逆手で逆上がり
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- 2016/01/05(Tue) -
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小学校のときには苦労しました、逆上がり。どんだけ運動神経が鈍かったんでしょうね。
やがて逆上がりができるようになってみると、どうしてできなかったのかが不思議でしょうがない。 逆上がりするとき、皆さんは日ごろ鉄棒をどのように握りますか。ていうか日ごろ、逆上がりしませんけどね。 順手でしょうか、逆手でしょうか。このときの逆手は「ぎゃくて」と言いますか、「さかて」ですか。 「逆上がり」は「さかあがり」であって、「ぎゃくあがり」とは言いませんね。 いやいや、もしかして今日のブログを、タイトルからずっと、「ぎゃくあがり」で読んできた人いませんか。 前置きが長くなりました。じつは私、つい最近まで、「逆手に取る」の読み方を、勘違いしていたのです。 「さかてにとる」が正しくて、「ぎゃくてにとる」はよく使われるけど厳密には正しくない、と思ってました。 実はその逆。「さかてにとる」も間違いではないけど、本来は「ぎゃくてにとる」だったんですね。 ところが近年「さかて」派が台頭してきたようで、ついにNHKも2年前から「さかて」に変更したそうです。 つまり私の間違いも、今となっては結果オーライというわけです。 なぜか自信を持って「さかて」を使ってきた私のような人間が、ことばの揺れを牽引したのかもしれません。
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