加湿器を一新
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- 2016/01/13(Wed) -
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空気が乾燥するこの季節。室内もひどく乾燥します。当院では加湿器を一新し、新たに3台ほど配置しました。
以前使っていたものは、すべて処分しました。その理由を書くためには、まず、加湿器のおさらいから。 あちこちのサイトでも、詳しく解説してありますが、加湿器には、大きく分けて4種類あります。 (1)超音波式:超音波振動で水を霧に変えて放出します。冷たい霧が、ドンドン吹き出してきます。 (2)スチーム式:ストーブの上のヤカンと同様。そこそこ熱い湯気が出ます。ブクブクと音もします。 (3)気化式:ぬれタオルに扇風機で風を当てるような原理。吹き出すのは風だけ。うるさいし寒い。 (4)ハイブリッド式:以前は(1)+(2)タイプでしたが、最近は(2)+(3)のハイブリッドも。 当院では以前、待合室に超音波式の加湿器を、診察室と処置室にはスチーム式を置いていました。 しっかり加湿してるように見えるのは、超音波式です。しかし大きな欠点があります。衛生上の問題です。 加湿器の内部が汚れてくると、カビやウイルスなどに汚染された霧を、室内にまき散らすことになるからです。 もちろん当院では、毎日必ず、分解して洗浄と乾燥を行っていたので、その心配は無いと思っていました。 ところが最近、気化式の加湿器が増え始め、その宣伝文句とともに、超音波式の欠点が広く知られてきました。 毎日分解洗浄していることなど、誰にもわかりません。超音波式は不潔という風評には、あらがえません。 というわけで当院は、衛生上の疑念を抱かれぬよう、気化式主体の加湿体制に切り替えたわけです。
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