学年単位の区分
- 2014/10/20(Mon) -
西田敏行のTV CMにもあるように、今月から、成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まっています。
定期接種というのは、法令で定められた予防接種であり、一定の対象者の全員接種が目標です。
しかし実際には、接種希望者はそれほど多くなく、インフルエンザの予防接種とは雲泥の差です。

肺炎球菌ワクチンの定期接種対象年齢は、以前にも書いたように、65歳以上の5の倍数の年齢の方です。
今年度にその年齢になる方が対象であり、つまり「学年単位」で規定されています。
来年度になれば、来年度に対象年齢になる学年の方々が、あらたに接種の対象となるわけです。

5の倍数の年齢の方が接種できるいまの制度は、あくまで5年間の経過措置です。5年後に終了します。
5年後以降は、その年度に65歳になる方だけが接種対象であり、70歳以上は対象外となる予定です。

前にも書いたとおり、誰にとっても、このワクチンの定期接種対象となるのは1度きりなのです。
しかもいま接種対象の方は、接種のチャンスは残り5カ月余り。損な学年です。

そもそも、接種対象を学年単位にした意味がわからない。どうして単純に年齢で規定しなかったでしょう。
小中学生を対象とするワクチンなら、接種対象を学年単位で規定する意味はわかります。
しかしご高齢の方が対象のワクチンですよ。学年もへったくれもないでしょう。考えてもみてください。
(1)その年度に、5の倍数の年齢になる人
(2)接種する日に、5の倍数の年齢の人
どちらが分かり易い規定か、一目瞭然です。接種の際の確認作業を行う、医療機関の身になってほしいです。

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