揚げすぎ注意
- 2014/11/30(Sun) -
かつて私は、ポテトチップスやフライドポテトが好きでしたが、どういうわけか最近は、あまり食べません。
中高年になると、健康への不安からか、ジャンクフードを体が受け付けなくなるのかもしれません。

その不健全の象徴のようなジャンクフードですが、ついに発がん性まで指摘されてしまいました。
最近話題の発がん物質「アクリルアミド」が、ポテチやフライドポテトに多く含まれているというのです。

アミノ酸の一種アスパラギンと、還元糖(ブドウ糖や果糖)を加熱すると、アクリルアミドが生成します。
120℃以上の温度が必要なので、焼く・揚げる・煎るなどの場合が問題で、煮る場合には生成しません。

問題は、ジャンクフードの好きな子どもたちへの影響でしょう。メーカーも危機感を抱いているようです。
カルビーのサイトを見ると、さまざまな取り組みが紹介されていました。その主なものをあげると、
(1)還元糖が発生しにくいような、ジャガイモの貯蔵管理
(2)ジャガイモを揚げる時間を短く、温度を低くして、揚がったらすぐ冷やす

家庭でも出来るのは(2)です。調理において、揚げ過ぎや焼きすぎは控えるべきでしょう。
食材は、なるべく火を通しすぎないようにしていただく。それが自然なのかもしれません。
深煎りのコーヒーが好きな私ですが、念のため次からは、もう少し浅煎りにしよう。

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2年縛りの罠
- 2014/11/29(Sat) -
スマホや携帯電話には、契約が2年単位なので解約しにくい「2年縛り」という悪しき制度があります。
契約期間満了の翌請求月を「更新月」といい、その月以外に解約すると、契約解除料がかかります。
私はソフトバンクのことしか知りませんが、ドコモやauでも、似たようなシステムになっていると聞きます。

契約満了前の解約に違約金がかかるのなら、まだ理解できます。しかし満了を過ぎてもダメなのです。
更新月に解約しなければ、契約は自動更新となるからです。そして、次の更新月は2年後になってしまいます。

私はこれまで、新型iPhoneが発売されるたびに機種変更してきたので、購入周期はおよそ1年。
そのため毎回、契約解除料を支払ってきました。ムダと言ってはなりません。これはお布施なのです。

さて2年前、iPhone 4Sから5へ機種変更した際、ショップの店員からお得なキャンペーンを勧められました。
手元に残る4Sを、2年間基本料金無料で通話にも使えるというのです。着信のみなら通話料もかかりません。
「着信専用のセカンド機として活用」などと、当時は得した気分で書いていましたが、それが大間違い。

あれから2年。4Sはあまり活用していなかったので、このたびキャンペーンを解約しようと考えました。

ショップに電話すると「契約内容は個人情報なのでショップではわかりかねます」との意味不明な返事。
しょうがなく、ソフトバンクモバイルに電話してみると、さんざん待たされた挙げ句の回答が衝撃的でした。
「更新月を過ぎているので解除料がかかります」と。はぁ?

無料キャンペーンなのに、途中解約したら違約金を取るという、ほとんど罠のようなシステムなのです。
「次の更新月は2016年の10月なので、それまでお待ち下さい」と、取り付く島もありません。
「そのときまた、解約をし忘れたら?」と尋ねると、「あと2年、お待ちいただきます」

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ジェネリックと医療費
- 2014/11/28(Fri) -
先発医薬品メーカーが、莫大な費用をつぎ込んで開発した新薬には、一定期間の特許が認められます。
しかしその特許期限が切れると、同じ成分の薬を他のメーカーが製造することができます。後発医薬品です。
ゾロゾロ出てくるので昔は「ゾロ品」とか単に「ゾロ」と呼んでましたが、いまはそんな言い方はしません。

先発薬には個性的な商品名が付いていますが、後発品の多くは成分名(一般名:ジェネリック名)で呼ばれます。
なのでジェネリック医薬品という言い方もします。開発費がかかっていない分、価格が安いのがウリです。

欧米では当たり前のように処方される後発品ですが、日本では普及率が伸び悩んでいます。
その理由は、薬剤品質への懸念であって、高い薬で医者が儲けようとしているわけでは決してありません。
少なくとも当院のような院外処方の医療機関では、先発・後発のどちらを処方しても儲けは変わりません。

先発品と後発品が、まったく同じ製剤と思ったら大間違いです。同じなのは、有効成分(主成分)だけです。
剤形や添加成分や製造工程が異なるので、効き具合や副作用に差が出てくる可能性があります。
ただし実際には、後発品が必ずしも劣っているとは限りません。
後発品の方が粒が小さくて飲み易いとか、粉薬の味が良くて子どもが喜ぶとか、そんなことが時々あります。

しかしワクチンでもそうですが、日本人は副作用に敏感です。だから一流品(先発品)を好むのです。
ジェネリックに懐疑的な患者さんも意外に多く、私は後発品を強制するようなことはしていません。

ところが先週、自民党行政改革推進本部は、全ての処方箋に後発医薬品を調剤するように提言しました。
目的はもちろん、医療費抑制のためです。これによって、年間3000億円の医療費が削減できるといいます。
もしも患者が自分の希望で先発品を選んだ場合、後発品との差額は患者の自己負担にするとのこと。

そんなことしたって、減るのは見かけ上の医療費だけです。単なる数字合わせにすぎません。
それよりも、予防医療をもっと推進して、実質的な医療費を減らせばいいのに。たとえば予防接種もそう。

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階段と気圧
- 2014/11/27(Thu) -
iPhoneアプリ「Moves」は、私の毎日の移動経路とその手段と立ち寄り所を、正確に記録してくれます。
移動手段が徒歩なのか自転車なのか車なのか、それを自動的に判断し、歩数や消費カロリーを計算します。

GPSのほかに、モーションセンサーによって、そのような計測がiPhone単体で可能となるのです。
iPhone5sまでは、「加速度センサー」「地磁気センサー」「ジャイロセンサー」が装備されていました。
iPhone6ではさらに「気圧センサー」が新搭載され、垂直方向への移動が把握できるようになりました。

うっかりして、あまり活用していませんでしたが、iOS8には「ヘルスケア」という標準アプリがあります。
それを見ると、歩数計や距離計などにまぎれて、「上った階数」などという計測項目があります。
気圧センサーによって、階段を上った階数を計測するものですが、私、毎日ほとんど階段上ってないですね。

自宅や職場では、iPhoneを持たずに階段を上り下りすることも多く、過小評価されている面もあるでしょう。
いやしかし、階段昇降がきちんと計測できるほど鋭敏な気圧センサーなのか、これは要チェックです。

さっそく、iPhone6Plusを手にして、職場の階段を上り下りしてみると、う〜ん、感度やや悪し。
何度か試してみるうちに、センサーの特性が、だいたいわかりました。
(1)iPhoneの画面を見ながら階段を上ると、うまくいかない。
(2)iPhoneの画面を見ないで階段を上ると、うまくいく。ポケットに入れていてもOK。

この両者のどこが違うのか。おそらく、iPhoneの動きも関係しているのだと思います。
加速度とジャイロによって徒歩と判断され、しかも気圧が下がれば、階段を上ったと判定されるということ。
気圧の変化だけによらない、かなり高度なアルゴリズムなんでしょうね、たぶん。
明日は、階段とエスカレーターとエレベーターで実験してみます。

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エボラより怖い病気
- 2014/11/26(Wed) -
インフルエンザはエボラよりも怖いと、昨日あるテレビ番組が、取り上げていました。
国内死亡者数が毎年1万人という、驚くような数字も示していましたが、たしかにこれは誇張ではありません。

厚労省の統計では、インフルエンザによる死亡者数は、年間数百人程度ということになっています。
しかしこれには、インフルエンザが原因で細菌性肺炎に罹って死亡した人の数などが、含まれていません。

インフルエンザにさえ罹らなければ、死亡することもなかった、という人の全体数を知る必要があります。

人口動態の統計処理によってその全体数を算出したものが、「超過死亡」という、WHOが提唱した概念です。
超過死亡は、インフルエンザによる死亡者数の実態を表すものと考えられており、年間約1万人にのぼります。

興味深いのは、超過死亡とワクチン接種との関係です。予防接種行政との関係といってもよいでしょう。

日本では1963年から94年まで、学童へのインフルエンザワクチンの集団接種が行われました。
集団接種の導入によって超過死亡は激減したものの、94年に中止されると再び急増しました。
その後2001年から高齢者への定期接種が始まって、再び減っています。

いずれにしても明らかに、インフルエンザワクチンの接種が、死亡数を大きく減らしたことがわかります。
それなのに、学童への集団接種が94年に中止された理由は、
(1)インフルエンザは罹っても軽症なので、予防の必要性も低い(当時日本に超過死亡の概念がなかった)
(2)ワクチンの有効性が低く、むしろ副作用の方が心配(マスコミが大きく取り上げて問題視した)

いま考えると、集団接種の中止によって何万人もの方が、死なずに済んだのに死亡した計算になります。
これはいま勧奨接種が中止されている、子宮頸がん予防ワクチンにもそっくり当てはまるような気がします。
(1)子宮頸がんは検診で発見でき、手術も簡単なので、予防の必要性も低い
(2)ワクチンの有効性は疑問で、むしろ副作用の方が心配(マスコミが大きく取り上げて問題視した)

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プリンとプリン体
- 2014/11/25(Tue) -
痛風の患者さんや尿酸値の高い方には、「プリン体」を多く含む食品を控えるようにお話ししています。
TVのCMなどで、プリン体オフのビールという言葉も聞かれるので、その名前はよく知られています。

しかし実際に、プリン体がどのような食品に多く含まれているかについては、誤解も多いです。
老婆心ながら申し添えますが、食べ物のプリン(pudding)とプリン(purine)体とは別物ですよね。念のため。

まず、理科の復習から。生物の遺伝情報は通常、DNAを構成する4つの塩基の配列によって決まっています。
その4つとは、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)。このうちAとGがプリン塩基です。
2本のDNAが絡み合い、AとT、GとCがそれぞれ結合して塩基対を作り、二重らせん構造を形成しています。
理論上、AとT、GとCはそれぞれ数が同じなので、プリン塩基は全塩基の50%を占めることになります。
ひとつの細胞にはひとつの核があり、その中の染色体の数とDNAの長さの合計が、塩基対の数を規定します。
ヒトでは、23対の染色体があり、塩基対の合計は約32億。プリン塩基は32億個あることになります。

このプリン塩基が代謝された分子など、プリン骨格という構造を持つものはすべて、プリン体に含まれます。
ある生物由来の食材を考えたとき、そこに含まれるプリン体の量は、細胞数にほぼ比例することになります。
異なる生物で比較した場合には、遺伝情報が多いほど(高等生物であるほど?)プリン体が多いはずです。

レバーにプリン体が多いのは、肝臓の細胞がとても小さく緻密なためです。細胞数が驚くほど多いのです。
干物は水分が抜けているため重量当たりのプリン体が多く、いりこだしにはプリン体がたくさん出て来ます。
白米や小麦粉のプリン体含有率はレバーの1,2割ですが、レバーの5倍10倍の量を食べたら同じことです。

蒸留酒にプリン体が含まれるわけがありませんが、醸造酒には少し含まれます。しかし多くはありません。
とくにビールは痛風の敵と考えられていますが、ご飯よりもずっと少ない程度。ただし飲み過ぎ注意です。

魚卵は細胞の塊のように思えますが、細胞が一粒一粒目に見えるぐらいですから、その数は多くありません。
粒の小さな明太子はまだしも、イクラであれば、いくら食べてもプリン体はごくわずか。
鶏卵ともなると、あれ1個で細胞数はたったの1個。プリン体の含有量はほぼゼロと言ってよいでしょう。
牛乳にはそもそも、細胞が含まれていません。なのでカスタードプリンのプリン体はゼロです。

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同床異夢と諸葛孔明
- 2014/11/24(Mon) -
衆議院が解散し、「事実上の選挙戦が始まった」と、いつものように報じられています。
引退を示唆していた石原慎太郎氏が、党員から説得されて、次期衆院選への立候補を決めたようです。
大丈夫でしょうか石原氏。TVで見るとかなり、ご高齢感がありますが。

この石原氏の所属政党の変遷は、まあ面白いというか、ずいぶん引っかき回してくれてますね。
まず石原新党をたちあげるべく都知事を辞め、「たちあがれ日本」を改名するかたちで「太陽の党」を結成。
そのわずか4日後には「日本維新の会」に合流したものの、結局また分党して「次世代の党」を結成しました。
旧世代の老獪なクセ者たちを顧問や党首とする政党が、次世代の党とはおふざけが過ぎませんか。

この党に限らず、総選挙を前に今回も「野合」と揶揄される野党再編が起きたりするのでしょうか。
結集したところで所詮、目指すものが異なる政治家たちに関してよく「同床異夢」という言葉が使われます。

同床異夢の原典をたどれば、宋の陳亮の『与朱元晦書』だと、いろんなサイトに書いてあります。
原文を調べてみると「同床各做梦,周公且不能学得,何必一一说到孔明哉」とありました。
「床を同じにして別々の夢を見るなら、周公旦でも理解できないし、孔明の話を出すまでもない」との意味。

原義は夫婦の話のようですが、ここで周公旦と諸葛孔明が登場するとは、思いもよりませんでした。
周公旦は、殷を打倒し周を建国した立役者で、私の一番好きな古典「封神演義」に登場する主要人物です。
諸葛孔明についてはもちろん、説明するまでもありません(それこそ、何必说到孔明哉です)。
誰にもわからないことを引き合いに出すために用いる、中国の2大賢人がこの2人、ということでしょうか。
このあたりは、もう少し時間をかけて研究してみる必要がありそうです。
同床異夢の対義語「異榻同夢(いとうどうむ)」の「榻」と「床」との違いも面白いのですが、またいつか。

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序ノ口は少ない
- 2014/11/23(Sun) -
大相撲九州場所は、今日の千秋楽で、横綱白鵬が32度目の優勝を果たし、大鵬の持つ記録に並びました。
白鵬は昨日、横綱日馬富士を下し、今日は横綱鶴竜に勝ちました。
3横綱がみな、モンゴル出身というところが寂しいですが、まあ実力の世界ですから、仕方がありません。

それにしても、外国出身力士って、いま全部で何人いるのでしょう。今場所の番付表で、数えてみました。

幕内42力士のうち、モンゴル出身は10人(23.8%)。なかなか多い。「蒙古襲来」と言われるゆえんです。
その他の国では、ブルガリア、ブラジル、エジプト、グルジア、ロシア、中国から、それぞれ1人ずつ。

十両28力士では、モンゴル7人(25.0%)、他にはグルジアから1人。
幕下力士は120人。多いっすね。このうちモンゴル6人、ハンガリー1人。
三段目力士は200人。あ〜、疲れてきた。でも数える。モンゴル1、ロシア1,中国2、韓国1、米国1。
序二段力士は194人。あ〜、もうゆるしてください。でも数えた。外国出身はモンゴル1人のみ。
最後に序ノ口44人。序ノ口って、少ないんですね。助かる〜ぅ。外国出身者はいませんでした。

モンゴル出身力士がどんどん増えて、しかも強い。白鵬は嫌いじゃないけど、現状はどうしても寂しいです。
しかし外国出身者が多いのは、彼らの頑張りによる結果であって、批判されるものではありません。
外国人あるいは外国出身力士の人数制限をする前に、まず、日本人が頑張るのが筋でしょう。

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工事現場で寝る
- 2014/11/22(Sat) -
頭部MRI検査の結果は、異常なし、でした。ご心配をおかけしました(誰も心配してないでしょうけど)。
あれこれあって、これで人生6回目か7回目のMRIです。
狭いトンネルに入ること自体は、先日も書いたように、嫌いではありません。ただ、音がうるさいですね。
経験の無い方のために例えて言うなら、工事現場(削岩機あり)の真ん中で寝ているような感じです。

この騒音を「撮像音」というそうですが、ではこの音の正体は何なのか。かねてからの疑問は2つ。
(1)強い磁場自体が音を出すのか(それとも何か別の原理で音がするのか)
(2)そもそも、音がしているのか(磁場が鼓膜か脳に作用して、騒音として感じているだけではないか)

MRI装置は、外側の大きな磁石の中に、コイル状の電磁石のトンネルが置かれた構造をしているそうです。
このコイルに、数百アンペアという大電流を流したり切ったり、ON-OFFを繰り返し、勾配磁場を作ります。
いまひとつ、よくわからないまま書いてます。
磁石の中でコイルに電流を流せば、ローレンツ力が働き、フレミング左手の法則の向きに、少し動きます。
電流のON-OFFを繰り返せば、ローレンツ力によってコイル全体が激しく振動し、大きな騒音になると。

近所の脳神経外科が、新型MRI装置を導入したというので、騒音も改善しただろうと今回期待していました。
しかし、裏切られました。その1.5テスラの東芝「Vantage Elan」は、以前にも増して、激しい音でした。
どうやら高性能MRIになるほど、撮像音は大きくなるらしいですね。

MRI装置は、日本が得意な分野かと思いきや、世界シェアでは、シーメンス、フィリップス、GEが3強です。
騒音が激減したMRIを、最近GEが開発したとも聞きます。世界4位の東芝にも、頑張ってもらいたいです。

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バンザイ早すぎ
- 2014/11/21(Fri) -
クラシックコンサートでは、演奏終了後にいっときの間(ま)があって、そして「ブラボー」の声が出ます。
残響がすっかり消え失せるまでが音楽です。余韻まで十分堪能してから、拍手を始めるのがマナーでしょう。
ところが時々、先走って拍手をしたりブラボーと叫ぶ人がいます。まったく興ざめですね。

NHKの国会中継を見ていたら、それと同じような出来事が、今日の衆議院本会議場で起きました。
以下、私が目にした光景と考察を、2年前の衆議院解散と比較しながら、時間順にレポートします。

・午後1時すぎ、解散詔書を持って議長応接室まで歩いてくるのは、2年前と同じ河内隆・内閣総務官です。
前回と異なるのは、本会議場で法案の採決が行われていたこと。河内氏はしばらくイスに座って待ちます。
・1時11分、採決が終了。詔書を乗せたお盆は、どこからか現れた菅官房長官に手渡されます。
本会議場には、法案採決に欠席していた民主党議員などが入場。菅氏はしばらく、扉の裏で立って待ちます。
・1時13分、菅氏が本会議場に入場。向大野新治・衆議院事務総長にお盆を手渡します。
前任の鬼塚氏とは異なり、向大野氏の詔書を開く手がひどく震えてます。それを見て伊吹文明議長が苦笑い。
その向大野氏から、伊吹議長に詔書が手渡されました。ここからの顛末が、少々どっちらけです。

・1時14分、伊吹議長はまず、座ったままで補足的な発言。これは前回の横路議長とは異なるパターンです。
「ただ今憲法第7条により詔書が発せられた旨内閣総理大臣から伝達されましたので、これを朗読を致します」
「を」が多いことに注意)
・議長起立、議員も起立。議長が宣言「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。御名・・」
・ここでいきなり「バンザーイ」の声。一部議員らがそのまま万歳三唱。思わず口をつぐむ伊吹議長。
・万歳の終了を待って、議長大声で「御名御璽。平成26年11月21日、内閣総理大臣・安倍晋三。以上です」
・そして議長は一礼して一言「万歳はここでやってください」。それと同時に、再び万歳三唱、続いて拍手。

なんとも間抜けな、万歳三唱x2=6唱となってしまいました。
まさか伊吹議長が「御名御璽」以下まで、全文を読み上げるとは思っていなかったのでしょう。
しかし、人の言うことは最後まで聞くものです。重大な宣言なのだから、しっかりかみしめて万歳しなきゃ。

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閉所嗜好症
- 2014/11/20(Thu) -
クリスマスが近づきました。
数年前に購入した当院のクリスマスツリーも、今年はリニューアル。光ファイバータイプのものにしました。
光量がやや弱いですが、医療機関なのでまあいいでしょう。日が暮れて暗くなると、キレイにきらめきます。

さて昨日の朝のこと。私の視界の正面やや左に、キラキラ輝くドーナツが、突然現れました。
ドーナツの素材は小麦粉のようではなく、ガラスとアルミがらせん状にモザイクになった感じです。
30分間ぐらいでしょうか、しばらくきらめいていましたが、無視していたらいつの間にか消えていました。

目の病気?飛蚊症の親玉?などと考えているうちに、ハッと気づきました。これって「閃輝暗点」では?
片頭痛の前触れとして知られる閃輝暗点ですが、初めて経験してみると、ちょっと驚きますね。
おまけに頭痛を伴わなかったので、別の病気の症状の可能性もあるかも。脳梗塞とか???

急に気になってきたので、休診日の明日は、近所の脳神経外科で、頭部MRI検査を受けることにしました。
狭いトンネルの中に頭から奥深く入り、大きな騒音の中を、30分じっと動かずに過ごす検査です。
閉所恐怖症の人には耐えられないものでしょうが、私は大丈夫。むしろ少し楽しみにしているぐらいです。

私は子どもの頃から、狭いところで寝るのが好きでした。秘密基地みたいな閉鎖空間が大好きでした。
閉所恐怖症(claustrophobia)の逆の、閉所嗜好症(claustrophilia)なのかもしれません。
ただ、MRIって、もう少し検査時間が短くならないのですかね。検査の途中がすごくヒマでたまりません。

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1台1億円の車
- 2014/11/19(Wed) -
ブガッティ・ヴェイロンの話ではありません。あれは2億円だし。
究極のエコカーともいわれる燃料電池車(FCV)は、ほんの4,5年前まで、1台1億円といわれていました。
ところが、トヨタが昨日発表した燃料電池車「MIRAI」は、1台723万円。
どこをどうやってコストダウンしたら、1億円が723万円になるんでしょう。技術革新おそるべしです。

政府も、補助金やらインフラ整備などで後押しして、燃料電池車では日本が世界を牽引しようという腹です。

いきなり来月発売というのも、予想よりも早い。かなりの前倒し感、トヨタの気合いを感じます。
歴史的転換点を迎えたともいえる昨日の発表はしかし、安倍首相のニュース等にかき消されてしまいました。
発売は来月15日ですが、その前日に総選挙の投開票がぶつけられてしまったのも、タイミング悪し。
いったい安倍首相は、トヨタの味方なのか敵なのか。

究極のエコカーとはいうけれど、燃料の水素を製造する過程も含めてエコなのか、そこが問題です。
水素の製造方法は、3つ考えられています。
(1)化石燃料を分解する
家庭用の「エネファーム」と同じ方法。化石燃料に依存し、生産過程でCO2が出る。いまいちエコじゃない。
(2)工場の排出ガスから取り出す
リサイクル的な意味合いではエコです。供給量は多いようなので、当面はこの方式が主流になるのか。
(3)海水を電気分解する
もちろんその電気は、太陽光や風力あるいは潮力などで発電します。これこそ究極のエコでしょう。
少し前までは夢物語だった、海水分解と燃料電池の組み合わせ。もう手が届くところまで来た感じがします。

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師走の総選挙へ
- 2014/11/18(Tue) -
NHKニュース7は、高倉健さん死去のニュースもそこそこに、首相官邸からの生中継に切り替わりました。
安倍首相の、解散表明記者会見です。その趣旨は、
(1)個人消費などの経済状況等を総合的に判断し、消費税10%への引き上げは1年半ほど延期する
(2)このように重い決断を行う以上、国民に信を問うべきであり、衆議院を解散する
(3)予算編成作業の遅れを避けるため、21日に解散する
(4)連立与党で過半数の議席が得られなければ、退陣する
(5)平成29年4月の消費税率引き上げは、確実に実施する

安倍首相が「21日に解散」と発言した数秒後に、「21日解散へ」というニュース速報のテロップが出ました。
え〜っと、前にも言いましたけど、生中継で首相の発言を伝えている途中で、そのテロップ要りますか?

今夜の安倍首相を見ていると、2年前の野田首相の、突然の解散表明を思い出してしまいます。
野田首相は、党内の反対を押し切って消費税関連法を成立させ、その後に解散した衆院選挙で大敗しました。
安倍首相は、一部の反対を押し切って消費税増税の延期を決め、ただちに衆議院を解散することにしました。

増税を決めて解散したか、増税延期を決めて解散するか、両者のタイミングは真逆です。
迅速に解散する理由は(3)というよりも、野党が共闘するための準備時間を与えないためでしょう。

民主党の海江田代表が今夜、「なぜこの師走に解散するのか」と演説していましたが、まったく笑えます。
2年前に野田首相が衆議院を解散したのは11月16日、総選挙は12月16日。今回とほぼ同じじゃないですか。

増税延期という重要な政策変更をしたので国民に信を問う、という論法には異論もあります。
しかし結局、選ぶのは国民です。選挙後の政権(たぶん安倍政権?)を信頼していくしかないでしょうね。

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痛みが軽くな〜る
- 2014/11/17(Mon) -
「医薬品安全対策情報」11月号が届きました。医療従事者向けの、月刊の小冊子です。
医療用医薬品の「使用上の注意」等に改訂があった場合、その内容がすべて掲載されています。
今月号の最初に登場した薬剤は、「アセトアミノフェン」でした。

「カロナール」や「アンヒバ」などの商品名で知られる、乳幼児にも唯一使える解熱鎮痛剤です。
インフルエンザで高熱が出た時には、この薬の使用だけが推奨されています。それだけ安全ってことです。

しかし今回の情報は、その安全なカロナールと総合感冒薬との併用を、あらためて「警告」するものでした。
すなわち「カロナールとかぜ薬は、成分がダブるので併用してはいけませんよ」というわけです。

例えば、「PL配合顆粒(いわゆるPL顆粒)」には、1包あたり150mgのアセトアミノフェンが含まれます。
カロナールの通常量400mgにPL顆粒を併用すると、合計550mgの「高用量投与」になってしまいます。
このような用量を続けると重篤な肝障害が発現する恐れがあるとされ、特別に注意が必要な状況です。

とは言いながらもカロナールは、頭痛や歯痛等に対しては1回1000mg、1日4000mgまで認められています。
来月1日には、これまで最大の300mg錠を大きく超える、500mg錠が発売される予定です。

解熱剤としては厳しく用量を制限している割に、鎮痛剤としてはかなり緩いです、この薬。
「(痛みが)軽くな〜る」から「カロナール」と名付けられたぐらいですから、基本は鎮痛剤なんですね。

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次は耳当て
- 2014/11/16(Sun) -
薄くて軽くて寒いユニクロのダウンジャケットでは、もはや対処しきれない寒さになりました。
2日前から自転車通勤時には、真冬用の厚手のダウンジャケット着用中です。胴体はこれで十分温かい。
そうなると、自転車乗りが次に防寒すべき部位は、手でしょう(その次が耳かな)。

ところが、昨年買った分厚い手袋が見つかりません。1年前の転倒事故以来、行方がわからないのです。
やむを得ず、サンピアンで安い手袋を買ったら、これが寒い。本革なのに風がスースー通ります。

折しもTV番組で、電池式ヒーター内蔵手袋を見かけました。ナイスアイデア。とっても温かそうです。
こういうモノにすぐ食いつくのが私。早速通販でゲット。でも実際使ってみると、あまり温かくありません。
それ以前に、電池ケースがひどく不格好で、しかも重く、手の甲が圧迫されて痛みます。使えませんね。

ヒーター内蔵と言えば、かつて聴診器をUSBホットプレートで温めていたことがあります。
冬場に患者さんに冷たい聴診器を当てたくないので、あらかじめホカホカにしておこうという作戦です。
本来は、金属製マグカップの保温用プレートですが、聴診器を温めるのにちょうど良いサイズだったのです。

ところがコレが温まりすぎ。患者さんがやけどしそうなほど熱くなる。まあ、もともとコーヒー用ですし。
タオルを挟んだりして微調整を試みたのですが、なかなか適温にならず、もう今は使っていません。

安物や奇抜なアイデア商品は、失敗するリスクをわかっていて購入するのですが、たいてい失敗しますね。
さて、次は耳当てを買おうかと思ってますけど。

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官庁から名簿流出か
- 2014/11/15(Sat) -
「雇用促進税制に関するアンケート調査」なるものが、独立行政法人労働政策研究・研修機構から届きました。
時限措置として3年前に創設された雇用促進税制が、実際に効果があったのかどうかを調べるものです。

「厚生労働省の協力を得て抽出させていただいた約8,200社に対して、お配りしております」とのこと。
ありゃりゃ、また「抽出」されてしまいましたか。というのも、最近なにかと調査対象に選ばれるのです。

経済産業省から先週届いたのは、消費税の転嫁拒否等の有無について秘密裏にサンプル調査するものでした。
厚生労働省からの要請で先月回答した患者調査は、約6%の確率で当院が調査対象に選ばれたものでした。

真面目にお役所の調査に回答していると、どんどん新手の調査が来るような気がしてなりません。
もしや中央官庁内部で、すぐ調査に応じる「カモ」の名簿でも出回っているのかと、勘ぐりたくもなります。

思い出すのは子どもの頃、総理府統計局(現総務省統計局)の「家計調査」の対象世帯となったことがあります。
詳細な家計簿を6カ月間分つけて提出するような調査で、なかなか手間がかかり、家庭には負担です。
調査対象は、当時全国で約8,000世帯(現在は約9,000世帯)とのこと。選ばれるのはかなりレアですね。

社会のIT化が進めば、あらゆる物品や金銭が誰から誰に移動したか、すべてビッグデータとなるでしょう。
そうなれば、個人や企業の収支などすべて、リアルタイムに、税務署の知るところとなるでしょう。
その時点で、家計調査の役目は終わるのかもしれません。確定申告も不要です。

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飲み頃はいつか
- 2014/11/14(Fri) -
3日前に焙煎したコーヒーは、昨日ぐらいからコクが出てきて、今日はさらに美味しく感じました。
一方で今朝新たに焙煎した豆は、ためしに今晩飲んでみたら、とてもスッキリして絶品でした。

いったいコーヒーは、焙煎してどのぐらい時間が経過したら、いちばん美味しいのでしょうか。
あちこちのサイトや本を読むと、焙煎直後には飲むべきではないとする意見が多いです。その理由は、

(1)風味が尖っている、トゲトゲしている、硬い、香りが弱い、煙臭い
(2)二酸化炭素を多く含み、抽出の際に気泡が多く出て粉が膨らみすぎるので、湯となじみにくい

つまり焙煎後のコーヒー豆には、ガスが抜け、適度に熟成する時間が必要だというわけです。そうかなあ。
だって豆ですよ、豆。煎った直後がいちばん、風味豊かだと思うんですけどね。

たしかに3日前に焙煎した豆は、初日はイマイチでしたが、今日煎った豆は、初日からすでに最高の味です。
同じ生豆で、同じ挽き方で、同じ淹れ方。両者の違いは焙煎の深さだけです。今日の方が深煎りでした。

そんなわけで、目下の私の研究テーマは、「焙煎の深さと最適な飲み頃の関係」。
明日は、シティロースト(中深煎り)の4日後とフレンチロースト(深煎り)の1日後を検証します。

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独自路線を貫くのみ
- 2014/11/13(Thu) -
スマホがちょうどパソコンと同じ道ようなをたどっていると、最近よく言われますが、まさにそう思います。

事実上最初のスマホを発売したのはAppleですが、ジョブズの死去後から勢いが陰り始め、今はそこそこ。
遅れて登場したAndroidスマホは、複数メーカーがこぞって製造し、シェアはiPhoneを大きく凌駕してます。
しかし主要メーカーのサムスンは、ここにきて安価で高品質な中国勢に喰われつつあり大不調です。
結局、OSを握るGoogleの一人勝ちですが、独自路線を貫くAppleは、比較的堅調に推移しています。

事実上最初のパソコンを発売したのはAppleですが、紆余曲折の末、ジョブズ復帰後に復調し今に至ります。
遅れて登場したWindows PCは、複数メーカーがこぞって製造し、シェアはMacをはるかに凌駕しています。
しかし主要メーカーだったIBMは、安価な中国勢や自国製品に喰われ、すでにパソコン事業を売却しました。
結局、OSを握るMicrosoftの一人勝ちでしたが、独自路線を貫くAppleは、そこそこ堅調に推移しています。

いまMicrosoftも傾きかけています。スマホやタブレットの台頭によって、パソコン需要が減ったためです。
さらに次に登場しつつあるウエラブルデバイスは、スマホさえも駆逐するかもしれません。

一定の支持層をもつAppleですが、今後も独自路線を維持するしか、生き残る道はないと思います。
Apple製品の魅力を突き詰めれば、先進的で独創的なOSと、シンプルでコスト度外視のデザインだからです。
OSをライセンス提供したり、デザインで手を抜いたら、Appleの未来はないでしょう。

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3D回転ドラムで煎る
- 2014/11/12(Wed) -
コーヒー豆の自家焙煎に凝っていた時期がありました。何年も前です。
手網ロースターを使って、自宅のキッチンでコーヒーの生豆を煎(い)るのです。
その作業は意外と楽しく、できたコーヒーも驚くほど美味しかったのですが、久しく途絶えていました。

面倒だしキッチンが汚れるということもありますが、第一の原因は自宅がオール電化になってしまったこと。
だってIHクッキングヒーターでは、手網焙煎ができませんから。

と諦めていたのですが、最近になって思いついたのです。電気式焙煎機があるじゃないかと。
そうなると俄然、自家焙煎熱が再燃してしまいます。あれこれ調べて、ついに通販で購入したのでした。

「ジェネカフェ」という熱風式焙煎機です。熱風式は、直火式のような焼けムラがおきにくいのが特徴です。
手網焙煎とはまったく異なる、初めて行った電気焙煎は、手順は簡単でありながらも奥深いものでした。

記念すべき初回焙煎のために選んだ豆は、私の好きなキリマンジャロ。最近の呼び方ではタンザニアです。
通販で800gほど購入した生豆から、まずはハンドピックで不良豆を取り除きます。作業時間は約30分。
これを200gほど焙煎機に投入。重要な温度設定は、今回は230℃で最後まで一定としました。スイッチON。
3D回転するドラムが耐熱ガラスなので、煎られて色付いていく豆の様子がよく見えて、なかなか楽しい。

豆がハゼる音が、ドラム回転音にかき消されて聞き取りにくかったのですが、色で判断して焙煎完了。
焙煎当日に飲むべきではないといわれていますが、そんなことはお構いなしです。すぐ味わいたいのです。
煎りあがったばかりの豆を挽き、90℃のお湯で抽出。ん?、ちょっと薄いかも。
ま、しばらくは、試行錯誤の日々でしょう。でも自分で焙煎したコーヒーは、しみじみと美味しいものです。

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白昼の大捜査線
- 2014/11/11(Tue) -
熊本で今日、警察ヘリとパトカーによる追跡劇が繰り広げられたようです。追われていたのは、私の家人。

映画のようなその大追跡(あるいは大失態)の、一部始終はこうです。
休診日の今日、施錠されているクリニックに入ろうとした家人が、セコム警備の解錠操作をミスしました。
ミスしたことに気づかず、家人は用事を済ませるため、そのまま院内に入りました。
セコムはその異常侵入をたちどころに関知し、警備員が駆けつけるとともに、警察にも通報したのでした。

たまたま、別の事件で出動していた警察ヘリコプターが、偶然にも、当院付近を飛んでいました。
そこへ診療所に侵入者ありとの連絡を受けて、ヘリは当院上空を旋回して様子をうかがっていたのでした。
まさにその時、何も知らぬ家人が平然とクリニックから出てきて、自家用車に乗り、走り出しました。

上空のヘリには気づいていたものの、自分が追尾されているとは思いもよらず、家人は銀行に向かいました。
途中の交差点で、黄色信号をやや無理目に通過しましたが、それも周囲を警戒していなかったゆえのこと。

ところが、銀行の駐車場に到着するやいなやパトカーが出現。警官に、車を降りるよう命じられたのでした。
突然のパトカー、上空にはヘリが旋回。黄色信号無視でここまで責められるのかと、家人は怯えたそうです。

映画であれば容疑者は、地面に這いつくばった状態で、後ろ手に手錠をかけられるシーンです。
下手に逃げ出そうものなら、ヘリの狙撃手の標的となるところです。

さいわいにして家人は、身元を明かし、状況を説明し、なんとか無罪放免となりました。
警察の皆様には、たいへんご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

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感動したけど無謀です
- 2014/11/10(Mon) -
フィギュアスケートGPシリーズで起きた、昨日の公式練習中の羽生結弦選手のアクシデント。
一昨日のショートプログラムも見ましたが、フリーでの逆転を期待して、昨日も生中継で見ていました。

そこへ突然、カメラの目の前で他の選手と衝突。強打、転倒、意識混濁?、頭部からの流血、顔面蒼白・・・
一瞬、これで選手生命を終えるようなことにでもなりはしまいかと、そんな心配さえ抱かせる状況でした。

ところが羽生選手は立ち上がり、驚いたことに練習に復帰し、そして本番に登場し、演技をなしとげました。
このシーンを見た世の中の人々の考えは、次のように真っ二つ。あるいは、その両方かもしれません。
(1)感動した
(2)無謀だ

何度も何度も転倒しながらの、その痛々しいプレーは、もうやめてくれと言いたくなるようなものでした。
だから演技を見ているときの私の心境は(2)でした。しかしこれが演技終了後に(1)に変わるんですね。

世の中の人は、とくに日本人は、たとえ無謀であれ頑張った人に、ネガティブなことは言いたくないのです。

ですが、脳振盪の疑いがある場合は安静が基本。やはりプレーすべきではありません。なので(2)です。
今後しばらくの間は、ゆっくり静養してほしいものです。あと、公式練習の運営方法には改善の余地あり。

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予行演習も3度まで
- 2014/11/09(Sun) -
ギニアから到着した女性も、リベリアから帰国した男性も、さいわいエボラウイルスは陰性でした。
しかし、この60歳の男性の行動に関連して、さまざまな問題が浮き彫りになりました。

水際作戦の一環として、ギニア、リベリア、シエラレオネからの帰国者には「健康監視」が行われています。
その内容は、潜伏期を最大に見積もって21日間、体温や健康状態を毎日朝晩、行政に報告させることです。
万一発熱などの症状が出た場合には、医療機関を受診せず、まず保健所に連絡する手順になっています。

しかし男性は、帰国の2日後に発熱しても行政に報告せず、その翌日、自宅近くの医療機関を受診しました。
おまけに、リベリア滞在歴を申告せずに診察を受け、扁桃炎と診断されて帰宅しました。

医師が患者のノドを念入りに診察する際、患者の唾液の飛沫等が、医師の手や顔に付着することがあります。
男性がエボラの疑いを自覚していながら、医療従事者を危険にさらしたとすれば、大問題です。

しかしおそらく男性に悪意はなく、単に自分は感染していないはずだという自信があったのでしょう。
帰国後に発熱しただけで、大げさに隔離されたのではたまらない、という思いがあったのかもしれません。
医療機関で診察を受ければ、エボラではないことが確認できると、そう甘く考えたのかもしれません。

申し訳ないですが、発症直後のエボラ出血熱の症状なんて、風邪か胃腸炎か扁桃炎と似たようなものです。
医師がエボラを積極的に疑う理由がなければ、エボラの可能性なんて考えるはずもありません。
そのエボラを疑う理由とは、渡航歴の有無だけです。だから渡航歴を隠されたのでは、お手上げなのです。

もちろん、ここで個人攻撃をしている場合ではありません。個人の問題ではなく、システムの問題なのです。
まず、啓蒙活動が足りません。行政はもっとメディアを使って、国民に情報を提供すべきです。
健康監視対象者については、IT機器などを使ってもっと緻密に、動静を把握できないのでしょうか。
エボラ上陸の予行演習が3回続きましたが、もうそろそろ、本番が来ますよ。

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日本語は縦書きに限る?
- 2014/11/08(Sat) -
私の中でいま、吉川英治が旬です。没後52年だからです。
日本における著作権の保護期間は「著作者の生存期間及び著作者の死後50年」となっています。
なので吉川英治の作品は、著作権切れです。ネットの「青空文庫」で、無料で読めるようになりました。

TPP交渉の行方によっては、保護期間が70年に変わってしまう恐れがあることは、前にも書いた通りです。
つまり、没後50年から70年の間の作家の作品はみな、著作権の微妙な状態、いまがチャンスなのです。
没後66年の太宰治の主な作品は、既にダウンロードしたものの、それで安心して、ほとんど読んでいません。

しかし吉川英治は、一昨日うっかり読み始めた「三国志」が止まりません。
止まりませんが、疲れます。パソコンの画面で長い文章を読むと、なぜこうも疲れるのか。

そういえば小説って、たいてい縦書きですよね。人間は、縦書きの方が読んでいて疲れにくいのでしょうか。
いやいや、眼球を動かす筋肉(外眼筋)の解剖学的特徴から言えば、目は左右の動きの方が楽なはず。
6つの外眼筋には、眼球を水平に動かす筋肉はあっても、まっすぐ垂直に動かす筋肉はないからです。

となると、パソコン画面で小説を読むのが疲れるのには、別の理由がありそうです。私の考えでは次の2つ。
(1)画面が明るすぎて、白地に黒い文字では、コントラストが強すぎる。
(2)ブラウザの横書き文章は左右の幅が広くて、眼球を動かす角度が大きすぎる。

では、青空文庫を縦書きで読みやすくしたサイトはないのか。ありましたね、その名も「えあ草紙」。
電子書籍リーダーの一種ですが、こういったソフトって、紙色と文字色が目に優しくて読みやすいですね。
なんといっても縦書きは、ひらがながしっくりきます。日本語の小説を読むのは、縦書きに限ります。
じゃあ、お前のブログはどうなんだ、と言われそうですが、まあ、それはそれ。

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福山雅治になる
- 2014/11/07(Fri) -
毎日毎日、もう何年続けてきたでしょうか、朝晩の入浴。夜は清潔と癒やしのため、朝は覚醒のためです。
宴会等で酩酊状態で帰宅したときには、夜の入浴は控えますが、朝風呂だけは欠かしたことがありません。
寝ぐせ直しを兼ねた朝シャンから始まったのですが、いつしかゆったりと湯船にも浸かるようになりました。

ところが、ず〜っと朝晩のシャンプーを続けてきた私ですが、これが頭皮に良くないことを最近知りました。

皮脂を落としすぎると、かえって頭皮を傷めるとか。えっ、そんなこと常識?
そういえば夏には、炎天下でヘルメットかぶってサイクリングばかりしてました。あれも頭皮に悪かったか。
最近そういうことが、やたらと気になる年頃なのです。

ネットで調べてみると、シャンプー有害論が花盛りじゃないですか。もちろん真偽のほどはわかりませんよ。
タモリがシャンプーをしないという入浴法を披露し、福山雅治もそれを実践しているとか。知らなかった。

そこで今日から私は、シャンプーの基本方針を改めました。頭皮に優しいシャンプーも入手しました。
(1)シャンプーは1日1回まで。汚れを落とす意味では、夜に行う方が適切。頭皮マッサージも併用。
(2)たまには、ノーシャンプーの日を作る。翌日の毛髪状況が怖いので、休診日の前日に実行。

朝のシャンプーをしないのなら、朝風呂の意味が薄れます。というわけで入浴も1日1回。夜だけにします。
これで福山雅治(のような毛髪)になれるか。それともタモリ?

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タイトルの付け方
- 2014/11/06(Thu) -
ビジネスメールの件名は、要件が簡潔に伝わるように、日頃から心がけています。
例えば、何かの会合の案内に対する出欠の返事なら、件名を見ただけで出欠がわかるようにすれば親切です。
「Re: 同窓会のご案内」というメールを送るのではなく、件名自体を「鶴原 出席します」にするわけです。

これがブログのタイトルとなると、次の両極端な2パターンに分かれます。
(1)内容をあらわすもの
(2)奇をてらったもの

過去3日間のタイトルは(1)パターンですが、でも本来は(2)の方が好みなのです。書き換えてみると、
「タイトルの付け方」→「鶴原 出席します」
「消費税転嫁拒否の調査」→「秘密調査」
「外科系の専門医」→「大門未知子」

どうも最近は、内容に興味を持ってもらうために、(1)パターンの常識的なタイトルが多かったようです。
いってみれば実用書のタイトルです。
でも読み物として考えたら、小説や映画のタイトルのように(2)パターンの方が興味を引くことでしょう。
そういうわけで明日からは、あえて奇をてらったタイトルにしてみようかと思っています。実験的に。

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消費税転嫁拒否の調査
- 2014/11/05(Wed) -
経済産業省中小企業庁事業環境部消費税転嫁対策室というところから、調査依頼書が普通郵便で届きました。
消費税の転嫁拒否等の行為を受けていないかどうかを、秘密裏に把握するためのものです。
提出用の調査書には、赤いマル秘のマークが印刷されています。

「貴社がこの調査に協力したこと(中略)については(中略)他の事業者に知らせることは一切ありません」

このような文章がしかし、太いゴシック体で、赤線まで引かれて、封筒の表に印刷されているんですけどね。
秘密調査にしては、堂々としたものですが、さて、その調査内容です。設問は全部で6つ。

設問1「貴社は、法人事業者に、商品または役務(サービス)を提供していますか」
 ア 供給している( → 設問2へ)
 イ 供給していない(設問は以上です)→当院はコチラ

ありゃ、もうオシマイですか。寂しいっすね。ウチは実質的に、この調査の対象ではなかったようです。

ところで今回の書類には、「役務(サービス)」という言葉が、何度も出てきます。
役務という言葉が耳慣れないので、それがサービスの意味であることを( )付きで説明してあります。
しかし、最初に一度「役務(サービス)」と書いておけば、2度目の登場以降は「役務」だけで良いはずです。
それなのに文書中の26カ所全部、「役務(サービス)」となっています。このくどさは何でしょう。

こういうムダに丁寧なお役所文書って、読んでてイライラしますね。

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外科系の専門医
- 2014/11/04(Tue) -
外科医が主人公のTVドラマは、ツッコミどころ満載なので、見ていて笑えるか腹が立つかのどちらかです。
毎週見ている「Doctor-X」では、手術シーンの中途半端なリアリティーが、なかなか面白い。

主人公の女性外科医・大門未知子は、以下のように形容されています。
「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器…」

あ〜、わかってない。専門医がなんたるかを。
専門医の資格は、一定の指導医のいる特定の病院で、一定数の規定手術を執刀して初めて、獲得できます。
群れの中で、権威の下で、束縛された環境で経験を積んで、外科医は専門医のライセンスを得るのです。

だから大門未知子のようなフリーランスの外科医が(いるとすれば)、専門医であるはずはありません。

専門医はまた、その資格を維持するために、定期的に更新を行わなければなりません。
私も開業前までは心臓血管外科専門医でしたが、開業後には更新要件をクリアできず、資格を失いました。
一般に、ベテランの外科医でも、手術の一線を退けば新たな手術実績がなくなり、資格更新ができません。

この「メスを置いた外科医」が、専門医の資格を持ち続けられるようにしよう、という動きが出てきました。
ベテランの外科医では手術実績要件を免除して、実質的に終身の専門医にしてしまおうというわけです。
その趣旨は理解できます。しかし、専門医が現役バリバリであることの指標なら、終身制度は疑問です。
専門医が、誰のための何のための制度なのか。それをもう一度考え直す必要がありそうです。

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水痘撲滅への道
- 2014/11/03(Mon) -
10月から水痘ワクチンの定期接種が始まりました。対象年齢のお子さんは、通常2回ほど接種します。
ちょうどインフルエンザの予防接種とも重なったので、両方のワクチンを同時接種する方も多いです。

水痘は、毎年100万人が罹患する、きわめてありきたりの疾患ですが、そう思っているのは日本人だけです。

米国では、18年前に1回接種、8年前に2回接種として、水痘ワクチンの定期接種が導入されました。
その結果、患者は以前の100分の1に激減しました。いまや米国では、水痘は珍しい病気になっています。

ひるがえって我が国では、とくに水痘に対する予防意識には、まだ次のようにばらつきがあります。
(1)水痘は罹って免疫をつけるもの、ワクチンで予防するほど重症な病気でもない
(2)無料ならワクチンを接種する
(3)有料でもワクチンを接種する

定期接種が始まったので、(1)の人たちが全員(2)に流れると思いきや、そうでもないのです。
おまけに、接種対象者の設定に、やや不公平な側面があります。たとえば、3歳児と4歳児の扱いがそれです。
これまで一度もワクチンを接種したことがなければ、経過措置として無料接種が1回受けられます。
しかし一度でも自腹で任意接種したことがあれば、無料接種はまったく受けることができません。

任意接種によって水痘の蔓延を防ぐことに貢献してきた(3)の人たちに、優しくない制度なのです。

水痘ワクチンは、2回接種してはじめて、強い免疫を獲得できることがわかっています。
2回目の接種まで、すべての子どもたちに等しく、キッチリ面倒をみるような制度にしてほしいものです。

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カケホーダイ裏目
- 2014/11/02(Sun) -
NTTドコモは一昨日、今年度の業績予想を下方修正しました。大幅な減収減益です。
昨年6月に導入した、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が、業績を大きく下げた原因とのこと。

ドコモの料金プランのことはよく知りませんでしたが、「カケホーダイ」は通話料金の完全定額制ですね。
新規受付はもちろん、機種変更でも実質的に、この料金プランが強制だという点が、大胆な戦略です。

カケホーダイの導入によってドコモは、契約者数を大きく伸ばし、そのかわりに業績を大きく下げました。
出血覚悟の販売戦略で大出血したと、そういうことでしょうか。

客足と売上に悩む、会員制のビヤガーデンが、ビールを完全定額制にしたと、例えてみましょう。
ジョッキ2杯の料金で飲み放題。日頃ジョッキ3杯以上飲む人にとっては、ウハウハですね。
会員はドンドン増え、でも売上はガタ落ち。ノミホーダイが裏目に出てしまいます。←ドコモいまココ

しかしドコモが失った利益の分は、ユーザーが得をしているという見方もできます。
収益を改善するための長期計画としては、まず契約者数の回復でしょうから、まあ目論見通りでしょう。
損して得取れ、といったところでしょうか。来年以降、ドコモが挽回するかもしれません。
ただ、こう言っちゃなんですが、ドコモとiPhoneって、どうしてもしっくり来ないんですよね。

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バックでは後方確認を
- 2014/11/01(Sat) -
雨が降りそうなので、今朝は久々に車で出勤したら、交通事故に遭遇しました。

よく通る近道の農道の途中に、見通しが悪く、なおかつ道幅のひどく狭い区間があります。
対向車が来てほしくない場所ですが、案の定、向こうからプリウスが来ました。もちろん離合はできません。
こういう時、どちらかがバックして、道を譲らなければなりません。
どうしようかと一瞬ためらっているうちに、対向車には後続の軽乗用車が来ました。
これで1対2。多勢に無勢です。もはや私の方がバックすべき、決定的状況となってしまいました。

と思ったその時、プリウスの運転手が気を利かせて、バックしてくれたのです。後方確認もせずに。
そして次の瞬間、プリウスは軽乗用車に激しく衝突したのでした。
あの〜、私のせいですか。私がすぐバックしなかったからですか。

2台の車から、それぞれの運転手が出てきました。何か言い合いながら、車の衝突部位を検証し始めました。
私はおとなしく、コトの成り行きを眺めていました。何となく申し訳なくて、文句も言えません。
やがて彼らは私の存在に気づき、2台がバックし始めました。私は頭を下げて、そばを通り抜けたのでした。

今回の事故の関係者の過失は、次のようになるでしょうか。
(1)プリウスの運転手:バックするときの後方確認を怠った
(2)軽乗用車の運転手:停車の際に十分な車間距離をとらなかった
(3)私:通勤路として使うべきでない裏道を通り、すぐに道を譲らず、しかも事故の全貌を黙って見ていた
さて、この3者の過失割合は?

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