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アニョハセヨ
- 2018/12/31(Mon) -
ソウルからお送りしています。こちらも大晦日です。
今朝、福岡空港を出発して、大韓航空機で仁川(インチョン)空港に着いたところです。
いまからボーイング747型機(ジャンボ!)に乗り継いで、マレーシア(クアラルンプール)に向かいます。

ひところ世界中の航空会社の主力機だったボーイング747ですが、近年は退役ラッシュです。寂しいですね。
旅客機としていまなお運用しているのは、中国国際航空とルフトハンザ航空と大韓航空だけ。あとは貨物機。
日本の政府専用機としてはよく見かけましたが、それも今年まで。来年からはボーイング777型機になります。

ところで今年の正月は、マレーシアで過ごすことになりました。観光ではなく研修旅行です。つまり勉強です。
現地には夜遅くに到着するので、念のため今日のブログは、乗り継ぎの時間を利用して空港で書いております。
いつもの「インチョー(院長)ブログ」が、今日は「インチョン(仁川)ブログ」でもあるというわけです。

それほどブログの連続投稿を中断したくないのかと問われれば、その通り。なので旅行の時は常に不安です。
クアラルンプールには23時頃に到着しますが、これはトラップです。日本時間ではすでに、0時だからです。

機内で執筆・投稿することも考えましたが、ジャンボのWi-Fiに不具合があるかもしれません。
というわけで今、パチパチとMacBookのバタフライキーボードを叩いて、空港ラウンジで執筆中なのです。

でもって、さっきはインチョンブログとか言いながら、いま書きたいのは福岡空港で待たされた話など。
すでに昨日のうちに「オンラインチェックイン」を済ませていたので、今日は楽勝かと思いきや・・・

(1)地下鉄駅から国際線までのバスの所用時間が、けっこう長い:腰痛のある人(私)は、必ず座るべきです
(2)Wi-Fiルータの空港受け取りカウンターが、早朝はかなり混む:時間帯によっては別の方策を検討すべき
(3)チェックインカウンターが、超長蛇の列:手荷物は預けないので、カウンターの列には並びません
(4)検査場にも長蛇の列:今日の開場は7時44分でした。それ以上早く行く意味なし。
(5)出国審査は、自分でパスポートの顔写真をスキャンするだけ:なぜか怖い係官とは、対面する必要なし

オンラインチェックインはとても便利ですが、その恩恵が最大限に得られるのは、荷物を預けない時です。
パスポートにスタンプを押してもらうためには、出国審査後にわざわざ、係員にお願いする必要があります。
というわけで、インチョン話はまた後日です。では、よいお年を。

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財布を忘れて海外旅行
- 2018/12/30(Sun) -
「買い物しようと街まで出かけたが、財布を忘れて愉快なサザエさん♪」などと歌ってる場合じゃありません。
旅行をしようと駅まで来てみたら、財布を忘れてショックな私ですよ。
今日の午後、財布を忘れたことに気づかないまま熊本駅に来てしまいました。いまから旅行に行くというのに。

さいわい、クレジットカードは名刺入れに入れて携行してましたが、現金が1円もありません。
政府があんまり「キャッシュレス化」をうるさく言うものだから、こんな形で弊害が露呈するのです。

今晩のうちに福岡入りして、明日の朝の航空便で海外へ旅立つというのに、所持金ゼロは厳しいですね。
パスポートとeチケットとクレジットカードとiPhoneやACアダプタ類は何度も確認したのに。現金忘れる?

そこで、手持ちのクレジットカードでキャッシングが可能か、カード会社に電話して聞いてみました。すると、
「お客様の場合、キャッシング枠が設定されておりません」

そうなのです。私はキャッシングとかリボルビングが大嫌いなので、最初から設定していなかったのです。
「お急ぎでしたら、すぐに書類を送付致しますが、届くのは年明けになると思います」
って、いくら丁寧に言われても、旅行には間に合わんわい。

と、そのとき、ひらめいたのです。福岡で、娘から金を借りよう。
娘が福岡に住んでいて良かった。こういうとき、助かります。そういや息子は東京(川崎)にいる。よし。

もともと今夜は娘夫婦と会食する予定だったので、その場を借りて、無事、現金を借りることができました。
もともと今夜は娘夫婦に食事をおごる予定だったので、借りたお金でおごるという、妙な具合になりました。

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年末年始の休日加算
- 2018/12/29(Sat) -
年末年始に外来診療を行う医療機関は、休日在宅医と同等の扱いとして、医師会等が把握して公表します。
この期間(12/29〜1/3)に診療を行えばもちろん、休日加算を算定できることになっています。

当院では、土日祝日診療を標榜している関係で、日ごろは日祝に診療をしても休日加算が算定できません。
唯一、例外的に休日加算を算定できるのは、この年末年始の期間に診療を行った場合です。それが今日でした。

じつは数年前から、年末年始の休診日として、当院では12/29から1/3までをいつも6連休してきました。
ところが今回そのように休診すると、その6連休の前後が金曜日なので、結果的に8連休になってしまいます。
それではまずかろうということで、今年は12/29を診療日とし、微力ながら地域医療に貢献したつもりです。

さて、問題は来年の春です。医療に空白期間が生じるリスクも考慮せず、10連休が作られてしまいました。
熊本市医師会では、この期間中に診療を行う休日在宅医を募っています。
もちろん、私も応じるつもりです。もともと祝日診療してますから、特段の苦労はありません。
ただ、どの祝日に診療したとしても、当院では休日加算が算定できません。そのことはもう、諦めています。

ですけどね。日祝診療を続けるって、日頃からそれなりに苦労はあるのですよ。
好きで日祝診療してるのだから休日加算は認めない、という厚労省の考え方って、優しくないですよね。

そもそも休日加算って、患者には受診抑制効果、医療機関には日祝診療へのモチベーションが狙いのはず。
ならば、たまに休日診療するよりも、いつも日祝診療する医療機関の方こそ、むしろ優遇されるべきでしょう。

今日みたいにめずらしく休日加算が算定できてみると、ついつい愚痴を言いたくもなります。

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車が盗難された件
- 2018/12/28(Fri) -
Googleの検索窓に「車が盗難」まで入力したら、「車が盗難にあう夢」なんていう検索候補が出てきました。
しかも、「車が盗難」「車が盗難されたら」に次いで3番目という上位候補。よほどメジャーな夢のようです。

さて、今朝のこと。休診日なので、リニューアルオープンしたばかりの、車のディーラーに行ったのです。
店内に入ってソファーに腰を下ろし、顔見知りの女性にお願いしたサービスのコーヒーを待っていた時のこと。
ふと駐車場を見ると、知らない家族が私の車に乗ろうとしています。ていうか、もう乗っています。
どうやら、展示車と思ったのか。やれやれ、説明してこよう、と駐車場に行ってみたら、もぬけの殻。
その家族だけでなく、私の愛車もありません。

とっくの昔にお気づきのように、今朝見た夢です。ただ、問題なのは夢の続きです。
私はなぜか、まったく慌てていません。貴重品を入れたカバンは、車外に持ち出していたからでしょうか。
いやそうではなく、重大事だと思いたくない心理があったようなんです。一種の「正常性バイアス」です。

現金やカードや診療関係の物品等が盗まれなかったことを過大に好評価し、平静を保とうとしていました。
おまけにディーラーの駐車場での出来事です。きっと、なんとかなる。
以前は車にキズを付けられただけで警察に通報しましたが、このたびは盗難だというのにおおらかなものです。

と、その時、ETCカードが挿入されたままだったことを思い出しました。慌ててカード会社に連絡です。
おい、それより前に警察に連絡だろうって、今ならすぐ思いますけどね。そこがすっかり、抜けてます。

車が盗まれる夢は、良い夢とのこと。それが、防犯意識を高める契機になるのなら、実際そうかもしれません。
ごく短時間だけ車を離れるとき、キーを車内に置きっぱのことが、たまにあります。今後はそれ、やめます。

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キャッシュレス加速?
- 2018/12/27(Thu) -
諸事情で自宅の夕食が準備されていないとき(←たまに)には、私は帰り道のセブンイレブンに寄ります。
店内を見渡して、ちょっと「そそる」ものがないかと物色します。結局、たいした物は買いません。

コンビニでの支払いは、以前はEdyで、その後ApplePayを使っていましたが、今はクレジットカードです。
大人の事情で最近いちばんよく使うカードがApplePayに対応していないので、これはやむを得ません。

たまに行くから驚くのですが、セブンイレブンはクレジットカード払いが簡単になりましたね。
カード差し込み口に自分でカードを入れて、しばらくしたら引き抜く。それだけ。暗証番号も何も無し。
店員にカードを手渡すこともなく、商品をレジ袋に入れてもらってる間に、支払作業が完了します。

消費増税の機会を利用して、政府はキャッシュレス化を推進しようとしています。
でも政府がやらなくても、そろそろ民間の方が本腰を入れ始めているようです。

ファミリーマートの「ファミペイ」がファミマ全店に導入される方向だと、今日の朝刊が報じていました。
セブンイレブンの「セブンペイ(仮称)」も、来年夏には導入されるとか。

いちおう言っておきますが、「○○ペイ」が本格的に日本で普及してきたのは、ApplePayからですからね。
とは言え、私自身も最近ではApplePayを使っていないことは、前述した通り。
いまや、「LINEペイ」とか「楽天ペイ」とか、私の知らぬ間に世の中「ペイペイ」言い始めています。

「巷ではペイペイ言ってますけど、当社の決済法の名前どうします?」「じゃ、ペイペイにしちゃえば?」
ソフトバンクもそのようにして、名乗りを上げてきたのだと思います(個人の妄想です)。

中国アリババ集団の「アリペイ」が、驚異的な勢いで世界に拡大しつつあるそうです。
やがて中国政府が介入して、その名称も「シューキンペイ」になるとか、ならないとか。

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10代にタミフル出す?
- 2018/12/26(Wed) -
どうやら熊本でも、インフルエンザの流行が本格的に始まったようです。
3日前の天皇誕生日から急にインフルエンザ患者が増えており、どんどん拡大しそうな兆があります。
さて、今シーズンからいくつか、目新しいことがあります。

(1)今年から、当院では高感度インフルエンザ検査装置を導入しています
発症(発熱)から短時間でも検査可能なのが利点ですが、増感判定に時間がかかるのが難点。
同時進行で2件、3件の検査を行うためには結局、従来の迅速検査キットも併用しなければなりません。

(2)今年から、新薬ゾフルーザが登場しました
当院で現在処方しているのは、昨年までと同様に、吸入ができる年齢ならイナビル、それ以外はタミフルです。
ゾフルーザの処方には、いまのところ私は慎重ですが、そのうちガンガン処方することになるでしょうね。

(3)今年から、10代へのタミフル処方が解禁されました。
「インフルエンザで見られる異常行動は、タミフル内服後に限った現象ではない」というのがその理由。
そんなことは何年も前からわかっていたのに、厚労省が重い腰を上げるまでにはずい分時間がかかりました。

あれだけタミフルは原則禁止だと言っておきながら、手のひらを返したように、今年からOKというのもね。
今年からタミフルの成分が変わったわけでもなければ、今年から10代の体質が変わったわけでもない。

「タミフルだけが問題なのではなく、他の薬も全部問題。だからタミフル解禁します」という消極的理由です。
「タミフルが問題だとして禁止していたのは間違いでした」とは絶対に言わないのが、厚労省なのです。

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お年玉自動判別法
- 2018/12/25(Tue) -
年賀状が、確実に元旦に届くための締め切り日が、今日でした。
まあ、経験上もう少し遅く出してもちゃんと届くはず、なんてのが私ら庶民の発想です。
なんなら30日ごろに投函しても何とかなる、元旦は無理でも三が日には届くだろうと、期待する始末。

しかし近年私は、早めに投函することの快感が身についてしまって、毎年早めに年賀状を仕上げています。
実際に今日も、宛名印刷をすべて済ませ、手書きのコメントを記入し、夕方には投函、する予定でした。
ただちょっとアレコレありまして、投函は明日の朝になりますが、それぐらいの遅れなら元旦には届くはず。

受け取った年賀状は毎年、すべてスキャンして、ファイル名を付けて保存することは、前にも書きました。
で、今日ふと思ったのです。スキャンしたpdfファイルで、お年玉の当せん番号も自動チェックできないかと。
いまどきのスキャナ(ScanSnap)を利用したOCR機能は、かなり優秀ですから。

そこで試しに、明日投函する予定の年賀状をスキャンして、番号を検索できるかどうかを確認してみました。
まず、通常のモードでは、無理。番号のバックの赤い模様とイノシシの図柄が、読み取りを邪魔するようです。
たぶんこの場合、赤いフィルターをかけたらいいのでしょうけど、そのような読み取りモードはありません。

あれこれ試行錯誤の末、画質はエクセレント、カラーモードはグレーでスキャンすると、割とうまくいきます。
ただそれも、的中率は100%とは言いがたい。正月になったらもう一度、本番の年賀状で研究を続けましょう。

ちなみに今日、試しにスキャンした、投函予定の年賀状なんですけどね。
スキャンしたファイルを削除しようとして、ふと思ったのです。保存しておいたらどうだろうかと。
そのファイルを使えば、誰に送った年賀状が当せんしたか、あとで調べられますからね。これって悪趣味?

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コードバンのバンド
- 2018/12/24(Mon) -
よい子には今夜、サンタさんがプレゼントを持って来てくれるはずです。
私がよい子であるならば新しい「Apple Watch Series 4」をお願いするところですが、それはやめました。
かれこれ3年半ほど使っている今のApple Watchに、それほど不満な点は無いからです。

でもせめて、Watchのバンドだけでも変えてみようかとアレコレ探した末に、ついにいいもの見つけました。
コードバンのバンドです。Appleの純正品にはない剛性感(ゴツさ)と艶があり、私の好きな質感なのです。
ちなみに私のお気に入りのベルトもコードバンです。艶っツヤの名刺入れも、同じく。

これまで使ってきたApple Watchの金属製のバンドは、腕にフィットしないのが気に入りませせんでした。
金属製だとどうしても、腕を動かしたときに時計がグルッとずれ動くのです。私はそれが大嫌いです。
動かないようきつく締めると手首が痛い。でも時計が動くのはもっとイヤなので、常にきつく締めてきました。

ときどき、ユルユルの状態で動きまくる時計を腕にはめている人を見かけますが、あり得ないことです。
だいいち、文字盤がちゃんとこっち向かないでしょう。

Apple Watchを買う前の時計は牛革のバンド、その前はラバーバンドでした。
どちらも金属バンドよりはマシですが、しかしどのバンドでも、きつく締めなければやはり動きます。

ところが驚いたことに、コードバンだと時計が動かないんですね。
革が固いのでバンドが丸くならず、腕を締めずに挟むような力が働くからなんです。わかりにくいですかね。

ともかくこれで、最新のApple Watch Series 4を慌てて買おうという気持ちは、少しやわらぎました。
でも、心電図機能が日本向けに対応して、発作性心房細動が発見できるようになったら、やっぱり買うかも。

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最後の天皇誕生日
- 2018/12/23(Sun) -
いまの天皇陛下の誕生日を「天皇誕生日」として祝う日は、今日が最後となりました。
日曜日と重なったため、翌日のクリスマスイブが振替休日になるという、ちょっとしたプレゼント付きです。
皇太子の誕生日は2月なので、来年は天皇誕生日の存在しない1年となりますが、それはまあ、いいでしょう。

どっちみち来年は祝日・国民の休日だらけ。春の大型連休は、史上最長の10連休になることが決定してます。

その10連休の間、暦通りに「全休」する会社・事業所もあれば、10日間休み無しの職場もあることでしょう。
大型小売店や交通機関が大型連休中に休業するはずもなく、従業員は休暇を取りにくい10日間になります。
このような場合、連休中に働きづめだった従業員には個別に、別の期間に大型の代休を与えるべきでしょう。

さて医療機関の場合です。
病棟はもともと年中無休ですが、外来は通常、暦通りに診療しています。ではまさか、10連休するのか?
おそらくそれぞれの病院経営者の判断で、連休中に何日かは外来を開けるだろうと推測します。
医者というのは基本的に、患者を見捨てられない性分なのです。

それにしても政府って、10連休で世の中が大混乱するかもしれないって、想像できなかったのでしょうか。

ちなみに当院は、10連休のうち3日間だけ、休診させていただく予定です。あとの7日はみっちり診療します。
そのかわり4月前半に3日ほど、臨時休診日をいただきます。火曜・金曜とつなげて5連休にする予定です。
私自身にとっても、めったにない長期連休になります。あ、いや、この年末年始の6連休は別として。

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ノーショー
- 2018/12/22(Sat) -
ホテルの宿泊予約者が、何の連絡もなく無断キャンセルすることを「ノーショー」と呼びますね。
姿を見せないという意味で「No-Show」です。客としては、最もしてはならない行為のひとつでしょう。
ただこの言葉、医学用語の「脳症」と同じ音なので、どうもあまり良い印象がありません。

レストラン等でも、ドタキャンしたり、ましてノーショーの場合には、店にとっては大迷惑です。
他国の方の日本でのノーショーが問題視されていますが、この件はあまり触れないでおきます。

一般に、ノーショーに対しては、キャンセル料100%を請求するのが通例です。
ホテルやレストランや航空便などでは、ノーショーの客のおかげで機会損失が出るからです。

さて医療機関の場合です。予防接種の予約者の中に、たまにノーショーがあります。
時間になっても来院されない方に、体調に問題でも起きたのかと電話すると、たいていはうっかり忘れです。
かかりつけの方には、そのようなことは少ないのですが、インフルエンザの予防接種ではよくあります。
ワクチンは別の人に使えるのでムダにはなりませんが、予約枠が空いてしまい時間がムダになります。

こう書いておきながら、私も学生時代に歯科受診の予約をすっぽかしたことを思い出しました。
それ以来敷居が高くなってしまい、もうその歯科は受診できなくなってしまいました。不幸なことです。

開業して間もない頃、製薬会社の方との面会をすっかり忘れてて、迷惑をおかけしたことがありました。
おおいに反省し、以後、スケジュールだけは厳重に管理するように気を付けています。
約束事はただちに、iPhoneのカレンダーに書き込みます。絶対に、自分の記憶に頼らないことです。
あとでメモしようと思っても、30秒もあれば、容易に忘れてしまいます。もうホント、油断なりません。

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搭乗時の迷惑行為
- 2018/12/21(Fri) -
羽田空港で保安検査場を通過した後に、搭乗開始を待っているとき、館内放送で呼び出されたことがあります。

「ANA○○便○時○分発○○行きをお待ちの鶴原由一様、ご連絡がございますので搭乗口へお越しください」
たぶん、そんな感じだったと思います。私の名前の場合、同姓同名の可能性はまず、ありません。

何か不始末でもやらかしたかと、おそるおそる出頭したところ、グランドスタッフの方が申し訳なさそうに、
「お客さまのお席のリクライニングが故障しておりまして、お席を変わっていただくこともできますが・・・」

ホッと安心したせいか、「いえいえ、それぐらい構いませんよ」と、優しい気持ちでお応えしました。
リクライニングなど、無くてもいいのです。どうせ機内では、パソコンばかり打ってますから。

もっともイラつくのは、搭乗時刻に遅刻する乗客ですね。館内放送を繰り返しても、なかなか現れない。
飛行機がなかなか出発しない理由の中でも、いちばん不愉快になるパターンですね。
乗客全員がかなり待たされた頃、バツの悪そうな客が1人か2人、機内に乗り込んで来ます。むかつきます。
たぶんこのとき、乗客全員が冷たい視線を投げかける(またはにらみ付ける)と思います。

なかにはもっとひどいケースもあるようで、大韓航空機を遅延させた中国人乗客の迷惑行為が報じられました。
機内でK-POPアイドルに会うために搭乗し、目的が叶ったら降機して航空券を払い戻すというヤカラです。
その非常識な乗客のおかげで、他の乗客も全員飛行機から降ろされ、保安検査のやり直しになったとのこと。
時限爆弾などの危険物を機内に残して降機した可能性を考慮したもので、テロ対策ですね。

へぇ、と思っていたら、ANAでも同様の事例がつい2日前に起きたと、あるサイトに報告されていました。
いったん搭乗した乗客が1人降りたため、全ての機内持込荷物の再チェックが行われたとのこと。
出発前に降りてしまう行為って、遅れて搭乗するよりもずっと、迷惑なんですね。

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医師は例外的に働け
- 2018/12/20(Thu) -
厚労省の「医師の働き方改革に関する検討会」は、もう15回ほど開催され、内容が具体化してきました。
検討されているポイントをまとめると、
(1)時間外労働の上限は、一般労働者の年間720時間に対して、医師は960時間(月80時間)とする
(2)医師不足の地域や診療科などでは、例外として、年間1920時間(月160時間)まで認める
(3)連続勤務時間は28時間以内とする
(4)勤務間のインターバルは9時間以上とする

このうち(1、2)は、現状を追認して非道な「お墨付き」を出しただけの話。驚くに値しません。
一方で(3、4)は、中規模クラスの病院の外科では、とても実現できるとは思えません。

たとえば熊本市民病院時代。私が所属していた小児心臓外科のスタッフは、部長・医長・医員の3名でした。
この3人が全ての患者の主治医となり、手術に携わり、うち1人が泊まり込んで術後管理にあたっていました。
泊まり込んだ医師でも、その翌日には朝から回診・手術・術後管理というスケジュールが待っています。

連続勤務の上限が28時間となった場合、前の晩に泊まった医師は翌日の手術に参加できなくなります。
ところが心臓手術は2人ではできません。となると、2日連続で手術の日程を組むことが不可能となります。
もしも緊急手術を行うことでもあれば、その翌日に予定されていた手術はキャンセルしなければなりません。

毎日手術したり、ときには緊急手術もできるためには、外科チームの要員はどうしても4人以上必要です。
あるいは、術後管理を外科医以外の担当医が行うようなチーム医療体制も、本来は必須なのです。
このような改革は、多くの病院で、経済的観点や医師不足のために、実現性が乏しいものです。

ともかく、医師の健康確保よりも医療サービスを優先する限り、医師の働き方はなかなか改革できません。

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ポイント還元の裏技
- 2018/12/19(Wed) -
消費税増税がらみで、いまいちばんホットな話題は、ポイント還元制度で想定される不正の問題でしょう。
中小の小売店でのキャッシュレス決済で、国から5%分のポイントが還元される仕組みを悪用したものです。

報道では、「悪徳商店主A」「悪徳商店主B」などが、互いに転売を繰り返す例で説明されています。
100万円の壺を互いに売り続けると、取引のたびに5万円のポイントが還元されて際限なく儲かる、とのこと。

不謹慎かもしれませんが、制度の抜け穴が発覚して行政がオタオタしているところが、なんとも痛快ですね。
ポイント還元用に想定している費用2,798億円が、不正の横行で1兆円にも膨らむ可能性があるとのこと。
違法かどうかの判定も難しい案件だし、ポイント還元の制度設計自体がダメダメなんですよ、きっと。

対応策をきかれた麻生財務相は、「最初から言われている話」と平静を装い、「経産省に聞け」と責任転嫁。
一方の世耕経産相も、「抜け道や悪用を考える人は必ずいるもの」と、これまた他人事のように受け流す始末。

どうやら、2人には有効な対応策はなさそうです。もういっそのこと、ポイント還元やめたらどうですか?

カード会社に支払う手数料を考慮すれば、悪徳業者の儲けは5%ではなく、せいぜい2,3%程度でしょう。
結局のところ、この裏技が横行していちばん儲かるのは、手数料がガンガン入るカード会社かもしれません。

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ガス爆発事件
- 2018/12/18(Tue) -
札幌市のガス爆発事故は、除菌消臭用のスプレー缶によるものでした。その120本という本数にも驚きます。

廃棄するスプレー缶の中身を空にするためにガスを排出していた行為に、悪気はありません。
(追記:その後、すべて未使用缶だったと報じられました。どうやら別の問題がありそうです)
いずれにせよ、ガス抜き作業を室内で行うことが危険であることを知らなかったか、甘く見ていたようです。
不動産会社の店舗改装前の準備のつもりが、改装どころか破壊焼失することになってしまいました。
多くの人がケガをしたようですが、死者が出なかったことは不幸中の幸いです。

私なら、ガス抜きは屋外でするでしょうけど、偉そうなことは言えません。
缶に関連したことで言うなら、つい7,8年前には、けっこう危険なことをやってたからです。
それはBBQの準備で炭の火をおこすために、カセットコンロを使っていたことです。
網の上に炭をのせてコンロで焼くと、すぐに着火するので便利でした。しかしこれは、とても危険な行為です。
熱量の大きな炭が、コンロのカセットボンベを加熱するからです。一歩間違えたら缶が爆発するところでした。
そのことをネット記事で知り、すぐに止めました。これはホントに、絶対やってはいけません。
現在は、「煙突効果」を応用した火おこし器を使っています。安全で簡単で、しかもけっこう早いですね。

小学生の頃、近所の空き地でときどき友達とたき火をしていました。今の時代ならあり得ないことですけど。
どこからか拾ってきた、たき火用に側孔があけられた一斗缶に、燃えやすい物を入れて火を付けます。
いちばん問題なのは、火力が強くなった頃合いを見て、火の中にキンチョールとかの缶を投げ入れたことです。
遠巻きにしばらく見ていると、突然、缶が大音響とともに破裂し、火を噴きながら空中へ飛び上がります。
これもホントに、絶対やってはいけません。もう、50年ぐらい前の話なので、どうかお許しを。

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エスカレーター問題
- 2018/12/17(Mon) -
「エスカレーターは立ち止まって乗りましょう」という、JR東日本の啓蒙活動が報じられています。
転倒・転落事故などを防ぐためだけでなく、障害者や高齢者への配慮もあるようです。

熊本では、少なくともサンピアン等では、エスカレーターを歩いている人など見たことがありません。
私も歩きません。そこまで急いでないし、せっかく楽できるのに、わざわざ歩いて登ろうとは思いません。

ところがたまに上京したり上阪(て言うのか?)した時には、どういうわけか人が変わるんですよね、私も。
エスカレーターはドンドン歩いて登るし、空港の動く歩道はサッサカ歩きます。
前に立ち止まってる人がいると、後ろからあおり、幅寄せし、通路を空けてもらったりさえします。

自然とそのような行為に出る私の心理は、都会になじみたい=田舎者と思われたくない、なのでしょうかね。
何かに間に合わないから本気で急いでいるのではなく、時間を無駄にしたくない人間を装っているわけです。

地方と比べると都会では、人の歩くスピードが違いますね。街中でも駅でも、とにかく速い速い。まるで競歩。
そのノリでエスカーレーターに乗れば、そりゃあじっとしてないでしょう。スタスタ歩いて登るでしょう。
だから「エスカレーターでは歩くな」と言われても、都会人はじっとしていられるのでしょうかね。

今回のエスカレーター問題を突き詰めると、停止列と歩行列が隣り合っているのが原因です。
人が2列で乗れる幅だから問題が起きるのなら、1列でしか乗れない細いエスカレーターにしたらどうですか。
それを2列並べて、一方は立ち止まり用、一方は歩き専用にするわけです。乗り間違い厳禁です。

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風疹ワクチンの接種控え
- 2018/12/16(Sun) -
風疹対策として、来年から成人男性への「定期接種」が始まる話は、先日書きました。
となるとワクチン不足が心配だとも書きましたが、もうひとつ、私が気になるのは「接種控え」です。

ワクチンが新たに定期接種化、無料化、あるいは改良されるときにはいつも、接種控えが問題となります。
無料になってから接種しようと動きは、子どもの予防接種において、過去に何度も経験してきたことです。

2年前に始まった「B型肝炎ワクチン」の定期接種では、制度が始まるまで接種を待つ事例が見られました。

「小児用肺炎球菌ワクチン」が新ワクチンになった5年前にも、接種控えが危惧されました。
それを防ぐために、国と医薬品業界と医療機関は、新ワクチンの存在をずっと秘密にする作戦で臨みました。
そのXデー前日までは旧ワクチンをしれっと接種し続け、Xデーから突然、新ワクチンに切り替えたわけです。
このやり方が妥当だったのか、いまでも疑問は感じます。

さて目の前の問題は風疹ワクチンです。風疹抗体価が陰性の方には、ワクチンの接種が推奨されます。
熊本市民の場合、現状では市からの助成が4千円ほど出ます。これが来年4月からは完全無料になるわけです。

もちろん、4月まで待たずに今すぐ接種するのが医学的には正しい。接種が遅れれば免疫獲得も遅くなります。
でも、もうじき無料になることがわかってるのに、あえて自己負担していま接種するかどうかは、悩みどころ。

だから国は、4月から定期接種にするなどという悠長な事を言わず、いますぐ無料にすべきなのです。
諸事情によりそれが無理なら、定期接種が始まるまでの暫定措置として、接種費用は償還払いとすべきです。
万一そうなったときのために、いま風疹ワクチンを接種している方は、必ず領収証を保存しておきましょう。

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エアコン夜通し稼働中
- 2018/12/15(Sat) -
本格的に寒いですねぇ。おまけに財布の中身も寒いけりゃ、繰り出すオヤジギャグも寒い(元から)。
2日前にはなんとなく6時半に出勤して、暗がりの中を庭掃除などしてみましたが、寒いばっかりでした。
今日はいつも通り7時出勤。外は寒いですが、院内はほどよく暖かい。すでにエアコンが効いているからです。

これだけ寒いと、出勤してからエアコンを入れたのでは、始業時に間に合わないのです。
以前は、朝5時頃にエアコンがスタートするようにタイマーを入れていましたが、いくつか問題がありました。

(1)タイマーに作動時刻の指定ができず、「○時間後にON」という時間設定をいつも前夜に行うのが面倒
(2)早朝にエアコンが作動した瞬間、SECOMのセンサーが作動してしまうことが、たびたびあった

このうち(2)は、エアコンがフルパワーで稼働し始めたときの、空気の動きが問題でした。
クリスマスの飾り付けとかモビールとか観葉植物の葉が揺れると、防犯用のセンサーが反応してしまうのです。
SECOMの人には、何度も未明に駆けつけて、エアコンのスイッチを切っていただくことになりました。

そのような経験をふまえ、もうタイマーは使ってません。エアコンは一晩中つけっぱなしだからです。
もちろんすべてのエアコンではなく、院内を効率よく暖めるために、3カ所だけ稼働させることにしたのです。
設定温度を下げ、風量を弱くして、夜通しエアコンを稼働させておけば、空気の動きも安定するはず。
その証拠に、いまの方法でSECOMの警備員が来たことがありません。センサーは誤作動していないのです。

心配なのは電気代ですが、エアコンは低出力で安定して運転させると、電力消費は少ないって言いますよね。
その理論を信じて、夜通しエアコンを稼働させている今月の、さて電気代はどうなることやら。

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妊婦加算凍結へ
- 2018/12/14(Fri) -
評判の悪い「妊婦加算」が、ついに凍結されることになりそうです。根本厚労相が会見で表明しました。
妊婦に対する丁寧な診察を促すための加算でしたが、妊婦の自己負担が増えるために批判が出ていました。
趣旨は間違っていないとしても、妊婦のための仕組みが、妊婦に負担をかけてしまう制度設計が問題でした。

だから何度も言ってるでしょう。医師へのインセンティブの財源を、患者に負担させるのがおかしいって。

では、妊婦加算の趣旨が妊婦に対する丁寧な診療を促すためなのなら、その凍結は何を意味するのでしょう。
まさか、来月からは医師は妊婦に対する丁寧な診察をやめてよし、なんてことがあるはずがありません。

妊婦加算がなくなっても、急に手抜き診療をするわけでもなく、実質的に診療内容は何も変わらないでしょう。

もともと医師は、妊婦加算の仕組みが始まる前から、妊婦に対する診療は慎重に行ってきたはずです。
そう考えると妊婦加算は、さほど医師へのインセンティブになっていなかったかもしれません。
しいて言うなら、抑制され続けてきた診療報酬を少し増やすための名目だったようにも、私は感じていました。

妊婦加算が「炎上」し、医師には火の粉が降りかかって困っていますが、火元は厚労相と中医協です。
おまけにその妙に迅速な凍結は、凍結しても診療を変えないであろう医師の性質を見越した対応ともいえます。
ともかく、医師は妊婦に対しては以前からずっと丁寧に診療してきたことを、ここで明言しておきます。

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成人男性に風疹ワクチン
- 2018/12/13(Thu) -
今年の風疹の発生数が2,454に達し、2012年の流行時の2,386人を超え、国はやっと対策に乗り出しました。
本日開催された厚生科学審議会では、以下のような対策(対応方針案)が示されました。

(1)定期接種の機会が1度もなかった世代(39〜56歳の男性)に絞って、重点的に対応する
(2)2020年の東京オリンピック開催までに、当該世代の抗体保有率を85%とすることを目指す
(3)ワクチンを効率的に活用するために、抗体検査とワクチン接種を組み合わせて対応する
(4)抗体検査を実施する人数が多数にのぼるので、抗体検査が適切に実施できる体制を構築する

つまり、39〜56歳の男性にできるだけ多く抗体検査を行い、必要ならワクチンを接種する、ということです。
しかも、風疹の輸入や拡大が起きやすいオリンピックまでになんとかしようという、切迫した状況です。

冒頭で風疹の発生数に触れましたが、実は最近いちばん流行したのは2013年で、報告数は14,344人でした。
当時の田村厚労相はこれを「風疹はまだ1万人」だと言って、批判を浴びました。
「特別の対応を取るところまではきていない」と、その異常事態を放置したのが、5年前のことです。
あの時点で、今回策定したような風疹対策を実行していれば、今年の流行は起きなかったことでしょう。

5年前よりもずっと小規模な流行なのに、国がようやく重い腰を上げた理由は、東京オリンピックです。
国際的な世間体や外圧がなければ動かない、日本の官僚らしい姿勢が、今回も発揮されたわけです。

さて今回の対策ですが、医療現場の混乱は避けられません。
対象世代は約1,600万人とされていますが、医療機関に抗体検査やワクチン接種がどれほど集中することか。
接種には、麻疹/風疹混合(MR)ワクチンを使うことになりますが、はたしてワクチンが足りるのか。
MRワクチンは、子どもの定期接種ワクチンでもあるだけに、ヘタをすると大変な事態になります。
それ以外にも、今回の風疹対策案には多くの問題があります。後日さらに詳しく考察してみます。

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本庶佑氏の警鐘
- 2018/12/12(Wed) -
ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏の、ノーベル・スピーチ後の記者会見の内容が、胸を打ちました。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)についてのコメントが求められた際の、その返答です。

「マスコミはきちんと報道していただきたい。(略)ワクチンの副作用というのは、一切証明されていない」
「世界で日本だけ、若い女性の子宮頸がんの罹患率が増えている」
「マスコミは、ワクチンによる被害を強く信じる一部の人たちの、科学的根拠のない主張ばかりを報じてきた」
「はっきり言ってマスコミの責任は大きいと思う。(略)今からでも遅くないから、きちんと報道してほしい」

以上は、HPVワクチン問題についての活動が世界的に評価されている、村中璃子氏の記事から引用しました。

この重大な発言は、日本のワクチン行政やマスコミに対して「激震」とも言える影響を与えたはずです。
ところが、村中氏も述べているように、日本のメディアはいまのところ、本庶氏の発言を報じていません。
沈黙を守っているメディアは、いま何を考えているのでしょう。考えられる可能性は、

(1)影響力の大きい本庶氏の発言を、このタイミングで否定するのは得策ではない。黙殺あるのみだ。
(2)今後どのようなスタンスをとるかは、厚労省や他のメディアの動向を見ながら、慎重に決めたい。
(3)HPVワクチン問題を、ゼロベースで検証する機会かもしれない。この際、真面目に考えてみよう。

学会や国際機関がいくら非難しても動かなかった国は、もはや積極的勧奨接種再開のきっかけを失っています。
だからこそ、本庶氏の発言を千載一遇のチャンスと考えなければなりません。
弱いくせに重い腰を上げるには、この機会を利用するしかないのです。厚労部会長には協力をお願いします。

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夜明け前が一番暗い
- 2018/12/11(Tue) -
純米大吟醸「夜明け前」というお酒をお歳暮にいただいたので、今晩さっそく味見したところです。旨し。

醸造元は長野県。となると、島崎藤村の代表作『夜明け前』との関係はどうなのか、そこが気になりますね。
調べてみると、藤村を敬愛していた当主が、藤村の長男の許諾を得て、この名前を付けたとのこと。

「夜明け前が一番暗い」という諺は、苦難は終わりかけの時期がいちばん苦しい、という意味で使われます。
それを乗り越えれば、夜明けが待っている、事態は好転するだろうという、前向きな励ましの言葉です。

たしかに、もうじき夜明けが来ることがわかっているのなら、それを期待して待つことができます。
どのような苦難でも、それが終わるであろうゴールが見えてくれば、希望と勇気が出てくるものです。

しかし、いま暗いからといって夜明け前であるという保証はありません。もっと暗くなるかもしれません。
さらに言うなら、実際の夜明け前には、空はすでに白々と明るくなってますよね。決して真っ暗じゃない。

いつも朝7時前に出勤する私は、今の時期だとちょうど出勤後に日の出を迎えます。
以前はそれよりも早く出勤していましたが、暗すぎて朝の掃除がやりにくいので、今の時間に変えました。

多少明るくなった時間帯でも、冬の夜明け直後の空は寒々しく、いつも掃除をしながら身震いがします。
でもそんな中、春の息吹も感じます。ツツジなどの低木をよく見ると、小さな花芽がたくさん付いています。
先日剪定をしたばかりなのですが、業者さんが上手い具合に花芽を温存してくれたようです。
春には一斉に咲いてくれるのが待ち遠しいですが、たぶんいまの寒さが、開花のために必要なのでしょうね。

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パブロフの犬
- 2018/12/10(Mon) -
世界広しといえども、ブロッコリーを毎晩必ず食べている犬など、うちの愛犬・花(はな)だけでしょう。
私が毎晩食べる1株のブロッコリーの、その一部をいつも与えているからです。花は大喜びで食べます

ブロッコリーは、犬が食べても安全な食材とされていますが、食べ過ぎると便通に異常をきたすそうです。
さいわい、花の便通は良好です。ただし散歩の時に排便することはほとんどなく、いつも自宅の庭でします。

私が夕食のテーブルに着くと、どこからともなく花が現れて、私の横でお座りして待っています。
ブロッコリーを私が食べ始めると、その様子を花は真剣なまなざしで見つめますが、しかし決して動きません。

他の料理の場合には、立ち上がって前脚を食卓に乗せて、食べさせろとせがむのですが、ブロッコリーは別。
ブロッコリーのときだけは、きちんと正座(正しくお座り)して待つことに決めているようで、けなげです。

花専用の小皿に、小さめのブロッコリーのかけらを乗せて、花の鼻先に突き出しても、花は動じません。
私が「よしっ!」と言う前に食べてしまい、こっぴどく叱られた苦い思い出があるからです。
動じませんが、よだれがダラダラと垂れてきます。上目遣いに私を見つめ、「まだっスか?」と訴えてきます。

「よしっ!」と私が発した瞬間、花は目を剥き、ハフッとブロッコリーをくわえ、噛む間もなく飲み込みます。
いちど間違えて「はいっ!」と言ってしまったときの、花の「えっ?」みたいな困惑ぶりには笑えました。

うっかり私が自分の食事に集中してしまい、傍らで正座して待っている花の存在を忘れることがあります。
もう、フローリングはよだれだらけです。

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「いいね!」は安全か
- 2018/12/09(Sun) -
ブログをやってる方ならご存じのように、日々の記事の投稿は、専用サイトにログインして行います。
その管理画面では、ブログのアクセス数などを毎日確認できますが、誰がアクセスしたかまではわかりません。
まして、誰が「拍手」ボタンを押したのかなど知りようもないので、その点は安心して拍手していただけます。

ところが一方で、たとえばFacebookでは、「いいね!」ボタンを誰が押したかは丸わかりです。
投稿者のみならず、その記事を読める人は全員、「いいね!」を押した人の名前の一覧を見ることができます。
なのでFacebookで「いいね!」する時は、その行為が他人に知られることを覚悟しなければなりません。

企業のページに「いいね!」すると、その企業の広告にいちいち、自分の名前が出てくるようになります。
それが一般企業ならまだしも、Amazonのような小売業者の場合には、困ったことになることに気付きました。

Amazonが扱う商品の広告にはいつも、私の特定の友達が「いいね!」したと記述されています。
それがどのような商品であっても、少々ヘンテコな物でも、その友達の「いいね!」が必ず添えられています。
Amazonという企業に「いいね!」したつもりが、個々の商品に「いいね!」した格好になってしまうのです。

これはその友達にとっては不本意なことであり、それによって誤った評価が与えられるなら不幸なことです。

Facebookって、収入源の98%が広告だそうですね。これはGoogleの86%をしのぐ、特異的な業態です。
最近私は、自分のFacebookの基本データから、「いいね!」していたページをいくつか取り消しました。
個人情報の扱い方が不安なFacebookへの自衛策です。Facebookの利用には、ますます用心が必要ですね。

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ファイルメーカー
- 2018/12/08(Sat) -
Macのソフトの中で私がいちばん長く使っているのは、データベースソフトの「FileMaker」でしょう。
NECの9800シリーズから足を洗って、AppleのMacintoshに手を染めた89年頃から、ずっと使っています。

Macに標準でバンドルされていた「MacWright」「MacDraw」「MacPaint」も、最初はよく使いました。
しかしそれらはやがて、別のソフトに置き換えられていきました。
「Excel」も当初から使っていたソフトですが、いまはApple純正の表計算ソフトを使っています。
ちなみにExcelは、最初はMac専用のソフトでした。そのことをここであらためて、強調しておきます。

89年頃のFileMakerは「FileMaker II」というバージョンで、販売元はAppleの子会社「Claris」でした。
今と比べれば格段に処理能力が低かった当時のMacで、私のFileMakerの主な用途は住所録と文献整理でした。
やがてFileMaker IIは「FileMaker Pro」と名を変え、Clarisは「FileMaker社」となり、現在に至ります。

パソコンソフトにおいては、たとえ周囲の者が違法コピー版を使っていても、私は正規品にこだわりました。
遵法精神というよりも、所有欲あるいは物欲なんでしょうね。iPhoneをたびたび買うのも、同じ考え方です。

もちろん、FileMakerのすべてのバージョンを毎年買い替えているわけじゃありません。
MacのOSとの互換性等で支障が出てきた時点で、一斉にバージョンアップする、というやり方です。
一斉に、というのは、私が所有する複数のMacにインストールしているソフトを全部更新、という意味です。
ただしFileMakerの場合は、4台です。それ以外の電子カルテ用のMacでは、FileMakerは使ってないので。

更新時の最大の問題は、ファイルの互換性です。メジャーバージョンアップすると、互換性がなくなるのです。
ファイルはすべて、「ファイル変換」作業をした結果、新バージョンでのみ使える状態になります。
そのようなファイル変換時の大問題は、ファイル間のリレーションの維持です。

FileMakerは、「リレーショナルデータベース」といわれる、複数のファイルを連動できるソフトウェアです。
たとえば、患者データベースと、予防接種、生活習慣病、禁煙外来などのファイルが複雑にリンクしています。

このリンクを壊さないようなファイル変換はとても面倒で、今回の変換作業は約2年前から続けてきました。
ようやく昨日になって目処が付き、ホッとしていまブログに書いてますが、私の気持ち、伝わりませんよね。

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ソフトバンクの通信障害
- 2018/12/07(Fri) -
日本の株式史上最大の上場案件ともいわれる「ソフトバンク株」。株をやらない私でも、興味だけはあります。
その新規上場を目前にして、これまた過去最大級の通信障害をやらかしてしまいましたね。

幸か不幸か、障害は私の診療中に起き、なおかつ回復したので、私には何の不便もありませんでした。
しかし、こんなヘマをやらかすようだと心配です。初代iPhoneからずっとソフトバンク一筋なんですけどね。

ただ、今回の通信障害の原因が報じられるにつれて、どうやら原因は他社にあることがわかってきました。
その意味では、ソフトバンクは被害者ですが、しかし利用者にとっては加害者でもある。難しい立場ですね。

スウェーデンの「エリクソン」製の通信ソフトウェアに問題があったと、報じられています。
世界11カ国の携帯電話事業者のサービスが一斉ににダウンしたといいますから、まるで同時多発テロです。
一定時刻になると障害が出るようなバグがあったのではないかということは、容易に推測できます。

そう思っていたら今日の昼頃、「ソフトウェア証明書の有効期限切れ」が原因だという報道が出てきました。
何か知らんけど、有効期限の設定間違いか、たぶん初歩的なプログラムミスなんでしょう(素人の意見です)。

電話だけでなく、ネットやデータ通信や決済もできなくなると、もう石器時代に逆戻りした気分ですね。

ニュースでは、待ち合わせで困っている利用者の姿に、笑っちゃいけませんが現代らしい問題を感じました。
「渋谷で会おう」ぐらいの、アバウトな約束しかしてないんですね。なのでスマホが使えないと絶望的。

昭和の時代、屋外では互いの交信手段がないので、待ち合わせ場所と時刻は細かく指定しておいたものです。
また、急用で会えなくなっても簡単には連絡ができず、相手が待ちぼうけになるのはよくあることでした。

いま、便利な携帯端末を誰もが常に持ち歩くようになり、待ち合わせで苦労することがありません。
今回突然通信手段を奪われて初めて、若い人たちにも、昭和の時代の苦労が少しはわかったかもしれません。

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斬新な名称
- 2018/12/06(Thu) -
JRの田町–品川間の新駅の名前は「高輪ゲートウェイ駅」に決定しましたが、賛否、盛り上がってますね。
東京の人間でもない私が駅名の批評などしませんが、その命名を決断した関係者の英断には、恐れ入ります。

名称を公募して130位だったものを敢えて採用したわけで、そもそも公募した意味あるのかって話ですね。
1位を差し置いて2位や3位を選んでも言い訳が必要なのに、130位ですから、大胆というか、いっそ清々しい。

それに比べると、力が抜けそうな専門用語(?)を、昨日ニュースで目にしました。警視庁の「SSBC」です。
先日の渋谷のハロウィン騒ぎで軽トラックを壊した若者を、ハイテクで突き止めた特殊捜査チームの略称です。
「ハイテク」っていうのも死語かもしれませんけどね。

容疑者の事件後の足取りを、複数の防犯カメラの映像記録などをつなぎ合わせることで追跡したとのこと。
これが「リレー方式」だと報じられています。また通行人を「顔認証」で解析したりもするようです。
それって、ハリウッド映画やドラマ『24 -TWENTY FOUR-』などでは、すっかりおなじみの手法ですね。
CTUなんかは衛星で追跡したりしますから、SSBCの技術なんてもはや「ローテク」(死語?)でしょう。

そうそう、そんなことより「SSBC」ですよ。日本語名称は「捜査支援分析センター」。
“Special Search Bureau for Crime” なんだろうかと、私は瞬時に連想しましたが、大ハズレでした。
“Sousa Sien Bunseki Center” ですって? それを略してSSBC? 何それ、誰が言い出したの? DAIGO?

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武田薬品のグローバル化
- 2018/12/05(Wed) -
武田薬品によるアイルランドの製薬会社「シャイアー」の買収が、今日の臨時株主総会で承認されました。
約6兆8千億円という驚異的な買収額は、日本企業としては過去最高。

日本の製薬会社では最大手の武田薬品は、昨年の売上高でみると世界第19位。シャイアーは20位。
この2社が合併すれば、単純計算で世界第8位あたりに躍り出ることになるようですが、それでもまだ8位。
製薬の分野では、日本はようやくグローバル企業の仲間入りを果たしつつある、という程度なんですね。

武田と言えば、私が研修医の頃には、塩野義や三共と並んで最も勢いのある製薬会社のひとつでした。
ここで若手医師にとっての「勢い」というのは、当時「プロパー」と呼ばれた人たちの営業力に一致します。
彼らは医局に入り浸り、主力商品の売り込みを兼ねて、飲食物などの差し入れをします。しかも多量に。
研修医相手でも、接待(高級鮨店などで好きなだけ食わせる)は頻繁でした。いわんや上級医師をや、です。

しかし90年代には、バブルがはじけ、外資系の薬が入り込み始め、業界全体の雰囲気が変わってきました。
接待は年々沈静化し、近年では医師の側も、そのような期待すらしなくなってきました。当たり前ですかね。

かつては抗生剤でお世話になった武田薬品ですが、最近はずっと、生活習慣病治療薬のイメージでした。
ところが2,3年前から、高血圧、糖尿病、高脂血症などの治療薬から武田が撤退するという話が出始めました。

たしかに血圧や血糖を下げる薬は十分揃っています。画期的新薬を開発するのは、容易ではないでしょう。
そのような新薬開発の難しさもあるし、莫大な費用を投じて開発しても、特許が切れたら利益が出ません。

それに考えてみれば、生活習慣病の治療は、生活習慣の改善が本筋。新薬開発の意義は微妙かもしれません。

となると、これからは「バイオ医薬品」でしょうか。武田がやや不得意な分野のようです。
そのような新薬を一から開発する時間を節約するために、シャイアーの買収を行ったと報じられています。
これは、IT業界でもよく行われること。AppleもGoogleも、みなそのようにして拡大してきました。

グローバル企業として生き残るためには、どの業界でも結局、そのような選択肢しかないのでしょうかね。

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ゲノム編集ベビー
- 2018/12/04(Tue) -
中国人研究者が「ゲノム編集ベビー」を出産させたことが、世界中から批判を浴びています。

まず、遺伝子を改変する「ゲノム編集」技術そのものと、それをヒトの受精卵に応用したことは別問題です。

ゲノム編集技術は生命科学研究や応用に不可欠なものであり、今後ますます発展させるべき分野です。
ヒトの遺伝性疾患は、ゲノム編集技術によって将来は根絶できるかもしれないと、誰もが期待しています。
さらに動脈硬化や発がんについても、ゲノム編集によって予防できるようになるかもしれません。
しかし今のところまだ人類は、ヒトの遺伝子を自由に改変できるだけの、経験や技術の蓄積がありません。

日本遺伝子細胞治療学会などの関連4学会は今日、ヒトの受精卵への応用を禁止する声明を発表しました。

声明では「現時点で発展途上の技術であり、予期しない結果を生じる可能性がある」と警鐘を鳴らしています。
はて、どこかで聞いたことがある表現ですが・・・そうそう、「原子力発電所」!
いまだに放射性廃棄物の処理法は決まってないし、予期もしなかったメルトダウンまで起きてしまいました。
事故原発の廃炉にしたって、今後何十年かかるかわからない、試行錯誤が続くことでしょう。

一方でゲノム編集は、科学技術の進歩によって、やがて一般的な研究技術になることに違いありません。
大小無数のラボで研究が行われ、それらは当然、農畜産業や医療への「応用」を目指すはずです。
だからこそ、いまのうちから厳しい規制作りが必要なのでしょうけど、大事なのはその実効性ですよね。
功を焦った研究や、実験上の重大ミス、犯罪集団による違法な臨床応用など、何が起きるかわかりませんから。

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あ・らへん
- 2018/12/03(Mon) -
女の子のお腹を触診しながら「どこが痛い?」と訊くと、「真ん中らへん」という返答。
若者言葉でよく耳にする「らへん」ですが、目くじらを立てるほど嫌いな表現じゃありません。

それが間違いなのはわかっています。
「ここらへん」=「此処等(ここら)+辺(へん)」を、「此処+らへん」のように誤解した結果です。
このように誤った解釈で言葉が変化する現象を「異分析」と呼ぶことは、前にも書きました。

異分析はたいてい、言葉の分かりやすさや使いやすさを追求した結果なので、しばしば親しみがもてます。
「等(ら)」と「辺(へん)」を重ねた「らへん」には、よりアバウトに表現しようという遠慮を感じます。

若い方に何かを尋ねると、「あ、○○です」と、冒頭にいちいち「あ」が付くことがありますね。
将棋の藤井聡太七段も時々、そのようなしゃべりをしているのをテレビで見かけます。

「ああそれは」を短縮した形の「あ」なのか、ワンクッション置いて答えようとする表現なんでしょうね。
若い人は敬語や婉曲表現に自信が無いので、それを補おうと、新表現を繰り出してくる傾向があります。
「大丈夫ですか」とか「よろしかったですか」などもみな、その範疇と言えるかもしれません。

冒頭の女の子に、腹部を押さえながら「痛い?」と訊いたら「あ、痛い」と、「あ」付き表現。
すかさず「誰に会いたい?」とツッコんだのですが、スルーされました。

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勤務間インターバル
- 2018/12/02(Sun) -
医師の長時間労働問題について、厚労省は「勤務間インターバル制度」を導入しようと考えているようです。

勤務終了から次の勤務までの間に、一定の休息時間を設けようという考え方です。
残業をどうしても規制しきれず医師の長時間労働を黙認している厚労省が、少し発想を変えたとも言えます。

私が勤務医なら、残業が少々長くてもその後の休息時間を保証してくれるのであれば、単純に有り難い話です。

医師というのは、とても責任感が強い人種です。
担当する患者の具合が悪いときや、緊急手術が飛び込んできたときに、帰宅する気にはなれません。
とくに若い頃はしばしば病院に泊まり込み、また翌日働き、どうかすると次の晩も泊まり込んだりしました。
「もうお前は帰れ」と指導医に命じられてようやく、後ろ髪を引かれながらも、しぶしぶ帰宅したものです。

それほどまでに、仕事の途中では帰れない(帰りにくい・帰りたくない・帰ろうとも思わない)職業なのです。

ところが学会出張などで上京したような時には、不思議と吹っ切れたものです。
病棟を気にしてもどうしようもないし、病院には留守番がいる。自分はもう学会に集中するしかないからです。

それと同じように、いったん帰宅したら一定時間は出勤禁止、と厳しく規定してくれたら気が楽でしょうね。

深夜に帰宅しても早朝出勤したり、夜中にたびたび呼び出されるような日が続くのが、いちばんストレスです。
たとえ残業時間が月150時間でも、勤務間インターバルが10時間保証されるのなら、私はそっちの方がいい。

あとはその「インターバル」の実効性がどうかってことと、医師の数が足りるのかって問題ですけどね。

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妊婦加算の問題
- 2018/12/01(Sat) -
診療報酬の「妊婦加算」が、問題視されています。
医師が妊婦を診察した際に上乗せする医療費のことで、今年の4月の診療報酬改定時に導入されました。

これは、妊婦に対しては特別の配慮をもって診療に臨むという、ごく当たり前の医療行為を評価するものです。
その上乗せされた医療費は、受益者である妊婦が、その一部を負担することになります。

妊婦にしてみれば、妊娠に配慮した検査や処方が受けられるなら、少々の負担増も納得できるかもしれません。
しかし、コンタクトレンズの処方にも妊婦加算が適用されることなどには、疑問の意見も出ています。

もちろん、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するという、加算の趣旨が問題なのではありません。
算定基準がおおざっぱ過ぎなのです。そこで厚労省は、加算の適用を厳格化する方向で調整に入るようです。

さらにもうひとつ言うなら、上乗せされる医療費を、診察を受ける妊婦が負担することも問題です。
妊婦のための規則なのに、「妊婦税」とも揶揄される医療費負担増で診療を受けにくくなるのでは逆効果です。

一般に診療報酬においていは、医師に対するインセンティブはつねに、患者負担を財源にして成立しています。
だからこのたびの妊婦加算のような問題が起きると、医者が悪意をもって儲けている問題なのかと疑われます。

でもそれは誤解です。妊婦加算は医者が好きで算定しているのではありません。算定する規則なのです。
批判されるべきは、考えの足りない中途半端なルールを作った厚労省や中医協の方でしょう。

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