首相官邸のドローン
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- 2015/04/24(Fri) -
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ドローンが、首相官邸の屋上で発見された事件が、波紋を広げています。
関与を認める男性が、福井県警小浜署に出頭したとか。原発政策への抗議だったとも、報じられています。 出頭したのがオバマ署というところが、訪米前の安倍首相へのメッセージだったのかどうかは不明です。 日本はいつも、先進技術に関わる対応が後手後手。ようやく今後、ドローン規制の法整備が加速しそうです。 これからドローンで悪事を働こうと考えていた方にとって、今回の一件は、まずい事案です。 とは言え、テロや犯罪行為にドローンを使う人間には、ドローンを法律で規制しても影響は少ないでしょう。 どっちみち、法に反してドローンを使うからです。 直接影響を受けるのは、仕事でドローンを使う人。使用や所有が、許可制や免許制になるかもしれません。 もっと困るのは、趣味や遊びでドローンを飛ばしている人たちです。免許制は敷居が高い。 従来のラジコンも含めて、無線コントロールによる飛行体はすべて、規制されてしまうことでしょう。 法整備が出遅れたものだから、逆にやみくもに厳しく規制するようなことも、あり得ます。 さて、どこまでが規制対象になるのでしょう。 (1)無線操縦による飛行体:間違いなく対象 (2)自律飛行をする飛行体:ドローンには違いないので規制対象でしょう (3)有線操縦による飛行体:昔なつかしい「Uコン」とか、それこそ凧もヘリウムガス風船も含まれるかも おそらく有線は対象外でしょう。でもうっかり風船から手を離すと、違法行為とみなされるかもしれません。 ヒモはしっかり握りましょう。手を離す予定の風船には、自律飛行体運用許可申請手続等が必要です。
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