混入されたES細胞
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- 2014/12/27(Sat) -
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「STAP細胞」に振り回された1年でした。
画期的発見→疑惑→コピペ論文→「STAP細胞はあります」→笹井氏自殺→検証→「ES細胞でした」 STAP細胞としていたものはES細胞であったと、理化学研究所の調査委員会が、昨日発表しました。 科学的分析によるこの結論は、ほぼ間違いないでしょう。となると最大の疑問は、ES細胞混入の経緯です。 まず、ES細胞の混入は、故意なのか偶然(事故)なのか。故意と考えると、2つの疑問が生じます。 誰がES細胞の混入を実行したのか。 (1)小保方氏(単独または共同) (2)小保方氏以外 誰がES細胞の混入を知っていたのか。 (A)小保方氏(単独または共同) (B)小保方氏以外 ここは(1ーA)と考えるのが自然ですが、しかし本当にそうなのか。(1ーB)の可能性はないのでしょうか。 誰かが小保方氏にES細胞を渡し、しかしそれを小保方氏はES細胞だとは知らずに、実験に用いた場合です。 その場合、小保方氏自身は、自分がSTAP細胞を新発見したと勘違いしてしまいます。 自分の目で発見した事実なので、それを早く発表するためなら、論文を捏造してもかまわない、となります。 誰に何を言われようと、絶対に確信があるので、「STAP細胞はあります」、となります。 ところが検証実験は、うまくいくはずがありません。もうだれも、ES細胞を混入してくれないからです。 決してオボちゃんを擁護するわけではありませんが、そんな可能性もあり得るなと、思った次第。 ただ、誰がES細胞を混入したとしても、追試で再現が不可能とわかっている捏造を、なぜしたんでしょうね。
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