -
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iPhone5sを購入して1週間。今日は指紋認証機能「Touch ID」について、レビューしてみます。
今朝の日経はこれを「生体認証の壮大な実証実験」だと言ってますが、実験の滑り出しは順調だと思います。 第一印象は、簡単、完成度が高い。なにしろレスポンスがいい。指の角度や乗せ具合の誤差もなんのその。 ホームボタンを押したその指を、そのままあと1秒弱ボタンに乗せておくだけで、ロックが解除できます。 これまで私は、4桁の数字の入力が面倒でパスコードを設定していなかったのですが、これで安心です。 指紋は5つまで登録できるので、とりあえず両手の親指と人差し指を登録しました。あと1つどこにしよう。 あまりにもあっさりロック解除できて心配になるほどですが、別の指ではまったく受け付けません。 手の指でなくても登録できるそうで、さまざまな人たちの「実験結果」がネットを賑わしています。 登録成功例としては、足のゆび、鼻の先、猫の足、指で裏を支えたバナナの皮などがあります。 ところが、Touch IDをハッキングして、おまけにその様子をYouTubeにアップするヤカラも現れています。 そのハッキング集団の手口は、高解像度で撮影した指紋を印刷して偽造するという、古典的手法のようです。 これは厳密にはハッキングではなく、言ってみればカギの不正複製による不正解錠。 Touch IDはもう少し高精度かと思っていましたが、それほどでもないようですね。ちょっとガッカリです。 一般に、指紋の最大の欠点は、容易に採取できることにあると言われています。 なので指紋だけでセキュリティーが完璧に守られるとは、いまの世の中、思ってはならないのでしょう。 あくまで、簡単に入力できる暗証番号の代わり、ぐらいの位置付けですね。 |
同時多発故障
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- 2013/10/02(Wed) -
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「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)」が、昨日から幕張メッセで開催されています。
映像・情報・通信の国際展示会です。その中でも「4K」「8K」などの次世代テレビが注目されています。 ご存じのように私は新しもの好きなので、最新式とか、多機能・高性能とか言われるものに弱いです。 自宅のリビングの某社のテレビも、4年近く前に購入した時には、次世代テレビと騒がれていたテレビです。 しかしこのテレビ君、先進的過ぎて(?)、困ったことがたくさん起きます。 (1)起動に時間がかかる リモコンのスイッチを入れると、画像が出るまでに20秒近くかかります。いやホント、おおげさじゃなくて。 完璧な画質で立ち上がるべく、テレビ君の頭脳がじっくり考えているのでしょう。タメが長い長い。 (2)発熱して止まる とにかくこのテレビ君は考え過ぎです。長時間視聴していると頭脳が熱にやられ、ついに電源が落ちます。 その直前に「まもなく電源が切れます」と表示して教えてはくれますが、どっちみち対処不能です。 (3)自動的に故障する テレビ君の頭脳は、ソフトウェアやファームウェアのアップデートが自動的に行われ、日々進化しています。 しかし、昨日の自動アップデートによって、システムが故障し、テレビは映らなくなってしまいました。 昨日のある瞬間に、全国の同型テレビが一斉に故障したというわけです。考えてみたら少し怖い話ですね。 テレビ君は、メーカーの担当者が一軒一軒回って修理するそうです。自動的には修復できないみたいです。 |
開院6周年
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- 2013/10/01(Tue) -
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つるはらクリニックは本日、開院6周年を迎えました。
地域の方々に愛され(多分)、スタッフに恵まれ(確実)、無事ここまでやってくることができました。 皆様には感謝申し上げます。 毎年言ってますが、当院の特徴は「土日祝日診療」と「ミニカルテ」です。もちろん今後も続けます。 幸いなことに、体調を崩して臨時休診にしたことは、これまでに一度もありません。 しかしそれは、単に運が良かっただけだと思わなければならないでしょう。体調管理は大切です。 慢性的な腱鞘炎や肩こり・腰痛は、四六時中キーボード入力をしているための職業病だと諦めています。 しかし、単純な入力作業はなるべくスタッフに任せて、私は診療に集中しようと思うようになりました。 いやいや決して、私が楽をしようというのではありませんよ。 なかでもミニカルテの作成は、とくに手間のかかる作業なのですが、最近は徐々に役割分担を始めました。 コメントの内容は私が作成・入力し、文章を配置して仕上げる作業は、受付に任せることにしたのです。 スタッフの仕事が増えましたが、私の作業時間が短くなった分、診療時間全体を短縮できたように思います。 これで私の腱鞘炎も少し改善するかもしれません。ただしスタッフの腱鞘炎が危惧されますが・・・ 消費税増税という苦難が待ち受けていますが、7年目も当院のスタイルは変えず、全力投球でいきます。 |
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