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インフルいつ打つか
- 2015/10/07(Wed) -
いまでしょう、インフルエンザワクチンを接種すべきなのは。
その理由を含めて、インフルエンザワクチンの効果を最大限に発揮させる方法を、ご説明します。

1回接種よりも2回接種の方が、当然、有効性は高いです。なのでここでは、2回接種を前提に話を進めます。
2回接種の場合、1回目と2回目の間隔は、4週間以上あけた方がより強い免疫が付きます。6週間でもOK。
米国では、1カ月以上の間隔をあける規定になっているぐらいです。
ワクチンの予防効果は、2回目の接種の2週間後ごろから、約5カ月間続くと考えられています。

さて、インフルエンザの流行期は、例年12月から3月ごろです。
12月初めまでに予防効果を得るためには、11月半ばまでに2回目の接種をする必要があります。
となると、1回目は10月前半に接種しなければ間に合いません。それが、今なのです。

ワクチンの効果は5カ月間続くので、2回目が11月であれば、4月までカバーできる計算です。

以上より、私が推奨する接種時期は、1回目が10月前半、2回目がその4週間後、ということになります。

もともとインフルエンザワクチンは、それほど有効性の高いワクチンではありません。
だからこそ、どうせ接種するのなら、その効果を最大限に生かせるタイミングで打つべきなのです。
それが、いまでしょう。

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