新ターミナルオープンに合わせて計器着陸装置の更新工事
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- 2023/03/31(Fri) -
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熊本空港(阿蘇くまもと空港)において、昨年12月から行われていた計器着陸装置の更新工事が完了しました。
もともとは4月までかかる予定だったところを、3月24日に完了したと、国土交通省航空局が告知しています。 前倒しできたのは良いことですが、どうせならあと2,3日、早めに完了してほしかった。 というのも、熊本空港の新ターミナルがオープンしたのが3月23日だったからです。 この日は天候の問題もあったかもしれませんが、熊本空港への着陸には天候調査がかかる便がありました。 私が搭乗していた便も、普通なら着陸できそうなのに、福岡空港へ降りるかもしれないとのアナウンス。 さいわい、機長の頑張りで、無事熊本に降りてくれましたが、福岡だったら面倒なことになっていました。 蓋を開けてみると、この記念すべき日は、遅延や欠航が相次ぎ、熊本発着の航空便はかなり乱れました。 熊本空港は着陸が難しいらしく、最高レベル(CAT IIIB)の計器着陸装置(ILS)が装置されている空港です。 そのILSの更新工事期間中は、通常レベルの(低レベルの)計器着陸装置で代替して運用されていたそうです。 そのため、国交省によれば「通常時に比べて、着陸できる条件がやや厳しくなっております」とのこと。 なるほど。だから少々の風雨でもいちいち天候調査がかかったり遅延したわけですか(素人の憶測です)。 新ターミナルオープンの翌日に工事が完了とは間が悪い。頑張ったけどギリギリ間に合わなかったんですかね。 そもそも、こんなタイミングで更新工事などしなけりゃいいのに。 |
「令和5年春開始接種」ワクチンの希望量調査
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- 2023/03/30(Thu) -
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従来の規定による新型コロナワクチンの接種は5月7日をもって終了となり、翌日から新制度に移行します。
5月8日から始まるのは、その名も「令和5年春開始接種」。お役所がそう名付けたので、そう呼びましょう。 その対象は、 ・重症化リスクの高い者(65歳以上の高齢者、基礎疾患を有している者) ・そのような人が集まる場所においてサービスを提供する医療機関、高齢者施設・障害者施設等の従事者 熊本市では、5〜6月の接種について、各医療機関にワクチンの希望量調査を行っています。締切は明日です。 それぞれの日に、ファイザーとモデルナをそれぞれ何人接種するつもりがあるのか、それを問うものです。 ただし、ファイザーのワクチンは国からの新規供給予定が無いため、市の在庫限りでの接種となるようです。 したがって、ファイザーは医療機関の希望がほとんど叶わず、モデルナなら希望通りに供給される見込みです。 診療の合間に専用の時間帯を設けて接種するのですから、接種計画が立てやすいのはモデルナの方でしょうか。 当院では、上の条件を満たし、なおかつ当院で4回目以降の接種を受けた方を対象に、接種を行う予定です。 ざっと300人の対象者がいますが、実際に接種を希望する方が何人いることやら見当がつきません。 とりあえず、ワクチン確保のために、接種率70%あたりを目安に希望量を申請しておこうと思っています。 ファイザー希望者には申し訳ありませんが、当院のこの春の接種は、実質的にモデルナ単独になりそうです。 |
がんドックは一番乗り
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- 2023/03/29(Wed) -
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なかなか連休がとれないので(先週とったけど)、人間ドックはどうしても日帰りになります。
昨日は、がん検診主体の「がんドック」を受けました。 自宅を朝6時43分に出発したら、済生会病院に7時半ちょうどに到着しましたので、覚え書きとしておきます。 受付順では4番乗りでしたが、「全大腸CT検査」コースでは2番目。下剤による準備の完了はトップでした。 前日に3食摂るべき「検査食(=低残渣食)」を、前日の朝しか食べず、以後絶食で臨んだ甲斐がありました。 検査が一番乗りなので、その後の流れもスムーズです。次回からもまた、前夜絶食作戦でいこうと思います。 今年もまた前回よりも背が低くなっていたので、計り直しを懇願し、4ミリほど挽回できました。 胃カメラは、鎮静してやってもらうことの方が多いので、今回も「鎮静コース」でお願いしました。 目が覚めた時、ソファーで寝てました。検査のストレッチャーからは自分で移動したそうです。ほう。 がんは早期発見・早期治療が重要ですが、予防的観点からの生活習慣の改善も大事です。 喫煙は論外として、飲酒も最近はたとえ発がん率を高めるとされています。「百薬の長」はもう過去の話です。 ちなみに、ブロッコリーを毎日1株食べているのは、食事の冒頭に野菜で胃を満たすのが目的です。 その抗がん効果を狙っているわけではありませんが、期待しないわけでもなく、12年以上続けているのです。 |
カッター持ち込んだら、隠しとけ
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- 2023/03/28(Tue) -
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那覇空港で先日、保安検査通過後の制限区域内にあるANAのラウンジで、カッターナイフが見つかった事件。
検査済の乗客全員をいったんエリア外に出し、全員の保安検査をやり直すというオオゴトになりました。 おかげで搭乗手続きが大幅に遅れ、各社の便に欠航や遅延が生じるという、大迷惑な話です。 ちょうど1年前にも、同じ那覇空港の同じANAラウンジでカッターが見つかったというのに、またですか。 そのカッターの持ち主に言いたい。うっかり制限区域に持ち込んでしまったのなら、最後まで隠して持っとけ。 搭乗時や飛行中や降機後に検査はありません。カッターの存在など忘れて、堂々としていればいいだけの話。 ラウンジで気付いて怖くなったとしても、それをカバンから出さなければ、もう何も恐れる必要はないのです。 まかり間違っても、機内でそのカッターをカバンから出して確認などしてはなりません。 乗客に見られて通報されたら、その時点でCAさんは「保安要員」としての職務を全うすることになります。 身柄を拘束され、警察に引き渡され、ハイジャック騒ぎを起こした間抜けとして、全国に顔が知れ渡ります。 それにしても、どうして他の乗客全員の保安検査をやり直す必要があるのでしょう。目的がわかりません。 いやそれ以前に、カッターが保安検査をすり抜けた点こそが、保安上はいちばんの大問題です。 検査機器の性能試験と、保安検査員の訓練こそ、やり直す必要がありそうです。 |
定期接種ワクチンに変更あり
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- 2023/03/27(Mon) -
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4月から、子どもの定期接種ワクチンが変わります。その中でもとくに重要な事項をお知らせします。
(1)「4種混合ワクチン」の開始月齢が、「生後2カ月から」になります。 これまでは「生後3カ月から」だったので、ヒブワクチンなどの開始時期とのずれがあって面倒でした。 今後のワクチンデビューは、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・ロタ・4種混合の、5ワクチン同時接種となります。 2回目の接種はその4週間後で、まったく同じ組み合わせの5ワクチン接種です。わかりやすいですね。 3回目の接種はそのまた4週間後で、B型肝炎を除く4ワクチンの接種を行うことになります。 なお、予診票はいまだに各ワクチン毎なので、保護者の方には毎回4,5枚書いていただかなければなりません。 一部の自治体では、同時接種ワクチン一括の予診票を採用しています。熊本市もそうしてほしいものです。 (2)「HPVワクチン」に、新たに「9価ワクチン(商品名:シルガード)」が加わります。 これまでの「2価(サーバリックス)」や「4価(ガーダシル)」よりも、有効性は高くなります。 当院では、原則として9価に切り替えますので、2価や4価の接種をご希望の方は、早めにご相談ください。 現在行われている「キャッチアップ接種」は、従来の規定のまま、令和6年度まで継続されます。 キャッチアップ制度実施前に自費で接種した方への救済措置(費用助成)も続きますが、9価は対象外です。 3月までに2価・4価を途中まで接種してきた方は、残りの回数を9価に切り替える「交互接種」も可能です。 さらに、15歳未満で接種を開始した方は、2回の9価ワクチン接種で完了する「2回接種」も選択できます。 これらの交互接種や2回接種をご希望の場合は、詳しい説明が必要になるので、あらかじめご相談ください。 |
日曜日に受診される方々
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- 2023/03/26(Sun) -
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日曜日に当院を受診される方を大別すると、
(1)急な発熱や下痢、喘息、胸痛、動悸、目まいなどの方 (2)平日の日中に受診が出来ない生活習慣病の方や中高生 (3)登園許可証や各種書類が月曜日までに必要だという方 医学的優先度が高いのはもちろん(1)です。熱や風邪症状の方はすべて、発熱外来の時間枠で受け付けます。 急な高血圧や不整脈の方への対応には、ある程度の時間を要するので、全体の流れに影響することになります。 花粉症は、優先度は低いもののひどくお困りなのでなんとか対応していましたが、最近減りました。 生活習慣病の方の定期的な休日診療にも、開院当初から当院では力を入れています。 朝絶食での血液検査を予定している方は午前中の診療枠を使うことになり、休日の朝はそこそこ混み合います。 緊急性は無いものの、月曜からの登園の可否に関わるので(3)の方も日曜日のうちに対応したいところです。 発熱外来が忙しいころには十分な対応が出来ない日も多く、ご迷惑をおかけいたしました。 ところで、発熱外来は最近ヒマなのかというと、そうでもないのです。昨日も今日もそこそこの受診者あり。 コロナもインフルも、それぞれのご家庭の中では「蔓延」しているようで、まだまだ油断はできません。 |
処方間違いのあれこれを反省
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- 2023/03/25(Sat) -
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当院は「院外処方」の医療機関なので、調剤作業はなく、処方箋を発行して患者さんに渡すことになります。
でもその処方の際にときどきミスをしてしまうので、今日はそれを反省して、対策へつなげたいと思います。 (1)薬剤選択の誤り 滅多に無いです。ほとんど皆無です。でも今日、ありました。電子カルテ画面上での「クリックずれ」です。 自分が目で見ている行と、実際にクリックする行が、なぜ違う。自分の脳と反射神経が心配になります。 (2)用法用量の誤り 子どもの薬はしばしば、体重あたりの用量での処方が必要ですが、体重の把握間違いが、時々あります。 あるいは、体重にかかわらず年齢でのみ用量が決まる薬もあり、うっかりミス好発ポイントです。 (3)日数の誤り 複数の処方日数の薬が混在すると間違いが起きる可能性があり、今日まさにそんな事例が発覚しました。 処方日数が患者さんの希望に合わず、追加処方が必要になりました。ご面倒をお掛けしてすみませんでした。 (4)残薬調整の誤り 几帳面な患者さんは、どの薬が何錠余っているかを毎回申告してくれますが、その調整がけっこう面倒です。 残薬分を差し引いて処方したら、引き算間違えて減らしすぎて、今度は別の残薬が発生します。すみません。 何か間違えると薬局からすぐ、「先生、ちゃいまっせ」との連絡が入ります。薬剤師さんは頼りになります。 もちろん、同じ過ちを繰り返さないように、電子カルテの画面表示や処方セットの見直しも大事ですね。 |
熊本空港・新ターミナル続報
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- 2023/03/24(Fri) -
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熊本空港の、新旅客ターミナルのオープン2日目。今日も訪問してみました。好きですね、私も。
昨日は、落ち着かない空港だと書きましたが、逆に「適度に」落ち着ける設計にしているのかもしれません。 飲食店の配置や通路が曲線的でわかりにくく、慣れないとついつい「回遊」してしまいます。狙いでしょうね。 主要空港の中では新千歳も搭乗ゲート近くに飲食店がありますが、その店舗の密集具合では熊本の方が上です。 客席がオープンなので、搭乗口前の待合イスとほぼ連続していて、搭乗ギリギリまで飲食することができます。 昨日は、これじゃフードコートだと酷評しましたが、むしろフードコートだからこその一体感があります。 今日は、すべての店舗のすべての座席が埋まるほどの賑わいでした。もっと広くても良かったと思えるぐらい。 航空会社固有のラウンジがなくなった分、1つ大きめの共通ラウンジが出来て、これもまた賑わっていました。 こういう場所は、できればひっそりとしてた方がいいんですけどね。食べ物が何も無いのが悲しいです。 熊本空港への到着客目線で見ると、到着フロアの廊下が意外に長いくせに、動く歩道が無いのが辛いですね。 さらに、制限エリア内に乗継用通路がないのも問題。いったん出て、また保安検査を通らなければなりません。 熊本で乗り継ぐ客などいないだろうという判断かもしれませんが、少なくとも私はよく、熊本で乗り継ぎます。 いまどきの保安検査は、ジャケットを脱いでベルトも腕時計も全部外す必要があり、そこそこ厄介です。 しかし熊本空港のは最新式なので、検査の流れはとても速いですね。もたもたしないように、注意しましょう。 霧や風雨で天候調査がかかることが多いのも熊本空港の特徴。記念すべき昨日も、欠航や遅延が目立ちました。 今日の定期便にも機材繰りや乗員繰りによる遅延がありました。こればっかりはどうしようもないですね。 |
熊本空港・新ターミナルオープン
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- 2023/03/23(Thu) -
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熊本空港の新旅客ターミナルビルが、本日オープンしました。
国内線と国際線のターミナル機能の一体化と、飲食店や土産店のエリア拡大がウリだそうです。 今朝6時15分から式典があり、空港会社の社長や蒲島知事やくまモンがテープカットなどしたそうですね。 さすがに時間帯が早すぎて私は参加できませんでしたが、それでも朝8時半には空港に駆けつけました。 9時からは「ANA Team HND Orchestra」の演奏会が開催されたようで、私はそのリハーサルを見ました。 「鬼滅の刃 じぇっと–弐–」(JA608A、通称「鬼滅ジェット」)も来ていたので、写真撮影だけしました。 ターミナルは、木質を基調とした柔らかい印象で、空間が広くて遠くまでスッキリ見渡せる感じです。 現時点で残念なことは、飲食店のほとんどが、保安検査を通った後の制限エリア内にあることでしょう。 これを「滞在型ゲートラウンジ」と言えば聞こえは良いですが、地域住民に恩恵はほとんどありません。 今回から、到着フロアが出発フロアと分離されたので、到着客がこの飲食店街を利用することもできません。 では、到着客と出発客が混在する伊丹や那覇はどうかというと、制限エリア内の飲食店が充実してませんね。 熊本空港で両者が混在できるままであれば、画期的なゲートラウンジ機能を持つことになったんですけどね。 いや、それ以前に、その飲食店街自体がチンケでした。ひとことで言うなら「フードコート」。 私のすぐそばで、某生放送番組の出演者が「めっちゃ美味し〜い」と叫んでました。美味いのかもしれません。 ですが、搭乗ゲートと飲食店との距離が近すぎて、便利かもしれないけど落ち着かない、そんな空港です。 |
侍ジャパン、世界一!
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- 2023/03/22(Wed) -
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日本中が期待したとおり、侍ジャパンはアメリカを破り、WBCで優勝しました。
メジャーリーグから選りすぐった、実質的に世界最強のスーパースターたちを相手に、見事な勝利でした。 点を入れられたら入れ返す、すぐ入れ返す。しかも村上の特大の一発。村上は完全復調ですね。 しかもそれに終わらず、さらに追加点で倍返し。序盤から侍ジャパンのお決まりの流れになりました。 こういう試合展開だと、今日も勝つ(かも)という気にさせてくれますね。 投手陣のナイスピッチが続く中で、岡本にもホームランが飛び出します。もう、このひと最高です。 その後は、チャンスで得点できないかわりに、ピンチも切り抜け、ハラハラしながら終盤に向かいます。 ダルビッシュは1失点を許しましたが、日本のリードを守る好投でした。 いつ見ても彼の目が充血しているところに、強いプレッシャーと闘っている少し悲愴な姿さえ感じました。 でも侍ジャパンの一体感を育んだのは、ダルビッシュの功績だろうと思います。 「憧れるのをやめましょう」と、大谷が試合前の円陣で声出しをしました。 これは他のメンバーだけでなく、おそらくは自分自身をも鼓舞するための発言だったのでしょう。 実際に、憧れの的(だった)トラウト選手を、大谷自らが空振り三振に抑えるという、有言実行を見せました。 どの選手も素晴らしい活躍でしたが、終わってみるとやっぱり大谷だなぁと、改めて思うWBCでした。 |
侍ジャパン、メキシコを破って決勝進出!
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- 2023/03/21(Tue) -
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WBC準決勝のメキシコ戦。祝日だったので、日本中が朝からの試合をライブ観戦していたことでしょう。
今日の試合はホントに、侍ジャパンの粘り強さと、野球というスポーツの面白さを見せつけてくれました。 そしてなにより、村上の逆転サヨナラには、もう、号泣です。日本中が号泣です。 実は私は、横浜の孫たちに会うために出かけていたので、試合の放送を生で見ることは出来ませんでした。 孫たちとの楽しい至福のひとときを経て、午後ようやく、今朝の準決勝戦の結末をニュースで知ったのでした。 サッカーと野球との違いはいろいろありますが、「サヨナラ勝ち」も、野球ならではですよね。 最終回の裏に、試合の勝敗を決める「決勝点」を入れる、今日みたいな展開は、絵に描いたように劇的です。 まして逆転サヨナラですから、試合を決めた村上は、主砲の面目躍如どころか、まさに神がかっています。 もちろん、吉田のスリーランも、近藤も大谷も素晴らしい。 今日は帰宅してから、夜遅くに録画で試合を見ました。 結末を知っているドラマですが、それでも勝利の瞬間は何度観ても感動しますね。なにしろ劇的すぎます。 この勢いで明日はアメリカを撃破し、侍ジャパンが世界一になってくれることを祈ります。 |
自宅では停電騒ぎ
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- 2023/03/20(Mon) -
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「ブレーカー話(ブレー講)」第2弾。自宅でEVを充電したら、たびたびブレーカーが落ちたの巻。
自宅で充電できるのがEVの利点のひとつですが、普通に使ってみたらブレーカー落ちまくりの停電しまくり。 テレビや暖房器具を複数使っている時は厳しいですね。ましてクッキングヒーターまで使ったら、即アウト。 タイマーで深夜に充電するようにして解決したのですが、停電を心配しながらの充電はなかなかストレスです。 8kWの充電器なので、200Vで40Aの電気が流れる計算。自宅の契約アンペア50Aでは余裕が無いわけです。 となると抜本的な解決策は電気の契約アンペアを増やすことですが、電気料金が上がるのがイヤですね。 街中にある40kWの「急速充電器」を1年間だけ使い放題になる特典が、たいていのEVの新車に付いています。 私も近所の急速充電器を2回ほど利用しましたが、わざわざ充電するために出かけるのが意外と面倒です。 でも考えてみたら、1年間無料でガソリン入れ放題だとしたら、ドンドン走ってバンバン給油しますよね。 無料なのに充電が億劫なのは、充電場所が少ないことに加えて、充電に時間がかかるからです。 最近90kWとか100kWの「超急速充電器」も現れ、1度使いました。確かに速い。でも数があまりにも少ない。 東京などの大都市では、あちこちで「充電渋滞」ができるといいます。日本はインフラ整備が遅れています。 インフラが未熟なのでEVが普及しにくいし、EVが少ないからインフラ事業の元が取れず整備が進まない。 政府は2030年までに、急速充電スタンドをガソリンスタンド並に増やすと言ってますが、どうなることやら。 どうせやるなら、5分で満タンになるぐらいの超々急速充電網を整備してもらえませんかね。しかも早急に。 |
電子カルテの端末は結局、カオス
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- 2023/03/19(Sun) -
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電子カルテの端末には余計なソフトは入れず、電カル専用で使うのがトラブル回避のための原則です。
当然ならが、接続するネットワークは電カル専用の院内LANに限定し、インターネット接続などは論外です。 と言いたいところですが、診療でメインに使っている1台のMacだけは、例外的にネット接続をしています。 セキュリティを考慮して常時接続はしませんが、メールチェックや検索等の際には一時的にネットに繋ぎます。 さらに、各種データをクラウドと同期する必要があるので、DropboxやEvernoteを入れ込んでいます。 当然、ウイルスチェックソフトもインストールしておかなければなりません。 もちろん、診療に必要なデータベースや表計算や文書作成ソフトなども、インストールすることになります。 こうして、電カル専用Macの中には結局、私がよく使うソフトが一通り全部入ってゴチャゴチャしてきます。 さらに一時的にせよ、EthernetとWi-Fiの同時接続をすると、それはそれで余計なトラブルの原因になります。 では、同時接続さえしなければ問題無いのかというと、そうでもないことに気付きました。 単純にネット接続を切ると、DropboxやEvernoteなどが、なんとか同期しようと「もがき」始めるからです。 というわけで、クラウドとの同期は、終業時にまとめて行うことにしました。 最後の難題は、Mac上の仮想ディスクにインストールしているWindows 11が、Macを重くしてしまうこと。 心電図を診察室で見るためには、Windowsがどうしても必要なので、現時点では他に手立てがありません。 このようにして電カル専用Macのはずが、院長室や自宅のMacよりもソフトがてんこ盛りになっていきます。 ま、そういう混沌とした環境は、嫌いじゃありません。マシンパワーがまた、それを許容してくれるのです。 |
ビジネス機器のことは、プロに任せろ
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- 2023/03/18(Sat) -
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「オンライン資格確認」と電子カルテの連携作業のほか、昨日は「デジタル複合機」も刷新しました。
複合機は、電カルと接続するプリンタとして、さらにコピー機やFAXやスキャナとしても利用する機器です。 毎日激しく使うせいで前の複合機がトラブり始めたので、今回は最新機種への入れ替えです。 ところが、今朝からいきなり重大トラブル勃発。 処方箋や領収証の印刷でいちばんよく使うA5サイズが、Macから印刷出来ません。WindowsからはOK。 すぐ業者に来てもらうと、Macのプリンタドライバに不具合があることが判明。 実は昨日は、Windows機は業者の方が、5台のMacは私が、プリンタドライバをインストールしたのでした。 Macって、ネット環境下で新しいプリンタに繋ぐと、ドライバが自動的にインストールされますよね。 なので安心していたのですが、その簡便なやり方では、ドライバの「フルイントール」はできないらしいです。 家庭用プリンタならともかく、ビジネス複合機でそんな簡易インストールじゃだめなんですね。 教訓その1。ビジネス機器の初期設定は、知ったかぶりせず、プロに任せること。 教訓その2。さまざまな状況を想定して、手を抜かず、すべての接続端末でテストすること。 |
「オンライン資格確認」準備完了間近
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- 2023/03/17(Fri) -
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「オンライン資格確認」は4月からの導入が原則として義務づけられており、当院でも準備完了間近です。
「マイナ保険証」を読み取る「顔認証付きカードリーダー」と操作端末(PC)は、すでに設置済です。 そのシステムと電子カルテシステムとの「連携」作業が、本日完了しました。 これによって、読み取ったマイナ保険証の情報が電子カルテの端末に自動的に転送されることになります。 受診者の氏名や生年月日、保険証の記号・番号などが間違いなく自動入力できるので、大いに助かります。 すべての準備が完了し当院が一定の基準を満たした場合、当院では「初診料」が値上がりすることになります。 これが「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」です。初診料に加算されるので、患者負担が増えます。 (1)通常の保険証:4点(40円) (2)マイナ保険証:2点(20円) ただし、「オンライン資格確認」の準備等が間に合わない医療機関では、この加算が取れないので、 (1)通常の保険証:0点(0円) (2)マイナ保険証:使えない つまり「マイナ保険証を使わない」方は、「マイナ保険証を使えない」医療機関を受診した方が安くなります。 オカシな話ですが、この制度の過渡期における矛盾点です。 |
侍ジャパン、イタリアに勝って準決勝へ
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- 2023/03/16(Thu) -
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WBC準々決勝。どういうわけか私には、1次リーグの時よりも安心して見ていられる試合でした。良かった。
大谷が投げたら負ける気がしませんね。しかも今日は、すごい声が出てました。鬼気迫るものがありました。 ダルビッシュも「日本で投げるのは最後になる」思いが伝わってくるピッチングでした。 他の投手が相対的に目立ちませんが、実は素晴らしい投手が大勢います。 ヌートバーはいつもより控えめな活躍でしたが、打線の大爆発が岡本のスリーランから始まりました。 その後に2点追いつかれても、3点入れて突き放す。やられたらやり返す。容赦なくたたみかける。 火が付いたら手が着けられないのが侍打線。とくに今日は、村上に長打と打点と笑顔が出たのが良かった。 投手陣も打撃陣も素晴らしいアゲアゲムードの中で、侍ジャパンはアメリカに乗り込みます。 準決勝は来週火曜日の朝。相手は、プエルトリコ対メキシコ戦の勝者。根拠はないけど、負ける気がしません。 さらに決勝は水曜日の朝ですか。ちょうどこの日は、臨時休診する予定なんですよね。ホント、偶然です。 |
レントゲン室で漏電騒ぎ
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- 2023/03/15(Wed) -
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夜中の2時過ぎに携帯が鳴りました。私は爆睡していて気が付きませんでした。数日前の雨の晩のことです。
朝になって折り返してみると、発信元はクリニックの警備会社でした。 クリニックで夜中に警備システムが異常を察知したため、緊急出動してみたら漏電していたとのこと。 漏電箇所はレントゲン室かレントゲン操作室と判明し、その部分だけブレーカーを切る対処をしたようです。 このままではレントゲンが使えないし、漏電場所の詳細もわからず不安です。なんなら火災の恐れもある。 すぐにハウスメーカーのサービス経由で、なじみの電気工事の方に来ていただきました。 するとその方は、当院の駐車場に到着した瞬間に漏電の原因を突き止めたので驚きます。 原因は、駐車場の外灯のガラスの破損でした。そこから雨が降り込み、ショートしたようです。 外灯とレントゲン操作室の電源が同じブレーカーだったというところがミソです。 応急処置をしていただき、外灯のみが使えない状態で、屋内の電源はすべて正常化しました。 と安心していたら、今日になってレントゲンの画像管理システム(PACS)が故障しました。 すぐに業者にリモートで診てもらったところ、データ保存用HDDが故障したようで交換が必要とのこと。 漏電事故とは無関係とは思いますが、ちょうど年度末の健診時期だけに、まことにタイミングの悪い故障です。 電子カルテの端末の更新はほぼ終えたところですが、レントゲンの周辺機器の老朽化には気付きませんでした。 |
M2チップ搭載Mac mini「開封の儀」
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- 2023/03/14(Tue) -
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電子カルテ用の、新しいMacを買いました。最近発売されたばかりの、Apple M2チップ搭載Mac miniです。
この1,2年間、ほぼ「総替え」に近く電子カルテ用端末を更新してきた中での、今回が最後の一台の購入です。 ディスプレイも、最近はLGばかり買って来ましたが、今回はApple製。美しい5Kの「Studio Display」です。 興味の無い方には実につまらない話題で恐縮です。新機種なので高性能なんでしょ、ぐらいに思ってください。 「開封の儀」は今日の午後、執り行いました。文字通り、梱包から取り出してセッティングする作業です。 まあそれにしても、Apple製品の梱包って、驚くべき「紙工作」ですね。「蟹工船」じゃないですよ。紙工作。 とくにStudio Displayの、どんだけコストがかってるんだろうという、だけど紙だけの外箱には圧倒されます。 開封の儀に続く「初期設定」は、いつもと同じ手慣れた作業で、しかもいつも同じところで引っかかります。 ATOK入れて、Dropbox入れて、アンチウイルスソフト入れて、Windows入れるところでトラブるのです。 WindowsをMac上で使うのがいまの私の定番ですが、ライセンス認証が一発で決まった試しがありません。 やっとプロダクトキーの支払いを済ませたと思ったらサーバーエラー。でも再起動したら支払完了。なにそれ。 最終目的である電子カルテのクライアントソフトをインストール。動作確認。ここまででいったん作業は終了。 残るは心電図ソフトのインストールです。これがWindowsでしか動かないから、こんな作業が必要なんです。 趣味ならともかく業務の現場では、Macはしばしば「使えねえ」のです。いつまでこんな苦労が続くのやら。 |
マスク着用は個人の判断へ
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- 2023/03/13(Mon) -
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マスクは今日から、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本」ということになりました。
ただし、医療機関や高齢者施設、混雑した電車やバスにおいては、今後もマスクの着用が推奨されます。 とは言え、「個人の判断が基本」なので、具体的な着用基準等については、厳密な規定も罰則もありません。 「感染者」においては、発症後7日間が経過するまではマスクの着用が推奨される、とのこと。あくまで推奨。 「濃厚接触者」は、マスクを着用せずに感染者と接触したことをもって一律には特定しない、だそうです。 医療機関受診時にマスクの着用が推奨されるほか、医療従事者も勤務中のマスク着用が推奨されるとのこと。 当院では今後も、職員のマスク着用は続けます。お互いを守るためです。 また、受診者の幅広い年齢層や基礎疾患等を考慮すると、来院者にもマスク着用をお願いすることになります。 つまり、院内全員マスク着用という、昨日までと変わらない対応です。 そのことをポスターにして、今朝から当院の玄関と受付に掲示しています。 今日のところは、「オレはマスクはせん!」とゴネる、ではなく主張する方は、いらっしゃいませんでした。 そういう方には、あえて強くマスク着用は求めず、専用の待合室へお通しすることにしています。 |
侍ジャパン、全勝で準々決勝へ
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- 2023/03/12(Sun) -
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侍ジャパンは1次ラウンドを4戦全勝し、準々決勝進出を決めました。期待通りとは言え、見事でした。
通販で買った応援グッズも昨日届いたので、その「ペッパーミル」を手に、テレビの前で応援しました。 それにしても今日のオーストラリア戦は、初回からの圧倒的な打撃と、さらに点数を加えて堂々の圧勝でした。 ついに大谷の一発、しかもスリーランが出たので、もう安心しきって見られる展開でした。 実はあの場面、大谷が四球を選んだ後の村上の満塁弾を予感したのですが、先に大谷が打っちゃいましたね。 村上は6回にヒットを打ったので、まあヨシとしましょう。準々決勝での劇的な一発に期待します。 さてその準々決勝は、東京ドームで3/16(木)の19時から。ここまでは自国開催のおかげで良い時間帯です。 しかし準決勝は、米国で行われます。現地時間は19時からですが、日本時間では3/21(火)の朝8時から。 この日は祝日(春分の日)。日本人には願ってもない日程です。 そして気が早いですが、決勝戦は日本時間で3/22(水)の朝8時から。日本人の皆さん。仕事休みましょう。 ちなみに当院は、たまたまこの日は臨時休診する予定だったのですね。ホント、偶然です。 |
侍ジャパン、チェコにも快勝
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- 2023/03/11(Sat) -
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東日本大震災から12年。
津波で自宅を流され、肉親を失った佐々木朗希投手は、特別な思いで今日の試合に臨んだ、と思います。 その佐々木も、宮城も、素晴らしいピッチングだったし、相変わらず打者もよく打ちました。 例によって、先制を許し、不安な気持ちにさせてからの逆転、さらに追加点、という毎度の展開でした。 ていうか今日は、逆転しない気がしなかったので、あまり不安な気持ちにもなりませんでしたね。 蓋を開けてみれば、昨日までの2戦と同様の大量得点という、終盤の大爆発を今日も楽しむことができました。 そして何より、村上に一発、じゃないけど一打が出たことも、良かった。 仕事から帰って入浴後に録画の追っかけ再生で観戦したので、今日も見終わったら11時過ぎでした。 それからこの仕事(=ブログ執筆)に取りかかるわけで、このところ毎晩なかなか忙しいスケジュールです。 サッカーと異なり、野球は一打で複数得点が入り得る面白さに、あらためて気付きます。 少しぐらい点差があってもひっくり返せるし、たたみかけるような大量追加点で圧勝する展開もありです。 これまでの3戦はまさに、野球の面白さを見せてくれたと思います。 リーグ4戦中の3戦に勝ったのに、まだ準々決勝進出は確定していませんが、明日勝てばいいのです。 ともかく明日の晩は、家康よりも侍優先です。 |
侍ジャパン、韓国にも圧勝
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- 2023/03/10(Fri) -
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「宿敵」韓国を下し、今日のWBCも、侍ジャパンが圧勝しました。いやホントに強い。
とくに今日は、3点も先制されてからの逆転劇、からの追加点入れまくりという、圧倒的な展開でした。 3回にダルビッシュが3失点したときは、もしかして負けるのかと、一時はイヤな雰囲気になりました。 しかしその裏にすぐさま4点取るという、実に胸のすくような逆転。こうなるともう負ける気がしませんね。 逆転した後に、さらに追加点を加えて相手を突き放すのが、いちばん安心して見ていられるパターンです。 7回には9点差まで開き、あわやコールドゲームかと思って見ていましたが、なかなかそうはなりません。 大谷も他の打者も誰も「とどめ」を刺さず、9点差のまま最終回を迎え、試合終了となりました。 韓国にとって、ほぼ負けが決まった試合を最後まで続けるのも、コールド同様に屈辱的だったかもしれません。 各球団の4番打者を集めた侍ジャパンの打線は、いったん火が付くと容赦なく打ちまくりますね。 ダルビッシュはやや調整不足だったかもしれませんが、その他の投手はみな素晴らしい。 ただ、村上の不調だけは見ていて辛く、明日以降の復活を、たぶん日本中が期待しています。 |
侍ジャパン、中国に圧勝
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- 2023/03/09(Thu) -
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「WBC」のリーグ戦が始まり、侍ジャパンが中国に圧勝しました。良かった。
大谷はよく投げタイムリーも放ちました。でもこういう舞台では、なかなかホームランは出ないものですね。 中盤まではなかなか点差を広げられず、もしや逆転されやしないかと、少々やきもきする展開でした。 がしかし、終盤で打線が爆発してくれました。その勢いで、明日は大爆発してくれることでしょう。 選手たちへのプレッシャーはいかばかりかと思いますが、必ず世界一になることを日本中が期待しています。 中継映像を見ていて、観客のほとんどがマスク着用のまま、大いに盛り上がっていました。 マスクを着けていた方がむしろ、気兼ねなく大声を出せるのかもしれません。 4夜連続の1次ラウンドが終わり、2次ラウンドに入るころから、日本は「マスク解除」となります。 さて日本人の行動やどのように変容するのか、しないのか。その点にも注目したいところです。 当院では、院内でのマスク着用を、今後も当面の間は、すべての患者さんにお願いすることにしています。 待合室には、ご高齢の方や基礎疾患のある方が常にいらっしゃいますので、そこんとこよろしくお願いします。 もうすっかり慣れ親しんだマスクですから、院内に居る時間ぐらい、我慢できますよね。 |
新型コロナ「5つの基本」
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- 2023/03/08(Wed) -
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「5類」になるコロナウイルス感染症について、専門家会合のメンバーらが「5つの基本」を示しました。
(1)「体調不安や症状があるときは自宅で療養するか医療機関を受診すること」 少し体調が悪いからといって医療機関を受診したり、いちいち学校や会社を休むとは思えませんけどね。 (2)「その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施」 着用の考え方には個人差があります。意見の相違でトラブルが起きないか心配です。とくに医療機関。 (3)「3密を避けることと換気」 みんなで集まってワイワイ盛り上がることが、今後は心おきなくできるのですから、3密は避けられません。 (4)「手洗い」 アルコール消毒だけで手を洗った気にならないよう、ここらで手洗いの基本に立ち返りましょう。 (5)「適度な運動と食事」 「生活習慣病対策5つの基本」にも入りそうな、あまりにも一般的な項目です。敢えて入れる必要があるのか。 いずれの項目も個人の判断で行動すべき内容で、あまり縛りが強くないのが特徴かもしれません。 細かく規定すると日本人はきちんと守りすぎるので、ウィズコロナではこの程度で良いのでしょう。 |
車のお祓いで阿蘇神社へ
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- 2023/03/07(Tue) -
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新車のお祓いに行きました。
今日は大安でした。納車日が仏滅だったことは気にしていませんが、いちおうこれで、チャラです。 日頃から阿蘇方面へドライブすることが多いので、お祓いは「阿蘇神社」にお願いしました。 所定の場所(南鳥居前)に車を停めて社務所で受付を済ませると、目に付いたのは再建中の「楼門」です。 熊本地震からの復旧工事が続けられていますが、ちょうど一昨日から、現場が一般公開されていたようです。 お祓いの前に、おそれ多くも神職自らに、素屋根内を案内・説明していただきました。 楼門の迫力と緻密な構造には、打たれます。残念ながら、上部からの見学の受付時間は終わっていました。 ご祈祷は、再建(ていうか新築)された、明るく広く、木の香りがして音がよく響く「拝殿」で行われました。 それからみんなで車まで移動して、ドアとトランクを全開にしてお祓いです。お守りやお餅などのオマケ付き。 カーナビの設定を間違えたせいか、帰路はだいぶ遠回りして、黒川温泉を経由するルートで帰熊しました。 北外輪山は「野焼き」したばかりの「黒阿蘇」状態でしたが、天気が良くて寒々しさは感じませんでした。 次は新緑の季節にまた阿蘇を走りたいですね。というわけで、安全運転でいきましょう。 |
ブロッコリーを超音波で洗う
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- 2023/03/06(Mon) -
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毎晩1株、ブロッコリーを食べています。ブロッコリーが好きかどうかは関係ありません、習慣なのです。
調理は家人に任せています。煮るのではなく、レンジでチンしているようです。 煮ると栄養素が流出する恐れがあるから、というより、たぶん面倒だからででしょう。 レンチンで危惧することは、農薬や汚れや虫など、煮れば薄まるであろうモノが残留している可能性です。 となると重要なのは、調理前にブロッコリーが十分に洗えているか、という点です。 そこでこのたび導入したのが「超音波洗浄機」です。 眼鏡店でメガネを浸して洗浄する、あれと同じ原理の装置です。野菜の洗浄効果も報告されています。 装置を入れたボウルの中にブロッコリーを浸し、超音波発振によって洗浄したのち、振り洗いを追加しました。 ブロッコリーから汚れがどんどん出てきて水が濁ってくることを期待しましたが、それはありませんでした。 小さな虫がウヨウヨ出てくることもなく、超音波洗浄の効果を直視することはできませんでした。 でもまあ、いいのです。やるべきことをやったと、そう思って自分が納得できれば、それでいいのです。 毎日ブロッコリーを1株食べることも、毎日野菜をきちんと摂っていると思うためなのですから。 |
休日の発熱外来が、ついに、暇になってきました
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- 2023/03/05(Sun) -
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たぶん今日は、今年いちばんヒマな日曜日の発熱外来だったかもしれません。天気も良かった。
ただし駐車場に出るたびに目に痒みというか痛みを感じ、今日ぐらいの受診者数で良かったと思いました。 午後4時ごろまでは、そこそこ混み合っていましたが、それ以降は久々に閑古鳥が鳴きそうでした。 でもこういう日に限って、マーフィーの法則にのっとれば、診療終了間際に受診予約が入るものです。 果たして今日も、予感的中。まったく緊急性は無いけど今日中に診て欲しい、という方からの電話あり。 当院では、そのような予約をむげに断らないことを、開院以来大事にしてきました。 ただしそれにも限度があります。開院当初のように、夜10時、11時まで診療することはできません。 私の体力の問題もありますが、根底にあるのは「働き方改革」です。職員に無茶な残業はさせられません。 政府がコロナ対応や医療を大きく変えようとしている今、たまたま運良く、第8波はほぼ収束しつつあります。 恐れていたインフルエンザの大流行も、すでピークアウトしたかと思うような、今日の発熱外来でした。 さて次の第9波がいつ来るのか、来ないのか。人の移動が増える時期を目前にして、特段の対策はありません。 コロナ診療に関わる特例的な診療報酬は、今月から段階的に縮小されています。来月も変わります。 人々の意識も変わりました。発熱外来を受診しても、検査は希望せず薬の処方だけを求める方が増えました。 しかし一方で、ご高齢の方の不安や危惧は増しています。国民の間の意識のギャップが、とても気になります。 |
「クーペ」推し(続編)
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- 2023/03/04(Sat) -
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「クーペ」に乗るのは3台目だと一昨日書いたばかりですが、よく思い出してみると違うかもしれません。
幼少期まで遡ると、私が最初に乗った実家の車はたぶん、「マツダ R360 クーペ」なのでした。 1960年代前半のことなので記憶は曖昧です。いまネットで検索すると、なんともちっちゃな車ですね。 その次の車は「マツダ キャロル 360」。4ドアになりましたが、家族4人で乗るとぎゅうぎゅう詰めでした。 これらはいずれも、歴史的価値の高い「名車」です。 以後、「ミニカ」「ファミリア」「ギャラン」と経験したところで、私は親元を離れることになります。 学生時代に私の足となったのは、もちろん自転車です。今風に言えばチャリです。奮発して「10段変速」です。 同じ下宿の奥野君と自転車店に行き、色違い(緑と青)の同じ自転車を買いました。 ある時タナボタなバイト代が入ると、速攻で原付を買いました。今風に言えば原チャリです。 当時の原付は「ノーヘル」で運転できたので、それこそ自転車感覚で乗り回っていました。 ヘルメットが義務化された頃には、すでに私は原付を卒業して「四つ車」の世界に足を踏み入れていました。 かつて多くの男子がそうであったように、走る楽しみの大事な要素のひとつが、スピード感なんですよね。 それを自動二輪に求めようとした時期もありましたが、なんとなく免許取得の機会を失いました。 いま、知人が二輪で爽快なツーリングしている話を聞くと、頑張って免許取っとけばよかったと思います。 なのでせめて四輪では、少しでも二輪の感覚に近い、キビキビ走るクーペに乗りたいのです。 |
「くしゃみ」で事故を起こす悲劇
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- 2023/03/03(Fri) -
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「現場手前でくしゃみをして一瞬、気が遠くなり、そのあとどのように事故になったのか分からない」
大阪で乗用車を逆走させ、歩道を歩いていた女性2人を死亡させる事故を起こした、71歳の男性の供述です。 逆走から衝突まで減速やハンドル操作の形跡がなかったことから、この男性の意識障害が疑われています。 抗てんかん薬など、何か重要な薬の飲み忘れや管理不良でもあるのなら、加害者の責任は重大です。 脳血管障害や心筋梗塞であっても、それなりのリスクを抱えた方の運転なら、一定の責任が問われるでしょう。 しかし、このような症状は今回が初めてであるなら、もはや加害者にも被害者にも悲劇というほかありません。 くしゃみによって、胸腔内圧が一時的に高くなったり、迷走神経反射が起きた可能性などが指摘されています。 この男性の既往歴や現病歴や当日の体調からは予測もつかない出来事だとしたら、もう避けようがありません。 自動車メーカーは、ドライバーの体調急変を察知して車を停止させるシステムを構築しつつあります。 それは今後に期待するとして、現時点ですでに多くの車に搭載されているのは、衝突回避システムでしょう。 原因が何であれ、今回の車のような「逆走」は、正面衝突の危険がある重大事態です。 できれば、対向車線への逆向き侵入を察知して、緊急停車させるようなシステムが必要です。 さらに、車が車道から外れるときのスピードが速すぎれば、これを急減速させる仕組みがあるといいですね。 一方で歩行者は、建物から一歩外に出たら、あるいは歩道上でも、車の挙動には注意を払う必要があります。 車は「走る凶器」だという認識を、あらためて思い知る事故でもありました。 |
走るなら、やっぱり「クーペ」車
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- 2023/03/02(Thu) -
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学生時代から今の車まで、私の愛車は7台。
(1)セダン(とりあえず車が欲しかった:中古車) (2)クーペ(走りたくなる年頃だったのです) (3)セダン(子どもが生まれたので落ち着いた車に) (4)セダン(子どもが増えたのでやや大型化) (5)クーペ(走りたくなっちゃいました) (6)セダン(年齢等を考えて落ち着いた走りに回帰) (7)クーペ(やっぱ、走りたい) このように、クーペとセダンを、おおむね代わる代わる乗って来たました。 一般には、車高が高い車の方が視野も広く、確実に運転しやすいですね。SUVやミニバンがまさにそれです。 その反対に車高の低いクーペは、視点が低いために体感速度が速く、重心が低いために走行安定性に優れます。 セダンは両者の中間。居住性と走行の安定性や快適性のバランスのとれた、標準的ポジションと言えます。 今回私はクーペを選びました。視力や体力や認知機能が衰える前に、もう一度乗っておきたいと思ったのです。 多人数の移動や物の運搬には不向きですが、趣味としてのドライブには最もふさわしい車種です。 クーペは視界がやや悪いですが、それを補うためのセンサーやモニターや安全装置が完備されています。 時代を先取りしてBEVを選んだのは、BEVでもスポーティーな走りができるようになったからです。 なお、この次の車は、視力や体力や認知機能が衰える頃に買うので、もはや自動運転車の一択でしょう。 |
「増悪」は「ぞうあく」で、「憎悪」は「ぞうお」
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- 2023/03/01(Wed) -
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「急増「心不全」が危ない! “不治の病” 回避最前線」
こう題して、今日のNHK『クローズアップ現代』が、心不全の早期発見や予防法について紹介していました。 「心不全」とは、心臓の働きが全(まっと)う出来ていない(=不全)状態のことで、原因はさまざまです。 その心臓の働きで最も重要なのは、全身の細胞に「酸素」を届け、各細胞にエネルギーを与えることです。 酸素不足によって身体機能が低下し、運動能力が低下すれば労作時には息切れが起きやすくなります。 「急性心不全の多くが 慢性心不全の急性増悪である」というのが、最近の考え方です。 ここで「急性増悪」とは見慣れない言葉かもしれませんが、文字通り「急に悪化すること」です。 番組中では、その心不全の進展ステージについて、よく使われる図解を引用した説明がありました。 ところがその図解の中で、大事なワード「急性増悪」と書くべきところが「急性憎悪」と書かれていました。 数分後に、番組中で桑子真帆アナが口頭で次のように訂正しました。 「キュウセイゾウアクという文字の『ゾウ』という字が間違っていました。正しくは『増える』という字です」 ここはやはり、「○増悪 ×憎悪」とテロップを出すべきでしょう。口頭でサラッと言われてもわかりにくい。 「憎悪」では、あまりにも恥ずかしいので、敢えてわかりにくく訂正したのかと勘ぐってしまいます。 実はこれ、私が学生時代に何度も教えられた、間違いやすい表現のひとつです。 なので教育的観点からも、NHKは何をどう間違えたのか、正誤を比べてきちんと説明した方が親切でした。 |
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