大納言ぜんざい
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- 2016/01/03(Sun) -
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子どもの頃は、デパートやスーパーの初売りが1月4日だったので、三が日の街中はひっそりしていました。
もちろん、コンビニなんてありません。一般の商店も飲食店も、三が日はすべて閉店していました。 となると3日間、食べるものはひたすら「おせち(お節)」ということになります。あと、お餅とみかん。 いまでは、保存食という意義はうすれましたが、おせち料理を絶やすわけにはいきません。 縁起物であり文化であり、故郷の味や地域の特産など、いろんなものを代々伝えて行かなければなりません。 おせちの定番のうちでも、私が好きなのは「黒豆」です。豆全般が好きなのです。ぜんざいも好きだし。 そして前から思っているのは、黒豆(黒大豆)でぜんざいを作ったらどうなるんだろう、という疑問。 「黒豆」はまだ試していませんが、「大納言小豆」のぜんざいなら、以前いちど作ったことがあります。 煮ても腹が割れないところから、殿中で抜刀しても切腹しなくてい良い「大納言」の名が付けられたこの小豆。 かなり煮詰めたので、さすがの大納言の腹も割れましたが、それでも豆の形が保たれているのはさすが。 大粒で食べ応えのあるぜんざいが出来上がりましたが、見かけが煮豆風で、ぜんざいっぽくないのが難点です。
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