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山口のアクセント
- 2015/05/31(Sun) -
視聴率が低迷してNHK会長も怒ったという大河ドラマ「花燃ゆ」は、今夜やっと、奇兵隊が登場しました。
これでドラマにも動きが出て、今後は盛り上がるのでしょうか。長州出身の私としては、それが心配です。

ところで前にも書いたように、「山口」という言葉のアクセントは、地元と共通語では異なっています。

地元では、「や」にアクセントのある「高低低低」パターン。ちょうど「仙台」や「ピグモン」と同じ。
ところが共通語では、「ま」にアクセントのある「低高低低」。これは「福岡」や「ピロシキ」と同じです。

ドラマでは、先週の放送回で、長州藩庁が萩から山口へ移され、山口という言葉が頻繁に登場しました。
ところが、多くの登場人物が「や」アクセントで話すのに、主人公の文は「ま」にアクセント。なぜ?

そもそも地名のアクセントは、地元の読み方を優先するべきだと思うのです、共通語でもドラマでも。

いったいNHKは、地元の発音をどう考えているのか。調べてみたらありました。2013年の放送用語委員会。
「NHKの放送でのアクセントは、共通語の範囲内で再現できるものを用いることを原則とします」とのこと。

これはどういうことでしょう。「共通語の範囲内で再現できるものを」という部分が、いかにも意味深長。
つまり、地元民にしか発音できない読み方は困るというわけです。ピンとこないので、具体例を見てみると、

「西宮」:関西弁では「高高高高高」と、全部にアクセントのある平板型。ありゃ、そうですか。
「尼崎」:関西弁では「低低低低高」と、最後にアクセントのある特殊な発音。こりゃまた。

たしかに、地元アクセントをすべて、共通語にすべきとは限らないのかも。でも、山口はどうなんでしょう。

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