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帯状疱疹から水痘
- 2018/07/31(Tue) -
帯状疱疹から水痘がうつった事例が、最近もFacebookで紹介されていましたが、たしかに時々見かけますね。

ほんの5年前までは、水痘は毎年100万人(=おおむね1学年分)が罹る、ありきたりの感染症でした。
ところが約4年前から水痘ワクチンの定期接種が始まり、水痘患者は劇的に減りました。

水痘ワクチンは副作用が少なく、勧奨接種が中止されているHPVワクチンを尻目に、順調に普及しました。
ワクチンを2回接種したお子さんの水痘発症率は、ゼロではありませんが極めて低い印象です。
1回しか接種していないお子さんは、ときどき水痘を発症して来院されますが、その数も今は減りました。

一方で、世の中から水痘が減ることで、逆に今後増えることが危惧されている病気があります。
かつて水痘に罹った方が、長年の間に免疫力が低下した末に発症する、帯状疱疹です。

水痘の免疫力を維持するためには、ときどき水痘ウイルスに接触して、免疫刺激を受けるのが効果的です。
一年中水痘が流行していた5年前までは、日本中がそのような刺激に満ちていたのです。

ところが、水痘ワクチンの定期接種化によって患者が激減したため、水痘ウイルスへの接触機会も減りました。
そのために免疫が維持できず、帯状疱疹を発症する可能性が高まっているというわけです。
帯状疱疹を予防するためには、水痘ワクチンの接種によって免疫を維持することが必要な時代になりました。

そして帯状疱疹の患者が増えると、こんどはその発疹に接触して水痘を発症するお子さんが出始めています。
帯状疱疹を発症した祖父と、一緒にお風呂に入って感染したお子さんもいました。
珍しく帯状疱疹を発症した幼児が、幼稚園で感染を広めた例もありました。子どもはよく接触するものです。

水痘も帯状疱疹も、発症の初期はわかりにくいもの。いずれもワクチンの接種で予防するのがいちばんです。

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名医が買っている市販薬
- 2018/07/30(Mon) -
「名医20人が自分で買って飲んでいる『市販薬』実名リストを公開!」(週刊現代)
この手の週刊誌記事を鵜呑みにする方は少ないとは思いますが、ホント、非科学的で問題の多い記事ですね。
本来は読む気にもならないのですが、患者さんに尋ねられた時のために、目を通してみました。

某有名医師は「20歳くらいのときからバファリンAを安心して使っている」そうです。
ある1人の医師が、ある薬を「安心して」飲んでいるからといって、それに何の科学的根拠があるのでしょう。
しかしこのような「個人の意見」でも、特集を組んで記事にすれば、それなりの説得力が備わってしまいます。

バファリンAの成分は「アスピリン」。子どもには原則として飲ませられない薬です。
なのにどうして、「安心して飲める」という個人の意見を、そのまま記事に使うのでしょうね。
子どもが使える消炎鎮痛剤は「アセトアミノフェン」だけなのに。

ある医師は「単なる対症療法にすぎない(略)総合感冒薬は服用しないし薦めない」と言っています。
そんなことはわかってます。
しかし、根治療法だけが治療ではありません。対症療法でも、それが必要な状況なら行う価値はあります。
のどが痛くて物が食べられないとか骨折して激痛があるとき、鎮痛はあくまで対症療法ですが、有意義です。

「私の場合、効き目が強すぎても困るので、処方薬はなるべく使わず、市販薬を飲んでいます」という医者。

アホですか。処方を受けておきながらその薬は飲まないと、医者がもっともらしく語ってどうしますか。
効き目が強すぎるのならその処方が悪いだけ。処方医との意思の疎通ができてない証でしょう。

こう考えてみると、「医者の個人的意見」というのが、いちばん有害な情報ですね。

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逆走台風接近中
- 2018/07/29(Sun) -
関東上陸かと思っていた台風12号は、西向きに進路を変えて西日本を縦断し、ついに九州に上陸しました。
しかもあろうことか、九州西岸をゆっくり停滞気味に南下するらしく、九州への影響が続きそうです。
まさかその後で、通常の台風のように北東に進路をとって、また西日本を縦断したりはしないでしょうね。

各地にさまざまな被害をもたらしていますが、最近の私の関心事は「空の便」への影響です。
NHKによると、現時点で航空各社合わせて179便で「欠航または欠航が決まっています」だそうです。

「欠航または欠航が決まっています」ってよく聞きますが、この言い方、昔から違和感があるんですよね。
「欠航、または欠航が決まっています」と読点が入っても、耳で聞いたら同じことです。

「A、またはBが決まっています」と聞けば、AかBのどちらかに決まってるんだろうな、と思うのが自然。
「A、またはAが決まっています」と聞いたら、ナニそれ、どっちもAじゃん、となるのは当然でしょう。

「すでに欠航したか、今後の欠航が決まっています」と言うのが正しい表現のはず。でもニュースでは、
「欠航、または欠航が決まっています」と略しており、まったく不親切で不適切。今日も何度も聞きました。

わかりにくさの原因は、最初の「欠航」が体言止めだからだでしょう。
話し言葉の体言止めは、CMなんかではよく耳にしますが、ニュース原稿では極力避けるべきですね。

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ジュラシック・シリーズ
- 2018/07/28(Sat) -
映画『ジュラシック・ワールド 炎の王国』を観たので、その感想文です。
(以下、ストーリーそのものを書くわけではないですが、どうしてもネタバレになりますのでご注意ください)

『ジュラシック・○○』シリーズの最新作(第5作)です。第1作の公開は1993年。もう25年も前なんですね。
第1作のCGはあまりにも衝撃的でしたが、さすがに25年もたつと、観る方もすっかりCG慣れしてますね。

シリーズのカテゴリーとしては、人間のエゴへの警鐘を強調したSFスリラー、とでも言うべきでしょうか。
テーマが恐竜なのに、人が次々と殺害されてしまうので、小さい子どもには見せられないレベルですね。

全作品に共通するのは、悪人たちは必ず最後には、恐竜に食べられてしまうということでしょう。
一般市民も多少は被害に遭いますが、とくに悲惨な最期を遂げるのは、金儲けに目がくらんだ悪人たちです。
逃げ延びようとする悪人たちに最後に鉄槌が下るシーンには、恐怖と同時にカタルシスを得てしまいます。

一方で、主人公とその周囲の人々は生き延びます。善人はなるべく殺さないのが、暗黙のルールなのか。

それでも、最新作と以前の4作品とでは、大きな違いがありました。終わり方です。
前4作は、大混乱の末にもそれなりの収束を迎え、そこそこ心穏やかなエンディングとなった気がします。
ところが今回の第5作ときたら、もうどうにでもなれという、投げやりな(やけくそな)終わり方でした。

次回作を作りやすくするための伏線のレベルを超えて、もう、次を作る気は無いのかと思わせます。

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鰯の頭も信心から
- 2018/07/27(Fri) -
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介著)という本を、映画館の帰りに買いました。
たぶん、すごくいい本です。ちょっと読んだだけで、ピンときます。
ただ、まだやっと3ページ目まで読んだところなのですが、ちょっと気になるフレーズで引っかかっています。

「もう『○○だけ食べていれば健康になれる』といった類のあやしい健康本を購入する気にはならなくなる」

いや、私もかつて「ブロッコリー本」に荷担したことがありますが、怪しいことを書いたつもりはありません。
ブロッコリーのことを、面白おかしく紹介しただけです。たまにブロッコリー食べてみてはどうですか、的に。

だいいち、「ブロッコリーだけ食べていれば健康になれる」みたいなアホなことは、誰も考えてないでしょう。
せいぜい、「ブロッコリーも時々食べたらいいかもね」ぐらいの受け止めでしょう、今どきの読者は。

「ブロッコリーを続けると、何かいいことがありますか」という質問を、ときどき受けます。
「1年続けたら習慣になり、3年続けたらもう止められませんよ」と応えたくなりますが、そうは言いません。

当ブログと同じで、ある程度続けてると止めようにも止められなくなります。中断するのがもったいないから。
続けてること自体に満足してしまうのです。だからそれは、ブロッコリーでなくても何でもいいのです。
自己満足も捨てたモノじゃありませんよ。たぶん良いホルモンが出ますから。
巷の健康本にもそんな面があるのです。信じて読めば、それなりに効果はありますよ、きっと。

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鼻炎も貼り薬
- 2018/07/26(Thu) -
「咳止めのシールもください」という要望をよく耳にすることは、以前も書きました。
気管支拡張薬「ホクナリンテープ」のことですね。ジェネリックなら「ツロブテロールテープ」です。
内服薬ではなく、皮膚に貼って、皮膚から吸収された成分が気管支に作用する「経皮吸収型製剤」です。

胸の中央に貼ってる方が多いですが、湿布とは異なり、皮膚から直接気管支に作用するわけじゃありません。
いったん血液中に吸収されて、心臓を経由した後に全身に送られ、その一部が気管支に作用するわけです。
なので気管支も拡張させますが、手がしびれたり動悸がしたりと、全身のあちこちで副作用が起こり得ます。

成分の「ツロブテロール」は、気管支平滑筋のアドレナリン受容体を刺激することで、気管支を拡張させます。
北陸製薬が開発したアドレナリン受容体刺激薬なので、「ホクナリン」と命名されました。

貼るだけで効くので、薬の内服が苦手なお子さんには、ホントに重宝しますね。
どうせなら、子ども用の薬全部、貼り薬で作って欲しいと、いつも思います。
風邪薬や抗生剤がテープ剤だったら、どれだけ楽になることか。
実際には、薬物の分子量とか脂溶性とかの兼ね合いで、何でもかんでもテープにはできないようですけどね。

経皮吸収型の全身作用薬としては、狭心症治療薬(冠動脈拡張剤)が昔からあります。
あとは禁煙補助薬のニコチンパッチとか、ホルモン剤や鎮痛用の麻薬製剤もあります。

アレルギー性鼻炎治療薬としては、世界初の貼り薬「アレサガテープ」が最近発売されました。
1日1回、胸か腹か背中か上腕に貼るだけ。いまのところ子ども(15歳未満)に使えないのが惜しい。
作ったのは、佐賀に本社のある久光製薬です。貼り薬には強い会社ですね。
名称の由来を久光は公式には「特になし」としてますが、「アレルギー+佐賀+テープ」に決まってるでしょ。

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今風の間違い電話
- 2018/07/25(Wed) -
AppleWatchの便利な点はいくつもありますが、やはり着信したメールが即座に確認できることが第一ですね。
独特の振動を腕に感じてWatchを見ると、メールかメッセージが届いています。送信者も表示されます。
広告やメルマガなどは表示されません。特定の相手からのメールだけが通知されるように設定しています。

診療中に受信したら、合間にWatchをタップして相手を確認し、必要ならそのままメール全文を読みます。
SNSのメッセージも同様。電話着信の場合は、相手が表示されて手首の振動がずっと続きます。

さて今日も、診療中に電話の着信がありました。珍しく家人からです。
通常は連絡事があればメールで済ませるところを、今日に限って電話です。何か緊急事態と思われます。
少し後で折り返したのですが、つながりません。事故か急病か、もしかすると強盗や拉致の可能性もあります。

あとで判明したのは、それが間違い電話だったということ。うっかり指が触れて発信してしまったそうです。
いまどきのスマホの間違い電話って、こういうパターンも多いですよね。
すぐに気付いて電話を切っても、相手にはしっかり着歴が残るので、オカシなことになってしまいます。

相手が親しい友人ならまだしも、昔の恩師とか親戚とか、いきなり電話するはずのない相手だと困りますね。
「あ、せ、先生、たいへんお久しゅうございます」と、しどろもどろになること必至。
「間違いでした」と切るわけにもいかず、「先生のことを思い出しまして」と、少し会話するしかありません。

このような間違い電話を防ぐために、発信確認アラートの設定(オプション)なんてできませんかね。
たとえば1年ぶり以上の相手に電話をかけると、「本当にこの方に電話しますか」という確認ボタンが出たり。
何年も電話したことのないような相手の番号を、住所録にずっと残しておくこと自体が問題かもしれませんが。

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デンカ生研の謎
- 2018/07/24(Tue) -
「デンカ」と聞くと、皇族方などを除けば『ウメ星デンカ』とか『太陽にほえろ』を思い出しますよね、普通。
しかし日頃の診療で私がよく見かけるのは、「デンカ生研」です。ワクチン会社です。

この会社については以前も書いたことがありますが、もう一度調べてみると、なかなか興味深いですね。
デンカ生研の親会社は「デンカ株式会社」。その旧社名は「電気化学工業」。
大正4年(1915年)に、アセチレンランプ用の燃料から窒素肥料を作り出して販売したのが始まりだと。
その燃料というのが炭化カルシウム。いわゆる「カーバイド」。近代日本史によく登場する物質ですね。

日本で初めてカーバイドの製造に成功したのが、デンカの創業者、藤山常一だそうです。初めて知りました。
で、その数年後に、日本カーバイド商会を共同で設立した相手が、野口遵なんですね、チッソの創業者です。

つまり、藤山氏と野口氏の2人が、日本のカーバイド、ひいては窒素肥料製造のパイオニアというわけです。
藤山氏は仙台市郊外に、野口氏は川内川沿いの大口に水力発電所を設立し、カーバイドを製造しました。
「せんだい」つながりじゃないですか。

ただしデンカ生研は、電気化学工業の子会社になる前は、東芝の子会社「東芝化学工業」でした。
さらに改称される前の、戦後創設時の社名は「東芝生物理化学研究所」でした。
実はその源流は戦前の「陸軍軍医学校防疫研究室」であり、「七三一部隊」につながる暗い過去があります。

もちろん、旧陸軍の生物兵器研究者らが後に創った医薬品メーカーは、デンカ生研だけではありません。
既存の製薬会社の幹部や、大学医学部の教授になった、七三一部隊出身者も大勢います。

ただ私が不可解なのは、それとわかって引き受けた東芝という会社の闇と、後にデンカが引き受けた謎です。

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JALで行ってANAで帰る
- 2018/07/23(Mon) -
その話はもう結構と言われそうですが、欠航がけっこう広がってるので、この話題の掲載を決行します。

ニュースでも報じられているように、ANAはいま、大量の欠航便が出て大混乱しています。
原因は、台風や落雷や滑走路の穴や自衛隊機のパンクではありません。エンジンの不具合です。重大事案です。
「トレント1000」という型式のエンジンを搭載したボーイング787型機が、一斉に整備改修を行っています。

B787は、GEまたはRR(ロールスロイス)製のエンジンを使っており、トレント1000はRR製です。
積極的にトレント1000のB787を導入したANAは被害者でもあるのですが、本当の被害者は乗客ですからね。
ちなみにJALのB787はすべてGE製エンジンなので事なきを得て、いまや対岸の火事を見ている様相です。

今月は合計619便が既に欠航したか、または欠航が決定。来月も378便が欠航するとANAが発表しました。
欠航は合計で約1000便。トレント1000ならぬ、「乗れんと?」1000便です。

巻き込まれたらイヤだなぁと、ずっと思ってたのですが、結局、巻き込まれました。明日の東京行きです。
ANAから先日、欠航の連絡メールが来ました。別便に振り替えるか、それとも払い戻すかと迫って来ます。

ところが、振り替えで対処しようと、ANAマイレージ会員用の番号に電話しても、ずっとつながりません。
保留の音楽(葉加瀬太郎の『Another Sky』)を、40分以上も聞かされたあげく、ついに諦めました。
ホントは好きだったこの曲が、ちょっと嫌いになりました。

そのあとで、ためしに一般の、非会員用の方に電話したら、20分でつながりました。
非会員用よりも、会員専用の電話の方が混み合ってサービスが悪くなるという逆転現象が起きています。
これはちょうど、高速道路の料金所で、ETCのゲートだけがやたらと混み合ってるような感じです。

ANAには適当な振替便がなかったので、JALに振り替えることになりました。
最近、ANAにばかり乗ってたので、JALに乗るのはかれこれ十数年ぶりです。
先週あわててJALのマイレージ会員になりました。せっかく乗るならマイルを得ようという、貧乏人根性です。

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極超音速旅客機
- 2018/07/22(Sun) -
ボーイングが、マッハ5の「極超音速旅客機」の実用化を目指していると報じられています。驚きます。
現在の一般的な旅客機の巡航速度はマッハ0.85ぐらいなので、その数倍の速度でブッ飛ぼうというわけです。

マッハ5と言えば、まさに「鉄腕アトム」のジェット飛行速度と同じ。
その後で登場した「スーパージェッター」のマッハ15はもっとすごいけど、これは完全に後出し。

アトムのパワーは10万馬力でした。じゃあ同じマッハ5の極超音速旅客機の馬力は、どのぐらいなんでしょう。
いやその前に、日頃乗ってる飛行機って、そもそも何馬力ぐらいなんでしょうね。

ジェット機のエンジンパワーは、「推力」という指標で表されるそうです(よくわからないまま書いてます)。
たとえば、ボーイング787に使われてるエンジンだと、「静止推力」は約7万重量ポンドだとか(ふ〜ん)。

馬力というのは仕事量なので、推力と飛行速度からの簡易計算式があります。
ポンド/キロ換算しつつ、速度マッハ0.85として算出すると、B787は28万馬力と出ました(素人計算です)。
アトムの2.8倍ですか。ていうか、アトムがすごいとみるべきか。

マッハ5だと日本から欧米への日帰り出張が可能になるそうですが、それも味気ないですね、空の旅としては。
私などは、機上で過ごす(しかも飲食とか仮眠などする)という非日常も、ゆっくり堪能したいものですから。

でも多忙なビジネスマンがファーストクラスに乗ったら、飲食は最低限にして、ひたすら寝てるとも聞きます。
飛行機代を取り戻そうという庶民的発想はなく、彼らにとって移動時間はやはりムダなのでしょう。

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暑さ指数と運動
- 2018/07/21(Sat) -
全国多数の場所で猛暑を記録したというけど、昔に比べて観測点が増えただけじゃないの?
昔は、エアコン(クーラー)なんてなかった。最近の日本人が、暑さに弱くなっただけじゃないの?

などと言うのはたぶんもう、間違いです。きっとホントに異常に暑いのです。日本中がいま、大変なのです。
今月いっぱい猛暑が続き、8月に少し収まるけど、8月下旬からまた猛暑になるというイヤな予報も聞きます。

昔は「不快指数」なんて指標を使っていましたが、今年よく聞くのは「暑さ指数(WBGT)」ですね。

不快指数は、気温と湿度から計算する数値ですが、暑さ指数は、周辺の熱環境も考慮した数値とのこと。
WBGTは「Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)」の略だと。LGBTとは関係なさそう。

「黒球温度(A)」は、黒い玉の中の温度で、日なたの体感温度と相関がある
「湿球温度(B)」は、汗が蒸発するときに感じる涼しさを表す
「乾球温度(C)」は、普通の温度計の温度

屋外では、WBGT (℃) = 0.2A+0.7B+0.1C 、屋内では、WBGT (℃) = 0.3A+0.7B、と算出するそう。

この指標は、1954年に米海兵隊で開発されたそうですが、興味深いのはアメリカスポーツ医学会の指針です。
WBGTが28℃以上の場合は、10マイル以上の長距離走を禁止する、というもの。
これを踏まえて日本体育協会も、WBGT28℃以上は厳重警戒(激しい運動は中止)としています。

さて、今朝の東京のWBGT実測値は、朝7時で29.1℃、8時が30.0℃、9時が29.9℃でした。
東京オリンピックのマラソンは、スタート時間を午前7時に早めるそうですが、焼け石に水ですな。

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あちこちでスマホPay
- 2018/07/20(Fri) -
東急が、駅の券売機で現金を引き出せるサービスを始めるとのこと。
たしかに、何かの支払いに使っておつりの出る端末なら、原理的には現金引き出しにも使えるはずですよね。

先日はイオンがレジで現金を引き出せるサービスを始めましたが、あれはキャッシュカードを使うものでした。
スーパーのレジは必ず財布を出す場所なので、キャッシュカードを使うのは、むしろスマホよりも自然です。

一方で、駅では財布を出すのは面倒だけど、スマホはすぐ使える状態のはず。改札を通る前ならなおさらです。

導入されるのはNFCによるシステムではなく、スマホ画面のQRコードを読み取る仕組みのようですね。
「はまPay」から「ゆうちょPay」に金額を登録して、QRコードを発行する手順とか。私には関係ないかも。

券売機の前で、現金引き出し操作に手間取ることはないですよね。でないと、後ろに行列が出来て大迷惑です。
そもそも券売機って、そこそこ急いでいる人が慌ててキップを買う場所ですから。
そうでなくても私のような田舎者は、都会の券売機前ではひどく緊張しますからね。

その点「Suica」はホントに簡単。田舎者が上京しても、いきなり都会人のように平然と改札を抜けられます。
JRでも私鉄でもバスでも、iPhoneがスリープしててもケースのふたが閉じていても、そのまま使えます。

例外は沖縄です。所用でたまに行くのですが、「ゆいレール」ではSuicaが使えません。これは痛い。
「本土の交通系IC系カードは使えません」との掲示もあります。沖縄はまだ「海外」なんですかねぇ。
ついでに言えば、ゆいレールの切符って裏表があります。それがわからずにオタオタしたことあり。
いまは私は沖縄専用の「OKICA」持ってますから、何の心配もありませんけどね。

一般の店で、そこそこの金額の商品を購入する場合には、私はたいていクレジットカードを使っています。
でもいちばん好んでよく使うカードが「Apple Pay」に対応してないので、少々面倒な思いをしています。

さまざまな支払方法が乱立し、さらに増えようとしていますが、いまはまだ過渡期なんでしょうね。
私としては、Apple Pay(Suica含む)だけにまとめたいのですが、むしろ選択肢は広がるのかもしれません。

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外来会話の骨法
- 2018/07/19(Thu) -
町田康氏が、先日の日経の文化欄に、「会話の骨法」と題した文章を書いていました。
それによると、会話には四つ(原文のまま漢数字で)の状態があるというのです。

一、主に相手が喋(しゃべ)り自分がそれを受けて相槌(あいづち)を打つ
二、主に自分が喋り相手がそれを受けて相槌を打つ
三、相手と自分が同じくらい喋って話が動いていく
四、相手も自分もほとんど喋らず話がまったく動かない

芥川賞作家に意見するのもアレですが、まだ別の状態が存在することに気づいてないか、お忘れのようです。

五、相手ばかり喋り、自分が相槌を打つスキがない
六、自分ばかり喋り、相手が相槌を打つスキを与えない
七、相手ばかり喋り、自分はただ黙りこくっている
八、自分ばかり喋り、相手はただ黙りこくっている
九、相手も自分も同じくらいに喋るが、話は噛み合わず、どんどんずれて行く

外来診療では一や三の状態が理想ですが、意外と多いのが、五のようなお喋りの好きな方ですね。
こちらも躍起になって相槌を割り込んでみるのですが、三ではなくて九の状態になりがちです。

「頭痛がね」「頭痛?」「血圧がほら」「高くて頭痛?」「それが法事の時に」「頭痛?」「足がしびれて」
てな感じだったりしますね。
どんどんずれていく会話も、私はわりと嫌いじゃない。しばらく付き合って、会話を楽しんだりしています。

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行事と熱中症
- 2018/07/18(Wed) -
今日も熱中症の子どもたちが多数、救急搬送されたと報じられました。
宮城県名取市の小学校で、朝9時から9時半の間に、校庭で人文字を作ろうとしていた児童たちです。
校長は「ちょっと長かった」と反省の弁。たった30分でも、長いと感じるほどの暑さだったのでしょう。

この事件を聞いて、現場の大人たち(教諭・校長・教育委員会など)を非難するのは簡単です。
どうしてもっと早く行事を中止しなかったのかと、あとでなら誰でも言えます。

しかし今回は、市制60周年記念の市内全校の統一行事であり、児童たちの写真が記念に残るものです。
まだそれほど気温が上がらない朝のうちに、ささっと済ませたい、という校長たちの気持ちもわかります。

逆に、安全面を考慮して早めに行事を中止したら、中止する必要はあったのかと、あとで必ず苦情が出ます。

早めに手を打って事なきを得たとき、その英断はなかなか理解されず、むしろ非難の的になりかねません。
これは防災のときでも同じ。災害を未然に防げたかどうかは立証が難しく、なかなか評価されないものです。

昨日の豊田市の、気温33度下での校外学習後に熱中症で亡くなった小学生の件は、たしかに手遅れでした。
しかし今日のケースは、児童たちの安全に配慮しながら注意して行ったので、重症者は出ませんでした。
この件を非難するというのであれば、この時期の野外活動は全面禁止にしなければなりません。

高校野球でも、実は全国で熱中症患者が出ているそうです。では、気温の高い日は必ず試合を延期するのか。
2年後の7月24日から開催される東京オリンピック。いくら気温が高くても日程は変更しないでしょう。
たしかにトップアスリートは鍛え方が違うかもしれませんが、競技場や沿道の観衆の熱中症が心配です。

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機材繰りと乗員繰り
- 2018/07/17(Tue) -
飛行機はいろんな理由で欠航したり遅延したりしますが、滑走路の穴がたびたび原因になるのも困りますね。

羽田空港の4つの滑走路のうち、昨日は北の方にある比較的マイナーなB滑走路で、穴が見つかりました。
欠航したのはおもに、ANA(あな)だったとはこれいかに。

ちなみにB滑走路は、南風の吹くこの時期の熊本ー羽田便が、いつも着陸に使います。
メインのAやC滑走路を上空から眺めながら、え、なに、こっち向きに降りるの?と思うような滑走路ですね。

今日は、夕方からしばらく那覇空港の滑走路が閉鎖されました。自衛隊機がパンクして立ち往生したとのこと。
実は私はその少し前に那覇空港を飛び立って、夕方熊本に戻ってきたばかり。きわどいところでした。
その自衛隊機がもう少し早い時間帯にパンクしてたら、今日の帰熊は何時になったかわかりません。

那覇ー熊本便が大幅に遅れたとしたら、次にその機材を使う予定の便も、大幅に遅れることになります。
その遅れが深夜に及ぶようなら、欠航になるかもしれません。沖縄とは無関係の場所で、影響が出るわけです。

では、今日の那覇ー熊本便に使った飛行機って、次はどこに飛んでいったのでしょうね。
妙に気になるので調べてみました。そういう情報って、今はすぐわかるんですよね。
情報源は「flight radar24」。航空機情報を、リアルタイムで表示してくれるアプリです。

今日私が乗った那覇ー熊本便(NH1868)の機材(ボーイング737-881)の機体番号は「JA53AN」でした。
こんどは逆にその機体番号で便名を検索すると、驚くべき結果が出ました。その機材が今日飛んだのは、

(1) 羽田ー那覇(2) 那覇ー福岡(3)福岡ー那覇(4)那覇ー熊本(5)熊本ー大阪(6)大阪ー須賀川

朝6時42分に羽田を発ち、夜8時24分に須賀川(福島)に着くまで働きづめ。私が乗ったのは(4)の部分。
これは過酷ですね。もちろん乗員は、途中で交代してますよね(と思いたい)。

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祝日診療の意義
- 2018/07/16(Mon) -
熱い3日間が終わりました。サッカーでもテニスでもなく、「土日祝」の猛暑3連勤です。
気温に比例するかのように、高熱の方がとても多かったですね。熱中症気味の方も。

休日は、その休みを堪能できれば楽しい日ですが、急病の方にとっては、やっかいなことになります。
当番医や救急病院や、当院のように休日診療を行っている医療機関を探して受診しなければなりません。

とくに祝日は、診療している医療機関が土日よりも少ないので、当院にも遠隔地から患者さんが来院されます。
今日も菊陽・大津・益城・菊池から来院されました。時には山鹿や南小国や高森の方も来られます。

私の休日は、火曜日と金曜日。あとは年末年始とお盆休み。
学会休みも時々加わりますが、年間を通してもわずかな日数。祝日の数に比べたら微々たるものです。

「代診」って方法もありますが、開業して11年弱、別の医師に当院の診療を任せたことはありません。
当院の電子カルテの操作やミニカルテの作製等を、誰か他人に教えることを考えただけで、気が重くなります。

今後は、学会休みその他が少し増えるかもしれませんが、それは私のささやかなリフレッシュでもあります。
なるべく平日に休みますので、ご了承願います。

土日は診療したとしても、祝日ぐらい休めばいいのに、というご意見もときどき頂戴します。
でも、開いてる病院が少ないからこそ私は土日診療をするわけで、祝日に休診するのは趣旨に反するのです。

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暑くて寝られん
- 2018/07/15(Sun) -
まあしかし、暑いですね。そう口にしても、どうにもなりませんが、ひと言、言わせていただきます。
「この3連休、当院は3日間すべて診療してますので!」

気象庁は一昨日、猛暑についての警戒を呼びかけるという、異例の緊急記者会見を行いました。
西日本豪雨の被災者や、捜索・復旧活動をしている方々の二次被害(熱中症等)が心配になります。

普通に自宅で過ごしている方でも、とくに高齢者では、夜間睡眠中の熱中症が心配です。
寝る前にコップ1杯の水を飲むようにと言い続けていますが、ご高齢の方の理解がなかなか得られません。
「寝る前に飲んだら、夜中にトイレに起きて困る」

夜中に尿が出る方なら問題ないかもしれません。でもトイレに起きた時にまた、水を飲んで欲しいですね。
「そんなことしたら、寝られん」

日中にもエアコンをつけないような「昭和な」方は減りましたが、夜通しつけるのには抵抗があるようです。
「冷房つけっぱなしで寝たら体調を崩す」

たしかにその面もありますが、冷房つけずに寝ても体調を崩します。その調節はたしかに難しいですね。
エアコンをつけて寝てると肌寒くなって目覚めますが、エアコンを止めたらただちに暑くなって、眠れません。

夜中にエアコンを止めたらすぐ暑くなるのは、昼間の間に温められた天井や壁からの輻射熱のせいです。
いくら断熱材を使っていても、断熱材もろとも壁や天井が熱くなっているので、どうしようもありません。

だから冷房で、壁や天井をしっかり冷やすことが出来たら、夜中に暑さで苦しい思いをすることはないはず。
たとえば、「床暖房」と同じ発想で、「天井・壁冷房」なんてどうでしょう。水冷システムで。
エアコンのように不快な気流は起きないし、理想的な冷房システムだと思うんですけど。

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耳うどんしてチャリ通勤
- 2018/07/14(Sat) -
Appleの「AirPods」を、遅ればせながら買いました。例の、耳から白い棒が突き出たようなイヤホンですね。
自転車通勤のとき使うために、これまでいろんなイヤホンを買って試してきましたが、やっぱコレがいい。

なにしろコードレス。何も引っかかりません。ただそれだけで、これほど快適とは思いませんでした。
交通安全も、大丈夫。音楽の音量を上げすぎなければ、周囲の音はよく聞こえます。そこは考えて作ってある。
あ、いや、自転車運転中の装着は、積極的にはお勧めしませんよ。いちおうその点は強調しておきます。

ワイヤレスイヤホンを作ってるのは、なにもAppleだけじゃありません。
でもたとえばソニー製は、良いデザインだけど常識的。あまりにも常識的。Appleのように思い切れてない。

なにしろAirPodsは、耳から「うどん」だし、専用ケースに出し入れする様子は「チンアナゴ」ですから。

その未来的(奇抜)な外見(とくに装着時)ゆえ、AirPodsを初めて見た人は、たいてい笑います。
都会ではともかく、熊本ではまだあまり見かけません。地方都市には地方都市なりの、旬があるのでしょう。

しかしこのたびのサッカーワールドカップで、有名選手の多くがAirPodsを装着している姿が見られました。
本田も長友も香川も吉田麻也も岡崎もハンパない大迫もそしてネイマールも、バッチリ愛用しているようです。

これで耳うどんへの違和感も、ずいぶん和らいだことでしょう。これからは堂々と付けていればいいわけです。

かつて私は、自転車に乗ってて電話を着信したとき、Apple Watchを口元に近づけて通話をしていました。
しかしそれでは、おまえは昔のスパイ映画の人か、ウルトラ警備隊かと、ツッコまれそうな有様です。
そんな誤解を避けるために、両手はハンドルを握ったたまま、顔を少し腕に近づけて大声で会話していました。
これを端から見れば、大声で独り言をしゃべりながら自転車に乗っている、アブナイおじさんそのものです。

しかし今日からは、腕を口元に近づけず、大声も出さずに、普通の通話が出来るようになりました。
耳からうどんが出ている様子から、ああ本田圭佑のアレねと、わかってもらえるはずなので。

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都市鉱山伝説
- 2018/07/13(Fri) -
「都市鉱山」という言葉を、近年よく目に(耳に)しますね。
廃棄された携帯電話などからICチップに含まれている金を取り出して、次の製品の原材料にするわけです。

金に限らず、レアアースなどの希少鉱物の多くがしばしば、非民主的な国や紛争地で産出されてきました。
このような鉱物を「紛争鉱物(コンフリクトメタル)」とよび、先進諸国は使用を抑制しつつあります。
たとえば米国が、このような鉱物の入手経路の開示を義務づける法律を制定したことは、前にも書いた通り。

もとより欧米の大手ITメーカーは人道的配慮に敏感なので、明確な出自の鉱物を求めるようになりました。

そこで、都市鉱山由来の材料なら間違いなかろう、という発想になるのでしょうけど、安易ですよね。
それこそ鉱物ロンダリングでしょう。都市鉱山由来の希少鉱物だって、元はと言えば採掘由来なのに。

紛争鉱物が、いちど製品になった後に廃棄されたら出自がクリアされるというのは、考えが甘いというもの。
せいぜい、新たに採掘はしてませんよ、リサイクルですよ、ぐらいの控えめな態度であるべきでしょう。

ともかく、IT機器にその手の鉱物が必要である限り、都市鉱山の採掘効率を上げるしかありません。
私が保存している歴代のiPhoneや古いMacたちも、本当はリサイクルに回さなければならないのでしょうね。

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男と女の人口比
- 2018/07/12(Thu) -
日本の人口が9年連続で減少していると、総務省が昨日発表しました。
生産年齢人口(15〜64歳)も14歳以下の人口も、いずれも減っていますが、65歳以上は逆に増えています。
別に驚きもしませんが、いい加減に有効な手を打ってくれよと、安倍政権には願うばかりです。

総務省の資料を見ていて面白かったのは、外国人の流入による「社会増加」。
増加数が最も多いのは東京都ですが、増加率では熊本県が日本一でした。ちなみに2位は鹿児島、3位宮崎。
東南アジアからの技能実習生や農業分野の実習生らが多かったようです。

総人口を男女別にみると、男6230万人、女約6540万人と、女性が多いのは実感としてわかります。
ところが子どもの数は男の方が多いのです。0〜4歳は、男258万人、女245万人と、男がだいぶ多い。
出生数でみると、もう何十年も前から、つねに男が女の1.05倍ほど生まれているようです。

だから5〜9歳も10〜14歳も、子どもに限らず54歳まではすべての年齢で、ぜんぶ男の方が多い!
ところが55歳以上からは、男女の人口比が逆転して女性が多くなり、あとはどんどん引き離されていきます。

戦争でおもに男性の人口が、1935年から1947年にかけて激減しました。
なので85歳以上から男が少くなるのなら、戦争が原因かもしれません。
しかし50代や60代など、戦争の影響はないはず。いや、企業戦士という意味では戦争の一種なのか。
ちょうど私の年齢ぐらいから男がどんどん減るというのは、いったいどういう理由なのでしょうね。
女性よりも短命のため、男はあらかじめ多く生まれてくると考えると、ちょっとやりきれない。

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映画とハンセン病
- 2018/07/11(Wed) -
加藤剛さんが亡くなりました。
ドラマ『大岡越前』や映画『砂の器』が代表作ですが、最近の映画では『舟を編む』で見かけました。

昨夜は約30年ぶりに『砂の器』を観てみたら、加藤氏の若々しいこと。その他の俳優の方々もみな、若い。
この映画の特徴は、終盤の構成の巧さでしょうね(以下、ネタバレあり)

成功した音楽家のコンサートと、事件の背景を解き明かしていく捜査会議とが、同時進行で描かれます。
『ゴッドファーザー』で、洗礼シーンとボスらの殺害シーンが並行して描かれた、あのラストに似てますね。

「業病」との位置づけで描かれている「ハンセン病(癩病)」が、この映画の根底を流れる重いテーマです。
松本清張氏が原作を書いたのは昭和35年。私が生まれた年です。映画ができたのが昭和49年。

ハンセン病を差別的に描いたのは、戦前の回想シーンに限定されており、一定の配慮はなされていました。
映画の最後にも、ハンセン病患者の社会復帰を拒むものは非科学的な偏見と差別のみだと、字幕が出ます。

この病気のことを昔の人たちは、本当に恐れ、差別してきたのでしょうね。他の映画でも見かけます。

有名どころでは『ベン・ハー』でしょう。主人公の母と妹が罹患しますが、キリストの奇跡で完治します。
私の好きな『ブラザー・サン シスター・ムーン』でも、ハンセン病患者が差別され、隔離されていました。
これらの映画はハンセン病患者を、救済の必要な存在として、慈悲をもって描いていた気がします。

一方で、中学時代に観た『パピヨン』では、ハンセン病がひたすら不気味な存在でした。
最近(?)では『もののけ姫』にも、ハンセン病患者とおぼしき、隔離された人々が登場してました。

どのように描いても批判を招きかねない難しい題材ですから、今後この病気はとりあげにくいでしょうね。

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ドアノブコメント
- 2018/07/10(Tue) -
帰り際に、ドアノブに手を掛けながらやっと口にした言葉のことを、「ドアノブコメント」と言ったりします。
なかなか言い出せなかった、その人の本音が語られることがあります。

診察室で遭遇する患者さんのドアノブコメントには、3種類あります。
(1)言おうかどうしようか、迷った末のひと言(狭義のドアノブコメント)
(2)うっかり言い忘れていたこと(単に、思い出しただけ)
(3)取るに足らないこと(雑談)

もしも(1)の場合には、本音・本心を聞き逃さず、さらに掘り下げて聞いてあげることが大切です。
しかしいちばん多いのは(2)です。「あ、そうそう、湿布もお願いしますね」などと。
帰り際の世間話(3)も、患者さんとのコミュニケーションという意味では大事。でも手短に願います。

診察終了後の会計待ちの患者さんに、もう一度、声を掛けて何かアドバイスすることができればベストです。
なかなか時間がなくて難しいですが、こちらが言いそびれたことを、伝えず仕舞いにしないことは大事。

診察室での会話で伝える内容には限界があるので、開院当初から導入しているのが「ミニカルテ」です。
電子カルテの内容(問診・診察・検査・処置・処方等)に加えて、私からのコメントを記入しています。
コメントには、診断やその根拠、今後の見通しや注意点など、診察室で私が話した内容を記載しています。

それに加えて、診察室で伝えそびれたことをミニカルテに書き加えておくことも、しばしばあります。
その意味では、私のドアノブコメントのような使い方です。ちゃんと読んでいただければ良いのですが。

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「電話回線の調査です」
- 2018/07/09(Mon) -
銀行やカード会社やその他の様々なサイトから、毎日のようにメールが送られてきます。しかもしばしば、
「○○カードを装った不審なメールにご注意ください」
などという注意喚起が冒頭に記載されていますけど、あんたこそ不審メールじゃないって証拠、あるの?

「このメールは安全です」と書いてあっても、そのまま信用できるような時代じゃありません。
自分は怪しくないという人間ほど、あやしい。見方のフリして近づいてくるヤツこそ、避けるべき相手です。

映画『ゴッド・ファーザー』で、ドン・コルレオーネがマイケルに言い遺した言葉を思い出します。
「仲介話を持ってくるヤツが裏切り者だ」

最近、NTTのフレッツ「光プレミアム」から「光ネクスト」への切替を促す郵便物が届きました。
念のためネットで確認すると、たしかにNTT西日本がそのキャンペーンを行っているようです。

そのダイレクトメールの番号に電話して申し込むと、NTTの業務受託業者が回線の予備調査に来ました。
人の良さそうな2人でしたが、しかし、あれこれやりとりしていると何か違和感があるのです。
専門的な話が微妙にかみ合わないし、やたらとプロバイダのパスワードを聞きたがる。

まてよ。NTTのキャンペーンを利用した詐欺郵便に、私はまんまと引っかかったんじゃなかろうか。

彼らが端末の脇であれこれ作業している間に、私はコッソリとNTT西日本に電話を入れてみました。
こんどは、NTT西日本のサイトに記載されている電話番号に電話したので、間違いはないでしょう。
事の顛末を話し、私が申し込んだ電話はフィッシングじゃないのか、その業者は大丈夫か、確認してほしいと。

しばらくして、NTTの方から折り返しあり。「大丈夫です。作業を進めてください」
ありゃ、そうですか。疑ってスミマセン。専門的な話がかみ合わなかったのは、単に私の問題だったようです。

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セミの抜け殻
- 2018/07/08(Sun) -
生気の無い人間のことを、「アイツはもう、抜け殻になっちまったな」とか言いますよね、映画なんかで。
でも抜け殻って、生きてるとか死んでるかというレベルのものじゃありませんからね。単なる殻ですから。
今日はそんな、抜け殻の話。

わが家の庭に、ひときわ茂った、茂りすぎた、「シマトネリコ」の木があります。
その幹や広がった枝々や葉の根元に、まるで七夕の短冊のように、無数のセミの抜け殻がぶら下がっています。
ざっと数えて25個。いや、もっとありそう。地面にも、落下した抜け殻がゴロゴロ転がっています。
腹部の縞模様の色の具合などからは、すべてクマゼミの抜け殻と思われます。

このシマトネリコにこれだけの抜け殻がくっ付いているのは、木を植えて8年間で今回が初めての出来事です。
セミの幼虫が地中で数年過ごすことを考えると、何年か前に多数の卵がこの木に産み付けられたと思われます。
もしかすると8年前に、シマトネリコが植えられたときに、土と一緒にセミの幼虫が運ばれて来たのか。
いや、クマゼミの幼虫はそんなに長くは地中にいないはず。

4年半前に先代の愛犬・アンナが亡くなり、今の愛犬・花が来るまで2年余りは庭の番犬が居なくなりました。
この間、シマトネリコは昆虫たちの楽園となり、そのときにクマゼミがたくさん産卵したのかもしれません。

今朝シマトネリコをよく見ると、羽化したばかりの白っぽいセミが一匹、抜け殻の真上にたたずんでいました。
普通は、天敵の少ない夜間に羽化するはずですが、この個体は何らかの理由で出遅れたのでしょう。
頭の形や色からは、やはりクマゼミのようです。薄緑白色の翅の向こうに、ベージュの腹部が透けて見えます。
まるで肌襦袢をまとったようなその姿に、「セミヌード」という言葉を連想しました。

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医療画像管理ソフト
- 2018/07/07(Sat) -
胸部X線検査や超音波検査などの画像を、当院では「OsiriX」というMacのソフトで管理しています。
院内LANを経由して、それぞれの検査装置から「DICOM」という規格のデータがOsiriXに転送されてきます。

ご存じの方なら「ふーん」でしょうけど、知らない人が冒頭の文章をどのように黙読したか、気になります。
OsiriXは「オザイリクス」で、DICOMは「ダイコム」です。
とくに前者。私は開業前から知ってるソフトでしたが、ずっと「オシリックス」と読んでました。
「お尻」を連想するので、少々気恥ずかしい名称でした(そう思うのはたぶん、私だけでしょうけど)。

高度な画像処理が無料のソフトでできるのはすばらしいことですが、私が使っている機能はわずか。
レントゲンやエコーの画像を、診察室で患者さんに見せながら説明し、保存する、それだけ。機能の持ち腐れ。

各種の医療画像データと、その他の血液検査などのデータが全部、電子カルテに紐付けられたら理想的です。
たぶん、もうできてるとは思いますが、少なくともそれは、Windowsベースのシステムでしょう。

OsiriXといいMacといい、使いやすくてセンスの良いシステムが、どうしていまだに少数派なんでしょうね。

一般にはほとんど知られていない「OsiriX」の名前が、最近ときどきネットに出てくるので驚きます。
よく見たら「Oisix(おいしっくす)」でした。紛らわしい。

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小児循環器学会
- 2018/07/06(Fri) -
横浜で開催されている、日本小児循環器学会総会・学術集会に参加してきました。

内科の分野では、循環器や消化器など臓器系統別に診療や研究・学会が細分化されていることはご存じの通り。
それと同じことは小児にもいえるわけで、小児の循環器疾患に特化した学会が、小児循環器学会なわけです。

成人には、加齢や動脈硬化に伴う疾患が多いかわりに、小児には、先天性の疾患がたくさんあります。
したがって、成人と小児の両方の循環器疾患の専門家です、と言う人はあまりいません。
前者は内科医出身の循環器内科医であり、後者は小児科医出身の小児循環器内科医だからです。

そのかわり、小児の循環器疾患を扱う、内科医と外科医は、とても密接で深い関係にあります。
前者は小児循環器医であり、後者は小児心臓外科医です。
この学会の会員数は約2千人。そのうち内科医が3/4、外科医が1/4だそうです。

成人の循環器内科医と心臓外科医がとても仲のよい病院もたくさんあると思います。
それ以上に、小児の心臓手術で際立った成績を上げている病院は例外なく、内科外科の連携が凄く良いです。
しかも必ず、小児循環器内科にすごい医者がいます。
そう考えると、外科医なんて所詮、内科医の指図で手術をやらされているようなものかもしれません。
まあ、それでいいのでしょう、両者のレベルが高いのであれば。

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悲しい裏口入学事件
- 2018/07/05(Thu) -
贈収賄事件にもいろいろありますが、賄賂が「わが子の不正合格」というのはなんとも、痛い。痛すぎる裏口入学事件ですね。

まず、収賄側の文科省前局長は懲戒免職、しかも牢屋入りでしょう。これは高くつきました。
一方で贈賄側の東京医科大学は、文科省の支援事業の選定取消しおよび助成金返納は必須です。
学内の首謀者が誰なのか、当初は実名が報じられていませんでしたが、ついに出てきたのは、理事長や学長という大学トップの名前でした。そりゃ試験点数をいじれるわけだ。
大学に合格できた子供も当然、入学取り消しですよね。本来は合格できる点数じゃなかったわけですから。
お子さんに罪はないとしても、合格資格もありません。

いくら強い権限を持つ高級官僚でも、自分のためでも家族のためでも、やってはならないことは普通やりません。
今回は、それを踏み外したわけです。大学からの働きかけもあったとしても、踏み外したのは前局長。
ただ、私腹を肥やすわけでもなく、お子さんの合格だけを望んだ末の犯罪というのなら、あまりに悲しい出来事です。

現時点ではまだ、お子さんの実名や写真はネットに出ていませんが、今年入学して名字もわかっているので、すぐに特定され、名前も写真もすぐ拡散するでしょうね。
もしもその子に何か若気の至り的な前歴でもあれば、それも含めて面白おかしく拡散されてしまうでしょうね。
東京医大は16倍の競争率だったといいますから、不合格者の恨みを買うことも間違いありません。

返す返すも前局長、後悔してもしきれないこと、やらかしましたね。
あとは、なぜこの不正が露見したか(=誰がチクったか)にも興味が湧きます。

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天候調査中
- 2018/07/04(Wed) -
台風7号が対馬海峡に抜けた頃になって、昨夜は「吹き返しの風」がひどかった。
九州の西側を北上する台風は、それが通り過ぎたタイミングで、あのような強風が吹くものなんでしょうかね。

昨日は所用で沖縄に行く予定でしたが、台風に向かって行くのもどうなのか、直前まで悩みました。
ANAのサイトを見たら、沖縄までの往路は「定刻通り」でしたが、帰りの便は「天候調査中」との表示あり。

「調査するなら早よ調査せえよ、こっちが熊本を飛び立つ前に」などとブツブツ言いたくもなります。

行くのは行けるけど、帰れるかどうかはわからん、ていうのは最悪でしょう。翌日の仕事に支障を来します。
でも台風の進路予測や雨雲レーダーを見る限りでは、なんとかなりそうな気もします(素人の意見です)。

果たして私は台風迫る風雨の中、「ええいままよ」と熊本を飛び立ったのでした。

巡航高度にまで上がったのに、窓から見えるのは雲ばかり。雲の中を飛んでます。台風の雲は背が高いのです。
普通だと、はるか遠くに広がる水平線から宇宙まで続く青のグラデーションも、まったく見えません。

そこそこ揺れながら、那覇空港に着陸。で、沖縄での用事も済み、帰る時刻になりました。まだ雨です。
掲示板には、欠航や遅延や搭乗口変更の表示が目に付きます。熊本行きは「天候調査中」のまま。調査長いね。

出発が17分遅れ、搭乗口が変更になり、しかも沖留め。風雨の中、バスからタラップに移る間に濡れます。
離陸後、機長からはいつもより長いアナウンスがありました。

「揺れても飛行に支障はございません」 まあ、いつもそう言うけど、限度っちゅうものがあるからね。
「熊本空港では、着陸のやり直しをする場合があります」 えーっと、機長さん、無理しないでね。
「状況によっては、大阪伊丹空港に着陸いたします」 あー、だいぶ遠いな・・・

機長の頑張りで、無事熊本空港に着陸。那覇空港の出発が遅れたわりに、定刻よりも早く熊本に着きました。
台風の南風が、追い風になったのかもしれません。

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残念だけど誇らしい
- 2018/07/03(Tue) -
残念でした、今朝のベルギー戦。でも日本はよく戦った。今日はどうしても、サッカーの話題です。

休診日なので心置きなく夜中に起きて、ソファーに座って愛犬を撫でながら観戦しました。
前半からずっと良かった。鋭いパスがよく通るし、スピード感があるし、チャンスを生かして2点先制です。
これはすごい。まぐれじゃありませんよね。これが日本の実力。もしかして、勝っちゃうの?

時間帯が早朝でなければ、ビールを1本プシュッと開けて前祝いでもしようかと思うほどでした。
翌朝ビデオで観戦しようという人たち(家人も)が、可哀想でなりません。この歴史的快挙は、生で見なきゃ。
興奮してノドがひどく乾いてきましたが、画面から目を離したくなかったので、ビールどころか水も飲まず。

問題は、ベルギーに1点入れられたときです。まだ1点勝っているのに、いや〜な汗が出てきました。
逆転されはしないかと、不吉な気持ちが芽生えてきました。いや、そう思うこと自体が不吉。まだ勝ってる。
いやしかし、ヘタをしたら追いつかれてしまうという恐怖は、ますます強まります。

追いつけ追い越せと勢いに乗るベルギー選手は、おそらくアドレナリン最高潮で勢いづいています。
一方で日本チームは、追いつかれまいと守りながらも攻め続けるという、微妙に危機的な精神状態。

ああ、ついに同点。サッカーに限らず多くのスポーツで、追いつかれた方が圧倒的に不利です。同点なのに。
このまま延長戦にもつれ込んだら勢いで負ける、と思えてきた矢先、その前に決着がついてしまいました。

まるで昔見た、あの「ドーハの悲劇」を思い出す、ゲーム終了直前の、あっけない幕切れでした。
でも今日は、日本チームが一段階ステップアップしたような印象を受けて、誇らしい気持ちになりました。

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子どもの病状と父親
- 2018/07/02(Mon) -
お子さんの受診を予約するために、父親が電話をかけてきた場合の問題点については、以前書きました。
しかしそれだけではなく、父親がひとりでお子さんを連れて来院したときにも、しばしば要領を得ません。

私「昨日まで熱は出てなかったですか?」
父「どう・・・ですかね」(私に訊かれてもねぇ)

私「夜中にも咳が出てましたか?」
父「出てなかったと思います」(たぶん、父親は爆睡してた)

私「では、風邪薬出しときます」
父「奥さんが、解熱剤をもらって来いと言ってました」(父親に主体性なし)

外国人の方で、日本語も英語もわからない方が時々、お子さんを連れて来られます。
日本語のわかる母親が書いた日本語のメモを持って、日本語のわからない父親が来るケースもあります。
病状経過はそのメモを見ればわかるのですが、それ以上の情報を得ようと質問しても、答えは得られません。
メモはまったく一方通行。診療の際はぜひ、日本語のわかる方がお子さんを連れてきてほしいものです。

実は、日本人のお父さんにも、奥さんが書いた病状メモを持って、子どもを連れてくる方がいます。
しかも、お子さんの病状の情報源はメモだけで、お父さんはただのアッシー君だったりすることがあります。
いやもちろん、そんな父親は少数派。ちゃんとしたお父さんも多いことを、誤解なきよう申し添えておきます。

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民間ロケットまた失敗
- 2018/07/01(Sun) -
日本初の民間単独開発のロケットの打ち上げは、残念ながら昨日の2回目も失敗しました。
堀江貴文氏が出資するベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」社のロケット「MOMO(モモ)」です。

「MOMO」1号機は11カ月前、打ち上げ成功に見えたものの通信トラブルが起きたためエンジンを緊急停止。
今回の2号機は、スンッと打ち上がったと思ったら、すぐ失速して落ちてきました。
素人目にも、まだまだ乗り越えるべき技術的課題は多いように思えます。

もちろん、これぐらいでめげるホリエモンじゃないでしょう。また1つ、貴重な経験を積んだということです。
「次の3号機を打ち上げるために、どういうふうに改善するのかが課題。そこに全力投球できるようにする」
堀江氏はこのように、まったく前向きです。そうでなくっちゃ。

民間会社が単独でロケットを開発するというのは、並大抵のことではないはず。
あのJAXAだって以前はトラブル続きだったし、NASAですらかつては失敗を繰り返していました。

「今回の打ち上げは、われわれにとってデスバレーで、越えれば大きなステップになる」
MOMO1号機の打ち上げ前に堀江氏はこのように語りましたが、なかなか超えられない谷のようです。

「デスバレー」とは、研究開発から実用段階へと発展するための難関や障壁を意味する言葉です。
その由来は、アメリカ南西部の、例の、「モハーヴェ(Mojave)砂漠」の北に位置する盆地の名前です。

Macの次期OS「macOS Mojave」って、そのような厳しい土地の名前をあえて冠したわけですね。
そう簡単には超えられない何かを超えようという、Appleが秘めた何かを感じます。何かは知らんけど。

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