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梅雨が明けたらチャリ通勤(遅ればせながら)
- 2020/07/31(Fri) -
梅雨が明けました。となると、再開するのは自転車通勤です。そこで今日は、自転車を整備して試乗しました。

冬の間は自転車通勤を中断しており、春に再開する予定でしたが、コロナ禍でその気分じゃありませんでした。
なので今日は、かなり久しぶりのチャリです。確認すると、バッテリー残量はOK。けっこう長持ちします。
まあそれにしても、しばらく乗らなかった自転車って、どうしてこんなに汚れてポンコツになるんですかね。

今日も日差しが強そうなので、自転車に乗って日焼けする前にまず、理髪です。近所の美容院に行きました。
それから自転車を念入りに洗い、チェーンにオイルを塗り、空気を入れ、各種ワイヤーをチェックしました。
チェーンには、まずKURE 5-56をスプレーして汚れを拭き取り、それからワコーズの潤滑油を塗りました。

ふと確認してみると、去年も似たようなブログを書いてますね。しかも内容はほぼ同じ。成長してませんね。

で、去年と似たような結末ですが、今日もひどく汗をかきました。多分、この夏初めての屋外運動でしたから。
他人の運動不足は指摘するのに、自分のことは棚に上げがちです。説得力がないですね。いけません。

朝から汗だくでは困るので、明日は念のため、6時半ごろの涼しい時間帯に出勤することにしましょう。
天気が良ければ、クマゼミの大合唱は6時前には始まります。明日は蝉時雨の中のチャリを楽しめそうです。

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日々の感染者数に一喜一憂して、何が悪い
- 2020/07/30(Thu) -
都知事は「第2波」だと言い始めてますが、国はまだ認めません。多分まだ、感染者数が足りないのでしょう。
今日の官房長官の発言は、
・(感染者が1000人を越えたが)「再び緊急事態宣言を出す状況にはない「状況を注視しながら対応する」
・(医療提供体制は)「直ちにひっ迫する状況にない」「状況を引き続き注視して対応していきたい」

「注視する」という言葉ほど、ナンセンスなものはありません。最近姿を見せない安倍首相も良く使います。

多くの都府県で、そして日本中で感染者数が過去最高を更新していますが、国は思考停止状態です。
第1波のときに経済を止めた副作用が、よほどトラウマになったのか。きっかけがつかめず、固まっています。

日々の数値で一喜一憂せず、直近1週間の平均値で全体的な傾向を把握すべきだ、という意見も出ています。
科学的(統計学的)評価を行う意味では、その通りかもしれませんが、私はその意見は誤りだと思います。

感染は間違いなく拡大しているのですから、緊張感や危機感をそぐことは、国民の利益にはなりません。
インパクトのある数字を、わざわざ小さく見せようとすることに、かえってうさん臭さを感じてしまいます。
そうでなくても、日々発表されるのは2週間前に起きた感染実態の結果です。すでに遅れた数字なのです。
それなのに、感染者急増が目立たないように、なだらかに増えているように見せたい理由って、なんでしょう。

不都合なデータは解釈を変えてでも矮小化するのが、日本の政権や官僚の常套手段です。
しかしどのように小細工を弄しても、感染者数や患者数をごまかすことはできません。
無意味に冷静を装う政府よりも、日々の数値に一喜一憂する国民の方が、よっぽど正直な態度だと思います。

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海に出て また山に降り 最上川
- 2020/07/29(Wed) -
山形県の記録的豪雨で、最上川があちこちで氾濫しました。ニュース映像は、球磨川の氾濫に酷似しています。
人的被害が少なかったのは、球磨川が教訓となり、行政の避難指示と住民の動きが早かったからだといいます。
ある町の職員は、「空振りでもしょうがない。怒られてもいいと思い避難指示を出した」と。すばらしい。

くしくも最上川と球磨川は「日本三大急流」と呼ばれる河川のうちの2つ。あとのひとつが富士川。
これらはいずれも川底の侵食による水深にばらつきが大きく、それが急流を生み出しているそうです。
その本流に多くの支流が流れ込むので、原理的に降雨量の急な変化に弱い構造なのかもしれません。

いくつもの山河を見て歩いた松尾芭蕉が、梅雨時のこの川を「早し」と詠んだのも頷けます。

「五月雨をあつめて早し最上川」
最初は「涼し」と詠んだけど、数日後に川下りをした印象で、後に「早し」に変えたことでも知られます。
川下りがよほどスリリングだったのか。雨が降ると豹変する河川だと、身をもって知ったのかもしれません。
この句は、例の「蝉」の句の2日後に詠まれたようです。さらにその2週間後には、次の句を詠んでいます。

「暑き日を海に入れたり最上川」
河口に至った芭蕉は、暑い一日が海に流れ入るかのごとく、涼味を感じたようです。
その、海に流れ込んだ大量の水が、やがて雨となって山に降るという循環を、芭蕉は感じていたのかどうか。

河川の氾濫はいまに始まった事ではなく、ずっと繰り返されています。地球温暖化や異常気象とは無関係です。
現代の科学技術をもって、少なくとも人的被害だけは起きないよう、あらゆる方策を講じてほしいものです。

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人の移動とクラスターで、状況は一変するってことですね
- 2020/07/28(Tue) -
多くの府県で、新型コロナの最多感染者数を更新しています。何よりも熊本で大幅に増えているのが怖い。
熊本県北部では複数のクラスターが発生し、さらに熊本市内でも感染者が急増しています。
これだけ暑くて湿度も高い日々が続いているのに感染拡大が続くって、どういうウイルスなんですか。

大西一史市長は、危機意識を市民に抱かせるためでしょう、昨夜次のようにツイートしました。

「今日の感染者が熊本市で過去最高の6名となりましたが、この数字は人口が熊本市の約20倍の東京都に置き換えると120名となります。本日の東京都の感染者数が131人ですから人口割ではほぼ同じ規模の感染者が出たということになります。そうイメージしてみると今の熊本市の状況は大変厳しい状況なのです。」

熊本「市」と東京「都」を比較するってどうなの、と最初は思ったのですが、あながち間違いでもなさそう。
昨日の熊本県(人口174万)の33人は、今日の東京都(1400万人)の266人にピッタリ一致します。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数では、熊本県は全都道府県の11位まで上がっています。
ひところは大人しかった熊本ですが、人の移動+クラスターで、あっという間に状況が一変してしまいました。

全国の感染者数の推移のグラフを見るとあらためて、よくこのタイミングでGo Toを始めたものだと思います。
この4連休の2週間後に何が起きるのか。「来月は目を覆うばかりの状況」という予言が的中しそうで恐ろしい。

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第2波が到来し、マスクや消毒薬の供給がまた厳しくなってきました
- 2020/07/27(Mon) -
国民がそうだと思ってるのに政府はまだ認めないコロナ第2波が、ついに熊本にも襲来してきました。
マスクや消毒薬も、また不足するのでしょうか。念のため発注しようとしたら、すでに売り切れています。

院内在庫を確認するとマスクは十分ありましたが、手袋が不足気味で、アルコール消毒薬の在庫も頼りない。
そのアルコール消毒薬は、濃度80%前後のもの以外に、何かの足しにと購入した59%のものがありました。
そうそう、例の「優先供給スキーム」で届いた高濃度(95%)アルコールの一斗缶も保管しています。

コロナウイルスに有効なアルコール濃度が80%前後であることは、すでに良く知られていることです。
低濃度では殺菌力が弱く、高濃度過ぎたら殺菌する前に揮発してしまいます。
そこで今日は、一斗缶の95%と低濃度の59%を混ぜて77%のアルコール消毒薬を作製しました。その手順は、

(1)4Lの59%アルコールを、同じ形の容器に半分ほど入れて、2Lずつに分割する。
(2)一斗缶の95%アルコールを、それらの容器に注ぎ込んで、それぞれ合計4Lにする。

簡単な作業ですがしかし、一斗缶を開栓する段階で、少々手こずりました。
古い記憶に基づいて、金属の蓋の真ん中を押せばペコッと開くだろうと、安易に思っていたのです。
ところが、手が痛くなるほど強く押しても、びくともしません。私の筋力または根気がないのか。

白い封印のようなモノが邪魔をしているようにも見えます。そこでネット検索。ありました。
白いのはプロテクターらしい。それを引っ張り剥がすと、いとも簡単に蓋が押せるようになりました。
これって常識なのかもしれませんが、でも私のような素人のために、一斗缶に説明書を貼っといてほしかった。

国の「優先供給スキーム」は、なかなか不親切で大雑把です。少しでも早い供給のためなので我慢しますけど。

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高速道の制限速度引き上げは、快適だけど事故は増えそう
- 2020/07/26(Sun) -
この連休中、公共交通機関を避けて自家用車で行楽に向かう人が多く、高速道路は混み合っていたようですね。
翻って私はトラベルどころか車で遠出することもなく、家と職場の往復ばかり。ガソリンも減りません。
でもあまり乗らなくても車は汚れます。時々灰が降り、雨が降ったりやんだりというのが、いちばん汚れます。

高速道のうち一定条件を満たした区間では、制限速度が120キロに引き上げられることになりました。
これは運転が快適でしょう。気兼ねなく120キロでスイスイですからね。覆面パトカーも気になりません。

120キロ制限になる区間って、当然、従来の高速道路よりも安全にスピードを出しやすく作ってあるはず。
なので結果的には、実際の車は流れは130キロ程度になるでしょうね。それがドライバーの心情ってもの。

でも問題は、120キロ区間から100キロ区間に入ったときです。走行速度が速いままになりゃしませんかね。
九州道から制限時速80キロの中国道に入ったときがそれで、カーブのきつい山岳ルートを、みな飛ばしてます。
7年前に起きた桜塚やっくんの死亡事故も、私は中国道の設計上の問題が遠因だと思っています。

中国道が完成したとき、「居眠り運転防止のために、カーブを多く設計した」と、学校で教わりました。
ところが大人になって、「技術的な理由で、地形に沿った形のルートにした」と知りました。
つまり当時は真っ直ぐには作れなかったのです。居眠り防止なんて、子ども騙しの屁理屈だったんですね。

おかげで中国道は、100キロ以上で走るとタイトなハンドリングが必要な、スリリングなコースになりました。
似たようなことはきっと、120キロ制限区間に隣接した100キロ区域でも起きるでしょう。

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「安楽死」については、議論を避けるわけにはいきません
- 2020/07/25(Sat) -
京都で起きた「嘱託殺人」事件は、どんな理由があったとしても、決して許されることではありません。
「安楽死」は、短いブログで触れるにはあまりにも重いテーマですが、知らんぷりするわけにもいきません。
少し主題がずれますが、延命措置の中断について、かつて私が心臓外科医として経験した範囲で考えてみます。

一般に、延命措置を中断すれば死亡する患者さんは、世の中におおぜいいます。それは難病に限りません。
たとえば重症の新型コロナ患者に装着されたECMOや人工呼吸器も、それなしには生きられない延命手段です。

急性疾患で、その急場さえしのげれば明るい見通しがあるなら、延命措置を講ずることに異論はないでしょう。
しかし急病でも、回復は難しいと感じながら延命治療を続けることが、実際の臨床現場ではとても多いのです。
高度な医療を提供してもなお容態が改善しなければ、医療がどんどん濃厚になり、キリがなくなっていきます。

たとえば心臓手術後に全身臓器機能の回復が思わしくなくても、簡単には諦めず、高度な医療をつぎ込みます。
気がつくと、ECMOや透析回路が装着され、血液製剤が湯水のように投与されつづける事態になります。

助かる見込みがゼロではないなら、可能な限り治療を続けようという思いが、誰の胸に内もあるからです。

その努力が実って、奇跡的に回復に向かい始めると、皆が手を取り合って喜ぶほどの幸福に包まれます。
しかしその反対に病状がどんどん悪化すると、やってるコトがすべて時間稼ぎのように、虚しく思えてきます。

多臓器不全やDICや低酸素脳症等の合併症が起きてもなお、懸命に救命措置を続けますが、ほぼ、負け戦です。
このままでは数日で心臓が止まるだろうと、わかってきます。もしも装置を止めれば心停止は、数分以内です。
主治医も家族も引き金を引けず、治療を変えずに見守ることを選択し、この状況がさらに何日か続くのです。

そんな時、私は思っていました。何も意思表示できない患者さんは、実はすべてをお見通しなんじゃないかと。
主治医や家族が自分のベッドを取り囲んで喋っていることを、黙ってぼんやり聞いているんじゃなかろうかと。
だからどのような病状にあっても、私は枕元では、絶望的なことは口にしないように気をつけていました。

今日ここに書いた延命措置にかかわる問題は、今回起きた安楽死問題とはまったく、次元の違う話です。
ですが共通することがあるとすれば、それは「希望」と「絶望」です。この機にじっくり考えたいですね。

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夏風邪が増えてきたタイミングでコロナの第2波って、困る
- 2020/07/24(Fri) -
テレビで映画『バットマン』シリーズをやっていたので、一部を観てみました。
こういう、原作がコミックの映画って、男女で好みが分かれますよね。少なくともわが家では、そう。

映画の冒頭ではいつも、ワーナーのマークが黒くグニュっと変形して、バットマンのエンブレムに変わります。
それを見ると私は必ず連想してしまうのです。口腔内の診察所見を。
上に口蓋垂(こうがいすい=のどちんこ)、下に舌が、それぞれ2つずつ並んでるように見えてしまうのです。

舌はともかく、口蓋垂が二股に分かれている方なら時々見かけます。それほど珍しくはありません。
先っぽだけが割れている「逆Y字型」と、ほぼ根元から分かれている「逆V字型」がありますね。
分かれているので先は細く、「あー」と言ってもらうと、激しくビロビロと震えます。

臨床的に有意義なのは、口蓋垂よりもその付け根にの部分「軟口蓋(なんこうがい)」の病変です。
高熱が出て、軟口蓋に白い痛そうな発疹があれば、「ヘルパンギーナ」という病気です。いま増えています。
口腔内所見が特徴的で頻度も多い病気なので、夏になると当ブログでもしばしば取り上げてきました。

発熱してすぐに来院したお子さんの場合、ヘルパンギーナの発疹はまだ赤い水疱の状態のことがあります。
その段階では痛みも軽く確定診断を付けにくいのですが、翌日には発疹が潰れて白くなり、強く痛みだします。

いわゆる夏風邪の方が増えてきましたが、今年はどうしても、風邪症状の方には余計な心配がありますよね。
のどの発疹で確定診断がつけられるヘルパンギーナのような疾患は、コロナが確実に否定できるので安心です。

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なんとも弾けにくい4連休が始まりましたが
- 2020/07/23(Thu) -
何を祝う祝日なのか、まったく不可思議な「4連休」が始まりました。
延期された東京五輪の置き土産のような連休が、皮肉にも都民にだけはステイホームの4日間となりました。
ちなみに当院は、この4連休のうち3日間は診療しております。

今年開催予定だった東京五輪について、延期の是非が話題になり始めたのは、2月初旬のことでした。
しかし、不吉なことは口にしたくない国民性ですから、議論が盛り上がるまでに1カ月ほどかかりました。
政府や委員会や都は、予定通り開催できるとする立場をずっと崩しませんでしたが、結局延期となりました。

さて、このところの感染者数の増加によって、いまや、五輪再延期や中止説も囁かれるようになりました。
政府や役人は現状をまだ第2波とは認めたがらないようですが、さすがに今日の東京の366人はキツイですね。

バッハ会長は、「参加者の安全の確保」を優先するとしながら「空席のスタジアムは見たくない」とも言う。
その両方を満たそうと思ったら、延期か中止するしかないような気がするんですけど。

いや待てよ。新国立競技場は、空席でも満席っぽく見える座席カラーじゃないですか。
これはもしや、隈研吾氏の先見の明でバッハ会長を欺けるかもしれません。
ていうか、あと1年ですよ。各国の代表選考等も考慮したら、来年五輪が開催できる気がしませんけど。

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Go To トラベル開始日に国内感染者数が過去最多という間の悪さ
- 2020/07/22(Wed) -
度重なる修正を経ても中止や延期には至らず、ついに今日、「Go To トラベル」が始まりました。
安倍首相は「感染予防策を徹底しながら、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりはない」と言います。

そういう、何が何でも方針は変えないと言い切ってしまうスタンス、その強がりがダメなんですよ。
どうしようもなくなるまで引っ張るだけ引っ張り、挙げ句の果てに前言を翻すから、世の中が混乱するのです。

東京を対象外にしたら、今度は大阪・愛知・福岡が過去最多の感染者を出すという、絵に描いたような展開。
全国の新規感染者数が746人という最多記録を更新しても、まだGo Toを中止するつもりはないようです。

8月からのイベントの開催制限緩和は、8月末まで延期されることになりましたが、でもGo Toは止めない。
集まるのはダメだけど、旅行には補助を出すから気をつけてやってくれという、なんとも難しい要求です。
児玉龍彦先生がいみじくも指摘したように、来月には「目を覆うばかり」の惨状になりはしないかと不安です。

ずっと落ち着いていた熊本市でも、この3日間は連続して感染者が出ています。なんとも不気味ですね。
そのうち2人は福岡から、今日の1人は東京から、いずれも県外から持ち込まれたウイルスです。
人の移動が自由になれば、流行地域から全国各地にウイルスが拡散していくことは、想像に難くありません。

事ここに至っては、やはり不要不急の移動は控えるべきでしょう。Go Toトラベルは、あまりにも間が悪い。
「進むも地獄、退くも地獄」と言われている通り、Go Toが延期になったらなったで、大混乱でしょうけどね。

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コロナ対応慰労金はありがたいですが、それほど急ぎませんので
- 2020/07/21(Tue) -
「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金」なるものが、医療従事者に給付されることになっています。
感染の危険が高く心身に負担がかかる中、強い使命感を持って業務に従事していることに対するものです。

コロナ患者の入院診療を行っているわけでもない当院が慰労金対象とは、少々申し訳ない気持ちになります。
とは言え、毎日のように熱や咳の患者が来院する中で、職員は大きなプレッシャーを感じているはずです。

昨日改定された、厚労省の申請マニュアル(Ver 1.2)を参照して、今日は慰労金申請準備に臨みました。
他の給付金や助成金と同様に、コロナ関連の申請書は、時期が遅くなればなるほど簡便になっていきます。
ただ、今月申請しても給付は来月末、来月申請したら給付は9月末になるらしいので、早めの申請が肝要です。

厚労省のマニュアルによると、当院の場合「WEB申請受付システムによる提出」をするのが簡単なようです。
そのためには、各都道府県の国民健康保険団体連合会(国保連)のマニュアルを確認せよと、書いてあります。

そこで熊本県国保連のサイトを訪れたのですが、そのようなマニュアルも、申請用ページも見つかりません。
しょうがなく国保連に電話したら、慰労金の件は県で行っているので、県の健康福祉政策課に電話せよ、と。

で(ヒマだったので)健康福祉政策課に電話。するとこんどは、その件は医業政策課が担当しています、と。
なかなかのタライ回しですが、そんなことではくじけません。

でも、医業政策課の回答には腰砕けになりました。
本事業は、熊本県ではまだ準備中であり、申請は8月からになります、と。てことは、給付は早くても9月末か。
お役所もやることが多くて大変でしょうけど、いま仕事が多いのは幸せなことだと思ってください。

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コロナよりも怖い病気を、まず予防しましょう
- 2020/07/20(Mon) -
コロナ禍によって医療機関の受診控えが起きていますが、それは子どもの予防接種の接種率にも表れています。

「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会(VPDの会)」が最近公表した集計結果によると、
・0歳児の予防接種は、肺炎球菌ワクチンやロタウイルスワクチンの接種率低下以上に、BCGが大幅に低下した
・1歳児のワクチンも、定期のMRワクチンや任意のおたふくかぜワクチンともに、接種率低下が続いている

とくにBCGについては、集団接種の延期や大人のBCGワクチン接種による供給不足が考えられるとのこと。
BCG接種が新型コロナの感染予防効果があるという話が出たため、大人が接種する例があったのでしょうか。
たしかに当院でも、成人のBCG接種の問い合わせはありましたが、しかし実際に接種したケースはありません。
熊本では集団接種も行っていないので、VPDの会の集計結果には疑問を感じました。

ならばと、当院の予防接種データベースで、昨年3〜5月の接種件数と今年3〜5月の件数を比べてみました。
対象ワクチンはVPDの会と同様に、0歳児の肺炎球菌1回目とロタ1回目とBCG。それに1歳児のMRワクチン。

その結果、肺炎球菌ワクチンは昨年の48%減、ロタは61%減、BCG27%減、MRワクチンは53%増でした。
これはひどいですね。例数が少ないので統計学的有意性はないとしても、0歳児の接種控え傾向は明らかです。
ただし、肺炎球菌やロタに比べるとBCGの落ち込みは少なく、VPDの会のデータとは一致しません。
またMR1期接種に至っては、今年の方がむしろ件数が増えていましたが、その理由はよくわかりません。
もしかすると、コロナ禍が長引くと見越して、早めに接種する人が多かったのかもしれません。

定期接種対象のなかでも、ヒブや肺炎球菌や百日咳は、乳幼児が感染すると命にかかわりかねない感染症です。
だからこそ、0歳からの定期予防接種が規定されているのです。コロナを恐れるよりも先に恐れるべきです。
どのクリニックでも、乳幼児の予防接種においては、しっかりとコロナ対策を行っているはずです。
だから安心して、受診してください。まずは、いちばん怖い病気を予防しましょう。

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『半沢直樹』、満を持して再始動
- 2020/07/19(Sun) -
半沢直樹』が帰ってきました。麒麟がくるまで待ってる間に、先に半沢が帰って来ました。
日曜の夜の楽しみが、ひとつ増えました。ただし、初回放送の内容が楽しいはずがなく、悔しいばかりです。

コロナの影響で延期になっていたドラマの中でも、とくに放送開始を期待されてきたのが半沢直樹でした。
でもまた収録ができなくなり、麒麟のように放送が中断されるようなことにはならないか、それが心配です。
なにしろこの数日の感染者数から、次の緊急事態宣言がいつ出るのか戦々恐々としているところですから。

ネット情報によると、半沢の収録は2話分だけ終わった後に2カ月以上中断したようで、再開したのは6月1日。
まだ最終話までの収録は終わってないでしょうから、今日からの放送はある意味、見切り発車です。
コロナの収束など、もう待ってられない。やられたらやり返す、倍返しだ、的なノリでしょうか(多分違う)。

登場人物たちは、屋内でも屋外でも、みなさんノーマスクです。ドラマからはコロナのコの字も感じません。
彼らはみな興奮し、口角泡を飛ばして激しく喋るのに、マスクはおろかディスタンスもとっていません。

コロナの存在しない「平時」の設定とは言え、どうしても気になって、内容が素直に入ってきません。
では、ウィズコロナ設定で、登場人物全員にマスクを着けさせたら良かったのかと言えば、それもオカシイ。
これからしばらく(2,3年?)、ドラマでも映画でも、コロナの取り扱いをどうするか悩ましいでしょうね。

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「Go To トラベル」は、スパッと延期しませんか
- 2020/07/18(Sat) -
熊本県外、とくに本州在住の知人友人の方々から、豪雨災害のお見舞いメールやメッセージをいただきました。
お気遣い、ありがとうございます。ご心配をおかけしましたが、私の居住地近郊では被害はありませんでした。
「令和2年7月豪雨」で被害が大きかったのは、球磨川流域の県南部と筑後川上流域等の県北部の方でした。

20年前に熊本に引っ越してきてから、家族であちこちに出かけたのは、考えてみると阿蘇や天草ばかり。
球磨川方面に行ったのは1度だけですが、球磨川下りを楽しみ、球泉洞を探索したことを思い出します。
阿蘇が山、天草が海とすれば、球磨地方は川なんですね。その川がひとたび暴れると、大事になるわけです。

コロナ禍のいま大規模災害が起きたら、避難所での「3密」回避はどうするのかと、危惧していた矢先でした。

被災地には絶対にコロナを持ち込めない中では、各地からの支援派遣やボランティア活動にも支障が出ます。
たとえ善意であっても、不慮の事態を引き起こす可能性、その結果責任まで考えて行動しなければなりません。

「Go To トラベル」が果たして、吉と出るか、凶と出るか、大凶と出るか。いや、吉はないな。

東京だけでなく、神奈川も千葉も埼玉も、ついでに大阪も、もう全国で感染者数が激増中なんですけどね。
どこまで増えたらGo To延期の決断ができるのか。安倍政権は、思考停止に陥っているとしか思えません。
優先順位は何ですか。まるで東京五輪の延期を決断する前の、あの未練がましい状況と同じじゃないですか。

実のところ私も、沖縄とか北海道とかどこかに行きたくてウズウズしています。でも今じゃなくていいです。

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蝉時雨 しばしコロナを忘れたい(でも無理)
- 2020/07/17(Fri) -
朝から晴れて気温の上がりが早い日は、クマゼミの合唱も早朝から盛況です。
7時すぎに出勤して外回りの掃除をしていると、周囲から激しいクマゼミシャワーを浴びることになります。
樹木を見上げるとあちこちの幹で、深いメタリックグリーンのクマゼミがおなかを震わせています。

私が「ワシワシ」と形容するその鳴き声ですが、よく聞けば「ジュヮィジュヮィ」というのが正しいですかね。

そんな中で昨日は、久しぶりにタマムシも見つけました。
クマゼミの喧噪にやられたのか、樹木から少し離れた日陰のベンチの上で、大人しくたたずんでいました。
タマムシと聞いて「玉虫厨子(たまむしのずし)」しか思い出せない方は、もっと野外に出ましょう。

昼に、タマムシの餌用のケヤキの木を見ようと屋外に出たら、違和感があるほどに静まりかえっていました。
前にも書いたように、クマゼミは午前中しか鳴かないからです。そして、その静寂がかえって暑苦しい。
さっきまで降り注いでいた、あのクマゼミシャワーが、すべて地中に染みこんでしまったような気がしました。

と、そのとき気づいたのです。松尾芭蕉は、セミの声が消え失せた白昼の静寂を、詠んだのではなかろうかと。

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
やかましい蝉時雨の中に、芭蕉は心や寺や宇宙の「閑かさ」を感じとったのだと、人々は解釈してきました。

でも、もしかすると芭蕉は、セミがまったく鳴いていない異様なほどの静寂に、驚嘆したのかもしれません。
あれほど鳴いていた蝉の声が、すっかり岩にしみ入ってしまったのか、なんと閑かであることよ、みたいな。

なお、東北地方にはクマゼミはいませんが、ミンミンゼミがいます。やはり午前中だけ鳴くようです。

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「Go To トラベル」が、だんだん複雑怪奇になってきた
- 2020/07/16(Thu) -
「Go To トラベル」は今日になって、東京発着の旅行を対象外にするという急展開。これにはビックリですね。
さすが日本の官僚。何が何でも中止にはせず、ウルトラC級の妙案をひねり出してきました。
(追記:これは安倍首相の決断だと報じられました。でも、知恵を授けたのは多分、官僚出身の側近でしょう)

「東京発着」の定義は、「東京都を目的としている旅行」と「東京都に居住する方の旅行」とのこと。

たまたま私は、お盆に千葉(東京ではない)に往復すべく、羽田まで往復の航空券をすでに購入しています。
旅程としては「熊本–千葉」の往復であって、羽田(東京)はあくまで「経由地」です。これはOKですよね。

同様に、地方からディズニーランドに行く人の宿泊場所が都内だとしても、それは構わないはずです。

しかしその反対に、横浜観光を装って横浜に宿泊し、実は東京を観光するヤカラが出るかもしれません。
見かけ上の目的地が東京都内でなければ良いのなら、「東京除外規定」は抜け道がいくらでもありそうです。

逆にたとえば、東京在住者が熊本に帰省して、熊本の実家を起点に沖縄旅行をする場合はどうなるのでしょう。
もしもそれがOKなら、都民はいったん別の地点を経て旅行する「方違え」が可能になってしまいます。
東京から地方への感染拡大を防ぐ趣旨からは、どう工夫をしても都民は対象にはなれないと考えるべきです。

妙な除外規定を作ったものだから、実際の運用では面倒なことが起きそうですね。まさに「Go To トラブル」。

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感染拡大警報下で、恐る恐るGo Toキャンペーンする?
- 2020/07/15(Wed) -
小池都知事は、新型コロナ警戒レベルを最も深刻な水準へと引き上げ、「感染拡大警報」を発するとしました。
国はしかし意固地になって、「Go To キャンペーン」を前倒してまでして進めようとしています。
感染者が不気味に増えているこのタイミングで、敢えて「Go To」に突入する意味って何でしょう。

感染を抑えつつ経済も回すという、相反することを行うことについては、いろんな例えが出ています。

「冷房と暖房の両方をかけるようなこと」
小池都知事による表現です。「かける」と言う部分に古臭さを感じます。最近あまり聞きませんね。
たしかに冷暖房を同時に作動させるなど、家庭用エアコンで考えたら電気代のムダです。

でもカーエアコンだと、暖房はエンジンの熱を利用しており冷房とは別システム。冷暖房同時作動もアリです。
足元には暖房を、顔には冷風を当てるなんてことも日常的。冷暖房の両方をかけるのは、矛盾してないのです。

「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるよう」
複数の政治家の方がこの表現を使っているところを見ると、いちばんしっくり来るのでしょう。
ちょうど今は、国がアクセル、都がブレーキを踏むような関係になっているかもしれません。

車を運転するとき、右足でアクセル、左足でブレーキを踏むのは、実際やってみるととても難しいですね。
左右の足の力加減が上手く協調できずに、ギクシャクした運転になってしまい、怖くて続けられません。
アクセルもブレーキも、必要な方を片方ずつ、ちょうど良い強さで踏むことがいちばん大事です。

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「コロナパーティー」の愚は、他の感染症でも同じこと
- 2020/07/14(Tue) -
「新型コロナパーティー」の参加者がコロナに罹って死亡したというニュースが、米国から伝えられました。
テキサス州だけでなく、どうやら米国内のあちこちで似たようなパーティーが開催されているようです。
馬鹿げたゲームか、肝試しのような要素もあったのか、ともかく無謀な行為によって命を落としたわけです。

目的は異なりますが、本気で感染症に罹るための「パーティー」なら、世界中で行われて来ました。
代表的なのが「水痘(水ぼうそう)パーティー」。おたふくかぜや麻疹でも、同様のパーティーが存在します。

反ワクチンの人はともかく、予防するよりも罹った方が良いと信じている人には、考えを改めていただきたい。

たとえば、感染したら100%死ぬ伝染病があるとしたら、もちろん、誰も患者には近寄りませんよね。
では、致死率50%の病気ならどうでしょう。敢えて感染者と接触して免疫を付けたいでしょうか。まさかね。
となると、死亡率が何%ぐらいの病気なら、わざわざ感染するためのパーティーに参加したいですか?
私なら1%でもイヤですね。予防法があれば予防したい。ワクチンがないのなら、極力感染しないようにする。

水痘は、死亡率は高くありませんがゼロでもありません。感染すると将来帯状疱疹を起こすこともあります。
おたふくかぜは、髄膜炎などの併発症のほか、難聴を起こすのが問題。毎年数百人の聴力が失われています。
麻疹は、希に治癒後十年以上経ってSSPEという病気を発症することがあり、これは生命予後の悪い難病です。

これらの感染症に、わざわざ感染するためにパーティーに参加する理由が、どうしてもわかりません。
罹った方が「良い」免疫が付くと言うのなら、その良い免疫を付けたら何か良いことでもあるのでしょうか。
まさか、2度目の感染を防ぐためでしょうか。1度感染してでも2度目の感染を防ぎたい理由は何でしょう。

いくら考えても、私には理解できません。コロナも同じです。まずは、1度目の感染をしないことです。

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黄門様(の役者)が代わっても、視聴者は動じませんが
- 2020/07/13(Mon) -
『サザエさん』の家に他人が上がっているかのように聞こえたので、思わず画面を見たらマスオさんでした。
超長寿アニメの宿命か、声優さんたちはだんだん代替わりをしています。私はまだ、マスオさんに慣れません。

いつか、サザエさんの中身(声)が代わる事態になったとき、視聴者はその違和感に耐えられるのでしょうか。
水戸黄門(の役者)が何度代わっても、視聴者は順応してきましたが、サザエさんは厳しいかもしれませんね。

最近の映画では精巧なCGが使われていますが、声の合成なんて画像よりも簡単じゃないんですかね。
過去のサザエさんの声を分析して再合成して、あらゆるセリフを喋らせることはできるんじゃないですか?
となると、声優が引退しても、あるいは亡くなっても、キャラクターはずっと「同じ声」でいけますよ。

このようなことが一般的になったら、いつかは、声優という職業が不要になるかもしれませんね。
ていうかもう何年も前に、そのような技術は完成しているはず。サザエさんに導入されてないだけの話です。

俳優の動きを部分的にCGで映像化することだって、実際の映画でもあちこちで使われています。
CGと俳優業との問題が浮上したと、以前NHKの番組で聞いたことがありますが、もうだいぶ昔の話。
技術は鬼のようなスピードで進化しています。たぶんもう、実写とCGの区別なんて不可能なレベルでしょう。

危険なシーンを見ると、これCGなんだろうなと観客は推測するわけですが、今後どうなるかわかりませんね。
社会派法廷ドラマが実はオールCGなんてことだって、何の意味があるか知りませんが、あり得ます。
しかも出演するのは、すべて実在の俳優(のCG)ということも可能。もちろん声も合成音声で。
アカデミー主演男優賞などには、実際に本人が演技した場合に限る、なんていう受賞条件が付きますかね。

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予測不能な展開にドキドキし、思った通りの展開にホッとする
- 2020/07/12(Sun) -
韓流ドラマ『愛の不時着』にハマっているという井上荒野さんの雑感風の文章を、今朝の日経で読みました。
この文化欄のエッセイってハズレがないので、仕事前の私の楽しみになっています。
とくに女性作家が書いたものは、適度に軽く淡々とした文体と意外な展開が面白く、私の琴線に触れます。

井上氏は、「無意識に感動する準備をしているところに、感動がちゃんと起爆するのが心地いい」と言います。

無意識でなくても、水戸黄門のような期待を裏切らない展開は、確実にカタルシスを与えてくれますけどね。

そういえば、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』をネット配信していたので、おととい観てみました。
映画館で観た1回目とは異なり、あの予測不能なドラマの展開を、今回は十分予測できる状態での視聴です。

驚いたことに、ストーリーがわかっていながら観ると今度は、思った通りにコトが運ぶ展開が逆に面白い。

随所に張り巡らされた「伏線」は、最初に登場した時点ですぐに、それが伏線だとわかります。
あれって、あとで重要な役割があるんだよね〜と、誰に言うでもなく、ひとりほくそ笑むのです。
そして伏線が回収されていくたびに、ほら来たと、誰に言うでもなく、納得してニヤけるのです。

1回目の鑑賞では驚いた場面も、2回目の鑑賞ではカタルシスが得られる心地よいシーンとなります。
ストーリー展開に目を奪われず、じっくり映画を楽しもうと思えば、2度見することですよね。
じゃあ3度見だとどうなるんだと、そういうことになるでしょうか。考えときます。

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主水、イラガでイライラする
- 2020/07/11(Sat) -
「ジカッ!」と電撃的な痛みを感じたという家人の腕を見ると、真っ赤に腫れあがっていました。
生垣の脇を通った時にやられたようなので、たぶん犯人は毛虫、「イラガ」の幼虫でしょう。別名「電気虫」。

庭を探すまでもなく、玄関脇にたたずむイラガ(幼虫)を見つけました。正確には「ヒロヘリアオイラガ」です。
緑色のからだの中心に青い縦線があり、体の両側からは多数のトゲが何本かずつまとまって突き出しています。
そのトゲから毒が注入されるので、必ず接触によって皮膚炎を起こし、病変はひとかたまりです。
玄関まわりをよく探してみると、イラガは何匹も何匹も、木の葉の裏やブロック塀にもいるじゃないですか。

「毛虫皮膚炎」のお子さんが時々当院にも来ますが、たいていは多数の丘疹がおもに半身に集中しています。
例えば首の右側から右腕にかけて分布していたりするので、いかにも毒の粉をかぶったような印象です。
こういうのは「チャドクガ」の仕業です。毒針毛がふりかかって皮膚炎を引き起こすので、そうなります。

一方でイラガなら、毒がふりかかる危険はないので割り箸でつまんで駆除できますが、それもイヤなものです。
もしも、つまんだ拍子にイラガが暴れてビヨーンとこっちに飛んできたら地獄。飛ぶゴキブリより恐怖です。
なので可能なら、フェイスシールドや手袋や、なんならキャップやガウンを装着して駆除するべきでしょう。
少なくとも、高い場所にいるイラガをそのまま捕獲しようとせず、いったん地面に落としてから拾うべきです。

そのトゲを植物の刺(イラ)に見立てて刺蛾(イラガ)だそうですが、語感的にもドンピシャリ。
イライラ(苛々)すると、人はトゲトゲ(刺々)しくなります。「苛」は「刺」と同じ意味なので納得です。
なお今日は、思いついたフレーズをそのままタイトルにしました。意味不明だとイラつかないでくださいね。

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感染者数で一喜一憂したくはありませんが、ここんとこ「憂」続き
- 2020/07/10(Fri) -
東京都の昨日の感染者数224人に冷静を装った方は、今日の243人でも急に大騒ぎする訳にはいきません。
ジワジワと感染者数が増えるものだから、国も東京都も踏ん切りがつかないのか、さしたる動きがありません。
約1カ月前、40人台に増えた時にも同じようなことを書きましたが、あの葛藤が、まだ続いているんですね。

検査対象を拡大したから無症状感染者が見つかり始めたのだとしても、感染経路不明者が多いことは不安です。

収束ムードと思ってお盆休みに上京する計画を立てていましたが、来月の東京の感染状況は少々悲観的です。
航空券はまだキャンセルしていませんが、解約手数料を考慮すると、数日中に判断をする必要があります。
搭乗の何日前にキャンセルするかで手数料が変わるからです。待ちすぎると手数料がどんどん高くなります。

しかしこのコロナ禍、航空会社が解約手数料無料を打ち出したりするので、それを待つ手もあります。
待つべきか、早めに解約すべきか、決めかねています。結局私も、些細なことで踏ん切りがつかないのです。

日本の航空会社は、今月に入っていちだんと、国内線の旅客回復に力を入れて始めています。
ANAは先月、9月から11月の国内線搭乗でマイルが余計にもらえるキャンペーンを開始しました。
また、今月から9月までの搭乗分をいま新規購入すると、手数料無料でキャンセルや変更ができます。
JALも同様に、10月までの搭乗分のポイント還元と取消手数料無料キャンペーンを始めています。

航空会社はどこも大変だとは思いますが、こんなときに特別なマイルやポイントや割引は要りません。
予約を自由に解約・変更できる対応だけ、続けてほしい。先行きの見えないいま、それがいちばん嬉しいです。

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未曾有の事態なのだから、今後の展開が想定できるはずがない
- 2020/07/09(Thu) -
豪雨災害のニュースにかき消されていたコロナが、その存在をアピールするかのような、いやな雰囲気です。
今日の東京都の感染者数224人には、驚きや落胆を通り越して、恐怖すらおぼえます。

先週あたり、今後爆発的に感染者数が増える予測グラフをどこかで見かけましたが、そうなるかもしれません。
以前、第2波の方が大きくなる場合もあると、誰かが言ってましたが、それもその通りになるかもしれません。

世の人々は得てして、悪い出来事に対して表面では大騒ぎをしつつも、心の中では甘く見ていたりします。
平静を装いながらも危機管理に抜かりないはずの小池都知事も、本心では危機感が欠けているかもしれません。

検査件数の増加が、感染者数(=感染が判明した人)の増加につながった、なんて都知事は言ってます。
それって、検査件数が少ない頃は感染者を見逃し、野放しにしていたことを認めるようなものですけどね。
いまでもまだ検査件数が足りないかもしれないと、そう思い至る余裕が都知事にあればよいのですが。

医療体制がひっ迫していない等の理由で、イベント開催制限の緩和などは明日予定通り行われるようです。
社会・経済への影響を考えると、やみくもに自粛すれば良いというものではありません。
たぶん答は無いのです。答は無くても政策は必要で、しかもどのような政策であれ、叩かれる運命です。
叩かれたくないことばかり考えて、何も動けない政治家が、最悪です。

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待合室に新聞や雑誌はしばらく置きませんので
- 2020/07/08(Wed) -
「アップル新機種 有機EL iPhone『5G』全4モデル」
今朝の日経一面トップの見出しです。さすが日経。日本中が豪雨災害で大騒動していても、ブレませんね。
日経はこれで良いと私は思います。豪雨や水害のリアルタイムの情報は、他のメディアで見られますから。

即時報道が不得意な新聞というメディアは、練り上げた記事をまとめて定期的に発信する立場です。
でも新聞こそが重大事案をスクープしてきた歴史は、時代設定の古い映画などを観ればよくわかります。
最近観た『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』とか、昔なら『大統領の陰謀』ですね。

最近は新聞も随時ネット配信するようになったので、紙ベースの発刊の意義は相対的に薄れてきました。
私も毎朝おもむろに新聞を広げますが、いや実は広げてなくて、一面を眺めてから最終面の文化欄を読みます。
中身はあとでネットでじっくり読むか、あるいは、たいていの記事はすでに情報が半日古いからです。

待合室用に購読している新聞ですが、コロナ対策でいまは待合室にも出さず、私が読んだら廃棄処分です。
週刊文春とか、オレンジページとか、今日の健康とかの雑誌類も、いまはすべて待合室から撤収しています。

ウィズ・コロナの時代。不特定多数が手にするモノって、どうしても避ける方向ですよね。
とくにそれが紙類だと、消毒もしにくい。そう思ったので、すべての週刊・月刊雑誌の購読を中止しました。
まあ経費節減にもなりますが、いつから購読再開をすることになるのか、まったくわかりません。
いろんなモノがこの機会に、淘汰されたり、置き換えられて行くのかもしれませんね。

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九州のあちこちで川が氾濫し、今も大雨が降ってます
- 2020/07/07(Tue) -
熊本県南部などを襲った豪雨によって球磨川が氾濫し、多くの犠牲者が出ました。
県内を流れる一級河川は、北から順に、菊池川、白川、緑川、球磨川の4つがあります。
球磨川は、過去にたびたび洪水を起こし「暴れ川」の異名を持ちますが、治水計画は頓挫したままでした。

熊本市の中心部には、白川が流れています。8年前の豪雨で氾濫し、流域には大きな被害をもたらしました。
当院はその白川のすぐ近くにあり、近所でも氾濫が起きて家屋が流されました。
ただし直線距離では近いのですが、じつは当院は河岸段丘の2段上にあり、水害の危険はほぼありません。
しかし地図で見ると当院は白川のそばなので、心配した人が安否確認の連絡を入れてくれました。

白川の源流は、阿蘇です。阿蘇カルデラの北側を流れる黒川と、南側から来た白川が、合流したものです。
黒川と白川が合流したのに、白川です。流域に点在する水力発電所については、前に書いたことがあります。

阿蘇外輪山の北側には、有名な黒川温泉があります。温泉宿が田の原川の渓谷に立ち並んでいます。
この川は黒川に注ぐのではなく、北上して杖立川に合流し、日田を経由して最終的には筑後川となります。
黒川温泉といえば熊本県の観光地ですが、温泉街を流れる川は大分県を経由して、福岡県内に向かうんですね。

それほど流域の広い筑後川なので、今回の豪雨で今日ついに氾濫しました。3年前にも氾濫した日田市内です。
氾濫しやすいことがわかってるのなら、どんな対策がなされてきたのでしょう。それとも対策不可能なのか。

菊池川も今日は氾濫の危険があり、先ほどから熊本市内の雨脚も強まってきたので白川も心配になりました。
いったい、どうなっちゃってるんですかね、九州の雨。

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本日稼働したPCR検査センターの検査料金は860円
- 2020/07/06(Mon) -
熊本県内初のPCR検査センターが、本日稼働しました。市の委託を受けて市医師会が運営する医療施設です。
検査を受けるために、もう相談センターに相談する必要はありません。登録医の紹介状だけでOKです。で、

「検査費用は無料で、初診料が保険適用3割負担の場合、860円かかる」と、新聞に書いてあるんですけどね。
「えっ、検査無料? なに、初診料? どゆこと?」て、なりませんかね、その書き方だと。

検査センターに出向いた患者が検査を受ける際に支払うお金は、患者にとっては全部「検査料金」なわけです。
保険診療上の名目を正確に書くことが必ずしも親切とは限りません。むしろ混乱を招きかねません。
「支払う料金は3割負担で860円です」ぐらいの記載にとどめておけばよかったのに。

検査結果は翌日の正午までに、紹介医と本人と保健所にも連絡されることになっています。
私も休診日にはときどき、検査担当者として出勤させていただくことになります。どうぞご利用ください。

さて、検査方法なんですけどね。検体は2種類。唾液か喀痰と、医師が採取する鼻咽腔ぬぐい液です。
医師は、長手袋が2本ぶら下がったアクリル板越しに、その手袋に手を突っ込んで検体採取操作を行います。
これなら検査所内感染も完璧に防げるので安心ですね、と思われたとしたら、それは大間違いです。

なぜなら、アクリル板の向こう側の安全領域に立つのは、医師だけだからです。
アクリル板の手前側の、検査を受ける人のそばには看護師が立って、唾液や痰を採取しなければなりません。

医師だけが安全な壁向こうにいて、看護師や検査技師は防護具を装着して危険領域に立つ、という構図。
その写真が新聞等にも掲載されていますが、なんか釈然としませんよね。印象悪いです。

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コロナ時代の休日当番医の傾向と対策
- 2020/07/05(Sun) -
休日当番医には、新型コロナの疑いがある患者が集まってるんだろうな、と一般の方は思うのでしょうか。
医師会の調査結果によると、この2,3カ月間の休日当番医の受診者数はとても少ないようです。

今日は当院がその当番医でしたが、コロナ前とは比較にならないほどの、圧倒的に少ない来院者数でした。
日頃の受診者数も同じ事ですが、「コロナ控え」とも言うべき受診抑制がまだ、続いているのでしょう。
(1)うかつに医療機関を受診してコロナをうつされてはかなわない、という心配
(2)軽い風邪程度で医療機関を煩わせるのは控えよう、という医療従事者への思いやり

いずれも間違ってはいない考え方だと思いますが、少し意見させていただければ、こうです。
(1)現状では、感染対策を講じた熊本の医療機関を受診してコロナがうつる心配は、ほとんどありません
(2)重い症状なのに無理して受診を控えるのは、オススメできません

今日は特別に、クリニック玄関外のポーチ(屋根あり)部分にテーブルを出して、臨時の受付を開設しました。
さらに私は、マスク+キャップ+フェイスシールド+ガウン、というフル装備で診療に臨みました。
最初は3MのN95マスクを装着してみたのですが、苦しくて耐えきれず、サージカルマスクに切り替えました。
ガウンやキャップは、コロナが疑われる人を診察したらその都度取り替える予定でした。
しかし実際にガウンを取り替えたのは、汗をかいて臭くなった時でした。コロナっぽい人は来ませんでした。

あとフェイスシールドは、保護フィルムの剥がし忘れに気を付けましょう。ウラオモテ両面ありますからね。
先日、某学校検診の際に、用意してあったフェイスシールドのフィルムに気づいたのは検診の途中でした。

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「線状降水帯」って、最近始まった気象現象なんですか?
- 2020/07/04(Sat) -
猛烈な降雨によって、熊本県南部を流れる球磨川の10カ所以上で氾濫・決壊が起き、多くの被害が出ました。

「線状降水帯」が河川の上流域を通過すると中下流域に水害が起きるのは、いつもの豪雨災害と同じです。
しかしその理屈はわかっていても、線状降水帯の接近がわかっていても、誰にも被害を防ぐことができません。

津波被害を防ぐために防潮堤には頼らず高台に家を建てるように、河川流域の人も引っ越すべきでしょうか。
いやそれは無理なのでしょう。川沿いの狭い平地や斜面や渓谷に、多くの人々の生活があるのですから。
ならば少なくとも、川が氾濫しても逃げ込める高い場所を、日頃から確保しておかなければなりません。

考えてみると、さいわい私は洪水で直接被害に遭ったことはありません。
8年前の白川の氾濫でも、通勤にこそ支障を来しましたが、自宅も職場も私の体も無事でした。

私の最も古い洪水の記憶といえば、たぶん3歳の頃。半世紀以上前にさかのぼります。
よほど強烈でなければ、還暦前のこの歳まで覚えているはずがありませんから、かなり強烈だったのでしょう。

山口県岩国市の、当時の私の家の前に、幅2m程度の道があり、その向こうに幅2m程度の用水路がありました。
その用水路で魚が泳いでいたかどうかは記憶にありませんが、母がネズミ捕りを沈めていた姿は覚えています。

その用水路が、あるとき氾濫し、家の前の道と用水路の境目がわからなくなりました。恐怖でした。
家の玄関の前には、合計4m幅の濁流が流れているわけです。たしかネズミ捕りも沈めっぱなしでした。
どこからかタライが流れてきて、いやそれ以外のモノも流れてきたはずですが、記憶にあるのはタライです。
目の前を回転しながら流れていく金ダライと、それに乗りたいと思ったことが、私の最古の洪水記憶です。

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第2波が来るのであれば、様子見よりも先手を打つべきでは?
- 2020/07/03(Fri) -
昼前に、東京都の新型コロナ感染者数が120人以上と速報されました。想定の範囲内とは言え、衝撃的です。
その数だけでなく、感染者数が報じられるタイミングの早さも驚きます。
昨日も昼過ぎには107人と発表されましたが、今日はさらに早まりました。どういうことなんでしょう。

昼前に報じられるということは、今日の午後に判明した数は、明日の発表分に含まれることになります。
これまで感染者数は夕方発表されていたのに、どうして昨日今日は発表時期を繰り上げたのでしょう。
毎日の感染者数を正しく比べるためには、検査や発表の締切時間を変えない方が良い気がするんですけどね。

うがった見方をすれば、感染者数を少なく見せるために発表時間を早めたんじゃないかと思えてしまいます。
ある報道番組のコメンテーターも私と同意見。だって、お役人のやりそうなことですからね。つまりこうです。

昨日、感染者数がひどく増えそうなのを嫌った都職員が発表時間を前倒ししたけど、100人超えしてしまった。
今日も感染者が多いので、さらに発表時間を早めるしかなく、しかしそれでも124人になってしまった。
明日の発表時間は、どうするんでしょう。ヘタしたら、朝のウチに発表するかもしれません。まさかね。

検査数自体が増えて来たので、4月5月ごろと同じ尺度で感染者数を評価することはできないかもしれません。
小池都知事は、少し様子をみましょう的な姿勢で一見落ち着いてます。良く言えば冷静。悪く言えば施行停止。
科学的根拠のある態度というよりも、もしかすると正常性バイアスが働いているのかもしれません。

しかし今こそ、都も国もむしろ先手を打って、行動自粛なり休業要請なりの策を打ち出すべきです。
第1波の経験を生かして、前回と同じ轍を踏まぬよう、的確かつキメ細やかな施策を期待します。

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風疹対策はやっぱり低調ですが、さてどうします?
- 2020/07/02(Thu) -
「風しんの追加的対策」の利用率が、20%にとどまっていると報じられました。まったく残念なことです。
昭和37〜53年度生まれの男性を対象とし、それを3分割して昨年度から始まった3年間の時限措置です。

開始がずれ込んだこともあり利用者が少なかった昨年度の対象者は、今年度も対象にする措置がとられました。
今年度は今年度で、コロナ禍の影響で受診者が低迷したため、時限措置は1年延長されることになりました。

しかし予想外の要因があってもなくても、この風疹対策はあまり成功しないだろうと、私は思っていました。
風疹対策の目的は先天性風疹症候群を減らすことであり、気になるのはおもに身近に妊婦がいる家庭です。
身近に妊婦がいなければ、自分の健康に直結するわけでもない検査を、中年男性が受ける動機がありません。

それに加えて、多忙な中年男性が、わざわざ仕事を休んで検査を受けに行くのもハードルが高いですね。
熊本市でこの事業が始まったのは昨年7月末。その後11カ月の間に、当院に来院した対象者は47人。
そのうち27人(57%)が、土曜午後か日曜祝日の来院でした。平日限定なら受診しなかったかもしれません。

対象を3分割して進めてきた制度設計も、対象者を混乱させ、モチベーションをそぐ結果となりました。
いちどに全員を対象とすると医療機関に対象者が殺到すると国が予測したのであれば、とんだ勘違いです。

官僚はいつも、彼らの机上の空論がもたらす「副作用」の方を心配しますが、思った通りにはいきませんって。
そんなことは、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種率低迷でわかってたはずです。
新事業がヒットして混乱を招くことを心配する前に、まずその事業が成功することに全力投球しなきゃ。

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レジ袋は有料化すべきか、無料のままの方がいいか
- 2020/07/01(Wed) -
レジ袋の有料化が始まりました。スーパーにもコンビニにも滅多に行かない私には、ピンと来ない話です。

皮肉な事に、有料レジ袋先進国の欧米では逆に、コロナ感染対策としてレジ袋の無料化が広まりつつあります。
たとえばサンフランシスコでは、再利用できるバッグの店内持ち込みが禁じられました。
客と店員の間で、物品のやりとりをするのを最小限にしようということでしょう。

環境問題も感染対策もどちらも重要ですが、いまの瞬間は、レジ袋無料化に軍配が上がるかもしれません。

欧米にそのような動きがあるのに、日本は欧米の動きに追随する臨機応変な対応ができませんでした。
7月1日からのレジ袋有料化は既定路線であり、それを覆す発想が日本のお役所はないのです。

「キャッシュレス・ポイント還元事業」の終了も既定路線なので、このコロナ禍のタイミングでも終了です。

政策を見直すことは自分たちの誤りを認めることになるので、官僚は最も嫌います。
たとえ自分たちの過ちに気づいても、自分たちの判断が誤っていたとは決して認めません。
情勢が変わった等の判断基準の変化があった場合に、ようやく理由を見つけて、方針を転換できるのです。

例外は政治判断でしょう。「大学入学共通テスト」の記述式問題を見送りにした萩生田文科相が、その例です。
官僚たちはあわてて、政治判断に対する後付けの屁理屈を付ける作業に追われます。

レジ袋がどれほどの問題なのか、私にはよくわかりません。ていうか少し懐疑的です。
人間なんて、目先のことか、少し先のことぐらいしか考えていません。地球にとっては五十歩百歩なのです。

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