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カンピロバクター
- 2015/05/04(Mon) -
この大型連休は、火曜・金曜の定期休診日以外、ずっと診療してます。なので明日はやっと、休めます。

いまだにインフルエンザ(B型)がチラホラ出るのには驚きますが、最近いちばん多いのは胃腸炎です。
カンピロバクターによる細菌性胃腸炎も、ときどき登場します。
先日報じられた、北海道の焼肉店で食事をした中学生の死亡事件も、この細菌による食中毒とされています。

当院で、カンピロバクター感染を確定診断するすべはありません。すべて、状況証拠に基づく診断です。
カンピロバクターというのは、ニワトリなどが保菌している細菌です。
嘔吐や下痢を発症する数日前に、鶏刺しか鶏のタタキを食べた、という人なら、ほぼ間違いないと思います。
ただし潜伏期が2日から5日と比較的長いので、食事内容を数日間さかのぼって、問診する必要があります。

豚肉を生焼けで食べる人はいないでしょう。生の牛肉にも、注意を払うようになりました。
そんな中で、何となく危機感を抱きにくい生の鶏肉は、盲点のような存在です。

鶏肉を切ったまな板から、野菜などの食材を介して、感染が広がることもあります。
自宅ではもちろん料理店でも、食材管理が徹底していなければ、つねに食中毒の危険があるわけです。
まして、バイキング形式の店だと、客が自由に食材に触れるので、清潔面では大いに不安があります。

例の北海道の焼肉店の写真を見ると、バイキング用の肉とサラダと果物のトレーが、近接して並んでいます。
このようなリスキーな店に、どうしても行きたいのであれば、サラダと果物は食べないことですね。

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