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予防医療の拡充が本筋
- 2015/01/26(Mon) -
本日、通常国会が召集されました。長い冬休みでしたね、議員さんたちは。
安倍首相は今国会を「改革断行国会」と位置づけて、医療や農業の改革を断行する考えとのこと。

「断行」という言葉の響きは勇ましいですが、本気で断行されたら、たぶん医療機関には打撃です。
小泉内閣時代からそうですが、国民あるいは国の財政を立て直すとき、医療費はいつも削る方向なのです。
高齢化が進んでいるのに、国民1人当たりの医療費は抑えようという、困難な改革が断行されるのでしょうか。

医療費削減をめざすなら、予防医療の充実を図るのが本筋というもの。ぜひその方向で断行してほしいです。

特定健診(いわゆるメタボ検診)は、効果ナシとは言いませんが、有料なので受診率は低迷しています。
受診者の多くが、日ごろ通院治療している生活習慣病の経過観察用に、特定健診を流用しているのが実態。
本来の、メタボを発見するという目的で受診する方は、残念ながらごく少数です。

人間ドック学会は昨年、健診の基準値を大幅に甘くしましたが、いったい何考えてるんですかね。
厳し目の基準を設定して、生活習慣病の予備軍を早期発見することにこそ、健診の意義があるというのに。

予防接種はどうでしょう。子宮頸がん予防(HPV)ワクチンは、ご存じの通り、事実上の中断中です。
ワクチン反対派は、定期的に子宮がん検診を受ければ、がんを早期発見・早期治療できる、と言います。

でも、発がんするまで待って早期発見して手術するよりも、発がんを予防した方がいいに決まっています。
どうしてその理屈が多数意見にならないのか、不思議でなりません。

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