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大腸がん検診の年齢
- 2015/07/10(Fri) -
大腸がんは増えています。早期発見・早期治療のためには、定期的な検診が有効です。
大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)に抵抗がある方なら、まず、便潜血検査を受けてみましょう。
そして万一、便潜血が陽性なら、胃と大腸の内視鏡検査を、早めに受けるべきです。

熊本市でも、40歳以上の方は、無料で大腸がん検診(便潜血検査)を受けられる制度があります。
ただし、40歳から60歳までの、5の倍数の年齢の方だけが対象というのが、いかにも中途半端です。
もっともらしく「働く世代の大腸がん検診推進事業」と銘打って、高齢者を対象外にするのも本末転倒です。

そもそも、5の倍数の年齢だけを対象にするのは、どういう了見なのか。
検診が5年に1回で良いとは、とても考えられません。5年も放っておいたら、進行がんになってしまいます。
がんの早期発見を目指すなら、そしてがん治療の医療費を削減したいなら、便潜血検査は毎年行うべきです。

さらに、もっとオカシイのは、対象年齢を定める誕生日の規定です。
今年、平成27年度の対象者は、今年の4月1日の時点で、対象年齢(40, 45, 50, 55, 60歳)であった方です。
つまり、「今年度の対象者=昨年度対象年齢になった方」ということになります。

何が問題かというと、成人用肺炎球菌ワクチンの、定期接種対象者の規定と、基準が異なるからです。
肺炎球菌ワクチンの接種対象は、65歳から100歳までの、今年度5の倍数の年齢になる(なった)方です。
つまり、「今年度の対象者=今年度対象年齢になる方」なのです。

規定がわかりにくいだけでなく、制度によって基準が異なるというのは、混乱の元。大問題です。
どうして単純に、検査日や接種日の時点での年齢を、対象の基準にしなかったのでしょうね。

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