FC2ブログ
バンザイ早すぎ
- 2014/11/21(Fri) -
クラシックコンサートでは、演奏終了後にいっときの間(ま)があって、そして「ブラボー」の声が出ます。
残響がすっかり消え失せるまでが音楽です。余韻まで十分堪能してから、拍手を始めるのがマナーでしょう。
ところが時々、先走って拍手をしたりブラボーと叫ぶ人がいます。まったく興ざめですね。

NHKの国会中継を見ていたら、それと同じような出来事が、今日の衆議院本会議場で起きました。
以下、私が目にした光景と考察を、2年前の衆議院解散と比較しながら、時間順にレポートします。

・午後1時すぎ、解散詔書を持って議長応接室まで歩いてくるのは、2年前と同じ河内隆・内閣総務官です。
前回と異なるのは、本会議場で法案の採決が行われていたこと。河内氏はしばらくイスに座って待ちます。
・1時11分、採決が終了。詔書を乗せたお盆は、どこからか現れた菅官房長官に手渡されます。
本会議場には、法案採決に欠席していた民主党議員などが入場。菅氏はしばらく、扉の裏で立って待ちます。
・1時13分、菅氏が本会議場に入場。向大野新治・衆議院事務総長にお盆を手渡します。
前任の鬼塚氏とは異なり、向大野氏の詔書を開く手がひどく震えてます。それを見て伊吹文明議長が苦笑い。
その向大野氏から、伊吹議長に詔書が手渡されました。ここからの顛末が、少々どっちらけです。

・1時14分、伊吹議長はまず、座ったままで補足的な発言。これは前回の横路議長とは異なるパターンです。
「ただ今憲法第7条により詔書が発せられた旨内閣総理大臣から伝達されましたので、これを朗読を致します」
「を」が多いことに注意)
・議長起立、議員も起立。議長が宣言「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。御名・・」
・ここでいきなり「バンザーイ」の声。一部議員らがそのまま万歳三唱。思わず口をつぐむ伊吹議長。
・万歳の終了を待って、議長大声で「御名御璽。平成26年11月21日、内閣総理大臣・安倍晋三。以上です」
・そして議長は一礼して一言「万歳はここでやってください」。それと同時に、再び万歳三唱、続いて拍手。

なんとも間抜けな、万歳三唱x2=6唱となってしまいました。
まさか伊吹議長が「御名御璽」以下まで、全文を読み上げるとは思っていなかったのでしょう。
しかし、人の言うことは最後まで聞くものです。重大な宣言なのだから、しっかりかみしめて万歳しなきゃ。

関連記事
この記事のURL | 社会問題 | CM(0) | ▲ top
<<工事現場で寝る | メイン | 閉所嗜好症>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |