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仕事は楽しいかね?
- 2017/01/31(Tue) -
月末の雑用と、一部の不調なMacのHDD初期化作業などを済ませ、午後からはドラマと映画と読書など。

(1)TVドラマ『A LIFE』第3話
毎週火曜は『A LIFE』レビューの日、ですか。このドラマ、だんだんリアリティーがなくなってきましたね。
私は誤解してました。キムタクは小児外科医なのですね。しかし今日は、腹部のほかに脳も手術しましたが。
第1話で、成人の心臓難手術をやった時点で、「大門未知子」ばりのスーパードクターだと気付くべきでした。

(2)映画『コンカッション』(2015)
「実話に基づく」+「主人公が医師」、ということで観てみました。ウィル・スミス主演の、社会派ドラマ。
解剖室の描写は、けっこうリアルですが、グロくはないので大丈夫。これ以上は、書きません。
でもひとつ難を言うなら、ちょっと長く感じました。その点、『ハドソン川の奇跡』はちょうどよかった。

(3)『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン著、野津智子訳
「さあ、どうかね」と、まずは答えたくなります。原著の長ったらしいタイトルの直訳よりも、よほど面白い。
友人がFacebookで「一気に読んじゃいました」と紹介してたので、古本を買って、一気に読んじゃいました。
自己啓発本の部類なのでしょうか。日頃あまり読まないジャンルですが、読むと元気が出ますね。
著名人の実例が、うまい具合に出てきます。勉強になります。サマセット・モームの名言が、ウケました。
「小説を書くためのルールは三つある。残念なことに、誰もそれを知らない」

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MRワクチン予約数調査
- 2017/01/30(Mon) -
MR(麻疹風疹混合)ワクチンが不足している問題については、少々切羽詰まってきました。
というのも、第2期定期接種の対象年齢である「年長さん」の接種期限が、3月に迫っているからです。

このワクチンは、麻疹や風疹の免疫をもたない1歳児への接種「第1期定期接種」が、最優先です。
なので当院も昨年秋以来、在庫ワクチンは原則として、1歳児に対してのみ、接種してきました。

ちょうどその頃(11月)保健所が、医療機関が保有するMRワクチンの「在庫調査」を行いました。
調査を行うのはかまいませんが、その後ワクチンの供給が改善したわけでもなく、在庫不足のままです。

そうこうするうちに年が明け、保健所がこんどは、MRワクチンの「予約状況の調査」を始めました。
予約数だけでなく、MRワクチンを購入している業者名まで報告しなければなりません。
医療機関ごとの必要数を調査し、薬品卸を指導して、バランス良くワクチン供給させようというのでしょうか。

どの医療機関だって、予約数を考慮して、必要なだけワクチンを購入するのです。それが、足りないのです。

昨年の国会答弁でもあったように、国は「MRワクチンに不足が生じない見込み」との一点張りです。
現場では完全に不足しているのに、厚労省の官僚の計算では、足りているはず、なのです。
行政には問題無いが、現場の流通や在庫に偏りがあるのだと、業者や医療機関に責任を押しつけているのです。

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未曾有のでんでん話
- 2017/01/29(Sun) -
安倍首相の国会答弁の揚げ足を取るつもりはありませんが、首相の「でんでん」発言について考えたことを。

「まるで我々がずっと批判に明け暮れているとの言い方は訂正してください」と蓮舫氏が詰め寄ると、
「民進党の皆さんだとは、一言も申し上げていない訳であります」と、うまく切り返した安倍首相。ところが、
「訂正でんでんというご指摘は、まったくあたりません」とダメを押したものだから、ズッコケました。

途中までは、うまい論法だなぁと感心してたのに、残念。普通に考えると「云々」の読み間違えですね。
未曾有を「みぞうゆう」と言った麻生さんを思い出します。

安倍首相が自分で原稿を書いたのではなく、なおかつ言葉の読みも知らないと、ネットで盛り上がってます。

では首相は、「云々」と書かれた原稿を見て「伝々」と見間違えたかというと、それは違うと思います。
言葉として存在しない「伝々」と見間違えたのなら、それは初めて目にする言葉なので、困惑したはずです。
あの答弁のように、よどみなく堂々と「でんでん」と読み上げることはないでしょう。

とすれば、安倍首相は「云々」を、もともと「でんでん」と読むと思い込んでいたんじゃないでしょうか。
以前からそのように誤解していたけれど、誰も間違いを正してくれず、今に至ったのではないかと思うのです。

ある学会で演者が、生理食塩水のことを「ノーマル・サリン」と、何度も繰り返し発言したことがありました。
ちょうど地下鉄サリン事件の少しあとだったので、私はその「サリン」という言葉に強い違和感を覚えました。
生理食塩水「Normal Saline」の「Saline」は、普通「セイライン」か「セイリーン」と発音します。
この演者はSalineの発音を間違って覚え、誤りに気付かず、誰にも訂正されずに、ずっと過ごしてきたのです。
まさか学会発表の場で、大勢の聴衆の前で、その覚え間違いを晒すことになるとは、不幸なことでした。

「脆弱」とか「相殺」などの言葉を間違えて発音する人に、ときどき遭遇します。
親しい人なら誤りを指摘しますが、たいてい私は、相手に気まずい思いをさせたくないので、スルーします。
しかし、スルーすることが、将来その人に大恥をかかせることになるかもしれないと、考えるべきですね。

安倍首相はこれまでの人生で何度か「でんでん」と言ったのに、周囲の誰も、違うと言わなかったのでしょう。

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残業上限60時間
- 2017/01/28(Sat) -
政府が「働き方改革」として、企業の残業時間の上限を月60時間にするといいます。「絵に描いた餅」です。

残業を減らすためには、生産性を高めるだけでなく、企業の仕事量そのものを減らす必要があるでしょう。
しかし資本主義社会において、企業が自らの生産・サービスなどの企業活動を減らすとは思えません。
病院でも同じこと。外科医や産科医の残業を減らすために、手術や分娩を制限することは、普通ありません。

それをしろと言うのなら、まず、残業時間が長いことで知られる厚労省の官僚自身が、手本を示すべきです。

考えてみると、子育てや家事をしながら働いている方(おもに女性)の、労働時間ってどうなのでしょう。
会社での残業は0時間でも、朝晩の家事・育児に、毎日数時間を要しているはず。毎月100時間は超えます。
そういうのには目をつぶって、会社だけで残業の上限を決めて「働き方改革」だとするなら、見当違いです。

逆に、帰宅すれば、風呂・ビール・メシが待っている者は、会社で少し遅くまで頑張ってもらいましょう。

1日全体の仕事量やストレスを総合的に考えなくして、会社での残業だけを云々*してもしょうがないのです。
さらに言うなら、前にも書いたように、大事なのは時間ではなく仕事の質です。
好きでやってる仕事は疲れないし、残業も楽しかったりしますが、イヤな仕事は短時間でもストレスです。

残業時間を、一律上限60時間にするのではなく、労働者個人の希望によって上限を決めてはどうでしょう。
まあその前に、中央官僚がまず、残業60時間以内を守ってみなさいって。できるはずないでしょうけど。

*云々:うんぬん(でんでんではない)

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ハドソン川の奇跡
- 2017/01/27(Fri) -
朝は雨、昼から晴れて、夕方少し降り、今はやんでます。寒冷前線の先っぽの雲が、熊本を通過したようです。
休日(休診日)の今日は、ギックリ腰を治すための養生日と決め込んで、家でのんびり過ごしました。

池上彰&佐藤優の『最強の読み方』を普通の強さで読み、Apple TVで映画『ハドソン川の奇跡』を観ました。
『ハドソン川の奇跡』は、最近観た中ではいちばん良い映画でした。ネタバレしないよう、内容は割愛します。
今日のような時間は、とても貴重です。無駄にのんびりしたくはない、心してのんびりした、という感じです。

池上氏らは、「あらゆる享楽から距離を置き、現実の問題に横たわる本質を追究」しているそうです。はぁ。
そこまでストイックにはなれませんが、時間がもったいない、という気持ちは、年々強まっています。

「時間の心理的長さは、年齢に反比例する」という「ジャネーの法則」は、たしかにそうだと思います。
「時間の過ぎゆく体感速度は、年齢に比例する」とも言えると、前に書きました。

とするなら、体感時間には一定の加速度を想定することができます。つまり人生は、等加速度運動なわけです。
速度をV、加速度をA、時間をt、初速度は0とすると、V=At、という式で表せます。
人生の道のり(歩んだ距離)Dはその積分値なので、D=(A x tの2乗)/2、と急激に増えることになります。

年齢とともに、人生経験量が加速度的に増していくということなのでしょうか。
いや、それだけ経験値は増えても、きっとそれを凌駕する速度で、さまざまなことを忘れているのでしょう。
その忘却速度に負けないように、また新たに、見たり、聞いたり、読んだりする毎日なのでしょうね。

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同期で動悸
- 2017/01/26(Thu) -
文書などの同期保存場所として重宝しているのが「Evernote」ですが、ときどきトラブルに見舞われます。
今日もそう。たまたまpdfファイルを150個ほどEvernoteに取り込んだら、その直後に問題が起きました。

「同期できません」との警告。ファイルが多すぎたかと反省し、取り込んだファイルをすべて、削除しました。
ところが、それでも同期できない。削除操作が逆に、また新たな同期負荷を与えたのかもしれません。
もしや、同期している他のMacにまで、この障害が波及しているのではないかと思うと、動悸がしてきます。

同期型の保存というのは、トラブった状態までもが同期されてしまいかねないのが、いちばんの心配事です。

Evernoteのサイトでサポートページを見ると、いくつか対処法が書いてあったので、片っ端から試しました。
Macを再起動し、Evernoteをアンインストールして最新版を再インストールしましたが、ダメでした。

わらにもすがる思いで、Evernoteのサイトの「ステータスブログ」を見たら、原因はサーバーと判明。
「なんかトラブったんで、必死こいて調べてますんで」みたいな言い訳が、英語で書いてありました。

そんな大事な情報なら、もっと目に付くところに表示してほしいんですけどね。

何か不具合があると、ユーザーは普通、自分の側に原因があると思って、余計なことをしてしまうのです。
おかげで私は、150個のファイルを失いました。あまり重要なファイルではなかったのが、不幸中の幸いです。

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ギックリ診療
- 2017/01/25(Wed) -
人生には、3つの坂があるといいます。「登り坂」、「下り坂」、「まさか」。
震災の時に、このようなたとえ話を聞いて、結婚披露宴でよく聞く「3つの袋」の話を思い出しました。

今朝、イスから立ち上がり(登り)、また座った(下り)その瞬間に、まさかのギックリ腰です。
しばらく激痛に悶絶し、心を静めてゆっくり立ち上がると、なお痛い。痛すぎてもう、座れない。
歩き始めるとさらに痛み、かといって止まるのも痛くて、しばらくウロウロしながら、ゆっくり減速し停止。

前回のギックリ腰のときに使ったコルセットの存在を思い出し、探し出し、装着。多少いいか。
這うようにして出勤したものの、痛みのために動きが緩慢で、何をやっても時間がかかる。
膝を曲げ、尻を後ろに突き出し、腰は伸ばして、上体は前傾させ、そろそろ歩く。猿人のような体位です。

昼休みにダッシュで近所の整形外科に行き、レントゲンやら何やら検査して、処方を受け、仕事に戻りました。
いわゆるギックリ腰なのでしょうが、運動不足や加齢によるさまざまな増悪因子もありそうです。
鎮痛剤と湿布とコルセットに頼り、猿人スタイルで、なんとか夜まで診療を続けることができました。

急性期の今日は入浴しない方が良いのか、いや、風呂で腰を温めて、血流を改善した方が良いに違いない。
そう思って、敢えて熱めの風呂にじっくり入りました。どうやら、間違いではなさそうです、今のところは。
今日からしばらく、禁酒することは言うまでもありません。昨夜開栓したワインは、料理用となりました。

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ドラマがマニアック
- 2017/01/24(Tue) -
『A LIFE』。先週も書いたキムタク主演のTBSのドラマ。(元)心臓外科医目線のレビュー、第2弾です。
そこそこ真面目な雰囲気で始まったドラマが、今後どのように崩れていくのか気になって、第2話を観ました。

描かれた手術は3例。あとで問題になるのが、胸部大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術 (TEVAR)」。
胸を大きく切る大手術ではなく、鼠径部の動脈から人工血管を挿入して、大動脈内に内張りする手術です。

それと並行して、小児の手術も行われていたのですが、これがまた「PVO解除」という難解な術式でした。
「PVO」というのは、複雑な先天性心臓病等に時々合併する、治療の難しい病変「肺静脈狭窄」のことです。

私が医者になって初めて書いた論文(症例報告)は、この「PVO解除」を行った乳児の心臓病症例でした。

一般に、心臓を停止させて手術を行う場合、人工心肺による体外循環によって、全身の循環を保ちます。
ところがその全身の血液循環自体が、手術操作や視野の邪魔になる場合、完全に循環を止めることがあります。
そのままでは生きられないので、患者の体温を20度以下に下げます。これが「超低体温循環停止」です。

ドラマでは、循環停止によってPVO解除を行っていましたが、それにしては、手術室が閑散としていました。
超低体温循環停止をやるような時は、麻酔科医や臨床工学技士などが大勢取り囲んで、緊迫してるはずなのに。
患者の頭の周囲に何も無いのも変。循環停止では、脳障害を防ぐために、保冷材で頭部を冷やすのが普通です。

そんな中、PVO解除がうまくいかず、「これ以上続けたらDOTもあり得ます」という言葉が飛び出します。 
「DOT」とは “Death on Table”の略で、日本語で「台上死」、つまり手術台の上で亡くなるという意味です。

そのイヤな雰囲気の絶体絶命のとき、キムタクが助け船を出すのですが、その手術風景も異様。
拡大鏡を固定するヒモが、術衣の胸の前に垂れ下がり、まあ不潔きわまりない。これでは術後感染必発ですよ。
おまけに、奇跡的に救命できたその晩に、執刀医の女医は早々と帰宅してごちそうを作ってる! はぁ?
循環停止したこの重症例では、術後経過も厳しいはず。執刀医がそんなに早く帰宅できるとは思えません。

リアリティーが無いなと思って見ていたら、TEVARの術後患者が急変し「右鎖骨下動脈起始異常」が発覚。
どうしてそんな、マニアックなカードを切るかなあ。これじゃあ、来週も観たくなってしまいます。

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Appleの極端な仕様
- 2017/01/23(Mon) -
iPhone発売10周年ということで、今年発売されるであろうiPhone 8(?)に、期待が集まっています。
でも私は、モバイル機器ばかりじゃなく、元「本業」のMacの進化を期待しています。

たとえば新型MacBook Proが「Touch Bar」という新機軸を採用していることは、前にも書きました。
私はまだ触れたこともないので評価はできませんが、今後用途が広がれば、「化ける」かもしれません。

いや、それよりも、新型MacBook (Pro)でいうなら、物理インタフェースの簡略化がいちばん画期的です。

いまこのブログを書いている、従来型のMacBook Proには、コネクタ等の接続場所が全部で8カ所あります。
(1)電源、(2)USBx2、(3)Thunderboltx2、(4)HDMI、(5)SDカード、(6)イヤホン

これが新しいMacBook Proではどうなったかというと、イヤホンジャック以外は全部、廃止されて、
(1)USB-Cx2または4、(2)イヤホン

実にシンプルになりました。従来のUSBもHDMIも電源端子もすべて、USB-Cポートが兼ねています。
MacBook Proの薄さとシンプルさを極限まで追究したら、このような極端な仕様になったわけです。
さいわい、MacBook(Proじゃないやつ)とは異なり、USB-Cポートが複数あるのが救いです。

いずれにしても、このように大胆な、あまりにも大胆すぎる改変は、Appleにしかできない離れ業でしょう。
何しろ、圧倒的に不便です。イヤホン以外の従来のケーブルが、何一つ、そのままでは使えません。
従来の周辺機器を接続するためには、いちいち変換アダプタが必要です。にわかには納得しかねる仕様です。

でもそれがApple。利用者の不便など、おかまいなし。将来を見据えた先進性とデザインが最優先なのです。
利用者や世の中の方が、Appleに追いつけばよいという、考え方によってはかなり独善的な理念です。

恐ろしいことにAppleは、このような新機軸を、次の瞬間にはまた、平気で切り捨てたりします。
そんなAppleに、もう30年近く翻弄され続けている私ですが、また次の仕様に追いつこうとしているのです。

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0歳はタミフル5割増
- 2017/01/22(Sun) -
熊本市では、先々週(1/9〜15)の定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が、11.04人となりました。
10人を超えたので「注意報」レベルということになります。
ちなみに当院では、同時期に30人を超えるインフルエンザを新たに診断したので、「警報」レベルでした。

インフルエンザの方には、患者さんの意向にもよりますが、抗インフルエンザ薬を処方することになります。
当院では、6歳以上は原則として吸入薬「イナビル」を、6歳未満には「タミフル」を処方しています。

タミフルは、体重に比例した用量で処方します。体重1kg当たり2mgの量を、1日2回で5日間です。
たとえば20kgのお子さんだと、1回量40mgを1日2回(つまり1日量で80mg)、5日分ほど処方します。

それでは体重50kgの子どもは、1回量100mgかというと、そうではありません。
体重がいくら重くても、用量の上限は75mgです。75mgというのは、成人用1カプセルの用量なのです。
これは、体重の重い子どもが、成人よりも多い用量になるという逆転現象を回避するためです。

さて先日、0歳児に対するタミフル投与の「公知申請」が認められたと書きました。
欧米では0歳児への投与が認められているので、そのまま日本にも流用してもよかろう、というわけです。

「そのまま流用」なので、タミフル投与量は欧米式に、体重1kg当たり3mgとなりました。従来の1.5倍です。
これによって、0歳で10kgのお子さんと、1歳で10kgのお子さんとでは、0歳の方が5割増しの用量です。

医療現場では、0歳児にそのような多量のタミフルを投与して大丈夫か、という親御さんも出てきそうです。
しかしこの用量設定は「公知申請」によるものなので、欧米式の投与量をそのまま流用するしかないのです。
日本で治験をしていない以上、0歳児に対する日本独自の用量設定はできないのです。
でも実際の処方医は(私も含めて)、そこらへんを「さじ加減」するでしょうね、きっと。

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トランプ大統領誕生
- 2017/01/21(Sat) -
トランプ新大統領の就任式が行われました。ネクタイの色は、共和党色の赤でした。
就任演説の内容への賛否はありますが、トランプ氏の印象を、一層悪くしたとは思えません。

「アメリカ・ファースト」とは言いながら、「イスラム過激派を地上から完全に根絶する」とも。
彼が大統領選に勝ったのは、極端に歯切れの良い発言と、それを実行しそうな雰囲気があるからでしょうね。
実際にやることを間違えなければ、けっこうな功績を残しそうな大統領かもしれません。

心配された就任式中のテロは、起きなかったようです。最高度の警戒・警備が行われていたのでしょう。
ハイジャックされた旅客機や北朝鮮からのICBMが、就任式会場に突っ込んでくることも、ありませんでした。

テロの代わりに、反トランプ派の激しいデモや抵抗が起きました。残念なことに、一部が暴徒と化しました。
どのような理由があっても、銀行やスタバやマックの店舗に対する破壊行為は、正当化できません。

このような行為に対する批判が、反トランプ派への逆風となり、トランプ支持層が増えるかもしれません。
「反トランプ過激派」のやったことは、トランプ氏の思うつぼだったのです。
いやもしかすると、あの暴徒たちはトランプ氏が周到に仕込んだものかもしれませんけどね。ドラマの見過ぎ?

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森のくまさん
- 2017/01/20(Fri) -
「森のくまさん」の替え歌が、日本語訳詞者の権利を侵害しているとかで、こじれています。
あれって、曲自体の著作権は、すでに消失しているそうですね。
なので、歌詞を丸ごと違うモノに変えれば、何の問題も無いのだと、嘉門達夫氏が言ってました。なるほど。

熊本で「森のくまさん」といえば、お米のブランドですね。商標の権利者は、JA熊本経済連。
うちの近所には、「森のくまさん」というケーキ屋さんがあります。正確には「森のくまさんボンガトー」。

工業所有権情報・研修館のサイトで調べたら、商標登録されている「森のくまさん」は全部で3件ありました。
(1)瑞鷹株式会社の、日本酒
(2)三立製菓株式会社の、菓子・パン
(3)JA熊本経済連が、お米など

このうち(3)のJA熊本経済連はかなり幅広く、食品や飲料、調味料、ビールなども含めて登録しています。
そのうち、「森のくまさん」ブランドのジュースやビールが発売されるかもしれません。

ついでに「くまモン」で調べたら、商標登録が3件ありました。すべて権利者は熊本県です。
1件目は、おもに印刷物や文具を対象としています。

それだけではまずいと思ったのか、2年後に、ありとあらゆる商品に対して商標登録を追加しています。
歯磨き、おむつ、テレビゲーム、便器、人力車、時計、カバン、枕、カーテン、食品、日本酒・・・
輸送、興行の企画、結婚紹介、美容、医業、占い、警備などのサービスにも、限りなく登録を広げています。
さすが熊本県。くまモン関連のガードは万全。当院も勝手に「くまモンクリニック」には改称できませんね。

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スマホで読まんばならん
- 2017/01/19(Thu) -
このたび芥川賞を受賞した山下澄人氏は、受賞作『しんせかい』を、iPhoneで「執筆」したそうですね。
ラノベじゃないですよ。芥川賞受賞作ですよ。しかも、寝っ転がって書いたと。・・・あり得ない。

今回の芥川賞の候補作は、『文學界』から2つ、『新潮』から3つ。こういうのって、わりと珍しいのでは。
私はその候補作のうち、古川真人氏の『縫わんばならん』(新潮11月号)を、たまたま先月読んでいました。

タイトルからもわかるように、『縫わんばならん』の舞台は九州です。九州弁だらけの小説です。
昨年、『新潮』新人賞を受賞したときの「選評」では、評価が分かれていました。
「さすがにもっと、読む側の興味を引くものが欲しい。エピソードの質を上げて欲しい(略)退屈でしんどい」
新潮新人賞選考委員の一人、中村文則氏は、このようにかなり厳しい意見を述べています。

それが芥川賞候補になったものだから、いちおう読了していた私としては、行きがかり上応援していました。
しかし、今日の選考会で受賞が決定したのは『しんせかい』でした。
前回の『あひる』もそうですが、私が応援した小説はどうも、受賞を逃す傾向があります。

芥川賞の選考委員も、『縫わんばならん』は「正直なところ、ちょっと退屈してしまった」と言っています。
たしかに。私は九州弁には抵抗なかったのですが、『縫わんばならん』を読むのはかなり、骨が折れました。

ちなみに5人の候補者のうち、受賞者の山下氏は最年長の50歳。けっして若くない。なのにスマホで執筆。
ならば作者の目線に近づくためにも、受賞作『しんせかい』は当然、スマホで読むべきでしょう(うそ)。

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地球外生命探査
- 2017/01/18(Wed) -
「宇宙から謎の信号? 地球外生命を追う」
昨夜のNHK「クロ現+」のテーマは、阪神・淡路大震災関連かと思ったら、なぜか「地球外生命(ET)」。

「ET(Extra-Terrestrial)」は、私が学生の頃に観た映画「E.T.」で、よく知られるようになりました。

そのETが存在するかどうか、現時点で確証はありませんが、存在しないという根拠もありません。
何億年もかけて地球上に生命が誕生したのは奇跡的ですが、なにしろ宇宙は広く、星の数は多いのです。
奇跡の起きる確率を補って余りあるほど星の数が多いと考えたら、他の「奇跡の星」も存在するはずです。

番組では、世界中で行われている「地球外知的生命体探査( SETI )」を紹介していました。
Search for Extra-Terrestrial Intelligence、つまり、単なるETではなく、知的ETを探すプロジェクトです。

そりゃそうでしょう。ET探査のために宇宙に信号を送っても、相手が知的でなければ返事が期待できません。
地球だって同じ。異星人が地球を見つけて信号を送ってきても、こっちが恐竜時代ではどうしようもない。

互いに交信できるような知的レベルの星は、見つけたり見つけられたりするタイミングも限られます。

それにしても、地球人の文明レベルって、宇宙的にみてどうなんでしょうね。
地球人よりもはるかに進歩している異星人がいれば、われわれにも明確にわかるような交信をしてくるはず。
もしかすると地球にやって来るか、はたまた侵略をしかけてくるか、何かアプローチがあろうというもの。
いや、そんなことはせず、どこか遠くから、地球人の進化(と退廃)を眺めているのかもしれません。

地球上の生命の起源すら、もしかすると異星からの種まき(DNAの投入)かもしれないですしね。

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心臓外科医ドラマ登場
- 2017/01/17(Tue) -
なにかとバッシングされ気味のキムタク主演の、『A LIFE〜愛しき人〜』という、TVドラマが始まりました。
最近は、大河ドラマ以外は見ていない私ですが、久々に主人公が心臓外科医ということで、見てみました。

設定やストーリーには少々無理がありますが、主人公が誠実な外科医であるところには、好感が持てました。
手術シーンでは、要点が描かれていて無駄な説明が少ないのが良かった。何よりもリアリティー優先なのです。
Doctor-X』よりも、ずっとリアルでした。医療監修(順天堂大の某先生)が妥協しなかったのでしょう。

第1話は、主人公が帰国して、困難な術式を提案し、やってのけるという話でした。
「Konno(今野)法」による大動脈弁輪拡大術。ああ、久しぶりに聞きました。比較的難易度の高い術式です。
よくもそのような複雑で分かりにくい術式を、少ない説明のままドラマに組み込んだものです。

しかも手術の翌日、「スタックバルブ」のために患者急変。その「スタックバルブ」という言葉にも泣けます。
ドラマでは、人工弁が組織に引っかかったと説明していましたが、まさに、私も同じような経験があります。
狭い部位に何とか入れ込んだ人工弁が、周囲の組織に引っかかったり、縫合糸が引っかかったりするのです。
あるいは、何らかの原因によって、人工弁に血栓が付着して、弁の動きが止まってしまったりもするのです。
緊急再手術をしてもリカバーがしばしば困難な、人工弁置換手術後に起きうる最悪の合併症のひとつです。

そこで主人公(キムタク)がひねり出した打開策が、「心尖下行大動脈人工血管吻合術」という離れ業。
これがまた、泣けました。もう号泣です。この術式はしばしば、一か八かのような気持ちで採択するからです。
私も経験があります。そうとう厳しい結果になります。でもドラマはまさに、奇跡を描いていました。

ここまでは、まずまず。最後まで諦めずに再手術を成功させる、外科医の粘り腰を、よく描いてくれました。
しかし、次の第2話が心配。なにしろ脳外科手術をやろうという雰囲気だからです。心臓外科医なのに。
そんなことやったらリアリティーぶち壊し。『Doctor-X』並の、コメディー外科医ドラマになりますけどね。

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ワクチンは接種すべき
- 2017/01/16(Mon) -
「日本脳炎ワクチンは、あんまり打たない方がいいんでしょ」と言う親御さんに、つい最近も出会いました。
このような誤った理解、風説がまかり通っているとは、驚きます。悲しいことです。

子どもの定期予防接種に、打たない方がいいワクチンなどありません。打った方がいいから、打つのです。
ワクチンのメリットとデメリットを天秤にかけたら、医学的には圧倒的にメリットが大きいから、打つのです。

日本脳炎ワクチンは、かつて副反応問題によって、積極的勧奨接種を控えた時期がありました。
その後、新ワクチンが開発され、今では元通り、全員接種の勧奨接種ワクチンです。
しかし、このワクチンの悪印象はいまでも尾を引いていて、傷モノ扱いされているのも事実です。

いちどケチが付くと、汚名を返上するのは、かなり難しいものです。
名誉失墜のときには、メディアは大々的に報じるのに、名誉挽回のときの報道は、きわめて控えめだからです。
ちょうど新聞が、大きく掲載した誤報に対して、訂正記事をこっそり小さく掲載するようなものです。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を待ち受けているのも、まさに茨の道でしょう。
濡れ衣を裏付ける証拠が出つつあるのに、市民団体はそれを無視し、メディアの姿勢もひどく慎重です。
厚労省はいまだに腰が引けているし、メーカーは金縛り状態。医療者の足並みも、残念ながら揃っていません。

日本脳炎は、まだ良い方です。患者数は年間10人前後の、きわめて稀な病気ですから。
しかし子宮頸がんは、毎年1万人が発症し、そのうち3千人が亡くなっています。
ワクチンを接種すべきなのにしなかったから子宮頸がんで死んだ、という事例が、将来確実に出てきます。
さてそのとき、誰が責任を負うのでしょう。

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当番医と休日加算
- 2017/01/15(Sun) -
ちょうど、熊本がインフルエンザ流行期に入ろうとしている今日、当院は休日当番医でした。
先週までは、胃腸炎や溶連菌感染の方が多かったのですが、今日からインフルエンザが逆転。大逆転です。

さて、当院が当番医のときと、他の医療機関が当番医のときとでは、違いがあります。ズバリ、医療費です。

当院では、日ごろ日曜祝日診療を行っている関係上、通常は「休日加算」を算定できない規定なのです。
好きで休日診療をしてるのなら、休日加算は取れませんよ、というのがお役所の言い分。
一方で、他院がお役目として例外的に休日診療をする休日当番医の場合には、休日加算が算定できます。

当院で加算が算定できないと言うことは、医療費が減るということであり、患者の窓口負担も安くなります。
決して当院が値引きしているわけではなく、国の規定でそうなっているのです。

例外的に、6歳未満の小児に関しては、当院でも休日加算が算定できます。これは小児医療に対する配慮です。
どっちみち6歳未満では、自治体からの医療費助成があるので、患者負担には何も影響しませんけどね。

さて、診療報酬には、さらに細かい規定があります。
それによると、当院が休日加算を算定できないのは、当院が日曜日の診療時間として標榜している時間帯です。
具体的には、午前9時から午後5時まで。この時間帯だけ、当院は他の当番医よりも医療費が安くなります。

逆に言うなら、午前9時前や午後5時以降に来院された患者さんは、他院と同じ医療費となります。
今朝も8時台に来院された方が何人もいましたが、その方々はみな、医療費が割高になってしまいました。
なんかケチな話ですが、厚労省の規定ではそうなりますので、ご了承ください。

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日経のとばし記事
- 2017/01/14(Sat) -
「日本経済新聞 電子版」の有料会員数が、50万人を超えたと、日経が報じました。
新聞社の有料報道サイトでは、国内1位、世界でも4位だそうです。私も毎朝読んでます。
他の全国紙もザッと見ますが、日経がいちばんスッキリして読みやすいのです。広告が少ないからでしょうか。

企業の合併や破綻とか、新製品や新技術など、日経のスクープ記事にはつい、食いついてしまいます。
しかしその一部は、後に誤りだと分かり、企業から抗議されたりもします。いわゆる「とばし記事」です。

面白いのは、いったんは誤りとされた「とばし記事」の内容が、後に真実と判明することが時々あることです。
よく覚えているのは、ドコモからのiPhone発売記事です。何度かとばしている内に、実現してしまいました。

日経は2011年からほぼ2年間、「ドコモからiPhoneが出るぞ出るぞ」と、断続的に報じ続けました。
当のドコモから否定されようと、他のメディアから無視されようと、一貫してとばし続けていました。
そうしたある日(2013年9月6日)、日経はついに、ドコモのiPhone発売を確定的に詳細に報じました。
他紙も追随し、大騒ぎになりました。日経のとばしが、やっと実った形ですが、でもドコモはかたくなに否定。

結局、9月11日にAppleがドコモの参入を発表するまで、ドコモ側からの発表はありませんでした。
つまり、この場合に考えられることは、
(1)ドコモは機密保持のため、Appleが発表するまでは、iPhoneの発売を否定し続けるしかなかった
(2)顧客の流出を避けるために、ドコモが極秘情報を日経にリークして「出るぞ出るぞ」と報じ続けさせた

日経のとばし記事にはしばしば、まだ公表できない真実が隠されているわけで、そこが面白いところです。

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新テストに記述式導入
- 2017/01/13(Fri) -
明日から、センター試験が始まります。東日本では大雪になるかもしれないとのこと。心配です。

そのセンター試験が、4年後には「学力評価テスト(?)」に変わり、記述式問題が導入される方向のようです。
現行の「マークシート式」では、思考の過程や結果を表現する力が十分に評価できない、という理由からです。

だから違うって。共通テストでも評価テストでも、名前はどうでもいいですが、目的を見失ってはいけません。
受験生の能力を、可能な限り公平に客観的に評価するのが、一次試験の目的じゃないのですか。
そのためには、できるだけ幅広い範囲にわたって、できるだけ多くの設問を解かせるしかないでしょう。
問題数を減らせば当たり外れが出て、受験生の間に不公平が生じてしまいます。

記述式問題を導入すれば、まず間違いなく問題数が減ります。それだけでも公平さが失われます。
さらに記述式は、採点者によるばらつきの問題が懸念されます。
ばらつきを減らして公平な採点を行うために、細かいチェックポイントが設定されることになるでしょう。
設問を正しく把握したか、思考過程に特定のキーワードが含まれているか、結論が正しいか、などでしょうか。

つまり、解答は記述式でも、採点はあくまで客観式なのです。実質的には、面倒くさい客観テストなのです。
全国規模の記述式問題の解答を、公平かつ効率的に採点するためには、仕方のないことです。

ならば、今まで通りの客観テスト(マークシート式)でいいじゃないですか。
思考過程を評価したいなら、そのような設問を工夫して作ればいいだけの話。これは出題者側の問題ですよ。
そもそも、深い思考力や表現力は二次試験で求めるもの。どうして一次試験をややこしくするんでしょうね。

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賭け麻雀で辞意
- 2017/01/12(Thu) -
飯塚市の齊藤市長が、平日の日中にたびたび賭けマージャンをしていたことが発覚し、辞意を表明しました。
市長が平日の昼間っからマージャン、しかも賭けマージャン、しかも市内の業者も同席という、3段階の悪行。
おまけにその、悪びれない態度にも、批判が集まりました。

賭けマージャンしたのかと聞かれて、「当然、やるからにはそうですね」と開き直る。なんていうか、正直者。
「賭けをしないでマージャンする人が、いったいいくらぐらいいるのか、逆に聞きたい」と悪ノリまでする。

同席した業者に便宜供与を図った疑いを問われて、「勝ったり負けたりでとんとんだった」と否定します。
「とんとん」だったから便宜供与にはあたらないという、笑うに笑えない屁理屈ですが、笑えます。

この齋藤氏、飯塚市に本社のある「一番食品」という調味料メーカーの会長さんですね。
いま同社のサイトを見たら、冒頭からいきなりお詫びです。
「弊社会長の不祥事に関し、お客様・お取引先様には多大なるご心配をおかけしております」という社長の弁。
会社が謝ることでもないような気がしますが、まあ、まじめな社長さんなんでしょうね。

混乱を避けるため、齋藤氏は飯塚市の成人式を欠席しました。そうでなくても荒れやすい、昨今の成人式だし。
代わりに(?)挨拶したのが、麻生太郎氏というのも凄い話ですが、その挨拶がぶっ飛んでましたね。

「酒が飲める、タバコも吸える。高校生くらいから隠れて吸ったり飲んだりは出来ます」
「婦女暴行・殺人・恐喝・薬。これまではパクられても少年Aで済んだが、二十歳から必ず名前が出る」
財務大臣の挨拶としては、あまりにも品が無い。市長の賭けマージャンなど、どうでもよく思えてきました。

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75歳からが高齢者
- 2017/01/11(Wed) -
日本老年学会・日本老年医学会が先週、75歳以上を新たな「高齢者」と定義すると提言しました。
現在の65歳以上という定義が、国民の意識に合わなくなっていることを考慮したといいます。
まあそれにしても、65歳から75歳とはだいぶ飛びますね。もう少し段階を踏めなかったのでしょうか。

科学的検証の結果、近年、歴年齢に比べた生物学的年齢の、5〜10歳の若返りが示唆されたとのこと。
それでいきなり75歳? どうしても、年金とか税金とかに関わる、政府の思惑を感じます。

新定義では、65〜74歳は「准高齢者」、75歳以上が「高齢者」で、90歳以上は「超高齢者」になるとか。
いまの医療制度では、75歳以上は「後期高齢者」という区分ですが、これはどうなるんでしょうね。

かつて、後期高齢者の「後期」という文言が、老い先短い印象を与えるので、批判されたことがありました。
それを茶化して、ある会合で80代の某先生が、「末期高齢者の○○です」と挨拶されたことを思い出します。

科学的検証で若返りが示唆されたといいますが、それはあくまで平均値でしょう。
75歳って個人差が大きいですよ。そんなとこで高齢者かどうかの線引きすることに、意味あるんですかね。

高齢化率(65歳以上人口割合)は、平成27年時点で26.7%。2060年には39.9%になると推計されています。
一方で生産年齢人口(15〜64歳)は、現在60.6%。少子化のために、2060年には50.9%に減るそうです。

まさか「高齢者」の定義を変えることで、「生産年齢人口」の定義も15〜74歳にしてしまう魂胆でしょうか。
そうなると2060年の高齢化率は26.9%、生産年齢人口は63.9%に改善します。これで高齢者問題解決?

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長い冬休み終わる
- 2017/01/10(Tue) -
子どもたちが大喜びした18日間という長い冬休みが、明けました。お母さん方は大変だったことでしょう。
本来は12/26から1/6までの12日間なのに、その前後に、祝土日と土日祝がくっついて長くなったわけです。

世の労働者の休暇が長いのならともかく、学校の子どもたちだけが長期連続休暇をもらってもねぇ。

さて今年は悲劇的な年だと、嘆く声が聞こえてきます。土曜日と祝日の「かぶり」が4回もあるからです。
しかしそれを言うなら、私が子どもの頃なんて、祝日が日曜日にかぶって何度がっかりしたことか。

驚いてはいけませんよ、若い方々。振替休日が始まったのは、私が中1のときからですので。
それまでは、祝日が日曜日にかぶるとその分、休日が目減りするシステムでした。今だと考えられませんね。
もちろん、土曜日は休みではありません。半ドンです。午後から休みという意味です。
なので祝日が土曜か月曜に来ると、連休(ただの2連休ですけどね)になってみな大喜びしたものです。

その時代から考えると、ホントに休みの多い世の中になりました。
土曜日と祝日がかぶる場合もそのうちに、振替休日の対象になるでしょう。もう、年中3連休だらけです。

しかし一方で小売業などのサービス業は、休みが減っています。なにしろ今は、元日から初売りしますからね。
増えた休日を楽しむ人たちがいる裏で、その人たちを楽しませるために、暦通りには休めない人もいるのです。

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成人の日
- 2017/01/09(Mon) -
「成人の日」前後は例年、天気が崩れやすいとか。さいわい熊本の雨はあがり、今日は晴れ間も広がりました。
しかし益城町や西原村では、一日早く成人式を行ったために、昨日は雨に見舞われてしまいました。

遠方からでも参加しやすいように、3連休の真ん中で成人式をやるのは、郡部の自治体に多いようです。
土曜に帰郷して、日曜に盛り上がって深酒し、月曜に二日酔いの頭をかかえて都会に戻るってことですか。

そのような地域が多いのなら、実態に即して、成人の日の方を変えるべきでしょう。
いっそのこと、「ハッピーマンデー」じゃなくて、「ハッピーサンデー」にしたらどうですか。
1月の第2日曜日を成人の日にして、翌日は振替休日。成人の日は必ず、3連休の真ん中。うん、これいいね。

かつて成人の日は、1月15日の固定でした。そしてこの日はいつも、お年玉年賀はがきの抽選日でした。
だから家族に新成人がいなくても、盛り上がれる日だったのです。いまはもう、わが家には無関係の日です。

自分自身の成人式の記憶がありません。式典等の印象が薄かったのか、参加しなかったのかもしれません。
私の場合、あと4年もするともう「トリプル成人式」ですよ。

「2分の1成人式」のように分数を使えば、いまの私だって「20分の56成人式」と言えなくもない。
いや、約分できる分数は約分しなければ不正解と言うのなら「5分の14成人式」となりますが、意味不明です。
杓子定規な学校教育によって、ものごとの本質を見失うことの好例ともいえます。

成人年齢が18歳に移行しようとしていますが、具体的にはどのような手順(段階)で切り替えるのでしょう。
移行最初の年には、18歳と19歳と20歳の3学年が、同時に成人するのでしょうか。成人式会場は大丈夫か。

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『おんな城主直虎』始まる
- 2017/01/08(Sun) -
NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』が始まりました。
戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」、遠江井伊家の当主・井伊直虎の生涯の物語です。

恥ずかしながら、私は井伊直虎という人物を知りませんでした。大河ドラマ、勉強になります。
井伊で私が知るのは、幕末にハリスと日米修好通商条約を結び、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼です。
直虎の活躍がなければ、井伊家の運命は大きく変わり、日本の近現代史は別物になったかもしれません。

学校で井伊直弼を習った頃、「井伊」だったか「伊井」だったか、ときどきわからなくなりました。
ちょうど、「鳥取県」か「取鳥県」かわからなくなるようなものです。
字面からなんとなく正解にたどり着くのですが、考えすぎるとゲシュタルト崩壊のようになってしまいます。

今日の第1回放送は、例によって主人公は子役でした。大河ドラマの子役は、いつも可愛いですね。
4年前の『八重の桜』の時もそうでしたが、第2回で子役の出番が終わってしまうのが、なんとも名残惜しい。
昔の大河ドラマは、もう少し長く子役で引っ張りませんでしたっけ。

調べてみたら、『八代将軍吉宗』(95年)では、主人公の西田敏行が登場したのは、なんと、第9回ですよ。
これは異常に遅い。しかも西田敏行の登場の仕方は、かなりインパクトありましたね、前にも書きましたが。

真田丸』のように第1回からギャグをぶちかます脚本ではありませんでしたが、今後の展開に期待してます。

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七草がゆ
- 2017/01/07(Sat) -
1月7日は五節句のひとつ「人日の節句」だそうで、「七草がゆ」を食べる日、ということになっています。

その「七草がゆ」の由来については、『御伽草子』の中の『七草草子』の話がよく知られています。
昔、中国のある人が、年老いた両親を元気にさせようと苦行した末に、天からのお告げを受けたという孝行話。
そのお告げの通りに、七種の草を集めてかゆを作って食べさせたら、両親はたちまち若返ったといいます。

ところがもっと古い中国の年中行事記に、「正月七日を人日と為す。七種の菜を以て羹をつくる」とあります。
羹(あつもの)というのは、前にも書きましたが、野菜や魚肉を熱く煮た吸い物のこと。
ともかく、七草がゆはずいぶん古くから食されていたようで、例の孝行話は、あとから追加された創作ですね。
その孝行息子は、後に帝の地位を譲られます。もはや孝行話を超えて、サクセスストーリーじゃないですか。

本来、縁起物または健康食(?)だった七草がゆに、もっともらしい逸話が付加されて広まったのでしょう。
しかし今では、年末年始の乱れた食生活から胃腸を回復させるための、健康食的な位置づけに戻っています。

今晩、私もいただきました。「七草セット」はスーパーで売っています。便利。ただし作法は間違いました。
本来は、1月6日から一定の作法の下で調理を開始して、1月7日の朝に食べるようですね。
1日1食、夕食のみの私の食生活では、正式な作法で七草がゆをいただくことなど、永久に不可能です。

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トランプ占い
- 2017/01/06(Fri) -
トランプ次期米大統領は、トヨタのメキシコ工場新設を批判して「ありえない!」とツイートしました。
米国内に工場を建てろ。さもないと高い関税をかけるぞ(バカヤロー)、と言ってるわけです。

今年の日本経済はどうなるのか。それはトランプ氏の政策しだい。ずいぶん振り回されそうですね。
このことに関しては、「初夢トランプ占い」というタイトルで、元日から毎日、日経が特集を組んでいます。

「トランプ占い」という表現を誰かが使うとは思っていましたが、日経は元日まで温存していたようです。

私の得意分野じゃないので、経済の方向には掘り下げません。
次期大統領がタロット氏なら、タロット占いなんだな、と思ったぐらいですから。

子どもの頃、トランプで運勢を占う遊びをしていました。
横に4枚並べ、その下にも4枚、どんどん並べて、上下左右斜めが同じ数ならら捨てていくって、わかります?
最後に残るカードが少ないほど、運勢が良いと判断するわけですが、結果が悪けりゃ何度でも繰り返します。
満足のいく良い結果が出るまでやる。そういう占い方って意味ないんだろうなと、子ども心に思ってました。

おみくじを何度も引いても、有効なのは最初のものだと、テレビで神職の方が言ってました。でしょうね。
その神職の方の教えに従い、元旦に健軍神社で引いた「大吉」のおみくじは、自宅に持ち帰っています。
今年は良い年でありますように。

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インフル医療への勧告
- 2017/01/05(Thu) -
インフルエンザは、昨年から流行が始まったかと思いきや、年末には下火になり、今はチョロチョロです。
ノロウイルスや溶連菌感染の方が、よっぽど目に付きます。マイコプラズマもまだ、くすぶっています。

経験上、他の感染症が流行していると、どういうわけかインフルエンザの流行が抑えられるような気もします。
まさかインフルエンザウイルスが、他の病原体に遠慮しているわけでもないでしょうけど。

米国疾病対策センター(CDC)は、インフルエンザ対策について以下のような勧告をしています。

(1)ワクチンの接種は、生後6カ月以上でワクチンに禁忌でない者すべてに推奨する
(2)2歳以下や65歳以上や慢性病患者などがインフルエンザ様症状を呈したら、直ちに受診すべき
(3)治療の判断は迅速検査結果を待つべきではなく、経験的に判断して治療を遅滞なく行う
(4)可能な限り発症48時間以内に治療を開始するが、48時間を過ぎても無意味ではない

実を言えば、このCDCの勧告と私の診療実態とは、少し異なっています。

以前も書いたように、現行のワクチンはその原理上0歳児には効きにくいので、私はあまりお勧めしてません。
両親がきちんとワクチンを接種していないのに、赤ちゃんにだけ接種するなんてのはナンセンスです。

(2)については異論はありません。受診が早すぎることはありません。しかし(3)と(4)は微妙です。
日本人はとかく、インフルエンザかどうかをハッキリさせたがります。幼稚園や学校の関係があるのでしょう。
迅速検査の的中率は100%じゃないし、病状と状況証拠によってインフルエンザと診断してもよいのです。
ただそのような場合には、インフルエンザ以外の疾病の可能性も、少し考慮しておく必要はあると思います。

発症48時間を過ぎたかどうかなど、誰にもわかりません。発熱=発症とは限らないからです。
初日と2日目が38度の発熱で、3日目から40度に上がるようなインフルエンザにも、よく出くわします。
最初の2日間が風邪で、3日目がインフルエンザの発症と考えれば、発熱4日目からの治療も遅くはありません。
CDC勧告の(4)とは意味合いが異なりますが、病状の重い方には拡大解釈で臨むべきだと思うのです。

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保険証は毎回確認します
- 2017/01/04(Wed) -
医療費の大半を、患者の代わりに支払ってくれる割引証をご存じでしょうか。「保険証」です。
「患者の窓口負担は7割引にしてください。残りは保険者が払います」と保証してくれるのが保険証なのです。

その保険者(会社や自治体)が支払う医療費の財源は、患者(被保険者)が毎月払ってる健康保険料などです。
会社を退職したら、その会社はもう、医療費を払ってくれません。割引証(保険証)は使えなくなります。

ところが、さまざまな理由から、退職した会社の古い保険証を提示する方が、しばしばいます。
外見上は、その保険証は適正なものなので、それが提示されれば、通常通りの保険診療を行うことになります。
そして翌月、その保険者に対して、診療報酬を請求します。すると当然、保険者はそれを却下します。
これを「返戻(へんれい)」といい、レセプトが当院に突き返されます。「保険証が無効です」と。

窓口で、一見問題のない保険証の提示を受けても、毎月数件、このようなことが起きます。

このようなトラブルは、診療の都度、毎回保険証を確認しても、完全に防ぐことはできないでしょう。
なぜなら、会社の退職などによる資格喪失から、保険証の返還までの間に、タイムラグがあるからです。

そのようなタイムラグを解消できると期待されているのが、マイナンバーカードによる保険診療です。
厚労省は、マイナンバーカードを保険証として利用することを、来年にも実現しようと目論んでいます。

マイナンバーカードのセキュリティや、読み取り装置の設備投資など、問題はたくさんあります。
ですが、効力の切れた保険証提示に悩まされている今、マイナンバー利用は、救世主になるかもしれません。

それまでは、当院では保険証の毎回確認を徹底して参りますので、ご面倒でしょうが、ご協力をお願いします。

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今年こそHPVワクチンを
- 2017/01/03(Tue) -
何度も書いてますが、いい加減に再開しましょうよ、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)。
いま、なんといっても追い風は、厚労省の疫学調査の結果。これがかなり、センセーショナルなのです。

ワクチンの副作用と思われていた障害が、ワクチンを接種していなかった同世代女性にも見られたというもの。
その障害が起きた比率は、両者でほぼ同程度。つまり、ワクチン接種の有無には無関係でした。
一般的に若い女性にまれに見られる症状を、ワクチンの副作用と思い込み、決めつけていたことになります。

そのような症状が、たまたまHPVワクチン接種後に起きたので、濡れ衣を着せられたというわけです。
これはちょうど、インフルエンザ罹患時の異常行動が、タミフルに濡れ衣を着せている状態に似ています。

しかしタミフルはいまだに、10歳代への投与は原則禁止です。
その、いまだにタミフルに濡れ衣を着せている厚労省が、HPVワクチンの濡れ衣を晴らすことができるのか。

HPVワクチンを接種すべきことは、科学的に明らかです。日本以外の世界中が、そう考えています。
厚労省もバカじゃない。そのことは重々承知です。でも、バカじゃないけど、弱腰です。事なかれ主義です。
なので、メディアや市民団体に攻撃されないためには、国民の多数が納得するような根拠が必要なわけです。

それが今回の、厚労省班研究祖父江班の研究結果だと思うのです。
この機会を逃しては、もう、ホントにもう、日本がHPVワクチンの接種を再開できるきっかけはありません。
私は、マスメディアや一部市民団体のことを、とやかく言うつもりはありません。それは見解の相違ですから。
でも厚労省は違います。国民の健康に資する事柄は、科学的に正しいと裏付けられた方向に導くべきです。

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サンピアン初売り
- 2017/01/02(Mon) -
子どもの頃の新年の初売りは、1月4日からと決まっていましたが、いまは元日からが普通になりましたね。
「ゆめタウンサンピアン」も、初売りで毎日賑わっています。
震災後しばらくの間、ほとんどゴーストタウンと化していたサンピアン界隈からは、想像もできない変貌です。
そのゴーストタウンに隣接していた当院としては、一刻も早い復旧を待ち望んでいたのでした。

朝7時ごろにクリニック周囲の清掃をしていると、いつも工事関係者の出勤風景を目にしました。
夏場には、そのような工事の方のうちの何人かが、熱中症で当院を受診されたりもしました。

そのサンピアンが9月に1階をオープンし、11月には全フロアのリニューアルオープンにこぎ着けました。
内装やレイアウトがすべて新しく、明るくなりました。震災をテコにして、震災前以上に復興したようです。

近所のディスカウントストア「Mr Max」も、「復活グランドオープン」と銘打って11月に再開店しました。
これがまた、妙に垢抜けてしまい、かつてのチープな雰囲気を失っています。
ちなみに「Mr Max」は「Mr. Max」ではありません。ピリオドがつきません。英国流なのでしょうか。

確認のため、福岡市の本部に電話してみたら、答えは「造語」。アルファベットを用いた固有名詞とのこと。

極限に挑戦するという会社のポリシーから、当初は “Mr. Maximum” のような意味合いを想定したそうです。
そして、最終的に、 “Mr” と “Max” を「ウンッ!」とピコ太郎のようにくっつけて、一語にしたとのこと。
たしかに、よく見ると “Mr” と “Max” の間に、スペースがない! 「MrMax」でした。

と、ここで終わるのが普通なのですが、お正月なのでひとこと。
今年は災難の無い年でありますように。でも、備えあれば憂いなし、です。

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年賀状のメッセージ
- 2017/01/01(Sun) -
元日のルーティーンは、家族の記念写真撮影(リビングと玄関前で)、初詣、両親宅への新年の挨拶です。
車を運転するので、朝のお屠蘇は控えます。神社では破魔矢と御札を求めますが、御神酒は頂きません。

クリニックに届いた年賀状などを取りに行き、帰宅してからいよいよ、年賀状確認作業を開始します。
作業を円滑に進めるため、年賀状はあらかじめ、差出人名の五十音順に並べ替えておきます。
住所録と照らし合わせて、出してない人から受け取っていれば直ちに追加印刷し、投函します。
その際に全員の住所もチェックして、変更があれば住所録を修正します。これは次回のための大事な準備です。
さらに、すべての年賀状をスキャンして1枚ずつpdf化し、差出人名をファイル名にして保管します。

このような作業を例年は連日やっていましたが、今年から1月2日の配達がなくなるので、少し楽になります。
元日と3日では、だいぶ印象が違います。そしてその元日に届けるためには、早く投函すればいいだけの話。
などと偉そうなこと言えるのも、私が12月25日までに投函を終えたからです。生まれて初めてですけどね。
ちなみに、年賀状のpdfファイルは受取日毎のフォルダに入れるので、いつ届いたか一目瞭然です(悪趣味)。

住所録の修正作業は面倒なものですが、年々その作業量、すなわち住所変更者が減ってきていると感じます。
友人や元同僚たちの多くが、いい年になり、転勤の少ない立場になったのかもしれません。
あるいは、それぞれ居を構えて、転勤しても引越さず、遠距離通勤や単身赴任などをしているのでしょうか。

熊本市民病院時代に、ともに働いた人たちの年賀状からは、苦悩と希望とが伝わってきました。
病院での仕事が事実上なくなり、転職を余儀なくされた方は、みな新しい職場で頑張っておられる様子でした。
震災のときは、古巣の一大事に対して、何も手助けができませんでした。そのことは今も、悔やまれます。

遠方の友人・親戚・先輩方からの年賀状では、熊本地震のことを気遣うメッセージをいただきました。
ありがとうございました。どうぞご心配なく。このように、私はすっかり復旧しております。
震災直後の、お見舞いのメールや電話やご支援をくださった方へも、ここであらためて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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