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漢和辞典を比べる
- 2015/08/26(Wed) -
日本国語大辞典(小学館)」(オンライン版)を使っていることは、前に書いたとおり。
あまりにも充実した辞典なので、暇さえあれば読みふける日々です。「新明解」とはまた別の面白さですね。

国語辞典だけではありません。最近は漢和辞典にも、はまっています。今日はその話題。

「新潮日本語漢字辞典」は座右の書。漢字をじっくり調べるときは、まずこれ。紙質が良くて愛着がわきます。
「字通(白川静)」(オンライン版)も頻繁に利用しています。ちょっと使うときは、オンライン版が便利。
白川静でいうなら、「字統」と「字訓」はオンライン版がないので、買おうかどうしようか、悩み中。
「角川漢和中辞典」も持っていますが、「新潮」や「字通」に比べると見劣りしますね。

「新漢語林(大修館)」は、学習用として定評があります。
大修館書店といえば、言語学に強い出版社。高校の教科書でも使ったような(うろ)覚えがあります。
標準的な漢和辞典として、これは持っておくべきでしょう。ダウンロード版で入手しました。

文筆家でもなければ、これらで十分なのですが、私はどうしても「大辞典」が欲しくなる性分なのです。
それが「大漢和辞典(大修館)」。全15巻(25万円也)。いくらなんでも買いませんよ。
と思っていたら、その精選版ともいうべき「広漢和辞典(大修館)」があるじゃないですか。全4巻。
で、それが今日、届いたのです。4巻で9.2kg。もちろん、中古本です。

今夜は、これらの漢和辞典の使い比べをしてみました。まずは、私の名字にもある「鶴」の字の比較検討から。
「新潮」には「鶴亀」のような、訓読みの用例も掲載されています。これは意外と、画期的なことなのです。
「字通」は、白川静の世界に没入できるところが、最大の特徴。読み物のような雰囲気を感じます。
「新漢語林」では、私が何十年も信じていた筆順が、間違いだったと知りました。自分の名前の漢字なのに。
「広漢和」すっごく詳しいです。でも内容の4分の3は、漢文の用例なので、閉口しました。

というわけで、コスパでは「新漢語林」、趣味的には「字通」、総合的には「新潮」が、私のオススメです。

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