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イスカンダルから来熊
- 2016/02/16(Tue) -
「イスカンダルから、熊本の食肉加工場に視察の人々が訪れた」とのニュースを小耳に挟み、少々驚きました。
「イスカンダル」というと、『宇宙戦艦ヤマト』の物語では、放射能汚染された地球を救ってくれた星です。
「放射能除去装置の設計図を取りに来なさい」と言ってくれた人の星です。それがなぜ熊本。しかも食肉。

私が知らなかっただけなのですが、マレーシアの『イスカンダル計画』に関係する人たちでした。
これはシンガポールの対岸に20年かけて、人口300万人の都市を作るという、巨大プロジェクトだそうです。
その地域(ジョホール州)の前の王『イスカンダル王』にちなんで、『イスカンダル計画』です。

では「イスカンダル」とはなんぞや。ご存じの方も多いでしょうが、「アレキサンダー大王」のことですね。
“Aliskandar” の語頭の “al” が定冠詞と勘違いされて “Iskandar” になったと、Wikiにも書いてあります。

このように、言葉の解釈を間違えて新たな単語を作ることを「異分析」といい、とても興味深いテーマです。
たとえば「hamburg(ハンブルグ)+er」が、「ham(ハム)+burger」を経て、「burger」となった例が有名。
イタリア語では「カキ(cachi)」ですが、これが複数形と解釈され、1個なら「カコ(caco)」です。

「ミスド」ならまだしも、「マクド」に至っては、故意に異分析した例でしょう。
「モトカレ(元彼氏)」は通常の短縮語ですが、「モトカノ(元彼女)」は今風の異分析かもしれません。

ちなみにタイトルの「来熊」は、熊本の人にしか読めないかもしれませんが、「らいゆう」です。

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