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OSの最新版導入
- 2014/09/30(Tue) -
iPhone 6と共にリリースされたiOS8の不具合は修正され、最新版「iOS8.0.2」は安定しているようです。
私も今回ばかりは1日だけ模様眺めをしていましたが、安全を確認してインストールしました。
そして、やっと騒動が落ち着いたかと思ったら、Appleは旧iOS「iOS7」のサポートを打ち切りました。

新しいOSの方が良いに決まってるのだから、ユーザーはみな最新のOSを使いなさいと、そういうことです。

こういう風に、常に最新のOS利用をユーザーに迫るやり方は、良くも悪くも、Apple流です。
Mac用のOS(OS X)でも、Appleは比較的あっさりと、旧バージョンのサポートを打ち切ってきました。
自社のOSを使う端末が自社製品だけなので、そのような、言ってみれば少々勝手なことが可能なのです。

おかげでアプリも旧バージョンは淘汰されていき、Apple製品の使い勝手に統一性がとれやすくなります。

新バージョンのOSには今回のようにバグを伴うリスクがあるので、すぐ導入するかどうかは、人それぞれ。
これはちょうど、新製品についての「ロジャーズのモデル」を当てはめることができそうです。すなわち、

(1)イノベーター   :「あっ、新バージョン出た!それ行けっ!」
(2)アーリーアダプター:「新バージョン出たね。インストールしとこう」
(3)アーリーマジョリティー:「なんか良いらしいね。バージョンアップしようかな」
(4)レイトマジョリティー :「えっ、もうみんな使ってるの?マジ?使いやすい?」
(5)ラガード     :「旧バージョンで、何か問題でも?」

私は(1)です。別名「人柱」。今回、i0S8.0.1をインストールし損ねたのは、不幸中の幸いでした。

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マッサン始まる
- 2014/09/29(Mon) -
NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」が、今日から始まりました。
ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝夫妻を描いた物語であることは、先日も書いた通りです。

ドラマでは、主人公の名前は竹鶴政孝ではなく亀山政春になっています。鶴のかわりに亀ですか。
のちに登場する予定の寿屋の鳥井信治郎は、鴨居商店の鴨居欣次郎らしいです。鳥井のかわりに鴨居です。

今日は初日なので、録画しておいて帰宅後に見ました。さてこれからどのように話が進むのか、楽しみです。
今後は土曜日のBSの再放送を録画して、1週間分ずつ、まとめて見ることにしよう。

ニッカウヰスキーは今年7月、創業80周年を迎えたそうです。
私は日頃、国産ウイスキーはあまり飲まないのですが、先日、ニッカの「竹鶴」と「鶴」を飲んでみました。
これが、旨い。「鶴」という文字にも、私の場合、なじみがある。1本買ってみようかな。

とか思っていたら、すごいのが出ましたね、ニッカ80周年記念ウイスキー、その名も「ザ・ニッカ40年」。
数量限定で明日発売。1本50万円(税抜)。どんな味なんだろ。誰かが買ったら、1杯だけ飲ませてほしい。
ニッカの熱烈なファンなら、これを毎晩飲むのでしょうか。「ザ・日課」とか言って。

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4次元宇宙
- 2014/09/28(Sun) -
「宇宙はどのように始まったのか」 これはいつまでたっても、史上最大級の疑問でしょうね。

「ビッグバン」によって宇宙ができて、しかも膨張し続けている、という理屈で、以前は納得してました。
「インフレーション理論」がその後登場し、ビッグバンのその前の、宇宙の始まりの瞬間が説明されました。

それによると、「特異点」とよばれる1点から、宇宙が始まったことになっています。
点なので体積は無限に小さく、その中に宇宙の元がギュウギュウに詰まっているので、密度は無限大です。
この点が急激に膨張(インフレーション)し、ビッグバンを経て、今の宇宙が出来上がったというわけです。

では、その最初の特異点の周囲には何があったのでしょう? 無、ですか?
これは「宇宙の外側には何があるのか?」にも匹敵する、一般人が考えてはならない疑問でした。

ところがついに、この疑問に答える、驚きの新説が登場しました。それが「4次元宇宙」だそうです。

その4次元宇宙の中で、われわれの3次元宇宙が始まったらしいのですが、その詳細は私には理解不能です。
簡単に言えば、こういうことでしょう。とある宇宙の片隅で、150億年前に、われわれの宇宙が誕生したと。

つまり、われわれの宇宙誕生など、4次元宇宙の中で起きた小さな出来事にすぎないと、そういうわけです。

なんていいますか、ホントのホントの宇宙の始まりの解明が、先延ばしされたような印象がぬぐえません。
では4次元宇宙はどのようにして始まったのか。その疑問は、しばらくタブーなんでしょうかね。

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御嶽山噴火
- 2014/09/27(Sat) -
御嶽山が、今日の昼前に噴火しました。複数の登山者が重傷を負ったようです。
今月に入って火山性地震が増加し、注意喚起はなされていたものの、今日の噴火は予想できませんでした。

地震とは異なり、限られた場所で起きる火山噴火ぐらい、予知ができるようになってほしいものです。

思い出すのは3年8カ月前。新燃岳が噴火したことを、ブログに取り上げたことがあります。
噴火はしばらく続き、少し落ち着いたかなと思った頃に、東日本大震災が起きました。
あとで考えたら、地震の前兆として噴火が起きたのではないかと、そのようにも思えるタイミングでした。

それならば、首都直下型地震の前兆は、おそらく富士山噴火であろうと、そのような話も飛び出しました。
このたびの御嶽山の噴火が、何かの予兆なのか、そうでないのか。それは後になってから、わかることです。

身近な山で言うなら、世界ジオパークに認定されたばかりの、阿蘇があります。これも巨大な火山です。
私のサイクリングコースなので、もしも噴火の兆候があるときは、早めに教えて欲しいものです。

ところで、阿蘇(ASO)の語源は、アイヌ語の “a-so(燃える岩、火を噴く山)” だという説があります。
あるいは南洋の、 “aso(煙)” から来ているという説もあります。
同じく火山の浅間山(ASAMA)とも、最初の2文字 “AS” が共通しており、同語源ともいわれます。
この “AS” がまた、英語の “ASH(灰)” と同根、という説もあって、ますます興味深いですね。

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iOSの不具合
- 2014/09/26(Fri) -
iPhone 6/6 Plusの売れ行きが、昨年のiPhone 5s/5cの1.5倍ペースとのこと。それはまあ、いいとして。
残念なニュースは、搭載されているiOSの不具合が続いて、ドタバタしていることです。

新しいiOS「iOS8」は、iPhone 6/6 Plusの発売よりも1日だけ先行して、9月18日にリリースされました。
これによって、iPhone 5sなどの従来機種に、真新しいOSを導入することができるようになったわけです。
新しもの好きなら、さっそくインストールして、iPhone 6の気分だけでも味わうことが出来る仕組みです。

ただし私は、2年前の苦い経験があるので、iPhone 5sにiOS8をインストールすることは、見合わせました。

案の定、細かいバグがいろいろ見つかりましたが、幸い、致命的なものではありませんでした。
私が購入したiPhone 6 Plusにも、その「iOS8.0」が搭載されていますが、とくに支障なく使えています。

ところが、バグを修正した「iOS8.0.1」が、昨日未明にリリースされましたが、これがむしろ致命的でした。
iOS8.0.1では、電話が使えなくなってしまったからです。これはもう、あってはならない最悪の不具合です。
公開からわずか1時間半で、このアップデートは取り下げられてしまいました。

最新版が出て1時間半以内に飛びついた熱心な人だけが、この被害に遭ってしまったというのも、皮肉な話。

Appleは早くも本日、修正版の「iOS8.0.2」をリリースしました。
しかしこれでもまだ、一部に不具合の報告が出ているようなので、私はしばらく模様眺めとします。

iOS8は新機能を盛り込みすぎなのか、開発チームに問題があるのか、Appleの焦りすら感じてしまいます。

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液晶保護フィルム
- 2014/09/25(Thu) -
iPhone 6 Plusが曲がってしまったという報告が相次いでいますが、私は気にしていません。
フレキシブルなスマホなんだと、前向きに考えましょう。でも、ズボンのポケットには入れないでおこう。

iPhoneの液晶保護フィルムは、貼り付けない主義です。理由はいつくかありますが、
(1)画面の鮮明さが失われる
(2)指のすべりが悪くなる
(3)フィルムに傷が付きやすい

iPhoneに使われている、コーニング社の「ゴリラガラス」は、硬貨やカギやナイフの刃よりも硬いのです。
普通の使用では傷つきません。iPhone 6の「ゴリラガラス3」では、さらに硬さがパワーアップしたとか。
それならばフィルムを何も貼らず、画面が鮮明で使用感の良い方がいいにきまってます。

ただし問題は、屋外での使用です。砂の中に含まれている石英は、ゴリラガラスよりも硬い、モース硬度7。
自転車に装着して長時間走ると、石英の粒が付着する可能性があります。これはマズイ。

ではどうする。保護フィルム派の軍門に下るか、傷つくのを覚悟で主義を貫き通すか。
大丈夫です。テザリングがあります。iPhone 6 Plusの子機として、iPhone 5sを使えばいいのです。
電話機としては使えなくなってしまった5sですが、Wi-Fi環境下では問題無く使えます。しかもタダ。

5sを自転車ハンドルに装着し、親機の6 Plusはバッグに入れとけば、インターネット接続OKです。
砂埃の中を走っても、5sが文字通り泥をかぶってくれるので、6 Plusは汚れません。
6 Plusと並べてみると、ずいぶん小さく見える5sですが、まだまだ使えるかわいい弟分です。

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令状のカナリア
- 2014/09/24(Wed) -
「令状のカナリア」 小説のタイトルにもなりそうな、趣と含蓄のある言葉がいま、一部で話題です。

米国愛国者法の規定では、米政府はあらゆる企業に対して、捜査に必要な情報を提出させることができます。
AppleやGoogleなどのIT企業は、政府の要求に応じて、利用者の個人情報等を提供する義務があります。

政府は秘密裏に情報を要求し、企業は黙ってそれを提出し、政府の要求があったことすら公表できません。
テロ対策とはいえ、米国政府のやることは実に徹底しています。映画やドラマは誇張ではないわけです。

これに対抗して、Appleが昨年講じた策が、“Warrant canary (令状のカナリア)” とよばれるものでした。
具体的には、昨年11月5日付のAppleの「透明性レポート」の末尾に付け加えられた、次のような文章です。

「Appleは米国愛国者法第215条に基づく命令を一切受けていない。かかる命令が下れば、当社は断固戦う」

この文章が、その後のレポートから消えることがもしあれば、それは政府からの要求があったことの証です。
何も語らないことによってある事実を語る、というこの戦術を、令状のカナリアと呼ぶそうです。うまい。

炭鉱において、有毒ガスの早期発見のための警報として使われるカナリアを「炭鉱のカナリア」といいます。
カナリアの鳴き声が止まったら危険のサイン、というわけです。

そしてこのたび、Appleの透明性レポートから、先述の文章すなわちカナリアが消えたと報じられました。
政府からの要求があったとは一言も語らずして、それを世間に知らしめたわけです。

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アイヌと琉球民族
- 2014/09/23(Tue) -
「新空港完成」という言葉を耳にしたので、ふとTVニュースを一瞥して、腰を抜かすぐらい驚きました。
画面に示された地図はなんと、沖縄じゃないですか。あろうことか、プーチン大統領が建設を指示したと?

よく見ると、択捉島の地図だったんですけどね。それにしてもまあ、沖縄本島と択捉島って、形が似てる!
週刊文春の「顔面相似形」という企画を思い出しました。

「エトロフ」とカタカナで書けば、明らかにロシア語風。ペトロフとかサハロフと同じ語尾です。
念のためネットで調べてみるとしかし、エトロフの由来って、アイヌ語じゃないですか。
「エト(ゥ)・オロ・プ」で「岬・ある・所」という意味だと、あちこちのサイトに書いてあります。

択捉島のみならず、千島列島も北海道も、もともと住んでいたアイヌの言葉の影響が地名に残っています。
「江戸(えど)」の由来も、アイヌ語の「エト」である、という学説もあるぐらいです。
昔の江戸は、日比谷入江が入り込んで「江戸前島」という岬(先端は新橋付近)が突出していたとのこと。

日本人は、旧石器時代から住んでいた原住民と、弥生時代にやって来た渡来人との混血と考えられています。
原住民とはいえ、元々はユーラシア大陸(またはムー大陸)からの移住者です。これがいわゆる「縄文人」。
渡来人の多くは、春秋戦国時代の中国などから渡ってきた人たちでしょう。これがいわゆる「弥生人」。
北海道と沖縄は、地理的に渡来人の流入が少ないので、原住民(縄文人)が多く残っているとされています。

なのでアイヌと琉球民族が、よく似た風俗をもっていることは、実は不思議でも何でもないのですね。
択捉島と沖縄本島の形が似ているのは、まあ偶然でしょうけど。

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不正送金ウイルス
- 2014/09/22(Mon) -
某銀行から、インターネット・ビジネスバンキングへの「ワンタイムパスワード」導入の通知が届きました。
「ID・パスワード方式」とは異なり、ワンタイムパスワードは、原理的にはハッキング不可能な方式です。
何らかの方法で盗み取ったとしても、パスワードが刻々と変わるので、次に使うことができないからです。

と思っていましたが、そのワンタイムパスワードもついに破られたと、最近報じられました。その手口とは、
「パソコンをウイルスに感染させて、銀行の偽サイトに誘導し、その画面にパスワードを入力させる」
基本的にはこれだけ。そのパスワードの有効時間以内に、サクッと不正送金を行ってしまえばいいのです。

いやあ、コロンブスの卵というか、そんなに簡単な方法で、鉄壁と思っていたパスワードが破られるとは。
厳密にはパスワード自体を破ったのではなく、パスワードを入力するサイトを偽造したわけです。

では、目の前の画面が真正の銀行サイトであるのかどうか、それを絶対確実に判断する方法はあるのか。
あります。私、いい方法を思いついたのです。名づけて「相互ワンタイムパスワード方式」。

(1)ログイン後、利用者はまず、ワンタイムパスワード要求ボタンをクリック
(2)銀行がパスワードを表示し、利用者はそれを見て、その銀行サイトが真正であることを確認
(3)利用者は、その次のサイクル以降のワンタイムパスワードを使って、インターネットバンキング

ここでミソは、銀行側が表示したパスワードを、利用者が使うことはできないこと。
ね、いい方法でしょう。銀行の方にはぜひご一考を。

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iPhone 6届く
- 2014/09/21(Sun) -
「iPhone 6 Plus」が届きました。インターネットで予約して、自宅受取にしたものです。
予約したときに表示された申込時刻は、9月12日の16時00分46秒でした。
土壇場になって、iPhone 6にするかiPhone 6 Plusにするかを躊躇してしまい、十数秒ほどムダにしました。
あそこで悩んでなければ、iPhoneの到着は昨日だったかもしれませんが、そこはまあ、いいでしょう。

本日昼、佐川急便で職場に届きました。早速いわゆる「開封の儀」を執り行いました。つまり写真撮影です。
極めて完成度の高い作りに感動します。しっかしデカい。やったら薄い。そのうち慣れるんだろうか、心配。

宅配便でiPhoneを受け取ったものだから、さまざまな設定作業はすべて、自分で行わなければなりません。
頼みの綱はソフトバンクのサイトです。説明は丁寧。流れをざっと書くと、以下の通り
(1)USIMカード取り付け
(2)電話機切り替え手続き
(3)アクティベーション

仕事を終えて帰宅後、作業開始。問題は(2)の切り替え手続きなんですが、なぬ、受付は20時半まで?
ああもう時間が無い、官兵衛も始まるし。てなわけで、作業は明後日の休診日に延期です。

それにしても、薄すぎて、テーブルに置いた状態からつかみにくい。今のところ、それが最大の難点かな。

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iPhoneと中国人
- 2014/09/20(Sat) -
iPhone 6」は昨日、世界に先駆けて日本で最初に、発売が開始されました。
て書くと仰々しいですが、時差の関係で、日本での発売が他の国よりも先行したというオチです。

日付的には世界同時発売です。とは言っても、9月19日に発売できたのは、一部の国に限定されていました。
米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、香港、それに日本です。
一方で中国や韓国は、初回発売国には選ばれていません。9月26日の第2次発売国からも漏れたとのこと。
その理由について、ここで書くと長くなるので割愛です。

さて、相も変わらず、発売を待つ行列が報じられていましたが、今年は少々異様な雰囲気だったようです。
全国のアップルストア前に、大勢の中国人(またはその代理を努める日本人)が並んでいたからです。

初回発売国になれなかった中国では、富裕層などの高い需要を背景に、iPhone人気が過熱しているそうです。
そこで、中国でも使用可能な「SIMロックフリー」版のiPhone 6を、日本で大量購入しようというわけです。
新発売と同時にSIMロックフリー版がアップルストアで発売されるのは、今回が初めてのことでした。
中国では「日本代購」を謳う転売業者のサイトが作られ、かなりのプレミアがついているとのこと。

日本だけでなく世界各地のアップルストアに、中国人が大挙して押し寄せて、騒動が起きたようですね。
アップルストア心斎橋では、売り切れ後に中国人客が店内で暴れ、こう言ったそうです。曰く、
「中国から来たのに、商品がないとはどういうことだ」
なかなか中国人らしい論理です。日本人の常識で推し量ることができません。

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スコットランド
- 2014/09/19(Fri) -
北海道と同じぐらいの面積と人口だそうですね、スコットランドって。
そのスコットランド独立の賛否を問う住民投票が行われ、反対票が過半数に達して、独立は否決されました。

独立反対が決まった理由はさまざま言われていますが、ここで受け売りの解説をしてもつまりません。
興味深く思ったのは、投票前には接戦と報じられていたのに、蓋を開けてみると意外に差が開いたことです。

投票前は独立派の熱気が強く、実力以上に賛成が優勢に見えていただけ、なのかもしれません。

独立しなくて良かったと思えることで、私が思いつくのはスコッチウイスキーです。
関税の問題から、もしも独立すれば価格が上がるだろうと言われていたからです。まずは、ひと安心。

日本で初めてウイスキーの製造を行ったのは、「ウイスキーの父」と呼ばれる、竹鶴政孝氏です。
ウイスキー作りの準備のため、竹鶴氏はスコットランドに渡り、グラスゴー大学で学び、現地の女性と結婚。
帰国後、「寿屋(現サントリー)」の鳥井信治郎社長に招かれて、日本初のウイスキー製造を手がけました。
のちに寿屋を離れ、北海道で「ニッカウヰスキー」を創業します。

という、ウイスキー好きなら誰もが知ってる話がありますが、次の「NHK朝の連ドラ」で描かれるようです。
このタイミングでスコットランドネタを繰り出すなど、さすがにNHK。用意周到です。
もう何年も朝の連ドラは見てませんでしたが、こんどのは録画して見ることにしようかな。9月29日から。

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習慣と快感
- 2014/09/18(Thu) -
いつも飲んでいるブロッコリーのスムージーは、元々は健康のために続けているのものです。
しかしもはや、その本来の目的のためでなく、続けるところに快感を感じています。

美味しくて飲んでいるわけじゃありません。ていうかマズい。青臭い。庭の草取りするときのニオイです。
だけどどういうわけか、飲むと心地よいのです。たぶん、変な脳内ホルモンが出てるんでしょうね。

こういう風に、本来苦しいはずのことでも、我慢して続けるうちに、悪くない気分になることがありますね。
最近マイブームのサイクリングもそうかも。一般的にスポーツには、そういう部分はないでしょうか。

ダイエットも、順調に体重が減り始めると、さらに体重を減らすことが快感になっていきます。

かつて4カ月で16キロの減量に成功したときも、苦行と感じたのは最初の1週間だけでした。
あの時の気持ちを思いだして、先月末からダイエットに踏み切ったのですが、どうも効果が出ません。
最初のうちはしばらく苦しまなければ、その後の快感モードに入ることができないのでしょうね。
というわけで、しばらく苦しんでみます。

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トリミング
- 2014/09/17(Wed) -
サイクリング中に、たびたび自転車を止めて、iPhoneで写真撮影をします。
石碑だとか路傍の面白いものも写しますが、やはりメインの被写体は、目の前に広がる素晴らしい景色です。

自分が見て感動したままを、うまく写真に残したいのですが、これがなかなか難しい。ジャマが入ります。
それは、風景写真を台無しにする、人工物です。ゴミ、自動車、電柱、電線などが、映り込んできます。
これを避けるために、撮影位置やアングルを工夫するのも、まあ楽しくないこともない。

大きく引き延ばして印刷したいほどの風景だったら、画像の修正作業をすることになるでしょう。
あまり細かいことはしませんが、余計な部分をトリミングするだけでも、すごくスッキリします。
周辺のゴチャゴチャを取り除いて、見たい部分だけが見えるようにする。それがトリミングの妙ですね。

しかしトリミングによっては、事実とは異なる表現を作り上げることができるので、悪用してはなりません。

また朝日新聞の話で恐縮ですが、「吉田調書」では、目的にかなうように調書のトリミングが行われました。
調書から恣意的に一部だけを取り出すことによって、都合の良い趣旨に仕立て上げたわけです。
一から捏造しているわけではないだけに、罪悪感が少ないのでしょうね。そこがいちばん、問題です。

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最高の自分になる
- 2014/09/16(Tue) -
自己啓発本のサブタイトルみたいですが、私の言葉ではありません。
Appleのティム・クックCEOが、iPhone 6の発表後のインタビュー番組で、次のように語ったそうです。

「私は、ジョブズのようになろうとしたことは一度もない」
「私は、私がなりうる最高のティム・クックになろうと努めている」

ジョブズならこうしたとか、ジョブズならそんなことはしなかったとか、比較され続けてきたクック氏です。
そのクック氏の言いたいことを突き詰めれば、次の2点でしょう。
(1)私はジョブズではない
(2)ジョブズが私を選んだ
選ばれたからには自分のやり方でやると、温和な外見のクック氏からようやく、力強い言葉が聞かれました。

大画面スマホやスマートウオッチなど、一見他社の後追いに見えますが、そうではありません。
完璧な準備と最適なタイミングで最高の製品を出して、一気に市場を席巻するのがクック氏の作戦なのです。

Apple信者のいいところ(悪いところ)は、Appleの打ち出す戦略のすべてを、良い方に解釈する点です。

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朝日新聞の体質
- 2014/09/15(Mon) -
「イデオロギーが先にあり、それに合わせる記事を書く」
朝日新聞のこのような体質は、以前からうすうすわかってはいましたが、最近は目に余ります。

(1)福島原発事故の、政府事故調査委員会ヒアリング記録における、いわゆる「吉田調書」記事
朝日の木村社長が言うには、記者が「思い込み」で書いた上に、チェック機能が働かなかったとのこと。
つまり朝日の記者は「東電職員たちは逃げたはずだ」と思い込み、その趣旨に沿って記事を書いたわけです。
なぜそのように思い込んだのか。それは、東電をおとしめたいと、常日頃から考えていたからでしょう。
その結果、日本人の評価まで下がってしまいました。それが朝日の目的だったかどうかは、知りません。

(2)従軍慰安婦関連記事のうち、済州島で慰安婦を強制連行したとする、いわゆる「吉田証言」記事
証言が疑わしいことは朝日自身も把握していましたが、32年もの間、訂正を行いませんでした。
今回吉田証言は取り消したものの、逆に慰安婦問題については語気を強める始末です。反省がない。

目的のためなら捏造も辞さないことで言えば、「サンゴ捏造事件」が代表例でしょうか。
そしてこのたび「任天堂社長インタビュー捏造事件」という、低レベルなエピソードも加わりました。
あれだけ小保方コピペ論文を糾弾した新聞が、ネットから情報を集めて記事を作るとはこれいかに、です。

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ムーアの法則
- 2014/09/14(Sun) -
偶然にも最近、記録メディアの容量拡大のニュースが相次いだので、その話。興味がある人だけに。

(1)ハードディスク(HDD)
先月Seagateが容量8TBの3.5″ HDDを発表したと思ったら、先週はライバルのHGSTが10TBを発表です。
従来の技術では、HDDの容量を左右する磁気密度は、理論的限界(超常磁性限界)に近づいていました。
そこで、隣接する記録トラックを、屋根瓦のように一部重ねて密度を高めたそうです。なんのこっちゃ。
さらに、HDD内をヘリウムガスで満たし、気流を安定化させて容量を上げたとか。まあよく考えますな。

(2)光ディスク
三菱化学メディアが発表した光ディスクは、1枚1〜2TBの記録が可能になると、今日報じられてました。
記録層を平面ではなく立体的に使用して、記録密度を上げるという、ホログラフィック技術を使うものです。
10年以上前に聞いたことがある、懐かしい方式ですが、あれって地道に研究開発が続いていたんですね。
2TBあったら、“24 - TWENTY FOUR -” 全8シーズンの全話(1話44分)が、楽勝で1枚に入りますが。

(3)メモリーカード
サンディスクが先週発表したSDカードの容量は、世界最大の512GB。価格は799.99ドル。
記録できる写真は10万枚以上。一般人が撮影する写真の、何年分でしょうね。
もちろん静止画じゃなくて動画、しかも4Kの記録を考慮した規格なんでしょうけど。

昔、悩んだ末に最初に買ったHDDの容量は10MBでした。それが26年で100万倍。
最初に買ったUSBメモリの容量は、128MBでした。それが12年で4千倍。
「メモリの集積度は1.5年ごとに2倍になる」という「ムーアの法則」を、現実は完全に追い越してますね。

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スタバ
- 2014/09/13(Sat) -
スターバックスが、全国で唯一店舗の無かった鳥取県に、ついに出店するとのこと。

「スタバはないが、日本一のスナバ(砂場)はある」「大トリを、鳥取にとっておきました」
鳥取県知事とスタバのCEOの間で交わされたとかいう、ダジャレの応酬。なかなかいいじゃないですか。
こうなったら、鳥取砂丘の真ん中に出店して欲しいものです。「スタバ in スナバ」ですよ。

わが家の近所にもスタバがあり、自転車でそばを通る時に店内を眺めますが、立ち寄ることはありません。
だって、いまから自転車で阿蘇に登ろうかと家を出発して1分後に、スタバに入ることもないでしょう。
あるいは数時間のサイクリングを終えて、汗ダラダラの状態で、自宅目前にしてスタバに寄るのもオカシイ。

iPhoneを自転車に装着してサイクリングしているので、スタバ前の交差点ではWi-Fi電波が入ってきます。
山に向かえば、電波状態が寂しくなります。Wi-Fiなんて頼もしい電波に出会うのは、そこが最終地点です。
ちなみにその交差点に接しているのは、「スタバ」「マクドナルド」「ソフトバンク」「耳鼻科」の4つ。
耳鼻科以外はみな、電波を発信してそうです。耳鼻科からも出ているかもしれません。

Mac利用者が多いことでも知られるスタバですが、私はまだ、Macを持ち込んだことがありません。
スタバでブログ執筆などと考えてみたこともありますが、多分、はかどらないでしょうね。
これでも色々と調べ物をしながら書いていますが、とくに言葉については、ネット情報だけだと不安です。
分厚い辞書の頁をめくりながらつらつら眺めるのが、昔から好きなのです。これはスタバでは無理。

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iPhone6予約
- 2014/09/12(Fri) -
本日16時から予約受付が始まった「iPhone 6」ですが、私も悩んだ末に、予約しました。
もちろん2機種のどちらにしようかと悩んだわけですが、結局、デカい方の「iPhone 6 Plus」にしました。

でも、私はもともと、Galaxyなどの大きなスマホよりも、iPhoneの控えめなサイズが好きだったのです。

「iPhone 4」は、ジョブズがこだわった、片手で楽に操作できるサイズでした。
「iPhone 5」は、ジョブズ後を象徴するサイズアップでしたが、それでも横幅は変えませんでした。

とは言え、片手操作ができるかどうかは、私にとって重要ではありません。それよりも、見た目です。
だって、大きなスマホって、なんかダサいでしょう。Galaxy Note 3なんて何ですか。ひどく不細工。

と、思ってたんですけどね。Appleが方針転換しちゃったものだから、私も追随して方針転換です。
よく考えたら、スマホは大きい方が絶対便利ですよね。デザインが良ければ、ダサくもないはず。

そうなると、毒を食らわば皿まで、です。というわけで、大きい方のiPhone 6 Plusを予約したのでした。
なにしろ、あのGalaxy Note 3よりも大きいのです。堂々たるファブレットの範疇なのです。
耳に当てて通話している姿だけは、他人に見られたくない気がしますが、慣れますかね。

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国民医療費の膨張
- 2014/09/11(Thu) -
日本の国民医療費が膨張していると、叫ばれて続けています。よくいわれる原因は2つ。
(1)高齢化の進展
(2)医療の高度化

高齢であるほど医療コストがかかります。そしてどのような対策を進めても、高齢者の数は減らせません。
人々がより高水準な医療・健康・生活レベルを求めれば、その分医療費が増えます。これも減らしにくい。

高齢者が増えれば医療費が増え、医療が高度化すればますます寿命が伸びるという、スパイラルです。
寿命を伸ばせ、医療を進歩させろ、しかし医療費は抑制せよ、などどいうのは無茶な話です。

国民医療費の対GDP比がOECD平均よりも高いといいますが、まだ米国や仏・独・カナダよりは低いのです。
つまり、世界一高齢化が進んでいる日本としては、医療費をよく抑えていると考えるべきです。

国民1人当たりの年間受診回数は、日本が突出しています。つまり、受診1回当たりの医療費が安いのです。
容易に医療機関を受診できることが、重大な疾病の早期発見・早期治療につながっているとも言えます。

医療費は結果であり、削減するものではないと思います。生産年齢人口を増やすのが、本筋でしょう。

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Apple Watch
- 2014/09/10(Wed) -
Appleの新製品「iPhone 6」と「Apple Watch」が、本日(日本時間)発表されました。

iPhone 6は、さすがにデザインは秀逸。スペックもNFC搭載も、期待通りです。
サイズは「大」と「特大」の2種類。さて、どちらを買おうか。予約開始は明後日。それまで悩みましょう。

それよりもApple Watchです。満を持して登場したAppleのスマートウォッチの、評価は分かれています。
スマートウォッチは、サムスン、ソニーなどがすでに発売し、Appleの遅れが目立っていました。
遅れれば遅れるほど、期待ばかりが高まり、よほど斬新なものでないと驚かない状況での、今回の発表です。

作りの完成度の高さは、さすがにAppleです。しかし、全体的なデザインが画期的かと言えば、微妙。
考えてみると、スマートウォッチって、難しいデバイスだと思います。
小さいことが最大の特徴ですが、小さいが故に、画面は見づらく、指先では扱いづらい。
いくら解像度を上げて細かい表示が可能になったとしても、指の太さは細くできません。

この課題をもしかすると、Apple Watchが克服した、かもしれません。その答えが「デジタルクラウン」。
腕時計の「リューズ(龍頭)」のようなボタンを、iPodのクリックホイールのように使う、新しいUIです。
ボタン類を減らしてシンプルを追究してきたAppleが、敢えてボタンを装着したところがミソでしょう。
その思い切りが、久々にAppleらしいイノベーションかと、私は思いました。

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白川発電所
- 2014/09/09(Tue) -
「中秋の名月」に続き、今宵は「スーパームーン」。妖艶という言葉がピッタリの、大きな黄色い月です。
月の軌道の関係で、見かけの大きさが変わるのですが、今夜ほど大きい月が見られるのは、次は20年後とか。

さて、絶好のサイクリング日和の今日、走ったのはいつもの豊後街道ではなく、南阿蘇方面です。
先週の二重峠の石畳で懲りたので、豊後街道やミルクロードからは、しばらくは離れたくなったのです。
ミルクロードを離れるので、言ってみれば「乳離れ」です(これが言いたかった)。

白川沿いを走り、スイッチバックで有名な立野駅近くまで行くと、進路を南にとりました。
そこには水力発電所があったので、橋を渡って発電所の上流に向かって、山を登ってみました。
さすがに発電所周囲だけあって、険しい山道なのに、車が通れるように舗装されています。
とは言え、舗装面が見えるのはわだちの部分だけ。それ以外には、枯れ枝や石ころが転がっています。

あちこちから湧き水が流れており、路面が濡れて苔が生えています。どうやら水源地も近いようです。
やっと登り切ってみると、発電所の導水管の一番上の、貯水池部分に出ました。
間近に寄って見学したかったのですが、フェンスがあって南京錠がかかっていました。

立入禁止の表示の上に「御用の方は下記に連絡下さい JNC動力部水力課」と書かれた看板がありました。
九州電力の管理ではないのか。じゃあJNCって何だろう・・・と、そこで思い出しました。チッソです。

Japan New ChissoのJNCです。調べてみるとこの発電所は、水俣製造所に電力を供給しているようです。
100年前の建造で、今も現役。JNCはほかにも九州内で、13カ所の水力発電所を稼働させているとのこと。
なにしろチッソの発祥は、水力発電会社(曽木電気株式会社)ですから、水力発電はお手の物なのでしょう。

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竹取物語
- 2014/09/08(Mon) -
旧暦8月15日の今宵、見事な中秋の名月が昇っています。月明かりは、まぶしいぐらいです。
でもよく見ると、わずかに欠けています。満月は明日なのです。などというウンチク話はさておきましょう。

今日は竹取物語の話。高校の文化祭で展示を企画したほど、私は竹取物語が好きでした。
日本最古の物語なのに、設定はSF。でも物語の大半を占める、求婚者たちのドタバタは、まさに喜劇です。
かぐや姫の無理な注文に対して、5人の求婚者たちがどのように応じたか。復習がてら、まとめてみました。

(1)石作の皇子:課題「天竺の仏の石の鉢」
手抜きして、山寺からとってきた鉢を差し出したら、かぐや姫に見抜かれて鉢を突き返され、恥をかきます。

(2)庫持の皇子:課題「蓬莱山の玉の枝」
秘密裏に、職人たちに偽造させたものの、工賃が未払いのために騒動になり、ばれて大恥をかきます。

(3)右大臣阿部御主人:課題「火鼠の皮」
大金持ちなので金に糸目は付けず、中国の商人に発注したところが、ぼられた上に偽物をつかまされます。

(4)大納言大伴御行:課題「竜の首の五色の珠」
家来に命じても従わないので、自分で船出しますが、嵐で散々な目に遭い、ひどい面相になって笑われます。

(5)中納言石上麻呂足:課題「燕の子安貝」
自ら屋根に登り、転落して気を失いながらも燕の巣の中で探り当てたものは、固くなった燕の糞でした。

どのエピソードにもオチがあり、笑わせます。登場人物がみな高貴な人物なのに、妙に人間臭いのもいい。
それにしても、1000年以上も前に、月と地球を人間が行き来する物語を書いた、その発想力がすごいです。

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帽子の効用
- 2014/09/07(Sun) -
ハット・デビューしたのはいいのですが、その後ほとんどかぶる機会がありません。街に出ないからです。

家の近所でかぶろうにも、普段着では似合いません。帽子が浮いてしまいます。
帽子で気取っているのに服や靴が手抜きだと、そのギャップが目立ち、恥ずかしいことになります。
なので先日、まず私の弱点であった革靴を新調しました。もちろん、ゆめタウンで10倍の日です。

帽子にはまた、めんどうなマナーがあります。たとえば室内では帽子をとらなければならない、など。
しかしそのマナーを守ることによって、いかにも紳士的に振る舞うことができます。

考えてみると、自転車のヘルメットも同じですね。こちらはすっかり、私の習慣になっています。
本来は安全のために装着するのですが、交通ルールを遵守していることをアピールすることもできます。
周囲の車からも一目を置かれるので、いい加減な走りはできず、それがさらに安全につながるわけです。

以前は、絶対安全で誰にも迷惑をかけない状況であれば、信号を無視して交差点を渡ることもありました。
しかし今は無理です。誰かが遠くから見ているかもしれないと思うと、どうしてもできないのです。

だからヘルメットは、紳士的な自転車乗りのための、ツールと言えるかもしれません。
スーツ着てヘルメットかぶって自転車通勤ってのも、ニューヨークっぽくてクールですよね。暑そうだけど。

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デング熱広がる
- 2014/09/06(Sat) -
デング熱が心配」という相談を受けたとき、「熊本は大丈夫です」とは言えない状況になってきました。
デング熱は、蚊からヒトへ、ヒトから蚊へと感染が連鎖・拡大し、新たなステージに到達したようです。

(1)蚊(海外某所)→ヒト(発端者)→蚊(代々木公園)
海外で蚊にさされて感染し、代々木公園で蚊に刺された人物が、今回のデング熱騒動の発端者です。

(2)ヒト(発端者)→蚊(代々木公園)→ヒト(国内一次感染者)
その発端者が代々木公園で蚊に刺され、その蚊に刺された人が、国内感染者になったと考えられます。
このように、デング熱発症者がすべて、代々木公園を訪れたことがあるうちは、まだよかった。

(3)ヒト(国内一次感染者)→蚊(代々木公園以外)→ヒト(国内二次感染者)
ところがここにきて、代々木公園以外で蚊に刺されて感染したと思われる患者が、複数現れました。
国内一次感染者が、その移動先で蚊に刺され、感染が拡大してきたと考えるべき状況です。

となると、代々木公園からの距離など、まったく無意味です。人間はいくらでも遠くまで移動するからです。
明日にでも、水前寺公園で蚊に刺された人がデング熱を発症するかもしれません。

さいわい、感染を媒介するヒトスジシマカは冬を越せず、デング熱自体も疾病としては比較的軽症です。
なのでこのたびの日本のデング熱は、大事には至らぬまま、冬には必ず(いったん)終息するでしょう。

しかし、最初に代々木公園に現れた発端者が、もしもエボラ出血熱患者だったらどうなっていたことか。
今回のデング熱騒動は、日本全体の感染症危機管理を、もういちど見直す契機になるのかもしれません。

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夏時間
- 2014/09/05(Fri) -
Appleのプレスイベントが、迫ってきました。楽しみですね。楽しみですよね。
開催されるのは、Apple本社のあるカリフォルニア州クパティーノで、9月9日の午前10時から。

この時刻は、米太平洋夏時間(PDT)なので、日本時間だと16時間加えて、9月10日の午前2時です。
そういえば、昨年12月19日にMacProが突然発売され、あわてて発注したのは、日本時間で17時でした。
つまりこのときの時差は17時間。夏時間ではない、通常の太平洋時間(PST)だったわけです。

夏時間は、いつからいつまでか。調べてみたら、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで、とのこと。
8カ月弱もありますよ、夏時間。長いッスね。いっそのこと、PSTの方を冬時間と言った方がいいのでは?
どうやら2007年から、それまで半年だった夏時間を長くしたようです。エネルギー節約のためです。

夏時間制度には長所も短所もありますが、敢えて導入している理由は、メリットの方が大きいからでしょう。

私の出勤時刻もまさに、季節によって変えています。いまなら6時半過ぎですが、冬だと遅くなります。
なぜなら、夜明け前にクリニックに到着しても、暗くて外回りの清掃ができないからです。
なので職場到着時刻が日の出後になるように、遅く出勤するのです。

調べてみると、日の出がいちばん早いのは6月12日前後、いちばん遅いのは1月10日前後でした。
驚いたことに、今年3月第2日曜(3/9)と11月第1日曜(11/2)では、日の出の時刻はいずれも6時35分でした。
米国の夏時間切り替え時期は、くしくも、私が出勤時刻を変える時期とピッタリ合致しているのです。
日本でも夏時間(ていうか冬時間)を導入していただくと、私としてはとても都合が良いのですが。

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秘密の質問
- 2014/09/04(Thu) -
昨日の、セレブの写真流出の件については、何が問題だったのか、補足説明しておかなければなりません。

Appleの声明によれば、ハッカーの手口は、パスワードや「秘密の質問」の推測によるものだったようです。
つまり、システムへのハッキングではなく、旧来から行われている、泥臭い手法だったというわけです。

Apple IDの場合、アカウントの管理のために「秘密の質問」に対する答えを登録しておきます。
パスワードを変更(再発行)する際に必要となる答えであり、本人確認のための最重要機密事項です。
この答えを見破られたら、パスワード自体をいくら難解にしておいても、意味がありません。

初めて飼ったペットの名前を問う質問など、いつくかの中から3つを選び、その答えを入力します。
自分なら簡単に思い出せるけど、他人には見破られない質問って、3つも選ぶのは意外と難しいものです。
それに、ペットの名前とか親の旧姓とか、すべて他人が調べることのできそうな事柄です。

ということは、秘密の質問には、ありのままの答えを登録してはならないのです。これが鉄則。

今日は特別に、私の方法をお教えしましょう。それはすべての答えに、何か特定の語尾を付けることです。
たとえば、出生地を問う質問なら「山口ですよ」、好きな野菜なら「ブロッコリーですよ」とか。
この「ですよ」の部分は、とても重要なキーワードになるので、これだけは絶対秘密にしますですよ。

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クラウドの安全性
- 2014/09/03(Wed) -
米国のセレブのプライベート写真が、Appleの「iCloud」から流出したと騒がれたのは、つい昨日のこと。
しかしその流出の原因はiCloudの問題ではなかったと、本日Appleが発表したので、私もホッとしました。
どうやら、セレブたちのパスワード管理に問題があって、アカウントが比較的簡単に乗っ取られたようです。

これを聞いて私も、とりあえずApple IDのパスワードを、ひどく長ったらしいものに変えました。
クラウドストレージは、保存容量がどんどん大きくなっているので、情報が流出したら被害も甚大です。

私がいま、いちばん利用しているクラウドストレージは「Dropbox」です。iCloudよりもずっと便利です。
はじめは無料プランで使っていましたが、去年の6月に、保存容量100GBの有料プランに移行しました。
100GBプランの年間料金が、それまでの199ドルから99ドルに値下げされたので、オトク感が出たのです。

ところがです。先週突然、何の前触れも無く、価格据え置きのままで容量が10倍の1TBになりました。
悪い話ではないですが、いきなり10倍ってどうなの。これまでの価格体系に疑問を感じてしまいます。
ていうか、今までが高かったのです。ようやく、同業他社のストレージサービスと同程度になったわけです。
このようなサービスは、乗換えが比較的容易なので、利用者に逃げられたらひとたまりもありません。

しかし、料金の安さや使い易さもさることながら、クラウドサービスは安全性・確実性が何よりも重要です。

Appleの次期OS X「Yosemite」とiOS8には、クラウドストレージ「iCloud Drive」が搭載される予定です。
その搭載機種の発表が来週予定されているこのタイミングでは、不安材料を払拭しておきたいものです。
今回Appleが、情報流出の原因究明を迅速に行って発表したのも、そういった背景があるのでしょう。

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二重峠の石畳
- 2014/09/02(Tue) -
豊後街道で最大の難所は、阿蘇外輪山の西側の二重峠石畳といわれています。七里木と八里木の間です。
そしてこの石畳こそが、私のサイクリングにとっても、最も過酷なものとなりました。

これまでは山道でしたが、七里木を少し過ぎたあたりから、いかにも阿蘇らしい高原風景に変わります。
やがて大きな交差点。この交差点に接する4つのコーナーのうちの3つに、石碑が建てられています。
なぜ3カ所に石碑が別々に立っているのか。ひとつひとつチェックです。

進行方向右向こうにあるのは「西南の役戦跡」の石碑でした。豊後街道の難所も、戦地となったわけですね。
進行方向左向こうの石碑は「阿蘇北部広域農道記念碑」。ミルクロードそれ自体を記念するもの。必要?
進行方向左手前のいちばん立派な石碑は、地元の有力政治家だった藤田義光氏の「祈念碑」。でかすぎ。

おまけに二重峠は、もう少し先にありました。先ほどの交差点は、石碑を建てやすい立地だったのでしょう。

さて、峠から始まる石畳は、全長1.6kmで標高差200m。その数値の意味を、よく吟味しておくべきでした。
車両進入禁止とのことなので、自転車を押して、下ることにしましたが、これが、地獄でした。
はじめはまだ、高原風景も見えて爽快でしたが、やがて森の中に入り、傾斜もどんどんきつくなります。
薄暗く湿っていて、石畳には苔が生えて滑りやすく、石も平坦ではなくゴツゴツしてて、すごく歩きにくい。
下まで落ちて行きそうな自転車を必死に制御しつつ、ずいぶん時間をかけて、その難所を下ったのでした。
もちろん帰り道は、別のルートにしました。自転車を押して石畳を登るなんて、絶対不可能。

参勤交代では、この石畳を駕籠を担いで上り下りしてたなんて、想像できません。きっと地獄です。

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患者データ紛失
- 2014/09/01(Mon) -
当院の話ではありませんので、ご安心下さい。大分大学附属病院での先月の出来事です。
1万3千人分以上の、住所・氏名・病名などの患者データを入れていたUSBメモリを、紛失したとのこと。

だから口を酸っぱくして言ったでしょう。USBメモリに重要な個人情報を入れちゃダメだって。
ちょっと前にも、東京医科大学病院のUSB紛失事故について書いたばかりですよ。
大分大学病院の先生方は、私のブログをお読みになっていないのでしょうか。でしょうね。

同病院の個人情報に関するマニュアルによると、記録媒体への患者情報の保存は、原則禁止だったそうです。
なのになぜ、USBに保存したのか。便利だからでしょう。紛失するとは思っていなかったからでしょう。
つまり、油断してたのです。自分はなくさないという、根拠の無い自信があったのでしょう。これが怖い。

使うなと言っても使うなら、何重にも、情報漏洩防止策を講じておきましょう。
かくいう私も、どうしても使う瞬間が時々あります。では私は、セキュリティー対策をどうしているか。

(1)USBメモリにロックをかけておく
Macの場合だと、標準のディスクユーティリティーで、簡単にパスワードロックをかけることができます。

(2)大容量でオシャレなUSBメモリを、1個だけ厳選して所有する
中途半端な容量のUSBメモリを何個も保有していると、1個紛失してもなかなか気付きにくいものです。

(3)カギなどの貴重品と一緒に束ねておく
いつも紛失に気をつけているモノにくっつけておきます。私の場合は、銀行のワンタイムパスワード生成機

10年以上前、私が初めて買ったUSBメモリの容量は128MB。当時からすれば、膨大な記憶スペースでした。
その中に、勤務先病院の臨床研究データ等を、どっさり保存していました。いま思えば恐ろしいことです。

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