アクセント新辞典
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- 2016/06/29(Wed) -
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NHKでは、放送におけるアクセントの取り決めとして、「NHKアクセント辞典」というものを作っています。
アクセントの統一は、全国の全世代の人たちの、なるべく多くの方が、聞いてすぐ理解できるのが目的です。 辞典の初版が発行されたのが昭和18年。今回は18年ぶりに5回目の改訂が行われ、第6版が発行されました。 税込5,400円。NHKのサイトを見るとなんと「入荷待ち」。「増刷中につき7月末頃のお届け」とのこと。 ならばAmazon、と思ったのにこちらも「一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です」と。 中古品ならありましたが、最安値の店でも送料込みで6,547円。高い店だと12,000円以上。ひどい話です。 全国のNHKと民放のアナウンサーが買うかもしれない辞典ですよ。次の改訂はどうせ、10年以上先ですよ。 最初から、もうちょっと多めに刷ったって、いいんじゃないの?、NHKさん。 しょうがないので、注文するために近所の紀伊國屋書店に行ったところ、なんと、1冊ありました。 熊本での売れ行きは、あまり良くないようです。 さて、真っ先に確認したのが「電車(デンシャ)」のアクセントですが・・・ 予想通り、最も推奨する(第1)アクセントは平板型「低高高」でした。頭高型「高低低」は第2アクセント。 2年前に第2版が出た金田一春彦の「日本語アクセント辞典」(三省堂)ではまだ、頭高型が第1だったのに。 昭和の発音が、どんどん消えていきますね。しょうがないけど。
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