FC2ブログ
医師免許取ってドラマ制作
- 2016/04/07(Thu) -
医学部をこの春卒業して医師免許を取得した女性が、TBSに入社した、というのが話題になっています。
ほとんど臨床経験の無いまま、研究職や行政職に就く「医師」は時々いますが、テレビ局というのは珍しい。

「もともと医療ドラマが好きで、医者になろうって思ったけど、でも本当に好きなのはドラマだった」
彼女のこのコメントを、どうしても私は理解できません。

「もともと野球中継が好きで、野球選手になろうって思ったけど、でも本当に好きなのは野球中継だった」
極端な話、こういうことでしょう。

「医者って格好いい」と言ってはばからない彼女。そのミーハー根性は、ドラマでどのように生かされるのか。
おそらく、一般ウケの良いドラマ作りに貢献するでしょう。つまりそれは、私の嫌いなドラマです。

たとえば外科医が主人公のドラマでは、緊迫した手術シーンのリアリティーが重要です。
ところが、第一線の臨床医が監修しているはずなのに、妙なシーンが多くて閉口します。
そこへ現場を知らない者が、医者ヅラをして制作に携わるようになったら、もっと変なことになりそうです。

良いドラマを作るために、医学部で勉強して医師免許まで取ったと考えれば、それはたいしたものです。
であるならば、せめて5,6年ぐらい若手医師として、現場で患者と向き合ってからでも遅くはないでしょう。
そのような経験を積んでから、ドラマ作りに転向した方が、よほど重厚な作品ができると思うのですが。

関連記事
この記事のURL | 映画・TV | CM(0) | ▲ top
<<犯罪捜査というニッチ市場 | メイン | 衝突回避システム>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |