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千進法と万進法
- 2015/04/14(Tue) -
インドネシアの2014年の名目GPDは、10,095,000,000,000,000ルピアだったそうです。
これだけの桁数の数字を見て、瞬時に、1京95兆ルピアだとわかるのは、銀行員の方ぐらいのものでしょう。

3桁ずつに区切られた表記を、4桁ずつ区切って読む日本語って、ムダにややこしいですよね。
明治時代に入ってきた「千進法」と、それ以前からある「万進法」の共存に、そもそも無理があるのです。

インドネシアでは、1ドル=13,000ルピアまでルピア安になり、数年前から「デノミ」も議論されています。
1,000ルピアを新しい1ルピアにして、財務管理を簡素化して経済効率を改善させようという考えです。

それを上回るのがベトナム。1ドル=2万ドン以上のドン安が、ドンドン進んでいます。
ただしこちらは、輸出を増やして経済成長を促すための、通貨安政策のようです。

ところで、英単語の「denomination」について私は、これまでずっと、勘違いをしてきた経緯があります。
denomination=de-nomination、通貨の命名を替える意味なのかな、ぐらいに思っていました。

英語に厳しい知人から、denominationとは「通貨単位(名)」のことだと指摘され、思い違いに気づいた次第。
デノミの意味では「change of denomination」ですが、日本人がdenomiの部分だけ使っているわけです。

「chaneg of」を省いたのでは意味が逆になるのに、そのことには無頓着なのが、和製英語の面白いところ。
日本語って、言葉の論理よりも語感(語呂)を優先して、大事な部分を省くことがありますね。
たとえば、前にも書いた「認知症」もそれに近い。認知障害=認知症、というのは、オカシな命名法です。

選挙中にも聞かれた言葉「世代交代 change of generation」を、「ジェネ」と言い始める日も近いでしょう。

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