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強制アップデート問題
- 2016/06/30(Thu) -
Windows 10への「強制アップデート」問題。外野(Macユーザー)から見ても、変なことになってますね。

とくに問題なのが、アップデート画面を「xボタン」で閉じても、アップデートされてしまうという点です。
Microsoftは、ようやくこの点を改善して、xボタンでキャンセルができるようにするみたいですね。

そりゃそうでしょう。xボタンはもともと、そのソフトを終了するときに使うんでしょ?
そのWindowsのウインドウ右上の赤い「×ボタン」に相当するのが、Macでは左上の赤い「丸ボタン」です。
Windowsでは事実上の終了ボタンですが、Macでは、ソフトは終了せずに作業中のファイルだけが閉じます。

その点に、WindowsとMacの設計思想の違いを感じます。Macでは、作業ファイルの独立性が高いのです。

などと言ってる私も、ときどきWindowsを使うので、つい先日、強制アップデート画面に見舞われました。
キャンセルしようとして、あちこちクリックしているうちに、ついにアップデートが始まってしまいました。
諦めて眺めていると、しばらくして、「このPCではWindows 10を実行できません」との警告画面が出現。
私の場合、Mac上で起動しているWindowsなので、きっと何か不都合が起きたのでしょう。

勝手にアップデートを始めて脅かしておきながら、実行できませんと文句を付けてくるとは、ふざけた話です。

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アクセント新辞典
- 2016/06/29(Wed) -
NHKでは、放送におけるアクセントの取り決めとして、「NHKアクセント辞典」というものを作っています。
アクセントの統一は、全国の全世代の人たちの、なるべく多くの方が、聞いてすぐ理解できるのが目的です。

辞典の初版が発行されたのが昭和18年。今回は18年ぶりに5回目の改訂が行われ、第6版が発行されました。
税込5,400円。NHKのサイトを見るとなんと「入荷待ち」。「増刷中につき7月末頃のお届け」とのこと。

ならばAmazon、と思ったのにこちらも「一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です」と。
中古品ならありましたが、最安値の店でも送料込みで6,547円。高い店だと12,000円以上。ひどい話です。

全国のNHKと民放のアナウンサーが買うかもしれない辞典ですよ。次の改訂はどうせ、10年以上先ですよ。
最初から、もうちょっと多めに刷ったって、いいんじゃないの?、NHKさん。

しょうがないので、注文するために近所の紀伊國屋書店に行ったところ、なんと、1冊ありました。
熊本での売れ行きは、あまり良くないようです。

さて、真っ先に確認したのが「電車(デンシャ)」のアクセントですが・・・
予想通り、最も推奨する(第1)アクセントは平板型「低高高」でした。頭高型「高低低」は第2アクセント。
2年前に第2版が出た金田一春彦の「日本語アクセント辞典」(三省堂)ではまだ、頭高型が第1だったのに。
昭和の発音が、どんどん消えていきますね。しょうがないけど。

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国民投票の信頼性
- 2016/06/28(Tue) -
英国では国民投票の結果、EU離脱が選択されました。投票率72.2%、離脱51.9%、残留48.1%。僅差です。
残留派は投票結果に不満だし、離脱に投票した人たちも含め、多くの国民が後悔しているという後味の悪さ。

投票結果は絶対のはずですが、国民投票のやり直しを求める署名はすでに、395万を超えています。
タカをくくって投票に行かなかった残留派や、深く考えずに離脱に投票した人たちも大勢いるのでしょう。

やり直したら、結果が変わるのでしょうか。もしそうなら、もはや国民投票に信頼性など無いようなもの。
衆愚政治とまでは言いませんが、それにしても、国民投票というものの怖い側面を見た気がします。

「大阪都構想」の是非を問う昨年の大阪市の住民投票は、賛成49.6%、反対50.4%。投票率は66.8%でした。

大阪では、既成政党(自民・公明・民主・共産・社民)がこぞって反対し、賛成派は大阪維新の会のみ。
各政党支持者の投票率は高かったと推測されるので、投票しなかった市民の多くは、無党派層でしょう。

しかし無党派層の中には、どうせ投票しても何も変わらない、と考えて投票に行かなかった方も多いはず。
ニュースを見ていたら、賛成派なのに投票に行かず「行っときゃ良かった」と悔やんでいる人が出ていました。
これなどは、英国のEU残留派と似たパターン。結局、住民投票を甘く見ていたわけです。

安倍政権は、憲法改正は国民投票で承認するのであり、国会はそれを発議するだけだ、と言っています。
しかしその国民投票は、憲法上「最低投票率」の制限がありません。今それが急に、気になっています。

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歩きスマホは危険
- 2016/06/27(Mon) -
「歩きスマホ」が原因の列車事故を受けて、改めてその危険性を、今朝のテレビ番組でも取り上げていました。
でもこれだけ社会問題になっているのに、いまだによく見かけますよね、「歩きスマホ」。

どうかすると「自転車スマホ」の若者もいるし、いい大人だって、ときどき「自動車スマホ」してますね。
運転中にスマホなど、私は絶対にしませんが、考えてみると、似たようなことはしてるかもしれない。

たとえばカーナビとかカーエアコンの操作。あるいはカーステレオ(って、今も言いましたっけ?)。
これらを扱うことも、運転中は最小限にしなければなりません。スマホだけの問題じゃないですね。

NHK放送文化研究所の塩田雄大氏が以前、「スマホ歩き」はなぜいけないか、というコラムを書いています。
これは複合語のお話。「歩きスマホ」は正しいけれど、「スマホ歩き」は間違った表現だというご指摘です。

複合語は、後ろの言葉が主要部で、前の言葉はそれを修飾するものだというのが、塩田氏の説明。
「スマホ歩き」と言うと、歩くための手段としてスマホを使っていることになる、というわけです。
たとえばそれは、2台のスマホを両足裏に装着して歩くようなことだというのです。

う〜ん、賛同できませんね。だとしたら、「歩きスマホ」は、スマホを使うための手段として歩くわけ?

「歩きスマホ」=「歩きながらのスマホ」であり、「スマホ歩き」=「スマホしながらの歩き」ですよ。
危険なのは、スマホしながらの「歩き」であって、歩きながらの「スマホ」じゃないでしょう。

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Google検索で分析
- 2016/06/26(Sun) -
日経のコラム「現代ことば考」は、いつも楽しく読んでいます。
今日は、方言にまつわる土産の数の全国分布が、「真ん中が高く、ヘリも高い」、灰皿に似ているという話題。
中央(近畿)と周辺(東北・九州)で多い、というのを「灰皿」に見立てるとは、面白い。

著者の井上史雄氏は、「どうしてだろう」なんて言ってますが、私はそれほど不思議とは思いません。
要は、日本の言葉が東京中心ということでしょう。
方言が面白いのは、標準語との乖離の大きさゆえ。東北と九州は当然、その地位にあります。
一方で近畿地方は、もともとは日本の中心であったとの自負から、言葉も東京とは敵対関係にあります。
だから自ら、標準語とは異なる、本来の日本の言葉を押し出していると、私はそう理解しています。

このような方言や言葉遣いの調査を行うとき、井上氏はしばしば、インターネット検索を使っています。
用例数をカウントしたり、使用頻度を調べたりするわけです。たしかに便利で合理的です。

しかし、民間企業のサービスに、これほどの権威をもたせてよいものか。なにか怖ろしいものを感じます。
NHKもそう。放送用語を決定する放送用語委員会で、ネット検索を利用しているのです。

たとえば最近の委員会の議事録に、“chaser” の発音・表記をどうするか、という議論がありました。
“chaser” とは、ラフロイグをロックで飲むときなどにノドと食道をいたわるための、お冷やのことですね。

主だった国語辞典の「主見出し」では、「チェーサー」もあるけど「チェイサー」の方が主流のようです。
しかし、同じ発音部分をもつ外来語には、「チェーン店」のような用語例も多い。さて、どうする。

そこでネット検索が登場。結果、「チェイサー」90%、「チェーサー」10%。よって「チェイサー」を採用。
なお、検索においてはトヨタの乗用車「チェイサー」は除いたとの注釈あり。その細かさがウケる。

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超迅速代謝者
- 2016/06/25(Sat) -
飲酒して、血中アルコール濃度が上昇すると、「酩酊状態(いい感じ)」になりますね。
そのアルコールが肝臓の酵素ADHにより代謝され、アセトアルデヒドに変わると「不快な酔い」になります。
アセトアルデヒドはALDHによって代謝され、さらに分解されて、最終的には水と二酸化炭素になります。

酵素のこまかい種類は抜きにして、ここは話を単純化し、ADH(A)とALDH(B)の個人差を考えてみます。
(1)Aが強く、Bも強い人:ガンガン飲めて、あまり酔わない
(2)Aが弱く、Bは強い人:酔っ払うけど、楽しく飲める
(3)Aが強く、Bは弱い人:飲んでも酔えず、気分が悪いばかり
(4)Aが弱く、Bも弱い人:飲み始めは楽しく、あとで悪酔いする

医薬品も、それぞれ特定の酵素によって体内で代謝(処理)され、やがて排出されます。
酵素の働きは、アルコールと同様に個人差があります。しばしば遺伝的素因が影響します。

なかには、特定の代謝酵素の力(活性)が異常に高い人がいます。これを「超迅速代謝者」といいます。
医薬品の成分Xが、ある酵素で代謝されてYになる場合、超迅速代謝者ではXがすぐにYに変わってしまいます。
そのため薬物Xとしての作用はきわめて小さくなり、そのかわりに薬物Yの作用が強く現れたりします。

よく問題になるのが、咳止めの成分「コデイン」です。市販の「アネトン」などにも含まれています。
これを「超迅速代謝者」が内服すると、コデインの多くがモルヒネに変わり、副作用が出やすくなります。

午後5時の時報とともに速攻で退社する人は「超迅速退社者」でしょうか。思いついたので書きました。

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ホッチキス
- 2016/06/24(Fri) -
生垣の剪定作業後に、汗を流そうと浴室に行ったら、そこはサウナ状態。浴室乾燥機が作動中でした。
かまわずシャワーを浴びたら、よけい汗が出ました。浴室に干してあった洗濯物がどうなったかは知りません。

その浴室乾燥機なんですけどね。メーカーは「MAX」。あの、ホッチキスを作っている会社です。
調べてみたら元々は、戦時中に零式戦闘機の尾翼部品メーカーとして発足した会社とか。幅広いですね。

ホッチキスの歴史だとか、名称についての話も面白いのですが、どうせ受け売りになるので割愛します。

小学生の頃、ホッチキスで綴じてある書類を初めて目にして、上手くできているものだと感心したものです。
表にはスッと直線状の、裏にはカーブの付いた2つの金属片が、顔を出しています。
そのカーブのおかげで、針の先が紙に埋まる方向に向くので、手を傷つけたりすることがないわけです。

ある晩のこと。わが家にもついに、その斬新な事務用品がやって来ました。昭和40年代前半でしょうか。
針が出るところに触ると危ないよ、と親から注意を受けましたが、そう言われると、よけいに興味が湧きます。

よく見ると、針が出てきそうな穴がありますが、どのように針が飛び出してくるのか、その仕組みを知りたい。
もしもその、針の出口と思われる部分を、指で押したら、何が起きるのか。
その好奇心についに勝てず、親指でグイッと押し込んだら、針が根元まで、指に突き刺さったのでした。

とても痛かった。痛かったのですが、その痛みよりも勝ったのが、針の状態への興味でした。
指に突き刺さった針を、おそるおそる抜いてみると、その先端は真っ直ぐなのです。曲がってないのです。
「そうか、針は真っ直ぐに出てきて、紙を突き抜けた後で、反対側の溝にぶつかってクルッと曲がるんだ」
メカ好きの少年としては、大いに満足したのでした。身をもって知るというのは、こういうことでしょう。

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シンギュラリティ
- 2016/06/23(Thu) -
ソフトバンクの孫正義社長は、昨日の株主総会で、社長続投を宣言しました。
後継者まで決めて、来年の60歳の誕生日には引退宣言をするつもりだったそうですが、撤回です。

メディアは「引き際をいつにするか、カリスマと呼ばれる経営者は悩みを抱える」と解説しています。
いやいや、違うでしょう。そんなことは、孫社長にとっては、どうでもいいことなんですよ、きっと。

孫社長は「妙な欲が出てきた」と言ってます。つまり「やりたいこと見〜つけた」ということですね。

「やりたいこと」をやり、「まだやりたい」と思えば続け、「もう十分やり尽くした」と思ったらやめる。
そんな勝手ができるのは幸せな人です。私もそうありたいと願っています。

で、孫社長が「まだやりたい」と「妙な欲」を出したその理由が、「シンギュラリティ」だそうです。

「シンギュラリティ(技術的特異点)」とは、人工知能(AI)が人類を超える時を指す言葉です。
これを境に、AIは加速度的に進化し、もしかすると、AIが人間を支配する時代が来るとも考えられています。

そんな未来は怖いですが、世界中のIT企業等がAIを開発して、結果的にシンギュラリティを目指しています。
最後は、自分たちの首を絞めることになるかもしれないことは承知の上で、もう、進むしかないのです。
この人類史上最大の変革期を、傍観者で過ごしたくない。孫社長はきっと、そう思ったのでしょう。

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地球の寿命と人類
- 2016/06/22(Wed) -
「地球の寿命は77億年」という学術論文を紹介した記事が目に付いたので、今日はそこから考えたことを。

この論文では、生命が存在し得る状態での地球、という意味での寿命を、短くて77億年としています。
地球が誕生して、ほぼ生命が存在し得る今の形になったのは45億年前、人類が登場したのは20万年前です。

77億年という地球の寿命を、77歳に置き換えてみると、いま地球は45歳ということになります。
すると人類の登場は、ほんの17時間前という計算になります。地球クンに聞いてみました・・・

「ボク地球です。いま45歳です。気力も体力も充実しています」
「そういえば今朝から、人類とかいう寄生虫が、カラダの表面をモゾモゾし始めて、ちょっと痒いです」
「ついさっきから人類は、汚物を垂らし始めたのに、『地球に優しい』とか言ってます。意味がわかりません」
「どうでもいいけど、今夜中にキレイさっぱり、いなくなってね」

いやいや決して、厭世的な気分になっているのではありません。
ただ、このたびの熊本地震に遭って、どれほど人間が無力なのかと、思い知ったのです。
たとえ人間が、地球に優しい生活を心がけても、地球は何も容赦してくれないことがわかりました。
たぶん、人類の存在そのものが、地球に優しくないのでしょう。

結局、地球にとって人類とは、今朝からモゾモゾしている寄生虫なのです。

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スマホがリモコン
- 2016/06/21(Tue) -
よく冷えたビールを飲みたいとき、誰かに頼めなければ、自分で冷蔵庫まで歩かなければなりません。
掃除機は、それを直接手にしない限り、何も操作できません。あ、ルンバみたいなのは別ですが。

一方でテレビやエアコンは、リモコン操作が当たり前になりました。直接本体に触れる機会は減りました。

子どもの頃はしかし、誰かがテレビに近寄って、チャンネルのダイヤルを、ガチャガチャと回していました。
ボリュームの上げ下げも同じ。音量ダイヤルをいちばん最小にして、もっと回すと、カチッと電源が切れます。

親戚の家にある日、リモコン操作のできるテレビが入りました。これには驚きましたね。
その家族全員の視聴スタイルからして、違いました。みんな、テレビから離れて見ているのです。

かようにテレビのリモコンは便利なものですが、それでもこの頃は、不便を感じるようになりました。
そのリモコンが、座っている場所から離れているときです。リモコンのとこまで歩く2メートルが、遠い。
離れたところにあるリモコンを操作するためのリモコンが、欲しいくらいです。

ここで、当然思いつくのは、スマホでテレビのリモコンを操作するアプリ、ということになりますね。
ところが残念なことに、わが家のリビングのテレビは、メーカー純正のアプリに対応していませんでした。

中途半端な「スマート家電」など要りません。外出先から、冷蔵庫の内部が確認できなくても結構。
とりあえず、電源と音量とチャンネル切り替えだけでいいです。リモコンアプリお願いします、東芝さん。

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水銀血圧計の行方
- 2016/06/20(Mon) -
水銀血圧計や水銀体温計は廃棄する方向に向かっている、と書いたのは半年前のこと。
当院が保有していた水銀血圧計も、今年1月に、医師会による回収事業を利用して処分しました。

血圧計1台につき2,300円ほどかかる回収費用のうち、半額を県が補助するという、お得なプランでした。
申し込んだ後になって、県が補助率を3割に引き下げてきたのにはムッとしましたが、まあ、しょうがない。

熊本県内ではこのたびの事業で、3,646台の血圧計と、8,428本の体温計が回収されたそうです。

当院の水銀血圧計の処分が、無事完了したと、先週報告書が届きました。
産廃業者S社が引き取った後、日通とJR貨物によって運搬され、野村興産イトムカ鉱業所で処分したとのこと。

イトムカ?
漢字で「伊都向」だと、九州にありそうな地名ですが、カタカナで「イトムカ」なので、北海道っぽいですね。
調べたらやはり、北海道の北見市にありました。当院の血圧計も、なかなか長旅をしたものです。

九州の水銀血圧計を、わざわざ北海道まで運んで処分した理由は、イトムカにありました。

イトムカとは、アイヌ語で「光り輝く水」の意味だとか。それって「水銀」のことじゃないですか。
イトムカ鉱業所は、かつては東洋一の水銀鉱山だったそうですね。いまは大規模な水銀リサイクル工場です。

日本国内で現在、鉱山からの水銀産出はなく、蛍光灯などに使う水銀はすべて、リサイクル水銀です。
年間消費量が10トン以下なのに、リサイクルで得られる水銀が、約100トンあるそうです。
ところが1960年代には、世界の水銀生産量の2割以上、年間2000トンも、日本が消費していたとのこと。
高度成長期の日本って、けっこう無茶やってたんですね。

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父の日
- 2016/06/19(Sun) -
「父の日」に関連して昨日、実家の父と電話で会話したからなのか、昨夜見た夢にも、父が登場しました。

昨夜はまた、そこそこに揺れた余震があり、さらに未明からは、ひどい雷鳴と共に大雨が降り出しました。
「地震・雷・火事・親父」のうち3つまでが、一晩の間に登場した格好です。「火事」は必要ありません。

4つ目の「親父」は「大山風(おおやまじ)」で台風の意味だ、という説もありますが、私は採用しません。

恐ろしいモノのトップ4を並べたこの表現の、用例を探して辞書を引くと、太宰治が出てきました。
「地震雷火事親爺、それ以上に怖い戦争が起ったなら先づ山の中へでも逃げ込まう」(『思ひ出』1933年)

ちょうど今日、6月19日は「桜桃忌」。太宰の遺体が発見され、それが奇しくも太宰の誕生日だった日です。
太宰の時代に恐怖の対象だった戦争は、いまだとテロでしょうか。

地震など、ちょっと前までは他人事で、私はあまり怖れていなかったのですが、いまや断トツの恐怖です。
雷は、子どもの頃には単純に怖かったものの、いまは電子機器への影響や停電が怖いですね。
火事には遭ったことはありませんが、怖ろしいことはよく知っています。

さて親父はどうでしょう。自身が親父になって四半世紀以上経つのに、怖れられるような自覚がありません。
そういえば波平も、昔よりも優しくなったような気がします。いまの親父など、そんなものかもしれませんね。

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1日1食生活
- 2016/06/18(Sat) -
1日1食生活を始めて、10年以上たちます。
最近は、ついつい昼にグラノーラとかを食べていましたが、いけませんね。油断してました。

以前も書いたように、私の1日1食はもともと、「BOOCSダイエット」の一環です。
理屈は色々ありますが、以下の条件を全て満たすために私は、1日1食にするしかないのです。
(1)夕食は腹一杯食べたいし、食後には甘いものもタンマリと食べたい。
(2)ビールとかワインなどのアルコール類も、夜は心置きなく飲みたい。
(3)1日の総摂取カロリーは抑えたい。

よく知られていることですが、タモリも、たけしも、Gacktも、福山雅治も、1日1食派です。
同じく1日1食の水谷豊は、「夜には食べたい放題」と言っています。まさに私の言いたいのがこれです。

私の夕食の内容を聞けば、多くの人が「そりゃ食べ過ぎ」と言います。
満腹食べた挙げ句のデザートに、菓子パンとどら焼きとアイスクリームを食べたりするからです。

しかし、以前1日3食を食べていた頃と比べて、夕食の量はそれほど増えたわけではありません。
もともと夕食は、食べ過ぎていたのです。腹八分どころか、言ってみれば、腹十五分ぐらいだったのです。
だから1日1食、夕食だけを摂ることにすれば、朝と昼の食事がなくなった分、摂取カロリーが減るわけです。

このダイエット法は、夜にドカ食いしたい人には、うってつけの方法です。
有名人に1日1食派が多いことが知られるようになって、この方式もようやく、市民権を得つつあるようです。

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スマートメーター
- 2016/06/17(Fri) -
九州電力管内の電力量計にも、ようやくスマートメーターが導入され、切替作業が始まっているようです。
その予備調査のためと言って先日、「九電工から来た」と言う方が来られました。

申し訳ないですが、ここはまず、疑ってかかるべきでしょう。
「消防署の方から来た」というセリフなら、すでに詐欺の定番です。
「九電工の方から来た」とは言わずに「九電工から来た」と言ったのは、うっかりミスかもしれません。
おまけに電力がらみでは、詐欺の電話をすでに、2度受けています。

来られた方はしかし、九電工のユニフォームを着て、名札もぶら下げていました。
それにはたしかに「九電工」と書いてあります。「丸電工」でも「九雷工」でも「九電王」でもなさそうです。
いちおうその場で、メーター切替の日程を決めました。

しかしこれで終わったわけではありません。電話確認です。あえて九電工ではなく、九州電力に電話しました。
すると九電の担当者はしらばく調べた後に、「当社(九電)が依頼した工事で、間違いありません」との返答。
残るは、電話回線が乗っ取られていないかどうか、ですけどね。・・・スパイ映画の見過ぎでしょうか。

今日がその、工事日でした。約束の時間よりもずいぶん早く、「九電工の方」が来られました。

彼の手慣れた作業によって、よく見れば丸っこくて味のあるアナログ型電力量計が、淡々と取り外されました。
その替わりに、いかにも角張って今風の、デジタル表示のスマートメーターが、取り付けられました。
電力消費量は、LTE回線を使って無線送信されるので、今後は、検針作業の方の出番もありません。

子どもの頃によく眺めていた、電力計の中でグルグル回る円盤は、もう目にすることもなくなります。
なぜかその光景が、急に懐かしく、昭和のイメージに思えてきました。

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家庭教師
- 2016/06/16(Thu) -
「家庭教師のトライ」のCM。アルプスの少女ハイジのシリーズ。最近は少々、おふざけが過ぎませんか。
今やってるのは、トライの割引の大きさに驚いて、おじいさんがあやうく「昇天」しそうになるやつ。
その昇天シーンが面白くて、ハイジが何度も催促するという、まことに不謹慎なCMです。

そんなCM流すから、社長の母親が昇天したんじゃないの?、と言いたくもなります。

家庭教師と言えば私も、学生時代に2人ほど教えました。ひとりは中学生で3年間。もう1人は高校生を1年間。
あとで振り返ると、2人とも比較的裕福な家の長女というところが共通していました。

残念ながらその2人に対して私は、成績とか学力を伸ばすという意味では、ほとんど役に立ちませんでした。
カリキュラムなんてないし、教える内容も行き当たりばったり。時間配分は、勉強5割、雑談3割、お茶2割。
ただ、勉強に1週間周期のリズムを付けるという、一種のペースメーカーぐらいにはなったかと思う程度です。

予備校や塾と比較すると、家庭教師ではとくに、その教師個人の、教えること以外の能力が重要だと思います。
生徒との相性だけでなく、その生徒の両親も含めた、家族全員とのかかわりが必要だからです。

なにしろ毎週毎週、家庭訪問をしているようなもの。母親と話をしたり、帰る頃には父親とも顔を合わせます。
ときには家族みんなと一緒に夕食をとり、父親と酒を飲み、休日にはBBQなどに呼ばれます。
さまざまな相談に乗り、とくに進路については、子どもの希望と両親の思いのギャップを埋める努力もします。
このように家庭に介入することも、家庭教師ならではの仕事かもしれませんね。

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舛添知事辞職
- 2016/06/15(Wed) -
舛添要一・東京都知事はついに、ていうかやっと、ギリギリで、辞職を決断しました。
実際はホントに、セコい小さな罪ですよ。多くの政治家が、似たようなことはやってますって。
昔から「トーゴーサンピン」て言うじゃないですか。それほど政治家は、金の動きが元々、不適切なのです。

決定的な悪事を働いたとは思えない舛添氏が、辞職に追い込まれた原因は、次の2つでしょう。

(1)知事になる前には、政治とカネの問題をいちばん批判していたのに、腐敗政治家と同じことをやった
(2)法律には違反していないと考え、詭弁を弄して何も説明しない不誠実な態度が、市民を怒らせた

逆に言うなら、1カ月前の不祥事発覚直後には、こう言うべきでした。
(1)自分がいちばん批判していたことに、自ら手を染めてしまい、悔やんでも悔やみきれません。
(2)法に反するかどうかは問題ではなく、これは私のモラルの問題であり、いま猛省しております。
(3)生まれ変わったつもりで知事の職を全うしたいが、民意を問うために辞職することも考えております。

このように発言すれば、まあ辞職まではしなくてもいいんじゃないの、という世論が起きるでしょう。

何度も同じようなことを書いてますけど、ホントに舛添氏って、謝り方で失敗しましたね。
「法律違反はしていない。だから逃げ切れる」と考えたのが浅はかだったのです。
「法律違反はしていない。だからこそ安心して、徹底的に説明と謝罪をしよう」と考えるべきでした。

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マッコス登場
- 2016/06/14(Tue) -
Appleのイベント「WWDC16」が開かれました。毎年6月に行われる、おもにOSについての発表会です。
その中でも、Macの新しいOS「macOS Sierra」(とネコ科の関係)について、今日は書いてみます。

2001年に発表された、Macの10番目のOSは、「Mac OS 10」ではなく「Mac OS X」と命名されました。

バージョン10.0には「Mac OS X Cheetah(チータ)」という「ネコ科」のコードネームが付けられました。
以後、「Puma」「Jaguar」「Panther」「Tiger」「Leopard」「Snow Leopard」「Lion」と続きます。

2012年の10.8は「OS X Mountain Lion」。頭の「Mac」がはずれて、単に「OS X」となりました。

さて、次のネコ科は何だろうと思っていたら、コードネームは唐突に、「地名」シリーズに変更されました。

2013年:10.9「OS X Mavericks」:北カリフォルニアの海岸の名前。サーフィンの名所だとか
2014年:10.10「OS X Yosemite」:言わずと知れた、カリフォルニア州の国立自然公園
2015年:10.11「OS X El Capitan」:ヨセミテ国立公園内にある、有名な巨大な岩の名前
2016年:10.12「macOS Sierra」:たぶん、ヨセミテ国立公園のある、シエラネバダ山脈のことでしょう

今回、地名シリーズは維持されましたが、「OS X」が終了して、こんどは「macOS」になりました。
Appleの他のOS、「iOS」「watchOS」「tvOS」と揃えようというのか、小文字で始まる「macOS」です。

“sierra” の語源は「ノコギリ」。転じて、ギザギザの(鋸歯状の)連山のことを “sierra” と言うようです。
なるほど。「前鋸筋」のことをラテン語で “serratus anterior” と言いますが、あの “serra” とも通じます。
シエラネバダ山脈とは、「雪で覆われた(ギザギザの)山脈」という意味のスペイン語だとか。

ギザギザの山といえば、熊本にもありますね。「阿蘇五岳」のひとつ「根子岳(ねこだけ)」です。
五岳で一番高くなりたくて、頭に土を積んでインチキしたら、健磐龍命に叱られたという、あの山です。
健磐龍命に頭を何度も叩かれて、ギザギザのネコのような頭になったので、名前は猫岳です。
「macOS Sierra」とネコ科の接点があるとすれば、これぐらいですか。

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才子策に溺れる
- 2016/06/13(Mon) -
舛添都知事を追究する、しかしそれほど期待はできない、東京都議会の集中審議が行われました。

集中砲火を浴びた舛添知事ですが、なんとか踏みとどまって、すぐに辞職するとは言いませんでした。
気力が残っているというよりも、未練がましい。最後には、自分の「延命」を申し出ました。惨めです。

舛添「私は知事の職に連綿としてしがみつくつもりはございませんが、どうか少しの猶予をいただきたい」
まさにその言葉は、しがみついている人間の常套句じゃないですか。

舛添「全ての給料をご辞退申し上げて、全身全霊、都民のため、都政のために働きたいと思っております」
なるほど一見、思い切った発言に聞こえますが、リオ五輪が終了までの期限付きだとか。なんだ、小っちゃい。

では、舛添氏にお尋ねしたい。
今後、全身全霊、都民・都政のために働くのに、無給で良いのなら、過去の給与はどうするおつもりですか。
どちらかと言えば、過去の給与の方こそ、全額返金していただきたい。あ、いや、私は都民じゃないですけど。

今夜の報道ステーションで後藤謙次氏が、舛添氏の一連の言動を、「才子才に倒れる」と表現しました。
「才子策に溺れる」とも言いますが、まさにその通りです。今となっては、取り繕う姿がみっともない。
やはり何事でも、謝るときは先手必勝ですね。

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メールでパスワード
- 2016/06/12(Sun) -
「怪しいメールが来た」まず何をすべきか
という件名のメールが来ましたが、まず何をすべきでしょうかね。

差出人が日経の関連サイト(のよう)だったので、安心(あるいは油断)してメールを開きました。
多分、大丈夫(のよう)でしたが、これでウイルスに感染したら、いったい私は何を信じればいいのやら。

先日、それこそ怪しげなメールが、3通まとめて送られてきました。
差出人はすべて「厚労省」。件名はいずれも「特定接種(医療分野)の登録等について」となっています。

「新型インフルエンザ等対策」に関連したメールのようです。しかし、なぜ3通。それらの概略はこうです。

1通目:「本メール送信後に、2通(1. 通知本文、2. パスワード)お送りします」
2通目:「申請のありました(略)について、登録した旨を通知する」
3通目:「管理システム用パスワードは、以下の通りとなります」

ちょうど、FAXのノリですね。まず「表紙」、続いて「本文」、最後に「資料」を送ってきたわけです。
しかし、「パスワードを送ります」と言って、そのパスワードを平文で送ってくるとは、いかがなものか。
パスワードを別送したのは、セキュリティー対策のつもりなのでしょうか。まったく無意味な上に不用心。

いつぞやの、年金情報流出問題後も、厚労省のセキュリティ対策はあまり改善していないようです。

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健診前はいつも通りに
- 2016/06/11(Sat) -
生活習慣病の方に血液検査をした場合、とくに大きな問題がなければ、翌月の来院時に検査結果を説明します。
この最近の1,2週間は、ちょうど震災後の混乱期に検査をした方々への結果説明が続いています。

多くの方で、糖尿病や高脂血症の数値の悪化が見られました。それを本人に伝えると、
「カップ麺やら炭水化物ばっかり食べよりましたもんねぇ」との返答があり、「ですよね」と私も応じます。
だいだいこのような会話が、このところ毎日繰り返されています。

地震直後の今回は特別としても、通常はこれではいけません。
「いま忙しくて運動する暇がないのです」と言う方は、たぶんこの先も、ずっと忙しいはずです。
「最近残業続きで」と言う方の「残業」は、残念ながら今後も減るとは思えません。
「飲み会が続いてたので」と言う方の「飲み会」についても同じこと。飲み会は、なくなりません。

多忙な毎日を送っている人は、その多忙な毎日における体調こそが、重要です。
不摂生な生活の人は、その不摂生な状況のままで検査をしなければ、正しい評価はできません。

人間ドック等では通常、絶食で検査に臨むため、血液検査も空腹時に行われます。
しかし、異常の早期発見が健診の目的とすれば、食後に検査を行う方が、理にかなっている面もあります。

欧州の学会で最近、中性脂肪など脂質代謝の検査は、空腹時にこだわらない実施が提唱されました。
血糖や血圧など、生活習慣病に関連する多くの検査で、同じことが言えます。

健診の直前の数日間だけ、断酒したり摂取カロリーを控えたりする人がいますが、それでは本末転倒なのです。

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エアバッグ
- 2016/06/10(Fri) -
愛車がリコールです。エアバッグの不具合です。ただし、タカタのリコール騒ぎとは、別問題。
タカタの場合は膨張装置の異常ですが、私の車では、コントロールユニットに問題があったようです。

基盤の「不適切な洗浄」のために、素子間が通電(ショート)してしまう可能性があるとのこと。
「最悪の場合、衝突時にエアバッグが展開しないおそれがある」と、資料にあります。怖い話です。
それにしても、世の中の交通事故で、エアバッグはきちんと開いているのでしょうか。見たことないですが。

衝突して搭乗者が頭をぶつける前に、バッグが完全に開くという、その瞬時のメカニズムがすごいですね。

センサーが衝撃を感知し、コントロールユニットが判断し、火薬に点火、着火してガスが出て膨らむわけです。
【感知→判断→点火→ガス発生→膨張】簡単に言えば、こんな流れ。これが20〜30ミリ秒で完了すると。

だいぶ異なりますが、北朝鮮からミサイルが発射されたときに警報を出す「J-ALERT」を思い出しました。
【感知→判断→送出】を1分以内に完了するものですが、前にも書いたように、うまくいきませんでしたね。
なにしろ、判断するコントロールユニットが「官邸」というのがネック。律速段階となりました。

自転車で以前、転倒したことがあるので、自転車用のエアバッグには興味があります。市販されています。
マフラー型で装着は簡単。地面などに頭部をぶつける時までには、頭頸部全体をエアバッグが覆ってくれます。
ちょっとした転倒でも、すぐ作動するようです。うかつに作動させたら、恥ずかしいことになりますね。
一度作動したら再利用不可。税込5万4千円也。つまり、転倒1回に付き5万4千円の出費です。さあどうする?

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ニホニウム
- 2016/06/09(Thu) -
「ニホニウム(nihonium)」・・・そう来ましたか。
理研の森田氏ら、日本人が初めて発見した「新元素」の名称(案)は、少し意外でした。

「ジャポニウム(japonium)」かと予想していましたが、 “Japan” が日本語ではないので避けたようですね。
日本にこだわりたいから、「ジャパン」よりも「ニホン」なのだと。たしかに「ニホン」の方が日本的です。
ただ、「日本国」の中国読みが「ジパング」の元になった経緯を考えると、ジャパンもニホンも元は同じかも。

「ニッポニウム」は、1902年に日本人が発見して、後にその存在が否定された「幻の元素」名です。
混乱を避けるため、一度使用された名前は二度と申請できない、というルールがあるとのこと。

これはとても重要なことだと思います。科学の進歩によって、これまでの常識が覆る可能性があるからです。
たとえば、1902年のニッポニウムの実在があとで証明されたら、ニッポニウムが2つになってしまいます。

元素名はラテン語読みが基本。となればローマ字とほぼ同じ。日本人にとっては、読みやすくて好都合です。
でも米国人は、 “nihonium” を「ナイホニアム」と読みそうな気がします。Nikonを「ナイコン」と言うし。

113番のニホニウムの他に、今回3つの元素の名称が提案され、ニホニウム同様、意見公募期間に入りました。
115番 “moscovium”:「モスコビウム(モスコヴィウム)」と読むのでしょうか。モスクワ由来ですね。
117番 “tennessine”:由来はテネシー。読みがわかりません。「テネシーネ」?「テネジーン」?
118番 “oganesson”:ロシアの科学者の名にちなんだようです。「小金さん?」

これによって、元素周期表にあった欠番が埋まり、連続118番までの元素が揃いました。
当然、理研の次の目標は、119番元素の発見(作ってから観測して立証する)ということになりますね。
名前は「ショーボシウム」か「キューキュリウム」あたりでいきましょうか。

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アマリリス
- 2016/06/08(Wed) -
地震の少し後、わが家には新しい家族、フレンチブルドッグの「花」ちゃんがやって来ました。
子犬なので、やたらとはしゃぎ回ります。ジャンプしまくりです。ときどき二足歩行します。何でも噛みます。
噛ませるために与えたオモチャ以外のものを、おもに噛みたがります。カーテンとか飼い主の手などです。

最近は、やっと芽を出したばかりのアマリリスの、その芽を噛んだので、アマリリスは疎開させました。

「花」の話は後日書くとして、今日はアマリリスです。しかも歌の方。あの、ルイ13世が作曲したってやつ。
子どもの頃に習ったアマリリスの歌は、あまりにも単純すぎて、忘れようもありませんね。

フランス国王・ルイ13世って、調べてみたら、17世紀のヨーロッパに「かつら」を広めた人物らしいですね。
一説には、心痛のため脱毛症になってしまったのを隠すため、かつらをかぶったとか。
その国王の心情を察して、家臣たちもみなかつらをかぶり、次のルイ14世がさらに広めていったとのこと。
18世紀にはヨーロッパ中の貴族たちが使うようになったものの、フランス革命後は、廃れていったそうです。

音楽室の肖像画を思い出すと、バッハやヘンデルはロン毛のかつら、モーツアルトは短いかつらでした。
モーツアルトの頃が、ちょうどかつらの衰退期だったのでしょうか。作曲家の髪型も、時代を反映しています。

そのヘンデル級のロン毛かつらを、英国の裁判官たちがいまだに使い続けていることには、まったく驚きます。
さすがに2008年から、かつら着用は縮小されたとか。理由は「時代遅れ」。ウケる。
ただし刑事法廷では、いまだにかつら着用中。被告が裁判官の人物特定をできなくするためだと。なるほど。

(註記)今日も話題がずれましたが、これが私のスタイルなので、ご容赦願います。

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ら抜き言葉へのシフト
- 2016/06/07(Tue) -
「離乳食は食べれてますか?」診療中の問診で、私がよく使う「ら抜き」表現です。
「離乳食は食べられてますか?」という正しい言葉遣いでは、違和感を感じるので使いません。

「ら抜き言葉」は、「可能」と「尊敬」を区別しやすくするための、自然な流れだともいわれています。
私も最近はそう思うので、ら抜きを誰かが使っても、いちいち目くじらを立てたりしません。

たとえば、夕方5時には帰宅したいと思っている従業員が、上司にこう尋ねたとしましょう。
「5時には帰れますか?」「5時には帰られますか?」
前者がら抜き、後者が正式。前者の方が伝わり易く、後者はまるで上司の予定を尋ねているみたいです。

「ミルクは飲めてますか?」これも診療中によく使いますが、ら抜きではありません。
「飲む」の可能形「飲まれる」が縮まって「飲める」になった、可能動詞といわれるものです。

「ミルクは飲めれます」と答える方がときどきいます。文法的には間違いですが、気持ちはわかります。
ら抜きが間違いという思いからか、不要な「れ」を付けてしてしまったのでしょうか。

「ミルクは飲まれます」と言う人は、もうほとんどいませんね。
使いやすい可能動詞「飲める」があると、元々の動詞「飲む」の可能形は、どんどん使われなくなるようです。
「この水は飲まれません」という表現は、まだ使われているかもしれませんが、昭和の臭いがしますね。

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6月6日は楽器の日
- 2016/06/06(Mon) -
手の指を折って数を数えるとき、ふつう親指から折り始めますが、私は子どもの頃、違う方式でした。
まず最初に手をグーにして、1で小指を立て、2で薬指を立てる、という順番で、次々に指を立てていきます。
5まで数えると、パーの手になります。で、その次の6は、親指から折り始め、10のときにグーに戻ります。

あるとき友達に、その手順はおかしいと指摘され、以後、最初はパーから始める一般的な方式に矯正しました。

そう言えば、パーから始めて5まで数えて手がグーになると、次の6で親指を立てる友達もいましたね。
その場合、握ったグーの中から親指を引き抜くように立てなければならず、6を数えにくいのが難点です。

標準的には、パーの状態で親指から折り始めて、5でグーになったら、次の6では小指を立てます。
その、6のところで小指が立つことを、「子が自立する」と例えたんですね、昔の人は。

というわけで、6歳から、さらに言えば6歳の6月6日から、芸事を始めると良いと言われるようになったとか。
それから派生して、今日6月6日は、「楽器の日」「邦楽の日」「いけばなの日」になりました。

6月6日の時点で6歳といえば、多くは小学1年生。そりゃ、たいてい何か始めるタイミングでしょう。

ただし4月2日から6月6日までの誕生日のお子さんは、年長さんの時にその日が来るので、注意します。
民法を厳格に遵守するご家庭であれば、明日が誕生日の年長児は、今日すでに6歳なので対象年齢です。

ていうか、こういう語呂合わせ的な発想って、日本人は好きですね。たぶん中国人はもっと好きでしょう。
ちなみに私の昔のカウント方式だと、芸事始めは1月1日ということになります。

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キクラゲ
- 2016/06/05(Sun) -
NHKの番組「うまいッ!」が、今朝とり上げていたのは、鹿児島・沖永良部島の「キクラゲ」。
好きでも嫌いでもない食材ですが、それは私が、美味しい生キクラゲを食べたことがないからかもしれません。

しかしその当て字「木耳」は、以前から気になっています。まあ、耳(耳介)の形に似てるからでしょうけど。

キクラゲの学名は、Auricularia auriculaです。 “auricle” とは、医学用語で「耳介」つまり耳の意味です。
英語では “Jew's Ear”(ユダの耳)というそうですね。由来は省略。
いずれにしても、キクラゲが耳に似ていることは、世界の誰もが認めていると考えてもよさそうです。

ところが、辞書で「木耳」を引くと面白い。意味は大きく2つ。
(1)キクラゲ。形が人の耳に似ているから。
(2)人の耳。形がキクラゲに似ているから。

いや、おかしいでしょう。
キクラゲが人の耳に似ているから木耳と書き、そのキクラゲに似ているから木耳は人の耳の意味だと。
これじゃあ、卵が先かニワトリが先か、みたいな堂々巡りです。

辞書には(2)の用例として、坪内逍遙の「小説神髄」の、次のような一節があげられています。

「其所見を著者の木耳に聞かしめたまわば」
う〜ん。耳の意味で「木耳」と書くのは、どうも違和感がありますね。しかしこれを「キクラゲ」と書くと、

「其所見を著者のキクラゲに聞かしめたまわば」
ああ、面白い。しっくりくる。つまり(2)の意味では、「キクラゲ」とカナで書くべきなのです。

さらに言えば、馬と木馬とか、刀と木刀のような違いを、耳と木耳にも感じます。なので(2)は、

(2)人の耳。形がキクラゲに似ているから。しばしば、役に立たない飾りの意味で用いる。用例としては、
「てめえら、キクラゲの穴ぁかっぽじって、よーく聞きやがれ」

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恋のナンチャラ
- 2016/06/04(Sat) -
「恋の、カビ・プロテクト運転を行います」
もう何年も前から、ときどき洗濯機の方から聞こえてくる、きっと聞き間違えている音声ガイダンスです。
「恋の、カビ・プロテクト運転」って、なんか「恋のマイアヒ」を思い出すような、楽しげな響きですよね。

以前「検索しない楽しみ」があると書いたように、こういう疑問は、解明するのがなんとなくもったいない。
でも先日、正しい音声内容がわかってしまいました。「恋の」ではなくて「ピコイオン」でした。な〜んだ。
東芝が、パナソニックの「ナノイー」に対抗して押し出している、二番煎じか三番煎じのアレですか。

英語の “pico” は、頭にアクセントがあって、「ピーコウ」とか「パイコウ」のように、発音します。
なので「ピ」の部分を聞き逃したりはしません。
ところが日本語の「ピコイオン」は、「カブトムシ」と同じような「中高型」のアクセント。
しかも語頭が「パ行」なので、よけい聞き取りにくく、アクセントのある「コイ」が際立つのでしょう。

そうえいば英語では、語頭の “p” の音を発音しない単語が、よくありますね。とくに医学用語に多い。
心理学 “psychology” は「サイコロジー」だし、肺炎 “pneumonia” は「ニューモニア」です。

しかしドイツ語では、心理学 “Psychologie” は「プシヒョロギー」。語頭の “P” も、律儀に発音するのです。
ついでに「ヒョロギー」のところで脱力しそうになりますが、私はその発音、わりと好きです。

馬力を表す単位「PS」の「P」は、ドイツ語で馬の意味の “Pferd” で、「プフェルト」のように発音します。
“Pf” で始まるドイツ語の単語はけっこう多く、「プフ」を正しく発音するのは、なかなか難しいです。
本当は「プフ」ではなく、「フ」を言う準備をして唇を閉じて「プ」と言う感じ、だとか。できんけど。

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人間ドックとコスト
- 2016/06/03(Fri) -
「人間ドッグ」と言う人が時々いますが、間違いです。それでは「人間犬」です。正しくは「ドック」です。

「ドック」は本来、船舶の「製造」や「修理」などを行う場所ですが、人間ドックで行うのは「点検」です。
点検によって不具合(病気)が見つかった場合、必要ならその治療を行うことになります。

しかし生活習慣病については、その基準に異を唱える意見が出ており、面倒なことになっています。
さらにガン健診も反論のある分野なのですが、私はやはり、早期発見早期治療を希望します。

そんなわけで今日は久々に、「PET-CT検査」を受けました。ガンを見つける検査ですが、問題もあります。
(1)被曝する
(2)すべてのガンが必ず見つかるとは限らない
(3)高額

こういった検査に否定的な人は、しばしば社会全体の検査コスト、とくに費用対効果を問題にします。
たとえば、人間ドックでガンが見つかった、という人が100人に1人いたとします。総費用は10万円とします。
その1人のガンを見つけるために、10万円x100人=1千万円かかったと、そういう計算になります。

しかし私は、そうは思いません。ガンが見つからなかった人も、安心を得ることができたからです。
医療コストを考えるとき、治療につながらなかった検査は無意味だと考えがちですが、そうではないのです。
現に私はいま、何も見つからなかった検査で、ちっとも損をした気分にはなっていません。

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「新しい判断」
- 2016/06/02(Thu) -
久々に「魔法の言葉」を聞いた気がしました。発言の主は、安倍首相です。
まずは、消費税増税の延期を表明した安倍首相の、発言の変遷のおさらいから。

「再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします」という、力強い発言が1年半前。
「景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします」とも言ってたのですが、
「リーマン・ショック級、大震災級の事態にならない限り、予定通り引き上げていく」と例外条項を示し始め、
「リーマン・ショック前の状況と似ている」との判断によって増税延期を決意した挙げ句、
「私が『リーマン前に似ている』との認識を示したとの報道があるが、まったくの誤り」と発言を否定し、
「リーマン・ショック級の事態は発生していない」と昨日は、全体の流れを根底から覆す始末。

「二枚舌」と批判されていますが、安倍首相に言わせれば「新しい判断」だそうです。

増税を再延期しないと決めたのは、1年半前の判断であり、このたび再延期すると決めたのは「新しい判断」。
既定方針に拘泥することなく、常に的確な状況分析を行い、適切な判断を新たに下した、というわけです。

「約束を守れませんでした」と言う必要はありません。「新しい判断を下しました」と言えばいいのです。
誰が考えたんでしょうね、この論法。

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接種控え対策
- 2016/06/01(Wed) -
新たな定期予防接種が導入される直前には、そのワクチンを任意接種をする人が減ります。「接種控え」です。
すぐに無料になるのがわかっているワクチンを、わざわざ有料の時に打ちたくない気持ちはわかります。
しかしそれは、感染予防の観点からは問題。接種が遅れれば、免疫獲得も遅くなってしまいます。

10月から始まる「B型肝炎ワクチン」の定期接種の対象は、0歳児。新生児でも接種できるワクチンです。
B型肝炎ウイルスは、保育園・幼稚園などで、唾液・汗・涙などを介して感染することが知られています。

やがて無料になる予定のワクチンを、いったい、いつ接種すべきなのか? 今でしょう(ベタですみません)。

接種控えを防ぐため厚労省は、定期接種開始時における接種対象者に、制限を設けました。
今年4月生まれ以降の赤ちゃんのみを、対象とすることにしたのです。
3月までに生まれたお子さんは、10月の時点でたとえ0歳でも、定期接種の対象ではありません。

じゃあなぜ4月生まれからOKにしたのか、と言えば、厚労省得意の、机上の空論があるからです。

規定では、接種は全部で3回。2回目は1回目の4週間後以降、3回目は1回目の20週間後以降となっています。
接種をテキパキと進めていくと、約5カ月ほどで、3回目の接種まで終えることができます。
4月生まれのお子さんなら、10月から接種を始めればちょうど3月までに完了できる、という計算です。

つまり厚労省は、4月生まれのお子さんが10月まで接種控えをすることを、黙認あるいは推奨しているのです。
これは大問題です。おそらく今後しらばくは、乳児早期の接種が減るでしょう。困ったものです。

こういうものは、やると決めた時点で、即日開始するのが最善。そうでなければ、必ず混乱を招きます。
予算の問題があるんでしょうが、そんなことは、償還払いなどの工夫で何とでもなります。要は、やる気です。

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