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半沢便乗CM
- 2013/11/30(Sat) -
半沢直樹の出向先は、証券会社ではなくソフトバンクだったのか」などとネットで盛り上がっています。
堺雅人を起用した、半沢風のソフトバンクのCMシリーズのことです。次々と繰り出されています。

ドラマ仕立てのこのCMは、ソフトバンクの優位性を半沢にしゃべらせるというズルい手法を使っています。
ちゃんと宣伝したいことは、本来ナレーションで語るべきなのに、大事なことを半沢に語らせています。

こういう風に、出演者の口から意見を述べさせるのは、誤解を招くやり方なので問題があります。
これが薬品や健康食品なら、「個人の感想です」というテロップが必要です。

ところがソフトバンクのCMはドラマ仕立てなので、半沢が何を言っても「ドラマですから」で済みます。
ソフトバンクに有利な情報を誇大広告したとしても、それはドラマでありフィクションなのです。

「場面設定がリアルなので、視聴者の誤解を招くのではないか」という反論は通用しません。
なにしろこのCMには、言葉をしゃべるイヌが登場しますから、リアルであろうはずがありません。
このイヌのおかげで、CMで何をしゃべっても言い逃れができるのです。うまいなぁ、ソフトバンク。

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車で音楽を聴く
- 2013/11/29(Fri) -
じっくり聴くことが減ったと前に書いたように、いま音楽は、BGMとして聴くのがせいぜいです。
そんな生活のなかで、比較的良い音響でそこそこ長く聴けるのは、通勤中などの車の中です。
転倒して以来、いまのところ自転車通勤を控えているので、もっぱら自動車通勤の毎日です。

平日の朝は、NHK-FMの「古楽の楽しみ」という番組で、バロックまたはそれより古い音楽を聴いています。
中学・高校時代に好きだった「バロック音楽のたのしみ」という番組から、3度名前を変えた後継番組です。

私の車では、専用のケーブルを使ってiPodやiPhoneと接続して、音楽を再生できることは知っています。
しかし、そのちょっとしたケーブル接続操作が面倒で、あまり使っていません。

そんなある日、ていうか今日、無線のBluetooth接続ができることに、遅ればせながら気づきました。
日頃はパソコンまわりでBluetooth機器をあれこれ使っているのに、車ではうっかりしてましたね。

さっそく「ペアリング」を行って、私のiPhoneをカーオーディオシステムに登録です。
で、iPhoneの音楽を再生してみると、これがじつに良い感じでガンガン鳴るんですね。
iPhoneはポケットかカバンの中に入れっぱなしでOK。ハンドルのボタンで操作できるのもグッドです。
あー、なんでもっと早く使わなかったんだろう。

私としたことが、車においてはIT化がすっかり出遅れていました。

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Retinaディスプレイ
- 2013/11/28(Thu) -
いまこのブログを書いているMacBook Proは、最近購入した「Retinaディスプレイ」モデルです。
きわめて高精細。文字が驚くほど美しい。ちょうど光沢紙の印刷物と同じぐらい綺麗です。

1個1個の画素を肉眼で認識できる臨界点は、1インチあたり300画素(300ppi)だといいます。
ジョブズが3年前に語った、Retina(網膜)ディスプレイという名称の由来は、ここにあります。

これを期に、ディスプレイはその絶対的な画素数よりも、画素の密度の方が重要視されるようになりました。

Retinaディスプレイは、3年前に発売されたiPhone4で初めて搭載され、その後のiPhoneでは標準仕様です。
iPadでは、第3世代のいわゆる「新しいiPad」から登場し、最新のiPad miniにも搭載されました。
MacBook Proでは、昨年からRetinaモデルが発売され、次はMacBook Airへの搭載が期待されています。

では、超高精細ディスプレイはAppleの独擅場かというと、残念ながらすでに、他社に追い越されています。
GALAXY S4もHTC OneもXperia Zも、Retinaをはるかにしのぐ440ppi超を達成しています。
スペックでは劣勢のAppleですが、どっちみち網膜では判別できない密度なので、現状に不満はありません。
それに「Retinaディスプレイ」を凌駕する名称は、なかなか登場しないでしょう。

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強行採決
- 2013/11/27(Wed) -
「特定秘密保護法案」が、昨夜、衆院を通過しました。
法案の内容はともかく、見ていて面白いのはもちろん本会議ではなく、その前に行われた委員会でしょう。
「衆院国家安全保障特別委員会(額賀福志郎委員長)」で、事前の予想通り、強行採決が行われたからです。
生中継は見損ねたので、「衆議院インターネット審議中継」のサイトで、録画映像をチェックしてみました。

玉城デニー氏の発言が終わると、額賀委員長が「内閣総理大臣はご退席していただいて結構です」と発言。
首相が退席する際、拍手が起きました。その数秒間の拍手が途切れたまさにその瞬間、「委員長!」との声。
声の主は委員会の筆頭理事・今津寛氏です。額賀氏はすぐに反応し「今津寛君」と指名。

拍手が途切れる前から、額賀氏と今津氏はずっとアイコンタクトをとっていたので、指名はスムーズでした。

もちろん「緊急動議」。強行採決です。野党議員たちが、わあわあ言いながら、委員長席に詰め寄ります。
今津氏は立ち上がり、何かを読み上げていますが、ヤジと怒号が飛び交い、まったく聞き取れません。
額賀氏にも聞こえなかったでしょうが、そんなことはお構いなしです。筋書き通り、緊急動議の採択を宣言。
4つの採決事項について「賛成の諸君の起立を求めます」との発言が4回。与党議員たちは4回起立・着席。
もちろん全部「起立多数」で可決です。

この日のNHKの生中継は、首相退席の時点で終了し、肝心の強行採決を放送しませんでした。
強行採決を国民に見せたくなかったのでしょう。NHKへの影響力を強めている安倍政権の計略と推測します。

さて、先ほどの「起立採決」ですが、委員長席に8名の野党議員が詰め寄る中で行われました。
あれってどうなんでしょう、詰め寄っていた野党議員も立っていたので、賛成扱いだったのでしょうか。
それとも、座っていた状態から新たに立ち上がった場合のみを「起立」とするのでしょうか。
もし前者なら、採決が始まった時点で反対議員たちは、あわててその場にしゃがみ込まなければなりません。
まあ日本語的には、後者でしょうね。

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眼球で意思伝達
- 2013/11/26(Tue) -
医療法人徳洲会の前理事長、徳田虎雄氏をめぐるさまざまなニュースが、世間を賑わしています。
病気でしゃべれず体も動かせない徳田氏は、文字盤を見つめる眼球の動きによって、意思を伝達しています。

徳田氏が患っている「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」では、全身が麻痺するものの、眼球だけは動くのです。

私は徳田氏の様子をニュースで見るたびに、ALS患者の意思伝達の困難さと、懸命な努力に感心します。
自力で呼吸できなくなるので、延命するためには人工呼吸器を装着することになります。徳田氏もそうです。
篠沢秀夫学習院大名誉教授は、呼吸器装着のため声が出せず、パソコンで入力してそれを音声化しています。
理論物理学者のホーキング博士は、呼吸はできるものの声は出せず、特殊な音声合成装置を使っています。

末期ALS患者の意思伝達の頼みの綱は「まばたき」と「眼球運動」ですが、これもやがて麻痺するそうです。
しかしこの疾患では、感覚は正常で認知機能も保たれるので、どこも動かせなくなっても、頭脳は明晰です。
このような最悪の状況に至った場合、何を使って意思を伝えればいいのでしょうか。脳波?

最近になって、iPS細胞を利用したALS治療法の研究が注目されています。
これは細胞シートを作って加齢黄斑変性や心臓病などを治療するものとは、まったく異なります。
ALS患者の皮膚からiPS細胞を作り、病気の筋肉に変化させ、病態を調べたり治療薬を見つけ出すものです。
将来はこの手法で、さまざまな疾病の原因究明や治療法の研究が進んでいくことでしょう。

脳波による意思伝達装置の研究は、さらにSFっぽいですが、これもぜひ進めて欲しいです。

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定期接種の年齢
- 2013/11/25(Mon) -
インフルエンザワクチン。毎日接種していますが、65歳以上の方は無料です。
予防接種法に基づく「定期インフルエンザ予防接種」で規定されていて、熊本市の場合は無料接種できます。

高齢者はインフルエンザにかかると重症化しやすいという理由で、予防接種が勧奨されているのです。
ところがちょうど、この時期に65歳の誕生日を迎える方が、いらっしゃいます。
予防接種したいのだけど、65歳になれば無料になるとわかっているので、誕生日まで待ちたいのが人情。
でも流行期が迫っているのなら、1日でも早くワクチンを接種したい。

そのせめぎ合いの中で、ちょっとした「裏技」があります。
それは「誕生日前日に年齢が繰り上がる」という民法の規定を利用して、誕生日の前日に接種することです。
たかが1日ということなかれ。曜日や休診日の関係で、その1日が分水嶺になることがあるのです。

以前も似たような状況がありましたが、今日も不安になって、保健所に電話して確認してみました。

保健所は、65歳の誕生日の前日は65歳と見なして定期接種を認めている、とのことです。これでひと安心。
しかし保健所の方が念押しするには、そのような規定をホームページ上で喧伝しないでほしい、とのこと。

つまり、コトを荒立てないでくれ、ということです。民法の規定を厳密に守ったら、混乱を招くからです。
しかし私に言わせれば、混乱を招くような民法の規定自体が、問題なのです。

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ワープロ文書
- 2013/11/24(Sun) -
手首の腱鞘炎に苦しんでいた頃、毎日パソコンで書いている文章の多さが気になっていました。
当時計算してみたら、その文字数は1日あたり約2万字でした。ひと月に約50万字です。

文庫本1冊が10〜20万文字だそうなので、私は毎月、約3冊分執筆していることになります。

もっとも、電子カルテでは「コピペ」を多用しており、すべての文字を手打ちしているわけではありません。
一般にワープロでは、よく使う単語やフレーズは辞書登録してあり、最小限のキー入力で文書を作れます。
例えば当院のMacで「つる」と入力すれば、「つるはらクリニック」に変換されます。

考えてみると、ワープロ(パソコン)というのはずいぶん、文字入力作業の労力軽減に役立っています。
とくに「推敲しやすいこと」は、執筆活動において、手書きに比べて圧倒的に有利なところです。

ところが一方で、文筆家の中には、いまだに手書きで執筆している人もいます。
創作スタイルへのこだわりなんだろうなと思っていましたが、別の意義もあることを最近知りました。

それは「推敲しにくいこと」だそうです。
手書きの場合、頭の中で考えに考え抜いてから、文字にしなければなりません。まさに「一文字入魂」です。

そう言われると私のワープロによる創作活動など、まったく重みがなく、軽薄な感じがしてきます。
サラっと入力して、でも削除して、また打ち込んで、いじくり回して、だんだん変な文章になっていきます。

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ワクチンの色分け
- 2013/11/23(Sat) -
当院でのワクチン接種では、まず接種前の診察時に、被接種者の腕に小さな丸いシールを貼っておきます。
ニチバンの「マイタックシール」というシリーズの、8ミリ径のシールです。
いよいよ接種する段に、このシールを確認しながら剥がし、腕を消毒し、注射をする、という流れです。

ポイントは、ワクチンの種類ごとにシールの色を変えていることです。
例えば、いま毎日のように接種している「インフルエンザワクチン」なら「水色」です。

じつはこの配色は、お役所が決めたワクチンの「テーマカラー」に準拠しています。意味があるのです。

ワクチンの入っているバイアル(薬瓶)のキャップは、そのテーマカラーに着色されて発売されています。
ロット番号を印刷したシールや、パッケージの一部も、できるだけ色を統一するように決められています。
また「予診票」の最下部にも、テーマカラーが帯状に塗られています。
「予防接種ガイドライン」によると、全部で25種類のワクチンに対して、25色が設定されています。

これらはすべて、ワクチンを判別しやすくして、取り違いを防ぐための工夫です。
私はそれに便乗して、テーマカラーと同じ色のシールを腕に貼って、接種間違いを防ごうと考えたわけです。

ただし、ニチバンのシールカラーは全部で12色しかないので、ワクチンの種類より少ないのが難点です。
シールにマジックで書き込みを加えるなどして、やりくりしています。

それよりもいちばん気になるのは、お役所が定めたワクチンカラー自体のセンスでしょうか。

三種混合は「黄色」、不活化ポリオは「白」、それらを混ぜた四種混合は「ベージュ」、中途半端な色です。
二種混合の「若草色」とヒブの「若竹色」や、日本脳炎の「藤色」とロタ(5価)の「紫」の違いも微妙。
小児用肺炎球菌の「青」とBCGの「ブルー」に至っては、まったく意味不明なんですけど。

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大型iPhone発売?
- 2013/11/22(Fri) -
Appleの次期新製品に関する最新のウワサは、4.9インチのiPhoneと12.9インチのiPadでしょうか。
共通するのは「大画面化」です。あくまでウワサですが、可能性はあるとみられています。

大型iPadは、なんとなくその意義や方向性が理解できます。
デスクに置いてBlutoothキーボードを使えば、ほとんどノートPCと同じ使い方ができるからです。
すでにソニーや東芝など各社が発売している、セパレート型の「タブレットPC」と同じことです。

問題は、大型iPhone。感覚的には、あり得ない。

いまのiPhoneのディスプレイサイズは4インチ、ライバルのGALAXY S4が5インチです。
その両者の本体幅は、58.6ミリと69.8ミリ。慣れの問題もありますが、GALAXYはバカでかく感じます。

とくにiPhoneは、ジョブズがそのサイズにこだわっていたことは、よく知られています。
「片手で楽に操作できる道具」であるために、かつては3.5インチのiPhone4のサイズが「最良」でした。
その後、時代の流れによって、Appleの考える「最良のサイズ」は4インチになったわけです。
次が4.9インチになった場合、Appleはどのようにそのサイズの正当性を説明するのか、興味が湧きます。

一方のサムスンは、6.3インチのGALAXY Megaという、もはやスマホとは呼びにくいモノも発売しました。
これは完全に、Appleの美意識やこだわりを逆手にとった戦略とも言えるでしょう。
買う人がいるのなら作る、選択肢は広げる、というのがサムスン流。その結果スマホではトップシェアです。

Appleは、少なくともジョブズ時代は、ジョブズ自身が欲しいモノ・使いたいモノを作っていました。
だからデザインを最優先し、製品の数も徹底的に絞り込んできたわけです。
これからのAppleも、その方針で良いのでは? 変なモノは作らないでほしい。

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Macのウイルス
- 2013/11/21(Thu) -
「Macはウイルスに感染しない」
なんて言ってたのは昔の話。ていうか昔も、OS Xになる前はときどきウイルス感染に悩まされていました。
でもOS Xになって、ウイルスが少ないことは事実なので、感染防御はどうしてもルーズになりがちです。

Macがウイルスに感染しないというのは、ある種「都市伝説」のように語られてきました。
シェアが少ないので、ウイルスを作っても影響が小さく、作り甲斐がない、というのがその理由です。
あるいはまた、MacはWindowsと比べてOSの基本構造が堅牢なのだ、という難しい言われ方もします。

私にOSの堅牢性などよくわかりませんが、少なくとも言えることがひとつあります。
それは、Appleが自社のOSを搭載する製品をすべて把握できていることです。なにしろ全部自社製ですから。
だから、製品に不具合が起きない範囲で、かなり大規模なOSの修正を行うことができます。
Windowsであまり大規模なOSのアップデートを行うと、動かなくなる機種が出てくるかもしれません。

Mac OSでときどき行われるセキュリティーアップデートは、とても重要な更新作業なのです、きっと。
Appleは公表していませんが、OSに標準でウイルス検出機能が備わっていることも、知られています。

所有するウイルス対策ソフトの更新時期が近づいたので、それらのライセンスを一斉に更新しました。
もう10年以上、自分のMacでウイルスを検出したタメシはないのですが、念のため、備えを続けます。

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飲酒検問
- 2013/11/20(Wed) -
仕事を終えて21時半ごろ、いつもの通勤路を車で走っていたところ、珍しく飲酒検問に遭遇しました。
もちろん、なんの問題も起きるはずもありません。が、検問って、なんかイヤですね。心拍数上がります。

現場は、昨年7月の豪雨で水没・破損した、吉原橋の北側の交差点。
抜け道に使われる旧道の要所で、道は細く、暗く、きっと検問にはうってつけの場所なのでしょう。

おりしも今日は「自動車運転死傷行為処罰法」が、参院本会議で全会一致により可決成立しました。
アルコールや薬物や特定の病気の影響による人身事故を、厳罰とする法律です。

この法律が施行されるまでの「猶予期間」のうちに飲酒運転が多発する、と警察が思ったのかどうなのか。
今日という日を選んで検問を実施したのには、今後の取り締まり強化をアピールする狙いがありそうです。

車を止められて私が窓を開けると、「飲酒検問です。ご協力をお願いします」といかにも低姿勢な警官。
それ応じて私も「お疲れ様です」と、ことさらに善良な市民を演じ、和やかな検問が行われたのでした。
でも心拍数は上がってました。これは条件反射なのです。

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充放電アプリ
- 2013/11/19(Tue) -
Appleによれば、iPhoneは500回、MacBook Proでは1000回の充放電で、バッテリーが消耗するそうです。
もちろんこれは、バッテリーを傷めないよう、過充電や過放電に気をつけて充放電した場合の回数です。

パソコンやスマホのリチウムイオン電池は、「継ぎ足し充電」が望ましいということは、前に書きました
電池残量が20%を切ったら充電を開始し、80%を超えたら充電をやめる、というのが私の流儀です。

しかしこれがなかなか難しい。ちょっと油断するとすぐフル充電になってしまうからです。
フル充電状態は、リチウムイオン電池を劣化させます。もちろん、ACアダプタつなぎっぱなしなど論外。

私の鉄則は、Macを充電するのは作業中だけ。不在時や寝ている間にACアダプタに接続するのは厳禁です。
Windowsパソコンには、80%で充電を止める機種もあるそうですが、残念ながらMacにはありません。

さいわいiPhoneには「充電タイマーアプリ」があるので、インストールしています。
ただしこれ、設定した充電容量になるとアラームが鳴るだけ。充電は止まらないので注意を要します。

うっかりフル充電にしてしまった人のために「急速放電アプリ」なんてのもあります。
ただしAndroid用のみ。iPhone用がどうしても見つかりません。ご存じの方はご連絡ください。

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パジャマ
- 2013/11/18(Mon) -
最近の私の平均的な睡眠時間は、5時間半から6時間ぐらい。できればもう少し、眠りたいところです。
時間が短いのなら、眠りの質を高めようと、その方策をネットであれこれ調べてみましたが・・・

「夜は食べ過ぎない」「毎日同時刻に寝る」「寝る前にストレッチする」など、守れそうにないことばかり。
そんな中で目を引いたのは、「パジャマで寝ること」です。これなら実行可能かも。

眠る前にいつも決まった行動をとることで、眠る準備を整えることが、良い眠りを誘うそうです。
これを「スリープ・セレモニー」といって、パジャマに着替えることも、その儀式だという考え方です。

このことを知り、昨日さっそく家人にパジャマの新規購入を要請しました。
仕事から帰ってみるとしかし、買ってあったのは、日頃の部屋着とそっくりな、グレーのスウェット。
これじゃあ部屋着と同じなんですけど。そう苦情を申し上げたら、部屋着にも使えばいいとの返答。

それじゃあ儀式にならないんですけどね。ま、こちらの意図をちゃんと伝えていなかった私が悪いのです。

せっかくなので昨夜は、新しいパジャマを着て寝ました。今朝起きたらもちろん、部屋着に着替えました。
パジャマと部屋着とで、ほとんど違いは無いのですが、着替える動作が大事なのです。儀式ですから。
睡眠の質がどうなったかは、もう少し経過を見てから報告します。

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フォント
- 2013/11/17(Sun) -
このブログの本文は、Macの標準フォントのうちの「ヒラギノ丸ゴシックPro」を使っています。
印刷しても画面に表示させても、読みやすくて優しい印象があるので、私の好きなフォントです。

ところが先日、ふとWindowsで私のブログを見てビックリ。字が読みにくい!(ていうか汚い)
Windows7のInternet Explorerなんですが、表示フォントの「MSPゴシック」が原因のようです。
もう、ギザギザして、昔のドットプリンターの印字を見ている気分です。とくに小さな文字は最悪。

私のブログだけかと思いきや、他のサイトの文字も全部汚い。私の設定ミスなんでしょうか。
Webサイト表示フォントを「メイリオ」というのに変えてみましたが・・・まだダメ。ギザギザです。

どうやらWindowsというのは、ディスプレイ上の見た目についてはあまり気にしていないフシがあります。
あくまで仕事の「結果」優先。画面表示など、作業の途中経過に過ぎないというわけです。

一方でMacは、ディスプレイ上の美しさにひどくこだわっているのが特徴。
こちらは仕事の「過程」も大切に(快適に)したいという考えです。

ジョブズが大学時代(厳密には退学後)に興味を持っていた授業が「カリグラフィー(装飾文字)」でした。
このときの経験が、Macの個性とも言うべき多彩なフォントを与えたことは、ジョブズ自身が語っています。
そしてそれは、Apple製品のデザイン全般にも共通する「美学」にもつながることになったわけです。

Appleの製品は、消費者が見るはずのない内部の基盤の配線にすら、徹底的な美しさを追求しています。
ところがWindowsは、いつも目にするフォントにすら美観を求めてないから、私は好きになれないのです。

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インフルエンザワクチンは効くのか?
- 2013/11/16(Sat) -
インフルエンザワクチンは、満6カ月から接種できますが、0歳児では効果が少ないといわれています。

当院では、0歳児でも接種を希望されれば、保護者の意向を尊重して、なるべく接種するようにしています。
ただし、今年4月以降に生まれたお子さんには、あまりお勧めしていません。
その理由を述べます。

不活化インフルエンザワクチンには、「全粒子ワクチン」と「スプリットワクチン」の2種類があります。
日本では1970年代までは全粒子ワクチンでしたが、その後スプリットワクチンに切り替わりました。

全粒子ワクチンとは、その名の通り、インフルエンザウイルスを丸ごと不活化(無毒化)したワクチンです。
本物のウイルスに対する生体反応と同じように免疫が付くので、ワクチンとしては良く効きます。
ただし、発熱や腕の腫れなどの副反応が起きやすいという欠点があります。

一方でスプリットワクチンは、副反応を減らすために、ウイルスから脂質などを取り除いたものです。
インフルエンザに対する免疫を新たに付けるのではなく、すでにもっている免疫を強める働きがあります。
つまり、過去にインフルエンザに感染したことがある人でないと、スプリットワクチンは効かないのです。

今年4月生まれ以降の赤ちゃんは、さすがに感染歴はないでしょうから、私は接種をお勧めしないわけです。

国が、全粒子ワクチンからスプリットワクチンに切り替えた理由は、副反応を回避したかったからです。
少々効きが悪くても副反応が少ない方がいい、という発想です。
この考え方は、日本のワクチン行政の根底を流れる、基本理念みたいなものでしょう。

さすがに国も、H5N1鳥インフルエンザのワクチンは、全粒子で製造する計画のようです。
全粒子ワクチンの方が良く効くということは、わかっているのです。

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バッテリー上がり
- 2013/11/15(Fri) -
先日転倒するまではずっと自転車通勤で、転んでからは自転車も車も運転しない日が続いていました。
今日、1カ月ぶりぐらいに車(自動車)に乗ろうと思ったら、バッテリー上がりです。そんな予感してました。

対処法は2つ。自分で解決するか、救援を呼ぶか。
ここは当然、前者を選択。JAFを呼ぶなんて、オトコがそんな恥ずかしいことはできません。

家人の車のバッテリーと「ブースターケーブル」でつないで、エンジンを始動することにしました。
ところが肝心のケーブルがない。そうか、被覆が剥がれて危ないので、だいぶ前に捨てたのでした。

あきらめてディーラーに連絡し、近日中に新品と交換することにしました。バッテリーも古かったのです。

ところが夜になって、バッテリー上がりぐらい自分で解決したいという思いが、フツフツと湧いてきました。
ケーブルはハンズマンで買ってくればいい。22時まで開いてるはず。家人にアッシー君を頼もう。
無事エンジンがかかっても、すぐには止めず、しばらくドライブしてバッテリーを充電せねば・・・
あっ、さっきビール飲んだ。

教訓
(1)暗電流(停車中の車の電力消費)をあなどらない。
(2)ブースターケーブルを完備せよ。しかも被覆の厚いやつ。
(3)ビールを飲む前に、何か忘れていないか考えよう。
(4)JAFはすぐ呼べ。

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明晰夢誘導装置
- 2013/11/14(Thu) -
画期的な装置だと思っていたところが、急転直下・・・ややこしい話なので、順を追って書きます。

(1)明晰夢
睡眠中に夢を見ている途中で「あっ、これは夢だな」と気付きながらも、まだ見続けている夢のことです。
私もときどき見ます。しかし「明晰夢(Lucid Dream)」という呼び方は、最近になって知りました。

(2)Kickstarter
不特定多数の出資者から資金をネットで調達する、いわゆる「クラウドファンディング」のひとつです。
映像や音楽や特殊技術製品など、クリエイティブなプロジェクトに特化しているのが特徴だそうです。

(3)LUCI
睡眠中の脳波を解析してイヤホンから話しかけ、明晰夢を誘導する、ヘッドバンド型の近未来的な装置です。
量産化に向けてKickstarterで資金募集を開始したことが、先月話題になり、私も大いに興味を持ちました。

(4)詐欺
LUCIに対してはKickstarterでの人気は高く、目標額を大きく上回る36万ドルの出資が集まったとのこと。
ところが一昨日、募集が突然打ち切られました。どうやらLUCIは、詐欺だった可能性が高いそうです。

だいたい、夢に介入して、それを夢だと気付かせ、さらに続きの夢を見させようなんて、夢みたいな話です。
ホントに実現したら面白いですけどね。

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小泉氏の脱原発論
- 2013/11/13(Wed) -
小泉元首相が「脱原発」を主張しています。
放射性廃棄物の最終処分場を日本には作れない、と言うのがその理由です。

一方で安倍政権は「原発ゼロではエネルギーが不足する」と、目の前に差し迫った問題を重視する立場です。
放射性廃棄物は、冷却も兼ねて六ヶ所村などに一時保管されていて、処分問題の先延ばしが続いています。
しかし、いつかは最終処分場を無理矢理どこかにつくらなければなりません。

稚内近くの町で、その最終処分のための研究施設が建造されつつあり、「封印実験」が始まるそうです。

外国の事情はどうなんだろと、Wikipediaなどを覗いてみましたが、意外とどの国も苦労しているようです。
米国では、試験施設はありますが、本命の最終処分場は、地元の反対等が続き建造計画は凍結されています。
フランスはまだ、試験施設を建造中。貧しい村に巨額の助成金が入り、住民の賛否も二分しているとのこと。

これらの原発大国は、日本よりも広大な国土を有しているというのに、この始末です。
国土が狭い割に人口が多く、しかも福島の事故を経験した日本で、最終処分場の建造が果たして可能なのか。
建造可能な国があるとすれば、住民の反対を押し切れる、ロシアとか中国ぐらいでしょう。

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自動ブレーキ車
- 2013/11/12(Tue) -
自動ブレーキ車の体験走行中に、車が止まらずマットを突破してフェンスに激突する事故が起きました。
運転者の頸椎捻挫と助手席の人の右腕骨折を考えると、かなりの衝撃(スピード)だったのでしょう。
マットとフェンスの間に、人がいなかったのが幸いでした。

詳細はまだ明らかにされていませんが、車は止まるどころか加速していたのではないかと、私は推測します。
自動停止を待ちきれず、運転者が自分でブレーキを踏もうとして、間違えてアクセルを踏んだ可能性です。

試乗者は、走行前に係員からきっと、こう言われていたはずです。
「車は必ず自動的に止まりますから、決してブレーキを踏まないでください」
そう言われても、目標が近づくとやはり怖い。怖いけれども、車を信じて走り続けなければなりません。
自動ブレーキ車の体験走行とは、ある意味「チキンレース」なのです。

まさか自動停止する前に、怖くて自分でブレーキを踏んでしまうなんて、みっともないマネはできません。

うっかりブレーキを踏まないように、走行中の右足はアクセルの上に乗せっぱなしになります。
しかしどうしても恐怖心に勝てなくなり、思わずその右足を踏み込んでしまった。私の推測はこれです。

事故防止のためには、自動ブレーキ体験は、シフトをニュートラルにして慣性走行で行うべきだと思います。

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落書き
- 2013/11/11(Mon) -
ラッパー「エミネム」の、高圧洗浄プロモーションが話題になっていますね。じつに面白い。
彼の名前で型抜きした板を、街の道路や壁に当て、高圧洗浄機で文字の形に「洗浄」するというものです。
そこにはあたかもロゴをペイントしたかのような、広告ができあがります。いやあ、アイデアですね。

でも法的にはどうなんでしょうね。不法に道路を変色させた、なんて言いがかりをつけられるのでしょうか。

洗浄機ではなく、スプレーペイントで道路や公共建造物の壁に文字や絵を描くのは、もちろん違法行為です。
私邸のブロック塀や、店舗のシャッター等に落書きしてもいけません。

落書きはなるべく早く消さなければならず、そのためには、手間と費用がかかります。
それを補償してくれるのが、通常の保険よりも補償対象が広い「店舗総合保険」という火災保険です。
当院でもこれまでに、車の衝突によるフェンスの損壊を、この保険で補償してもらいました。

火災のほかに「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊等」による被害を、補償してくれるのです。

スプレーペイントによる落書きは、このうち「飛来物」に該当するので、被害を補償してもらえるそうです。
同じペンキでもハケで塗られると、飛来物とみなすかどうかは、保険会社によって解釈が分かれるとのこと。
マジックによる落書きは、明確に「補償対象外」のようです。でも、マジックを投げつけた場合はOKかも。
当院に落書きする方がおられましたら、念のためスプレーペイントでお願いします。

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消防検査
- 2013/11/10(Sun) -
福岡の整形外科医院の火災事故を受けて、熊本市消防局による医療機関への立ち入り検査が始まりました。

当院は無床診療所なので、避難誘導経路等も単純なものですが、防火の備えは大事です。
さいわい、院内で火気を使用する場所はなく、屋外にガス給湯器があるのみです。
しかし、電気製品や配線回りからの出火の可能性等は、考慮しておかなければなりません。
今回の立ち入り検査も、コンセント周辺のチェックなどが、主な目的のひとつだったようです。

約束の日時に、制服姿の消防署員(消防士?)が二人やって来ました。一人は女性でした。

そのときハッと思い出したのです。院長室を片付けていなかった、と。
おりしもその日は、出勤中に自転車で転び、やっとの思いで職場にたどり着き、服は脱ぎ散らかしてました。
もともとあまり片付いていない院長室ですが、その日に限って、過去最大級の乱れ具合だったのです。

そのことを知ってか知らずか女性消防士は、当院の図面を見ながら「まず院長室から見せて下さい」と。
これがマーフィーの法則なのでしょう。物事というのは、こういう巡り合わせになるのです。

院長室のドアを開けると、そこには目を覆いたくなるような惨状がありました。
さすがに消防士も「タコ足配線には十分ご注意下さい」と言うのがやっとでした。
それに対して私は「今朝自転車で転んだものですから」と意味不明の返答をしたのでした。

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TV録画と著作権
- 2013/11/09(Sat) -
HDDレコーダーは、気軽にTV番組を録画できるので便利ですが、うっかりしているとすぐ満杯になります。

さいわい最近は、外付けHDDをUSB接続して、録画容量をどんどん拡張できる機種が増えました。
おまけにパソコン用のHDD装置が使えるので、価格がすごく安くていいですね。
わが家のリビングのテレビも、内臓の1TBでは足りず、2TBの外付けHDDを2台、接続しています。
合計5TBの容量があると、計算上は約500時間ほどの録画が可能です。が、それもやがて満杯になります。

新たに番組を録画するためには、録画済番組の一部を断捨離して、スペースを作らなければなりません。

そんなある日のこと。テレビが故障しました。もう何度目かの故障ですが、今回はかなり重症。
メーカーに送って修理した結果、メイン基盤の交換となり、内臓HDDの初期化を余儀なくされました。
まあそれは、覚悟してましたが、ところがなんと、外付けHDDまで初期化しなければならなくなったのです。

著作権保護のため、テレビと外付けHDDはヒモ付けされてしまいます。
そのHDDに録画された内容は、元のテレビでしか再生することができない仕組みです。
悲しいかな、メイン基盤を交換したテレビはすでに、元のテレビにあらず。
そういうわけで、数百時間に及ぶいつか観るかもしれない映画やドラマは、強制的に断捨離と相成りました。
どうにかなりませんかね、この著作権管理システムは。

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X線CT検査
- 2013/11/08(Fri) -
一昨日のことがあったので本日、念のため、頭部X線CT検査を受けました。頭の断面を撮影する検査です。
この数年、何度かMRI検査を受けたことはありますが、CTは久しぶり。正味の検査時間は3,4分程度でした。

それにしても、CT装置はどんどん進歩しています。
研修医の頃、当直のバイト先の病院で、ときどきCT検査をしていましたが、撮影に1時間かかりました。
当時のCTは、断層画面を1枚撮るのに何分もかかり、おまけに1度に1断面しか撮れないものでした。
しかしその後、1断面を撮る時間がどんどん速くなり、しかも1度に複数の断面が撮れるようになりました。

いま最新の装置は、1断面を0.275秒、1度に320断面が撮れるという、桁違いの高性能となっています。
これによって、たとえば心臓の精密なCT検査が可能となり、応用が広がっています。

今日私の検査結果は、さいわい「異常なし」でした。
ただしこれは、急性期の病変がなかったというだけであり、今後まだ注意が必要です。

頭蓋骨内のどこかから、ごくわずかに出血があり、それがジワジワと溜まってくる場合があります。
外傷の1カ月後とか、遅い場合は数カ月後とかの、忘れた頃に発症する「慢性硬膜下血腫」という疾患です。
症状は、頭痛や麻痺やボケ症状です。数カ月以内に、私が訳のわからないことを言い出したら要注意です。

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ペンライト
- 2013/11/07(Thu) -
口腔内を診察するときには、ペンライトで咽頭部などを照らします。
かつては白熱電球のものを使っていましたが、電池が消耗してすぐ暗くなるので、LEDに変えました。
LEDの白い光にはなかなか慣れませんでしたが、なにしろ明るく、電池がいつまででも持ちます。
たまに白熱電球を使うと、暗くて黄色くて、咽頭部の発赤がひどく強調されて見えるような気がします。
LEDは輝度が高いので、光が目に入らないように注意しなければなりません。

目に入るともっと危険なのがレーザー光です。
ペンライトとして使うことはあり得ませんが、学会などのプレゼンで、ポインターとしてよく使われます。
レーザーポインタが普及し始めの頃は、よくこんな危険なモノが市販されたものだと、驚いたものです。

何年か前に、自宅の室内工事をしてもらったとき、業者の人が使っていたのは、レーザー式の水準器でした。
壁にレーザー光の水平線がビーッと描かれ、こりゃすごいと思いました。
その後どうしても欲しくなって、ハンズマンでレーザー水準器を買いました。安くて小さいヤツですけどね。

スイッチを入れると、壁に水平線や垂直線が、赤く描かれます。感動的です。
ただし、小さな器械から広くレーザーを放つので、その器械本体の水平度の調整がきわめて重要です。
よくある気泡式の小さな水準器が付いていますが、これがアバウトなんです。
なのでアバウトな本体から出たレーザービームにも、いまひとつ信頼が置けません。
もっとちゃんとした器械を買えば良かった。安物を買うと、いつもそこに行き着きます。

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自転車で転ぶ
- 2013/11/06(Wed) -
久しぶりに、自転車で転倒しました。
今朝6時20分頃のこと。豊後街道から左折して東部中学校の方に向かう、その交差点が現場です。

通常は、歩道上を左折するのですが、今朝はそのコーナー部分で別の自転車の男性が信号待ち中でした。
やむを得ず、角のガソリンスタンドの敷地内をショートカットしたのですが、それが大間違い。

ガソリンスタンドって、境界線部分になぜか、7,8cm幅ぐらいの深い溝がありますよね。
その溝の上を通るときは、タイヤがはまり込まないように、直交に近い角度で通過するのが原則です。
ところが今朝に限って、浅い角度で通過してしまったのです。それには理由があります。

武蔵塚方面からずっと下り坂で、ペダルを踏まずに快走して来たものだから、減速したくなかったのです。
だからスムーズなカーブを描きながら、ガソリンスタンドの敷地を通り抜けようとしたのです。

溝にタイヤがはまり込んだその瞬間、慣性によって私のカラダだけが、歩道の上に放り出されました。
右の顔面と両手と脇腹と右膝を、全部同時に打撲・擦過しており、ダメージが分散されたのが幸いでした。
とっさに受け身をした両手には、先週ゼビオで買ったばかりの厚手の手袋をしていたのが、また幸いでした。

顔面の擦過傷と腫れは、今後数日間にわたって続くと思われます。さらに明日以降はひどく変色しそうです。
パンダのようになると思いますが、ご了承ください。

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HDD完全消去
- 2013/11/05(Tue) -
リース切れで返却(廃棄)する予定の5台のMacに対して、そのデータを消去する作業を順次行っています。
以前、故障したMacを修理に出すときに、データの機密をどのようにして保持するか悩んだことがあります。

さいわい今回は故障してません。なので消去用ソフトの入ったCD-ROMを使うことができます。
Macの場合どうやら、OS標準のディスクユーティリティが、いちばん簡単で確実のようです。

通常の方法で「HDDの初期化(フォーマット)」を行っても、データは消えないことぐらい知っています。
初期化操作というのは、ファイルの「番地」を消去しているだけだからです。
ファイル復元ソフトを使えば、簡単に復元できるので、初期化しただけでは廃棄できません。

そこで「データをゼロ消去」というオプションがあります。データ部分に“0”を上書きするわけです。
これで十分と思いきや、このような規則的データの上書きでは、残留磁気からデータが復元できるそうです。

それならば「7回消去」とか「35回消去」というオプションがあります。しつこく上書きするわけです。
まあ7回で十分だろうと考えて、今回は7回消去を選択。完了まで5時間もかかりました。
35回消去の方を選ばなくてよかった。

今回行った7回消去法は「DoD 5220.22-M仕様」といって、固定値と乱数とで交互に上書きするようです。
米国防総省(DoD)の消去基準に合致しているそうですが、NSAだけは復元できる仕様だったりして。

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予防接種の注射針
- 2013/11/04(Mon) -
インフルエンザの予防接種が、ピークを迎えつつあります。
有用性はわかっていても、注射は痛くてみんな嫌いです。大人は顔をしかめ、小さな子は大泣きします。
その痛みを分析してみると、3段階あると思います。
(1)注射針で皮膚を刺す瞬間の痛み
(2)薬液が体内に注入されるときの痛み
(3)接種後の痛み

一般に注射をするときは、投与経路や薬液の量とその注入スピードなどによって、注射針の太さを選びます。
大量に静脈注射する場合には太い針が必要ですが、たかだか0.5mlのワクチンの皮下注射なら細くても十分。
なので通常予防接種に使っているのは、細くて先端が尖っている注射針です。

問題は「プレフィルドシリンジ」と呼ばれる、「ワクチン充填済み注射器」が増えていることです。
プレフィルドシリンジに装着されている針は、概して太くて先が鈍いのです。とくに輸入モノがひどい。
ヒブワクチンと不活化ポリオワクチンは、ともにフランス製。フランス人は痛みに強いのか鈍感なのか。

細くて尖った針は、皮膚を押さず、細胞のすき間に割り込むような感覚で、サクッと入っていきます。
ところが太くて鈍い針は、皮膚をなかなか貫通せず、しばらく突き続けた後に、ブスッと刺さる感じです。

ちなみに注射が怖いのは(1)を想像するからですが、実際には(2)や(3)の方が痛むかもしれません。

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芝エビ問題
- 2013/11/03(Sun) -
阪急阪神ホテルズに始まった「メニュー偽装」問題。妙な広がりを見せてますね。
とくに「芝エビ問題」では、中華料理人と一般市民との認識のギャップが明確になりました。

出崎社長は会見で「誤表示」だったと釈明しましたが、芝エビの件だけは料理担当者に説明をさせました。
その中国料理総料理長の大石氏曰く「中国料理の世界では、芝エビは小エビの総称という認識だ」と。
そんな一般市民が納得しそうにない説明をしたくなかったので、社長は大石氏にしゃべらせたのでしょうか。

会見を見ていて、なんじゃそりゃ、っていうのが私の第一印象。そんな詭弁が通用するのか、と。
ところがその後、あちこちのホテル等の料理担当者が同様の認識であることが、徐々にわかってきました。
どうやら大石氏が説明したことは、中華料理の世界での共通認識だったようです。

この一件を受けて日本中国料理協会は「消費者との認識のズレがあるので改める」と発表しました。
日本中国料理協会って、どうゆう組織なのか調べてみたら、会長はあの陳建一氏じゃないですか。

大石総料理長は、内定していた黄綬褒章の受章を辞退したそうですが、あの会見が原因なら残念な話です。
だって彼は、中華料理人の共通認識を、国民に説明しただけですから。
それだったら、今回黄綬褒章を受章した陳建一氏はどうなりますか。

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新ワクチンのジレンマ
- 2013/11/02(Sat) -
子どもの定期予防接種のひとつ「小児用肺炎球菌ワクチン」が、今月から新ワクチンに変わりました。

高齢者では肺炎を引き起こす肺炎球菌ですが、乳幼児では髄膜炎などの重症感染症が問題となります。
肺炎球菌には多くの「型」があり、そのうち7つの型に有効なのが、従来の小児用ワクチン「PCV7」です。
日本では平成22年に発売されて任意接種が始まり、今年4月からは定期接種となりました。

ところが最近、小児の重症肺炎球菌感染症でいちばん多いのは、PCV7に含まれていない型の菌が原因です。
これは当然のことで、7つの型の感染症が減ったので、残りの型の肺炎球菌が目立ってきたというわけです。
そこで、さらに6つの型に有効な抗原を加えて、7+6=13の型に効くようにしたワクチンが「PVC13」です。

11月1日から、PVC13が定期接種に導入されると同時に、PCV7は廃止されました。一斉切り替えです。
接種回数はこれまでと同じで、全部で4回。接種を始めた月齢によっては、接種回数が減ります。
すでに途中までPCV7を接種してきたお子さんは、残りの回数分だけ、PVC13 を接種することになります。

PCV13は、より広範囲の肺炎球菌をカバーできるので、PCV7よりも明らかに優れたワクチンです。
11月からのPCV13の導入がわかっていたら、PCV7なんて接種せずに待ちたいと思った人もいるでしょう。
これが「接種控え」です。接種控えによって、免疫獲得時期が遅れるため、感染のリスクは高まります。

厚労省もメーカーも医療機関も、PCV13の導入計画はおろか、その存在の公表もこれまで控えてきました。
接種控えを防ぐためとは言え、新ワクチンのことを知らせないのが本当に正しいことだったのか。
ワクチンが改良されるとき、いつも同じジレンマを感じます。

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映画「JOBS」
- 2013/11/01(Fri) -
邦題は「スティーブ・ジョブズ」。ジョブズ没後初の「ジョブズ映画」が、本日から公開されています。
封切り初日、しかも初回上映を観るのがApple信者でしょう。
偶然今日は休日(休診日)。しかも近所の映画館は毎月1日が1000円デー。これは観に行くしかありません。

万全を期して、あらかじめネットで座席予約をしてみると、私を含めてまだ4人しか予約していない状況。
熊本のApple信者って、こんなもの?
ためしに渋谷の映画館の予約状況を見ると、上映時間帯によっては、満席に近い状況でした。むむむ。

(以下、ネタバレだらけです)
まず、サクセスストーリーを期待したら、がっかりします。あと一歩、カタルシスの得られない映画です。
Appleを立ち上げてから追放されるまでの話がほとんどで、Appleに復帰した後の話はごくわずかなのです。
ジョブズ復帰後のAppleの快進撃は皆さんご存じでしょうから、あえて描いてませんよ、ということなのか。

悩める偏執狂としてのジョブズの描写は面白い切り口なのに、ツッコミが甘く、中途半端感は否めません。
でもジョブズでなければ、この十数年間のApple製品群は生み出せなかっただろうと、感じさせる映画です。
あと、昔からのMacファンにとっては、懐かし映像のオンパレードで、十分に堪能できます。

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