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杭打ち業界みな不正
- 2015/11/14(Sat) -
旭化成建材の杭打ちデータ改ざんは、一人の社員が起こした悪質な不正行為だと、当初はそう思っていました。
しかし、今後予想される建て替え費用や賠償金は巨額です。とうてい、個人が償える額ではありません。
このまま個人攻撃が続くと、ヘタをしたらその社員は自殺でもしかねないと、内心オロオロしていました。

ところが幸か不幸か、杭打ちの不正行為は、他の社員が担当した工事でも、たくさん見つかりました。
つまり、会社の体制や体質に問題があったか、もしかすると会社ぐるみの不正だったということになります。
特定の人物だけが集中砲火を浴びなくてもよくなったので、少しホッとしました。

相手が会社となれば、徹底的に糾弾されるべきです。この際、全部建て替えてしまえ、とさえ言いたくもなる。

と思っていたら、業界大手のジャパンパイルでも、杭打ちデータ改ざんが見つかりました。
杭打ち業界でのシェア25%というのは、旭化成建材の10倍の規模です。
ここまで問題が拡大すると、もはや全部立て替えろとも言えません。日本中が混乱してしまいます。

ジャパンパイルは、ゼネコンから杭打ち工事を受注すると、別の会社(=孫請け)に工事を発注するようです。
さらに、そのまた下請け(=ひ孫請け)が、工事を担当する場合もあるとのこと。

杭打ちの大手と言われる会社が、自前では工事せず、これだけの多層下請け構造になっているとは驚きます。
おそらく杭打ちに限らず、建築の各工程がいちいち、下請け孫請けのオンパレードなのでしょう。
不正や手抜きの入る余地など、あちこちにありそうです。建設業界の闇の部分かもしれません。

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