ジョナサン・アイブ
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- 2015/02/27(Fri) -
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Appleの製品を語るとき、ジョナサン・アイブ(ジョニー・アイブ)を語らないわけにはいきません。
デザインを何よりも重要視したジョブズの、その期待に応え続けたAppleのデザイナーがアイブだからです。 3年前頃は、ジョブズ本が大ブームでしたが、最近は、アイブ本やアイブの記事をよく目にします。 ちょうど今日、2月27日は、彼の48歳の誕生日です。 ジョブズがAppleに復帰した1997年、デザイン部門はアイブが統括することになり、現在に至ります。 彼がiMacをデザインしたのが31歳のとき。以後のMacやiPodやiPhoneやiPadまで、彼の手によるものです。 完璧主義のジョブズを納得させるため、ジョブズと同程度に完璧主義だったことは、容易に想像できます。 しかし、4月にも発売されるApple Watchは、どうみても斬新じゃない。少なくともデザインはありきたり。 残念ながら、アイブといえども、スマートウオッチのデザインには限界があるということなんでしょうね。 それはつまり、腕時計型のウエラブルデバイスの、宿命かもしれません。すなわち、 (1)日用品でありながら装飾品でもある (2)メインの機能はあくまで時計である たとえば私のiPhone 6 Plusなど、携帯電話としてはとうに、限界を超えた大きさです。だけど許容できます。 なぜなら、誰も電話とは思っていないからです。通話機能など、いくつかの機能のひとつに過ぎません。 ところがスマートウオッチは、やはり時計なんでしょうね。日頃は淡々と、時刻を表示するだけですから。 数千万台単位で売ろうとするなら、腕時計として許容できるデザインでなければならない、てことでしょう。 アイブはApple Watchのデザインについて「困難かつ屈辱的」だったと語っています。つらい言葉です。
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