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隔離用の待合室
- 2015/01/21(Wed) -
全国保険医団体連合会が、「新規開業医の手引・改訂版」というのを出版したので、1冊入手しました。
いまさらですか、などと言わないでください。初心を忘れないためにも、あれこれ再確認してみたいのです。

どうやら、不要な確認をして後悔するのが私の悪い癖。確認したいという好奇心には勝てません。

たとえば電器店で何かを買うと、帰宅後にその価格が適正であったかどうか、通販価格を調べてしまいます。
それなら、買いに行く前にネットで確認しとけよ、って話ですけどね。

さて、冒頭で紹介した手引の「待合室」についての記載をみると、通り一遍のことしか書かれていません。
「圧迫感が無く開放的で落ち着いた雰囲気をつくること、十分な採光と広さを確保できるように考慮します」

これではさすがに、手引きとしては不十分でしょう。感染症患者の隔離について、触れていないからです。
それこそ、いま私の頭を悩ませているのが、まさに隔離の問題なのです(毎年この時期の悩みです)。

インフルエンザを疑う症状の患者さんが3人いても、その3人を同室で待たせるわけにはいきません。
2人がインフルエンザで、あとの1人は別の感染症、という可能性もあるからです。

大勢の発熱者が来院すると、隔離するための部屋が足りないので、次のような工夫で切り抜けています。
(1)予約制を徹底し、診療の進捗状況をわかりやすくして、順番ギリギリまで自宅で待てるようにする
(2)クリニックに到着しても、診察の順番が来るまでは、駐車場の自家用車内で待ってもらう
(3)院内では、隔離室として使える4カ所の部屋を、要領よく使い回す

ぜひ手引に記載してほしいのは、小さな隔離用待合室をいくつも準備すること。これは切実な問題です。

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