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休日当番医の診療時間
- 2018/04/30(Mon) -
本日は、久しぶりに「休日当番医」でした。
この気候の良い時期の、大型連休真っただ中というのに、高熱の方がおおぜい押し寄せてきました。

すでに終息したと思っていたインフルエンザも、なぜかこの数日は来院者が出ています。
当院近隣の某高校や中学や幼稚園・保育園では、今現在インフルエンザが流行しているとのこと。驚きます。
そのほかに今多いのは、溶連菌感染とアデノウイルス感染です。今日も多かった。

休日当番医というのは、急病患者が受診するところだと私は思っているのですが、必ずしもそうじゃない。
血圧の薬が切れた人などが、休日当番医=休日に薬を処方してくれる当番医者、という認識で来院されます。
他院を定期的に受診している方が、薬の処方だけの目的で当院に来られることがあります。
まして、そのかかりつけ医の定期処方薬を今日から変えて欲しいという方もいて、困惑してしまいます。

休日当番医の診療時間は、朝9時から夕方5時まで、ということになっていますが、そう簡単にはいきません。
私は日頃から、困っている患者さんをむげに断ることができない性格なのです。
とくに当番医のときには、自分が診療を拒めば患者さんはとても困ったことになる、と考えてしまいます。

なので今日も、予約が途切れるまで診療を受け付けたところ、診療が終わったのは21時でした。
さいわいなことに、当院のスタッフはだれひとり不平不満を言わず、夜遅くまで仕事をしてくれました。
隣の門前薬局も、完璧な仕事を最後までしてくれました。

しかし、患者のためという名目で職員たちに長時間労働や残業を強いるのは、例外的であるべきです。
休日当番医の日以外では、ある程度杓子定規に、診療を打ち切ることも必要だと、いつも思っています。
思っていますが、どうしても超過気味に診療しているのが現状。スタッフにはいつも、心から感謝しています。

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「ドベイキー」の日
- 2018/04/29(Sun) -
心臓外科手術トラブル逆転修復ドラマ『ブラックペアン』第2話は、今日も出血との戦いでした。

術式は突飛だし、あちこちのディテールには閉口しますが、全体の雰囲気は意外と、リアルですね。
左室内に脱落してしまった人工弁を取り出すシーンを書き起こすと、こんな感じでした。

メッツェン、ドベイキー」と指示し、そのドベイキーを左室内に挿入して、人工弁の取り出しを始める渡海。
「ドベイキーで、直接人工弁を捕まえるというのか?!」と驚く手術スタッフ。
「ドベイキーで人工弁を?、弁に絡んでいる心筋が見えているというのか?!」と口にする准教授。

都合3回、何の説明も無く登場した「ドベイキー」が、今日の私の「ツボ」でした。
渡海が、左室内から人工弁をつかみ出すときに使った、そのピンセットの名称こそが「ドベイキー」なのです。

ドベイキーは、細い先端部の内側に細かい歯がびっしりと付いているのが特徴。物をしっかりつかみます。
持ち手の部分にも、他のピンセットには無い独特の窪みがあって、とにかく物をつかむことに徹した構造です。

その名前は、10年前に99歳で亡くなった心臓外科のパイオニア、マイケル・ドベイキー教授に由来します。
心臓外科医にとっては神様みたいな人ですが、ロシアのエリツィン大統領の手術を指揮した事でも知られます。
「大動脈解離」という病気では、「ドベイキー分類」という分類法もよく使います。

「ドベイキー」という言葉がドラマで何度も飛び交うのを見て、「サテンスキー事件」を思い出しました。
リアリティーのために、何の解説もなく特殊な用語を連発するという、以前のドラマではあり得ない手法です。

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喫煙習慣の拡散
- 2018/04/28(Sat) -
「大人の何%がたばこを吸っていると思うか」
中学生にアンケートをとったら、「男性の6割・女性の4割が喫煙者」だと誤解していた、という調査結果。
静岡の保健所長が、先週開催された日本小児科学会で発表しました。
残念ながら、私はその学会に参加できず詳細がわからないので、以下は、推測を交えて書き進めます。

コンビニ等でたばこを目にする機会が多いことなどが誤解を招いているのではないか、と分析されています。
男性の90%が吸っていると回答した生徒もいたらしいので、喫煙者が目に付くことは間違いないでしょう。

男性の6割・女性の4割というのは、中学生からみた、いわば「体感喫煙率」と考えるべきかもしれません。

目の前でたばこを吸っている大人は当然、喫煙者ですが、いま喫煙していなくても非喫煙者とは限りません。
電車やバスの乗客は誰も喫煙していませんが、その人たちの中には喫煙を我慢している人だっているはずです。
そのような「想像」も含めると、周りの大人の多くが、喫煙者に思えてしまうのかもしれません。

たばこは、自分の趣味や嗜好の目的で吸い始めるというよりも、最初は興味や勧誘がきっかけでしょう。
若者の周囲の喫煙率が高いと、やがて喫煙を始める可能性も高くなるだろうと推測できます。
現に、雀荘にもパチンコ店にも入り浸ることがなかった私には、ついに喫煙習慣が付かずに済みました。

同様に、いったん喫煙を始めた者が禁煙に成功するかどうかにも、周囲の環境の影響が大きいと思います。
社会の喫煙者の分布には「濃淡」があり、喫煙率が日本の平均値よりもはるかに高い集団が存在します。
そのような職場の喫煙者は、個人的には禁煙の意志はあっても、実際にはなかなか成功しません。

当院の禁煙外来で禁煙に成功した方が、後に喫煙を再開してしまうのは、たいてい同僚との飲み会からです。
禁煙しきれない者が、禁煙に成功していた同僚を、悪の道にそそのかすのです。

受動喫煙の問題も重要ですが、若者に喫煙習慣を拡散させない方策の方が、長期的にはより重要でしょう。

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歴史的首脳会談
- 2018/04/27(Fri) -
しでかした悪行を無かったことにはできませんが、やはり大事なのは今後でしょう。
3年前に、次のように書いたことがあります。

「ガキ大将が、校庭のサルビアに人知れず水をやっていたりすると、彼の評判は、にわかに好転します。
 逆に、清廉潔白で売り出していた若手政治家は、ちょっとした軽犯罪事件によって、評判が地に落ちます」

ホットなニュースで例えるなら、前者は北の委員長であり、後者はTOKIOの山口メンバーでしょうか。
もちろん比喩です。委員長の過去の悪行はひどすぎるし、山口メンバーのしたことは軽犯罪ではありません。

しかしそれでも、今日の南北首脳会談は、和やかというか、なんか楽しそうでしたね。
なにしろ通訳が不要なので、いくら込み入った話でも、冗談でも何でも、ツッこんで話し込めるのがいい。

じつは昨日までの私は、次のような可能性を考えていました。
(1)形ばかりの首脳会談が行われるが、和やかさゼロ、むしろ険悪な雰囲気で終わる
(2)委員長が軍事境界線を越えた瞬間、謎の男(実はCIA工作員)に狙撃され、北の独裁政権が終焉する
(3)板門店が謎のミサイル(じつは米軍)攻撃に遭い、両首脳が爆死する

ハリウッド映画じゃないんだから(2)や(3)はともかくとして、実際には(1)ですらありませんでした。
そして会談の中継を見ているうちに、うかつにも、委員長が「いい人」に見えてしまいました。

南北が友好関係になるのは良いことですが、共通の敵(?)である日本には、厳しい時代になるかもですね。

(追記)
と書いたら、「共通の敵とは何事か」とお叱りを受けたので、最後の文を次のように修正します。
南北が友好関係になるのは良いことですが、日本が手放しで喜んで良いことかどうかは、まだわかりません。

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沖縄旅行前接種殺到中
- 2018/04/26(Thu) -
毎日のように、成人の方が麻疹/風疹混合(MR)ワクチン接種のために来院されます。

まったく同じ書き出しのブログを、2年前にも、5年前にも書きました。
2年前には千葉や関空で発生した麻疹(はしか)ですが、いま問題になっているのは沖縄です。

大型連休で沖縄旅行を計画中の方など、ワクチンの接種を希望する方が当院にも「殺到」気味です。
このことについて、電話等でお問い合わせいただくことがあまりに多いので、この場でご説明しておきます。

Q. 来週沖縄に行くのだが、いまワクチンを接種しても間に合うのか?
A. 間に合います。副反応を観察する期間が足りないだけで、旅行の前日に接種しても効果はあります。

Q. あらかじめ血液検査をして免疫の有無を調べてから、必要な場合にのみ接種をすべきではないか?
A. 時間的に余裕があればそうしてもよいですが、とにかく予防第一なので、まず接種しましょう。

Q. 麻疹/風疹混合(MR)ワクチンではなく、麻疹(単独)ワクチンは接種出来ないのか?
A. もうできません。もともと流通量が少ない上に、今回の件で麻疹ワクチンは品薄。すでに入手困難です。

MRワクチンを接種しても、麻疹予防効果は麻疹単独ワクチンと同じです。接種料金は高いですけどね。
しかしそのMRワクチンも、今後の流行の広がりによっては不足する可能性があります。

2年前にはちょうど、北里第一三共のMRワクチン回収騒ぎが重なって、ワクチン不足は極めて深刻でした。
その北里のワクチンがようやく国家検定に合格し、2年半ぶりに、今月3日から販売が再開されたばかり。
まさにそのタイミングで、沖縄で麻疹が発生し始めたわけで、偶然にしてもできすぎですが、偶然でしょう。

ともかく悪いことは言いません。不安を感じて沖縄に行くぐらいなら、その前にMRワクチンを打ちましょう。

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カンフル剤
- 2018/04/25(Wed) -
「カンフル剤」って何ですか?、というご意見を頂戴しました。昨日のブログで書いた言葉についてです。

「カンフル」とは「樟脳(しょうのう)」のこと。昔は蘇生薬とか防虫剤の定番でした。
いまは薬としてよりも、比喩的な使われ方がほとんどです。いや、それももはや死語かもしれませんね。
起死回生の切り札としてのカンフル剤は、一時的に状態を改善させても、病状を根治させる薬ではありません。

ちなみにカンフル(樟脳)という化合物は、元々は「クスノキ」から精製されました。
当院の近隣に「楠」という地区があるので、クスノキという名称にはなじみがあります。
昭和43年、団地開発中のその地に数本の楠があったのが地名の由来だと、楠小学校のサイトにありました。

その楠に隣接して「楡木」という地区もありますが、どうしてクスノキは楠で、ニレノキは楡木なんでしょう。
たぶん、植物の名称としては「クスノキ」と「ニレ」なのでしょう。

「楠」と同様に、漢字一字で語尾が「ノキ」の木には、「エノキ(榎)」と「ヒノキ(檜)」が思いつきます。
これらの漢字に含まれる「ノキ」は、元々は「の木」だったと考えるのが自然でしょう。
最初は「楠(の)木・榎(の)木・檜(の)木」だったのが、やがて「楠・榎・檜」になったというわけです。
これらはいずれも大昔から日本にある植物で、長い年月の間に表記が簡略化されたものと推測します。

徒然草には「榎木の僧正」が出てきます。鎌倉時代には「榎」ではなく「榎木」だったことの証です。
同時代には「楠木正成」という人物もいましたね。その頃はまだ、「楠」ではなく「楠木」だったのでしょう。
こういう想像を巡らすのは楽しいのですが、学者によるちゃんとした論文や解説をぜひ読んでみたいものです。

ちなみに楠木正成は、鎌倉倒幕の「カンフル剤」として活躍しましたが、最後には不本意な結末を迎えます。
カンフル剤というのは所詮、一過性の作用しかないわけです。

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膿を出し切る
- 2018/04/24(Tue) -
「信なくば立たず。国民の信頼を得るために(略)必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」
安倍首相はこのように、「モリカケ」を含む諸問題の全容解明に全力を尽くす考えを述べました。

申し訳ないですが、遅きに失した感が否めません。それに「うみを出し切る」ことができるとも思えません。

「うみ(膿)」を出すためには、病巣を穿刺または切開する必要があります。当然、膿とともに血も流れます。
しかも膿は、一塊にまとまった「膿瘍」という状態でなければ、容易には排出(排膿)することができません。
あごの吹き出物は、膿が溜まって白い状態にならなければ、針を刺しても膿は出ません。出るのは血だけです。

いまの政権や官僚の病状は、至る所に膿が広がった「蜂窩織炎」の状態であり、局所切開では治りません。
こういうとき人体では、抗生剤の全身投与を行いますが、さて、政治問題に対しては何が特効薬なのでしょう。

勢いを取り戻すための起爆剤を「カンフル剤」などと言いますが、今回はちょっと違うかもしれませんね。
いまの政権や官僚が、なんの改革もなくそのまま元通りの勢いだけを取り戻してもダメだからです。

しかしもしも、政権が本気で病巣を根治させる気構えがあるのなら、ここらで一発カンフル剤が欲しいところ。
北朝鮮問題が急転しつつあるいま、国内問題でガタガタしてる場合でもないですしね。
まずはその外交で、安倍首相には起死回生の活躍をしてほしいものです、とりあえずは。

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ハラスメント
- 2018/04/23(Mon) -
診療中に患者さんから「ドクハラ」という言葉を聞いて、ドキッとしましたが、私のことではありません。
他院の某先生の心ない発言がストレスになり体調を崩した、という方の話です。

政治家や役人の「セクハラ」や「パワハラ」が話題ですが、他にも多くの「ハラスメント」がありますね。

「アカハラ」(アカデミックハラスメント)
大学で、教授などが部下に対して行う嫌がらせのこと。大学病院のドラマなどでも、おなじみです。

「アルハラ」(アルコールハラスメント)
イッキ飲みの強要はコレ。私が学生の頃は、それが伝統・慣習だと思っていましたが、もちろん間違いです。

「エーハラ」(エージングハラスメント)
年齢を理由とした嫌がらせ。「若いくせに」も「年寄りのくせに」も「いい年して」も、すべて該当します。

さいわい、辞書を引いても「ツルハラ」は出てきませんでしたが、あるとしたら、こんな意味か。
「ツルハラ」(ツルミハラスメント)
むりやり仲間に引き込んで、いつも「つるむ」よう強要する嫌がらせ。

例の事務次官は、録音されたセクハラ音声がしつこく報じられています。何度聞いても恥ずかしい。
セクハラは決して正当化できませんが、あそこまではずかしめなきゃいけませんかね。まさに「晒スメント」。

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『ブラックペアン』
- 2018/04/22(Sun) -
TBSの日曜劇場『ブラックペアン』が、今日から始まりました。心臓外科モノなので、見るしかありません。

タイトルの「ブラックペアン」からまず想像したことは、天才外科医の繊細な「ペアンさばき」でした。
ちなみに「ペアン」というのは、何かを挟むときに使う手術器械で、大小様々な形のものがあります。

この手の医者モノのドラマ、とくに外科医モノは、『A LIFE』以来、リアリティーの追求が進んでますね。
今日の手術シーンは、ブタの心臓を使っていると想像しますが、本物の術野によく似せた描写でした。

リアリティーを出すなら出血だと言わんばかりに、やたらに出血する場面も多かったですね。
たしかにトラブルを描くなら、出血はわかり易い。私も勤務医時代の緊迫した局面を思い出してしまいました。
ただし、細かいことを言わせていただければ、血液噴出に拍動がなく、まるでホースから出る水のようでした。

さて、ブラックペアンと聞いて最初に思い出したのは、私の恩師、徳永皓一先生(元九大心臓外科教授)です。
徳永先生は、手術中の重要な局面でしばしば、「ブラックだ、ブラックを出せ」と指示を出されました。
この場合の「ブラック」とは、「スーパーメッツェンバウム」という種類のハサミのことを指していました。

手術で使うハサミには多くの種類がありますが、「メッツェンバウム」は、細長くて繊細な形のものです。
その中でも、組織が滑らずに切れるように刃に加工してあるものが、いわゆる「スーパーメッツェン」。
他のメッツェンと区別するために、持ち手の部分が黒く塗られています。だから通称「ブラック」なのです。

「ブラックペアン」と言うからには、よほど特別なペアンだろうと期待して、今日のドラマを見ていました。
しかし、裏切られました。なんなら、ズッコケたと言ってもいいでしょう。

教授が執刀を終えて、人工心肺のチューブを遮断する段になって、その特別な黒いペアンが登場したからです。
固いチューブを、その特別なペアンで挟むこたぁないでしょう。頑丈なチューブクランプを使えばいいのに。
せっかく面白いドラマなのですが、今後も毎回、ブラックペアンが登場するたびにズッコケそうです。

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たまには洗車
- 2018/04/21(Sat) -
今の愛車は2年前に買ったもので、年齢相応の落ち着いたセダンです。10年間乗るつもりです。
その前の車は、年も考えずにクーペを買いましたが、訳あって5年しか乗りませんでした。
理想的には、居住性に優れたセダンと、ドライブを楽しむクーペの、2台持ちしたいところです。

そういえば、変なジンクス(?)があって、私が新車を買うと、大地震が起きるのです。
今の車は、2016年の3月18日に購入し、最初の2,3週間は、阿蘇方面を何度もドライブしたものです。
ところが4月に、熊本地震が起きました。ドライブどころか、しばらくは洗車もしたくなくなりました。

その前のクーペは、2011年の3月4日に買いました。納車の1週間後に、東日本大震災が起きました。
ちょうど、新車で阿蘇方面をドライブしていたときに、車のテレビの音声で地震と津波の発生を知りました。

さて、車というのは少しでも汚れると洗いたくなりますが、しばらく我慢するうちに汚れに慣れてきます。
さらにいよいよ汚れがひどくなると、逆に洗車する気が失せてきますね。どうでもよくなるというか。

最近ずっと洗ってなかった愛車が、まさにその状態。そこで今日は久しぶりに洗車しました。
仕事を終えて帰宅すると、ちょうど日が陰り始めていて、洗車するのには良いタイミングだと思ったのです。
車にはそれなりに強力なコーティングをしているので、洗剤等は使わなくても、水洗いできれいになります。

ところが、拭き上げの頃には日が暮れて暗くなり始め、水滴の有無がよく見えなってしまいました。
洗車でいちばん大事なのは、水分の拭き上げだと私は思っているので、今日は最悪の洗車になりました。
やはり洗車は、曇りの日(の昼間)に限りますね。

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Facebook大丈夫か
- 2018/04/20(Fri) -
ターゲット広告と言えば、以前はGoogle、次いでAmazonがしつこかったけど、今はFacebookですね。
数年前、私がFacebookを始めた頃は、ほとんど純粋な「社交の場」だったような気がします。
そんなことやってて、Facebookという会社は儲かるのか、心配になるほどでした。

ところがいまや、広告だらけ。しかもほとんどが、見事に私の興味に合致した「ターゲット広告」。
パソコン画面の右3分の1は広告だし、タイムラインにもガンガン割り込んでくる。煩わしくてしょうがない。

Googleは人々の検索操作を介して、Amazonはおもに購買活動の情報を、それぞれ得ています。
一方でFacebookは、利用者の経歴・友達・興味・メッセージなど、ひどく個人的で深い情報を取得します。
だから提示してくるターゲット情報も、ドストライクなのです。しかも、それだけじゃない。

Facebookの大きな武器は、「類似オーディエンス」と呼ばれる、潜在顧客を探し出す仕組みのようですね。
利用者の中から、特定の特徴を持つ利用者を選ぶことなど朝飯前でしょう。しかも利用者は22億人もいる。
広告主が希望する特徴の潜在顧客を独自のアルゴリズムで割り出し、ターゲット広告を出すわけです。

私がFacebookで投稿も閲覧もしたことがない商品でも、その商品に興味があることは予測されてしまいます。
見透かされているようで気味が悪いですね、と思いながらも、ついクリックしてしまうこともありますが。

大きな問題のひとつは政治利用です。ロシアは、Facebookを使って米大統領選挙に介入したとされています。
米国では、一部有名人らがFacebookからの離脱を宣言しています。
私もよく考えたら、最近はほとんど投稿もしてないし、そろそろ足を洗おうかな。

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沖縄行くならMRワクチン
- 2018/04/19(Thu) -
MR(麻しん風しん混合)ワクチンの定期接種対象は、第1期が1歳児、第2期が年長児と決められています。

しかしこれはあくまで「定期接種」としての対象であって、「任意接種」の場合には年齢制限はありません。

いま麻疹が流行している沖縄では、緊急避難的に生後6〜11カ月児へのMRワクチンの接種が行われています。
沖縄に限らず、近隣で麻疹が発生した場合などには、0歳児にも接種することが望ましいと考えられます。

こんどの大型連休で、沖縄旅行をする方も多いでしょう。お子さんのワクチン接種歴は早めに確認しましょう。
とくに、定期接種の対象なのにまだMRワクチンを接種していない方は、ただちに接種をしましょう。

となると、定期接種の対象となる前の赤ちゃんはどうやって麻疹を予防するのか、ということになります。

生後5カ月ごろまでは母親からの移行免疫がありますが、6カ月移行は急速に消失するとされています。
なので沖縄では、生後6〜11カ月児に対して、緊急避難的なMRワクチンの接種が行われているわけです。

今日も、沖縄旅行をする予定のご家族から、お子さんへのMRワクチン接種の問い合わせが2件ありました。
接種後の副反応に対しては2週間程度の観察期間が必要なので、実はもうギリギリのタイミングです。

沖縄旅行を計画中の方は、予防接種歴の確認を早めにお願いします。ワクチンの在庫は、あまり多くないです。

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髪切虫
- 2018/04/18(Wed) -
毎月1回、私が定期的に犯している法律違反は、近所の美容室で散髪することです。
「男性」が「美容師」に「カットのみ」をしてもらうことは、前にも書いたように違法行為です。すみません。
ただし、この程度でお縄を頂戴すこることはないでしょう。なにしろ、総理大臣もやってることですから。

「髪切虫」なんて屋号の美容室を、よく見かけますね。当院の近所にもあります。たぶん、全国にあります。

平安時代、カミキリムシは髪を齧(かじ)ったり切ったりする虫だと思われ、「齧髪虫」との名が付いたとか。
それがやがて、遅くとも江戸時代には、「髪切虫」で定着したようです。
つまり「髪切虫」は、理容師か美容師の誰かが考案した当て字ではなく、由緒正しき本名なんですね。

いまのところ、「髪切虫」での商標登録はなさそうです。申請するなら、早い者勝ちです。

夢野久作に『髪切虫』という短編があり、以前から気にはなっていましたが、今日になって初めて読みました。
わが家には、三一書房の「夢野久作全集」全7巻があるのですが、実際に読んだのはネットの青空文庫です。
三一書房の方は、なにしろ古くて、ページを開いたらチャタテムシがウジャウジャ出てきそうだからです。

本棚には全集を揃え、読むのはネット。これは、音楽CDを所蔵して聴くのはネット、というのに似ています。
それなら、全集もCDも要らんじゃないか、と言う人もいるでしょう。最近、私もそんな気がしてきました。

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バックアップ専用Mac
- 2018/04/17(Tue) -
久しぶりに新しいMac(27インチiMac、Retina 5K)を買ったので、開封の儀からの初期設定を行いました。
過去に何台のMacを買ってきたのか、もう正確には分かりませんが、たぶん今回が、25〜27台目です。

さすがに5Kディスプレイは美しく、またMagic Trackpad 2がとても大きくて使いやすいですね。
もちろん本体の性能も私には十分で、macOS High Sierra(10.3)がまたよくできたOSです。

クリニックで稼働するMacは8台に増え、そのOSは「10.6」から「10.13」までが勢揃いしました。
このようにOSの多様性を維持するのは、古いソフトやデータを使う際にとても役立つからです。

データファイルは従来から「Dropbox」と「Evernote」の2系統で管理しており、同期も簡単です。
新しいMacにそのアプリをインストールしてサインインすれば、あとは勝手にデータが格納されていきます。
最近は、Apple純正の「iCloud Drive」もよく使います。将来、Dropboxは不要になるかもしれません。

何台かのMacは外付HDDにつなぎ、OSの「Time Machine」で、自動バックアップをとっています。
データをクラウドで同期させた上に、ローカルでも複数バックアップするという、念の入ったやり方です。
以前はここまで凝ってなかったのですが、熊本地震以来、徐々にシステムを再構築し、現在に至ります。

今日の新型iMacと入れ替わりに、1台のやや古いMac miniが現役を退いて、第二の人生(?)を歩みます。
OSはクリーンインストールし直し、不要なソフトはすべてはずし、日頃の作業に使うことはありません。
今後はクラウドのデータを1時間ごとに自動的に外付HDDに保存する、バックアップ専用Macとなるのです。

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ブロッコリーの花
- 2018/04/16(Mon) -
「ブロッコリー」を、ほぼ毎晩1株食べ続けて、もう7年ぐらいたちます。
栄養バランスとか、抗がん作用とか、血糖値の上昇を抑えるとか、もはやそんなことは、どうでもいいのです。
毎晩続けること自体が目的になってしまいました。

雑誌のブロッコリー特集に投稿したりしたせいで、患者さんからもときどき、質問を受けます。
「ブロッコリーって、体にいいんでしょう?」「美味しいんですか?」
前者の質問への答えは「なんか、そうらしいですよ」、後者には「どちらかと言えば、不味いです」

それでも毎晩続けているのは、止めるきっかけを失っているからです。
とは言え、時々食べない日もあります。
(1)外食した日:私の場合、これは極めて稀です。たぶん、月に1回以下。
(2)体調の悪い日:ブロッコリーなんて見たくもない、と思う日が、たまにあります。
(3)スーパーで品切れ、または値段が異常に高かった日:これが、意外と多いです。

国産品は、値段が高く、色が濃くて重みがあり、味も濃厚でズシッとくるので、1株食べると胃にもたれます。
外国産は、値段は安く、色が薄くてパサパサして、味は淡泊で食べていて味気なく、1株食べるのは苦行です。

ブロッコリーのあの、緑のツブツブはつぼみです。そのつぼみがだいぶ膨らんだものに、最近よく遭遇します。
黄色くなって、開花寸前のものにも出会います。適度な歯ごたえがありますが、美味しいわけではありません。

「ブログ」を、毎日投稿し続けて、昨日で丸6年を迎えました。
こちらの方は、たとえ外食しようと、体調が悪かろうと、仕事で疲れようと、毎晩必ず書いています。
毎晩書き続けているのは、いまさら止められないからです。止めるのがもったいなくて、それに怖いのです。

医療上の問題について真面目な考察を書く日もたまにありますが、たいていはパサパサした淡泊な文章です。
こう言っちゃナンですけど、書く方も書く方なら、読む方も読む方ですよ、みなさん。

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期限切れワクチン
- 2018/04/15(Sun) -
熊本県内の医療機関で有効期限の切れたワクチンを接種したという予防接種ミス事案が、最近報じられました。
0歳の男児に接種したB型肝炎ワクチンが、有効期限を17日ほど過ぎていたことが問題だったようです。

このミスの場合、男児に直接的な健康被害が生じることはないでしょう。
しかし、期限切れのためにワクチンの効力がわずかに足りなかった可能性は、理論上はあり得ます。
とはいえ、製造から1年半以上は有効期間のある同ワクチンが、17日過ぎたら効かなくなるとも思えません。

むしろ問題は、有効期限の確認を怠った、または確認が不十分だったという、その点に尽きます。
確認作業の信頼性に問題があるのなら、別の重大なミスに至る危険性もはらんでいると考えるべきだからです。
有効期限は確認しませんでしたが、それ以外の確認は万全です、と言っても誰も信じてくれないのです。

今回のミスが、当該医療機関での今後の確認作業の徹底や見直しにつながるのなら、不幸中の幸いと言えます。

予防接種で確認すべき項目には優先順位は付けにくいですが、強いて言うなら次のような順番でしょうか。
(1)人:兄弟の取り違え接種は最悪のミス。でも、保護者さえもうっかり気づかないことがあります
(2)ワクチン:別のワクチンを接種してしまうのは、確認方法に大きな問題がある証拠
(3)対象年齢:対象外年齢への特例接種が認められているワクチンもあるので、けっこう複雑です
(4)接種量:3歳未満では接種量が半減するワクチンがある一方で、3歳未満でも3歳以上と同量のものもある
(5)接種間隔:前に何度か書いた通り、接種間隔はとてもややこしく、確認しても間違えそうになります
(6)有効期限:もっとも確認が漏れやすい項目かもしれません

当院では、ワクチンの有効期限を書いた札を、保冷庫の前面にぶら下げています。注意喚起のためです。
今日からその札を年別に色分けして、今年中に期限が来るワクチンは警告色の黄色の札としました。
よそ様のミスはまさに、他山の石です。

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また麻疹の輸入と拡散
- 2018/04/14(Sat) -
「排除」されたはずの麻疹(はしか)ですが、今でもときどき集団発生します。今回も海外からの輸入です。

東南アジアで麻疹に感染して、日本に麻疹ウイルス持ち込んだ人が「発端者」となりました。
その方が沖縄を訪れ、医療機関で麻疹と診断されて隔離されるまでの3日間に、沖縄で感染が広がりました。
ちなみにその頃に私はたまたま沖縄に行ったのですが、十分な免疫を持っているのでまったく心配ありません。

さて、いま新たな問題は、沖縄旅行後に麻疹を発症した二次感染者の少年のケースです。まとめると、

(1)発端者(台湾人):東南アジア旅行後、3/14に台湾で発症(発熱)し、3/17〜19に沖縄を観光
(2)一次感染者(40人以上):発端者の宿泊先や発端者が訪れた商業施設で感染
(3)二次感染者(少年):3/28〜4/2に沖縄旅行し、4/6に発症、4/7に新幹線で移動、4/11に診断確定

どの感染者も、発症(発熱)してから特徴的な発疹が出るまでの数日間は、まさか自分が麻疹とは思いません。
だから最初のうちは、無理して登校したり出勤したり、コンサートに行ったり新幹線に乗ったりするのです。

麻疹は感染力がきわめて強いので、十分な免疫がないと、同じ部屋や同じ車両にいるだけで感染します。
少年と同じ新幹線に乗った人などが、来週頃に三次感染者として発症する可能性は、おおいにあります。

輸入麻疹からの集団発生を防ぐには、ワクチンの接種率を上げて、免疫の無い人間を減らすしかありません。

新年度が始まり、麻しん/風しん混合(MR)ワクチン第2期接種の対象は、今月年長さんになったお子さんです。
もうすでに接種を済ませた方もいる一方で、年度末になって慌てて接種をする方も多いのが現状です。
単純な啓蒙活動だけでなく、何かインセンティブをつけて接種を促す方法はないものでしょうかね。

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外来種を駆除する意義
- 2018/04/13(Fri) -
子どもの頃は昆虫が好きでしたが、とくによく捕まえていたのが、カマキリコオロギでした。
両者に共通するのは、自宅周囲でよく見かける上に、素手で容易に捕獲できる点です。
カマキリは決して逃げないし(むしろ立ち向かってくる)、コオロギは逃げ足が遅いからです。

最近、外来種の「ムネアカハラビロカマキリ」が国内でも広がっていると報じられました。
胸の部分がオレンジ色の、そのカマキリの侵入経路は、中国製の竹ぼうきに付いた卵だと言われています。
日本には10年ぐらい前に侵入し、在来種のハラビロカマキリに置き換わりつつあるそうです。

昆虫に限らず、池に放たれた外来種の魚が、在来種を駆逐して生態系を変えてしまう被害もよく聞きます。
ただ、外来種のそれらの生き物自体に罪は無く、彼らはただ粛々と、自分の生き方をしているだけですけどね。
人間の手によって見知らぬ土地に移動させられたので、その地での食物連鎖に加わっただけの話でしょう。

人間が運んだそのような外来種を、人間が「駆除」しようなどとは、まことに身勝手な話です。
そもそも、在来種を温存したり、生物の多様性を維持することって、本当に「地球に優しい」のでしょうか。

何億年にも及ぶ生存競争を経て、適者が生存してきたのが現状の地球上生物です。
ある地域の在来種が、別の地域から来た外来種に駆逐されたとしても、それも自然の流れと思うべきでしょう。
人間活動が、その自然の流れをやや不自然にしていますが、長い地球時間で見れば、些細なことです。
それなのに、「地球に優しい」などと偉そうなことを言うものだから、ちゃんちゃらおかしいのです。

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『半分、青い。』
- 2018/04/12(Thu) -
これまで気にも留めてなかった、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』を、今日から見ています。

ドラマで「ムンプス難聴」の話が出ていると小耳に挟んだので、今日の診療の合間に見てみました。
全録レコーダーという文明の利器と今日の診療が暇だったおかげで、第1回放送分から「一気見」できました。

70年前後の大阪万博とかマグマ大使とかの映像が、60年生まれの私にはなんとも懐かしくてたまりませんね。

主人公が難聴を発症し、おたふくかぜの合併症であるムンプス難聴と診断されたのが、今日の放送でした。
当ブログでも何度も書いてきたように、おたふくかぜを侮れないのは、難聴になる危険性があるからです。

欧州や北米南米の各国では、子どもの難聴を防ぐために、おたふくかぜワクチンの定期接種を行っています。
韓国も中国もロシアも定期接種しています。アフリカ諸国と北朝鮮はやっていません。そんなレベルの話です。

かつて日本でこのワクチンを定期接種として導入したら副反応が出たため、任意接種に格下げされたのです。
この時は、ワクチンそのものにも問題があったのですが、それにしても、日本人は副反応を恐れすぎます。
感染症を防ぐという予防接種本来の目的よりも、副反応を防ぐ方を優先させる、不思議な国民性なのです。

ムンプスウイルスはヒト以外に宿主がないので、予防接種さえ徹底すれば、おたふくかぜは根絶可能です。

連ドラの脚本は、自身も片耳が難聴の北川悦吏子さんです。さもありなん、と思える描写が随所にありますね。
さいわいドラマでは、ムンプス難聴になった主人公が、明るく前向きに描かれているので救われます。

しかし、ドラマの時代から半世紀近くたったのに、いまだに日本の子どもたちは難聴の危険に晒されています。
国はそろそろ腹をくくって欲しい。この連ドラが、弱腰の厚労省の後押しをしてくれるとよいのですが。

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酒と二日酔い
- 2018/04/11(Wed) -
純米大吟醸酒などの良いお酒は、飲めば酔いますが、二日酔いをしにくいという経験則があります。
現に今朝は、まったく二日酔いをしていません。これはいったいどうしたことなのか。考えてみます。

まず、酔いや二日酔いに影響する因子は、ざっくり言うと、こうでしょう。
(1)アルコール摂取量(総摂取量と摂取速度など)
(2)アルコール代謝能(体質や体調、薬剤や食事等の影響も含む)

上等な純米大吟醸酒に含まれるエタノールが、他の酒類のエタノールとどう違うのか。これはわかりません。
水分子とエタノール分子の水素結合やクラスター構造の違いが、その後の代謝にまで影響するのでしょうか。
むしろその酒に含まれる、エタノール以外のさまざま成分が、二日酔いに関係するのかもしれません。

良いお酒は値段が高いので、ゆっくりと味わって飲み、結果的に摂取量が少なくなる可能性があります。
栄養バランスの良い和食系の料理と一緒に飲むことが多ければ、アルコール代謝にも良いかもしれません。
旨いお酒が飲める、と考えただけで気分が高揚し、良いホルモン(?)が出ている可能性もあります。

それに加えて私は昨日、「ヘパリーゼZ」なるサプリを初めて服用してみました。これも効いたと思います。
ただし、たしかに今朝は二日酔いがなかったかわりに、昨夜私の体に「異変」が起きました。

まず、夜中にひどい頭痛で目覚めました。二日酔いと同様の痛みでしたが、不思議と短時間で消失しました。
続いて、ひどい寝汗です。あまり経験の無いような多量の汗をかき、下着を7回取り替える羽目になりました。
そして朝、汗はおさまり頭痛も吐き気もなく、野菜ジュースとコーヒーもスッキリ美味しく飲めました。

ヘパリーゼZの効果で、アルコールがきわめて短時間のうちに代謝されたためではないかと、推測します。
まず、いったんアセトアルデヒドが作られて頭痛が生じたものの、すぐに分解されて多量の汗になった、と。
この仮説を証明するためには、再現性を確かめるしかありません。近いうちに「実験」です。

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時計の電池交換
- 2018/04/10(Tue) -
大学の後輩の、国際学会の理事就任とご子息の医学部合格を祝い、今晩食事会をしました。
彼のご家族全員の努力・苦労は、並大抵ではなかったことでしょう。

10年半前、私が開業するのに際して、彼は開院祝いに、電波時計の掛け時計をプレゼントしてくれました。
毎正時にオルゴールが鳴り、鐘などの装飾がぐるぐる回ります。診察室の壁に掛けています。

震災を乗り越えたその時計はしかし、2,3カ月前から秒針の動きが遅れ始め、オルゴールがかすれてきました。
そのまま様子を見ていたら数日前、分針・時針も遅れてきて、もはや時計としては役に立たなくなりました。

10年以上を経過し、時計も寿命かと思いましたが、電池を入れ替えたら、すっかり元に戻りました。
ただの電池切れでしたか。けっこう心配したのですが、いまではオルゴールの音もうるさいぐらい元気です。

子どもが小さい頃、正月の行事のひとつは、子どもと一緒に家中の時計の電池を入れ替えることでした。
時計が電池で動くことを教える教育的な側面と、時計を探してあちこちを回る探検的な楽しみがありました。

しかし今では、時計が何個あるのかわからないほど増え、それぞれの電池の残量がどうなのかもわかりません。
今回も、時計が止まったので電池を交換したのですが、できれば、止まる前に警告灯などがついてほしかった。

「単2」の電池という、もっとも在庫が手薄な規格だったのも、今回の電池切れで対処が遅れた要因です。

そういえば昔から、時計にはアルカリ乾電池ではなくマンガン乾電池を使うようにと言われていましたよね。
今でもそうなんでしょうか。ていうか、いまどきマンガン電池って、売ってるんでしょうか。

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私は重度の柑皮症
- 2018/04/09(Mon) -
「黄疸が出たのですが」と、皮膚の色を心配して当院に来られる方のほぼ全員が、「柑皮症」です。
ミカンなど、カロテンを多く含む食物の摂り過ぎなどが原因で、手のひらなどが黄色になった状態です。

もちろんたまには本物の黄疸の方も来られます。たいていは胆道系の病気ですが、当院ではとても稀なこと。
逆に勤務医時代には多くの黄疸患者を診てきましたが、柑皮症患者の診療を行うことなどありませんでした。

黄疸の場合は眼球結膜(白目)が黄色になりますが、柑皮症では白いままです。両者は明確に区別できます。
「白目が黄色くないので黄疸ではないですよ」と説明すると、おおむね納得されます。

それでも心配な方には、私の両手を見せます。私の手掌の方が、間違いなく、よほど黄色いからです。
この数年、私よりも黄色い手の方にお目にかかったことがありません。

原因はわかっています。毎朝欠かさずに飲んでいる野菜ジュースです。トマトと人参がたっぷりのやつ。
さらに緑黄色野菜でも柑皮症になるそうで、ならば毎晩1株食べているブロッコリーも原因の一つでしょう。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」などと言いますが、私の場合は黄色くなりました。

柑皮症は、原因の食品の過剰摂取をやめれば、自然に数か月のうちに改善すると言われています。
私もいちど、本当に改善するのか調べるために、食生活を抜本的に見直そうかと思ったことがあります。
しかし、やめました(見直すことをやめました)。
野菜ジュースは美味しくて飲んでるわけじゃないし、ブロッコリーなんて、どちらかと言えばマズい。
ほとんど惰性で摂取しているので、何カ月も中断したら、もう再開できなくなるような気がするのです。

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新生児取り違え事件
- 2018/04/08(Sun) -
順天堂大学附属順天堂医院で約50年ほど前に起きた「新生児の取り違え」が発覚し、報じられています。
週刊新潮によると、当事者の男性の両親が、血液型の問題がきっかけで離婚したという経緯があったとのこと。

順天堂医院は、分娩後に新生児の足底部に母親の名前を記すまでの間に、取り違えた可能性を想定しています。
分娩・沐浴が立て込んでいて、何かの拍子に隣り合った赤ちゃんと入れ替わったりしたのでしょうか。
複数の職員が分担して作業をする場合に、往々にしてこのようなミスが起きるものです。

臍帯切断から足底への記入までは、1人の看護師が1人の赤ちゃんの世話を一貫してするべきなのでしょう。

いまはどうか知りませんが、昭和の時代には、赤ちゃんの取り違え事案が多数あったとされています。
福山雅治主演の映画『そして父になる』は、そのような事件のひとつを題材にしたものだそうですね。
私はまだ観てなかったので、この機会にと、今夜観てみました(NETFLIXで)。(以下ネタバレあり)

映画では、子どもが6歳のときに取り違えが発覚したという設定でした。
血縁のある親の元に戻すことが、ギリギリできそうな、できなさそうな、難しい年頃かもしれません。
ていうか、どの年齢でも難しい選択を迫られることになり、赤ちゃんの取り違えは本当に罪作りです。

最終的にどうなったのか、映画の結末はぼかしてありました。皆さん考えてください、ということでしょうか。

順天堂の件でも、双方の当事者に事実を伝えた上で、話し合って決着させる、という考え方もあるでしょう。
しかし、取り違えられて生きてきた当事者も約50歳。さすがにもう、決着も何もないような気もします。

むしろ、50年間も発覚しなかったことが、今となっては不幸中の幸いにも思えます。
今ことさらに大騒ぎしてるのは、週刊誌だけかもしれません。

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Suicaでスイスイ
- 2018/04/07(Sat) -
東京モノレールに、昨日久しぶりに乗ったら、浜松町駅での改札がシンプルで便利になっていました。

以前は、モノレールからJRへの乗換には、改札を2度通り、エスカレーターに合計3回乗る必要がありました。
ところが最近(先月)乗換専用改札ができたようで、改札は1カ所、エスカレーターも1回だけになりました。
もともと直線距離の近いところを、わざわざ遠回りして上り下りしていたのが、ようやく改善されたわけです。

通常、駅の内部構造が大幅に変わると、地方から来た者が迷う原因となるのですが、今回はむしろ快適でした。
モノレールから下りてきたら、真正面に乗換用改札。どうしてこれまで、この設計ではなかったのでしょうね。

それに加えて、鉄道各社でSuicaが共通して使えるので、モノレールもJRも、全部Suicaでスイスイです。
都会の方には当たり前のことでしょうけど、日頃は電車に乗らない私には、異常に便利に感じるのです。
もちろん私は新しモノ好きなので、iPhoneにSuicaを仕込んではいましたが、ほとんど使っていませんでした。

Suicaを「エクスプレスカード」に設定しておけば、iPhoneがスリープした状態でも、そのまま使えます。
アプリの起動も、顔認証もなんにも必要なし。この機能はホントに便利ですね。Androidでもあるのでしょう。

ただし、最高にスムーズに改札を通るためには、事前の段取りが欠かせませんよね。
私の流儀で言いますと、荷物はあらかじめ左手に持ち替え、iPhoneは左胸ポケットに入れておくことです。
改札の少し前ぐらいで、左胸ポケットのiPhoneを右手で取り出し、タッチし、またポケットにしまう。
この一連の動作が5秒以内で終われば、完璧です。

とは思っているのですが、実際には何度か改札前でバタバタして、少々恥ずかしい目に遭いました。
私の段取りはまだ、定着していないのです。

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ノイエスを求めて
- 2018/04/06(Fri) -
東京国際フォーラムで開催されている日本外科学会学術集会に、日帰りで参加してきました。
今日は熊大名誉教授の満屋裕明先生の特別講演があったようですが、残念ながら聴きのがしました。
昨日は櫻井よしこ氏が、「教育が拓く未来」という講演をしたそうです。外科との関連性は不明です。

「外科学の新知見を求めて」というのが今回の学術集会のテーマです。
國土典宏会長は、この「新知見」に「ノイエス」という読み仮名をふっています。

思えば大学で研究をしていた頃、教授や指導医にいつも、「ノイエスはあるのか?」と言われていました。
研究というのは結局、ノイエス探しなわけで、学会もたいてい「新」や「未来」や「創造」がテーマです。

2年前の外科学会は、4月14日〜16日に開催されましたが、その真っ最中に、熊本地震が起きたんですね。
地震のために学会発表ができなかった会員は、のちに紙上発表という特別措置が講じられました。

学会の学術集会は一般に、多数の会員が一堂に会して、講演したり議論を戦わせたりするものです。
しかし今回の外科学会とか、先々週の循環器学会のような巨大な学会では、参加者と発表演題数が多すぎます。

今日の場合だと、大小37カ所のホールや会議室や展示会場で同時に、研究発表と質疑応答が行われました。
からだは一つしかないので、参加するフォーラムやセッションを、1カ所だけに絞り込まなければなりません。
とくに私の場合は学会場滞在時間も短かく、ごく一部のセッションをチラ見しただけでした。

顔見知りの先生にも何人か出会いましたが、互いに時間もないので、会釈してすれ違う程度で終わりました。
学会のもうひとつの楽しみ、旧知の方々との語らいと懇親会は、日帰り参加ではなかなか堪能できませんね。

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土俵上の心肺蘇生
- 2018/04/05(Thu) -
大相撲春巡業で、土俵の上で倒れた人に救命処置を施した女性が、土俵から下りるように放送で促された問題。
心肺蘇生の継続よりも、女人禁制の伝統を守ることの方が重要だと、アナウンスした行司は考えたのか。
土俵上にいた男性のうちの誰かが、救命処置を引き継いでくれるだろうと期待していたのかもしれません。

残念ながら、女性よりも先に土俵に上がっていた数人の男性は、何もせず患者を取り囲んでいただけでした。
見るに見かねて女性は土俵に上がり、その数秒後には心臓マッサージを開始しています。これは早い。

心肺蘇生において重要なのは、躊躇しないことです。
救命処置を開始するまでのわずか10秒20秒のためらいが、患者の救命率を下げると考えなければなりません。
あの衆人環視の土俵上で、ただちに心臓マッサージを開始した女性の判断力と行動力には、感服します。

たとえ医療従事者でも、通りすがりの救急処置を行うことに際しては、いくつものハードルがあるものです。

本当に蘇生が必要な状況なんだろうかという迷いがあると、考えているうちに時間がどんどん過ぎていきます。
心臓マッサージによって、肋骨や肺などを損傷する危険があり、後になって問題化しかねません。
まったく不要で的外れの心肺蘇生を行ってしまえば、あとで大恥をかくどころか、訴訟のリスクもあります。

倒れた舞鶴市長はくも膜下出血で手術したそうですが、救急処置の甲斐もあってか、命には別状ないとのこと。
これがもしも救命できていなければ、処置が不適切だったと、女性はメディアに非難されたかもしれません。
女だてらに土俵に上がるから、結局このざまだ、などと心ない言われ方をしたかもしれません。
今回の場合、まず非難されるべきは、土俵の上で何もせずに患者を取り巻いていた、男性陣の方でしょう。

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パスポート写真
- 2018/04/04(Wed) -
気が付くとパスポートの期限が切れていたので、あらためて申請するために、昨日は役場に行ってきました。
区役所でもなければ県庁でもない、町役場です。菊陽町民なので。

申請の準備として、あらかじめ本籍地の山口県から戸籍謄本を取り寄せており、昨日は写真を準備しました。
最近のスナップ写真の中から、まずまず納得のいく写真を見つけ出し、トリミングして印刷しました。

パスポート用の写真のサイズは、縦45ミリ横35ミリと決められています。
さらに、頭の大きさが縦34ミリ、頭の上から写真の上端までが4ミリ、という細かい規定もあります。

規定は細かいですが、パソコンでの作業はそれほど難しくはありません。
写真にルーラーを当てて、頭が縦34ミリになるように拡大し、頭の上4ミリ顎の下7ミリでトリミングします。
次いで、鼻を中心に横幅35ミリになるように左右をトリミング。これで初版が完成です。

試し印刷をしてみると、ソフト上での計測値と印刷した実測値が0.5ミリぐらいずれていました。
これを修正するためにサイズを微調整して再度印刷し、完璧なパスポート写真が完成しました。
ただし、完璧なのはあくまでサイズであって、その被写体の人相について言っているわけではありません。

パスポート写真に限らず、数年おきに撮影するような証明写真は、あとから見返すと笑えますね。
運転免許証の場合には、免許センターで必ず間の悪い瞬間に撮影されるので、いつも写真は不本意です。
それに比べればパスポート写真は自分で持ち込めるので、写真の悪さを誰のせいにもできません。

十年前のパスポートでは、写真の私は顔中ヒゲだらけで色黒で、きわめて怪しげなアジア人の風貌でした。
その前のパスポートはずいぶん若い頃に作ったもので、生白くて子どもっぽい顔つきをしています。
どれもが私なのですが、ひどくジェネレーションギャップを感じます。

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手術器械の再使用
- 2018/04/03(Tue) -
大阪母子医療センターで、再使用が禁じられている機器を小児の心臓手術に使い回していたと報じられました。
まったく困ったものです。何が困ったものかって、その薄っぺらな報道ですよ。報じられているのは次の2点。

(1)子どもの心臓手術で、細い血管を一時的に遮断するために、脳動脈瘤用のクリップが便利なので流用した
(2)メーカーは再使用を禁止しているが、滅菌処理すれば利用可能と担当医らは考えて再使用していた

心臓外科手術では、血管を一時的に遮断する際には、さまざまな形や強さやサイズの鉗子を使い分けています。
とくに小さな血管を挟むときには、ブルドック鉗子とかクレンメと呼ばれる、小さくて精密な鉗子を使います。
しかし脳外科用のクリップの方が、奥深い場所に挿入しやすく、とても小さく便利にできています。
こういっちゃナンですが、私も何度か使ったことがあります。より繊細な手術操作のために有用だからです。

単純な構造の金属(チタン)クリップなので、通常の手術器械同様に、容易に滅菌できるはずです。
もしもクリップを滅菌しても感染のおそれが残るというのなら、ピンセットやハサミや鉗子だって同じです。
滅菌可能な手術器械は、再滅菌して再使用するのが原則であり、すべてを使い捨てにするわけにはいきません。

ただし脳動脈瘤用のクリップは、いちど挟んだら永久に挟み続ける、その安定性が求められます。
だから、再滅菌を繰り返すことによるクリップの劣化を危惧して、再使用が禁じられているのでしょう。

しかし心臓手術で一時的な血管遮断に使うのであれば、クリップの劣化はそれほど問題にはなりません。
挟んでみてイマイチなら、その場で別のクリップで挟みなおせばいいからです。

クリップの流用にも滅菌にも何の問題もないのに、規則違反だったということだけで、ひどい報じようです。
難易度の高い手術を成功させるために創意工夫をしたことが、どうしてここまで叩かれるのでしょう。

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定期接種と年度がわり
- 2018/04/02(Mon) -
国が定めた定期予防接種には、対象者を「年齢」ではなく「学年」で規定しているものがあります。
代表的なものが、麻しん/風しん混合(MR)ワクチンの第2期接種で、接種対象者は「年長さん」です。
この「年長」を、予防接種法施行令の表現で定義するなら、
「小学校就学の始期に達する日の一年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるもの」となります。

私が日頃の診療で私が使っている「予防接種台帳」では、患者の「学年」が表示されるようにしています。
データベースソフト「ファイルメーカーPro」を使って自作したファイルです。そのフィールド定義は、

・「学年」=Case ( 学年指数 = 4 ; "年少" ; 学年指数 = 5 ; "年中" ; 学年指数 = 6 ; "年長" ; ...(以下略))
・「学年指数」=2018-生年度
・「生年度」=Int ( (生年月日指数 - 402) / 10000 )
・「生年月日指数」=Year ( 生年月日 ) * 10000 + Month ( 生年月日 ) * 100 + Day ( 生年月日 )

昨日の年度更新作業では、「学年指数」のフィールド定義において、2017を2018に変更しました。

もう一つ、学年単位で接種対象が規定されている定期予防接種といえば、成人用肺炎球菌ワクチンです。
もはや「学年」というのもおかしな年代ですが、65歳以上の方が学年ごとに接種を受けます。私の台帳では、
 
・「成人肺炎球菌定期接種」 =If ( 64 ≤ 学年指数 ; If ( Mod ( 学年指数 ; 5 ) = 0 ; "対象" ; "" ) ; "" )

成人の肺炎球菌ワクチンを、65歳以外の高齢者に接種する時限措置は、今年度で終了する予定です。
5年間にわたり5の倍数の年齢を対象としたので、接種の機会は全員に1度ずつ与えられたはずだという理屈。

しかし、定期接種の機会が人生で1回だけという点が、正確に伝わっていたとは思えません。
5の倍数の年齢になるたびに定期接種の順番が回ってくる、と思っている方も何人かいました。

時限措置が終わると来年度からは、66歳以上の方は二度と定期接種の対象にはなりません。
高齢者の肺炎球菌感染予防の主旨に則れば、接種漏れの方を救済することこそ最重要だと思います。
時限措置が終わったら、来年度からの定期接種対象は、65歳以上の未接種者全員ということでいかがですか。

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日曜の定番番組
- 2018/04/01(Sun) -
仕事から帰って、風呂に入り、髪を乾かしてからリビングのテレビを見ると、サザエさんをやってました。
小3の時(1969年)に始まって以来、サザエさんと言えば東芝だったのですが、ついにスポンサー降板です。

ドラマ中、宅配便が届くシーンがありました。新スポンサーのひとつAmazonに、気を遣ったのでしょうか。
業者の制服は、ヤマトを思わせる緑色。でも荷物はとても小さな箱だったので、Amazonじゃないことは確か。

毎週楽しみにしている大河ドラマ『西郷どん』は、残念ながら今夜は本編ではなく、スペシャル番組でした。
このような中断はドラマの流れを途切れさせてしまう、と苦言を呈しているのは脚本家のジェームズ三木氏。

私も最初はそう思ったのですが、見なければさらにブランクが空く気がして、スペシャルを見てしまいました。
それにNHKだって、視聴率を上げたいのだから、見ててシラけるようなスペシャル番組は作らないはず。
実際、主役らの撮影裏話に的を絞ってあり、全体的にネタバレの少ない、抑制の利いた構成でした。

どっちみちこの先、ドラマは間違いなく、薩長同盟、王政復古から西南戦争へと向かいます。
その結末はわかっているのに、涙したりカタルシスを得たりしながら、年末まで見続けることになるのです。
だからこそ歴史ドラマ、とくに大河ドラマは、その脚本の面白さがすべてと言ってもいいでしょう。

1年間感情移入して見続けるためには、できれば主役級の俳優の方々を、大河以外で見かけたくはありません。
スペシャル番組で談笑している島津斉彬と西郷隆盛など、本当は見たくないのです。(見たけど)
まして、ハズキルーペのCMなんかに、いま出ちゃダメでしょう、渡辺謙さん。

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