爽やかな五月晴れ
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- 2015/05/24(Sun) -
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雨天かと思われていた今日は、すっかり晴れ渡り、絶好の運動会日和でした。もちろん私は、診療でしたが。
ギックリ腰もほぼ完治し、先週には胃と大腸の内視鏡検査も無事クリア。 こうなると、爽やかな五月晴れの休日には、そろそろ阿蘇方面へのサイクリングも計画したいところです。 と書くと、こら、お前の日本語はどうなっとるのかと、激おこする方、いますか。 「爽やかな五月晴れ」という言葉が、間違っているような、許容されているような、微妙な表現だからです。 「五月晴れ」 (1)五月のよく晴れた天気 (2)梅雨の晴れ間 本来の意味は(2)。つまり、旧暦五月の梅雨=五月雨(さみだれ)の、合間の晴れ間のことだというわけ。 しかし、梅雨入り前の5月の晴天は、気温もほどほどで心地よいので、(1)の意味でもしっくりきます。 元は誤用だとしても、今となっては使いやすい言葉です。なにしろ、5月の晴天は爽やかです。 「爽やか」 新明解国語辞典(私の好きな第四版)によると、 (1)きれいで程良く冷たい大気が、一種の緊張感と清新の気を与えてくれる様子 (2)精神的にもふっきれ、生理的にも滞る所が何も無い様子 俳句の世界ではしかし、「さわやか」は秋の季語だそうです。だから春に使うと違和感がある人もいるとか。 でも多くの方には、どの季節に使おうが、違和感のない言葉だと思います。 俳句をたしなむ風流人が、当ブログを読む可能性も低いでしょうから、私は春にも使わせていただきます。
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