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アクセントの平板化
- 2015/05/22(Fri) -
「くまモン」の正式なアクセントは、頭にアクセントがある「頭高型」であると、以前書きました。

しかし実際には、日頃の診療で接する子どもたちのほとんどが、いわゆる「平板型」で発音しています。
念のため説明しますと、頭高型とは「仙台」と同じアクセント、平板型は「熊本」と同じです。

私も平板型です。なにより、「くまモン」と「くまもと」のアクセントが同じ方が、自然だと思うからです。

アクセントの平板化は、その言葉をよく使う人から始まり、若者中心に広まっていくといわれています。
本来は頭高型であった「モデル」や「ドラマ」が、今はたいてい平板型で発音されるようになりました。
頭高型のようなメリハリのついたアクセントよりも、平板型の方が発音しやすいのかもしれません。

このような変化は、外来語に限りません。「電話」はすっかり平板化したし、「電車」も平板化途上です。
となれば、くまモンだって、どっちみち平板化するのです。最初から平板型にするのが合理的というもの。

概して、頭高型のアクセントは昭和臭く、平板型は今風です。
くまモンを頭高型と決めたのは、熊本県(県庁)です。主犯は知事かもしれません。発想が古いのです。

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