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日本の活断層
- 2016/05/18(Wed) -
「全身状態良好」などというフレーズを、診療中に電子カルテに入力することは、しばしばあります。

「ぜんしん」で変換されるのは「全身」なのですが、自宅のMacだと、まっ先に「前震」が出ます。
「ほんしん」も、以前は「本心」と変換されていたのですが、いまは「本震」が第一候補。
「前」の反対は「後」です。ためしに「ごしん」と入力したら、「誤診」と出ました。ウケる。

「前震」という専門用語は、このたびの地震によって、日常用語に昇格しました。
「活断層」という言葉はおそらく、阪神・淡路大震災のときから、一般的にになったと記憶します。

「断層」と「活断層」の違いは何でしょう。あらためて確認してみました。
「数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層」のことを活断層というらしいですね。

「火山」と「活火山」も、それに似たような間柄です。
「おおむね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山」が活火山、とのこと。

活火山かどうかは1万年程度で判断し、活断層は数十万年のオーダーで考えるとは、ずいぶん開きがあります。

活断層にかかる力は、元々は地球のプレート運動なので、いつも同じような力が同じ向きに作用しています。
力が作用し続けているのに断層面が固着しているので、ひずみがたまり、ついにずれ動くというわけです。
そのような動きが起きる周期は、1000年から数万年間隔と考えられています。
つまり、活断層が地震を起こすのはとても稀なできごとです。ただ、日本列島には活断層が多すぎるのです。

直下型地震に襲われたら大変なことになることは、このたびあらためて、日本中が痛感しました。
この機会に、首都機能の移転や分散を、真剣に検討すべきじゃないでしょうか。

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