医者モノのドラマ
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- 2015/04/28(Tue) -
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医者モノのTVドラマは、昔と違って、手術シーンなどにそこそこリアリティーがあります。
おそらくそれは、専門用語をあえてそのまま飛び交わせ、ドラマがテンポ良く展開するからでしょう。 その意味でのリアリティーを私が感じたのは、「ER緊急救命室」が最初だったかもしれません。 専門用語の意味は解説しませんので、想像で補いながら見てください、ということなのです。 だからたまに、専門用語を説明するような口調のセリフが出てくると、リアリティーぶち壊しです。 実際の医療現場で、そのようなわざとらしい会話などありません。用語はテロップで解説すればいいのです。 「DOCTORS2」も「Doctor-X」も「医龍」も、主人公はスーパー外科医です。 そんなヤツはおらん、という人物ばかりですが、まあそれがドラマだからしょうがない。 ツッコミどころ満載でも、面白ければヨシとしましょう。 「Dr.倫太郎」は、堺雅人主演なので期待して見ましたが、どうも私の趣味ではありませんでした。 「医師たちの恋愛事情」は、外科医が主人公らしいですが、タイトルがもうダメです。 「総合診療医ドクターG」は、ドラマじゃないのに、ドラマのように展開するところが面白いですね。 手術という見せ場のある外科医とは異なり、内科医の診察過程は地道ですが、興味深く見せてくれます。 メスを手にした真剣勝負が手術なら、病因を追い求める診察は頭脳戦。 外科医がアクションドラマの主人公なら、内科医は推理ドラマの名探偵というわけです。
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