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希望の光が見える明るい年になりますように
- 2020/12/31(Thu) -
大晦日です。
どこのご家庭でも同じでしょうか、誰も帰省して来ないので、ひっそりと静かな年末を迎えています。

孫たちを出迎えに熊本空港に行ったのは、昨年の大晦日のことでした。
その1年前の大晦日には、韓国仁川(インチョン)空港からブログを投稿したことを思い出します。
そのまた1年前の大晦日といえば、息子の結婚式を無事終えて、東京から熊本に戻ってきた日です。

3年連続で大晦日に空港に行ってた事実にも驚きますが、それにしても、飛べなくなりましたね、大空を。
今後しばらくは海外旅行どころか国内旅行の予定すら無く、リビングの飛行機カレンダーを毎日眺めています。

ところで、「大晦日」を「おおつごもり」と読んだりしますね。「晦日」なら「つごもり」です。
月末→月隠もり→ツキコモリ→ツゴモリ、だと聞いても、「晦」という漢字自体の意味がわかりません。

漢和辞典によると、「目をくらます」の「くらます」は、「眩ます」のほかに「晦ます」とも書くようですね。
「眩」は、「眩しくて見えない」意味で、「めまい(目眩,眩暈)」という言葉でもよく使います。
「晦」は、「光が無くて暗い」「見つけられない」という意味なので、眩と晦は明るさで言えば真逆です。

光明の見えない暗い日々、希望の見つけられない日々は、今日の大晦日で終わりにしてもらいたいものです。

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雪も降るし、極寒の年末年始は巣ごもりですか
- 2020/12/30(Wed) -
「も〜い〜くつ寝ると〜、お正月〜」って訊くのなら、あと2つです。昼寝は含みません。徹夜も不可。
クリスマスは気分じゃありませんでしたが、昨日から休診してるので、いまは年末らしくのんびり気分です。

冒頭の歌は『お正月』。滝廉太郎作曲ですか。作詞は東くめ氏。よく知らんけど1969年死去の方。
没後70年経ってないので著作権が切れていません。うかつに掲載できない歌詞でした。

それにしても寒いですね、気温もフトコロも(ギャグも)。
愛犬・花ちゃんが、じっと外を見て固まってるので何事かと思ったら、雪がちらついていました。
空から降ってくる無数の白い物体は外敵なのか、吠えるべきかどうか、花ちゃんは迷っているようでした。

「雪やこんこ あられやこんこ」
小学校で「雪やこんこん」じゃないと聞いて衝撃を受けましたが、「こんこ」の意味説明は受けていません。
この歌は『雪』という文部省唱歌ですが、『雪やこんこん』という滝・東コンビの唱歌もあるそうですね。

夜になって庭を見ると、驚いたことにいつの間にか、芝生にうっすら雪が積もっていました。
さっそく花ちゃんを連れ出したものの、見慣れぬ白い絨毯に警戒して、なかなか雪の上を歩こうとしません。
明日の夜からは本格的に雪が降り積もりそうです。元旦は花ちゃんと一緒に庭駈けまわることにしましょう。

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AI による感染流行予測では大晦日に千人越え
- 2020/12/29(Tue) -
日本中が毎日注目している東京都の感染確認数。今日は856人。火曜日の発表人数としては過去最多です。
「○曜日としては最多」という言われ方が、最近よく使われます。
曜日によって検査数にばらつきが多いため、前日よりも1週間前と比べる方が、たしかに適切かもしれません。

表計算ソフトに毎日の感染者数を入力すれば、曜日ごとの増減を自動的に計算することができます。
たぶんいま、日本中の多くの方が、そのようなワークシートを作っていいることでしょう。私もその一人。
NHKのサイトからデータをダウンロードすれば、そのまま表計算ソフトで開くことができます。

さて東京都の場合、12月9日以来、曜日ごとの増減はずっと正の数、つまり毎週増え続けています。
その増加幅は、数十人の日もあれば200人以上のこともあり、だんだんと加速している印象があります。

そこで、曜日ごとの増加幅の増減、いうなれば「二次微分値」を見てみました。
すると、二次微分値はこの5日間ずっとプラスでした。その前の5日間は、どちらかとマイナスが多い。
つまり今、感染者の増加ペース自体が増えている、ということです。グラフにすれば「下に凸」な上昇カーブ。

二次微分値は最近100程度。それが続くとして感染者数を予測すれば、明日は918、明後日は1,055と出ます。
あくまで私のAI(あやふやな印象)ですけども。

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感染者数が増えるよりも、未検査の感染者が野放しの方が怖い
- 2020/12/28(Mon) -
羽田雄一郎参院議員が、新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。53歳。
昨日速報が出たときすぐにネットを見たら、死因は刺殺だ、いや自殺だと、きな臭い情報が溢れていました。
主要メディアの報じる内容も鵜呑みにはできませんが、ネット民のクチコミはひどいデマばかりですね。

日本中で感染者がどんどん増えています。熊本にも、熱が出ただけでコロナを心配する方が増えてきました。
そうです。発熱したらコロナを疑うべきです。疑わなければ見つかりません。

当院が発熱外来を始めて2カ月。いま私が強く感じるのは、まず疑うこと。疑ったら検査すること。
普通の主婦、元気な若者、周囲にだれも感染者が思い当たらない感染者が目立ちます。
検査を提案すると気乗りしない方も多いですが、費用が無料だと強調して、検査を受けていただきます。

ただし、当院が委託している検査センターのPCR検査処理能力が、もう限界に近いようです。
検体数がかなり増えているようで、検査結果が判明する時間がどんどん遅くなっています。

待ちきれないのは私だけでなく、患者さんも同じ。まだ出ないのかと、問い合わせの電話も多数頂きます。
検体を朝提出したら夕方5時には判明していた結果も、最近は夜7時過ぎまでかかります。今日は7時半でした。

検査センターから医療機関への結果報告は、FAXで1人分ずつ届きます。送受信ともに手間のかかる作業です。
メールを使うとか、センターのサイトで結果を閲覧できるようにするとか、もう少し IT化が必要ですね。

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転んでも綿棒を手から離しませんでした
- 2020/12/27(Sun) -
全国で新型コロナウイルス感染の検査数が増え、それと同時に感染者確認数も増えています。

検査数が増えたから感染者数も増えたのだ、という人が時々いますが、とんでもない誤解です。
いたずらに検査数を増やすと病棟がひっ迫して医療崩壊につながる、などというのは現状を見誤った詭弁です。

たとえば東京では明らかに「陽性率」が高くなっています。検査数以上に感染者が増えているということです。
このようなフェーズでは、検査数を増やさないと感染拡大の実態が把握できなくなってしまいます。

そんな社会の要請に応えるべく、当院でも毎日一定の時間帯を「発熱外来」としています。その流れは、
(1)電話受付からの電話問診
(2)対面診察からの鼻腔ぬぐい液による抗原検査およびPCR検査用の唾液採取
(3)抗原検査陰性なら(場合によっては陽性でも)PCR検査(外部委託)
(4)必要ならその他の検査や処方
(5)PCR検査結果が出たら本人に連絡(陽性ならHER-SYS入力および保健所に連絡)

このうち重要なのは(2)における感染防御策であり、また鼻腔ぬぐい液の採取の出来不出来です。

今日も、検体を採取した綿棒を手に、幾度となく廊下を足早に歩いたのですが、・・・油断したんですね。
廊下のコーナーを軽快なステップでターンしたそのシングルオイラーで、豪快に滑って転んでしまいました。

右手に綿棒を持っていたので、左向きに床に倒れて左半身を床に打ち据え、さらに尻餅をついてしまいました。
しかし右手だけは、最後の瞬間まで高く掲げ続け、コロンデモ メンボウ ヲ テカラ ハナシマセンデシタ。

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「水虫の薬」に睡眠剤が混ざっていた件
- 2020/12/26(Sat) -
「水虫の飲み薬に睡眠剤が混ざっていた」
抗真菌薬「イトラコナゾール」を「水虫の薬」と表現するのもどうかと思いますが、それはさておきます。

因果関係は未確定ですが、死亡2人のほか多くの健康被害が出ています。どうしてそんな間違いが起きたのか。
この製薬会社・小林化工の他の製品にも、問題がありそうだといいます。不思議でなりません。

水虫の薬に混入していたのは「リルマザホン」で、「リスミー」という先発品名で知られる睡眠導入剤です。
「当該薬剤1錠あたり、最大投与量の2.5倍の睡眠剤が混入していた」と報じられています。
2.5倍も飲んだらオオゴトだねぇ、と思うかもしれませんが、2.5倍程度で済む話ではありません。

まず、リスミー錠には1ミリ錠と2ミリ錠があり、個人差はありますが、1ミリでも効果がある睡眠剤です。
そのリスミーの成分が、イトラコナゾールの50ミリ錠の中に、5ミリほど混入していたわけです。
ここは、「当該薬剤1錠あたり、通常投与量の5倍の睡眠剤が混入していた」というべきでしょう。

さらに、爪白癬の治療としてイトラコナゾールを飲む場合は、朝夕4錠ずつ飲むのが通常用量です。
つまり、「当該薬剤1回の内服分に、通常投与量の20倍の睡眠剤が混入していた」と書くべき一大事なのです。
水虫の薬を1回分飲んだつもりが、睡眠剤を20錠ほど飲んでしまうのです。そりゃ意識障害も起きるでしょう。

だからジェネリックは信用ならない、とまでは言いませんが、ジェネリックの信頼を失墜させるには十分です。
この会社には、かなり重い業務停止命令が来年にも出そうです。こんな問題は、この会社だけだと思いたい。

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例年よりも地味な年賀状を書きました
- 2020/12/25(Fri) -
年賀状をどうするか。前にも書いたこの宿題の答を先延ばししているうちに、もうクリスマスです。

(1)思い切って、年賀状は書かない
(2)いつも通りの、おめでたい年賀状を書く
(3)例年よりも祝賀ムードを抑え気味に書く
(4)なんならコロナ禍を全面に押し出す

目上の方からの年賀状が届く可能性があるので、私の方から一方的に年賀状を中止するわけにはいきません。
文面は、当初はコロナ禍の見通しや医療者としての心構えなどを長文で書くことも考えましたが、やめました。
元旦からわざわざ「コロナ」の文字を相手に読ませたくないし、私も書きたくないからです。

最終的には、「新春 新しい年の幸せと健康をお祈りいたします」という、控えめな文面にとどめました。

例年は必ず付け加えていた、手書きの「ひと言コメント」も、今回はやめました。
何か書けば、どうしてもコロナ禍に関係した内容になるからです。

そんなわけで、印刷だけの無愛想な年賀状になりますが、今回はそれでご容赦ください。
「年賀状を書いた」という表現は、厳密に言えば誤りですが、そこは慣用句とご理解ください。

なお、当院の職員どうしの年賀状は、この機会にやめにしました。
松の内にまた顔を合わせることが確実な相手に年賀状を出す意味はないと、前から思っていたので。

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「マスクを外したら喋らない」オキテが、守れない
- 2020/12/24(Thu) -
900人程度を予想していた東京都の新規感染者数は、888人という、なんとも象徴的な数値でした。
後手後手の感染対策を「ハッハッハ」とあざ笑う、コロナの野郎の声が聞こえます。

装着していたマスクをわざわざ外し、話したり歌ったりして飛沫を飛ばす。それが感染拡大の要因でしょう。
国民はみな、そんなことは分かっているのです。でも、守れない。あるいは、軽んじる。

たとえば、トラベル自体には問題はなくても、旅先で浮かれた気分でも感染対策が続けられるかは、疑問です。
あるいは、イートそれ自体は悪くなくても、どうしてもマスクを外すことになる食事の瞬間が、鬼門です。
お通夜のように黙〜って食べることができるなら、大人数で会食したって、コンパニオン呼んだっていい。

「マスクを外したら喋らない」という単純なことが、楽しい時ほど守れないのです。いわんや、飲み会をや。

考えてみると私はこの数年、つまりコロナ以前から、旅行時を除いて外食することがほとんどなくなりました。
今年は、1月と2月の日帰り出張時に空港で昼食を摂った時と、9月の天草旅行のときの旅館での食事だけ。
ほぼ家飲みばかりで、濃いアルコールの摂取も面倒になり、ビールの銘柄を変えるのが小さな楽しみです。

しかし勤務医時代は、まったく違いました。週に2,3回以上の外飲みは当たり前。街に出たら当然、はしご酒。
最後にはいつも、地下の狭い閉鎖的なバーでアイラモルトを楽しむという、いまではあり得ない飲み方でした。

飲み会の好きな同僚、飲み会に誘いやすい後輩や誘ってくれる先輩の存在など、職場環境って大きいですね。
職場の仲間と「ちょっと飲む」ことは、日常的な「飲みニケーション」(古い?)だったのです。
もちろん「ちょっと飲む」なんてのはシラフのときの決意であって、そんなの酩酊すれば消え失せます。

そんな酩酊状態で、たとえばマスク宴会みたいなことが可能だとは思えません。だから外飲みしないことです。
旅行や外食を制限するような政策も、現状ではもはや、しょうがないのです。皆さん、家飲みしましょ。

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着替えるのを忘れて、パジャマで出勤するのが最悪
- 2020/12/23(Wed) -
毎朝の出勤時に、忘れては困るモノ。(1)カバン、(2)財布、(3)iPhone、(4)クリニックのカギ

このうちカバンは、私の場合、財布やiPhoneやカギを運ぶ容器としての意味しかありません。
仕事帰りにどこかの店等に寄る予定が無ければ、財布も(現金もクレカも)不要です。
iPhoneが無いと不便ですが、メールもスケジュールも、Macがあればなんとかなります。
しかしカギだけは、クリニックに入るために絶対に必要なのです。ですが今朝は忘れて出勤したのでした。

私はこのような事態をもっとも恐れているので、カギは使ったらすぐにカバンに入れる習慣があります。
ところが昨日、何かイレギュラーなことがあって、カギを収納し忘れたのかもしれません。
以前は、リール式のキーホルダーをカバンに固定していたんですけどね。最近少し、油断してました。

やむを得ず家人に電話して、合鍵をクリニックまで届けてもらいました。カギと一緒に、苦情も届きました。
読者の皆様にはご想像の通り、カギはあとになって、カバンの中のひょんな所から発見されることになります。
これは、自宅にカギを忘れた場合よりもタチが悪い、最悪の顛末と言えるでしょう。

その事実を隠蔽し、持ち帰ったカギを書斎かどこかに隠し、自宅で発見して見せる芝居も考えました。
しかし結局、家人には正直に白状したのでした。自分の過ちを叱られるのが、嫌いじゃないからです。
叱られて、なじられて、呆れられた方が、自分のしでかしたコトをスッキリ許してもらえる気がするのです。
と言うのはウソでした。ブログのネタにできるからです。ネタにできるなら、失敗談でも大歓迎的な。

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ワクチン接種とカイワレ摂取
- 2020/12/22(Tue) -
バイデン次期米大統領の、新型コロナウイルスワクチン接種シーンが、テレビ中継されました。
最近のアナフィラキシー報道が気がかりなファイザー製のワクチンの安全性を、国民にアピールするためです。

残念ながらそんな行為で、ワクチンの安全性は何ひとつ立証できません。彼の勇気をアピールしただけです。
問題はいろいろあります。

(1)アナフィラキシーの危険を払拭したいなら、接種の様子を短時間だけ中継するのでは不十分
(2)アナフィラキシーはまれな副反応なので、バイデン氏が接種して問題がなくても、科学的な説得力はない
(3)万一、何らかの異変が中継中に起きてしまったら、それが偶然でも、ワクチンにはイメージダウンとなる

医薬品の安全性は科学的・統計学的に判断されるべきものであり、特定の人物への投薬シーンなど無意味です。
バイデン氏の姿を見て、菅(かん)直人厚生相(当時)の「カイワレ大根」一気食いシーンを思い出しました。
いずれも、薬や食品の安全性をアピールするためのパフォーマンスにすぎないということです。

幸か不幸か、ファイザーのワクチンが日本へ導入されるまで、あと2カ月以上はありそうです。
それまでに海外で多くの人に接種されるので、急性期の副反応については白黒がついていることでしょう。
ただし欧米では粛々と接種が続けられていても、日本で何か起きたら、日本では接種が止まるかもしれません。

史上初の「mRNAワクチン」であり、一般的にも新薬の長期的なリスクなど、厳密には誰にもわかりません。
でも短期的には、有望・有益なワクチンだと思います。私は、順番が回ってきたら接種を受けるつもりです。
自分が接種してなきゃ、一般の方に接種を勧めるのに説得力がないですからね。ありゃ、私もパフォーマンス?

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あまりにもインフルエンザが出ないけど、ホントなのか
- 2020/12/21(Mon) -
毎年1千万人の日本人が罹患するインフルエンザと比べたら、コロナの流行なんてまだ小規模かもしれません。
毎年1万人が死亡(超過死亡)するインフルエンザと比べたら、コロナの死亡数はわずかかもしれません。

それなのにいま、コロナの方が例年のインフルエンザより深刻だと感じるのはなぜなのでしょう。
感染力が強い、特効薬がない、誰も免疫を持っていない、感染拡大が急激、インフルより合併症が多い・・・

いやもしかすると、単に、現時点でインフルエンザよりもコロナの方が感染者が多いからかもしれません。

今シーズンのインフルエンザ感染者は極端に少ないですね。報告数は例年の百分の1から千分の1レベル。
もしも例年通りの流行なら、この時期は毎日10万人以上のインフルエンザ感染者が出でもおかしくない。
ところが実際にはインフルエンザがまったく流行せず、相対的にコロナだけが目立っているという状況。

インフルが流行っていないのは、おそらくコロナ対策(マスク・手洗い、移動制限など)によるものでしょう。
ところが、その対策によってインフルが激減したのに、コロナはそこそこ流行しています。
ここで気を緩めたらインフルが流行り出し、コロナがさらに大流行する可能性があります。
仮に感染対策をゼロにしたら、インフルは1千万人、コロナはそれ以上の方が罹患すると考えるのが自然です。

今後もしもインフルの感染者が増えてきたら、コロナ対策が甘くなった兆候だと思わなければなりません。
その兆候を早くつかむため、というわけでもないですが、発熱者には原則としてインフルの検査もしています。
今シーズンいまのところ、インフル陽性が出たタメシがありません。出始めたらすごく面倒ですね。

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24時間稼働・夜間検体回収可能なPCR検査センター求む
- 2020/12/20(Sun) -
平日はともかく日曜日は、「発熱患者専用ダイヤル」から紹介されて当院を受診する方が多いですね。
鼻腔ぬぐい液を使った新型コロナの抗原検査は、インフルエンザの検査と同時に、当院内で実施できます。
一方でPCR検査は、院内で唾液を採取し、それを外部の検査センターに委託して検査する流れです。

PCR検査の結果が判明するまでに要する時間は、検体を採取する時刻と曜日によって異なります。
(1)平日朝検体採取→午前中検体提出→その日の夕方結果判明(FAXで連絡あり)→私が患者さんに電話連絡
(2)平日昼検体採取→午後に検体提出→翌日の昼に結果判明(FAX)→患者さんに電話連絡
(3)平日夕方検体採取→翌朝検体提出→夕方結果判明(FAX)→患者さんに電話連絡

当院の委託先では日曜日に検体を回収してくれないので、今日採取した検体は明日の朝提出となります。

実は、少々めんどうなのは休診日(当院では火曜と金曜)の前日(つまり月曜と木曜)の検査です。
おわかりでしょうか。私は休診日に3回ほど出勤しなければならないのです。

朝:前日夕方以降に採取した検体を、検査センターに提出する
昼:前日午後に提出した検体の検査結果がFAXで届くので、それを確認して患者さんに電話する
夕:朝提出した検体の検査結果がFAXで届くので、それを確認して患者さんに電話する

いや、こんなことはたいして苦にはなりません。こんな大変な時期に私の休日なんて無くても良いのです。
ただ、夜間に検体を提出できれば、検体採取から検査結果連絡までの流れがとても早くなるんですけどね。
理想的には、24時間稼働で夜間検体回収可能なPCR検査センターです。誰か熊本に作ってくれませんか。

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奇声を上げて気勢を上げる藤井棋聖
- 2020/12/19(Sat) -
蒲島知事は、11都道府県からの帰省を自粛するよう要請しました。わが家でも前からそのつもりです。
神奈川の孫たちは、まだ赤ちゃんもいるし、どっちみち移動はできません。
福岡の孫たちにも、今回はやめとけと、厳しく沙汰しています。帰省は規制するのが既成事実なのです。

新型コロナの特徴でもあり、日頃の診療でも実感するのは、若い人は症状が軽いということですね。
一時的な発熱や、ちょっとした頭痛、軽い倦怠感など、わずかな体調変化しかない方が多いです。

「若者を診たらコロナと思え」と言いたくなります。

体調不良者が発熱外来を受診してくれれば良いですが、症状が軽ければ一般外来を受診する方もいるはず。
いやむしろ、医療機関など受診せずに様子をみて過ごす若者の方が、もっと多いことでしょう。

新型コロナがどれほど怖い病気なのか、案外そうでもないのか、実のところはまだわかっていません。
長い目で見たら、新種の風邪で終わるのかもしれないし、深刻な合併症の多い感染症になるのかもしれません。

「正しく恐れろ」と言われますけど、どの程度の恐れ方が正しいのか、実は誰にもわからないのです。
なのでとりあえず、強めに恐れているわけで、それはある意味、妥当なリスクマネジメントだと思います。
何年か後に、あの頃は恐れすぎたね、と笑い話にするのなら良いですが、それを責めてはならないのです。

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事実は予測よりも深刻なり
- 2020/12/18(Fri) -
意外と減ったね、と思ってしまったのが、今日の東京都の新規感染者数664人でした。慣れって怖いです。

その意見が3割ぐらい共感できる、テレビ朝日の玉川氏が、今朝口にしていたので思い出したことがあります。
GoogleのAIによる「COVID-19 感染予測(日本版)」の存在です。

そのサイトで東京都の感染者数の予測を見ると、12/14時点での、12/15から1/11までの予測が出ています。
それによると予測値は、12/15:261人、12/16:520人、12/17:573人、12/18:645人、でした。

このうち12/15は火曜日なので報告数は少ないだろうと予測したようですが、実際には460という異常値。
翌12/16からの3日間の新規感染者の実数も、678、822、664、とGoogleのAI予測を上回っています。

早い話が、GoogleのAIを持ってしても予測できないほどに、日本の感染対策がダメだったというわけです。
このことはGoogle先生も早速学習して、次には修正した予測を打ち出してくるでしょう。

東京都の新規感染者数はさらに、12/21には千人を超え、12/27には2千人、1/1には3千人を超える予測です。
おそらく実際の感染者数が予測を上回ることは間違いなく、年末には東京の医療は崩壊の危機に瀕しますね。

なお、熊本県の予測値は意外と少ない数値のようですが、もちろん鵜呑みにはできません。
今後のさらなる対策の強化によって、AI予測値を下回る結果を出したいものです。

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トラベルが悪いのではなく、会食で油断するのが悪いのです
- 2020/12/17(Thu) -
菅首相が「Go To トラベル」全国一斉停止を発表したその晩、8人で「会食」していたとはガッカリですね。
国民に対する誠実さに欠けるだけでなく、この感染症に対する菅氏の認識の甘さを露呈してしまいました。

大丈夫だと思って会食する油断が、感染拡大の最大の要因の一つだと言うことを、わかってないようです。

たしかに、いくら大人数が集まっても、未感染者ばかりの集団からウイルスが湧いてくることはありません。
マスクなしで大声出して会食しても、参加者の中に1人も感染者がいなければ、感染は決して広がりません。

なので会食で感染したと思われる事例では、参加者の中に元々感染者が1人以上紛れていたということです。
しかもその感染者はたぶん、無症状だったのです。(感染を自覚して参加していたら、それはそれで大問題)

会食は、ただの3密とはワケが違います。飲食する際にはたいてい、全員が同時にマスクをはずすからです。

菅氏の会食メンバーの中に感染者がいた可能性は、高くはありませんが、ゼロとも言えない。
もっとも、参加者全員が70代から80代の高齢者ですから、感染していたら無症状では済まないでしょうけど。

無症状者の中に感染者がいる確率は参加人数に比例するわけで、だからこそ大人数の会食は危険なのです。
菅氏らは、自分が感染するという最悪の場合にどんな問題が起きるか、という想像力に欠けています。
そんな甘い考えだから、「Go To は感染拡大に関係ない」と言い張って最悪のタイミングまで引っ張るのです。

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Go To 停止でキャンセルになった部屋を他の客に安く売るのは合法?
- 2020/12/16(Wed) -
「Go To トラベル」全国一斉停止で、予約のキャンセルが殺到してるようですね。事業者の悲鳴が聞こえます。
特例的な支援として、事業者に対する補償の割合が、旅行代金の50%に引き上げられるとのこと。

ところで、旅行をキャンセルした人の、その理由って何でしょうね。
(1)料金の割引がなくなるんなら、旅行は中止っしょ
(2)この際、感染対策として旅行を控えようと思います

このうち前者が多いのなら、旅行業者には挽回策があります。
私が旅館の経営者なら、キャンセルで空いた部屋に、半額の料金で宿泊できるキャンペーンを打ちますね。
つまり、こうです。1泊1万円の予約をキャンセルされると、国からの補償が5千円入ります。
一方で、空いた部屋は「半額セール」とでも称して、5千円で売り出します。もちろんGo To の適用は無し。
旅館には合計1万円の満額が入るし、利用客もGo To 適用時並みの料金で宿泊できる、というわけです。

ただし、キャンセル客に、次のように特別価格での販売を持ちかけるのは御法度になるとのこと。
「いったん予約をキャンセルして、同じプランを再予約すれば、料金を半額にしますが、いかがですか?」

あくまで、同じ客にキャンセルと再予約を促してはダメ、ということなので、別の客なら良いのでしょう。
「キャンセル物件につき半額」みたいなセールが問題なければ、これは狙い目になるかもしれません。

もちろん、そんな裏技ばかりが横行すると、Go To トラベル停止の効果は減弱してしまいます。
「Go To キャンペーン」の制度設計が不完全なので、運用しても停止しても、ツッコミどころは満載です。

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「発熱外来」と「一般外来」、いまのところ両立してますが
- 2020/12/15(Tue) -
当院の診療は、なかなか「完全予約制」とはいきません。実態は「変形予約制+α」です。つまり、
(1)血液検査などが予定されている生活習慣病の方や予防接種の子どもなどは、前もって日時を決めておく
(2)その他の診療は、当日の朝からネット・電話・窓口で予約を受け付け、原則としてその順に診察する
(3)急病の方などの飛び入りもある

それらとは別枠でいま、毎日「発熱外来」の時間帯を設定し、いわゆる「発熱者」の診療を行っています。

発熱外来と一般外来とは、きちんと時間的・空間的に分離して、感染拡大を防ぐ必要があります。
しかし、発熱外来の時間帯に、喘息や腹痛や胸痛などを訴えて来院する急病の方も、いらっしゃいます。
そのような方はしばしば病状が切迫しており、「発熱者」よりもむしろ優先して診療を行う必要があります。
その結果、「発熱者」の方には、駐車場の自家用車内で、しばらくお待ちいただくことになります。

医師一人の診療所で、発熱外来と一般外来を両立させることは、このような運営上の苦労があります。
いまはまだ、それほど来院者は多くないですが、今後熊本でも「発熱者」が増えそうな雲行きです。
多くの医療機関が、発熱外来にますます多くのエネルギーを費やすことになるでしょう。
一般の、コロナ以外のすべての病気の診療に割くエネルギーが、その分、どんどん削られるということです。
外来レベルでの「医療崩壊」は、そんな風にジワジワとやって来るのかもしれません。

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年末年始こそ、ステイホーム
- 2020/12/14(Mon) -
「Go To トラベル」は、年末年始をまるっと含む12/28から1/11まで、全国一斉に一時中断となりました。
どうせ混乱するんだから、もっと早く中断してもよいと思いますが、27日までの「猶予期間」は何のため?

熊本県でも感染者が多く、ついに本日、リスクレベルが最上位の「レベル5 警戒警報」に引き上げられました。

「つきましては、感染防止のため、次の対応を行います」として、「最も重要なお願い」は次の3つ。
(1)症状がなくとも、マスクを着用してください。
(2)こまめな手洗い・手指消毒を行ってください。
(3)発熱時は仕事を休み、すぐにかかりつけ医等に電話相談を!

「熊本市民の皆様への3つのお願い」は、
(1)特に高齢者及び糖尿病や高血圧などの基礎疾患のある方とそのご家族の方は、感染予防を徹底しましょう
(2)職場内の感染防止対策を徹底しましょう
(3)会食は少人数・短時間で、会話をするときはマスクを着用しましょう

どのお願いも、半年前から耳タコな内容ばかりで新鮮味に欠けますが、たぶん徹底できていないのでしょう。

発熱外来に関連して、昨夜8時頃に保健所に電話をしたら、まだ皆さん残業中でした。日曜の夜ですよ。
聞けば10時頃までは仕事が終わらないとのこと。保健所の方々の仕事は、いつまでたっても減らないようです。
まさか年末年始も全員無休ってことはないでしょうけど、感染者は毎日出てますからね。

HER-SYS」のような登録システムがあっても、結局は保健所職員が手作業で修正をしているそうです。
感染者の入院調整や濃厚接触者の追跡調査にしても、膨大なエネルギーを要する作業です。
熊本県では毎日30人前後の新規感染確認者が出ていますが、これが50人100人になったらどうなることやら。
医療崩壊よりも前に、行政が破綻しないか、心配になります。

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新型コロナワクチンの副反応に、日本人は耐えられるか
- 2020/12/13(Sun) -
新型コロナワクチン。ついに接種が始まった初日から、接種後のアナフィラキシーが2例も出てしまいました。
2名とも深刻なアレルギー反応の既往があり、アドレナリン注射液を携帯しているほどの人でした。
ワクチンは慎重に接種すべき人だったのに、初日から接種するとはチャレンジャーです。

そのようなワクチンですが、英国では粛々と接種が続けられているし、米国FDAも緊急使用を許可しました。
どのような医薬品にもアナフィラキシーを起こす危険性はある、と理解した上での冷静な科学的判断です。

しかしこれが日本で起きた事例なら、国内メディアは大騒動し、弱腰の厚労省は接種を中断することでしょう。
実際に来年日本でも接種が始まる段になって、市民団体が動きだし、国が接種を尻込みする可能性はあります。

現に、世界中で粛々と行われているHPVワクチンの接種を、日本は7年以上、実質的に止めたままですからね。

欧米人は、アナフィラキシー等の既往がある人だけ接種を控えればよいだろう、という合理的な考え方です。
ところが日本人はそのようにドライには割り切れず、怪しいものはともかく止めようと考えてしまいます。

日本人は、ワクチンで感染症を予防することよりもワクチンで副反応を起こさないことの方に関心があります。
副反応を減らすためなら予防が不十分でも構わない、というスタンスなのです。

新型コロナワクチンは、来年、数千万人単位の日本国民が接種することになるはずです。
それなりの副反応報告が相次ぐことでしょうが、ワクチンの目的を見失わないようにしなければなりません。
果たして日本人は、ワクチンのメリット(効果)とデメリット(副反応)を天秤に掛けることができるのか。
世界中で日本だけが、新型コロナワクチン接種の一時ストップなんて愚行に走るような気がしてなりません。

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来年は、新春初売りが1月4日でも我慢します
- 2020/12/12(Sat) -
「勝負の3週間」の終盤にもかかわらず、新型コロナ感染者数が過去最多を更新する勢いが止まりません。
コメンテーターや街の人々は口々に、政府の警告が「響かない」「刺さらない」からだと不満をぶちまけます。

「響かない」「刺さらない」と思っている方へ。それは、アナタ自身の緊迫感が足りないことの裏返しでは?
政府の言うコトが刺さろうが刺さるまいが、アナタの行動には何の関係も無いことでしょう。
他人のせいにせず、自分や家族や友人や職場の同僚の中にスキはないか、あらためてチェックしてみましょう。

とは言え、首相や大臣たちは、いまだにボンヤリしたコトを言ってますから、国民にも響きようがありません。
都知事もいつも冷静な発言に徹してますが、その他人事のような冷静さが逆効果だってことに気付かないのか。
もっと殺気立って、声を荒らげて、尋常ならざる激しい剣幕で、国民にアピールできる人はいないんですかね。

日本人お得意の精神論だけではダメです。強制力のある規制が必要だし、同時に、しかるべき補償も必要です。

忘年会、クリスマス、帰省、初詣、初売り、新年会、どれをとっても感染を拡大する要因にしかなりません。
じゃあ、どのような具体的な解決策があるのか。行政も国民も、それぞれ知恵を絞らなければなりません。
昭和の時代のように、小売店の初売りは1月4日にするとか、それぐらいの大胆な発想もありじゃない?

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「熊本市医師会PCRセンター」出動3回目
- 2020/12/11(Fri) -
「熊本市医師会PCRセンター」の担当医として、出動してきました。8月10月に続き、今回で3回目です。
今日の受診者は30人。80代の高齢者がいると思えば、乳幼児もいる。10〜20代の若い方も目立ちました。

唾液がうまく採れなかった方は4人。綿棒を鼻咽腔に入れて鼻水を採取するわけですが、これが大変なのです。
通常のインフルエンザの迅速検査とまったく同じ手技ですが、問題点は、
(1)飛沫がたくさん発生するので完璧な防護が必要で、医師は壁越しに手袋だけ突き出して鼻水を採取する
(2)そのゴム手袋がゴワゴワなので細い綿棒をつかみにくく、慎重に鼻腔に入れ込むのがなかなか難しい

8月の出動時の受診者は20人、10月は17人で、いずれも陽性者は1人だけでした(熊本市のサイトから推測)。
その頃に比べると熊本の感染者が増えているのに、今日の受診者30人というのは意外にに少なく感じました。

もしかすると、「診療・検査医療機関」の頑張りで、PCRセンターの利用が抑えられているのかもしれません。

PCRセンターの検査エリアは、ドライブスルー用に壁のサッシを全部取り外してあり、完全に吹きさらしです。
看護師に聞くと、いまはまだ猛暑の真夏よりずっとマシだけど、部屋に暖房がないので真冬が心配だと。
電源容量の関係で、暖房器具が入れられないそうです。そんなバカな。じゃあ早く電源増設しましょうよ。

などと言いながら私は、暖房のある隣の部屋から、アクリルの壁越しに手袋を突き出すのみ。申し訳ないです。
夏にも書きましたが、このPCRセンターは看護師の方々には劣悪環境すぎます。早急な改善が必要です。

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何者かに刺されたか噛まれたかで、寝不足
- 2020/12/10(Thu) -
「ジカッ!」と左大腿部に激痛が走り、目覚めました。フトコロではなく、太ももが、痛んだのです。
針で突き刺したような鋭い痛みでしたが、一瞬のことだったので、そのまま眠ってしまいました。

ところがおそらく、その2,3分後に、また「ジカァ〜ッ」と来たので今度は飛び起きました。
パジャマをたくし上げて見ても、皮膚に何かが刺さっている様子はなく、付近にイラガもいません。また寝る。
すると数分後にまた激痛。時計を見ると午前2時過ぎ。もう眠ってはおれません。

リビングで大腿部をよく観察すると、1ミリにも満たない白いトゲが刺さっています。
周囲の皮膚が赤くないので、毒虫の針ではないかも。毛抜きでそっと抜きましたが、うまく抜けたかは見えず。

やっと眠れたと思ったら、また「ジカァ〜ッ」で目覚める。時計を見ると3時過ぎ。厳しい夜になりそうです。
またリビングに降りて、万能薬「リンデロンVG軟膏」を塗布。
5時頃まで間歇的な激痛を繰り返しましたが、体が慣れたのか、眠気に負けたのか、その後は爆睡しました。

今日の日中は無症状でしたが、夕方からまた、患部がジラジラ痛みだしました。
帰宅後よく見ると、赤い発赤が3つ、鋭角二等辺三角形の配列に並んでいます。何かの噛み跡か?
家人に見せたら、齧歯(げっし)類の仕業だと言います。聞かなきゃ良かった。

そこで登場するのが、私の「座右の書」でもある、夏秋優先生の『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』です。
この本は、元昆虫好きの元少年にとっては、枕元に置いときたいぐらいの良書。毎日眺めても飽きません。
ただし、いくら探しても私の皮膚症状に一致する虫はいなさそうでした。虫じゃなけりゃ、やっぱり齧歯類か?

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何を相手に勝負してるんでしたっけ?
- 2020/12/09(Wed) -
「勝負の3週間」のうち2週間が過ぎ、もう「勝負はあった」ようにも見えますね。もちろん「負け戦」です。

「Go To」は大枠で維持したまま、「みなさん、今が勝負です」と言われても、戦い方が分かりませんよ。

国民の多くが、やるべきことをやっていますが、それでも感染が拡大する理由が、どこかにあります。
無症状の感染者が多く、しかも発症の2日前から感染力がある点が、この感染症拡大の最大の要因でしょう。
私などは自宅と職場を往復するのみで、2月以来一度も外食していません。感染が怖くて動けないのです。

熊本県は今日、「診療・検査医療機関」として指定を受けている医療機関を、県のサイトに公表しました。
公表について同意する医療機関のみの掲載ですが、全部で141施設。そのうち熊本市内の医療機関は47です。
当院もその末席を汚しておりますが、受診者が多いのは、やはり日曜日ですね。

病状を踏まえて、PCR検査を提案すると、検査を断る方が時々いらっしゃいます。その言い分は、

「コロナじゃないので」(という根拠の無い自信あり。とりあえず経過観察となりますが、要注意)
「お高いんでしょう?」(行政検査なので無料ですと伝えたら、じゃ受けますぅ、となります)
「会社に迷惑がかかる」(私には信じられない発想の方が時々いらっしゃる)

陽性のはずがない、陽性なら知りたくない、陽性だと困る、と思う人がいるところがコロナの難しい点ですね。

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米国映画やドラマの「日本版」って、オリジナルには勝てませんね
- 2020/12/08(Tue) -
「2夜連続ドラマスペシャル『逃亡者』」という番組を録画していたので、2話連続で観てみました。
ハリソン・フォード主演の映画が私は好きで、このドラマにも期待していたのですが、まあ、なんというか。
できるだけネタバレにならない程度に、私の感想を少し。

・ドラマのスケールと渋い配役は、そこそこ評価できる
・ご都合主義のストーリーも、ドラマなのだから仕方ない(少々の矛盾も諦めよう)
・後編冒頭のニュース番組のシーンが、見事に緊張感を失わせてくれた
・犯行の動機や背景の描き方と「川」に深みがなかったのが、最大の問題点

結末のドンデン返しを知ってるのに観たのが、そもそもの間違いでした。
それにCMが多過ぎ。いくら「電話してチョーダイ」と言われても、ウチのピアノは売りませんから。
なのでドラマはなるべく生で見ないで、録画してあとからCMを飛ばしながら見るのが正解。

ハリウッド映画や海外ドラマの日本版って、なかなかうまくいきませんね。たぶんその理由は、
・オリジナルの評価が高い作品だと、どうしても期待して(しすぎて)しまう
・特殊な政府機関の存在とか、街中のあちこちで頻繁に起きる銃撃戦が、日本ではなじめない

それでいうなら、現在進行中の悲惨な日本版ドラマが、唐沢寿明主演の『24 JAPAN』でしょうね。
打ち切りもあり得るほどの低視聴率らしいですが、番組の構成上、24話を完結させるしかないのが逆に痛い。

私は第1話でガッカリして観るのをやめてましたが、まだやってたので今日は、第9話を録画で観てみました。
その後で念のため、オリジナルの『24-TWENTY FOUR』シーズン1のエピソード9も、観てみました。

日本版の問題は、オリジナルに忠実な脚本だからでしょうね。だから日本での出来事としては無理がある。
それに、次々に新たな裏切り者が発覚する予想外の展開をもう知っているので、観ていて面白くないのです。

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HER-SYSとG-MISに初ログイン
- 2020/12/07(Mon) -
「HER-SYS」って言葉が、ひところ新聞に出てきて、ナンジャラホイな方も多かったことでしょう。
もしかして彼女のシス(HER-SITH)? 暗黒面? いや、それはそれで興味深いですが、今回は違います。

HER-SYSは、新型コロナウイルス感染者の情報を、国や自治体と医療機関が共有するためのシステムです。
たとえば当院の「発熱外来」で、もしもコロナ感染者を確認したら、HER-SYSに入力することになります。

そのためのアカウントを取得していたのですが、実際にサインインしたのは、実はつい昨日のことです。
そして、サインインに失敗しました。昨夜ずっと試しても上手くいかず、保健所に尋ねても原因不明とのこと。
では厚労省に尋ねるか。ためしにブラウザをGoogle Chromeに変えたら、すんなりうまくいきました。

そういう風に、MacのSafariではうまくいかないことが、世の中には多いのです。

G-MIS」というのは、「新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム」のことです。
当院が「診療・検査医療機関」に指定されて1カ月以上経過した今日、ようやくそのIDが発行されました。
厚労省からのメールに平文で、ログインIDと初期パスワードが記載されていますが、まあいいでしょう。

G-MISには、Safariでもログインできました。その意味では、HER-SYSよりもセキュリティが甘いのか。
入力項目は、毎日の発熱外来診療時間や発熱患者数・検査数など。提出期限は毎日翌日13時。
11月1日からの診療データを、慌てて全部入力しなければなりません。厚労省も無茶ぶりするものです。

にしても、最大限に神経を尖らせて毎日の診療を行っている身には、日々の報告義務が多すぎて閉口します。
前にも書いたように、これらの目的は行政のためです。それを「支援システム」と呼ぶのには納得しかねます。

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専門分野を理解させるためには、詳しく説明するのが王道
- 2020/12/06(Sun) -
「池上彰のニュースそうだったのか!!」ていうテレビ番組を時々やってますね。
昨日は『新型コロナワクチンを生放送で解説SP』だったので、いちおう、あまり期待せずに見てみました。

ツッコミどころはあちこちありましたが、とくに「mRNAワクチン」の解説部分はガッカリでしたね。
「従来のワクチンは、ウイルスを弱めたものを体内に入れて、免疫細胞に形を覚えさせる」
「コロナワクチンは、遺伝子情報をを体の中に入れて見た目がコロナにソックリな物を作ってしまう」

なんか違う。池上さんの解説は一般向けにかみ砕き過ぎていて、かえって理解しにくくなっているのです。
肝心のmRNAの説明を省いているものだから、このワクチンの最大の特徴が何も伝わりません。

専門的な分野は、手抜きせずに詳しく丁寧に説明した方が、むしろ一般の方に全体像を理解させる近道です。
池上さんがそれをしないのは、彼は意外と医学が不得意なんじゃないのかと、私は以前から疑っています。

でも池上さんの、どのようなテーマでも生放送で解説をしようという勇気には敬服します。
自分の知識や理解が足りない分野でも、少々誤魔化しながらでも解説し通してしまう力業には恐れ入ります。

とは言え、間違った情報を発信しかねませんから、医学テーマを生放送で解説しない方が良いと思います。
専門家を出演させず、素人芸能人を何人も並べて上から解説するようでは、正確な情報番組にはなり得ません。

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やっぱり、スマートスピーカーって、便利ですか?
- 2020/12/05(Sat) -
Appleの「HomePod」は、まだ買っていません。Apple信者なのに、買うべきかどうかまだ悩み中なのです。
同じスマートスピーカーだと、AmazonやGoogleの製品は、ずいぶん利用者も多いみたいですね。

HomePodの中に居るのは「Siriさん」です。iPhoneやMacの中にも居ますから、おなじみと言えばおなじみ。
ただ最近、私はSiriさんとはあまり親しくしていません。たまに会話しますが、ほとんどは不本意なものです。

家で使ってるMacBook Proのキーボード最上段に、「Touch Bar」という細長いディスプレイがあります。
この部分はタッチパネルとして利用する場所ですが、デフォルトではその右端が「Siri」の起動ボタンです。
その右隣に、よく使うTouch IDのボタンがあり、ふと指が触れてSiriさんが不意に立ち上がることがあります。

Siriさんは地獄耳なので、私が黙っていても、リビングのテレビの音声を聞いて何か応答しようとします。

しかし聞き取りが不完全なものだから、訳の分からないとぼけた質問を繰り出してきます(Siri滅裂)。
「何も言ってないけど何?」と私が返しても、「意味がわかりません」とまったく自己中心的です(Siri私欲)。
Touch Barが汚れて誤作動するのかと、ときどきSiriさんのボタンを拭いてるんですけどね(Siriぬぐい)。
しばしば、Siriさんとはまともな会話が成立せず、退場していただくことになります(Siri切れとんぼ)。

そんな感じで私とSiriさんとは微妙な間柄なので、わざわざ高額なHomePodを買う気になれないのです。
でも「HomePod mini」はちょっと欲しいかも。やっぱ、デザインがいい。

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「完全従量プラン 0.1GB 20円」希望
- 2020/12/04(Fri) -
新型コロナは、重症者も死者数も増えています。流行地の医療機関は大変な状況です。
今日は国内でもついに、10代のコロナ感染者が死亡したと報じられてショックでしたが、誤報でした。
集計委託業者の誤入力が原因だといいます。いちばん神経を尖らせて扱うべき重大データで間違える?

そんなこんなでコロナの話題もイヤなので、昨日のアハモの「20GBで月額2,980円」の件を引っ張ります。

20GBと言われても私にはよくわかりませんが、YouTubeのデフォルト画質で30~60時間分だそうですね。
つまり、毎日1〜2時間ほど動画を見るような感じですか。私のライフスタイルでは考えにくい状況です。

じゃあ、自分の現状はどうなのか。「my softbank」というサイトでデータ使用料を調べてみました。
すると驚くべきことに、過去24日でわずかに0.16GBでした。月0.2GBペース。20GBの100分の1じゃん。
契約プランは小容量の「データ定額ミニ 2GB(月3,500円)」にしてるんですけど、それでも大余りです。
もう一段階下の「データ定額ミニ 1GB(月2,900円)」に変えるべきかもしれません。

ほぼ一日中Wi-Fi下で生息している私は、ほとんど通信容量を消費しないiPhoneの使い方をしています。
たまにWi-Fiがないところで、しかもどうしてもMacを使いたいとき、iPhoneのテザリングが必要になります。
あとは屋外で地図を見たりはしますけど、少なくとも、iPhoneで動画を見る習慣はありません。

完全従量プランが欲しいですね。0.1GBで20円。20GBなら4,000円。私の使用量だと40円。これが良い。
iPhoneやMacの記憶装置には最大容量を求める私ですが、データ通信量だけは不思議とケチるのです。

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ドコモの新料金に、他社がどのように対応するのか楽しみです
- 2020/12/03(Thu) -
NTTドコモが、「20ギガバイトで月額2,980円」という新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表しました。

5G対応の通信容量20GBと、5分までの通話かけ放題。キャリアメールは使えない。シンプルでいいですね。
サブブランドではなく、あくまでドコモ本体のプランという位置づけは、総務省の意にも沿うものでしょう。

今後他社がどのように追随するのか、ソフトバンクユーザーとしても興味深いところです。

これまで通信各社は、一見オトクだけど違いがよくわからないプランを、数多く繰り出してきました。
さらにオトクになりましたと、別プランへの移行を勧められても、ホントに得なんだかどうだか疑問でした。
料金プランが複雑でわかりにくいので、どこかに落とし穴があるんじゃないのと、不信感さえありました。
現にこれまで私は、ソフトバンクの余計なオプションやら何やらで、だいぶ損をさせられてきましたから。

各社におかれては、スパッとわかりやすい、誰も間違えないような料金プランを提示していただきたい。
たとえば私が求めるのは、通話も通信も何もかもが「完全従量制」。使わなきゃ0円。オプションは一切なし。
そんな「ストレートプラン」を、各社が作ってみてくれませんか。とても比較しやすくて助かるんですけど。

「アハモ」には、「アハモーメント」「Aha(相づち)」「感嘆詞としてのアハ」の意味を込めているとか。
こじつけにしてもよく分かりません。発音もしにくいし。誰が考えたの。私なら「カシコモ」にしますかね。

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新型コロナワクチンは、懸念はあっても私は接種が待ち遠しい
- 2020/12/02(Wed) -
ファイザーが開発した「新型コロナウイルスワクチン」が英国政府に承認され、来週にも接種が始まります。
このワクチンは安全かつ有効だといいますが、手放しで喜んでもよいものか、気になることは山ほどあります。

「mRNAワクチン」という、まったく新しいメカニズムで効くワクチンです。
従来のワクチンのように、ウイルス(の一部)を体内に注射して、免疫反応を引き起こすものではありません。
ウイルスの遺伝情報を体内に注射して体内でウイルスの一部を作らせ、それに対する免疫を誘導するものです。

新たな理論で作られた史上初のワクチンが、異例のスピード承認を得て、もうじき世界中で使われ始めます。
時間をかけて研究をし、治験を行い、じっくりと検討を深めるべき医薬品ですが、今回はなにしろ急ぐのです。

急性期の副反応だけでなく、長期的な副反応の懸念もありますが、使いながら考えようというわけです。

これまでにも、研究機関や企業は必要に迫られて瞬発力を発揮し、科学技術を進歩させてきた歴史があります。
コロナ禍がまさに、世界の科学技術研究に飛躍をもたらすきっかけになったことは、間違いありません。
これを「必要は発明の母」というのか、「火事場の馬鹿力」と言うべきか。

ファイザーのワクチンは、来年には日本にも供給され、一定の優先順位のもとで接種が行われる予定です。
最初に接種を受けるのは、高齢者や医療従事者になりそうです。私も早めに接種を受けたいと思っています。
ワクチンへの懸念はゼロではありませんが、それよりも私は、可能な予防法は全部試したいからです。
十分な中和抗体価を確認した上で、不安なく診療できる日が早く来ることを願っています。

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「3密」はいいとして、「ぴえん」って何?
- 2020/12/01(Tue) -
「3密」ですか、今年の「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞は。
新型コロナウイルス関連から選ばれたのは、まあ当然でしょう。今年コロナを外すわけにはいきません。

トップ10は他に、
「Go To キャンペーン」「ソロキャンプ」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン〇〇」のコロナ関連と、
「愛の不時着」「あつ森」「鬼滅の刃」「フワちゃん」という、非コロナ関連の4つ。

私に言わせれば、「新型コロナウイルス」とか「コロナ禍」が断然、今年の最重要語だと思いますけどね。
でもその両方とも、ノミネートすらされませんでした。「PCR検査」はノミネートされていたのに、です。
同様に、「クラスター」や「濃厚接触者」は候補になりましたが、「ロックダウン」や「医療崩壊」はダメ。

つまり、暗い悲観的な言葉は候補にしないのです。これは以前から、その傾向はあるようです。
いやもしかして、本当の「コロナ禍」は来年だと見込んで今年は選ばなかったのでしょうか。まさかね。

何にしても、12月の初めに「今年の○○」を決めてしまうのは、ちと早すぎませんか。
投票や集計や選考に要する時間って、今どきあっという間ですよ。来年からは年末にしましょうよ。

ところで昨日は、三省堂の「今年の新語2020」が発表され、大賞が「ぴえん」でしたが、何それ。知らん。

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