インスタントカメラ
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- 2014/10/27(Mon) -
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まったくお恥ずかしいことですが、今日の今日まで、富士フイルムの「チェキ」を知りませんでした。
撮影した写真がカメラ本体から出てくる、インスタントカメラのことです。 海外で売上げ絶好調で国内販売も増え、富士フイルムではデジカメ販売数を上回る気配とのこと。 それにしても、個人個人がスマホやデジカメで撮影する写真は、年間にどのぐらいの数になるのでしょうね。 でもいくら多くても、スマホ1つの中に収まります。事実上、保存容量は無限大と言ってもいいでしょう。 そのおかげで、どうでもいい写真が山のように保管されていきます。 サイクリングで目にした絶景があれば、最高のショットが撮れるまで、何度でもシャッターを切ります。 しかもベストショット以外の写真も、保存してたりします。不要な写真を削除する必要性を感じないのです。 このようにして写真1枚1枚への思い入れが希薄化し、ライブラリは膨らんでいくばかりです。 一方で昔の銀塩フィルムには、どのように写っているのかあとで見るまでわからない、緊張感がありました。 そしてその分、出来上がった1枚の写真への思い入れも大きいものでした。 チェキは手軽なだけでなく、複製のない1枚だけの写真ができるところが、むしろ新鮮なのでしょうね。 エボラ出血熱の治療薬といい、富士フイルムはいま、旬な会社です。
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