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小児かかりつけ診療料
- 2016/03/21(Mon) -
この4月の診療報酬改定で、「小児かかりつけ診療料」という診療報酬が新設されます。

「かかりつけ」というのは、1人の患者を継続的に診療する、いわば主治医のような医療機関のことです。
「診療料」とは、そのような制度を利用する医療機関へのご褒美であり、インセンティブなわけです。

このように、国が何らかの制度を導入・誘導する際には、「アメ」(または「ムチ」)が用いられます。
先日書いた「お薬手帳」の件は、アメとムチを使い分けた例のひとつといえるでしょう。
今回の「小児かかりつけ診療料」は、とりあえず「アメ」です。

そして、その医療機関がゲットする「アメ」代は、医療費の増額という形で、患者が負担することになります。
言い換えれば、「患者がかかりつけ医にかかると、医療費は高くなる」ということです。
逆に言うなら、「患者はかかりつけ医にかからない方が、医療費は安くなる」わけです。おかしな話です。

医療機関へのインセンティブを、患者に負担させるような仕組みに、問題があるのです。

幸か不幸か「小児かかりつけ診療料」の対象は3歳未満。多くの自治体では、医療費の自己負担がありません。
なので患者は「かかりつけ医」にかかっても、負担が増えることはありません。ならいいのか?

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