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『ドカベン』完結
- 2018/06/30(Sat) -
水島新司氏の漫画『ドカベン』が、ついに完結。46年の歴史に幕を閉じたと報じられました。
私は「週刊少年チャンピオン」に連載されていた頃しか読んでないので、ずいぶん古い時期だけの読者です。
したがって今回完結したと聞いても感慨は少なく、むしろまだ連載が続いていたことに驚いたぐらいです。

調べてみると、『ドカベン』が「チャンピオン」に連載されていたのは、1972〜81年のようです。
これはちょうど、私の中学・高校・大学(教養部)時代に一致します。
まさに、その手の少年漫画を、人生でいちばんよく読んだ時期です。

当時の週刊少年漫画雑誌と言えば、「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」そして「チャンピオン」。
なかでも私がいちばん好きだったのが「チャンピオン」でした。
だって、当時連載されてたのが、『ドカベン』『ブラック・ジャック』『魔太郎がくる』『恐怖新聞』ですよ。
さらに言うなら、『がきデカ』『750ライダー』『マカロニほうれん荘』ですよ。どれも大好きでした。

手塚治虫氏の『ブラック・ジャック』は、もしかすると私が医師をめざすきっかけになったかもしれません。
ちなみに『ドカベン』をいくら読んでも、野球選手をめざすという選択肢は私にはありませんでしたが(笑)。

医学部に入学したのち、『ブラック・ジャック』のコミックを全巻買いそろえました。
何度も何度も読み返し、さまざまな病気について学びました。医学書よりも読んだことは間違いありません。
そして読めば読むほど、「医者=外科医」としか思えず、私は外科医の道を選択しました。

現在に至るまで、医学系漫画やドラマの多くが、『ブラック・ジャック』の影響を受けていると思います。
アウトロー的な、またはいわくありげな天才外科医が出てきたら、ほぼ間違いありませんね。

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時間かせぎ戦法への賛否
- 2018/06/29(Fri) -
戦略上は的確な判断だったとしても、時間かせぎのボール回しが延々と続くのを見るのは、辛かったですね。
私にしては珍しく夜更かしして見たサッカーW杯ポーランド戦は、嬉しさと虚しさが交錯する幕切れでした。

今日は日本中で賛否両論。こういう盛り上がりは、国会問題等で議論するよりは、よほど楽しい。

最後まで攻め続けて自力での決勝進出を目指すべきだと、試合中に私は思いましたが、素人考えですかね。
たしかに、あの状況で果敢に点を取りにいってカウンターで0―2になれば、結果的には最悪です。
でも、「SAMURAI BLUE」という名前はちょっと、わきに隠しておきたい気分になりました。

スタジアムに大ブーイングが響く中、0―1での負けを維持する戦法で決勝トーナメント進出を決めた日本。
ポーランドチームもまた、日本の無気力が伝染したかのように、時間消化に付き合ってくれました。
下手に攻めてカウンターで追いつかれるリスクを恐れたのでしょう。両国の利害が一致したわけです。

私はその時、こうなりゃセネガルが得点すればいいのにとさえ思い、チラチラNHKの方も見ていました。
セネガルが得点したのを知って日本が戦意を取り戻し、攻撃に転じて見事に得点する。それなら最高なのに。

最後まで戦い抜いたセネガルに、日本が「フェアプレーポイント」の差で勝ったというのも、実に皮肉な話。
今日の戦いを正当化するためには、決勝トーナメントの1回戦で勝って、世界に実力を示すしかありませんね。
FIFAランキング3位のベルギー戦。日本時間で7月3日の午前3時からですか。厳しい時間帯になりそうです。

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受動喫煙防止条例成立
- 2018/06/28(Thu) -
東京都の「受動喫煙防止条例」が、昨日成立しました。従業員を雇っている飲食店を原則禁煙とするものです。
これで国の「健康増進法改正案」というザル法が、都内ではまったく意味をなさなくなりました。

例の「排除」発言ですっかり株を下げた小池都知事ですが、少なくとも私は今回、少し見直しましたよ。

厚労省の原案を大幅に後退させてしまった自民党の先生方も、都内に居る限り、条例には従う義務があります。
国の中枢が自治体の条例に縛られるとは、まことに痛快。それに不満なら、首都を移転しますか。

条例では、教育施設での屋外喫煙所の設置不可という点が国の法案よりも圧倒的に厳しくて、すばらしい。
一方で、病院や大学や官公庁の屋外喫煙場所設置が可能になると言う点は、残念です。
官公庁に対して甘くしたのは、ギリギリの妥協点なのかもしれません。

喫煙する権利を主張する人がいます。たしかにニコチンは合法ドラッグなので、摂取するのは自由です。
そのような方には、ニコチンだけを自由に摂取できる方法があればいいのです。煙は不要。迷惑なだけです。
この際、ガムやパッチや錠剤によるニコチン摂取を、もっと積極的に広めたらどうなのでしょう。

周囲の人に迷惑さえかけなければ、ニコチン摂取はあくまで自己責任ですから。

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メモらないと忘れます
- 2018/06/27(Wed) -
トシのせいか、あるいは病気か、近年ますますもの忘れが激しくなってきました。
このことはもう、何度も書いてきましたが(たぶん)、何度も書いておきたいテーマです(覚えてるうちに)。

もの忘れを分類するなら、
(1)いま覚えたことをすぐ忘れる(記憶を保持できない)
(2)少し前まで覚えてたはずなのに、どうしても思い出せない(記憶を取り出せない)
の2つの要素があると思ってきましたが、もうひとつ、
(3)そもそも、最初からちゃんと覚えていない(覚える気が無い)
というのも、あるかもしれません。家庭内でみられる種々の軋轢は、おもに(3)が原因のような気がします。

記憶の保持や取り出しに関しては、まだ、対応策があります。記録です。メモです。
仕事や役所や家族親戚関係等の重要事項は、なるべくパソコンにメモするようにしています。

当ブログも、思いついたことをそのまま書いているような側面があるので、日頃のメモがとても重要です。
「へぇ」とか「ふ〜ん」とか「ウソ!」などと感じた小さな発見・驚きが、ブログのネタになるのです。

その重要なヒントをメモし、しかもどこにメモしたか忘れないように、基本的に使うアプリを限定しています。
パソコン使ってる時には、先日も話題にした「Evernote」に書いておくのが確実。
あるいは、MacとiPhoneでデータが同期している「メモ」にメモするのも便利です。

いま日経の「私の履歴書」では阿刀田高氏が連載していますが、6月13日掲載分に興味深い記述がありました。
(以下引用)
日々の生活の中でつねにアイデアのかけらを探している。思いついたことはとにかくメモにする。断片的な一行でもいい。これを怠ると、
──いいこと、思いついたんだがなあ──
あとでは思い出せず、釣り落とした魚を悔やむこととなる。
(引用ここまで)
あー、わかるわかる、なんて素人の私が言うのもおこがましいですが、でも同じなんですよね、私と。

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同期でまた動悸
- 2018/06/26(Tue) -
1年半ほど前に、文書(等)管理ソフト「Evernote」の同期トラブルについて書きました。
小さなトラブルは時々ありますが、今回はだいぶ肝が冷えた(もちろん動悸もした)ので、記録しておきます。
※なお本稿は、Evernote利用者以外には役にも立たなければ面白くもなんともないので、ご了承ください。

私のMac(電子カルテ専用Macを除く6台)のデータファイルは基本的に、以下の4系統で管理しています。
(1)Dropbox、(2)Evernote、(3)iCloud Drive、(4)ローカルディスク

新しくMacを購入した場合、(3)は自動的に、(1・2)はソフトをインストール後に同期が始まります。
ゼロからの同期なので、クラウド上のデータが丸ごと、新しいMacへとコピーされるはずです。

ところが今回、新しいMacBookへのEvernote同期が、何時間待っても終わらないのです。
データはあらかたMacBookへコピーされているように見えますが、なぜか同期が完了しません。
Macを再起動し、Evernoteを再インストールしたりしてみましたが、ダメです。

しょうがないので、Evernoteのデータファイルをすべて削除して同期のやり直しをすることにしました。
ただ、このような場合に私がいちばん心配するのは、簡単にデータを削除しても大丈夫か、ということです。
データを削除したMacBookに同期して、逆にクラウド側のデータが消えるのではないかと危惧するのです。
これが同期型のストレージサービスの怖いところ。考えれば考えるほど、動悸がします。

そこで念のため、データフォルダをバックアップしておいてから、作業に臨みました(←これ重要)。
Evernoteのデータは、特殊なフォルダの特殊な場所に格納されています。それを全部削除しました。
その上で、ソフトも再インストールして、Macを再起動。これで解決・・・かと思ったら、そうでもない。
また延々と同期が続きます。データサイズが数十GBあるので、同期に負荷がかかるのかもしれません。

結局私がやったことは、別のMacのデータファイルを、そのまま新しいMacBookにコピーすることでした。
先にデータをフォルダごとコピーしておき、そのあとでEvernoteをインストールしたら、あっさり成功。

同期型ストレージって、こんなに便利な仕組みはないって日頃は思うんですが、トラブル時には冷えますね。

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キーストローク
- 2018/06/25(Mon) -
パソコンのキーボードの「キーストローク」(キーを押下する時の深さ)って、好みが分かれますよね。

私はもともと、ある程度「押した感」があって適度に音のする、深いキーが好きでした(←過去形)。
「タタン、タン、タン!」と、最後にリターンキーを叩きつけるには、十分な深さが必要なのです。

浅いキーだと中途半端感がハンパなく、しかもせっかちなのでミスタッチが増えます。音も頼りない。
まして、iPadのキーボードをペタペタ押して文章を書いてる人を見ると、驚愕してしまいます。私には無理。

しかし時代の流れか、Macの純正外付キーボードのキーストロークはどんどん浅くなってきています。
MacBook Proのキーも同様。2ミリ程度の浅さに、とうとう私も慣れてしまいました。

浅いキーに慣れてみると案外快適。指にも優しい気がする。たまに深いキーを押すと、逆に違和感があります。
とくに、深いキーのその左右の遊びが、今となっては許せません。グラグラじゃないですか。

2015年以降に発売されたMacBookやMacBook Proには、「バタフライキーボード」が装備されています。
「バタフライスイッチ」という新設計を採用したキーボードで、キーストロークがきわめて浅いのが特徴。

先日買ったMacBookでバタフライを初めて使いましたが、これはいい。すごく浅いのに「押した感」がある。
音も好き。「カチャカチャ」なんて下品な音はしませんよ。「パチパチ」とやや硬質で端正な音です。
すごいぜ、ハズキルーペ!、じゃなくて、バタフライキーボード!

ただ、このキーボードには弱点があります。隙間からゴミが入ると、不具合が起きやすいようなのです。
このことについては発売直後から苦情が出ており、訴訟まで起きています。
Appleはこれまで、日頃からの掃除で対処できるという冷たい態度でしたが、それでは済まなくなりました。
ついに先週、キーボードの無償修理・交換を開始したようです。もちろん、私のMacBookも対象機種です。

実際に修理や交換をすべきかどうかは、AppleStore等で実機をチェックした上で決定されるということ。
現状で不具合が起きていないユーザー(私も含めて)は、故障するまで使い続けるしかないのでしょうかね。

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『ブラックペアン』最終回
- 2018/06/24(Sun) -
サッカーの試合と放送時間が重ならなくて良かったドラマ『ブラックペアン』最終回。(ネタバレ注意)

「今日、すべて終わらす」と言い放つ、主人公の渡海先生。そりゃそうでしょう、最終回だし。
今日もツッコミ所(=間違い探しポイント)は満載でした。

いきなりの衝撃的なシーンは、例の秘密患者のレントゲン撮影でしょうか。
病室でのポータブル撮影は、プロテクターなし。居合わせた4名全員が、まるっと被爆してます。

おまけにそのレントゲン画像には「立位 P→A」とある。立位で背中側からX線を放射した場合の表示です。
そのディテールを、監修者が間違えるはずはありません。どう考えても、医療従事者向けのサービスですね。

CMタイムも気が抜けません。「花王アタック抗菌EX」のCM。あれ(=アタックNo.1)はなんですか!
「家庭教師のトライ」か「漂流教室xモンスト」のCMに匹敵するふざけ具合じゃないですか。

見てていちばん胸が苦しくなったのが、術中心臓マッサージ(心マ)のシーンですね。
まず、心マの手つきがダメ。アレじゃ蘇生しませんよ。
その証拠に、心マ中のモニターは、心電波形も動脈圧も完全にフラットでしたからね。
しかも、「諦めるな、諦めたら終わるぞ」と叫んだばかりの執刀医が、すぐに諦めてしまうってどうなの。

人工血管の縫合を終了して大動脈の遮断を解除したら、VF(心室細動)になりました。
それを予測したかのように、渡海先生はあらかじめ「いちおうDC用意しとけ」と叫んでましたね。
でもね、DC(=直流除細動器)なんて、言われなくても準備してあるはずですけど。

「ブラックペアン」の謎が、ついに解明されました。
ただ、術前には必ずレントゲン撮るので、渡海一郎氏がペアン置き忘れの罪をかぶるはずはないですけどね。
そこがこのドラマでいちばん、私が引っかかったところでした。まあ、全体的には面白かったけど。

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小さいこともいいことだ
- 2018/06/23(Sat) -
「大きいことはいいことだ」
昭和40年代に一世を風靡した「森永エールチョコレート」のCMで、みんなが歌っていたフレーズですね。
気球に乗った山本直純氏が、例のオーバーアクションで指揮棒を振っていた姿を思い出します。
経済大国へ向かう上昇気流に乗っていることを象徴する商品だったと、森永のサイトに解説してありました。
質(味)が同じなら、量の多い方が良いに決まってるので、大きくて割安のチョコレートは人気でした。

物心ついたときには自宅に白黒テレビがありましたが、わが家にカラーテレビが来たのは小学生時代です。
画面サイズもだんだんと大きくなりましたが、20インチの「大型」テレビが登場したのはだいぶ後のこと。
いまじゃ20インチなんて、パソコンにも負けます。

スマホも発売以来、画面サイズがどんどん大きくなっています。
あまり大きいのは不格好で好きじゃありませんが、多機能を生かすためにはある程度の大画面が必要です。

Macのモニターサイズは、デスクトップ型はすべて27インチ、ノート型では15インチを、私は使っています。
あれこれファイルを広げて作業するためには、デスクトップの面積が大きいほど単純に便利だからです。

しかし今回私は、自宅用の15インチのMacBook Proの後継として、12インチのMacBookを選びました。
だって、今さら言うのもアレですが、小さい方が軽くて圧倒的に持ち運びやすいんですよね。

これまで学会出張や旅行では15インチを持ち運んでいましたが、ムダに大きかったし、やたら重かった。
旅客機内で使うのも大げさなサイズだし、そもそも旅先で15インチの画面が必要な作業なんてありません。

でも旅先はともかく、自宅で12インチで我慢できるのかと言えば、それは無理。じゃあどうするか。
MacBookに接続する大型ディスプレイだけ買ったのです。ね、良い考えでしょう?

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ヤマト超速宅急便
- 2018/06/22(Fri) -
通販って、注文したモノが届くまでが待ちどおしい。それがMacの場合はなおさらです(私の場合)。

メモリやCPUをカスタマイズするため、私はいつもApple Store(オンライン)でMacを購入しています。
そして発注後は、Macの準備・配達の進捗状況をAppleとヤマトのサイトで監視して、一喜一憂するのです。

「ご注文受付中」 はいはいご注文ですねと、Appleのサイトにはまず最初にこのように表示されます。
「処理中の商品」 すぐにこの表示に変わりますが、カスタマイズしたMacの場合、これからが長い。
「出荷準備中」  この段階でも、さらに待たされるのはどういういきさつなのか。少々イライラしてきます。
「出荷完了」   来た〜っ!。出荷後の情報は、リンクしているヤマト運輸のサイトで見ていきます。
「海外荷物受付」 ヤマトの上海支店(中国)です。私のMacの発送元は、いつも上海です。上海蟹です。
「海外発送」   なぜか受付から発送までに丸1日かかります。やっと上海を出発。ツァイチェン!
「荷物受付」   ADSC支店。東京有明にある「Apple Delivery Support Center」。いつもここ経由。
「発送」     ADSC支店。受付から発送までは、ほとんど時間を要しません。
「作業店通過」  羽田クロノゲートベース。空港付近にある、ヤマトのバカでかいターミナルですね。
「配達店通過」  熊本白川センター。やっと熊本まで来ました。あと少しです。
「配達完了」   ようこそ!お待ちしてました!って言いたくなりますね。では、開封の儀へ。

実は今日、1週間前に発注していた新しいMacが、私の手元に届いたのです。
カスタマイズに時間がかかったのか、上海を出発したのは発注の5日後の6/20でした。
しかしそれからが早かった。昨日の昼過ぎにADSC支店に届いたかと思ったら、今日の昼前には配達完了。
「超速宅急便」だそうですが、ずいぶん早いものです。まさか、先日苦情を言ったせいじゃないですよね。

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釈明して叩かれる
- 2018/06/21(Thu) -
河村建夫・衆議院予算委員長の昨日の発言には、まず驚きました。
「(首相が)『集中審議は勘弁してくれ』っていうから、『なかなかそうはいかないでしょう』と言った」

たぶん真実でしょうけど、そのような問題のある首相発言を、与党議員が暴露して良いものか。
あとで官邸サイドから厳しい沙汰があるんじゃないの?、と心配していたら、早速今日になって発言撤回です。
「『勘弁してくれ』という言い方のものは、一切総理からはありませんでした」とはウソ臭い。

それが本当なら、虚偽の発言で首相をおとしめた責任は重大です。予算委員長を更迭されてもおかしくない。
でもそのような動きはないですね。なんとなくウヤムヤです。首相の発言が事実だったということでしょう。

この件では安倍首相が、自分の発言は軽率だったと詫びれば、むしろ事態は好転したのに。いや、甘いかな。

いま最悪なのは、受動喫煙対策を強化する趣旨の法案審議における、穴見陽一・衆議院議員の発言でしょうか。
参考人の日本肺がん患者連絡会の理事長の意見に対して、「いいかげんにしろ」とヤジを飛ばした一件です。
「喫煙者を必要以上に差別するべきではないという思いでつぶやいた」という釈明が、よけい良くない。

「受動喫煙対策=喫煙者差別」という発想が、そもそも問題なのです。逆ギレというほかありません。
非喫煙者の誰も、喫煙者を差別するつもりはありませんよ。ただ、こっちに煙を吸わせるな、というだけです。

国会議員に限りません。加計理事長も、栄元監督も、内田前監督も、みな同じです。
釈明や謝り方がまずいと逆効果になるということに、まだ気付かないのですかね。

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宅配便と休診日
- 2018/06/20(Wed) -
火曜と金曜の休診日には、敷地の入り口にチェーンを半分張り、車が出入りできない雰囲気にしています。
私が雑務で休日出勤していても、車はガレージ(物置のでかいやつ)の中に入れており、外からは見えません。
休診日の当院の敷地内には車も人気もなく、閑散とした雰囲気なわけです。

なので宅配便の方が休診日に配達に来ると、かつては不在連絡票を入れて立ち去ってしまいました。
私があとでドライバーに電話するとたいてい、「今日はお休みのようでしたので」という返答です。

「休診日でも院内にいることがあるので、ダメ元でチャイムを押してみてください」と私。
それ以来、休診日に荷物を受け取れる機会が増えました。再配達も減り、運送業者にも良かったでしょう。

ところが先日は、その逆のことが起きました。日曜日(←診療日)に受け取る予定の荷物が、届かない。
診療終了後に、配送業者のサイトで検索すると、あろうことか「お休みなので持ち帰りました」とある。

なに言ってんの。こっちは朝から夜までず〜っと、診療してたのに。駐車場には車が何台も停まってたのに。
すぐに配達担当ドライバーに電話すると、「日曜なのでお休みかと思っていました」だと。

荷物の宛先がクリニックなので日曜は休みだろうとタカをくくり、配達にすら来ていなかったというのです。

ドライバーの方は平謝り。私がもう帰宅すると言うと、ではご自宅の方に今日中に再配達しますとの返事。
その夜、22時頃に配達に来られました。ほかの配達で忙しくて、遅くなったそうです。
いえいえこちらこそ、申し訳なかったですね。私のわがままで、余計な残業をさせてしまいました。
宅配業界がブラックであることが問題になっていますが、私のような顧客が原因の一端なのでしょうね。反省。

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なに紫陽花な
- 2018/06/19(Tue) -
雨です。今週はずっと雨のようです。やはり梅雨はうっとおしい季節です。
そんな気持ちを爽やかにしてくれるのが、パステルカラーのアジサイ(紫陽花)ですね。いまが見頃です。
当院のアジサイはしかし、色が薄く、茶色くくすんでいまいちです。すみません。そのぶん自宅のは綺麗です。

アジサイの花びらに見えるのは、実は「萼(がく)」。その色は、土壌の性質と時間経過によって変わります。
変色のメカニズムについては、あちこちのサイトに詳述されているので、ここでは省きます。

アジサイ(あぢさゐ)の「あぢ」は集まることで、「さゐ」は「真藍」の意味だと、事典にあります。
青いのが集まった様子から命名されたわけですから、花じゃなくて萼であっても間違いではありませんね。

アジサイの「アジ」が「味」に通じると考えて、「味彩」なんて造語をよく目にします。
熊本のJAはこの季節こそ、「くまもとの味彩牛」を全国に売り出すべき好機でしょう。「和王」も一緒に。
このさい、日本最大級のアジサイ園を作って、味彩牛とコラボするってのはどうですか。
震災被害も受けた、西原村の萌の里の近隣が、勝手ながら私のイメージではアジサイ園によい気がします。

海の幸でいうなら、天草あたりで「鰺祭(あじさい)」なんて催すのもアリでしょうか。アジ食べ放題。
逆に街中では、全国の活動家を集めて演説を競わせる「アジ祭」。アジビラまき放題。

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地震でブロック塀倒壊
- 2018/06/18(Mon) -
今朝大阪で、最大震度6弱の地震が起きました。
千葉→群馬→大阪と、3日連続で地震が起きています。最大震度は4→5弱→6弱、というのが不気味です。

いやそんなことよりも、ブロック塀です。
今回の地震では、これまでに判明した4名の死者のうち2名が、倒壊したブロック塀の下敷きになりました。
しかもひとりは、登校中に学校の塀に挟まれた小学4年生の女の子です。これほど悲しいことはありませんね。
高さ1.9メートルの基礎の上の1.6メートルのブロック塀は、そびえるような高さであり、倒れたら凶器です。

熊本地震のとき、当院に隣接する民家のブロック塀が倒壊して当院の駐車場に倒れ込み、崩落しました。
民家の地面は当院よりも1メートルほど高く、塀はその擁壁の上に立っており、これも結構な高さでした。
鉄筋は入っていましたが、そんな補強などお構いなしに、ブロック塀がまとめてこっち向きに倒壊したのです。
そこは当院の受診者が車をとめて、降りた子どもがチョロチョロと走り回ったりするエリアです。
倒壊したのが深夜だったことが不幸中の幸いでしたが、それは単にラッキーだったと考えるべきでしょう。

大阪の小学校の、倒壊前のブロック塀に描かれていた楽しげな絵が、今回の事故の痛ましさを増幅します。
交通安全のために塀ぎわを歩くように促すための緑色の路側帯は、塀の危険性を配慮していなかった証拠です。

活断層は日本中にあり、いつどこで地震が起きるかわかりません。古いブロック塀は、常に凶器となり得ます。
しかし補強が不十分な全国のブロック塀に対して、次の悲劇を防ぐための現実的な方策ってあるのでしょうか。

(訂正とおわび)
冒頭に、千葉→群馬→大阪、と書いております部分を、最初は、千葉→埼玉→大阪、としておりました。
その間違いを指摘され、訂正すると続く文章が意味不明になったため、こっそり削除させていただきました。
まったく・・・お恥ずかしいミスでした(汗)。

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制限時間は1時間
- 2018/06/17(Sun) -
どのような超難関手術でも、最後は必ず成功するので安心して見ていられるドラマ『ブラックペアン』第9話。

「タイムリミットは1時間」みたいな局面が、今日も訪れました。
心臓の筋肉は、病気や手術によって血流が途絶する(=虚血)と、その細胞が障害されてしまいます。
「心筋虚血時間」が長くなればなるほど心筋障害が強まり、最悪の場合、その心臓はついに動かなくなります。

なので心臓外科手術では、虚血時間をできるだけ短くするように、手を尽くします。
心臓を止めて行う一般的な手術でも、今日のドラマのような心筋梗塞直後の手術でも、考え方は同じでしょう。

このように、心臓手術にはしばしばタイムリミットが存在するので、ドラマにすると適度な緊張感を生みます。
まるでテロリストが仕掛けた時限爆弾を処理するシーンのように、スリリングに描くことができるわけです。
心臓外科が他の外科手術よりもドラマ化されやすい理由のひとつは、時間のファクターがあることでしょうね。

しかし現実には、制限時間を1秒でもオーバーしたらダメで、1秒でも下回ればOK、なんてことはありません。

今日の「1時間」だって、その症例の諸条件を考慮して経験的に考えられる、おおざっぱな数値にすぎません。
70分かかっても問題無いかもしれないし、50分でも致命的な結果になることだってあるでしょう。
なので、1時間という数字を絶対視してこだわっていたシーンが、少々ゲーム的で私にはなじめませんでした。
ドラマですから、いちいち目くじらは立てませんけどね。さて、来週は最終回。

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ロナウドか、ロナルドか
- 2018/06/16(Sat) -
サッカーワールドカップが始まりました。
昨日は、クリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを見せてくれました。すごいです。
で、毎度のことですが、テレビでは「ロナウド」、新聞では「ロナルド」。これ、なんとかならんかね。

日本人が現に使ってる発音を重視するテレビと、現地の発音に即した表記にしたい新聞との、見解の相違か。
現地の発音が「ウ」と「ル」の中間なのが原因でしょう。4年前に議論されたときに、私はそう理解しました。
ただし、ポルトガルでは「ル」に近く、ブラジルでは「ウ」に近い発音だといいますから、ややこしい。

そもそも、外国語の発音をカタカナで表すことに限界があるのです。
語尾の「ル」だと、英語でも「ウ」に聞こえたりしますよね。「mail」は「メイウ」みたいに。
「メール」と「ロナルド」では「ル」の発音が異なるでしょうけど、正確なカナ表記ができないことは同じ。

子どもの頃、父の実家で古〜い英語の教科書を見つけたときのこと。
“ This is a pen. ” のフレーズに、フリガナがふってあって、「ズィス イズ ア ペン」でした。
最初にその言葉を聞き取って広めた日本人の、その聞き取り能力が、後の語学教育に大きく影響するようです。

のちに “ This ” は「ディス」表記になりましたが、それだって、「Th」の音を正確には表せてはいません。

関係ない話ですが、日本語でも「ル」と「ウ」の発音に分かれる言葉があることに、ふと気づきました。
私が子どもの頃(山口県在住)に「知っとる」と言ってた方言は、九州では「知っとう」です。
たぶん、知ってる→知っておる→知っとる→知っとう、なのでしょう(個人の意見です)。

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沖縄の麻疹終息
- 2018/06/15(Fri) -
沖縄県から今週、麻しん終息宣言が出されました。沖縄の患者は全部で99人。この程度で済んで良かった。
最後の患者が発生した5月11日以降4週間、新たな発生がなかったようです。
ただし、名古屋や福岡ではまだ発生しているので、全国的には終息していません。
それ以外の地域でも、今後新たに感染・流行が起きるかもしれません。油断はできません。

日本における現在の麻疹は、海外で感染した外国人または日本人が国内に持ち込んで、感染が広がります。
なので沖縄だって、今後また持ち込まれたら、麻しんが流行するかというと、必ずしもそうではありません。
今回の流行を機に、沖縄県内のワクチン接種が積極的に推奨・助成されたからです。

地域のワクチン接種率が95%になると、流行が阻止できるといわれます。これを「集団免疫」といいます。
個人的な理由(病気や信念)によってワクチンを接種しない人がいても、その割合が5%以下なら大丈夫。
ワクチンを接種しなかった人も、感染症から守られるのです。

ところで、沖縄県の保険医療部長による「患者発生状況の概要」に、以下のような記載がありました。
「初発患者は外国人観光客であり、はしかに罹患した状態で3月17日に来沖し、その後(以下略)」

「来沖」って言うんだ、というのが最初の感想。
熊本に来るという意味の「来熊」は、2000年に熊本に引っ越してくるまで、聞いたことがありませんでした。
驚いたのはその読み。「らいゆう」です。「熊」を音読みで「ゆう」と読むことを初めて知りました。

さて「来沖」です。当然、音読みで「らいちゅう」だろうと思ったら、一般的には「らいおき」らしいですね。
「来○」で重箱読みするケースには、長崎の「来崎(らいさき)」もあるようです。「来長」の方がいいのに。
熊本の「来熊(らいゆう)」は「来遊」にも通じるので、観光県としての熊本には、ピッタリかもしれません。

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獅子奮迅
- 2018/06/14(Thu) -
米朝首脳会談が開かれたのは、シンガポールの「セントーサ島」のホテルでした。
シンガポール自体がマレー(シア)半島の先に位置する島国ですが、そのまた先っぽにある小島なんですね。
地図で見ると、ちょっとフラクタルな感じがいい。
セントーサ島って、シンガポールのどこにあるの?「先頭さ」(書かずにいられませんでした)

シンガポールは、いちどは行ってみたい国ですね。ほぼ赤道直下の、きわめて近代的な都市国家。
観光客が真っ先に見るのは「マーライオン」。大小何体かあるらしいですね。全部見ましょう。
それから、地震国日本人には想像もできない構造の、高層ビルの上に船みたいなのが乗ってるやつね。
そのホテルに、旅行サイトから宿泊予約を入れようとしたけど(試しに)、全然取れません。ずっと満室。

シンガポールの語源は、マレー語の「シンガプラ(Singapura)」。「ライオンの町」の意味だそうですね。
サンスクリット語でライオンを意味する「シンハ」が由来とのこと。

「シンハ」と聞いて、すぐに思い出すのは、タイの「シンハ(Singha)ビール」でしょうね、やっぱり。
ラベルにライオン(ていうかほぼ、獅子)の絵柄が描かれてるやつ。あの獅子が「シンハ」でしたか。
小泉純一郎元首相が、衆院解散回避の説得に来た森喜朗元首相に振る舞ったビールということでも知られます。
ライオンのような髪型がトレードマークの小泉氏ですから、シンハビールを愛飲していたと想像できますね。

「獅子」も「シーサー」も語源は「シンハ」。「狛犬」は高麗から伝来した獅子。結局みな、似てます。
「獅子の子孫」の意味の「シンハラ人」は、スリランカの主要民族。国旗にはまさに獅子が描かれています。
ライオンに由来する事柄って、世界中にありそうです。
古代の人は、百獣の王ライオンを神や王の権威と重ね合わせ、建国の神話に盛り込んだのでしょうね。

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米朝首脳会談の評価
- 2018/06/13(Wed) -
史上初だ画期的だ歴史的だと、一時は大いに盛り上がった米朝首脳会談ですが、一転して叩かれています。
体制保証だけ約束して、非核化への具体的道筋がまったく見えてこない。トランプ大統領は大失敗したと。

じゃあ、「共同声明」なんて出さなければよかったのでしょうか。
それならそれで、会談しただけで目に見える結果が何も無いと叩かれるのがオチでしょう。

では、「いついつまでに、これこれの方法で非核化を完了する」と、具体的に宣言すればよかったのか。
それならそれで、根拠のない絵空事を言うなと非難されるでしょう。

拉致問題についても、トランプ大統領は問題提起をしましたが、具体的なことは今後の協議となりました。
このことを、ある拉致被害者家族は「奇跡的」だと喜び、また別の方は「とても残念」と話していました。

一見両極端の反応ですが、誰の心の中にもきっと、期待と不安と失望が交錯しているはずです。

かつては威勢の良い強硬な発言を繰り返していたトランプ大統領ですが、会談後の発言は妙に大人しい。
これを「後退」と非難する事もできますが、会談を成し遂げたのだから「前進」と言うこともできます。
少なくとも朝鮮半島の、日本も巻き込まれるかもしれない戦争が遠ざかったことは確か。
じゃあ、前進なんじゃないの?

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米朝首脳会談実現
- 2018/06/12(Tue) -
北朝鮮の「CVID」はどうなるのか。
完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(Complete Verifiable Irreversible Denuclearization)のことですね。
史上初の米朝首脳会談の中継を、今日はテレビにかじりついてずっと見てました(休診日だったので)。

周到な準備の末の会談でしたが、トランプ大統領のことですから、ちゃぶ台をひっくり返すかもしれません。
トランプ大統領は「最初の1分で北朝鮮が本気かどうか分かる」と言ってたので、ひっくり返すなら1分後?

さいわい、歴史的な会談はひとまず成功だったようですね。CVIDの達成はともかく。
最初の握手がとても印象的でした。ぱっと見この二人、豪快なおっちゃんと小太りのぼくちゃん、て感じです。

これからどうなるのかが大事ですが、こういう風に直接会って親しく対話することは、決して悪い事じゃない。
空爆するとかミサイルを撃ち込むとか、そういう発想が今後起きにくくなることは確かでしょう。

少し前まで、北朝鮮の金正恩氏の最終的な命運は、
(1)米軍に空爆されるか、CIAに暗殺される
(2)北朝鮮国内でクーデターが起き、殺害される
(3)それらの危険を察知して、中国に亡命する
のいずれかだろうと私は思っていましたが、どうやら、
(4)米国による体制保証のもとで、生き延びる?

両首脳が合意文書に署名して、共同声明を出すというサプライズ。ここまで準備されていましたか。
中身の無いパフォーマンスだと揶揄する向きもありますが、歴代の大統領が誰もなし得なかったことは確か。

得意満面のトランプ大統領が、包括的な文書だと言いながら、サインした文書をこちらに見せてくれました。
とりあえず、 “Comprehensive Visible Impressive Document” か。

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敷地内禁煙
- 2018/06/11(Mon) -
禁煙外来を行っている当院は、当然、「敷地内禁煙」です。
しかしそのように掲示していても、毎朝掃除のときに、駐車場の片隅でタバコの吸い殻を数本発見します。
診察をお待たせしたのは申し訳ありませんが、敷地内禁煙なので、せめて自分の車で吸ってほしいものです。
そして吸い殻は、車の灰皿に入れていただきたい。

そんなことは常識的なマナーだと思うのですが、(一部の)喫煙者は、吸い殻をポイ捨てするんですよね。
マナー違反が喫煙者のごく一部だとしても、その不快な行為が、喫煙者全体を嫌悪させることになるのです。

いま、受動喫煙を防止するための法案が議論されていますが、ポイ捨てについても厳しく規制してもらいたい。

たばこは、たとえば小さな子どもが誤食したら、急性ニコチン中毒で致命的な結果をもたらす場合があります。
胃酸があるので吸収されにくく、意外と安全だという理屈もありますが、それは楽観的です。
同時に摂った飲食物等の影響によっては、ニコチンが急速に吸収されてしまう可能性を考慮すべきです。
つまり、たばこは毒薬。吸い殻のポイ捨ては、毒物を公共の場所に遺棄・放置することなのです。

年に1回か2回、自宅で子どもがたばこを食べてしまった、という親御さんからの電話相談を受けます。
お子さんのために、迅速かつ適切な対応をするのは医者として当然としても、心底ガッカリする話です。
たばこの管理が悪かったと親はしきりに反省しますが、子どものいる家庭での喫煙自体が犯罪行為なのです。

「従業員のいる飲食店は原則禁煙」という、国よりもずっと進んだ姿勢を、東京都の条例案では示しています。
それが、未成年を含む非喫煙者従業員を保護する目的であるのなら、もっと踏み込んでみてはどうでしょう。

「未成年者のいる家庭では原則禁煙」
子どもを受動喫煙や誤食の危険から守ることが、街中での受動喫煙対策よりもよっぽど大事だと思うのですが。

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怒鳴る執刀医
- 2018/06/10(Sun) -
素早く縫合しメッツェンで糸を切る。手術操作のシーンはそればっかりの『ブラックペアン』第8話。
ドラマ全体(たぶん、全10話)の終盤に近づいてきたので、人間ドラマ的側面がメインになってきました。

おかげで手術シーンはますます減っています。
おまけに「手術支援ロボット・カエサル」による手術操作が主体なので、術野(心臓)がほとんど見えません。
しかし、術野に頼らず、トラブルと怒号によってリアリティーを出そうという手法は、今日も健在でした。

外科医はしばしば、手術中には人が変わったように、せっかちで、自己中心的で、荒っぽくなります。
自分が思った通りに、助手や看護師やその他のスタッフが動いてくれないとき、ひどくイラつくのです。
いやそれ以上に、自分がイメージした通りに自分の手が動かないとき、もっとイラつき、周囲にあたるのです。

その反対に、自分の手が思い通りに動いたときは、きわめて温和で寛大な気持ちになります。
助手が少々ヘマをしてもすぐ対処でき、イラつきません。手術の出来不出来は結局、執刀医が左右するのです。

逆説的な言い方ですが、いちばんイラつかない方法は、助手をあてにしないことかもしれません。

一流の外科医はしばしば、助手の動きを限定し、基本的には一人で黙々と執刀します。
助手はまるでロボットのように、その手を執刀医に操られ、動かされたり固定されたりします。
ロボットなので、その動きの責任はすべて、執刀医にあります。
もしも執刀医が怒鳴ることがあるとすれば、助手が人間的な(勝手な、未熟な)動きをしたときでしょう。

助手がヘマして執刀医が逆上、そこへ現れた主人公がうまく処理する。ちょうどこのドラマのお約束ですね。

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個人番号まだ未使用
- 2018/06/09(Sat) -
先頃届いた住民税の「特別徴収税額決定通知書」には、マイナンバーが記載されていませんでした。
特別徴収というのは、事業主が従業員の給料から住民税を天引きすることですね。その天引き額の通知書です。
個人番号の欄はあるのですが、菊陽町からの通知書では空欄、熊本市の通知書は*で埋められていました。

昨年の通知書には職員全員のマイナンバーが書いてあって、おおいに驚いたことは当ブログにも書いた通り。

住民税の特別徴収においては必要もない個人番号が昨年記載されていたのは、総務省の指図によるもの。
熊本市も菊陽町も総務省には逆らえず、きちんと個人番号記載した書類を送りつけてきたわけです。

取扱いが難しいので職員からの提供を控えていた個人番号が、役所からの書類で一方的に教えられた格好です。

しかしせっかく教えていただいた個人番号ですが、その後私が活用する機会はまったくありませんでした。
だって、住民税の特別徴収、つまり天引きをするときに、マイナンバーなんてホントに必要ありませんから。

それどころか、不要なマイナンバー送付が、多数の個人情報漏洩につながったことがわかっています。
昨年起きた個人番号漏洩事案の大半は、特別徴収税額決定通知書の誤送付等によるものだと報じられました。

さすがに総務省も、当面やめとこうかと言い始め、紙ベースの通知書には記載しないことになりました
というわけで、今年度の通知書には個人番号が記載されていないわけです。
いったいマイナンバーって、国民や事業者を便利にするツールとして、ちゃんと定着するんでしょうかね。

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Facebookやばいかも
- 2018/06/08(Fri) -
たびたび仕様が変わり、その都度少しトラブるFacebook。今日もなんとなく、調子悪い。
Facebookって個人情報保護の観点からはちょっと危ない。いつでもやめられる程度の使い方を私はしてます。

少なくとも、記事の公開範囲はそこそこ限定していて、個人的な投稿は限られたグループ内がほとんどです。
ですから、自分では読者を限定したつもりの私的な投稿が、不具合によって一般公開されたらたまりませんね。

いま話題になっているのは、1400万人ほどの利用者の私的な投稿が、一般公開されてしまったという不具合。
変なこと書いて恥ずかしい目に遭っている人もいるでしょう。
公開されて後悔してるわけです。しかもそれが、航海中に「こうかい?」とか言ってる投稿かもしれません。

ハッキングによって個人情報が漏れるのも困りますが、システムの不具合でも簡単に漏れてしまうんですね。
ひとたび漏れた情報は決して回収できないのが、デジタル情報の怖さです。
しかも拡散してほしくないようなスキャンダラスな情報であればあるほど、むしろ急速に拡散するもの。

Facebookは、人々の交流場所を無料で提供するかわりに、皆の会話に聞き耳を立てて、商売をしています。
利用者の個人情報こそが商品であり、それを求める企業に情報提供して、ここまで繁栄したわけです。
ページ内にたびたび広告が現れます。興味深い商品やサービスが、何度も何度も登場します。
しかし、なるべくクリックしないようにしてます。クリックしたらFacebookの思うつぼだと思うからです。
どうしても見たい時は、バナーをクリックせずに、なるべくその商品のサイトに直接アクセスしています。
いちいち面倒ですが、これも防御なのです。

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高速バスひのくに号
- 2018/06/07(Thu) -
「1日当たりの運行便数が最も多い高速バスは、どの路線でしょうか」
そのような記事を目にして、たぶん新宿発着のどっかの路線っしょ、ぐらいに思って読んでたら、違いました。
1位は福岡〜小倉間で、2位は福岡〜熊本間だそうですね。利用者が多い割に、鉄道網が貧弱ってこと?

小倉の事情はよくわかりませんが、熊本が第2位と言われれば、納得できる面があります。
だって、熊本駅が不便すぎる。菊陽に住んでいる私が悪いのですが、熊本駅までタクシーで1時間かかります。
乗り遅れないように、念のため発車時刻の70分前には家を出る必要があります。
でもって、新幹線「みずほ」に乗ったら博多駅まで33分で着くんですけどね。なんか、やりきれません。

高速バスは、九州新幹線の開業後にはむしろ利用者が増えていて、さらに増便までしているそうですね。
在来特急が新幹線に変わったことで料金が上がり、バスの割安感が増してきたことは間違いないでしょう。

合志市と菊陽町って、人口増加率では熊本県内のトップ2です。なんなら菊陽町は、少し前に全国4位でした。
そんな熊本市のベッドタウンから熊本駅まで行くのが、あまりにも不便。だから高速バスになるのです。
菊陽に住んでいる私からすれば、このさい、高速バスを徹底的に便利にしてほしいとの思いがあります。

熊本の交通センターは、市内バス路線ならともかく、高速バスの基地としては不便。インターから遠すぎです。
光の森あたりにバスセンターを作ったら、もっとずっと便利になると思うんですけどね。我田引水?

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仕事中の飲酒
- 2018/06/06(Wed) -
日本航空の男性客室乗務員が、国際線乗務中に機内のトイレで缶ビールを1缶飲んだという不祥事。
「休憩時間によく眠れるよう飲んだ」と言ってるそうですが、たぶん、単にビールを飲みたかったのでしょう。

その乗務員が缶ビールを持ってトイレに入るのを、乗客が目撃したようです。
持ち込み方がよほど大胆だったのか、あるいはその乗客がきわめて鋭い観察眼を持っていたのかもしれません。
男性乗務員をそれほど注意深く観察するとは、もしかするとその乗客は女性?

まあ、機長とか副操縦士でなくてよかった。いや、パイロットならトイレじゃなくてコクピットで飲むか。
コクピットという密室で、彼らが酩酊して大盛り上がりだったらイヤですね。あり得ないとは思いますが。

電車やバスの運転士は、乗客が見てるので乗務中に酒を飲むことは不可能です。
たとえお茶を飲んだって、苦情が出るぐらいですから。

30年以上も昔、大学の医局旅行(医局員の慰安旅行)で、驚くべき光景を目にしたことがあります。
貸切バスで休憩の時に立ち寄ったドライブインで、無料の「利き酒」会が催されていました。これはラッキー。
医局員のほぼ全員が冷酒を飲みながら、ふと横を見ると、どこかで見た男性が酒を飲んでる。
誰だっけ?と思ってるうちに休憩が終了し、皆がバスに乗り込むと、先ほどの男性が運転席に座ってます!
古き良き時代・・・とも言ってはおれませんけどね。

その時代、病院内の医局には、ビールがうなるほどありました。すべて製薬会社からの差し入れです。
いや、差し入れというのはおこがましい。在庫が減ったら自動的に補充されるようなシステムでしたから。
夕方になると、疲れた医局員らがぬら〜っと集まってきて、プシュッと缶を開け、元気を取り戻すのです。
ビールなど飲まず、いきなり焼酎から始める先輩もいらっしゃいました。昭和の時代の話です。

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ダークモード
- 2018/06/05(Tue) -
Apple主催の開発者会議「WWDC2018」が、日本時間で今日の午前2時から始まりました。
今年は頑張って、ITサイトのライブ記事を見ていましたが、つまらなかったのか、いつの間にか寝てました。

新製品の発表がなかったのはガッカリです。もともとWWDCはソフトウェアの新作発表会ですからね。
あ、ひとつだけありました。Apple Watch用のレインボーカラーバンド。ハードウェアはたったそれだけ。

気を取り直して・・・、新OSは「macOS (10.14) Mojave」「 iOS 12」「WatchOS 5」の3つが登場。

「Mojave」は「モハーヴェ」と読むのですか。「モハーヴェ砂漠」が由来だとか。知らんけど。
MacのOS名は、10.0から10.8まではネコ科シリーズでしたが、10.9からは地名シリーズが続いています。
最近の2つは10.12が「Sierra」で10.13が「High Sierra」と、シエラネバダ山脈関連でした。
どうやらその山脈とロサンゼルスの間に、件のモハーヴェ砂漠が広がっているようです。

Google Mapで見てみると、砂漠の真ん中辺りに「エドワーズ空軍基地」がありました。よく聞く名前です。
その30キロぐらい北西には、「モハーヴェ空港」があります。
廃棄航空機が集められているので「飛行機の墓場」との異名をとり、飛行機オタがツアーを組んで訪れるとか。
映画『ダイ・ハード2』やドラマ『24 -TWENTY FOUR-』などのロケにも使われたんですね、へぇ。

で、何だっけ。あ、そうそう、「macOS Mojave」ですけどね。いくつか新機能が搭載されています。
目を引いたのは「ダークモード」。デスクトップやメニューなどの背景がすべて、真っ暗になります。

80年代半ばまでは、パソコンと言えば黒い画面に白い文字を打ち込む「MS-DOS」が主流。ていうか一択。
そこへ現れた、白い画面に黒い文字を書く「Mac」は画期的でした。何しろ画面が明るくて、見やすい!
マウスの操作性も気に入って、私がMS-DOSからMacに乗り換えるのに、そう時間はかかりませんでした。

ところが、そんな表示が当たり前のように30年間続いてきたと思ったら、こんどは真逆の「ダークモード」。
「黒い画面に白い文字の方が、目に優しいでしょ」ってわけです。いまさらそれ言う?いや、世の流れか。

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特定健診の心電図
- 2018/06/04(Mon) -
特定健康診査(通常は、略して「特定健診」)の検査項目には、「必須検査」と「詳細検査」があります。
前者は受診者全員に実施するものであり、後者は医師の判断により選択的に実施する検査項目です。

必須検査には、問診とか身体計測や血圧測定とか、悪玉(LDL)コレステロールなどの血液検査が含まれます。
詳細検査には、心電図検査や貧血検査などがあります。

特定健診はメタボ健診とも言われるように、生活習慣病の早期発見と治療への誘導がおもな目的です。
とくに重要なものが心疾患だと私は思うので、私はできるだけ全受診者に心電図検査を行ってきました。
生活習慣病の早期発見のためには、心電図検査が必須である、という「医師(=私)の判断」によるものです。

ところが今年度から、精密検査を行うための基準が厳しくなってきました。
たとえば心電図検査は、血圧が140/90以上の受診者でなければ、精密検査として選択することができません。
治療によって適正な血圧に管理できている高血圧症の方は、心電図検査ができないということです。

「医療機関において管理されている者については(略)詳細な健診を実施する必要はない」
というのが厚労省の言い分であり、高血圧で治療を受けている方には心電図検査は不要だというのです。
日頃の診療において、心電図検査等は適宜行っているはずだ、という理屈でしょう。

しかし私は、心電図波形を見ることはコレステロールを測定するのと同じぐらい重要だと思っています。
「医療機関において管理されている者」の心電図検査は一律不要、としているこの制度は、ちょっとおかしい。

現実的な問題は、日常診療における検査を特定健診で代用してほしい、という患者さんが多いことです。
少額の自己負担で一通りの検査ができるのなら、その分、保険診療による検査の自己負担が減らせるからです。
しかしその患者さんの、心電図検査を特定検査で行うことがはできません。血圧が安定しているからです。
すでに生活習慣病で治療中の方に特定健診を行うことには、何かと無理があるのです。

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ツッコみながら懐かしむ
- 2018/06/03(Sun) -
術野を映さずに手術を描写するパターンが定着してきたドラマ『ブラックペアン』第7話。
今日の私のツボは2カ所。いずれも今回のメインの手術ではないことを、最初にお断りしておきます。

1例目は、人工心肺回路の接続を間違えた医療ミスの回想シーン。
イラついた執刀医が、モタつく看護師から奪い取って大動脈への送血管に接続したのは、脱血用のチューブ。
そのまま体外循環を開始したものだから、致命的な循環動態になってしまいましたが、そんなことあり得ない。

まず、送血管と脱血管は、コネクタの太さがまったく違います。接続を間違えること自体が不可能です。
人工心肺回路は必要最小限の長さにしてあるので、脱血用チューブが送血管のところまで届くのも不可解。
送血管に接続してすぐに体外循環を開始するなど、まったくナンセンス。脱血管はどうしたの、って話です。
トラブルをリアルに描きたいのであれば、とことん正確に描写してほしいものです。

おまけに、執刀医が自分のミスを他人のせいにしたシーンを見て、女子医大の事件を思い出してしまいました。

2例目は、術中に発症した心筋梗塞に対して、緊急冠動脈バイパス手術を行ったシーン。
主人公が、バイパスに使う「内胸動脈」を剥離しつつ、「お前サフェナ取れ」と助手に命じます。
「サフェナ」というのは、やはりバイパスに用いる下腿の「大伏在静脈(saphenous vein)」のことです。

私にも、「サフェナ取れ」と指導医に命じられた経験が何度もあるので、その言葉は妙に懐かしく響きました。
サフェナ取りは基本的な手術手技ですが、その出来具合は重要で、若手心臓外科医の腕の見せ所なんですよね。
このドラマ、毎度ツッコミどころ満載なのに見てしまうのは、そのような懐かしさゆえかもしれません。

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医学誤用語
- 2018/06/02(Sat) -
胃腸炎で吐き気のある方に「頓服の吐き気止めを出しときましょうか」と言ったら、怪訝な顔をされました。
以前にも書きましたが、「頓服」=「解熱剤」と思う方は多いようです。

「必要な時に服用するという意味で、頓服と言ったのですけどね」と補足しました。
角が立たないように、でも今後のことも考えて、やんわりと説明しておくのが親切だと思ったからです。
しかし「頓服」がおもに解熱鎮痛剤で使われている現状を考えると、私の方が不適切だったのかもしれません。

「カイネツ剤もください」と言う方に、時々遭遇します。もちろん「解熱剤」のことです。
「解」を「ゲ」と呉音で発音するのは、「解脱」のような仏教用語や古い言葉が多いようです。
「解熱」のほかに「解毒」も呉音ですが、もしかすると両者は、元は仏教用語だったのかもしれません。

「解熱」は熱を下げることであり、熱が下がることは「下熱」と表記して、私は使い分けています。
「ゲネツ剤でやっとゲネツした」と言っても同じ発音ですが、私の中では別の言葉を喋っているつもりです。

両者を話し言葉でも区別できるように、解熱を「カイネツ」と言うことは、意外と悪くないかもしれません。
可能の「見られる」を「見れる」と「ら抜き」して、受身や尊敬の「見られる」と区別するようなものです。

漢方薬「麻子仁丸(マシニンガン)」のことを、毎回「マシンガン」と言う、ご年配の方がいます。
「今日はマシンガンもください」という言葉に、最初はドキッとしましたが、もう慣れました。
角が立たないように、「じゃあ、マシニンガン、出しときましょうね」とやんわり応じますが、効果なしです。

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機内でMacする?
- 2018/06/01(Fri) -
空港の保安検査場って、テロリストじゃなくてもドキドキしますよね。
とくに最近導入されつつある「ボディースキャナー」に入ると、スパイでもないのに緊張がMaxになります。
両手を挙げさせられ、ドアが閉じてスキャンが始まると、無事でありますようにと、祈るような気になります。
万一何か異常が見つかった場合は、ドアがロックされ、下手をすると催眠ガスぐらい出てきそうな雰囲気です。

機内に持ち込める物品にも、さまざまな制限がありますね。
ハサミなどはもちろんNGだし、液体物の持込にも制限があることは承知しています。

パソコンなどの貴重品は、預け入れ手荷物ではなく機内持ち込みにするのが原則です。
しかし保安検査の際には、パソコンはカバンから取り出して単独でトレーに乗せなければならず、面倒です。
パソコンには密度の高い部品が含まれ、X線透視ではパソコンの裏に隠された物が見分けられないからだと。
最近は、CT型のX線検査装置も導入されつつあり、やがてパソコンの取り出しも不要になるんでしょうね。

そもそも、旅行にパソコン持って行くのが間違ってるんじゃないの?、というご指摘は左へ受け流します。
たしかに私の場合、ビジネスのためにMacBook Proを持ち歩いているのではありません。
旅先で日記(ブログ)を書くのが主な目的です。なので機内で使うことは、ほとんどありません。
Wi-Fi完備の機内で何か調べ物をしたり、メールや短い文章を書くぐらいなら、iPhoneでも十分です。
でも理想的にはiPadでしょうね。欲を言えばiPad Pro。Apple Pencilもデキがいいらしい (欲しくなってる)。

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